JP6256634B2 - ウェアラブルデバイス、ウェアラブルデバイスの制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
1.背景
2.情報処理システムの基本構成
3.各実施形態の詳細な説明
3−1.第1の実施形態
3−2.第2の実施形態
4.変形例
本開示は、一例として「3−1.第1の実施形態」〜「3−2.第2の実施形態」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。最初に、本開示の特徴を明確に示すために、本開示による情報処理装置を創作するに至った背景について説明する。
次に、各実施形態において共通する情報処理システムの基本構成について図1を参照して説明する。図1に示したように、各実施形態による情報処理システムは、情報処理装置10、通信網12、およびサーバ20を含む。
情報処理装置10は、本開示による情報処理装置の一例である。情報処理装置10は、図1に示したように、例えばメガネ型のディスプレイを有する装置である。また、このディスプレイには、半透明なシースルー型のディスプレイを適用可能である。なお、シースルー型のディスプレイでは、利用者はディスプレイを介して、外部の環境を見ることが可能である。
なお、情報処理装置10は、例えば図2に示すようなハードウェア構成を有する。図2に示したように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)150、ROM(Read Only Memory)152、RAM(Random Access Memory)154、内部バス156、インターフェース158、出力装置160、ストレージ装置162、通信装置164、カメラ166、位置情報測定装置168、加速度センサ170、ジャイロスコープ172、およびマイクロフォン174を備える。
CPU150は、例えば各種処理回路などで構成され、情報処理装置10全体を制御する制御部100として機能する。また、CPU150は、情報処理装置10において、例えば、後述する動作認識部102、撮影制御部104、送信制御部106、表示制御部108、画像処理部110、顔領域検出部112、およびぶれ判断部114の各機能を実現する。
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。
RAM154は、例えば、CPU150により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
インターフェース158は、出力装置160、ストレージ装置162、通信装置164、カメラ166、位置情報測定装置168、加速度センサ170、ジャイロスコープ172、およびマイクロフォン174を、内部バス156と接続する。例えば出力装置160は、このインターフェース158および内部バス156を介して、CPU150などとの間でデータをやり取りする。
出力装置160は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic
Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。この表示装置は、カメラ166により撮像された画像や、CPU150により生成された画像などを表示する。
ストレージ装置162は、例えばCPU150が実行するプログラムや各種データを格納する、データ格納用の装置である。ストレージ装置162は、例えば、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、または記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含む。
通信装置164は、例えば公衆網やインターネットなどの通信網に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。また、通信装置164は、無線LAN対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。通信装置164は、例えば、後述する通信部120として機能する。
カメラ166は、外部の映像を、レンズを通して例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary
Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子に結像させ、静止画像又は動画像を撮影する機能を有する。
位置情報測定装置168は、例えばGPS(Global Positioning System)やGLONASS(Global Navigation Satellite System)などの測位衛星から測位信号を受信して、現在位置を測位する。また、位置情報測定装置168は、複数の基地局からWi-Fi電波(登録商標)を受信し、受信したWi-Fi電波の受信強度及び各基地局の位置に基づいて現在位置を測位する機能を有してもよい。また、位置情報測定装置168は、Bluetooth(登録商標)アクセスポイントとの間の通信に基づいて現在位置を測位する機能を有してもよい。なお、位置情報測定装置168は、後述する測定部122として機能する。
加速度センサ170は、情報処理装置10の加速度を測定する。加速度センサ170は、測定部122として機能する。
ジャイロスコープ172は、情報処理装置10の角度または角速度を測定する。例えば、ジャイロスコープ172は、情報処理装置10に加わる慣性力、またはコリオリの力を検出することにより、情報処理装置10の角速度を測定する。なお、ジャイロスコープ172は、測定部122として機能する。
マイクロフォン174は、外部の音声を集音する。マイクロフォン174は、測定部122として機能する。
通信網12は、通信網12に接続されている装置から送信される情報の無線、または有線の伝送路である。例えば、通信網12は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、通信網12は、IP-VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
サーバ20は、本開示における画像処理装置の一例である。サーバ20は、撮影画像に対して画像認識を行う機能を有する。また、サーバ20は、実世界における様々な情報を含む、複数の参照データを記憶部(図示省略)に記憶している。
以上、各実施形態による情報処理システムの基本構成について説明した。続いて、各実施形態について詳細に説明する。
[3−1−1.情報処理装置10の構成]
まず、第1の実施形態による情報処理装置10の構成について詳細に説明する。図3は、第1の実施形態による情報処理装置10の構成を示した機能ブロック図である。図3に示したように、情報処理装置10は、制御部100、通信部120、測定部122、撮影部124、および表示部126を有する。
制御部100は、情報処理装置10に内蔵されるCPU150、RAM154などのハードウェアを用いて、情報処理装置10の動作を全般的に制御する。また、図3に示したように、制御部100は、動作認識部102、撮影制御部104、送信制御部106、および表示制御部108を有する。
動作認識部102は、後述する測定部122による測定結果に基づいて、利用者の動作状態を認識する。なお、測定部122は、本開示におけるセンサの一例である。また、動作状態は、例えば、利用者の移動状態、利用者の目視に関する状態、または、利用者の発声に関する状態を含む。以下、それぞれの状態に関する具体的な処理の内容について説明を行う。
例えば、動作認識部102は、測定部122による測定結果に基づいて、利用者の移動状態を認識することが可能である。なお、移動状態とは、例えば、利用者が歩行している状態、走っている状態、自転車に乗っている状態、自動車、電車、飛行機などの乗り物に乗っている状態、または利用者が椅子に座っている場合のような静止している状態などを示す。
また、認識例2として、動作認識部102は、測定部122による測定結果に基づいて、利用者の目視に関する状態を認識することが可能である。なお、目視に関する状態は、利用者がどのような態様で対象を見ているかを示す。例えば、目視に関する状態は、利用者が特定の物体や人物などを注目していること、利用者が周囲を見回していること、または、正面や上下左右のような、利用者が見ている方向などを示す。
また、認識例3として、動作認識部102は、測定部122による測定結果に基づいて、利用者の発声に関する状態を認識することが可能である。なお、発声に関する状態は、例えば、利用者が他人と会話していること、利用者が黙っていること、または、利用者が発している声の大きさの程度などを示す。
撮影制御部104は、動作認識部102により認識された利用者の動作状態に基づいて、後述する撮影部124に撮影を行わせるタイミングを制御する。なお、本明細書では、以後、撮影制御部104が撮影部124に静止画像を撮影させる例を中心に説明する。この背景としては、本開示では、消費電力をできるだけ抑制することを目的とすることがある。但し、かかる例に限定されず、撮影制御部104は、撮影部124に動画像を撮影させてもよい。
より具体的には、撮影制御部104は、利用者が移動しているか否かに基づいて、撮影部124に撮影を行わせるタイミングを変化させることが可能である。例えば、撮影制御部104は、利用者が静止している場合には、撮影部124に撮影を行わせる頻度を利用者が移動している場合よりも小さくする。一般的に、利用者が静止している場合には、利用者が見ている景観の変化はあまり大きくないことが想定される。このため、この制御例によれば、例えば利用者が望まなかったり、利用者にとって価値が少ないと想定される画像が撮影されることを抑制することができる。
また、制御例2として、撮影制御部104は、動作認識部102により認識された利用者の目視に関する状態に基づいて、撮影部124に撮影を行わせるタイミングを変化させることが可能である。例えば、図5または図6に示した時刻t2の直後のように、利用者が注目していることが動作認識部102により認識された場合には、撮影制御部104は、撮影部124に撮影を行わせる。
また、制御例3として、撮影制御部104は、動作認識部102により利用者が発声したことが認識された場合には、撮影部124に撮影を行わせることが可能である。この制御例3によれば、利用者が他人と会話している場合において、例えば利用者がシャッターを切ることなく、相手の人物を自動的に撮影することが可能である。
送信制御部106は、例えば撮影部124により撮影された画像をサーバ20へ通信部120に送信させる。
表示制御部108は、例えばサーバ20から受信される付加情報などの各種文字列や画像などを、後述する表示部126に表示させる。
通信部120は、例えば無線通信により、通信網12に接続された各種装置との間で情報を送受信する。例えば、通信部120は、送信制御部106による制御に従って、撮影部124により撮影された画像をサーバ20へ送信する。また、通信部120は、上記の付加情報をサーバ20から受信する。
測定部122は、例えば、位置情報測定装置168、加速度センサ170、ジャイロスコープ172、およびマイクロフォン174などから構成される。測定部122は、例えば、情報処理装置10の加速度、情報処理装置10の角度、または外部の音声を測定する。
撮影部124は、撮影制御部104による制御に従って、外部の静止画像または動画像を撮影する。
表示部126は、表示制御部108による制御に従って、例えばサーバ20から受信される付加情報などの各種文字列や画像などを表示する。
以上、第1の実施形態による構成について説明した。続いて、第1の実施形態による動作について説明する。
以上、例えば図3、図11等を参照して説明したように、第1の実施形態による情報処理装置10は、測定部122による測定結果に基づいて、利用者の動作状態を認識し、そして、認識された動作状態に基づいて、撮影部124に撮影を行わせるタイミングを制御する。このため、利用者の動作状態に応じて、撮影のタイミングを適応的に制御することができる。
以上、第1の実施形態について説明した。続いて、第2の実施形態について説明する。後述するように、第2の実施形態によれば、情報処理装置10は、サーバ20に送信する画像の情報量を減少させることにより、消費電力を削減することができる。
まず、第2の実施形態による情報処理装置10の構成について詳細に説明する。図12は、第2の実施形態による情報処理装置10の構成を示した機能ブロック図である。図12に示したように、情報処理装置10は、第1の実施形態と比べて、新たに画像処理部110、顔領域検出部112、およびぶれ判断部114を有する。
第2の実施形態による送信制御部107は、後述する画像処理部110により加工された画像をサーバ20へ通信部120に送信させることが可能である。より具体的には、送信制御部107は、撮影部124による撮影画像を基にして、画像処理部110により生成される、情報量が減少された画像をサーバ20へ送信させることが可能である。
画像処理部110は、撮影部124による撮影時において動作認識部102により認識された利用者の動作状態に基づいて、撮影部124により撮影された画像に対して情報量に関する加工を行う。より具体的には、画像処理部110は、撮影部124による撮影時において動作認識部102により認識された利用者の動作状態に応じた方法で、撮影された画像から情報量を減少させた画像を生成することが可能である。
例えば、撮影時において動作認識部102により例えば利用者が見回していたり、俯いていたり、または仰向いていることが認識された場合には、画像処理部110は、撮影された画像から解像度が圧縮された画像を生成する。
また、加工例2として、撮影時において動作認識部102により利用者が注目していることが認識された場合には、画像処理部110は、撮影された画像から所定の領域を切り出した画像を生成することが可能である。
また、撮影時において利用者が移動していることが動作認識部102により認識された場合には、画像処理部110は、撮影された画像から所定の領域を切り出した画像を生成することも可能である。
また、撮影時において利用者が俯いていることが動作認識部102により認識された場合には、画像処理部110は、撮影された画像の下端から所定の距離以内の領域を、撮影された画像から切り出すことが可能である。
また、撮影時において利用者が仰向いていることが動作認識部102により認識された場合には、画像処理部110は、撮影された画像の上端から所定の距離以内の領域を撮影された画像から切り出すことが可能である。
また、加工例3として、図22または図23に示したように、後述する顔領域検出部112により、撮影された画像に含まれる人物の顔領域が検出された場合には、画像処理部110は、撮影された画像から、検出された顔領域を切り出した画像を生成することが可能である。
また、変形例として、後述するぶれ判断部114により撮影された画像が閾値以上ぶれていると判断された場合には、画像処理部110は、撮影時において動作認識部102により認識された利用者の動作状態に基づいて、撮影された画像に含まれるぶれを補正することも可能である。例えば、撮影時において利用者が歩行状態にあることが動作認識部102により認識された場合には、画像処理部110は、例えば予めストレージ装置162に記憶されている、歩行状態に応じたぶれの補正プログラムにより、撮影された画像を補正してもよい。
顔領域検出部112は、撮影された画像に含まれる人物の顔領域を検出することが可能である。例えば、顔領域検出部112は、撮影された画像において、目、鼻、または顔の輪郭などの特徴点を抽出することにより、人物の顔領域を検出する。
ぶれ判断部114は、撮影された画像が閾値以上ぶれているか否かを判断する。例えば、ぶれ判断部114は、撮影時においてジャイロスコープ172により検出される角度の変化量の大きさに応じて、撮影された画像が閾値以上ぶれているか否かを判断する。なお、閾値は、例えば情報処理装置10の設計者もしくは利用者により設定される値であってもよい。
以上、第2の実施形態による構成について説明した。続いて、第2の実施形態による動作について説明する。
以上、例えば図12、図24等を参照して説明したように、第2の実施形態による情報処理装置10は、まず、測定部122による測定結果に基づいて、利用者の動作状態を認識する。そして、情報処理装置10は、撮影部124による撮影時において認識された利用者の動作状態に基づいて、撮影部124により撮影された画像に対して情報量に関する加工を行う。そして、情報処理装置10は、加工された画像をサーバ20へ送信させる。このため、情報処理装置10は、撮影された画像をサーバ20へ送信する場面において、通信量を適応的に減少させることができる。
なお、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
(1)
利用者が携帯するセンサの測定結果に基づいて、前記利用者の動作状態を認識する動作認識部と、
前記利用者が携帯する撮影部による撮影時において前記動作認識部により認識された前記利用者の動作状態に基づいて、前記撮影部により撮影された画像に対して情報量に関する加工を行う画像処理部と、
前記画像処理部により加工された画像を、画像認識を行うための画像処理装置へ送信させる送信制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記画像処理部は、前記撮影部による撮影時において前記動作認識部により認識された前記利用者の動作状態に応じた方法で、前記撮影された画像から情報量を減少させた画像を生成し、
前記送信制御部は、前記情報量を減少させた画像を前記画像処理装置へ送信させる、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記動作認識部は、前記センサにより測定される前記利用者の頭部の動きに基づいて、前記利用者の動作状態を認識する、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記利用者の動作状態は、前記利用者の目視に関する状態を含み、
前記動作認識部は、前記センサにより前記利用者の頭部の動きが所定の範囲内であることが測定される場合には、前記利用者が見回していることを認識し、
前記画像処理部は、前記利用者が見回していることが認識された場合には、前記撮影された画像から解像度を減少させた画像を生成する、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記動作認識部は、前記センサにより前記利用者の頭部の動きの速度が所定の値以下に低下したことが測定された場合には、前記利用者が注目していることを認識し、
前記画像処理部は、前記利用者が注目していることが認識された場合には、前記撮影された画像から所定の領域を切り出した画像を生成する、前記(3)または(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記利用者の動作状態は、前記利用者の移動状態を含み、
前記画像処理部は、前記撮影部による撮影時において前記利用者が移動していることが認識された場合には、前記撮影された画像から所定の領域を切り出した画像を生成する、前記(3)〜(5)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(7)
前記所定の領域は、前記撮影された画像における、中心から所定の距離以上離れた周辺領域である、前記(5)または(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記所定の領域は、前記撮影された画像における、中心から所定の距離以内の領域である、前記(5)または(6)に記載の情報処理装置。
(9)
前記情報処理装置は、前記撮影された画像に含まれる人物の顔領域を検出する顔領域検出部をさらに備え、
前記画像処理部は、前記撮影された画像から、前記顔領域検出部により検出された顔領域を切り出し、
前記送信制御部は、前記画像処理部により切り出された顔領域の画像を前記画像処理装置へ送信させる、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(10)
前記動作認識部は、前記センサにより前記利用者が俯いていることを認識し、
前記画像処理部は、前記利用者が俯いていることが認識された場合には、前記撮影された画像の下端から所定の距離以内の領域を前記撮影された画像から切り出し、
前記送信制御部は、前記画像処理部により切り出された領域の画像を前記画像処理装置へ送信させる、前記(3)または(4)に記載の情報処理装置。
(11)
前記動作認識部は、前記センサにより前記利用者が仰向いていることを認識し、
前記画像処理部は、前記利用者が仰向いていることが認識された場合には、前記撮影された画像の上端から所定の距離以内の領域を前記撮影された画像から切り出し、
前記送信制御部は、前記画像処理部により切り出された領域の画像を前記画像処理装置へ送信させる、前記(3)または(4)に記載の情報処理装置。
(12)
前記情報処理装置は、前記撮影された画像が閾値以上ぶれているか否かを判断するぶれ判断部をさらに備え、
前記送信制御部は、前記ぶれ判断部により前記撮影された画像が前記閾値以上ぶれていると判断された場合には、前記撮影された画像を前記画像処理装置へ送信させない、前記(1)〜(11)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(13)
前記情報処理装置は、前記撮影された画像が閾値以上ぶれているか否かを判断するぶれ判断部をさらに備え、
前記画像処理部は、前記ぶれ判断部により前記撮影された画像が前記閾値以上ぶれていると判断された場合には、前記動作認識部により認識された前記利用者の動作状態に基づいて、前記撮影された画像に含まれるぶれを補正する、前記(1)〜(11)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(14)
利用者が携帯するセンサの測定結果に基づいて、前記利用者の動作状態を認識することと、
前記利用者が携帯する撮影部による撮影時において認識された前記利用者の動作状態に基づいて、前記撮影部により撮影された画像に対して情報量に関する加工をプロセッサにより行うことと、
加工された画像を、画像認識を行うための画像処理装置へ送信させることと、
を備える、情報処理方法。
(15)
コンピュータを、
利用者が携帯するセンサの測定結果に基づいて、前記利用者の動作状態を認識する動作認識部と、
前記利用者が携帯する撮影部による撮影時において前記動作認識部により認識された前記利用者の動作状態に基づいて、前記撮影部により撮影された画像に対して情報量に関する加工を行う画像処理部と、
前記画像処理部により加工された画像を、画像認識を行うための画像処理装置へ送信させる送信制御部と、
として機能させるための、プログラム。
12 通信網
20 サーバ
100、101 制御部
102 動作認識部
104 撮影制御部
106、107 送信制御部
108 表示制御部
110 画像処理部
112 顔領域検出部
114 ぶれ判断部
120 通信部
122 測定部
124 撮影部
126 表示部
150 CPU
152 ROM
154 RAM
156 内部バス
158 インターフェース
160 出力装置
162 ストレージ装置
164 通信装置
166 カメラ
168 位置情報測定装置
170 加速度センサ
172 ジャイロスコープ
174 マイクロフォン
Claims (9)
- ユーザが見ている景観を撮影する撮影部と、
加速度センサと、
ジャイロセンサと、
前記加速度センサ及び前記ジャイロセンサの少なくとも一方の測定結果に基づいて、前記ユーザが見ている景観が変化する前記ユーザの第1の動作状態、または、前記ユーザが見ている景観の変化が前記第1の動作状態よりも小さい前記ユーザの第2の動作状態を認識する動作認識部と、
前記第1の動作状態が認識された場合、第1の頻度で撮影を行わせることにより前記撮影部の消費電力を第1の消費電力に制御し、前記第2の動作状態が認識された場合、前記第1の頻度よりも小さい第2の頻度で撮影を行わせることにより前記撮影部の消費電力を前記第1の消費電力よりも小さい第2の消費電力に制御する撮影制御部と、
を備え、
前記動作認識部は、前記第1の動作状態として前記ユーザが周囲を見回す注目状態を認識し、前記第2の動作状態として前記注目状態よりも前記ユーザの頭部または首の動きの速度が小さい非注目状態を認識する、ウェアラブルデバイス。 - 前記動作認識部は、前記第1の動作状態として前記ユーザの移動状態をさらに認識し、前記第2の動作状態として、前記移動状態よりも移動量が小さい前記ユーザの非移動状態をさらに認識する、請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
- 前記撮影制御部は、前記移動状態が継続している場合には、所定の時間間隔で前記撮影部に撮影を行わせる、請求項2に記載のウェアラブルデバイス。
- 前記撮影制御部は、前記注目状態において連続的に前記撮影部に撮影を行わせる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。
- 前記ウェアラブルデバイスは、
撮影された景観の画像に所定のオブジェクトが含まれている場合に前記画像を画像認識部へ送信させ、前記所定のオブジェクトが含まれていない場合に前記画像を前記画像認識部へ送信させない送信制御部をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。 - ユーザが見ている景観を撮影する撮影部と、
前記ユーザの頭部の動きを検出するジャイロセンサと、
前記ジャイロセンサの測定結果に基づいて、前記ユーザの頭部の動きに関する第1の動作状態と、前記第1の動作状態よりも小さい前記ユーザの頭部の動きに関する第2の動作状態とを認識する動作認識部と、
前記第1の動作状態が認識された場合、第1の頻度で撮影を行わせることにより前記撮影部の消費電力を第1の消費電力に制御し、前記第2の動作状態が認識された場合、前記第1の頻度よりも小さい第2の頻度で撮影を行わせることにより前記撮影部の消費電力を前記第1の消費電力よりも小さい第2の消費電力に制御する撮影制御部と、
を備える、ウェアラブルデバイス。 - 前記動作認識部は、前記ジャイロセンサの測定結果が所定のパターンを示すか否かに基づいて、前記第1の動作状態または前記第2の動作状態を認識する、請求項6に記載のウェアラブルデバイス。
- 加速度センサ及びジャイロセンサの少なくとも一方の測定結果に基づいて、ユーザが見ている景観が変化する前記ユーザの第1の動作状態、または、前記ユーザが見ている景観の変化が前記第1の動作状態よりも小さい前記ユーザの第2の動作状態を認識することと、
前記第1の動作状態が認識された場合、前記ユーザが見ている景観を撮影する撮影部に第1の頻度で撮影を行わせることにより前記撮影部の消費電力を第1の消費電力に制御することと、
前記第2の動作状態が認識された場合、前記第1の頻度よりも小さい第2の頻度で撮影を行わせることにより前記撮影部の消費電力を前記第1の消費電力よりも小さい第2の消費電力に制御することと、
前記第1の動作状態として前記ユーザが周囲を見回す注目状態を認識することと、
前記第2の動作状態として前記注目状態よりも前記ユーザの頭部または首の動きの速度が小さい非注目状態を認識することと、
を含む、ウェアラブルデバイスの制御方法。 - ウェアラブルデバイスを、
加速度センサ及びジャイロセンサの少なくとも一方の測定結果に基づいて、ユーザが見ている景観が変化する前記ユーザの第1の動作状態、または、前記ユーザが見ている景観の変化が前記第1の動作状態よりも小さい前記ユーザの第2の動作状態を認識する動作認識部と、
前記第1の動作状態が認識された場合、前記ユーザが見ている景観を撮影する撮影部に第1の頻度で撮影を行わせることにより前記撮影部の消費電力を第1の消費電力に制御し、前記第2の動作状態が認識された場合、前記第1の頻度よりも小さい第2の頻度で撮影を行わせることにより前記撮影部の消費電力を前記第1の消費電力よりも小さい第2の消費電力に制御する撮影制御部、
として機能させるための、プログラムであって、
前記動作認識部は、前記第1の動作状態として前記ユーザが周囲を見回す注目状態を認識し、前記第2の動作状態として前記注目状態よりも前記ユーザの頭部または首の動きの速度が小さい非注目状態を認識する、プログラム。
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