JP4720358B2 - 記録装置、記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば撮像/収音により得られた映像/音声データを記録する装置及びその方法に関する。
特開2004−356970号公報
近年における撮像装置の小型軽量化などを背景として、いわゆるウェアラブルカメラなどといわれるような、撮影者であるユーザ自身が身につけた状態で撮影録画を行えるようにされた撮像装置が開発され、また提案されている。
このような撮像装置としては、例えば通常にユーザによる操作に応じて撮影録画が行われるようにするほかに、何らかの事象をトリガとして自動撮影が行われるようにすることが、その使用形態からしても好ましい。そこで、特許文献1には、撮影者が吹いたホイッスルの音などの音響入力や、振動センサなどによるユーザの歩行停止/開始の検知などをトリガとして、ウェアラブルカメラが自動撮影を行うようにされた構成が記載されている。
しかしながら、上記したような自動撮影の技術を考えてみると、例えば、ホイッスル音などの音響入力をトリガとする自動撮影は、結局はユーザがホイッスルを意図的に吹く必要があり、この点で、ユーザが撮影のための操作を行うことと、大きな相違はないといえる。また、撮像装置の多様な利用状況などを考慮すると、例えば、単に振動センサによりユーザの歩行停止/開始を検出して自動撮影を制御するだけでは、あまり意味の無いような状況でも自動撮影が開始されてしまうような場合があると考えられる。
即ち、現状においては、撮像装置による自動撮影に関して、撮影者の意図にできるだけ沿うようなかたちで、より的確に行われるようにすることの余地は、まだ残っているということがいえる。
そこで、本発明は上記した課題を考慮して、記録装置として次のように構成する。
つまり、撮像及び/又は収音により画像情報及び/又は音声情報を取得する画像音声取得手段と、この画像音声取得手段により取得された画像情報及び/又は音声情報を、記録媒体に記録する記録手段と、この記録手段による画像情報及び/又は音声情報の記録を開始させるための操作が行われる記録開始操作手段と、ユーザの状態を示すとされる所定の検出項目についての検出を行う検出手段と、記録開始操作手段に対する操作が行われたのに応じたタイミングで、検出手段により検出された検出項目の検出結果を登録して保持する登録保持手段と、検出手段により検出される検出項目の検出結果と、登録保持手段に保持されている検出項目の検出結果とに基づいて、上記記録手段による画像情報及び/又は音声情報の記録を開始させるべきか否かについての判別を行う記録開始判別手段と、この記録開始判別手段の判別結果に基づいて、上記記録手段による画像情報及び/又は音声情報の記録を開始させる制御を行う記録制御手段とを備えることとした。
また、撮像及び/又は収音により画像情報及び/又は音声情報を取得する画像音声取得手段と、画像音声取得手段により取得された画像情報及び/又は音声情報について、注目すべき位置であることを示す注目位置指示情報を、命令に応じて付加して記録媒体に記録する記録手段と、注目位置指示情報の付加を命令するための操作が行われる命令操作手段と、ユーザの状態を示すとされる所定の検出項目についての検出を行う検出手段と、指示操作手段に対する操作が行われたのに応じたタイミングで、検出手段により検出された検出項目の検出結果を登録して保持する登録保持手段と、検出手段により検出された検出項目の検出結果と、登録保持手段に保持されている検出項目の検出結果とに基づいて、注目位置指示情報を付加する命令をすべきか否かについての判別を行う命令可否判別手段と、命令可否判別手段の判別結果に基づいて、記録手段に対して注目位置指示情報の付加を命令する命令手段とを備えることとした。
上記構成によれば、本発明の記録装置は、ユーザの状況変化に対応して検出結果が変化し得るとされる所定の検出項目、そして、この検出項目の検出結果については、ユーザ自身が、記録開始操作(注目位置指定操作)を行ったときに対応して、登録保持をするようにしている。このようにして保持される検出項目の検出結果の情報は、ユーザの意志により記録開始(注目位置指定)の操作をおこなったときのユーザがおかれた状況を示す情報の集合となるもので、ユーザが記録開始(注目位置指定)させたいときに、ユーザ自身がおかれている状況の傾向を示しているといえる。また、このことは、ユーザに応じて、記録開始(注目位置指定)させることが適切な状況を学習している、ということにもなる。
そして、このようにして登録保持されている検出項目の検出結果と、新たに得られる検出項目の検出結果とに基づいて、自動的に記録開始(注目位置指定)するか否かの判定を行うようにしている。つまり、本願発明では、ユーザの記録開始(注目位置指定)操作に応じて得られた検出項目の検出結果により、記録開始(注目位置指定)を実行すべき状況を学習し、その学習結果に従って、記録開始(注目位置指定)を自動実行させるようになっている。
このようにして、本願発明では、記録装置における記録開始や、記録される情報に対する注目位置指定について、撮影者であるユーザがおかれている状況などに応じて、より的確なタイミングを設定して自動実行させることが可能になる。
図1は、本願発明を実施するための最良の形態(実施の形態)として、第1の実施の形態に対応する記録装置の構成例を示す。この第1の実施の形態としての記録装置1は、撮像により得た画像データと、収音により得た音声データとを記録媒体に記録可能とされている。つまり、いわゆる撮像画像と収音音声の録画・録音機能を有する。また、本実施の形態の記録装置1は、いわゆるウェアラブルといわれる、撮影者であるユーザの体に取り付けられた状態で撮影、収音を行うようにして利用されるものであることとする。このようなウェアラブルの記録装置では、一般には、撮像視野は、ユーザの視野とほぼ一致するようにして設定されるものであり、本実施の形態でも、特にことわりの無い場合には、記録装置1の視野とユーザの視野とがほぼ一致しているものであることを前提とする。
図1において、撮像部2は、撮像データ(ビデオデータ)を生成するもので、例えば撮像レンズ系や絞りなどを備えて構成される光学系と、この光学系により撮像された撮像光について光電変換することでアナログの映像信号を生成するCCD(Charge Coupled Device)あるいはCMOSセンサなどの撮像素子を備える。また、ここでは図示していないが、撮像部2としては、自動露出やオートフォーカスのための機能や、レンズの移動などにより撮像画像を拡大するズーム機能などに対応して光学系(レンズ)を制御する機能が備えられてよい。
撮像部2において得られた上記アナログの映像信号は、所定形式のビデオデータに変換される。撮像部2にて得られたビデオデータは、ある所定のデータ単位によりビデオデータ格納部3に転送され、ここで一時保持される。
また、収音部4は、外部音声を収音して所定形式のデジタルオーディオデータを得るようにされる。このために、録音部4では、マイクロフォンを備え、このマイクロフォンにより外部音声を収音してアナログの音声信号を得る。また、このアナログの音声信号について、所定形式のデジタルオーディオデータに変換するためのA/Dコンバータ、オーディオ信号処理回路などを備える。なお、この場合のオーディオデータの形式としても、ここでは特に限定されるものではない。このようにして、収音部4にて得られたオーディオデータは、オーディオデータ格納部5に転送され、ここで一時保持される。
データ記録制御部13は、ビデオデータ格納部3に保持されているビデオデータ、及びオーディオデータ格納部5に保持されているオーディオデータを、記録媒体14に記録するための制御を行う。データ記録制御部13は必要に応じて、ビデオデータ格納部3、オーディオデータ格納部5から、それぞれ、ビデオデータ、オーディオデータを取り込んで、適正な状態で記録媒体14への記録が行われるようにしてしかるべき制御を実行しながら、記録媒体14へのビデオデータ、オーディオデータの記録を実行する。なお、このようにして記録媒体14に記録されるビデオデータ、オーディオデータは、撮像、収音タイミングに応じた再生時間の同期が得られるようにされている。つまり、いわゆるリップシンクが維持されるようにして記録が行われる。また、以降において、上記のようにして、記録媒体14に記録される、撮像/収音により得られたビデオデータ、オーディオデータについては、録画・録音データともいうことにする。
また、第1の実施の形態にあっては、データ記録制御部13による録画・録音データの記録は、入力部9からの録画・録音データの記録開始命令に応じて開始するものとされる。また、データ分析部12におけるデータベースの分析結果に基づいて発行される記録開始命令に応じて開始するようにもされる。
記録媒体14の実際としては、ここでは特に限定されないが、現状であれば、HDD(ハードディスク)、DVD(Digital Versatile Disc)などをはじめとする各種光学ディスク状記録媒体、また、フラッシュメモリなどによる半導体記憶素子などを挙げることができる。
入力部9は、この場合には、記録媒体への録画/録音データを記録開始させるためのユーザによる操作入力を受けて、その記録開始を命令する情報を出力する部位として示される。なお、実際においては、録画/録音データの記録開始以外の記録装置1に対する各種の操作も、入力部9により可能に構成できる。
入力部9から出力される録画/録音データの記録開始命令の情報は、この場合には、データベース制御部10とデータ記録制御部13に出力されるようになっている。
本実施の形態においては、撮影者であるユーザがおかれているとされる状態、状況を示し得るとされる検出項目として、そのときのユーザ(記録装置1)の位置情報、ユーザ(記録装置1)の移動速度変化、またユーザから取得した生体信号変化の3つとしている。このために、図示するようにして、位置情報検出を行う位置情報検出部6、移動速度変化を検出する移動速度変化検出部7、生体信号(生体状態)変化を検出する生体信号変化検出部8を備える。
位置情報検出部6により検出される位置情報は、そのときのユーザの状態として、どの場所に居るのかを示すことになる。また、移動速度変化の情報によっては、例えばユーザが、歩いている状態から立ち止まったり、あるいは、急に走り出したりした。さらには、自動車などに乗っていて加速/減速したなど、行動的な変化を示すことになる。つまり、位置情報、移動速度変化情報は、ユーザの状態として、行動パターン的なものを示すという意義を持つ。また、生体信号変化の情報によっては、例えば、周知のようにして心拍数や発汗量の変化などにより、ユーザの感情を示すことができる。このようにして、本実施の形態としては、行動パターンや感情などとしてのユーザの状態を検出するようにされる。
位置情報検出部6は、例えばGPS(Global Positioning System)ユニット、あるいはDGPS(Differential GPS)ユニットやジャイロなどをはじめとした位置情報を得るためのデバイスを少なくとも備えて成り、これにより現在位置を検出し、位置情報を出力する。ここで、位置情報検出部6を成す上記デバイスはウェアラブルの記録装置1に取り付けられているので、検出される現在位置としては、記録装置1の在る位置であり、従って、上記もしているように、撮影者であるユーザの位置を示すことになる。なお、位置情報の実際としては、例えば緯度、経度による値を使用することが考えられる。
移動速度変化検出部7は、記録装置1に取り付けられる加速度センサなどのデバイスを備えることで、記録装置1(ユーザ)の移動速度の変化を検出する。このためには、例えば一定時間間隔で移動速度を検出し、時間進行に従った複数の移動速度のサンプルを得る。そして、これらのサンプルが示す値についての差分を求めることで、移動速度変化を検出するようにされる。また、移動速度は、上記位置情報検出部6が備えるとされるGPSにより検出される所定時間間隔の位置情報を利用して求めることも可能である。
生体信号変化検出部8としては、先ず、所定の生体情報を検出(測定)するためのセンサ部を備える。このようなセンサ部としては、例えば脳波、脈拍、心電、発汗量、体温などを検出するものを挙げることができる。本実施の形態としては、このようなセンサ部を1つ、あるいは、2種類以上組み合わせて備えるようにされる。そして、これらのセンサ部から出力される検出信号(生体信号)について、一定時間ごとにサンプルを取るようにして、これらのサンプルの差分を求めるようにされる。これにより、生体信号の変化が検出されることになる。
このようにして、位置情報検出部6にて検出された位置情報、移動速度変化検出部7にて検出された移動速度変化の情報、及び生体信号変化検出部8にて検出された生体信号変化の情報は、例えば、それぞれの所定の時間間隔でもって、データベース制御部10とデータ分析部12に対して分岐して入力される。
データベース制御部10は、上記のようにして入力される位置情報と、移動速度変化の情報、生体信号変化の情報を取り込み、これらの情報を利用してデータベースを作成するための制御を行う。本実施の形態の場合には、データベースの作成は、例えば入力部9からの記録開始命令に応じて実行するようにされている。
データベース保持部11は、上記データベース制御部10により作成されたデータベースを格納して保持する部位である。
データ分析部12は、分析処理として、データベース保持部11に保持されるデータベースに記述される、過去の位置情報、移動速度変化情報、生体信号変化情報と、位置情報検出部6、移動速度変化検出部7、及び生体信号変化検出部8にて検出される、そのときの最新とされる位置情報、移動速度変化情報、生体信号変化情報とを比較する。そして、比較した結果に基づいて、後述するようにして、記録媒体14へのデータ記録の開始可否を判定する。データ分析部12は、データ記録を実行すべきとの判定結果が得られたのであれば、データ記録制御部13に対して記録開始命令を出力する。
データ記録制御部13は、記録開始命令の受信に応答しては、ビデオデータ格納部3、オーディオデータ格納部5のそれぞれから、ビデオデータ、オーディオデータを取り込み、必要に応じてデータ信号処理などを実行したうえで、記録媒体14に対してデータを書き出すようにして、記録を開始する。
図2は、データベース制御部10の構成例を示している。
この図に示すデータベース制御部10において、位置情報受信部102は位置情報検出部6から出力される位置情報を受信し、位置情報格納部105に転送する。位置情報格納部105では、転送されてきた位置情報を格納して一時保持する。位置情報格納部105が格納する位置情報のデータとしては、少なくとも位置情報検出部6にて検出された最新のデータのみを保持するようにされる。あるいは、最新のデータと、これより一定時間前までの過去のデータを保持するようにしてもよい。
また、移動速度変化受信部103は、移動速度変化検出部7から出力される移動速度変化情報を受信し、移動速度変化情報格納部106に転送する。移動速度変化格納部106は、転送されてきた移動速度変化情報を格納して一時保持する。
また、移動速度変化格納部106が格納する移動速度変化情報のデータとしても、少なくとも移動速度変化検出部7にて検出された最新のデータのみ、あるいは、最新のデータと、これより一定時間前までの過去のデータを保持するようにされる。
生体信号変化受信部104は、生体信号変化検出部8から出力される生体信号変化情報を受信し、生体信号変化情報格納部107に転送する。生体信号変化格納部107は、転送されてきた生体信号変化情報を格納して一時保持する。
生体信号変化情報格納部107が格納する生体信号変化情報のデータとしても、少なくとも生体信号変化検出部8にて検出された最新のデータのみ、あるいは、最新のデータと、これより一定時間前までの過去のデータを保持するようにされる。
入力命令受信部101は、入力部9から出力される録画・録音データの記録開始命令を受信して、位置情報格納部105、移動速度変化情報格納部106、及び生体信号変化情報格納部107に保持されている各情報をデータベース書き込み制御部108に転送させるための制御を実行する。
このために、入力命令部101は、位置情報格納部105からデータベース書き込み制御部108へのデータ出入力経路、移動速度変化情報格納部106からデータベース書き込み制御部108へのデータ出入力経路、及び生体信号変化情報格納部107からデータベース書き込み制御部109へのデータ入出力経路のそれぞれについてのオン/オフ制御を実行する。図においては、この制御について、入力命令受信部101が、上記データ入出力経路のそれぞれに挿入したスイッチSW1、SW2、SW3のオン/オフ制御を行うものとして模式的に示している。
ここで、入力命令受信部101は、入力部9からの記録開始命令を受信していない状態では、スイッチSW1、SW2、SW3についてオフ状態としている。つまり、位置情報格納部105、移動速度変化情報格納部106、及び生体信号変化情報格納部107から、データベース書き込み制御部108へのデータ転送を実行させないようにしている。そして、この状態のもとで、入力部9からの記録開始命令を受信したとすると、入力命令受信部101は、例えばスイッチSW1、SW2、SW3のそれぞれを、所定タイミングでオフからオンに切り換える。これにより、位置情報格納部105、移動速度変化情報格納部106、及び生体信号変化情報格納部107の各々に格納される、位置情報、移動速度変化情報、及び生体信号変化情報がデータベース書き込み制御部108に転送されることになる。
なお、例えば前述したように、位置情報格納部105、移動速度変化情報格納部106、及び生体信号変化情報格納部107においては、最新のデータと、これより一定時間前までの過去のデータを格納してよい。つまり、最新以前の或る一定時間幅のデータを格納できる。
このことから、入力命令受信部101によりデータベース書き込み制御部108に対して転送できる情報(位置情報、移動速度変化情報、生体信号変化情報)には、時間的な選択性があることになる。つまり、記録開始命令を受信したとき(即ち記録開始命令が行われたとき)に得られたとする情報を転送してもよいし、あるいは、記録開始命令を受信したときよりも所定時間過去に得られた情報を転送してもよい。さらには、例えば記録開始命令の受信タイミングよりも遅い情報の転送タイミングを設定することで、記録開始命令を受信したときよりも、後の時間に検出、取得され、位置情報格納部105、移動速度変化情報格納部106、生体信号変化情報格納部107に格納された情報を、データベース書き込み制御部108に転送させることも可能である。
そのうえでさらに、入力命令受信部101が、位置情報格納部105、移動速度変化情報格納部106、生体信号変化情報格納部107の各情報を、データベース書き込み制御部108に転送するタイミングとしては、必ずしも同時である必要はなく、それぞれが異なるタイミングとされてもよい。また、このようなデータベース書き込み制御部108への情報の転送タイミングについては、ユーザ操作に応じて、実際の使用に鑑みて適切とされるタイミングに変更できるような構成とすることも考えられる。
データベース書き込み制御部108は、上記のようにして転送されてきた情報(位置情報、移動速度変化情報、生体信号変化情報)を入力し、これらの情報を、データベース保持部11に保持されるデータベースに対して新規登録するようにして書き込みを実行する。
ここで、データベース書き込み制御部108により構築され、データベース保持部11にて保持されるデータベースの構造例を、図5に示す。なお、この図に示すデータベースの構造は、最も簡易で単純とされる例を示している。
例えばこの図に示すようにして、データベースは、「時間」に対して「位置情報」、「移動速度変化情報」、「生体信号変化情報」を対応付けたものとして構築される。ここでの「時間」は、例えば入力命令部101が記録開始命令を受信したときの日にち、時刻を示しているものとし、この「時間」に対応して、位置情報格納部105、移動速度変化情報格納部106、生体信号変化情報格納部107から取り込んだとする「位置情報」、「移動速度変化情報」、「生体信号変化情報」を対応させているものである。
図3は、データ分析部12の構成例を示している。この場合のデータ分析部12は、データベース読出命令送信部120、データベース読出部121、位置情報受信部122、移動速度変化情報受信部123、生体信号変化情報受信部124、演算部125、及び記録命令送信部126を備える。
データベース読出命令送信部120は、演算部125によるデータベースの読出要求が発生するのに応じて、データベース保持部11に対して読出命令を出力する。上記読出命令を受信したデータベース保持部11は、自身が保持しているデータベースについての読み出しを実行し、読み出したデータベースの情報をデータベース読出部121に対して転送する。データベース読出部121は、転送されてきたデータベースの情報を演算部125に対して所定タイミングで転送する。
また、位置情報受信部122は、位置情報検出部6にて検出される位置情報を取り込んで演算部125に入力する。同様にして、移動速度変化情報受信部123は、移動速度変化検出部7にて検出される移動速度情報を取り込んで演算部125に入力し、生体信号変化情報受信部124は、生体信号変化検出部8にて検出される生体信号変化情報を取り込んで演算部125に入力する。
演算部125は、データベース読出部121経由で取得したデータベースの内容と、位置情報受信部122、移動速度変化情報受信部123、生体信号変化情報受信部124経由で入力された、位置情報、移動速度変化情報、及び生体信号変化情報とを利用して所定の比較演算を実行し、その結果として、録画・録音データの記録を開始すべきタイミングであるか否かについての判定を行うようにされる。なお、この比較演算を行うのに当たって、演算部125は、必要に応じて、ソートなどに相当する処理をはじめとした、データベースに対する各種操作を実行できるようにされている。
演算部125の演算結果として、録画・録音データの記録を開始すべきタイミングである、との判定結果が得られた場合には、演算部125は、記録命令送信部126に対して記録開始要求を発行して出力する。記録開始要求を受信した記録命令送信部126は、データ記録制御部13に対して、録画・録音データの記録開始命令を送信する。前述のように、記録開始命令を受信したデータ記録制御部13は、録画・録音データの記録媒体14への記録が開始されるように制御を実行する。
図4は、データ記録制御部13の構成例を示している。この場合のデータ記録制御部13は、入力命令受信部131、記録命令受信部132、記録命令制御部133、ビデオデータ受信部、オーディオデータ受信部135、記録媒体制御部136(、及びスイッチSW11,SW12)を備える。
ビデオデータ受信部134は、ビデオデータ格納部3に格納されているビデオデータを受信し、記録媒体制御部136側に対して出力する、データインターフェイス機能を実行する。ビデオデータ受信部134から記録媒体制御部136へのビデオデータ入出力経路には、SW11が介在するものとして示されている。
また、オーディオデータ受信部135は、オーディオデータ格納部5に格納されているオーディオデータを取り込むようにして受信し、記録媒体制御部136側に対して出力する、データインターフェイス機能を実行する。オーディオデータ受信部135から記録媒体制御部136へのビデオデータ入出力経路には、SW12が介在するものとして示されている。
入力命令受信部131は、入力部9からの録画・録音データの記録開始命令を受信して、記録命令制御部133に対して転送するインターフェイス機能を司る。記録命令受信部132は、データ分析部12からの記録開始命令を受信して、記録命令制御部133に対して転送するインターフェイス機能を有する。
記録命令制御部133は、上記のようにして、入力命令受信部131又は記録命令受信部132の何れかから転送されてきた記録開始命令を受信したのに応じた所定タイミングで、スイッチSW11,SW12をオフ状態からオンに切り換える。このスイッチSW11,SW12の切り換えにより、記録媒体14への録画・録音データの記録が開始される。
つまり、スイッチSW11,SW12がオンに切り換えられることで、ビデオデータ受信部134にて受信したビデオデータと、オーディオデータ受信部135にて受信したオーディオデータは、記録媒体制御部136に対して入力される。
記録媒体制御部136は、入力されたビデオデータとオーディオデータとについて、例えば所定の多重化処理や、実際の記録媒体14に対応した記録符号化処理などの各種所要の信号処理を実行し、記録データとして記録媒体14に書き出すようにして転送する。これに応じて、記録媒体14には、録画・録音データの記録が行われることになる。
これまでの説明から理解できるように、第1の実施の形態としての記録装置1は、ユーザ自身の意志で録画・録音データの記録開始操作を行ったときに対応するとされる位置情報、移動速度変化情報、及び生体信号変化情報を収集してデータベース化するようにしている。
前述もしたように、位置情報、移動速度変化情報、及び生体信号変化情報は、そのときのユーザの状態を示す情報として扱われるものであるから、本実施の形態におけるデータベースの内容は、ユーザが録画・録音データの記録を開始したいと思うときの、ユーザの状態の特徴を表しているものとしてみることができる。
このことから、データベースの内容と、位置情報検出部6、移動速度変化検出部7、及び生体信号変化検出部8により逐次検出される、位置情報、移動速度変化情報、及び生体信号変化情報とを比較参照することによっては、次のようなことが分かる。
位置情報を例に挙げる。データベースに格納される位置情報のうちで、ほぼ同じ位置としてみなされる範囲を示す位置情報が一定以上存在しているとする。この位置情報を、ここでは高頻度位置情報という。そして、あるときに検出された位置情報が、上記高頻度位置情報に該当したとする。高頻度位置情報が示す位置(場所)は、これまでにおいても、高い頻度でユーザが撮影を行っている場所であることになるから、今回検出された位置情報が示す位置は、ユーザが録画・録音データの記録開始操作を行うべき位置であるということがいえる。そこで、このようなときには、録画・録音データの記録を自動的に開始させれば、適切な場面での自動記録が実現されるものと考えられる。このような考え方は、移動速度変化情報と生体信号変化情報についても同様に考えることができる。
本実施の形態では、この考え方に基づいて、データ分析部12(演算部125)において、データベースの内容と、逐次検出される位置情報、移動速度変化情報、及び生体信号変化情報とを比較参照させて、録画・録音データの記録開始を自動実行させるべきか否かについての判定を行うようにしている。
このようにして実現される、本実施の形態による録画・録音データの記録開始の自動実行タイミングは、撮影者であるユーザがそのときに置かれている状態に対応して、これまでよりも的確、適切なものとなる。
また、本実施の形態では、録画・録音データの記録開始の自動実行タイミングが、データベースの内容に基づくことになる。データベースの内容は、ユーザの録画・録音データの記録開始操作に応じて構築されるものであることから、本実施の形態では、自動記録開始の実行タイミングの設定について、ユーザによる記録開始操作に応じて適切とされる条件を学習しているということもいえる。このようにして、学習結果に応じて記録開始の自動実行が制御されるということは、上記したユーザの状況等に応じた実行タイミングの的確性、適切性について、より高い信頼性を得ることが可能になるということにつながる。また、データベースは、ユーザ自身による記録開始操作が行われるごとに更新されていくものであることから、時間経過にも適応して学習が行われていくものとなる。つまり、或る程度の時間が経過して周囲の状況が変化し、撮影者のユーザが録画したいと思う内容に変化が生じたとしても、これに追随して、録画・録音データの記録開始の自動実行タイミングを決定していくことが可能である。また、記録装置1により撮影を行うユーザ(一人でも複数人のグループでもよい)が決まっていれば、そのユーザに適応した学習結果が得られることになる。つまり、学習能力を有することで、ユーザごとの個性にも対応した自動記録開始動作を実現できる。
以降、第1の実施の形態としての、録画・録音データの自動記録を実現するための構成について、記録装置1が実行すべき手順として説明していくことにする。
先ず、図6のフローチャートは、位置情報をデータベースに登録するための手順を示している。この手順は、データベース制御部10が実行すべきものとなる。
前述したように、位置情報検出部6では、例えば定常的に位置情報を検出している。図2に示すデータベース制御部10は、上記のようにして位置情報検出部6にて検出される位置情報を、一定時間間隔ごとに位置情報受信部102にて受信取得する。この位置情報受信部102が一定時間ごとに位置情報を取得するための手順が、ステップS101となる。従って、図6の手順は、位置情報受信部102が位置情報を取得する一定時間ごとに実行される。また、ステップS101を実行する時間間隔については、例えばタイマなどを使用して設定すればよい。そして、続くステップS102により、位置情報受信部102にて取得した位置情報を位置情報格納部105に格納する。なお、位置情報格納部105に対する位置情報の格納に関しては、例えば通常に、ステップS101の手順により取得されるごとに、その位置情報を格納するようにしてもよいが、例えば、位置情報受信部102による実際の位置情報の受信が所定回数実行されるごとに1回ずつ、位置情報を格納するようにしてもよい。また、例えば、位置情報格納部105に位置情報を順次格納していくことで、ある段階で、位置情報格納部105の記憶可能容量が一杯になった場合には、例えばリングバッファの構造のように、過去のデータから順に消去していくようにして上書きしていく構成とすればよい。
次のステップS103においては、入力命令受信部101の動作として、入力部9からの記録開始命令が受信されたか否かについて判別する。ここで記録開始命令が受信されないとして否定の判別結果を得た場合には、特に処理を実行しないが、記録開始命令が受信されたとして肯定の判別結果を得た場合にはステップS104に進む。
ステップS104では、予めレジスタなどに設定された登録タイミングの読み込みを実行する。ここでいう登録タイミングとは、ステップS103に応じて記録開始命令を受信した時点を基準とする、データベースに登録すべき位置情報についての検出タイミングをいう。具体的に、登録タイミングが1秒前とされているのであれば、この登録タイミングは、記録開始命令を受信した時点に対して1秒前となるタイミングの時点を指すことになる。
そして、次のステップS105により、上記ステップS104にて読み込んだ登録タイミングの位置情報を、データベースに登録するようにされる。
例えば、ステップS104にて読み込んだ登録タイミングが1秒前であったとする。ステップS105としては、入力命令受信部101の制御(スイッチSW1のコントロール)により、記録開始命令の受信時点に対して1秒前となるタイミング時点で検出された位置情報を位置情報格納部105から出力させ、データベース書き込み制御部108に転送する。データベース書き込み制御部108は、データベース保持部11に保持されているデータベースの情報を操作して、この転送されてきた位置情報をデータベースに登録する。
このようにして、入力部9に対する操作に応じた記録開始命令の発行が行われるのに対応して、データベースへの登録処理が行われる。
図7のフローチャートは、位置情報に基づいて録画・録音データの記録開始を決定するための手順を示している。この図に示す手順は、図3に示すデータ分析部12が実行するものとなる。
この場合、位置情報検出部6では、一定時間間隔で位置情報を検出して出力しているものとする。図7のステップS201では、位置情報検出部6にて位置情報が検出されて出力されるごとに、あるいは、所定の出力回数に1回の頻度でもって、この位置情報をデータ分析部12の位置情報受信部122にて受信することになる。従って、図7に示す処理は、位置情報検出部6から新規の位置情報が出力されるごとに実行されるものとなる。
上記ステップS201により受信された位置情報は、演算部125に転送される。
上記ステップS201にて受信した位置情報の転送を受けた演算部125は、ステップS202以降の手順を実行する。
先ず、ステップS202においては、データベース保持部11から読み込んだデータベースにおける位置情報の内容を参照して、現時点でのデータベースにおける位置情報の登録数が一定以上であるか否かについて判別する。
例えば、データベースにおける位置情報の登録数が一定以下に少ない状態では、このデータベースの位置情報を参照したとしても、そのときのユーザの行動パターンを反映させて、記録開始の可否を適切に設定することは難しいといえる。そこで、ステップS202の手順を設けることで、例えば、以降の位置情報に基づく記録開始の可否判定を適正に実行するのに必要充分とされるだけの位置情報のサンプル数が存在するか否かを確認するようにしているものである。
この場合、ステップS202において否定の判別結果が得られたときには、このまま、図7に示す手順を終了することとしている。つまり、今回の受信位置情報に基づいて録画・録音データの自動記録を開始することはない。これに対して、ステップS202において肯定の判別結果が得られたのであれば、ステップS203に進む。
ステップS203においては、データベースに登録される全位置情報のうちで、今回の受信位置情報と同じ位置(ある一定の範囲を与えた設定としてもよい)を示すとされる位置情報についての、データベースに登録されている割合(登録率)が一定以上であるか否かについて判別する。
この場合、データベースにおいて、或る同一の場所を示すとされる登録率が高いほど、その場所が、ユーザにとって撮影をしたいと思わせる注目的な位置になると考えることができる。従って、今回の受信位置情報が、データベースにおいて高い登録率を有しているのであれば、そのときの場所は、自動記録を開始することが好ましいということになる。これに対して、今回の受信位置情報が、データベースにおいて一定以下の登録率であるような状態は、さほど注目すべき場所ではなく、特に自動記録を開始させる必要はないというように考えることができる。
そこで、ステップS203において肯定の判別結果が得られた場合には、記録開始判定のために、さらにステップS204に進む。これに対して、ステップS203において否定の判別結果が得られた場合には、このまま手順を終了する。
ステップS204においては、位置情報受信部122による位置情報の受信履歴として、今回の受信位置情報と同じ位置(ある一定の範囲を与えた設定としてもよい)を示すとされる位置情報についての最後の受信から、一定時間以上経過しているか否かについての判別を行う。
例えば、ステップS203にて肯定の判別結果が得られたことを以て、単純に、録画・録音データの記録開始を実行させることとすると、撮影者であるユーザが、ある一定範囲の場所にとどまって撮影を行っているような場合には、いたずらに自動記録が繰り返し開始されてしまうような動作を生じることが考えられる。このような動作は、かえって好ましくない。そこで、本実施の形態では、ステップS204の手順を加えることとした。
ステップS204において否定の判別結果が得られたとして、上記したような不都合を生じる可能性がある場合には、ステップS205の処理を実行すること無く、この図の手順を終了する。
これに対して、ステップS204において肯定の判別結果が得られた場合には、演算部125は、ステップS205により、データ記録制御部13に対して記録開始命令を出力する。これにより、先に説明したようにして、録画・録音データの記録媒体14への記録が自動的に開始されることになる。
図8のフローチャートは、移動速度変化情報を得るための手順を示すもので、図1との対応では、図1との対応では移動速度変化検出部7が実行するものとなる。
移動速度変化検出部7は、一定時間ごとにステップS301からはじまる手順を開始するようになっている。例えば、この一定時間を1秒として設定したとすると、図8の手順を1秒ごとに実行することになる。
先ず、ステップS301においては、例えば加速度センサなどの検出出力から、そのときの記録装置1(ユーザ)が移動しているとされる速度(移動速度)そのものの情報を取得し、次のステップS302により、移動速度変化検出部7内にて備えられているとされるキャッシュに保持させる。この場合、キャッシュには、例えば最後にキャッシュに保持させた最新の移動速度情報と、これより一定時間前までに取得した移動速度情報が記憶されている。新たに移動速度情報が書き込まれるのに応じて、キャッシュの記憶可能容量が無くなったとされると、例えばこの場合にも、リングバッファ構造のようにして、最も古い移動速度情報を消去するようにして、最新の情報を保持可能な容量を確保するようにされる。あるいは、例えば数個の移動速度情報に相当する容量を一度に確保するようにしてもよい。
次のステップS303においては、例えば所定のレジスタなどから、移動速度変化情報を算出するための所定のパラメータについての読み出しを実行する。ここでのパラメータとしては、移動速度変化を算出するのに使用する移動速度情報であって、取得時間的に前後する2つの移動速度情報(サンプル)についての時間間隔(サンプル時間間隔)を必須とする。また、このパラメータは、レジスタなどに保持されており、これを移動速度変化検出部7が読み込んで取得するようにされる。また、このようなパラメータの値は、予め固定的に設定されていてもよいし、あるいは、ユーザにより変更設定可能なようにされてもよい。
続くステップS304では、上記サンプル時間間隔に対応する、所定時間前の移動速度情報がキャッシュに保存されているか否かについての判別を行う。具体的には、サンプル時間間隔が5秒として設定されているとすると、今回のステップS301,S302により取得、保持した最新の移動速度情報に対して、5秒前となるタイミングで取得された移動速度情報がキャッシュに保持されているか否かを判別することになる。例えば、記録装置1を起動させて5秒が経過していないときには、最新の移動速度情報に対して5秒前となる移動速度情報は取得保持されていないことになる。このような場合には、ステップS304にて否定の判別結果が得られることになり、移動速度変化を算出することなく、この図に示す手順を終了する。これに対して、ステップS304にて肯定の判別結果が得られたのであれば、移動速度変化を算出するために、ステップS305以降の手順に進む。
ステップS305においては、キャッシュから、今回取得保持したとされる最新の移動速度情報と、サンプル時間間隔に対応する所定時間前のタイミングで取得保持したとされる移動速度情報とを読み出す。そして、続くステップS306において、キャッシュから読み出したこれらの移動速度情報を利用して、移動速度変化を算出する。例えば、所定時間前の移動速度情報が4を示し、最新の移動速度が6を示しているのであれば、移動速度変化としては、6−4=2で表される。また、所定時間前の移動速度情報が4を示し、最新の移動速度が2を示しているのであれば、移動速度変化としては、2−4=−2で表される。このようにして算出された移動速度変化の値が、移動速度変化検出部7より、移動速度変化情報として出力されることになる。
図9のフローチャートは、上記のようにして算出(検出)された移動速度変化情報をデータベースに登録するための手順を示している。この手順は、図2に示すデータベース制御部10が実行すべきものとなる。
先ず、ステップS401の手順は、予め設定された所定の時間間隔ごとに、移動速度変化検出部7から出力される移動速度変化情報を、移動速度情報受信部103が取り込んで取得する手順となる。このステップS401を実行するための上記所定の時間間隔としては、移動速度変化検出部7にて移動速度変化情報が算出されて出力されるごとに対応して設定されてもよいし、あるいは、移動速度変化検出部7からの移動速度変化情報が所定回数出力されるごとに1回ずつ取得するようにして設定しても良い。例えば移動速度変化検出部7にて移動速度変化検出部7が新規に検出されるタイミングが5秒間隔であるとすれば、ステップS401の手順は、5秒に1回のタイミングで実行するようにしても良いし、この5秒に対して整数倍の10秒、15秒、20秒・・・に1回のタイミングで実行するようにしてもよいということである。
次のステップS402においては、上記ステップS401により移動速度変化情報受信部103が取得した移動速度変化情報を、移動速度変化情報格納部106が取り込んで格納する。
この場合にも、移動速度変化情報格納部106は、例えば、移動速度変化情報受信部103により移動速度変化情報が取得されるごとに、その移動速度変化情報を格納するようにしてもよいし、あるいは、実際の移動速度変化情報受信部103による受信が所定回数実行されるごとに1回ずつ、移動速度変化情報を格納するようにしてもよい。また、例えば、移動速度変化情報格納部106に移動速度変化情報を格納していくのに応じて、ある段階で、移動速度変化情報格納部106の記憶可能容量が一杯になった場合には、過去のデータから順に消去していくようにして上書きしていくようにすればよい。
次のステップS403においては、入力部9からの記録開始命令が受信されたか否かについて入力命令受信部101が判別する。ここで記録開始命令が受信されないとして否定の判別結果を得た場合には、特にデータベース登録のための手順を実行することなく、この図に示す手順を終了するが、記録開始命令が受信されたとして肯定の判別結果を得た場合にはステップS404に進む。
ステップS404では、上記ステップS401、S402により移動速度変化検出部7から取得して、移動速度変化情報格納部106に格納した移動速度変化情報をデータベースに登録する。
図10のフローチャートは、移動速度変化情報に基づいて録画・録音データの記録開始を決定するための手順を示している。この図に示す手順は、図3に示すデータ分析部12が実行するものとなる。
前述のようにして、移動速度変化検出部7からは一定時間間隔で移動速度変化情報が出力される。図10のステップS501では、移動速度変化検出部7にて位置情報が検出されて出力されるごとに、あるいは、所定の連続した出力回数に1回の頻度でもって、移動速度変化情報をデータ分析部12の移動速度変化情報受信部123にて受信する。
上記ステップS501により受信された移動速度変化情報は、演算部125に転送される。
上記ステップS501にて受信した移動速度変化情報の転送を受けた演算部125は、ステップS502以降の手順を行う。
先ず、ステップS502においては、先の図7のステップS202に準じて、データベース保持部11から読み込んだデータベースにおける移動速度変化情報の内容を参照して、現時点でのデータベースにおける移動速度変化情報の登録数が一定以上であるか否かについて判別する。
上記ステップS502において否定の判別結果が得られたときには、今回受信した移動速度変化情報に基づいた録画・録音データの自動記録を開始することなく、図10に示す手順を終了する。これに対して、ステップS502において肯定の判別結果が得られたのであれば、ステップS503に進む。
ステップS503では、図7のステップS203に準じて、データベースに登録される全移動速度変化情報のうちで、今回の受信移動速度変化情報と同じ(ある一定の範囲を与えた設定としてもよい)とされる移動速度変化情報についての、データベースに登録されている割合(登録率)が一定以上であるか否かについて判別する。このステップS503において肯定の判別結果が得られた場合にはステップS504に進む。これに対して、ステップS503により否定の判別結果が得られた場合には、このまま図10に示す手順を終了する。
ステップS504では、図7のステップS204に準じて、移動速度変化情報受信部123による位置情報の受信履歴として、今回の受信移動速度変化情報と同じ(ある一定の範囲を与えた設定としてもよい)とされる移動速度変化情報についての最後の受信から、一定時間以上経過しているか否かについての判別を行う。
ステップS504において否定の判別結果が得られた場合には、ステップS505の処理を実行すること無く、この図に示す手順を終了する。
これに対して、ステップS504において肯定の判別結果が得られた場合には、演算部125は、ステップS505により、データ記録制御部13に対して記録開始命令を出力することで、録画・録音データの記録媒体14への自動記録を開始させる。
図11のフローチャートは、生体信号変化情報を得るための手順を示すもので、図1との対応では、生体信号変化検出部8において実行するものとなる。この図に示す手順は、図8の移動速度変化情報の算出手順に準じたものとなっている。
生体信号変化検出部8としても、一定時間ごとにステップS601からはじまる手順を開始することで、一定時間ごとに、そのときに検出される生体信号(生体情報)そのものを取得し、続くステップS602により、生体信号変化検出部8が備えるとされるキャッシュに保持させる。このキャッシュも、移動速度変化情報検出部7のキャッシュと同様に、例えば最後にキャッシュに保持させた最新の生体信号の情報と、これより一定時間前までに取得した生体信号の情報を記憶させることができる。また、新たに生体信号の情報が書き込まれるのに応じてキャッシュの記憶可能容量が無くなったとされると、最も古い移動速度情報を消去するようにして、最新の情報を保持可能な容量を確保するようにされる。あるいは、例えば数回の検出タイミング分の生体信号の情報に相当する容量を一度に確保するようにしてもよい。
次のステップS603においては、生体信号変化を算出するための所定のパラメータについての読み出しを実行する。ここでのパラメータとしても、生体信号変化を算出するのに使用する2つの情報(サンプル)についての時間間隔(サンプル時間間隔)を必須とするもので、レジスタなどに保持させる。また、このパラメータの値についても、予め固定的に設定する、あるいは、ユーザにより変更設定可能なようにすることができる。
次のステップS604では、上記サンプル時間間隔に対応する、所定時間前の生体信号の情報がキャッシュに保存されているか否かについての判別を行う。ステップS604にて否定の判別結果が得られた場合には、生体信号変化を算出することなく、この図に示す手順を終了するが、肯定の判別結果が得られたのであれば、生体信号変化を算出するために、ステップS605以降の手順に進む。
ステップS605においては、キャッシュから、今回取得保持したとされる最新の生体信号の情報と、サンプル時間間隔に対応する所定時間前のタイミングで取得保持したとされる生体信号の情報とを読み出す。そして、続くステップS606において、キャッシュから読み出したこれらの生体信号の情報を利用して、生体信号変化を表す値を算出する。このようにして算出した生体信号変化の値が、生体信号変化検出部8から生体信号変化情報として出力されることになる。
図12のフローチャートは、上記図11の手順により算出(検出)された移動速度変化情報をデータベースに登録するために、データベース制御部10が実行すべきとされる手順を示している。この図に示す手順は、例えば図9に準じたものとなっている。
先ず、ステップS701の手順は、予め設定された所定の時間間隔ごとに、生体信号変化検出部8から出力される生体信号変化情報を、移動速度変化情報受信部104が取り込んで取得する手順となる。このステップS701を実行するための上記所定の時間間隔としても、図9におけるステップS401の場合に準ずる。
次のステップS702においては、上記ステップS701により取得した生体信号変化情報を、生体信号変化情報格納部107が取り込んで格納する。この生体信号変化情報格納部107による情報格納の態様についても、図9のステップS402にて説明した移動速度変化情報格納部106の動作に準じてよい。
ステップS703においては、入力部9からの記録開始命令が受信されたか否かについて入力命令受信部101が判別し、否定の判別結果を得た場合には、特にデータベース登録のための手順を実行することなく、この図に示す手順を終了する。一方、記録開始命令が受信されたとして肯定の判別結果を得た場合にはステップS704に進み、上記ステップS701、S702により取得、保持(格納)した最新の生体信号変化情報をデータベースに登録する。
図13のフローチャートは、生体信号変化情報に基づいて録画・録音データの自動記録を開始させるために、データ分析部12が実行すべきとされる手順を示す。この図に示す手順は、例えば図7、図10に準じたものとなっている。
図13のステップS801では、生体信号変化検出部8から一定時間間隔で出力される生体信号変化情報について、その出力回ごとに、あるいは、所定の連続した出力回数に1回の頻度でもって、生体信号変化受信部124にて受信する。ステップS801により受信された生体信号変化情報は、演算部125に転送される。
生体信号変化情報の転送を受けた演算部125は、先ず、ステップS802により、現時点でのデータベースにおける生体信号変化情報の登録数が一定以上であるか否かについて判別する。このステップS802において否定の判別結果が得られたときには、今回受信した生体信号変化情報に基づいた録画・録音データの自動記録を開始することなく、この図に示す手順を終了する。これに対して、ステップS802において肯定の判別結果が得られたのであれば、ステップS803に進む。
ステップS803では、データベースに登録される全生体信号変化情報のうちで、今回の生体信号変化情報と同じ(ある一定の範囲を与えた設定としてもよい)とされる生体信号変化についての、データベースに登録されている割合(登録率)が一定以上であるか否かについて判別する。ステップS803において肯定の判別結果が得られた場合にはステップS804に進む。これに対して、ステップS803により否定の判別結果が得られた場合には、このまま図13に示す手順を終了する。
ステップS804では、生体信号変化情報受信部124による生体信号変化情報の受信履歴として、今回の受信生体信号変化情報と同じ(ある一定の範囲を与えた設定としてもよい)とされる生体信号変化情報についての最後の受信から、一定時間以上経過しているか否かについての判別を行う。
演算部125は、ステップS804において否定の判別結果が得られた場合には、ステップS805の処理を実行すること無く、この図に示す手順を終了するが、肯定の判別結果が得られた場合には、ステップS805により、データ記録制御部13に対して記録開始命令を出力する。
続いては、本願発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態に対応する記録装置1の記録動作としては、録画・録音データを継続して記録媒体14に記録することを前提とする。そして、このようにして録画・録音データを記録している途中において、撮影者であるユーザの状況、状態を示し得るとされる情報(位置情報、移動速度変化情報、生体信号変化情報)に基づき、記録媒体14に記録される録画・録音データについて注目点となる位置(注目すべき位置:注目位置)であることを示す情報(注目位置指示情報)を自動的に付加するようにされる。ここでは、このようにして注目点となる位置であることを示す情報について、本などにしおりを挟むことになぞらえ、ブックマークということにする。
図14は、第2の実施の形態に対応する記録装置1Aの構成例を示している。なお、この図において第1の実施の形態に対応する図1と同一とされる部分については同一符号を付して、ここでの説明は省略し、主として図1との相違点について説明する。
図14においては、図1のデータ記録制御部13に代えて、データ記録制御/ブックマーク処理部13Aが備えられる。このデータ記録制御/ブックマーク処理部13Aは、データ記録制御部13と同様に、ビデオデータ格納部3に保持されているビデオデータ、及びオーディオデータ格納部5に保持されているオーディオデータを、録画・録音データとして記録媒体14に記録するための制御を実行するものとされたうえで、録画・録音データに対してブックマークを付加するための処理を実行するようにもされる。
本実施の形態において録画・録音データに対してブックマークを付加する手法としては特に限定されるべきではないが、例えば、録画・録音データの実体であるビデオデータ、オーディオデータの少なくとも何れか一方に対して、ブックマーク位置であることを示す画像、音声を合成することが考えられる。また、記録媒体に対してビデオデータ、オーディオデータとしてのコンテンツを記憶させるのにあたっては、これらのビデオデータ、オーディオデータとともに所定構造の管理情報を記録し、この管理情報を記録媒体に記録されたビデオデータ、オーディオデータの再生制御に利用することが広く行われている。ブックマークの設定には、この管理情報を利用することも考えられる。また、ブックマーク付加のために、オリジナルのビデオデータ、オーディオデータに加工を施す必要がない点でも、管理情報を利用するほうが有利である。
また、図1における入力部9からは、ユーザ操作に応じた録画・録音データの記録開始命令が出力されるものとしていたのであるが、図14の入力部9は、ブックマーク付加のための操作に応じて、ブックマーク付加命令を出力するものとなる。このブックマーク付加命令をトリガとして、データ記録制御/ブックマーク処理部13Aは、ブックマーク付加の処理を実行することができる。また、この場合のデータベース制御部10は、ブックマーク付加命令の受信に応じて、位置情報、移動速度変化情報、生体信号変化情報をデータベースに登録する。
図15は、第2の実施の形態に対応するデータ分析部12の構成例を示している。なお、この図においても、第1の実施の形態に対応する図3と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは図3との相違点について述べる。
図15では、図3において備えられていた記録命令送信部126に代えて、ブックマーク付加命令送信部127が備えられる。
そのうえで、第2の実施の形態における演算部125は、データベース内容と、受信取得された位置情報、移動速度変化情報、生体信号変化情報との比較結果に基づき、記録開始命令に代えて、ブックマーク付加命令をブックマーク付加命令送信部127に対して出力するようにされる。ブックマーク付加命令送信部127は、入力したブックマーク付加命令を、データ記録制御/ブックマーク処理部13Aに対して送信出力する。データ記録制御/ブックマーク処理部13Aは、このようにしてデータ分析部12のブックマーク付加命令送信部127から送信されるブックマーク付加命令に応じても、ブックマーク付加のための処理を実行することができる。
図16は、データ記録制御/ブックマーク処理部13Aの構成例を示している。この図において、第1の実施の形態に対応する図4と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは主として図4との相違点について説明する。
この図に示すデータ記録制御/ブックマーク処理部13Aにおいて、ビデオデータ受信部134にて受信されたビデオデータは、通常は、スイッチSW21の端子a−cの接続を介して記録媒体制御部136に入力されている状態にある。同様にして、オーディオデータ受信部135にて受信されたビデオデータは、通常は、スイッチSW22の端子a−cの接続を介して記録媒体制御部136に入力されている。そして、記録媒体制御部136は、このようにして入力されたビデオデータ、オーディオデータを、録画・録音データとして記録媒体14に書き出して記録させるための処理を実行する。
そして、ブックマークを付加すべきタイミングとなったときには、ブックマーク付加命令制御部133Aにより、上記スイッチSW21、SW22について、それぞれ端子a−bに接続するようにして切り換えを行うようにされる。これにより、ビデオデータ受信部134にて受信されたビデオデータは、第1ブックマーク付加部137を経由するようにして記録媒体制御部136に入力される。同様に、オーディオデータ受信部135にて受信されたオーディオデータは、第2ブックマーク付加部138を経由するようにして記録媒体制御部136に入力される。第1ブックマーク付加部137は、入力されるビデオデータに対してブックマークを付加するための処理を実行し、第2ブックマーク付加部138は、入力されるオーディオデータに対してブックマークを付加するための処理を実行する。これにより、スイッチSW21、SW22について端子a−bが接続される状態では、録画・録音データに対してブックマークを付加する処理が実行されることになる。
入力命令受信部131には、入力部9からのブックマーク付加命令が出力される。入力命令受信部131は、このブックマーク付加命令を受信してブックマーク付加命令制御部133に対して出力する。また、データ分析部12のブックマーク付加命令送信部127から送信されたブックマーク付加命令は、ブックマーク付加命令受信部132Aにて受信され、ブックマーク付加命令制御部133Aに入力される。
ブックマーク付加命令制御部133Aは、ブックマーク付加命令の入力がないときには、スイッチSW21,SW22について、端子a−cが接続されるように制御しており、これにより、上記しているようにして、特にブックマーク付加などを伴わない通常の録画・録音データの動作が得られるようにしている。
そして、上記のようにして、入力命令受信部131とブックマーク付加命令受信部132Aの少なくとも何れか一方からのブックマーク付加命令を受信すると、ブックマーク付加命令制御部133Aは、スイッチSW21,SW22について、端子a−cから端子a−bの接続となるように切り換えを行い、ブックマーク付加処理を実行させる。そして、例えばブックマーク付加処理が完了したとされる所定タイミングで、スイッチSW21,SW22について、端子a−bから端子a−cへの通常の接続に切り換えを行うようにされる。
なお、この図は、あくまでもブックマーク付加のための構成を概念的に表現しているものである。前述したように、録画・録音データを対象としてブックマークを付加するための手法は、いくつか考えることができるものであり、実際としては、採用される手法に応じたハードウェア構成、プログラム構成が採られればよいものである。
続いて、位置情報、移動速度変化情報、及び生体信号変化情報の各情報に基づいたブックマークの自動付加のための手順について説明していくこととする。
先ず、図17のフローチャートは、位置情報をデータベースに登録するためにデータベース制御部10が実行する手順を示している。この図に示されるステップS901〜S905の手順のうち、ステップS901、S902、S904,S905は、第1の実施の形態として先に示した図6の手順におけるステップS101、S102、S104,S105と同様となる。
ただし、ステップS103では、入力部9から出力される記録開始命令の受信を待機しているのに対して、ステップS903においては、入力部9から出力されるブックマーク付加命令の受信を待機するようにされる。そして、ブックマーク付加命令を受信したとして肯定の判別結果が得られた場合に、ステップS904,S905の手順を行うことで、位置情報をデータベースに登録するようにされる。
なお、第2の実施の形態におけるデータベースの構造については図5と同様でよい。
図18のフローチャートは、位置情報に基づいてブックマーク自動付加の可否を決定するために図15に示すデータ分析部12が実行する手順を示している。
この図に示されるステップS1001〜S1005の手順のうち、ステップS1001〜S1004は、第1の実施の形態として先に示した図7のステップS201〜S204と同様となる。ただし、ステップS1003の手順によっては、今回の受信位置情報について、記録開始についてではなく、ブックマーク付加に適合した条件を満たしているか否かについての判別を行うことになる。
そのうえで、ステップS1005では、データ記録制御/ブックマーク処理部13Aに対してブックマーク付加命令を出力するようにしている。つまり、演算部125がブックマーク付加命令を出力し、これを受けて、ブックマーク付加命令送信部127が、データ記録制御/ブックマーク処理部13Aに対してブックマーク付加命令を送信する。
これにより、データ記録制御/ブックマーク処理部13にて、位置情報に基づいたブックマークの自動付加の動作が行われることになる。
図19のフローチャートは、ユーザ操作によるブックマーク付加命令の受信に応じて、移動速度変化情報をデータベースに登録するために、データベース制御部10が実行すべき手順を示している。
この図に示すステップS1101〜S1104までの手順において、ステップS1103以外の手順であるステップS1101、S1102、S1104は、先に図9に示したステップS401、S402、S404の各手順と同様となる。ステップS1103は、入力部9から出力されるブックマーク付加命令が受信されるのを待機する手順となる。
図20のフローチャートは、移動速度変化情報に基づいてブックマーク自動付加の可否を決定するためにデータ分析部12が実行する手順を示している。
この図におけるステップS1201〜S1204の手順は、第1の実施の形態として先に示した図10のステップS201〜S204と同様となる。また、ステップS1203の手順によっては、今回の受信移動速度変化情報について、ブックマーク付加に適合した条件を満たしているか否かについての判別を行う。
そのうえで、ステップS1205では、データ記録制御/ブックマーク処理部13Aに対してブックマーク付加命令を出力するようにされる。
なお、移動速度変化情報を検出する手順については、図8と同様とされればよい。
図21のフローチャートは、ユーザ操作によるブックマーク付加命令の受信に応じて、生体信号変化情報をデータベースに登録するために、データベース制御部10が実行すべき手順を示している。
この図に示すステップS1301〜S1304までの手順において、ステップS1301、S1302、S1304は、先に図12に示したステップS701、S702、S704の各手順と同様となる。ステップS1303は、入力部9から出力されるブックマーク付加命令が受信されるのを待機する手順となる。
図22のフローチャートは、生体信号変化情報に基づいてブックマーク自動付加の可否を決定するためにデータ分析部12が実行する手順を示している。
この図におけるステップS1401〜S1404の手順は、第1の実施の形態として先に示した図13のステップS801〜S804と同様となる。また、ステップS1403の手順によっては、今回の受信移動速度変化情報について、ブックマーク付加に適合した条件を満たしているか否かについての判別を行う。ステップS1405では、データ記録制御/ブックマーク処理部13Aに対してブックマーク付加命令を出力するようにされる。
なお、生体信号変化情報の検出手順としては、図11と同様とされればよい。
上記図17、図19、図21の手順が行われることで、先ず、第2の実施の形態のデータベースとしては、ユーザがブックマークを付加する操作を行ったときに対応した位置情報、移動速度変化情報、及び生体信号変化情報により構築されるものとなる。従って、第2の実施の形態において構築されるデータベースは、そのユーザにとってブックマークを付加したいと思うときの状態の特徴を表すものとなる。そのうえで、図18、図20、図22の手順が実行されることで、ユーザの状態などに応じた的確なタイミングでのブックマークの付加が実現されることになる。
なお、これまで説明した第2の実施の形態では、録画・録音データを記録しているときに、リアルタイムにブックマークを付加する処理を実行するようにしているが、例えば、録画・録音データを再生するときに対応して、ブックマークの付加されたコンテンツとして編集することも可能である。つまり、録画・録音データを記録媒体14に記録しているときには、例えば図5に示した構造のデータベースを、一定時間ごとに登録していくようにして構築するようにされる。この結果、録画・録音データを記録媒体14に記録完了したときには、データベースの内容として、この録画・録音データの記録開始から記録終了までの期間に対応した、一定時間ごとの位置情報、移動速度変化情報、生体信号変化情報が得られていることになる。そして、このデータベースの内容と、予め設定したブックマークを付加すべき条件となる位置情報、移動速度変化情報、生体信号変化情報の値とを比較して、ブックマークを付加すべき時間を特定する。そして、この特定された時間に対応する録画・録音データのデータ位置についてブックマークを付加するようにして、再生時における管理を行うものである。
また、録画・録音データの記録開始、あるいはブックマーク付加を自動実行させるのにあたっては、位置情報、移動速度変化情報、生体信号変化情報などの情報を複合的に使用してもよいし、1つの情報を選択して使用するようにしてもよい。また、位置情報、移動速度変化情報、及び生体信号変化情報以外で、ユーザの状態を示し得るような情報があれば、これを利用してかまわない。
また、上記実施の形態としての記録装置1,1Aは、いわゆるウェアラブルの形態であることとしているが、他の形態も考えら得るものである。例えば、自動車、あるいは自転車などに搭載して周囲状況を撮影するような記録装置を考えた場合には、撮像部位や収音部位などは、自動車、自転車においてしかるべき撮像視野範囲、収音方向が得られるような部位に装着すればよいことになる。また、生体情報などは、ハンドルなどにセンサを設けるなどして、そのハンドルを握った手から取得することができる。また、入力部9としての操作子もハンドル付近に設けるようにすればユーザが操作しやすい。
また、実施の形態では、撮像画像及び収音音声をともに記録することとしているが、撮像画像のみ、あるいは収音音声のみを記録するような装置であっても適用できる。
本発明の第1の実施の形態としての記録装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態の記録装置におけるデータベース制御部の構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態の記録装置におけるデータ分析部の構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態の記録装置におけるデータ記録制御部の構成例を示すブロック図である。 実施の形態におけるデータベースの構造例を模式的に示す図である。 第1の実施の形態に対応した、位置情報のデータベース登録手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に対応した、位置情報に基づく記録開始命令出力のための手順を示すフローチャートである。 移動速度変化情報の検出(算出)手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に対応した、移動速度変化情報のデータベース登録手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に対応した、移動速度変化情報に基づく記録開始命令出力のための手順を示すフローチャートである。 生体信号変化情報の検出(取得)手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に対応した、生体信号変化情報のデータベース登録手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に対応した、生体信号変化情報に基づく記録開始命令出力のための手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態としての記録装置の構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態の記録装置におけるデータ分析部の構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態の記録装置におけるデータ記録制御/ブックマーク処理部の構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態に対応した、位置情報のデータベース登録手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に対応した、位置情報に基づくブックマーク付加命令出力のための手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に対応した、移動速度変化情報のデータベース登録手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に対応した、移動速度変化情報に基づくブックマーク付加命令出力のための手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に対応した、生体信号変化情報のデータベース登録手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に対応した、生体信号変化情報に基づくブックマーク付加命令出力のための手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 記録装置、2 撮像部、3 ビデオデータ格納部、4 収音部、5 オーディオデータ格納部、6 位置情報検出部、7 移動速度変化検出部、8 生体信号変化検出部、9 入力部、10 データベース制御部、11 データベース保持部、12 データ分析部、13 データ記録制御部、14 記録媒体、101 入力命令受信部、102 位置情報受信部、103 移動速度変化情報受信部、104 生体信号変化情報受信部、105 位置情報格納部、106 移動速度変化情報格納部、107 生体信号変化情報格納部、108 データベース書き込み制御部、120 データベース読出命令送信部、121 データベース読出部、122 位置情報受信部、123 移動速度変化情報受信部、124 生体信号変化情報受信部、125 演算部、126 記録命令送信部、131 入力命令受信部、132 記録命令受信部、133 記録命令制御部、134 ビデオデータ受信部、135 オーディオデータ受信部、136 記録媒体制御部、13A データ記録制御/ブックマーク処理部、127 ブックマーク付加命令送信部、132A ブックマーク付加命令受信部、133A ブックマーク付加命令制御部、137 第1ブックマーク付加部、138 第2ブックマーク付加部、スイッチ SW1,SW2,SW3,SW11,SW12,SW21,SW22

Claims (4)

  1. 撮像及び/又は収音により画像情報及び/又は音声情報を取得する画像音声取得手段と、
    上記画像音声取得手段により取得された画像情報及び/又は音声情報を記録する記録媒体と、
    上記記録媒体に画像情報及び/又は音声情報の記録を開始させるための操作が行われる記録開始操作手段と、
    ユーザの状態を示すとされる所定の検出項目について所定時間毎に検出を行う検出手段と、
    上記記録開始操作手段に対する操作が行われたのに応じたタイミングで、上記検出手段により検出された検出項目の検出結果を登録して保持する登録保持手段と、
    上記検出手段により検出される検出項目の検出結果と、上記登録保持手段に保持されている検出項目の検出結果とを比較した結果に基づいて、上記記録媒体に対して画像情報及び/又は音声情報の記録を開始させるべきか否かについての判別を行う記録開始判別手段と、
    上記記録開始判別手段の判別結果に基づいて、画像情報及び/又は音声情報の記録を開始させる制御を行う記録制御手段と、
    を備え、
    上記検出手段は、
    位置情報を検出するGPSユニット、移動速度変化情報を検出する加速度センサ、または、生態情報を検出するセンサとされ、
    上記登録保持手段は、
    各位置情報の登録率、各移動速度変化情報の登録率、または、各生態情報の登録率を保持し、
    上記記録開始判別手段は、
    今回の位置情報に対応する上記各位置情報の登録率が一定以上かつ今回の位置情情報と同一の位置情情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、今回の移動速度変化情報に対応する上記各移動速度変化情報の登録率が一定以上かつ今回の移動速度変化情報と同一の移動速度変化情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、または、今回の生態情報に対応する上記各生態情報の登録率が一定以上かつ今回の生態情報と同一の生態情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、
    上記記録制御手段は、上記判別結果が肯定(Y)であるときに、上記記録媒体に対して画像情報及び/又は音声情報の記録を開始させる制御を行う、
    上記ユーザに取り付け可能とされる、
    記録装置。
  2. 撮像及び/又は収音により画像情報及び/又は音声情報を取得する画像音声取得手段と、
    上記画像音声取得手段により取得された画像情報及び/又は音声情報と、命令に応じて付加される注目すべき位置であることを示す注目位置指示情報とを、記録する記録媒体と、
    上記注目位置指示情報の付加を命令するための操作が行われる命令操作手段と、
    ユーザの状態を示すとされる所定の検出項目について所定時間毎に検出を行う検出手段と、
    上記命令操作手段に対する操作が行われたのに応じたタイミングで、上記検出手段により検出された検出項目の検出結果を登録して保持する登録保持手段と、
    上記検出手段により検出された検出項目の検出結果と、上記登録保持手段に保持されている検出項目の検出結果とを比較した結果に基づいて、上記注目位置指示情報を付加する命令をすべきか否かについての判別を行う命令可否判別手段と、
    上記命令可否判別手段の判別結果に基づいて、注目位置指示情報の付加を命令する命令手段と、
    を備え、
    上記検出手段は、
    位置情報を検出するGPSユニット、移動速度変化情報を検出する加速度センサ、または、生態情報を検出するセンサとされ、
    上記登録保持手段は、
    各位置情報の登録率、各移動速度変化情報の登録率、または、各生態情報の登録率を保持し、
    上記命令可否判別手段は、
    今回の位置情報に対応する上記各位置情報の登録率が一定以上かつ今回の位置情情報と同一の位置情情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、今回の移動速度変化情報に対応する上記各移動速度変化情報の登録率が一定以上かつ今回の移動速度変化情報と同一の移動速度変化情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、または、今回の生態情報に対応する上記各生態情報の登録率が一定以上かつ今回の生態情報と同一の生態情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、
    上記命令手段は、上記判別結果が肯定(Y)であるときに、上記記録媒体に対して上記注目位置指示情報の記録を開始させる制御を行う、
    上記ユーザに取り付け可能とされる、
    記録装置。
  3. ユーザに取り付け可能とされる記録装置における記録方法であって、
    撮像及び/又は収音により画像情報及び/又は音声情報を取得する画像音声取得手順と、
    上記画像音声取得手順により取得された画像情報及び/又は音声情報を、記録媒体に記録する記録手順と、
    ユーザの状態を示すとされる所定の検出項目について所定時間毎に検出を行う検出手順と、
    画像情報及び/又は音声情報の記録を上記記録手順により開始させるための操作が行われたのに応じたタイミングで、上記検出手順により検出された検出項目の検出結果を登録して保持する登録保持手順と、
    上記検出手順により検出された検出項目の検出結果と、上記登録保持手順に保持されている検出項目の検出結果とを比較した結果に基づいて、上記記録手順による画像情報及び/又は音声情報の記録を開始させるべきか否かについての判別を行う記録開始判別手順と、
    上記記録開始判別手順の判別結果に基づいて、上記記録手順による画像情報及び/又は音声情報の記録を開始させる制御を行う記録制御手順と、
    を有し、
    上記検出手順では、
    GPSユニットで位置情報を検出し、加速度センサで移動速度変化情報を検出し、または、センサで生態情報を検出し、
    上記登録保持手順では、
    各位置情報の登録率を保持し、各移動速度変化情報の登録率を保持し、または、各生態情報の登録率を保持し、
    上記記録開始判別手順では、
    今回の位置情報に対応する上記各位置情報の登録率が一定以上かつ今回の位置情情報と同一の位置情情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、今回の移動速度変化情報に対応する上記各移動速度変化情報の登録率が一定以上かつ今回の移動速度変化情報と同一の移動速度変化情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、または、今回の生態情報に対応する上記各生態情報の登録率が一定以上かつ今回の生態情報と同一の生態情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、
    上記記録制御手順では、上記判別結果が肯定(Y)であるときに、上記記録媒体に対して画像情報及び/又は音声情報の記録を開始させる制御を行う、
    記録方法。
  4. ユーザに取り付け可能とされる記録装置における記録方法であって、
    撮像及び/又は収音により画像情報及び/又は音声情報を取得する画像音声取得手順と、
    上記画像音声取得手順により取得された画像情報及び/又は音声情報について、注目すべき位置であることを示す注目位置指示情報を、命令に応じて付加して記録媒体に記録する記録手順と、
    ユーザの状態を示すとされる所定の検出項目についての検出を行う検出手順と、
    上記注目位置指示情報の付加を命令するための操作が行われたのに応じたタイミングで、上記検出手順により検出された検出項目の検出結果を登録して保持する登録保持手順と、
    上記検出手順により検出された検出項目の検出結果と、上記登録保持手順に保持されている検出項目の検出結果とを比較した結果に基づいて、上記注目位置指示情報を付加する命令をすべきか否かについての判別を行う判別手順と、
    上記判別手順の判別結果に基づいて、上記記録手順において注目位置指示情報の付加を命令する命令手順と、
    を有し、
    上記検出手順では、
    GPSユニットで位置情報を検出し、加速度センサで移動速度変化情報を検出し、または、センサで生態情報を検出し、
    上記登録保持手順では、
    各位置情報の登録率を保持し、各移動速度変化情報の登録率を保持し、または、各生態情報の登録率を保持し、
    上記命令可否判別手順では、
    今回の位置情報に対応する上記各位置情報の登録率が一定以上かつ今回の位置情情報と同一の位置情情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、今回の移動速度変化情報に対応する上記各移動速度変化情報の登録率が一定以上かつ今回の移動速度変化情報と同一の移動速度変化情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、または、今回の生態情報に対応する上記各生態情報の登録率が一定以上かつ今回の生態情報と同一の生態情報を最後に検出してから一定時間経過していることを判別し、
    上記命令手順では、上記判別結果が肯定(Y)であるときに、上記記録媒体に対して上記注目位置指示情報の記録を開始させる制御を行う、
    記録方法。
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