JP2016072523A - 結晶シリコン太陽電池およびその製造方法、ならびに太陽電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】高効率で、加熱による劣化の少ない結晶シリコン太陽電池を提供する。【解決手段】結晶シリコン太陽電池100は、導電型単結晶シリコン基板1の第一の主面上にn型半導体層31および第一透明導電層61をこの順に備え、第二の主面上にp型半導体層32および第二透明導電層62をこの順に備える。n型半導体層31およびp型半導体層32は、いずれも水素化シリコン系薄膜であり、第一透明導電層61および第二透明導電層62は、いずれも酸化インジウムを主成分とする透明導電性酸化物膜である。第一透明導電層61の水素原子含有量W1は、2×1020atm/cm3〜2×1022atm/cm3である。W1は、第二透明導電層62の水素原子含有量W2よりも大きいことが好ましい。W1は、2.5×1021atm/cm3以上が好ましい。【選択図】図1
Description
本発明は、結晶シリコン太陽電池およびその製造方法に関する。また、本発明は、太陽電池モジュールに関する。
単結晶シリコン基板上に、シリコン系半導体層を備える結晶シリコン太陽電池は、ヘテロ接合太陽電池と呼ばれている。中でも、結晶シリコン基板上の一方の面にn型シリコン系薄膜を備え、他方の面にp型シリコン系薄膜を備え、結晶シリコン基板と導電型(n型またはp型)のシリコン系薄膜との間に真性シリコン薄膜を有するヘテロ接合太陽電池は、変換効率の高い結晶シリコン太陽電池の一形態として知られている。
ヘテロ接合太陽電池では、シリコン系半導体層上に透明導電層が形成される。透明導電層は、半導体接合からなる光電変換部で生じたキャリアを金属集電極へ輸送する働きを有する。そのため、透明導電層は低抵抗であることが求められる。また、光電変換部への光入射量を増大させるためには、透明導電層は光吸収が小さいことが求められる。これらの観点から、透明導電層の特性を改善する試みがなされており、下記特許文献1および特許文献2では、透明導電層の水素濃度を調整する方法が提案されている。
ヘテロ接合太陽電池では、透明導電層の透明性および導電性に加えて、隣接する半導体層との界面接合を良好とすることが、光生成キャリアを有効に取出し、変換効率を向上する上で重要である。上記特許文献1は、透明導電層の水素原子含有量を1atm%以上とすることにより、高透明性と低抵抗とを両立できることが開示されているが、透明導電層と隣接する半導体層との界面接合等については特段の検討がなされていない。また、透明導電層中の水素濃度が大きくなると酸化インジウムの結晶化が阻害されるため、抵抗高くなる傾向がある。
特許文献2では、シリコン系半導体層上に透明導電層を形成する際に、n型半導体層が水素ラジカルの影響を受けやすいとの知見に鑑み、p型半導体層上の透明導電層を高水素濃度としている。この方法によれば、n型半導体層表面の劣化を抑制して、ヘテロ接合太陽電池の曲線因子が向上することが報告されているが、透明導電層と半導体層との界面特性については検討がなされておらず、改善の余地がある。
上記に鑑み、本発明は、透明導電層とシリコン系半導体層との界面特性を向上することにより、変換効率に優れる結晶シリコン太陽電池を提供することを目的とする。
本発明は、導電型単結晶シリコン基板の第一の主面上にn型半導体層および第一透明導電層をこの順に備え、シリコン基板の第二の主面上にp型半導体層および第二透明導電層をこの順に備える結晶シリコン太陽電池に関する。n型半導体層およびp型半導体層は、いずれも水素化シリコン系薄膜である。n型半導体層上の第一透明導電層、およびp型半導体層上の第二透明導電層は、いずれも酸化インジウムを主成分とする透明導電性酸化物膜である。透明導電層は、Sn等のドーパントを含んでいてもよい。
本発明の第一の形態では、第一透明導電層の水素原子含有量W1が第二透明導電層の水素原子含有量W2よりも大きい。本形態において、W1は、2×1020atm/cm3〜2×1022atm/cm3である。
本発明の第二の形態では、第一透明導電層の水素原子含有量W1が2.5×1021atm/cm3〜2×1022atm/cm3である。なお、上記第一の形態においても、W1は2.5×1021atm/cm3以上であることが好ましい。
本発明の第二の形態では、第一透明導電層の水素原子含有量W1が2.5×1021atm/cm3〜2×1022atm/cm3である。なお、上記第一の形態においても、W1は2.5×1021atm/cm3以上であることが好ましい。
第一透明導電層は、水素原子を含むガスの存在下でスパッタ法やイオンプレーティング法等により製膜することができる。水素原子を含むガスとしては、水蒸気や水素ガス等が挙げられる。
結晶シリコン太陽電池は、シリコン基板と導電型シリコン系半導体層との間に、真性シリコン系薄膜を備えることが好ましい。結晶シリコン太陽電池のn型シリコン系半導体層は、好ましくは非晶質水素化シリコン薄膜である。透明導電層上には、金属電極が形成されてもよい。金属電極は、印刷法等により透明導電層上に導電性ペーストを塗布し、固化する方法等により形成できる。
さらに、本発明は、上記結晶シリコン太陽電池、および結晶シリコン太陽電池と外部回線とを電気的に接続するための配線を備える太陽電池モジュールに関する。太陽電池モジュールの形成においては、結晶シリコン太陽電池が、封止材により封止されることが好ましい。
本発明の結晶シリコン太陽電池は、変換特性(特に曲線因子)が高い。また、加熱後も高い曲線因子を維持できるため、太陽電池のモジュール化の際の加熱や、実使用環境での長時間の使用後も、高い変換特性を有する。これは、非晶質水素化シリコン系薄膜であるn型半導体層上の透明導電層の水素原子含有量が大きいため、界面特性が改善されるとともに、加熱等によりn型シリコンから水素が脱離した場合でも、透明導電層から水素が補われ、キャリア再結合の原因となるダングリングボンドが発生し難いためであると推定される。
図1は、本発明の一実施形態にかかる結晶シリコン太陽電池100の模式的断面図である。導電型単結晶シリコン基板1の一方の主面(第一の主面)上には、第一真性シリコン系薄膜21、n型半導体層31および第一透明導電層61がこの順に形成されており、他方の主面(第二の主面)上には、第二真性シリコン系薄膜22、p型半導体層32および第二透明導電層62がこの順に形成されている。透明導電層61,62上には、所定形状にパターニングされた金属電極(グリッド電極)71,72が形成されている。
導電型単結晶シリコン基板1の導電型は、n型でもp型でもよい。正孔と電子とを比較した場合、一般的に電子の方が移動度が大きいため、シリコン基板1がn型単結晶シリコン基板である場合は、特に変換特性が高い。太陽電池100の受光面は、第一透明導電層61側(n側)、第二透明導電層62側(p側)のいずれでもよい。また、図1に示すように、両方の透明導電層上にパターニングされた金属電極を備える場合、両面入射としてもよい。ヘテロ接合太陽電池では、結晶シリコン基板へ入射した光が最も多く吸収される受光面側のへテロ接合を逆接合とすれば、強い電場が設けられ、光生成キャリア(電子および正孔)を効率的に分離回収できる。そのため、第二の主面(p型半導体層32形成面側)を受光面とすることが好ましい。
シリコン基板1と導電型半導体層31,32との間に、真性シリコン系薄膜21,22が設けられることにより、結晶シリコン基板への不純物拡散を抑えつつ表面パッシベーションを有効に行うことができる。シリコン基板1の表面パッシベーションを有効に行うために、真性シリコン系薄膜21,22は、真性非晶質シリコン薄膜が好ましい。
上記真性シリコン系薄膜21,22の製膜方法としては、プラズマCVD法が好ましい。プラズマCVD法によるシリコン系薄膜の製膜条件としては、基板温度100〜300℃、圧力20〜2600Pa、高周波パワー密度0.004〜0.8W/cm2が好ましく用いられる。シリコン系薄膜の形成に使用される原料ガスとしては、SiH4、Si2H6等のシリコン含有ガスとH2との混合ガスが好ましく用いられる。
p型またはn型の半導体層31,32としては、水素化シリコン系薄膜が用いられる。水素化シリコン系薄膜は、水素化シリコンまたは水素化シリコン合金を含む薄膜である。シリコン系材料としては、非晶質シリコン、微結晶シリコン(非晶質シリコンと結晶質シリコンを含む材料)等が用いられる。また、シリコン合金としては、シリコンオキサイド、シリコンカーバイド、シリコンナイトライド、シリコンゲルマニウム等が挙げられる。これらの中でも、導電型シリコン系薄膜は、非晶質水素化シリコン薄膜であることが好ましい。
n型半導体層31およびp型半導体層32も、真性シリコン系薄膜と同様に、プラズマCVDにより製膜されることが好ましい。これらの導電型シリコン系薄膜の製膜時には、導電型(n型またはp型)を調整するためのドーパントガスとして、PH3やB2H6等が用いられる。導電型決定不純物の添加量は微量でよいため、予めSiH4やH2で希釈されたドーパントガスを用いることが好ましい。導電型シリコン系薄膜の製膜時に、CO2、CH4、NH3、GeH4等の異種元素を含むガスを添加すれすることにより、シリコン系薄膜を合金化して、エネルギーギャップを変更することもできる。
n型半導体層31上には第一透明導電層61が形成され、p型半導体層32上には第二透明導電層62が形成される。これらの透明導電層は、酸化インジウムを主成分とする透明導電性酸化物膜であり、ドーパントとして、Sn,W,Zn,Ti,Ce,Zr,Mo,Al,Ga,Ge、あるいはこれらの酸化物等を含んでいてもよい。なお、本明細書において、特定の成分を「主成分とする」とは、その成分の含有量が50重量%より多いことを意味し、70重量%以上が好ましく、90重量%以上がより好ましい。
n型半導体層31上に形成される第一透明導電層61は、水素を含む膜である。第一透明導電層61の水素原子含有量W1は、2×1020atm/cm3以上である。なお、透明導電層中の水素原子含有量は、二次イオン質量分析(SIMS)により測定することができる。厚み方向で水素原子含有量が変化する場合は、厚み方向の中心部の水素原子含有量を透明導電層の水素原子含有量とする。具体的には、透明導電層の膜厚を4等分し、n型半導体層側の第1四分点から表面側の第3四分点までの範囲の水素原子含有量の平均値を求めればよい。第一透明導電層61のn型半導体層31側の水素と表面側(図1において第一金属電極71形成面側)との水素原子含有量との対比は、SIMSの膜厚方向プロファイルから確認できる。
W1が2×1020atm/cm3以上であれば、n型半導体層31の表面や側面等から離脱した水素を、第一透明導電層の膜中水素によって補うことができる。そのため、n型半導体層31製膜後、第一透明導電層61形成までの間に、n型半導体層31から水素が脱離した場合でも、高水素濃度の第一透明導電層61から、n型半導体層31へ水素が補われ、ダングリングボンドを修復(終端)することができる。すなわち、第一透明導電層61を形成することにより、n型半導体層31の表面パッシベーション効果が得られるとともに、界面の電気的接合を良好とすることができる。そのため、変換特性、特に開放端電圧および曲線因子が高い結晶シリコン太陽電池が得られる。
第一透明導電層61によるn型半導体層31の表面パッシベーション効果を高めるためには、W1は、5×1020atm/cm3以上が1×1021atm/cm3以上がより好ましく、2×1021atm/cm3以上がさらに好ましい。特に、W1が2.5×1021atm/cm3以上でる場合に、n型半導体層31と第一透明導電層61の界面特性向上による、変換効率向上効果が高くなる傾向がある。
n型半導体層31上に第一透明導電層61を形成した後は、n型半導体層31の表面からの水素の脱離が抑制される傾向がある。しかし、透明導電層上に金属電極を形成する際や、モジュール化の際に加熱が行われると、n型半導体層の側面等から水素が脱離し、開放端電圧や曲線因子が低下する場合がある。これに対して、本発明では、第一透明導電層61の形成時にn型半導体層31の表面パッシベーションが行われることに加えて、加熱等によりn型半導体層31から脱離した水素が第一透明導電層61から補われるため、曲線因子や開放端電圧の低下が抑制される。特に、第一透明導電層61の水素原子含有量W1が、2.5×1021atm/cm3以上である場合に、加熱環境に暴露された際の開放端電圧や曲線因子の低下が抑制され、耐久性に優れる結晶シリコン太陽電池が得られる。
一方、第一透明導電層61の水素原子含有量W1が過度に大きいと、酸化インジウムの結晶化が妨げられる等の理由により、第一透明導電層の抵抗が上昇し、太陽電池の曲線因子が低下する傾向がある。第一透明導電層の水素によるパッシベーション効果を有効に発揮しつつ、高抵抗化を抑制するためには、W1を2×1022atm/cm3以下とする必要がある。W1は1×1022atm/cm3以下が好ましく、8×1021atm/cm3以下がより好ましい。
上記のように、水素の脱離が生じ易いn型水素化シリコン系薄膜上に高水素濃度の第一透明導電層形成することにより、変換特性および耐久性に優れる結晶シリコン太陽電池が得られる。一方、p型水素化シリコン系薄膜は、n型水素化シリコン系薄膜に比べて水素脱離が生じ難い。そのため、p型半導体層32上に形成される第二透明導電層62は、水素を含んでいても、含んでいなくてもよい。第二透明導電層62が水素を含む場合、水素原子含有量W2は、上記と同様の理由から、2×1022atm/cm3以下とする必要があり、1×1022atm/cm3以下が好ましく、8×1021atm/cm3以下がより好ましい。
第一透明導電層61の水素原子含有量を大きくする場合に比べると、第二透明導電層62の水素原子含有量を大きくしても、p型半導体層32の表面のパッシベーション効果は小さい。一方、第一透明導電層の場合と同様に、水素濃度の上昇は高抵抗化の要因となり得る。すなわち、p型半導体層上の第二透明導電層62は、n型半導体層上の第一透明導電層61に比べて、高水素化のメリットが小さい。そのため、透明導電層を低抵抗として、結晶シリコン太陽電池の曲線因子を高く保つためには、第一透明導電層61の水素原子含有量W1と第二透明導電層62の水素原子含有量W2が、W1>W2を満たすことが好ましい。また、W2は、2.5×1021atm/cm3未満が好ましい。
上記を整理すると、本発明の結晶シリコン太陽電池の好ましい形態では、第一透明導電層の水素原子含有量W1と第二透明導電層の水素原子含有量W2とが、W2<2.5×1021atm/cm3≦W1≦2×1022atm/cm3を満たす。
第一透明導電層および第二透明導電層は、いずれも公知の手法により製膜することができる。酸化インジウムを主成分とする透明導電層の製膜方法としては、スパッタ法やイオンプレーティング法等の物理蒸着(PVD)法が好ましく、中でもスパッタ法が好ましい。例えば、アルゴン等の不活性ガスと、必要に応じて酸素等の酸化性ガスを導入しながらスパッタ製膜が行われる。水素原子を含むガスの存在下で製膜を行うことにより、水素を含む透明導電層が得られる。水素原子を含むガスの供給量や、製膜室内の水素を含むガスの分圧等を調整することにより、透明導電層中の水素原子含有量を調整できる。
水素原子を含むガスとしては、水蒸気や水素ガス等が好ましく用いられる。これらのガスは、製膜室内に直接導入してもよく、他のガスとの混合ガスとして製膜室内に導入してもよい。例えば、水素原子を含むガスが水蒸気である場合、アルゴンや酸素等のガスに、水をバブリング添加することにより、水蒸気を含む混合ガスを製膜室内に導入できる。また、製膜室内に予め水素原子を含むガスを存在させた状態で製膜を行ってもよい。例えば、スパッタ製膜の開始前の製膜室内の水分圧を大きくすることにより、製膜室内に予め水蒸気を存在させた状態で製膜を行い、水素を含む透明導電層を製膜することができる。一般に、スパッタ製膜前には、製膜室内の水分圧が10−5Pa以下となるまで真空排気が行われるが、排気時間を短縮する等により、製膜開始時の水分圧を大きくすれば、水素を含む透明導電膜が得られる。
透明導電層の製膜中に、水素原子を含むガスの供給量や、製膜室内の水素原子を含むガスの分圧等を変化させることにより、透明導電層の膜厚方向の水素原子含有量プロファイルを調整することもできる。例えば、第一透明導電層61の製膜が進むにつれて水素原子を含むガスの供給量を小さくすれば、第一透明導電層の製膜初期(n型半導体層31側)の水素原子含有量を、表面側の水素原子含有量よりも大きくできる。このように、n型半導体層側を相対的に高水素濃度とすることにより、界面での高いパッシベーション効果が得られるとともに、表面側が低水素濃度であるために結晶化が促進され、透明導電層の抵抗上昇を抑制できる。透明導電層の製膜中にガス供給量を変更する場合、ガス流量を連続的に変更してもよく、段階的に変更してもよい。
また、図3に示す太陽電池102のように、第一透明導電層61を、相対的に高水素濃度の透明導電層61aと相対的に低水素濃度の透明導電層62bの2層構成としてもよい。例えば、n型半導体層31上に透明導電層61aを製膜後、一旦製膜を停止し、再度真空排気を行って製膜室内の水分圧が小さい状態で透明導電層61bを製膜することにより、n型半導体層31側の透明導電層61aを相対的に高水素濃度とすることができる。第一透明導電層61は、3層以上から構成されてもよい。
透明導電層製膜時の基板温度は特に制限されないが、200℃以下が好ましい。第一透明導電層61および第二透明導電層62の膜厚は、特に制限されないが、透明性と導電性の観点から、10nm以上140nm以下が好ましい。
第一透明導電層61上および第二透明電極層62上のそれぞれには、第一金属電極71および第二金属電極72が形成される。光入射側の透明導電層上に形成される金属電極は、パターニングされている必要がある。図2の金属電極75のように、裏面側の透明導電層の金属電極は、パターニングされていなくてもよい。
金属電極は、導電性ペーストの塗布やメッキ等により形成できる。透明導電層上への導電性ペーストの塗布方法としては、インクジェット、スクリーン等の印刷法や、スプレー等が挙げられる。生産性の観点からはスクリーン印刷が好ましい。スクリーン印刷法においては、金属粒子と樹脂バインダーからなる導電ペーストがスクリーン版を用いて印刷される。その後、加熱により導電性ペーストが固化されることが好ましい。第一透明導電層61として高水素濃度の酸化インジウム層を形成し、その上に、導電性ペーストの固化物からなる金属電極71,75を形成することにより、透明導電層と金属電極との密着性が高められる傾向がある。
結晶シリコン太陽電池は、実用に供するに際して、モジュール化されることが好ましい。太陽電池のモジュール化は、適宜の方法により行われる。例えば、金属電極に、タブ等のインターコネクタを介してバスバーが接続されることによって、複数の太陽電池が直列または並列に接続された太陽電池ストリングが形成される。太陽電池あるいは太陽電池ストリングには、外部回線と電気的に接続するための配線が接続された後、封止材およびガラス板等により封止されることにより、太陽電池モジュールが得られる。
以下、実施例と比較例との対比により、本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
(光電変換部の形成)
異方性エッチングにより表面にテクスチャが形成された厚みが200μmのn型単結晶シリコン基板の一方の面に真性非晶質シリコン薄膜(膜厚:5nm)およびp型非晶質シリコン薄膜(膜厚:7nm)を形成した後、他方の面に真性非晶質シリコン薄膜(膜厚:6nm)およびn型非晶質シリコン薄膜(膜厚:8nm)を形成した。なお、薄膜の膜厚は、ガラス基板上に同条件にて製膜した薄膜の膜厚を、分光エリプソメトリー(商品名M2000、ジェー・エー・ウーラム社製)にて測定することにより求められた製膜速度から算出した値である。
(光電変換部の形成)
異方性エッチングにより表面にテクスチャが形成された厚みが200μmのn型単結晶シリコン基板の一方の面に真性非晶質シリコン薄膜(膜厚:5nm)およびp型非晶質シリコン薄膜(膜厚:7nm)を形成した後、他方の面に真性非晶質シリコン薄膜(膜厚:6nm)およびn型非晶質シリコン薄膜(膜厚:8nm)を形成した。なお、薄膜の膜厚は、ガラス基板上に同条件にて製膜した薄膜の膜厚を、分光エリプソメトリー(商品名M2000、ジェー・エー・ウーラム社製)にて測定することにより求められた製膜速度から算出した値である。
上記シリコン系薄膜は、プラズマCVDにより、SiH4およびH2を導入しながら製膜を行った。真性非晶質シリコン薄膜は、いずれも、基板温度:170℃、圧力:120Pa、SiH4/H2流量比:3/10、投入パワー密度:0.011W/cm2の条件で製膜を行った。n型およびp型非晶質シリコン薄膜は、基板温度:150℃、圧力:60Pa、SiH4/H2流量比:1/3、投入パワー密度:0.01W/cm2の条件で製膜を行った。n型非晶質シリコン薄膜の製膜には、H2ガス中にPH3を5000ppm含有する水素ガスを用いた。p型非晶質シリコン薄膜の製膜には、H2ガス中にB2H6を5000ppm含有する水素ガスを用いた。
(透明導電層の形成)
n型非晶質シリコン薄膜上に、スパッタ法により、アルゴンおよび酸素を導入しながら、酸化インジウム錫(ITO)を100nmの膜厚で製膜した。ターゲットとして酸化インジウムと酸化錫の焼結体(酸化錫含有量:5wt%)を用い、製膜室内の水分圧が5×10−3Paとなるまで真空排気を行った後、基板温度:室温、圧力:0.2Pa、Ar流量:30sccm、O2流量:1sccm、投入パワー密度:0.5W/cm2の条件で製膜を行った。次にp型非晶質シリコン薄膜上に、スパッタ法により、ITOを100nmの膜厚で製膜した。p型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層の製膜条件は、製膜室内の水分圧が1×10−3Paとなるまで真空排気を行った後に製膜を開始したこと以外は、n型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層の製膜条件と同一であった。
n型非晶質シリコン薄膜上に、スパッタ法により、アルゴンおよび酸素を導入しながら、酸化インジウム錫(ITO)を100nmの膜厚で製膜した。ターゲットとして酸化インジウムと酸化錫の焼結体(酸化錫含有量:5wt%)を用い、製膜室内の水分圧が5×10−3Paとなるまで真空排気を行った後、基板温度:室温、圧力:0.2Pa、Ar流量:30sccm、O2流量:1sccm、投入パワー密度:0.5W/cm2の条件で製膜を行った。次にp型非晶質シリコン薄膜上に、スパッタ法により、ITOを100nmの膜厚で製膜した。p型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層の製膜条件は、製膜室内の水分圧が1×10−3Paとなるまで真空排気を行った後に製膜を開始したこと以外は、n型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層の製膜条件と同一であった。
(金属集電極の形成)
上記の透明導電層上のそれぞれの表面に、スクリーン印刷により銀ペーストを櫛形に印刷した後、150℃で1時間加熱処理を実施して、金属集電極を形成した。
上記の透明導電層上のそれぞれの表面に、スクリーン印刷により銀ペーストを櫛形に印刷した後、150℃で1時間加熱処理を実施して、金属集電極を形成した。
[比較例1]
透明導電層の形成において、n型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製膜開始前の真空排気条件(製膜室内の水分圧)と、p型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製膜開始前の真空排気条件とを入れ替えたこと以外は、実施例1と同様に結晶シリコン太陽電池が作製された。すなわち、比較例1においては、n型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製膜開始前の製膜室内の水分圧が1×10−3Paであり、p型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製開始前の水分圧が5×10−3Paであった。
透明導電層の形成において、n型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製膜開始前の真空排気条件(製膜室内の水分圧)と、p型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製膜開始前の真空排気条件とを入れ替えたこと以外は、実施例1と同様に結晶シリコン太陽電池が作製された。すなわち、比較例1においては、n型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製膜開始前の製膜室内の水分圧が1×10−3Paであり、p型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製開始前の水分圧が5×10−3Paであった。
[比較例2]
透明導電層の形成において、n型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製膜開始前の製膜室内の水分圧およびp型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製膜開始前の製膜室内の水分圧を、いずれも3×10−2Paに変更した。それ以外は実施例1と同様に結晶シリコン太陽電池が作製された。
透明導電層の形成において、n型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製膜開始前の製膜室内の水分圧およびp型非晶質シリコン薄膜上の透明導電層製膜開始前の製膜室内の水分圧を、いずれも3×10−2Paに変更した。それ以外は実施例1と同様に結晶シリコン太陽電池が作製された。
[評価]
(透明導電層の水素原子含有量)
Csイオン源を用いた二次イオン質量分析(SIMS)により、各実施例および比較例の結晶シリコン太陽電池のp側およびn側の透明導電層の水素原子含有量プロファイルを測定し、膜厚方向中心付近における値をその透明導電層の水素原子含有量W1,W2とした。
(透明導電層の水素原子含有量)
Csイオン源を用いた二次イオン質量分析(SIMS)により、各実施例および比較例の結晶シリコン太陽電池のp側およびn側の透明導電層の水素原子含有量プロファイルを測定し、膜厚方向中心付近における値をその透明導電層の水素原子含有量W1,W2とした。
(変換特性の測定)
上記各実施例および比較例の結晶シリコン太陽電池の光電変換特性(開放端電圧(Voc)、短絡電流密度(Isc)、曲線因子(FF)および変換効率(Eff))を、ソーラーシミュレータを用いて評価した。変換特性を測定後、150℃で1時間加熱を行い、再度変換特性を測定した。
上記各実施例および比較例の結晶シリコン太陽電池の光電変換特性(開放端電圧(Voc)、短絡電流密度(Isc)、曲線因子(FF)および変換効率(Eff))を、ソーラーシミュレータを用いて評価した。変換特性を測定後、150℃で1時間加熱を行い、再度変換特性を測定した。
上記の評価結果を表1に示す。なお、表1の光電変換特性の数値は、実施例1(加熱前)に対する相対値として示されている。
実施例1は、比較例1および比較例2に比べて、FFが高いため、Effが向上している。また、実施例1の太陽電池は、150℃で1時間加熱後も、VocおよびIscはほとんど低下せず、FFは向上しており、耐熱性に優れることが分かる。この結果から、実施例1では、n型半導体層上の透明導電層の水素原子含有量W1が3.5×1021atm/cm3であり、かつp型半導体層上の透明導電層の水素原子含有量W2よりも高いために、n型半導体層の表面がパッシベーションされ、透明導電との界面接合が改善されていると考えられる。p型半導体層上の透明導電層の水素原子含有量W2が高く、n型半導体層上の透明導電層の水素原子含有量W1が低い比較例1は、実施例1に比べて、FFが低く、150℃で1時間加熱後にVocが低下している。比較例1では、p型半導体層がパッシベーションされているものの、パッシベーションによる特性改善効果が実施例1よりも低いために、加熱後のVocの低下がみられ、W2が大きいことによる透明導電層の高抵抗化がFFを低下させる要因になっていると考えられる。
W1およびW2がいずれも実施例1および比較例1に比べて10倍以上大きい比較例2では、150℃1時間加熱後のVocの低下は比較的小さいが、加熱前のFFが著しく低下している。これは、界面のパッシベーションが行われているものの、透明導電層の高抵抗化の影響が大きいことに起因すると推定される。
以上の結果から、n型半導体層上の透明導電層の水素原子含有量を調整することにより、変換特性および耐久性に優れる結晶シリコン太陽電池が得られることが分かる。
1. 単結晶シリコン基板
21,22 真性シリコン系薄膜
31 n型半導体層
32 p型半導体層
61,62 透明導電層
71,72,75 金属電極
100,101,102 結晶シリコン太陽電池
21,22 真性シリコン系薄膜
31 n型半導体層
32 p型半導体層
61,62 透明導電層
71,72,75 金属電極
100,101,102 結晶シリコン太陽電池
Claims (12)
- 導電型単結晶シリコン基板の第一の主面上にn型半導体層および第一透明導電層をこの順に備え、前記シリコン基板の第二の主面上にp型半導体層および第二透明導電層をこの順に備え、
前記n型半導体層およびp型半導体層は、いずれも水素化シリコン系薄膜であり、
前記第一透明導電層および前記第二透明導電層は、いずれも酸化インジウムを主成分とする透明導電性酸化物膜であり、
前記第一透明導電層の水素原子含有量W1が前記第二透明導電層の水素原子含有量W2よりも大きく、W1が2×1020atm/cm3〜2×1022atm/cm3である、結晶シリコン太陽電池。 - 導電型単結晶シリコン基板の第一の主面上にn型半導体層および第一透明導電層をこの順に備え、前記シリコン基板の第二の主面上にp型半導体層および第二透明導電層をこの順に備え、
前記n型半導体層およびp型半導体層は、いずれも水素化シリコン系薄膜であり、
前記第一透明導電層および前記第二透明導電層は、いずれも酸化インジウムを主成分とする透明導電性酸化物膜であり、
前記第一透明導電層の水素原子含有量W1が2.5×1021atm/cm3〜2×1022atm/cm3である、結晶シリコン太陽電池。 - 前記第一透明導電層は、酸化インジウムのドーパントとして、Sn,W,Zn,Ti,Ce,Zr,Mo,Al,GaおよびGeからなる群から選択される1種以上を含有する、請求項1または2に記載の結晶シリコン太陽電池。
- 前記第一透明導電層は、厚み方向において、n型半導体層側の水素原子含有量が、表面側の水素原子含有量よりも大きいことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の結晶シリコン太陽電池。
- 前記n型半導体層が非晶質水素化シリコン薄膜である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の結晶シリコン太陽電池。
- 前記シリコン基板と前記n型半導体層との間に第一真性シリコン系薄膜を備え、前記シリコン基板と前記p型半導体層との間に第二真性シリコン系薄膜を備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の結晶シリコン太陽電池。
- 前記第一透明導電層上に第一金属電極を備え、前記第二透明導電層上に第二金属電極を備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の結晶シリコン太陽電池。
- 前記第一金属電極が、導電性ペーストの固化物である、請求項7に記載の結晶シリコン太陽電池。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の結晶シリコン太陽電池と、前記結晶シリコン太陽電池と外部回線とを電気的に接続するための配線とを備える太陽電池モジュール。
- 前記結晶シリコン太陽電池が、封止材により封止されている、請求項8に記載の太陽電池モジュール。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の結晶シリコン太陽電池を製造する方法であって、
前記第一透明導電層が、水素原子を含むガスの存在下でスパッタ法により製膜されることを特徴とする、結晶シリコン太陽電池の製造方法。 - 前記水素原子を含むガスが水蒸気または水素ガスである、請求項11に記載の結晶シリコン太陽電池の製造方法。
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JP2021511650A (ja) * | 2018-01-30 | 2021-05-06 | 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Boe Technology Group Co.,Ltd. | 電子基板及びその製造方法、電子装置 |
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2014
- 2014-09-30 JP JP2014202432A patent/JP2016072523A/ja active Pending
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