JP2016072130A - シールド電線及びワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】防水性能に優れるシールド電線及びワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】シールド電線1は、電線と、電線の周囲に巻き付けられて当該電線の周囲を覆うシールド層を形成する金属箔材4と、金属箔材4の外周に隣り合うテープの辺縁部が互いに重なるように螺旋状に巻き付けられる粘着テープ5と、粘着テープ5の外周に巻き付けられる粘着部材である粘着シート6と、を有している。粘着テープ5は、基材とこの基材の一方の面5aに設けられた粘着層とを備え、粘着層が設けられた一方の面5aを外側に向けて金属箔材4に巻き付けられている。粘着シート6は、基材とこの基材の一方の面に設けられた粘着層とを備え、粘着層が設けられた一方の面を内側に向けて粘着テープ5に巻き付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シールド電線及びワイヤハーネスに関する。
自動車内の電気配線において、ノイズの影響を受け易い機器あるいはノイズを発生し易い機器への配線には、信号の伝送等を行う電線の周囲に電磁波遮蔽層であるシールド層を備えたシールド電線が使用される。
例えば特許文献1には、少なくとも1本の被覆電線とドレイン線とからなる電線と、当該電線を覆う導電シートと、保護テープとで構成されるシールド電線が開示されている。導電シートは、電線の長手方向に沿って長尺帯状となっており、電線の略平行に添えられて当該電線に巻き付けられている。この際、電線の長手方向に沿った導電シート両側の辺縁部は、上下に重なるように処理されている。導電シートは、例えば樹脂製のシート(基材)に金属箔層を積層したものであり、電線の周囲を覆うシールド層を形成して電線に電磁波シールド性を付与するシールド部材である。さらに、保護テープは、長尺状のテープであり、導電シートの外周に螺旋状に巻き付けられている。
また、このようなシールド層を持つ部材としてはシート状のもの以外にも、電線の外周に螺旋状に巻き付けるテープ状のものも知られている(例えば特許文献2,3参照)。
特開2013−4354号公報 特開2007−27050号公報 特開2011−222262号公報
例えばエンジンルーム等の環境にシールド電線が配索された場合には、これが雨水に曝される可能性がある。従来のシールド電線では、保護テープの重ね合わせ箇所から水が進入する可能性があり、これがシールド部材へと到達した場合には、シールド部材(金属箔)に腐食が起こり、シールド性能を低下させる可能性がある。このように、従来のシールド電線では防水対策が十分になされておらず、エンジンルームのように水等を被る可能性がある環境ではシールド電線を使用することが困難であるという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、防水性能に優れるシールド電線及びワイヤハーネスを提供することにある。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、電線と、電線の周囲に巻き付けられて当該電線の周囲を覆うシールド層を形成するシールド部材と、シールド部材の外周に、隣り合うテープの辺縁部が互いに重なるように螺旋状に巻き付けられる第1の粘着テープと、第1の粘着テープの外周に巻き付けられる粘着部材と、を有するシールド電線を提供する。ここで、第1の粘着テープは、基材と当該基材の一方の面に設けられる粘着層とを備え、当該粘着層が設けられる一方の面を外側に向けてシールド部材に巻き付けられる。粘着部材は、基材と当該基材の一方の面に設けられる粘着層とを備え、当該粘着層が設けられる一方の面を内側に向けて第1の粘着テープに巻き付けられる。
ここで、第1の発明において、粘着部材は、長尺帯状となる粘着シートであり、当該電線の長手方向と略平行に添えられて第1の粘着テープの周囲に巻き付けられることが好ましい。
また、第1の発明において、粘着部材は、第2の粘着テープであり、第1の粘着テープの周囲に、隣り合うテープの辺縁部が互いに重なるように螺旋状に巻き付けられることが好ましい。
また、第1の発明において、第2の粘着テープは、第1の粘着テープの種類とは異なる種類の粘着テープからなることが好ましい。
さらに、第1の発明において、第2の粘着テープは、第1の粘着テープの巻回方向とは異なる巻回方向で巻き付けられていることが好ましい。
また、第2の発明は、上述の第1の発明に記載されたシールド電線を含むことを特徴とするワイヤハーネスを提供する。
本発明によれば、粘着テープと、その周囲に位置付けられる粘着部材とが粘着面同士で接着されることとなる。これにより、粘着部材を粘着テープの非粘着面へ接着する場合と比べ高い粘着力を得ることができるので、高い気密性を確保することができる。その結果、シールド部材への水の進入を抑制することができ、防水性能に優れるシールド電線及びワイヤハーネスを提供することができる。
第1の実施形態に係るシールド電線を示す斜視図 第1の実施形態に係るシールド電線の製造工程の一部を示す説明図 第2の実施形態に係るシールド電線を示す斜視図 第2の実施形態に係るシールド電線の製造工程の一部を示す説明図 第2の実施形態に係るシールド電線の変形例を示す斜視図
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るシールド電線1を示す斜視図である。本実施形態に係るシールド電線1は、一つ以上(本実施形態では3本)の被覆電線2と、ドレイン線3と、金属箔材4と、粘着テープ5と、粘着シート6とで構成されている。
被覆電線2は、芯線(導体)の周囲を絶縁被覆で覆った電線であり、シールド層を有していない。本実施形態において、3本の被覆電線2は、所定の撚りピッチで撚り合わされており、一つの電線束に纏められている。もっとも、3本の被覆電線2は撚り合わせる必要はなく並列的に束ねられたものであってもよい。
ドレイン線3は、被覆電線2の芯線と略同一断面積の裸電線であり、長さが被覆電線2と略同一に設定されている。ドレイン線3は、3つの被覆電線2に縦添えされている。すなわち、ドレイン線3は、被覆電線2の長手方向と略平行に添えられている。このドレイン線3は、3本の被覆電線2とともに束ねられている。
金属箔材4は、3つの被覆電線2及びドレイン線3の周囲を覆うシールド層を形成するシールド部材である。金属箔材4は、例えば絶縁材料であるポリエチレンテレフタレート樹脂からなるシート状の基材の片面に、接着剤を介して金属箔層を積層して構成されている。金属箔層としては、例えばアルミ箔、錫メッキ付きアルミ箔、銅箔、錫メッキ付き銅箔を用いることができ、当該金属箔層がシールド層として機能する。
金属箔材4は、長尺帯状に形成されており、3つの被覆電線2及びドレイン線3を周回できる程度の十分な幅(電線2,3の長手方向と直交する方向の長さ)を備えている。この金属箔材4は、電線2,3の長手方向と略平行に添えられて、被覆電線2及びドレイン線3の外周に巻き付けられている。この際、電線2,3の長手方向に沿った金属箔材4両側の辺縁部は上下に重ねられている。また、金属箔材4は、金属箔層が内側を向くように被覆電線2及びドレイン線3に巻き付けられており、金属箔層がドレイン線3に接触することによりドレイン線3に導通状態になる。
粘着テープ5は、幅狭な長尺状のテープであり、基材と当該基材の一方の面5aに設けられる粘着層とを備えている。粘着テープ5としては、例えばポリ塩化ビニル樹脂を基材とするPVC粘着テープを用いることができるが、これ以外のものを用いてもよい。
粘着テープ5は、金属箔材4の外周に、隣り合うテープの辺縁部同士が重なるように螺旋状に巻き付けられている。また、この粘着テープ5は、粘着層が設けられた一方の面5aが外側を向くように金属箔材4に巻き付けられている。
粘着シート6は、長尺帯状に形成されたシートであり、基材と当該基材の一方の面6a(図1において図示を省略)に設けられた粘着層とを備えている。粘着シート6は、粘着テープ5が巻き付けられた3つの被覆電線2及びドレイン線3を周回できる程度の十分な幅を備えている。なお、本明細書において、粘着シートとは、粘着シートそのものを指すのみならず、基材の厚みが粘着シートのそれよりも薄い粘着フィルムも含むものである。
粘着シート6は、電線2,3の長手方向と略平行に添えられて、粘着テープ5の外周に巻き付けられている。この際、粘着シート6は、粘着層が設けられた一方の面6aが内側を向くように粘着シート6に巻き付けられている。また、電線2,3の長手方向に沿った粘着シート6両側の辺縁部は、内面同士が向き合うように重ね合わされて、相互に接着されている。
以下、図2を参照し、本実施形態に係るシールド電線1の製造方法を説明する。まず、3本の被覆電線2と、1本のドレイン線3とを用意する。3本の被覆電線2を所定の撚りピッチで撚り合わさることで、一つの電線束を作成し、これらの被覆電線2にドレイン線3を縦添えする。
つぎに、金属箔材4を用意し、これを電線2,3の長手方向と略平行に添えると、金属箔層が内側を向くように、金属箔材4を被覆電線2及びドレイン線3の外周に巻き付ける。この巻き付け作業では、電線2,3の長手方向に沿った金属箔材4両側の辺縁部が上下に重なるように処理される。
つぎに、粘着テープ5を用意し、これを金属箔材4の周囲に螺旋状に巻き付ける。この巻き付け作業では、粘着層が形成された一方の面5aが外側を向くように処理されるとともに、隣り合うテープの辺縁部が互いに重なるように処理される。
つぎに、粘着シート6を用意し、これを電線2,3の長手方向と略平行に添えると、粘着層が設けられた一方の面6aが内側を向くように、粘着シート6を粘着テープ5の外周に巻き付ける。この巻き付け作業では、電線2,3の長手方向に沿った粘着シート6両側の辺縁部がそれぞれ向き合うように重ねられ、接着して処理される。このような一連の工程により、上記のシールド電線1が製造される。
このように本実施形態において、シールド電線1は、電線2,3と、電線2,3の周囲に巻き付けられて当該電線2,3の周囲を覆うシールド層を形成する金属箔材4(シールド部材)と、金属箔材4の外周に、隣り合うテープの辺縁部が互いに重なるように螺旋状に巻き付けられる粘着テープ5(第1の粘着テープ)と、粘着テープ5の外周に巻き付けられる粘着シート(粘着部材)6と、を有している。ここで、粘着テープ5は、基材とこの基材の一方の面5aに設けられる粘着層とを備え、当該粘着層が設けられる一方の面5aを外側に向けて金属箔材4に巻き付けられている。また、粘着シート6は、基材とこの基材の一方の面に設けられる粘着層とを備え、当該粘着層が設けられる一方の面6aを内側に向けて粘着テープ5に巻き付けられている。
この構成によれば、粘着テープ5とその外周に位置付けられる粘着シート6との二重構造で金属箔材4が覆われるので、気密性を確保することができる。また、粘着テープ5と粘着シート6とが粘着面同士で接着されることとなる。そのため、粘着テープ5の粘着面(一方の面5a)を内側に向けて金属箔材4に巻き付け、この粘着テープ5の非粘着面に粘着シート6を巻き付ける場合と比べ、高い粘着力を得ることができる。これにより、より高い気密性を確保することができる。その結果、金属箔材4への水の進入を抑制することができ、防水性能に優れるシールド電線1を提供することができる。
また、この構成によれば、電線2,3、粘着テープ5や粘着シート6といった組立工場内に存在する部材を用いてシールド電線1を製造することができる。加えて、電線2,3のサイズや組み合わせが適宜選択できるので、上述の防水性能を備える種々のシールド電線1を容易に製造することができる。これにより、効率的にシールド電線1を製造することが可能となり、輸送費等のコストダウンを図ることができ、サービスの向上を図ることができる。
また、本実施形態において、電線2,3は、複数の被覆電線2と、複数の被覆電線2に縦添えされたドレイン線3とを含んでいる。
かかる構成によれば、シールド層として機能する金属箔材4が実効性を有するシールド電線1について、防水性能に優れる構造を実現することができる。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態に係るシールド電線1Aを模式的に示す説明図である。以下、第2の実施形態に係るシールド電線1Aについて説明する。この第2の実施形態に係るシールド電線1Aが、第1の実施形態のそれと相違する点は、粘着シート6に代えて、粘着テープ7を用いたことである。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明を行うこととし、共通する構成についての説明は省略する。ここで、粘着テープ7については「第2の粘着テープ7」といい、金属箔材4の外周に第1次的に巻き付けられる粘着テープ5を「第1の粘着テープ5」という。
第2の粘着テープ7は、幅狭な長尺状のテープであり、基材と当該基材の一方の面7a(図7において図示を省略)に設けられる粘着層とを備えている。第2の粘着テープ7は、第1の粘着テープ5の種類と同じものを用いることもできるが、本実施形態では、異なる種類の粘着テープが用いられている。粘着テープの種類の態様としては、例えばテープ幅(図3参照)であるが、これ以外にも厚みや、基材の材質等も含まれる。
第2の粘着テープ7は、第1の粘着テープ5の外周に、隣り合うテープの辺縁部同士が重なるように螺旋状に巻き付けられている。この際、第2の粘着テープ7は、第1の粘着テープ5の巻回方向と同じ巻回方向で巻き付けられている。また、第2の粘着テープ7は、粘着層が設けられた一方の面7aが内側を向くように第1の粘着テープ5に巻き付けられている。
以下、図4を参照し、本実施形態に係るシールド電線1Aの製造方法を説明する。この第2の実施形態に係るシールド電線1Aの製造方法は、金属箔材4の外周に第1の粘着テープ5を螺旋状に巻き付ける手順まで第1の実施形態と同様である。
つぎに、第2の粘着テープ7を用意し、これを第1の粘着テープ5の周囲に螺旋状に巻き付ける。この巻き付け作業では、粘着層が形成された一方の面7aが内側を向くように処理されるとともに、隣り合うテープの辺縁部が互いに重なるように処理される。また、第2の粘着テープ7の巻回方向(巻き付け時の進み方向)が、第1の粘着テープ5のそれと同じになるように処理される。
このように本実施形態によれば、第1の粘着テープ5の外周に巻き付けられる粘着部材として第2の粘着テープ7が用いられている。この第2の粘着テープ7は、第1の粘着テープ5の周囲に、隣り合うテープの辺縁部が互いに重なるように螺旋状に巻き付けられるとともに、粘着層が設けられた一方の面7aを内側に向けて第1の粘着テープ5に巻き付けられている。
この構成によれば、第1の粘着テープ5と、その周囲に位置付けられる第2の粘着テープ7とが粘着面同士で接着されることとなる。このため、第2の粘着テープ7を非粘着面へ接着する場合と比べ、高い粘着力を得ることができる。これにより、高い気密性を確保することができる。したがって、金属箔材4への水の進入を抑制することができ、防水性能に優れるシールド電線1を提供することができる。
また、電線2,3、粘着テープ5,7といったワイヤハーネスの組立工場内に存在する部材を用いて、シールド電線1を製造することができる。また、電線2,3のサイズや組み合わせを適宜選択して、個々にシールド電線1を製造することができる。これにより、効率的にシールド電線1を製造することが可能となり、輸送費等のコストダウンを図ることができ、サービスの向上を図ることができる。
また、本実施形態において、第2の粘着テープ7は、第1の粘着テープ5の種類とは異なる種類の粘着テープが用いられている。
この構成によれば、内側に位置する第1の粘着テープ5と、外側に位置する第2の粘着テープ7とで粘着テープの種類を異ならせているため、粘着テープ5,7間における浮きや隙間の発生を抑制することができる。これにより、より高いレベルで気密性を確保することができる。
なお、本実施形態では、粘着テープ5,7間における浮きや隙間の発生を抑制するために、第1の粘着テープ5と第2の粘着テープ7とでその種類を異ならせている。しかしながら、このような作用を得るために、図5に示すように、第2の粘着テープ7を、第1の粘着テープ5の巻回方向と異なる巻回方向で巻き付けてもよい。この手法によれば、粘着テープの種類を異ならせることなく、粘着テープ5,7間における浮きや隙間の発生を抑制することができる。もっとも、第1の粘着テープ5と第2の粘着テープ7とで巻回方向を相違させ、さらに、その種類を相違させるものであってもよい。
このように各実施形態に係るシールド電線1,1Aについて説明したが、当該シールド電線1,1Aは、例えばワイヤハーネスへの適用が可能である。すなわち、ワイヤハーネスは、少なくとも1つのシールド電線1,1Aと、これ以外の1以上の電線とを含む電線束として構成される。「これ以外の1以上の電線」は、シールド電線1,1Aであってもよいし、シールド電線1,1A以外の電線であってもよく、また、シールド電線1,1Aとシールド電線1,1A以外の電線の双方を含むものであってもよい。
このワイヤハーネスにおいて、シールド電線1,1Aの各被覆電線2の端部及びドレイン線3の端部には、それぞれ接続端子(図示せず)が接続される。そして、ドレイン線3は、各被覆電線2の端部側に位置する機器等の接地部に接地接続されることとなる。
以上、本実施形態に係るシールド電線について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その発明の範囲において種々の変更が可能である。
1,1A シールド電線
2 被覆電線
3 ドレイン線
4 金属箔材
5 粘着テープ
6 粘着シート
7 粘着テープ

Claims (6)

  1. 電線と、
    前記電線の周囲に巻き付けられて当該電線の周囲を覆うシールド層を形成するシールド部材と、
    前記シールド部材の外周に、隣り合うテープの辺縁部が互いに重なるように螺旋状に巻き付けられる第1の粘着テープと、
    前記第1の粘着テープの外周に巻き付けられる粘着部材と、を有し、
    前記第1の粘着テープは、基材と当該基材の一方の面に設けられる粘着層とを備え、当該粘着層が設けられる前記一方の面を外側に向けて前記シールド部材に巻き付けられ、
    前記粘着部材は、基材と当該基材の一方の面に設けられる粘着層とを備え、当該粘着層が設けられる前記一方の面を内側に向けて前記第1の粘着テープに巻き付けられることを特徴とするシールド電線。
  2. 前記粘着部材は、長尺帯状となる粘着シートであり、当該電線の長手方向と略平行に添えられて前記第1の粘着テープの外周に巻き付けられることを特徴とする請求項1に記載されたシールド電線。
  3. 前記粘着部材は、第2の粘着テープであり、前記第1の粘着テープの外周に、隣り合うテープの辺縁部が互いに重なるように螺旋状に巻き付けられることを特徴とする請求項1に記載されたシールド電線。
  4. 前記第2の粘着テープは、前記第1の粘着テープの種類とは異なる種類の粘着テープからなることを特徴とする請求項3に記載されたシールド電線。
  5. 前記第2の粘着テープは、前記第1の粘着テープの巻回方向とは異なる巻回方向で巻き付けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載されたシールド電線。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載されたシールド電線を含むことを特徴とするワイヤハーネス。
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