JP2016071772A - Icタグ読取装置および物品管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ICタグの読取性能を向上する。
【解決手段】ICタグ20の読み取りを行うICタグ読取装置26は、ICタグ20と無線通信するための読取用ループアンテナ22と、導電性材料で形成された中空筒状体24とを備える。中空筒状体24は、読取用ループアンテナ22で生じた磁束を中空筒状体24の内部に入力する第1開口部24aと、中空筒状体24の内部を伝播した磁束を外部に放出してICタグ20に作用させる第2開口部24bとを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、物品に取り付けられたIC(Integrated Circuit)タグを読み取るICタグ読取装置および物品管理システムに関する。
従来、読取用ループアンテナを棚板に取り付け、棚板上に置かれたICタグ付き物品を管理する物品管理システムが知られている(例えば特許文献1、2参照)。このような物品管理システムでは、定期的にICタグと読取用ループアンテナとが通信を行っている。ICタグ付き物品が棚から取り出されるとICタグと読取用ループアンテナとが通信を行うことができなくなるため、棚から取り出された物品を検出したり、棚に収容されている物品を管理したりすることができる。
特開2002−60021号公報 特開2003−72919号公報
ICタグと読取用ループアンテナの通信では、読取用ループアンテナから放出された磁束がICタグ内のループアンテナを通過するとICタグ内のICチップが励起され、この励起されたICチップから情報が読み取られる。従って、ICタグと読取用ループアンテナの通信においては、ICチップの励起に必要な磁界強度が求められる。このICチップの励起に必要な磁界強度は、読取用ループアンテナのエレメント(すなわち導線)からICタグまでの距離や、読取用ループアンテナに対するICタグの向きなどによって異なる。
このため、ICタグと読取用ループアンテナの通信可能距離(すなわちICタグの読取可能距離)は、読取用ループアンテナのエレメント内の全領域において一定ではない。例えば、ICタグと読取用ループアンテナが正対する場合、読取用ループアンテナのエレメント内の中央領域の通信可能距離は、エレメント内の周辺領域の通信可能距離よりも長くなる。また、ICタグと読取用ループアンテナが直交する場合、読取用ループアンテナのエレメント近傍では通信可能となるが、読取用ループアンテナのエレメント内の中央領域では通信を行うことができない。このような読取用ループアンテナのアンテナ面内における通信可能距離の変動は、ICタグの読取性能に悪影響を与えるおそれがある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ICタグの読取性能を向上することのできるICタグ読取装置および物品管理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、ICタグの読み取りを行うICタグ読取装置である。この装置は、ICタグと無線通信するためのループアンテナと、導電性材料で形成された中空筒状体であって、ループアンテナで生じた磁束を中空筒状体内部に入力する第1開口部と、中空筒状体内部を伝播した磁束を外部に放出してICタグに作用させる第2開口部とを有する中空筒状体と、を備える。
本発明の別の態様は、物品管理システムである。この物品管理システムは、物品に付されたICタグと、ICタグの読み取りを行うICタグ読取装置と、ICタグ読取装置で読み取られた情報に基づいて物品を管理する管理手段と、を備える。ICタグ読取装置は、ICタグと無線通信するためのループアンテナと、導電性材料で形成された中空筒状体であって、ループアンテナで生じた磁束を中空筒状体内部に入力する第1開口部と、中空筒状体内部を伝播した磁束を外部に放出してICタグに作用させる第2開口部とを有する中空筒状体と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ICタグの読取性能を向上したICタグ読取装置および物品管理システムを提供できる。
本発明の実施形態に係る物品管理システムを説明するための概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る物品管理システムを説明するための概略縦断面図である。 本発明の実施形態に係る物品管理システムの概略正面図を示す図である。 本発明の実施形態に係るICタグ読取装置を説明するための図である。 中空筒状体を備えていない従来の物品管理システムの動作を説明するための図である。 中空筒状体を備えていない従来の物品管理システムにおける、通信可能距離の測定結果を示す図である。 本発明の実施形態に係る物品管理システムの動作を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る物品管理システムにおける、通信可能距離の測定結果を示す図である。 図9(a)および(b)は、本発明の別の実施形態に係る物品管理システムを説明するための図である。 中空筒状体を備えていない従来の物品管理システムにおける、通信可能距離の測定結果を示す図である。 本発明の別の実施形態に係る物品管理システムにおける、通信可能距離の測定結果を示す図である。 図12(a)および(b)は、本発明のさらに別の実施形態に係る物品管理システムを説明するための図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る物品管理システムにおける、通信可能距離の測定結果を示す図である。 図14(a)および(b)は、本発明のさらに別の実施形態に係る物品管理システムを説明するための図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る物品管理システムにおける、通信可能距離の測定結果を示す図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る物品管理システムを示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、本発明の実施形態に係る物品管理システム10を説明するための概略斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る物品管理システム10を説明するための概略縦断面図(YZ断面図)である。物品管理システム10は、略直方体形状の枠体12と、該枠体12内に収容された複数のカセッタ14とを備える。
枠体12は、2枚の側板12a、12bと、天板12cと、底板12dと、背面板12eとから構成される。枠体12は、合成樹脂(例えばプラスチック)、ガラス、木材などの非金属材料から形成されてよい。図1では、物品管理システム10の内部構造を示すために、天板12cおよび側板12aの一部が切り取られている。
カセッタ14は、略直方体形状の容器16と、容器16内に収容された状態から前方に引き出し可能な略直方体形状のトレー18とから構成される。容器16およびトレー18は、合成樹脂(例えばプラスチック)、ガラス、木材などの非金属材料から形成されてよい。
カセッタ14は、容器16の表面に形成された凹凸を利用して、上下左右に連結可能である。本実施形態では、図1に示すように、横方向に(X方向)に5個、縦方向(Z方向)に7個(すなわち5列7段)の合計35個のカセッタ14が連結され、枠体12内に収容されている。1個のカセッタ14の寸法は、例えば幅63mm×高さ63mm×奥行き175mmである。各トレー18は、枠体12の背面板12eに対して直交する方向に移動可能である。
本実施形態に係る物品管理システム10おいて、各トレー18の背面(すなわち、枠体12の背面板12eと対向する面)にはICタグ20が貼り付けられている。また、枠体12には、ICタグ20の読み取りを行うためのICタグ読取装置26が設けられている。本実施形態に係る物品管理システム10においては、ICタグ20とICタグ読取装置26との間で通信を定期的に行うことで、各トレー18が容器16内に収容された状態であるか、容器16から引き出された状態であるかを管理することができる。
ICタグ20は、ICチップとICタグ用ループアンテナ(ともに図示せず)を備える。ICタグ20は、ICタグ読取装置26のループアンテナからの磁束によって励起し、ループアンテナと無線通信する、いわゆるパッシブタイプのICタグである。ICタグ20は、例えば13.56MHz帯を通信周波数として利用したものであってよい。ICタグ20の直径は、例えば30mmであってよい。本実施形態において、ICタグ20(より具体的には、ICタグ用ループアンテナのアンテナ面)は、枠体12の背面板12e(XZ面)と平行に設けられている。
ICタグ読取装置26は、ICタグ20と無線通信するための読取用ループアンテナ22と、読取用ループアンテナ22で発生した磁束を制御するための複数(本実施形態では35個)の中空筒状体24と、通信処理を行うためのICチップなどを備えるICタグリーダ本体(図1,2には図示せず)とを備える。
図3は、本実施形態に係る物品管理システム10の概略正面図を示す。構造を明瞭にするために、図3では側板、天板、底板、カセッタなどの図示を省略している。図3に示すように、読取用ループアンテナ22は、枠体12の背面板12eの外縁に沿って、エレメント(導線)を略矩形状に略1巻きしたものである。本実施形態において、読取用ループアンテナ22は、導電性塗料(例えば、銀ペースト)を印刷および焼成することによって構成した導電パターンであり、背面板12eに埋め込まれている。本明細書において、ループアンテナにより囲まれる面を「アンテナ面」と呼ぶ。枠体12の背面板12eに埋め込まれた読取用ループアンテナ22のアンテナ面は、トレー18の背面に取り付けられたICタグ20と平行である。また、トレー18は、読取用ループアンテナ22のアンテナ面に対して直交する方向に移動可能である。読取用ループアンテナ22のエレメント幅は、例えば5mmであってよい。読取用ループアンテナ22のループ内径は、例えば297mm×420mmであってよい。
図3に示すように、読取用ループアンテナ22の端子はICタグリーダ本体30に接続される。このICタグリーダ本体30は、上位システムであるPC32と通信可能に接続されている。このPC32は、ICタグ読取装置26で読み取られた情報に基づいて物品(すなわちトレー)を管理する管理手段として機能する。ICタグリーダ本体30は、PC32からの指示に基づいて、読取用ループアンテナ22を介して各ICタグ20と定期的に無線通信を行う。ICタグリーダ本体30は、ICタグ20から読み取った情報をPC32に送る。
トレー18が容器16内に収容されているとき、トレー18に付されたICタグ20は読取用ループアンテナ22で発生した磁束が届く距離に位置しているため、磁束によって励起して読取用ループアンテナ22と通信を行うことができる。ICタグリーダ本体30は、読み取ったICタグ20の情報をPC32に送る。PC32は、ICタグ20の情報を読み取ることができたことに基づいて、トレー18が容器16内に収容されていると検知することができる。
一方、トレー18が容器16から引き出されたことによりICタグ20が読取用ループアンテナ22から離間し、ICタグ20に(励起に必要な強度の)磁束が届かなくなると、ICタグ20は励起できないため読取用ループアンテナ22と通信を行うことができない。ICタグリーダ本体30は、ICタグ20の情報を読み取れなかったことを表す情報をPC32に送る。PC32は、この情報に基づいて、トレー18が容器16から引き出されていると検知できる。あるいは、ICタグリーダ本体30は、読取用ループアンテナ22と通信を行うことができない場合、PC32に何の情報も送らなくてもよい。PC32は、ICタグリーダ本体30から情報が送られてこないことに基づいて、トレー18が容器16から引き出されていると検知できる。
ここで、一般的に、ループアンテナを用いたICタグの読み取りには以下のような課題がある。本実施形態のように読取用ループアンテナ22のサイズがICタグ20のサイズと比べて十分大きい場合、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離(すなわちICタグ20の読取可能距離)は、読取用ループアンテナ22のアンテナ面内において一定とならない。例えば、ICタグ20と読取用ループアンテナ22が正対する場合、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離はアンテナ面の周辺領域ほど短くなり、アンテナ面の中央領域ほど長くなる。このようにICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離が一定でない場合、トレー18が容器16内に収容されているか否かの判定が好適に行うことができない可能性がある。例えば、通信可能距離の短いアンテナ面の周辺領域に位置するトレー18については、僅かに引き出されただけで容器16からの引き出しを検知できるのに対し、通信可能距離の長いアンテナ面の中央領域に位置するトレー18については、最大限に引き出されても容器16からの引き出しを検知できない、といった状況が生じる可能性がある。
そこで、本実施形態に係る物品管理システム10では、ICタグ20と読取用ループアンテナ22のアンテナ面との間に、導電性材料で形成された中空筒状体24が設けられている。本実施形態では、1つのICタグ20に対応して1つの中空筒状体24が設けられている。本実施形態では、図3に示すように、横方向に(X方向)に5個、縦方向(Z方向)に7個の合計35個の中空筒状体24が、各ICタグ20に対応するように配置されている。
図4は、本発明の実施形態に係るICタグ読取装置26を説明するための図である。上述したように、ICタグ読取装置26は、読取用ループアンテナ22と、中空筒状体24とを備える。
中空筒状体24は、例えば幅145mm×長さ800mmの短冊状の電磁波シールドフィルムを例えば直径50mm程度の円筒形(中は空洞)となるようにN巻き(Nは例えば2〜10)することにより形成されてよい。電磁波シールドフィルムは、例えば電磁波を遮断する導電繊維をメッシュ状に編み上げたものであってよい。このような電磁波シールドフィルムは、プラズマディスプレイ用として流通されており、容易に入手可能である。本実施形態では、電磁波シールドフィルムを用いたが、導電性材料で形成されたフィルムであれば中空筒状体24の形成に用いることができる。このように導電性材料のフィルムをN巻きして形成された中空筒状体24は、完全一体型の中空筒状体よりも簡素且つ安価という利点がある。なお、本実施形態では、軸方向に垂直な断面が円形となる中空筒状体24を例示しているが、中空筒状体24の断面形状は円形に限定されず、例えば楕円形、四角形、瓢箪型などであってもよい。
中空筒状体24は、軸方向の両端に2つの開口部(第1開口部24aおよび第2開口部24b)を備える。中空筒状体24は、軸方向が読取用ループアンテナ22のアンテナ面と直交するとともに、第1開口部24aが読取用ループアンテナ22のアンテナ面の近傍に位置するように配置される。本実施形態では、図2に示すように中空筒状体24の第1開口部24aは、読取用ループアンテナ22のアンテナ面上に位置しているが、中空筒状体24の第1開口部24aは、読取用ループアンテナ22のアンテナ面から若干離間していてもよい。例えば、図2において、中空筒状体24は、第2開口部24bが容器16の背面に当接するように配置されてもよい。
中空筒状体24の第1開口部24aは、読取用ループアンテナ22で生じた磁束Fを中空筒状体24の内部に入力する。第2開口部24bは、中空筒状体24の内部を伝播した磁束Fを外部に放出してICタグ20に作用させる(すなわちICタグ20に電磁誘導を生じさせる)。本実施形態では、ICタグ20は読取用ループアンテナ22のアンテナ面に対して平行である。中空筒状体24の第2開口部24bから放出された磁束がICタグ20のICタグ用ループアンテナを通過すると電磁誘導によりICタグ20が起動し、読取用ループアンテナ22からの信号に応答する。このように読取用ループアンテナ22で発生した磁束Fが中空筒状体24内を伝播することにより、読取用ループアンテナ22のアンテナ面内の任意の位置において、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離を長くすることが可能となり、ICタグ読取装置26のICタグ読取性能を向上できる。この通信可能距離の延長効果は、特に読取用ループアンテナ22のアンテナ面の周辺領域で大きい。
図5は、中空筒状体を備えていない従来の物品管理システム100の動作を説明するための図である。図5は、読取用ループアンテナ22のアンテナ面の周辺領域に位置する第1トレー18aのICタグ20aを通信可能距離d1だけアンテナ面から離間させ、アンテナ面の中央領域に位置する第2トレー18bのICタグ20bを通信可能距離d2だけアンテナ面から離間させた状態を示す。通信可能距離d1とd2の間には、大きな通信可能距離差Δd=d2−d1が存在する。
周辺領域に位置する第1トレー18aのICタグ20aは通信可能距離d1が短いため、第1トレー18aを僅かに容器16から引き出されただけでICタグ20aと読取用ループアンテナ22は通信ができなくなり、引き出しを検知できる。一方、中央領域に位置する第2トレー18bのICタグ20bは通信可能距離d2がd1に比べてかなり大きいため、第2トレー18bを目一杯容器16から引き出さないと、引き出しを検知できない。このようなトレー位置による引き出し検知のばらつきは、物品管理システムにおいて不都合である。例えば、第2トレー18bが半分程度引き出された場合にはこれを検知できないことになる。
図6は、中空筒状体を備えていない従来の物品管理システム100における、通信可能距離の測定結果を示す。図3に示すような5列7段のICタグ20の配列において、左端列から順にA列、B列・・・E列とし、下端段から順に1段、2段・・・7段とする。試作した物品管理システム100において、各ICタグ20を読取用ループアンテナ22のアンテナ面から離間させていき、通信可能な最大距離(すなわち通信可能距離)を実測した。例えば、A列1段のICタグ20の通信可能距離は16.0cmである。この図6の測定結果から、中央領域に位置するICタグ20ほど通信可能距離が長く、周辺領域ほど通信可能距離が短くなっていることが分かる。C列4段のICタグ20は通信可能距離が最も長い29.0cmであるのに対し、E列7段に位置するICタグ20は通信可能距離が最も短い15.0cmであり、実に14.0cmもの通信可能距離差が存在している。
図7は、本実施形態に係る物品管理システム10の動作を説明するための図である。図7は、読取用ループアンテナ22のアンテナ面の周辺領域に位置する第1トレー18aのICタグ20aを通信可能距離d1’だけアンテナ面から離間させ、アンテナ面の中央領域に位置する第2トレー18bのICタグ20bを通信可能距離d2’だけアンテナ面から離間させた状態を示す。
上述したように、中空筒状体24を設けることにより、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離を長くすることができる。この通信可能距離の延長効果は、読取用ループアンテナ22のアンテナ面の中央領域よりも周辺領域の方が大きいため、通信可能距離d1’とd2’間の通信可能距離差Δd’=d2’−d1’は、従来の物品管理システム100における通信可能距離差Δdよりも大幅に小さくなる。すなわち、本実施形態に係る物品管理システム10においては、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離を読取用ループアンテナ22のアンテナ面内においてほぼ均一化することができる、あるいは少なくとも読取用ループアンテナ22のアンテナ面内における通信可能距離の変動を抑制することができる。その結果、トレー18の位置による引き出し検知のばらつきが発生しない、あるいは少なくともトレー18の位置による引き出し検知のばらつきが抑制された、好適な物品管理システムを実現できる。
図8は、本実施形態に係る物品管理システム10における、通信可能距離の測定結果を示す。図6と同様に、5列7段のICタグ20の配列において、左端列から順にA列、B列・・・E列とし、下端段から順に1段、2段・・・7段とする。試作した物品管理システム10において、各ICタグ20を読取用ループアンテナ22のアンテナ面から離間させていき、通信可能距離を実測した。この図8の測定結果から、中央領域に位置するICタグ20と周辺領域に位置するICタグ20との間で通信可能距離の差が小さくなっていることが分かる。図8に示す測定結果では、A列7段に位置するICタグ20の通信可能距離が最も短い21.0cmであるのに対し、C列2段やC列3段などに位置するICタグ20の通信距離が最も長い25.5cmであった。通信可能距離差は4.5cmであり、このことから、本実施形態に係る物品管理システム10は、読取用ループアンテナ22のアンテナ面内における通信可能距離の変動を抑制できることが分かる。各中空筒状体24の長さを適宜調整することで、さらに通信可能距離差を短くすることができる。なお、読取用ループアンテナ22のアンテナ面の中央領域については、図5から分かるように元々の(すなわち中空筒状体が設けられていない場合の)通信可能距離が長い。従って、読取用ループアンテナ22のアンテナ面の中央領域には中空筒状体が配置されなくてもよい。
図9(a)および(b)は、本発明の別の実施形態に係る物品管理システム200を説明するための図である。図9(a)は、物品管理システム200の概略正面図を示す。構造を明瞭にするために、図9(a)では側板、天板、底板、カセッタなどの図示を省略している。図9(b)は、物品管理システム200の概略縦断面図を示す。
物品管理システム200においても、ICタグ20と読取用ループアンテナ22のアンテナ面との間に中空筒状体24が設けられている。中空筒状体24は、軸方向が読取用ループアンテナ22のアンテナ面と直交するとともに、第1開口部24aが読取用ループアンテナ22のアンテナ面の近傍に位置するように配置される。
本実施形態に係る物品管理システム200においては、ICタグ20(より具体的には、ICタグ用ループアンテナのアンテナ面)は、読取用ループアンテナ22のアンテナ面に対して直交するようトレー18に取り付けられている。ICタグ20は、トレー18における一方の側面に取り付けられている。
図10は、中空筒状体を備えていない従来の物品管理システムにおける、通信可能距離の測定結果を示す。ここで測定に用いた物品管理システムにおいても、ICタグは、読取用ループアンテナのアンテナ面に対して直交するようトレーに取り付けられている。図10において、例えばC列4段では通信可能距離が0.0cmとなっている。この通信可能距離が0.0cmとは、距離にかかわらず通信不可能であることを意味する。図10の測定結果から分かるように、ICタグと読取用ループアンテナのアンテナ面が直交する場合、読取用ループアンテナ22のエレメント付近のみ通信可能で、アンテナ面の中央領域では通信不可能であることが分かる。
図11は、本実施形態に係る物品管理システム200における、通信可能距離の測定結果を示す。図11に示すように、本実施形態の物品管理システム200においては、読取用ループアンテナ22のアンテナ面の中央領域でもICタグ20と読取用ループアンテナ22とが通信可能であることが分かる。また、図11に示す測定結果では、A列1段、A列2段などに位置するICタグ20の通信可能距離が最も短い17.0cmであるのに対し、E列2段やE列3段などに位置するICタグ20の通信距離が最も長い19.0cmであった。通信可能距離差は2.0cmであり、このことから、本実施形態に係る物品管理システム200においても、読取用ループアンテナ22のアンテナ面内における通信可能距離の変動を抑制できることが分かる。
また、本実施形態に係る物品管理システム200では、ICタグ20と読取用ループアンテナ22が直交することにより、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離を、ICタグ20と読取用ループアンテナ22が平行な場合よりも短くすることができる。その結果、物品管理システムの奥行き方向の寸法を小さくすることができ、コンパクトな物品管理システムを実現できる。
図12(a)および(b)は、本発明のさらに別の実施形態に係る物品管理システム300を説明するための図である。図12(a)は、物品管理システム300の概略正面図を示す。構造を明瞭にするために、図12(a)では側板、天板、底板、カセッタなどの図示を省略している。図12(b)は、物品管理システム300の概略縦断面図を示す。
この物品管理システム300は、ICタグ20が移動する経路の一部にシールド部材302を備える点が図9(a)および(b)に示す物品管理システム200と異なる。シールド部材302は、例えば金属フィルム等であってよい。シールド部材302は、容器16の一方の側面に取り付けられる。シールド部材302の取り付け位置は、トレー18が容器16内に完全に収容されたときのICタグ20位置よりも前側(すなわち読取用ループアンテナ22と反対側)である。
トレー18が容器16内に完全に収容された状態から、トレー18が引き出されると、図12(b)に示すようにICタグ20とシールド部材302が重なる。このとき、ICタグ20に入る又はICタグ20から出る磁束がシールド部材302により遮断されるため、ICタグ20と読取用ループアンテナ22は通信不能となる。このように、シールド部材302を設けることで、トレー18を僅かに移動しただけでICタグ20と読取用ループアンテナ22が通信可能な状態から通信不能な状態に切り替えることができる。
図13は、本実施形態に係る物品管理システム300における、通信可能距離の測定結果を示す。図13に示す測定結果では、読取用ループアンテナ22のアンテナ面の全ての領域で、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離が17.0cmであった。このように本実施形態に係る物品管理システム300によれば、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離を均一にできるため、好適な物品管理システムを実現できる。
また、本実施形態に係る物品管理システム300によれば、シールド部材302を用いてICタグ20と読取用ループアンテナ22を通信不能とするため、個々のICタグ20に応答性のばらつきがある場合でも、同じトレー18の移動量で引き出しを検知できる。
図14(a)および(b)は、本発明のさらに別の実施形態に係る物品管理システム400を説明するための図である。図14(a)は、物品管理システム400の概略正面図を示す。構造を明瞭にするために、図14(a)では側板、天板、底板、カセッタなどの図示を省略している。図14(b)は、物品管理システム400の概略縦断面図を示す。
物品管理システム400においても、ICタグ20と読取用ループアンテナ22のアンテナ面との間に中空筒状体24が設けられている。本実施形態に係る物品管理システム400では、中空筒状体24は、軸方向が読取用ループアンテナ22のアンテナ面と平行となるように配置される。
図14(a)に示すように、本実施形態では、1段に2個の中空筒状体24を配置している。それぞれの中空筒状体24は、第1開口部24aが読取用ループアンテナ22のエレメントの近傍に位置し、第2開口部24bが読取用ループアンテナ22のアンテナ面の中央領域の近傍に位置するように配置される。このような配置とすることで、1段に1個の中空筒状体24を配置した場合と比較して、アンテナ面内における磁界強度の変動が抑制され、通信可能距離の変動を少なくすることができる。
本実施形態に係る物品管理システム400において、ICタグ20は、読取用ループアンテナ22のアンテナ面に対して直交するようトレー18に取り付けられている。すなわち、ICタグ20は、中空筒状体24の軸方向に直交するようトレー18に取り付けられている。ICタグ20は、トレー18における一方の側面に取り付けられている。さらに、本実施形態に係る物品管理システム400においては、図12(a)および(b)に示す物品管理システム300と同様に、容器16の一方の側面にシールド部材302が取り付けられている。
本実施形態に係る物品管理システム400では、読取用ループアンテナ22で発生した磁束は、エレメントの近傍に位置する第1開口部24aから中空筒状体24内に入り、中空筒状体24内を伝播して第2開口部24bから放出される。この磁束は、中空筒状体24の外側を通って読取用ループアンテナ22に戻るため、中空筒状体24の外側において、中空筒状体24の軸方向に直交するICタグ20と通信が可能となる。
図15は、本実施形態に係る物品管理システム400における、通信可能距離の測定結果を示す。図15に示す測定結果では、読取用ループアンテナ22のアンテナ面の全ての領域で、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離が9.0cmであった。このように本実施形態に係る物品管理システム400によれば、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離を均一にできるため、好適な物品管理システムを実現できる。
また、本実施形態に係る物品管理システム400によれば、シールド部材302を用いてICタグ20と読取用ループアンテナ22を通信不能とするため、個々のICタグ20に応答性のばらつきがある場合でも、同じトレー18の移動量で引き出しを検知できる。
さらに、本実施形態に係る物品管理システム400によれば、中空筒状体24の軸方向を読取用ループアンテナ22のアンテナ面と平行としたことにより、中空筒状体24の軸方向を読取用ループアンテナ22のアンテナ面と直交させた場合(例えば図12(a)および図(b)にしめす物品管理システム300)と比較して、ICタグ20の通信可能距離を短くすることができる。これにより、物品管理システムの奥行き方向の寸法をさらに小さくすることができ、より一層コンパクトな物品管理システムを実現できる。
なお、上述の物品管理システム400では、シールド部材302を設けたが、シールド部材302は無くてもよい。
図16は、本発明のさらに別の実施形態に係る物品管理システム500を示す。この物品管理システム500は、上述の実施形態と異なり、例えば百貨店などにおいて展示中の宝飾品を管理するためのシステムである。
この物品管理システム500は、展示台502に設けられたICタグ読取装置26と、管理対象の物品であるネックレス506に取り付けられたICタグ20とを備える。ネックレス506は、展示台502上に配置されたスタンドトルソー504に掛けられている。
ICタグ読取装置26は、ICタグ20と無線通信するための読取用ループアンテナ22と、読取用ループアンテナ22で発生した磁束を制御するための中空筒状体24とを備える。読取用ループアンテナ22は、展示台502に埋め込まれている。中空筒状体24は、スタンドトルソー504内に設けられている。中空筒状体24は、軸方向が読取用ループアンテナ22のアンテナ面と直交するとともに、第1開口部24aが読取用ループアンテナ22のアンテナ面の近傍に位置するように配置される。
次に、物品管理システム500の動作を説明する。読取用ループアンテナ22で発生した磁束は、エレメントの近傍に位置する第1開口部24aから中空筒状体24内に入り、中空筒状体24内を伝播して第2開口部24bから放出される。第2開口部24bから放出された磁束によってネックレス506に取り付けられたICタグ20が励起され、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信が行われる。ネックレス506がスタンドトルソー504から取り外されると、ICタグ20と読取用ループアンテナ22が通信不能となるため、ネックレス506の取り外しを検知することができる。
本実施形態に係る物品管理システム500によれば、中空筒状体24を設けたことにより、ICタグ20と読取用ループアンテナ22の通信可能距離を長くできる。これにより、ICタグ20の高さにばらつきがある場合でも、好適にネックレス506の取り外しを検知できる。
また、本実施形態に係る物品管理システム500によれば、ICタグ20の向きが読取用ループアンテナ22のアンテナ面と平行な場合だけでなく、アンテナ面と直交する場合にもネックレス506の取り外しを検知できる。これにより、ネックレス506をスタンドトルソー504に掛けた際に、ICタグ20がどのような向きであろうとも適切にネックレス506の取り外しを検知できる。
このように、本字形態に係る物品管理システム500によれば、ICタグ20の読取性能を向上することができる。
以上、実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能であることはいうまでもない。
10,200,300,400,500 物品管理システム、 12 枠体、 14 カセッタ、 16 容器、 18 トレー、 20 ICタグ、 22 読取用ループアンテナ、 24 中空筒状体、 26 ICタグ読取装置、 30 ICタグリーダ本体、 32 PC、 302 シールド部材。

Claims (12)

  1. ICタグの読み取りを行うICタグ読取装置であって、
    前記ICタグと無線通信するためのループアンテナと、
    導電性材料で形成された中空筒状体であって、前記ループアンテナで生じた磁束を中空筒状体内部に入力する第1開口部と、中空筒状体内部を伝播した磁束を外部に放出して前記ICタグに作用させる第2開口部とを有する中空筒状体と、
    を備えることを特徴とするICタグ読取装置。
  2. 前記中空筒状体は、導電性材料で形成されたフィルムを筒状に巻くことにより形成されることを特徴とする請求項1に記載のICタグ読取装置。
  3. 前記中空筒状体は、軸方向が前記ループアンテナのアンテナ面と直交するように配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のICタグ読取装置。
  4. 前記中空筒状体は、前記第1開口部が前記ループアンテナのアンテナ面の近傍に位置するように配置されることを特徴とする請求項3に記載のICタグ読取装置。
  5. 前記中空筒状体は、軸方向が前記ループアンテナのアンテナ面と平行となるように配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のICタグ読取装置。
  6. 前記中空筒状体は、前記第1開口部が前記ループアンテナのエレメントの近傍に位置し、前記第2開口部が前記ループアンテナのアンテナ面の中央領域の近傍に位置するように配置されることを特徴とする請求項5に記載のICタグ読取装置。
  7. 物品に付されたICタグと、
    前記ICタグの読み取りを行うICタグ読取装置と、
    前記ICタグ読取装置で読み取られた情報に基づいて前記物品を管理する管理手段と、 を備える物品管理システムであって、
    前記ICタグ読取装置は、
    前記ICタグと無線通信するためのループアンテナと、
    導電性材料で形成された中空筒状体であって、前記ループアンテナで生じた磁束を中空筒状体内部に入力する第1開口部と、中空筒状体内部を伝播した磁束を外部に放出して前記ICタグに作用させる第2開口部とを有する中空筒状体と、
    を備えることを特徴とする物品管理システム。
  8. 前記中空筒状体は、導電性材料で形成されたフィルムを筒状に巻くことにより形成されることを特徴とする請求項7に記載の物品管理システム。
  9. 前記中空筒状体は、軸方向が前記ループアンテナのアンテナ面と直交するとともに、前記第1開口部が前記ループアンテナのアンテナ面の近傍に位置するように配置され、
    前記物品は、前記ループアンテナのアンテナ面に対して直交する方向に移動可能であり、
    前記ICタグは、前記ループアンテナのアンテナ面に対して平行となるよう前記物品に取り付けられることを特徴とする請求項7または8に記載の物品管理システム。
  10. 前記中空筒状体は、軸方向が前記ループアンテナのアンテナ面と直交するとともに、前記第1開口部が前記ループアンテナのアンテナ面の近傍に位置するように配置され、
    前記物品は、前記ループアンテナのアンテナ面に対して直交する方向に移動可能であり、
    前記ICタグは、前記ループアンテナのアンテナ面に対して直交するよう前記物品に取り付けられることを特徴とする請求項7または8に記載の物品管理システム。
  11. 前記中空筒状体は、軸方向が前記ループアンテナのアンテナ面と平行となるとともに、前記第1開口部が前記ループアンテナのエレメントの近傍に位置し、前記第2開口部が前記ループアンテナのアンテナ面の中央領域の近傍に位置するように配置され、
    前記物品は、前記ループアンテナのアンテナ面に対して直交する方向に移動可能であり、
    前記ICタグは、前記中空筒状体の軸方向に対して直交するよう前記物品に取り付けられることを特徴とする請求項7または8に記載の物品管理システム。
  12. 前記物品に取り付けられた前記ICタグが移動する経路の一部に設けられた、前記ICタグと前記ループアンテナとの間の通信を不能にするためのシールド部材をさらに備えることを特徴とする請求項10または11に記載の物品管理システム。
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