JP2020019588A - 棚在庫管理システムおよび消費者動向分析システム - Google Patents

棚在庫管理システムおよび消費者動向分析システム Download PDF

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明日香 上條
Asuka Kamijo
明日香 上條
福田 雅宣
Masanori Fukuda
雅宣 福田
幸司 小谷
Koji Kotani
幸司 小谷
惠子 山口
Keiko Yamaguchi
惠子 山口
和広 松岡
Kazuhiro Matsuoka
和広 松岡
尚司 安田
Shoji Yasuda
尚司 安田
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Abstract

【課題】商品棚への商品補充のタイミングをより簡便に把握できるようにする。【解決手段】自動前出し装置が設置されている商品列ごとに,商品列の背後に,超音波センサ31が設置される。超音波センサ31から出射される超音波が用いられることで測距モジュール32において計測される距離にしたがって各商品列の商品残個数が算出される。算出された商品残個数が所定閾値と比較され,商品列ごとに商品の品出しを要するかどうかが判定される。品出しを要する商品列の存在が判定されるとその旨が店員に知らされる。【選択図】図3

Description

この発明は,店舗内に設置される商品棚に陳列されている商品の在庫を管理する棚在庫管理システムおよび店舗内を回遊する消費者の動向を分析するための消費者動向分析システムに関する。
スーパーマーケット,コンビニエンスストア,ドラッグストア等の店舗内には多くの商品棚が設置され,そのそれぞれに様々な商品が多段かつ多列に陳列される。店舗を訪れた消費者(顧客)は店舗内を回遊し,商品棚に並べられた商品を手に取り,見定め,購入するかどうかを決める。陳列商品は一般には商品棚の前方にある商品から売れていく。店舗内を巡回する店員によって,商品棚の後方の商品を前方に移動させる「前出し」と呼ばれる作業や,商品の品出し(補充)作業が行われる。
多くの店舗にはPOS(Point of Sales)端末が設置され,金銭登録に加えて商品の品目ごとの販売管理が行われている。会計時に販売管理を行うことで品目ごとの店舗在庫を把握することができる。しかしながら,店舗在庫が残っているとしてもそれがバックヤードにストックされていると商品棚に商品が残っていないことがある。また,店舗在庫は消費者がPOS端末を通過するときに変動するので,消費者が店舗内を回遊している最中には正確な在庫数は分からない。
特許文献1は,商品のそれぞれにRFID(Radio Frequency Identifier)タグを貼付しておき,商品棚の前端側に陳列された商品のRFIDタグの固有番号からなる商品リストを取得するシステムを開示する。前端側の商品が商品棚から取出され,後方の商品が前方に移動されると,商品リストに存在しなくなった固有番号が検出され,これによって商品棚から取り出された商品が検出される。特許文献2は,商品が置かれる棚に多数のRFIDタグを敷き詰めた棚ユニットを開示する。商品棚上(RFIDタグ上)に商品が置かれているときには商品によってRFIDタグとアンテナとの通信が遮断され,商品が取り出されると商品の下にあったRFIDタグがアンテナと通信可能になることを利用して,商品の棚在庫が管理される。
特開2009−57182号公報 特表2014−527239号公報
特許文献1,2のように,RFIDタグを用いることで,バックヤードにある商品在庫に関係なく,商品棚に並べられている商品の在庫(棚在庫)を把握することができる。しかしながら,多数の商品のそれぞれにRFIDタグを貼付するまたは商品棚のそれぞれにRFIDタグに敷き詰める必要があるので,その導入コストないし作業コストは高い。
この発明は,商品棚に陳列されている商品在庫をより簡便に検出できるようにすることを目的とする。
この発明はまた,商品棚への商品の品出しのタイミングをより簡便に把握できるようにすることを目的とする。
この発明はさらに,消費者の商品購買動向に関するデータを蓄積することを目的とする。
この発明による棚在庫管理システムは,同一品目の複数の商品が奥行方向に並べられる商品列を含む商品棚において,上記商品列に対応して設けられ,上記商品列から商品が取り出されたときに上記商品列に残っている商品を前方移動させる自動前出し機構,上記商品列に対応して設置されるセンサ部を含み,上記商品列の商品残個数の算出に用いられる物理量を計測するセンサ装置,上記センサ装置から出力されるデータに基づいて算出される上記商品列の商品残個数を所定閾値と比較して,上記商品列について商品の品出しを要するかどうかを判定する判定装置,および上記判定装置によって品出しを要することが判定されたときにその旨を報知する報知装置を備えている。
この発明によると,商品列に対応して設置されるセンサ部が用いられて商品列の商品残個数が算出されるので,商品のそれぞれにRFIDタグを貼付する,または棚上にRFIDタグを敷き詰めることなく,商品棚の商品列の在庫を簡便に検出することができ,品出しのタイミングを簡便に把握することができる。品出しの要否の判定に用いられる所定閾値には,商品列に並べられる商品品目に応じて設定されるデータ(数値データ)を用いることができる。
商品ごとではなく,商品棚に形成される商品列に対応してセンサ部が設置されるので,商品列に並んでいる商品残個数(商品数の増減)は,商品列単位で検出される。商品列単位の商品残個数を検出しやすくするため,さらには店員の作業の軽減のために,商品列から商品が取り出されたときに,上記商品列に残っている商品を前方移動させる自動前出し機構が,商品列に対応して設けられる。
もっとも単純には,商品棚の前方に向かう下り傾斜を商品列に持たせることで,商品列から商品が取り出されたときに,商品自重によって残りの商品を前方に滑らせて前方移動させることができる(この傾斜も自動前出し機構の一態様である)。好ましくは,上記自動前出し機構が,上記商品列の前端部分に固定されかつ内部に巻き取りロールが配置された本体と,上記巻き取りロールに一端が固定され,他端が上記本体の外に出される帯状シートと,外に出た帯状シートの他端に固定された係止体と,上記外に出された上記帯状シートを巻き取る駆動力を上記巻き取りロールに付与する駆動手段とを備えている。本体から外に出された帯状シート上に商品が配置される。底面に凹凸を持つ商品,重量が軽い商品など,傾斜では滑りにくい商品であっても自動的に前出しをすることができる。
商品列の商品残個数の算出に用いられる物理量には様々なものが考えられる。一実施態様は距離であり,この場合にはセンサ装置として距離センサ装置が用いられる。上述したように,商品列に並ぶ商品は自動的に前出しされるので,商品列から商品が取り出されるたびに商品列の後方にスペースが広がっていく。このスペース(商品列に並ぶ商品のうちの最後尾商品までの距離)に基づいて商品列の商品残個数を算出することができる。また,上述した自動前出し装置を用いると,商品列から商品が取り出されることで帯状シートが巻き取りロールに巻き取られていくので,帯状シートの移動量(巻き取り量)や巻き取りロールの回転数に基づいて商品列における商品移動距離を算出し,これに基づいて商品残個数を算出することもできる。
商品列から商品が取り出されることによって商品列に加わる重量が軽くなることを利用してもよい。この場合にはセンサ装置として重量センサ装置が用いられる。
好ましくは,上記センサ装置が,上記商品列から少なくとも一つの商品が取り出された,または商品列に少なくとも一つの商品が戻されたもしくは補充されたときにデータを出力するものである。商品列における商品残個数に変動があったときに上記センサ装置からデータを出力させることで,商品列ごとの商品残個数を効率よく算出することができる。
好ましい実施態様では,上記商品棚に複数の商品列が形成されており,商品列ごとに,上記自動前出し機構および上記センサ装置のセンサ部が設けられ,上記判定装置は,上記センサ装置から出力されるデータに基づいて算出される各商品列の商品残個数を,商品列ごとに設定される所定閾値と比較して,商品列ごとに商品の品出しを要するかどうかを判定するものであり,上記報知装置は,上記判定装置によって品出しを要する商品列の存在が判定されたときにその旨を報知するものである。商品棚に形成される複数の商品列のうち,いずれの商品列について商品の品出しを要するのかを報知することができる。
一実施態様では,上記商品棚が棚板によって複数段に仕切られており,複数段のそれぞれに複数の商品列が形成されており,上記センサ装置から出力されるデータが,商品棚,段,および商品列をそれぞれ特定可能なデータを含む。店舗内に設置される複数の商品棚のうちいずれの商品棚において商品増減があったのか,さらにはその商品棚のいずれの段のいずれの商品列に商品増減があったのかを把握することができる。店舗内に多数の商品棚が設置され,そのそれぞれに多段かつ多列に商品が陳列されていても,商品の残個数を,多数の商品列のそれぞれについて把握することができる。また,上記報知装置において,品出しを要する商品列,その商品列が属する段および商品棚を,たとえば表示画面上において分かりやすく示すこともできる。
この発明は,上述した棚在庫管理システムを含む消費者動向分析システムも提供する。この発明による分析システムは,上述した棚在庫管理システムと,上記商品棚の店舗内位置を表す商品棚位置データ,店舗内を撮像する撮像手段,および撮像手段によって撮像される画像から人物を検知し,上記人物の店舗内の移動軌跡を求める移動軌跡解析手段を備える追跡システムとを備える。上記棚在庫管理システムのセンサ装置から出力されるデータ,および上記追跡システムの移動軌跡解析手段による移動軌跡データがいずれも日時データを含み,上記日時データによって上記棚在庫管理システムにおいて取得されるデータと上記追跡システムによって取得されるデータが関連付けられる。消費者の店舗内における商品購買動向に関するデータを蓄積することができる。
好ましくは,POSシステムにおける商品代金の支払い時に読み取られる会員情報がさらに関連付けられる。特定の会員の過去の商品購入情報データもさらに関連付けて蓄積することができる。
この発明は,上述した棚在庫管理システムに用いられる商品棚も提供する。この発明による商品棚は,同一品目の複数の商品が奥行方向に並べられる商品列を含むものであって,上記商品列に対応して設けられ,上記商品列から商品が取り出されたときに上記商品列に残っている商品を前方移動させる自動前出し機構,および上記商品列に対応して設置されるセンサ部を含み,上記商品列の商品残個数の算出に用いられる物理量を計測するセンサ装置を備えていることを特徴とする。
複数の商品が陳列された商品棚の斜視図である。 商品棚に形成される商品列を,商品前出し装置とともに側方から示す側面図である。 商品棚に設けられる電子機器のブロック図である。 測距モジュールと超音波センサの処理を示すフローチャートである。 超音波センサから係止体までの距離の変動を示すグラフである。 サーバ・コンピュータに接続された複数のデータベースおよびそのそれぞれのデータ項目を示す。 サーバ・コンピュータの処理を示すフローチャートである。 タブレット装置の表示画面を示す。 タブレット装置の表示画面を示す。 他の実施態様の商品前出し装置の断面図である。 さらに他の実施態様の商品前出し装置の断面図である。
図1は商品棚(ショーケース)を示している。
商品棚1は,前方が開口し,上下左右面および背面がパネル等によって仕切られた商品収容空間を備え,商品収容空間内に多数の商品10a,10b,10cが陳列(収容)される。図1の商品棚1は,商品収容空間内に上下方向に間隔をあけて固定された2つの棚板2を備え,2つの棚板2によって商品収容空間が上下方向に3段(上段,中段および下段)に仕切られ,3段のそれぞれに商品10a,10b,10cが陳列されている。商品10a,10b,10cは,いずれも商品収容空間の奥行方向(前後方向)にも並べられて収納され,奥行方向には同一品目の商品が収納される。奥行方向の商品の並びをこの明細書において「商品列」と呼ぶ。図1に示す商品棚1では上段に6つの商品列が,中段に5つの商品列が,下段に6つの商品列が,それぞれ形成されている。列ごとに異なる品目の商品を陳列してもよいし,隣り合う複数列(2列ないし3列程度)にわたって同一品目の商品を陳列することもできる。
商品列ごとに商品前出し装置20が設置されている。商品前出し装置20については以下に詳述する。
図2は,複数(ここでは4つ)の商品10bが奥行方向に陳列されている商品棚1の特定段の特定商品列(たとえば図1に示す商品棚1の2段目(中段)の左から2列目)を側方から見たものである。図2の右側が商品棚1の正面(前方開口側,手前側)に,図2の左側が商品棚1の背面(裏側,奥側)にそれぞれ対応する。図3は商品棚1に設けられる電子機器のブロック図である。
商品前出し装置20は,棚板2の前端部分に固定されかつ内部に巻き取りロール22が設けられた本体21と,上記巻き取りロール22に一端が固定され,他端が本体21の外に出される帯状シート23と,外に出た帯状シート23の他端に固定された係止体24とを備えている。本体21内の巻き取りロール22にはコイルバネ(図示略)が設けられており,帯状シート23には巻き取りロール22に巻き取られる向き(本体21に向かう方向)の力が常時付与される。商品10bは,棚板2の上面に直接に置かれずに,本体21から引き出された帯状シート23上に置かれる。
商品棚1(棚板2)の前方(手前側,図2の右側)の商品10bが消費者の手に取られると,商品10bの奥行寸法に相当する隙間が,商品前出し装置20の本体21と,商品列において前から2番目に並んでいた商品10bとの間に形成される。上述したように,帯状シート23には本体21に向かう方向の力が常時働いているので,商品10bが消費者の手に取られることで商品列に隙間が形成されると,帯状シート23は本体21に向けて移動し,巻き取りロール22によって巻き取られていく。帯状シート23の移動に伴って帯状シート23上に載っている商品10bおよび係止体24も前方に移動する。帯状シート23および係止体24,ならびに商品10bの前方移動は,新たに先頭になった商品10bが本体21に接することで止まる。このように,商品前出し装置20を用いることによって,商品棚1の奥行方向に並べられている複数の同一品目の商品10bを自動的に前方に寄せる(前出しする)ことができる。
上述した商品前出し装置20を構成する係止体24の後方に超音波センサ31が設けられている。超音波センサ31は,たとえば商品棚1を構成する背面パネルの内面に固定される。
図3を参照して,商品列ごとに超音波センサ31が設けられる。図1に示す商品棚1は,上段に6列,中段に5列,下段に6列の,合計17の商品列を備えるので,17個の超音波センサ31が各商品列に対応して設けられる。
超音波センサ31のそれぞれは,超音波出射用トランスデューサ31aおよび超音波入射用トランスデューサ31bを備え,振動子(図示略)によって生成される超音波を出射用トランスデューサ31aから出射し,係止体24からの反射波を入射用トランスデューサ31bによって受信する。超音波センサ31から係止体24までの距離をL,超音波の往復時間をt,超音波の空気中の伝播速度をVとすると,これらは以下の関係式を満たす。
t=2L/V ・・・式1
超音波の伝播速度Vを所定値とすると(湿度に応じた調整を加えてもよい),超音波の往復時間tを計測することによって,式1に基づいて,超音波センサ31から係止体24までの距離Lを求めることができる。
上述したように商品棚1の商品が消費者の手に取られると,商品10bの奥行寸法分,係止体24は前方移動するので,超音波センサ31によって計測される超音波センサ31から係止体24までの距離Lが商品10bの奥行寸法分長くなる。計測される距離Lに基づいて,商品列ごとに棚在庫(商品残個数)を管理することができる。
商品棚1には段ごとに測距モジュール32が設置されており,測距モジュール32には複数の超音波センサ31のそれぞれと電気的に接続するための複数のポート(図示略)が設けられている。測距モジュール32の各ポートと,各段に設置されている複数の超音波センサ31のそれぞれとが信号線および電源線によって接続される。超音波センサ31から係止体24までの距離Lは,後述するように測距モジュール32において算出される。
商品棚1にはさらに無線機33が設置されており,複数の測距モジュール32と無線機33が信号線によって接続されている。超音波センサ31を用いて商品列ごとに算出される超音波センサ31から係止体24までの距離Lは,無線機33を介してサーバ・コンピュータ35に送信される(詳細は後述する)。
図4は測距モジュール32と超音波センサ31の処理を示すフローチャートである。上述したように,測距モジュール32には複数の超音波センサ31が電気的に接続されており,測距モジュール32と複数の超音波センサ31のそれぞれとの間において,図4に示す処理が行われる。
はじめに測距モジュール32から特定の超音波センサ31にトリガ信号が送信される(ステップ41)。
トリガ信号を受信した超音波センサ31は,スタートパルスを測距モジュール32に,励起パルスを出射用トランスデューサ31aに,それぞれ送信する(ステップ51)。出射用トランスデューサ31aから係止体24に向けて超音波が出射される。
出射用トランスデューサ31aから出射された超音波は係止体24で反射され,入射用トランスデューサ31bによって受信される。入射用トランスデューサ31bによって反射超音波が受信されると,超音波センサ31は測距モジュール32にストップパルスを送信する(ステップ52)。
測距モジュール32は,超音波センサ31からスタートパルスを受信した時刻(タイミング)から,同じ超音波センサ31からストップパルスを受信した時刻までの時間を超音波の往復時間tとして用いて,上述した式1にしたがって,超音波センサ31から係止体24までの距離Lを算出(計測)する(ステップ42)。超音波センサ31から係止体24までの距離Lに代えて,上記距離Lから係止体24の厚さ分を加算することによって,超音波センサ31から商品列に並ぶ商品のうちの最後尾商品までの距離を算出してもよい。
測距モジュール32はメモリ(図示略)を備え,メモリに各商品列の前回の計測距離を記憶している。ステップ42において新たに計測された距離Lと,メモリに記憶されている前回の計測距離とが比較され,所定値以上変化しているかどうかが判断される(ステップ43)。上記所定値には好ましくは各商品列に並べられている商品の奥行寸法に相当する値が設定される。新たに計測された距離Lと前回計測距離との間に所定値以上の変化がない場合,測距モジュール32は特段の処理を行わない(ステップ43でNO)。所定の待機時間の経過の後(ステップ46),ステップ41からはじまる処理が繰り返される。待機時間は任意に設定することができる。
新たに計測された距離Lが前回計測距離から所定値以上変化している場合(ステップ43でYES ),商品棚1の商品が消費者の手に取られた,消費者によって商品が商品棚1に戻された,または店員によって商品補充作業が行われたことが推測される。この場合,測距モジュール32は,ログデータ(具体的には,モジュールID,列番号,日時および距離を含むデータ,詳細は後述する)を,無線機33を経由してサーバ・コンピュータ35に送信する(ステップ44)。また,測距モジュール32はメモリに記憶されている前回計測距離を新たに計測された距離Lに更新し(ステップ45),上述と同様にして,所定の待機時間の経過を待つ(ステップ46)。
図5は,超音波センサ31を用いて計測される超音波センサ31から係止体24までの距離Lの変動を示したグラフである。
時刻t0において商品棚1(特定の商品列)には全く商品が陳列されていない。図2を参照して,商品が商品列に陳列されていないとき,商品前出し装置20の帯状シート23はそのほとんどが巻き取りロール22によって巻き取られ,係止体24が商品前出し装置20の本体21に接する位置に至る。係止体24は超音波センサ31から遠くに離れ,超音波センサ31から係止体24までの距離Lは最大値(商品棚1または商品収容空間の奥行寸法にほぼ一致する距離)になる。
時刻t1は商品棚1(特定の商品列)に複数の商品が補充されたタイミングを示している。商品棚1に複数の商品が補充されるとき,帯状シート23が商品前出し装置20の本体21から引き出される。補充される商品数が多ければ多いほど,超音波センサ31から係止体24までの距離Lは近づく(短くなる)ことになる。
時刻t2,t3,t4,t6では,超音波センサ31から係止体24までの距離Lが商品の奥行寸法に応じて遠くなっており,これらのタイミングにおいて商品列から商品が取り出されたことが分かる。また,時刻t4では,超音波センサ31から係止体24までの距離Lが,時刻t2,t3,t6のときに比べて2倍程度変化しており,商品列に並ぶ同一品目の2つの商品が消費者の手に取られたことが分かる。
時刻t5では,超音波センサ31から係止体24までの距離Lが1つの商品の奥行寸法分,近づいている。たとえば一度手にした商品を消費者が商品棚1に戻したことが推認される。
このように,超音波センサ31を用いて計測される超音波センサ31から係止体24までの距離Lによって,商品列ごとの在庫状況(商品残個数)を把握することができる。また,図5に示すように,超音波センサ31から係止体24までの距離Lの変動から,商品が消費者の手に取られた時刻のみならず,一度に複数の商品が消費者の手に取られたことや,一旦手に取られるもの,その後に商品棚1に戻されることについても把握することができる。
上述したように,超音波センサ31を用いて計測された超音波センサ31から係止体24までの距離Lが前回計測距離から所定値以上変化していると,測距モジュール32からサーバ・コンピュータ35にログデータが送信される(図4のステップ44)。
図6は,サーバ・コンピュータ35(以下,サーバ35という)に接続された複数のデータベースおよび各データベースに記憶されるデータのデータ項目を示している。サーバ35は,CPU(中央演算処理装置),メモリ,記憶装置,通信装置等を備えるコンピュータ装置であり,その記憶装置に図6に示す複数のデータベースが構築される。
ログデータベース(ログDB)35aに,上述した測距モジュール32から送信されるログデータが記憶される。ログデータは,測距モジュール32を特定するモジュールID,超音波センサ31が設置されている列を特定する列番号,ログデータの作成日時,および上述した超音波センサ31から係止体24までの計測距離Lを含む。商品棚1(商品列)から商品が取られる,商品棚1に商品が戻される,商品棚1に商品が補充されるたびに,ログデータベース35aにログデータが蓄積される。
棚データベース(棚DB)35bには商品棚1ごとに作成されるデータレコードが記憶される。棚DB35bに記憶されるデータレコードは,店舗内に設置される複数の商品棚1のそれぞれを特定する棚コード,店舗を特定する店舗コード,および流通コード(小売業者特定コード)を含む。
モジュール・データベース(モジュールDB)35cには測距モジュール32ごとに作成されるデータレコードが記憶される。モジュールDB35cに記憶されるデータレコードは,上述した測距モジュール32が設置されている商品棚を特定する棚コード,測距モジュール32が設置されている段を特定する段コード,および測距モジュール32を特定するモジュールIDを含む。
棚番地データベース(棚番地DB)35dには,商品列ごとに作成されるレコードが記憶される。棚番地DB35dに記憶されるデータレコードは,上述した棚コード,段コード,商品列を特定する列番号,その商品列に陳列される商品の品目を特定するJAN(Japanese Article Number )コード,および品出しアラート残個数を含む。品出しアラート残個数は,商品を補充すべきときに商品列に残っている商品の個数であり,これを用いたサーバ35の処理については後述する。
商品データベース(商品DB)35eには商品の品目ごとに作成されるレコードが記憶される。商品データベース35eに記憶されるデータレコードは,上述したJANコード,JANコードによって特定される商品の名称,およびその商品の奥行寸法を含む。
図7はサーバ35によって行われる処理(棚在庫管理処理)を示すフローチャートである。
サーバ35の棚在庫管理処理は,測距モジュール32からログデータを受信したときに開始される。上述したように,超音波センサ31を用いて計測された距離Lが前回計測距離から所定値以上変化していると,測距モジュール32からサーバ35にログデータが送信される。ログデータを受信したサーバ35は,上述のように受信したログデータをログデータベース35aに記憶する(ステップ61)。
ログデータを受信したサーバ35は,受信したログデータに含まれるモジュールIDおよび列番号を用いて,上述した棚データベース35b,モジュール・データベース35c,棚番地データベース35dおよび商品データベース35eにしたがって,距離Lの変動があった商品の品目を特定し,かつその商品の奥行寸法を用いて,特定の商品棚,特定の段に形成されている特定の商品列における商品の残個数を算出する。商品の残個数は次のように算出される。
残個数=(距離Lの最大値−計測距離L)/商品の奥行寸法・・・式2
距離Lの最大値(商品が全く陳列されていないときの超音波センサ31から係止体24までの距離)はあらかじめプログラミングしてもよい。もちろん棚DB35bにおいて段ごとに,または棚番地DB35dにおいて列ごとに,距離Lの最大値を記憶しておき,これを用いてもよい。
式2にしたがって算出される残個数が,棚番地DB35dに記憶されている品出しアラート残個数に達しているかどうかが判断される(ステップ63)。残個数が品出しアラート残個数に達している場合,サーバ35は,棚DB35bに記憶されている店舗コードにしたがって,特定店舗に向けて品出しアラート信号を送信する(ステップ63でYES ,ステップ64)。なお,残個数が品出しアラート残個数よりも多ければ,サーバ35は特段の処理を行わない(ステップ63でNO)。
サーバ35から送信される特定店舗に送信される品出しアラート信号は,好ましくは棚コード,段コードおよび列番号を含む。品出しアラート信号によって,店舗内に設置されている複数の商品棚のうちのいずれの商品棚において,いずれの段のいずれの商品列に,商品の残個数が品出しアラート残個数に達しているかを通知することができる。
図8および図9は,店舗の従業員等が用いるタブレット装置3を示すもので,サーバ35から品出しアラート信号が送信されたときの表示画面例を示している。図8を参照して,タブレット装置3の表示画面には店舗内に設置されている複数の商品棚のレイアウト(店舗内を上から見たときの商品棚の配置図)が表示され,かつ品出しアラート信号によって特定される商品棚が点滅表示される(点滅表示されている商品棚を符号3aで示す)。店舗内のいずれの場所に設置されている商品棚に,残個数が品出しアラート残個数に達している商品があるのかが分かりやすく示される。
さらに図9に示すように,点滅表示されている特定の商品棚を正面から見た,段および商品列のレイアウト画面をタブレット装置3の表示画面に表示し,品出しアラート信号によって特定される商品列を点滅表示してもよい(点滅表示されている商品列を符号3bで示す)。いずれの段のいずれの商品列の商品の残個数が品出しアラート残個数に達しているのかを分かりやすく示すことができる。
上述した実施例では,商品列の背後に設置される超音波センサ31を用いて,超音波センサ31から係止体24までの距離Lを計測することによって商品列ごとの商品残個数を算出しているが,超音波センサ31に代えて他のセンサを用いてもよい。
図10は,巻き取りロール22に撮像面が向けられたイメージセンサ36が組み込まれた商品前出し装置20の断面図を示している。イメージセンサ36によって連続的に撮像される帯状シート23の画像の差分から,帯状シート23の巻き取り量(帯状シート23の前方移動距離)および繰り出し量(帯状シート23の後方移動距離)が算出され,商品棚1(商品列)から商品が取り出されたことおよびその個数,ならびに商品棚1に商品が戻されたまたは商品が補充されたことおよびその個数が,それぞれ把握される。帯状シート23の移動距離を計測することによって商品列ごとの商品残個数を算出することができる。
図11は,巻き取りロール22の回転軸に多回転半固定ボリューム(可変抵抗器)37が取り付けられた商品前出し装置20の断面図を示している。帯状シート23が巻き取られるときの巻き取りロール22の反時計周りの回転,および帯状シート23が繰り出されるときの巻き取りロール22の時計周りの回転に応じて,多回転半固定ボリューム37の抵抗値は変化する。この抵抗値(または抵抗値の変化)に基づいて,帯状シート23の巻き取り量および繰り出し量を算出することができる。上述と同様に,帯状シート23の移動距離を計測することによって,商品列ごとの商品残個数を算出することができる。
さらに,上述した超音波センサ31から係止体24までの距離,または帯状シート23の移動距離に基づいて商品列ごとの商品残個数を算出するのに代えて,商品列の重量を計測し,重量の変化に基づいて商品列ごとの商品残個数(商品列から商品が取り出されたことおよびその個数,ならびに商品棚に商品が戻されたまたは商品が補充されたことおよびその個数)を求めてもよい。この場合には,商品列ごとに,商品列全体の重量を計測する重量センサが設置される。ログデータベース35a(図6参照)には距離データに代えて重量(質量)データが記憶され,商品データベース35e(図6参照)には商品の奥行寸法に代えて,商品の重量が記憶される。
商品列ごとの棚在庫管理を実現する上述した実施例に加えて,店舗内に設置したカメラを用いて店舗に来店する消費者(顧客)を捕捉し,消費者の店舗内の移動ルートを示すデータを日時データとともに取得するようにしてもよい。上述したように,ログデータベース35aに記憶される,商品列からの商品の移動があったときにログDB35aに記憶されるログデータは作成日時データを含むので,移動ルートデータにも日時データを含ませることによって,ログデータと移動ルートデータとを互いに関連付けることができる。ログデータと移動ルートデータを関連付けることによって,たとえば消費者ごとに,その消費者がどのような移動ルートで店舗内を回遊し,どこで(どの商品棚から)何を手にとり,レジに持っていったか(手に取っただけで,商品棚に戻したか)を把握することができる。さらに店舗内に設置されるPOSシステムにおける商品代金の支払時に,氏名,性別,年齢等(会員情報)があらかじめ登録された会員に対して発行される会員カードが使用されて会員情報が読み取られる場合であれば,POSシステムにおいては会員情報に商品購入情報が関連付けられて蓄積されるので,特定の会員の過去の商品購入情報等のデータも,上記ログデータおよび移動ルートデータにさらに関連付けることが可能である。
1 商品棚
2 棚板
3 タブレット装置
10a,10b,10c 商品
20 商品前出し装置
21 本体
22 巻き取りロール
23 帯状シート
24 係止体
31 超音波センサ
32 測距モジュール
35 サーバ・コンピュータ
35a ログデータベース
36 イメージセンサ
37 多回転半固定ボリューム

Claims (10)

  1. 同一品目の複数の商品が奥行方向に並べられる商品列を含む商品棚において,上記商品列に対応して設けられ,上記商品列から商品が取り出されたときに上記商品列に残っている商品を前方移動させる自動前出し機構,
    上記商品列に対応して設置されるセンサ部を含み,上記商品列の商品残個数の算出に用いられる物理量を計測するセンサ装置,
    上記センサ装置から出力されるデータに基づいて算出される上記商品列の商品残個数を所定閾値と比較して,上記商品列について商品の品出しを要するかどうかを判定する判定装置,および
    上記判定装置によって品出しを要することが判定されたときにその旨を報知する報知装置,
    を備えている。棚在庫管理システム。
  2. 上記商品棚に複数の商品列が形成されており,
    上記自動前出し機構および上記センサ装置のセンサ部が商品列ごとに設けられ,
    上記判定装置は,
    上記センサ装置から出力されるデータに基づいて算出される各商品列の商品残個数を,商品列ごとに設定される所定閾値と比較して,商品列ごとに商品の品出しを要するかどうかを判定するものであり,
    上記報知装置は,上記判定装置によって品出しを要する商品列の存在が判定されたときにその旨を報知するものである,
    請求項1に記載の棚在庫管理システム。
  3. 上記自動前出し機構が,上記商品列の前端部分に固定されかつ内部に巻き取りロールが配置された本体と,上記巻き取りロールに一端が固定され,他端が上記本体の外に出される帯状シートと,外に出た帯状シートの他端に固定された係止体と,上記外に出された上記帯状シートを巻き取る駆動力を上記巻き取りロールに付与する駆動手段とを含む自動前出し装置を備えている,
    請求項1または2に記載の棚在庫管理システム。
  4. 上記センサ装置が距離センサ装置である,
    請求項1から3のいずれか一項に記載の棚在庫管理システム。
  5. 上記センサ装置が重量センサ装置である,
    請求項1から3のいずれか一項に記載の棚在庫管理システム。
  6. 上記センサ装置が,上記商品列から少なくとも一つの商品が取り出された,または商品列に少なくとも一つの商品が戻されたもしくは補充されたときにデータを出力するものである,
    請求項1から5のいずれか一項に記載の棚在庫管理システム。
  7. 上記商品棚が棚板によって複数段に仕切られており,複数段のそれぞれに複数の商品列が形成されており,
    上記センサ装置から出力されるデータが,商品棚,段,および商品列をそれぞれ特定可能なデータを含む,
    請求項2に記載の棚在庫管理システム。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の棚在庫管理システム,ならびに
    上記商品棚の店舗内位置を表す商品棚位置データ,店舗内を撮像する撮像手段,および撮像手段によって撮像される画像から人物を検知し,上記人物の店舗内の移動軌跡を求める移動軌跡解析手段を備える追跡システムを備え,
    上記棚在庫管理システムのセンサ装置から出力されるデータ,および上記追跡システムの移動軌跡解析手段による移動軌跡データが,いずれも日時データを含み,
    上記日時データによって上記棚在庫管理システムにおいて取得されるデータと上記追跡システムによって取得されるデータが関連付けられる,
    消費者動向分析システム。
  9. POSシステムにおける商品代金の支払い時に読み取られる会員情報がさらに関連付けられる,
    請求項8に記載の消費者動向分析システム。
  10. 同一品目の複数の商品が奥行方向に並べられる商品列を含む商品棚であって,
    上記商品列に対応して設けられ,上記商品列から商品が取り出されたときに上記商品列に残っている商品を前方移動させる自動前出し機構,および
    上記商品列に対応して設置されるセンサ部を含み,上記商品列の商品残個数の算出に用いられる物理量を計測するセンサ装置を備えている,
    商品棚。
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