JP2009119045A - 商品陳列棚 - Google Patents

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Takeshi Shimamoto
岳 島本
Yuji Kuwako
祐治 桑子
Naohito Matsumoto
尚人 松本
Masaru Tabata
勝 田幡
Shosuke Sato
正亮 佐藤
Tatsuki Kashiwabara
辰樹 柏原
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Abstract

【課題】RFIDタグを貼付した商品を陳列するのに好適な商品陳列棚を提供する。
【解決手段】 金属製の板状部材を有する棚板4を備えた商品陳列棚において、棚板4の上面にRFIDタグとの通用信用のアンテナ20を載置するとともに、前記棚板4を電気的に非導通となるように複数の副棚板5,6に分割し、且つ、該分割位置が前記アンテナ20により形成される磁界を横切るようにしたことを特徴とするものを提案する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、冷蔵商品を収納する冷蔵ショーケースや、洋服・お菓子などの各種非冷蔵商品を収容する棚などの商品陳列棚に関し、特に商品に付したRFIDタグの読み取りに好適な商品陳列棚に関する。
近年、商品にRFIDタグを付して商品の在庫や流通経路等を管理するシステムが提案されている。例えば、特許文献1に記載のものは、本棚状の保管ケースに収納したレンタルビデオにRFIDタグを貼付している。保管ケースの各棚にはRFIDタグとの通信用の棚アンテナが配置されている。各棚アンテナはRFIDタグ用のリーダライタに相当するコントローラに接続されている。さらに、コントローラはホストコンピュータに接続している。このようなシステムでは、ホストコンピュータを用いて、各保管ケースの各棚毎にレンタルビデオの在庫を管理している。
特開2001−118037号公報
しかし、上述のようなシステムでは、棚として金属製の材料を用いるとRFIDタグの読み取り精度が低下するという問題があった。その理由は以下の通りである。棚アンテナにより形成される磁束が棚板を通過すると該棚板に渦電流が生じる。この渦電流は、棚アンテナにより形成される磁束とは逆向きの磁束を発生させる。これにより、棚アンテナにより形成される磁束が弱まり、結果として棚アンテナの通信範囲が狭くなる。
したがって、棚として金属製の材料を用いる際には、コントローラの出力パワーを上げたりインピーダンス調整を行うなどの煩雑な調整作業が必要であるとともに消費電力が増大するという問題点があった。また、コントローラによっては前記調整処理を行っても十分な読み取り精度を確保できない場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、RFIDタグを貼付した商品を陳列するのに好適な商品棚を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、金属製の板状部材を有する棚板を備えた商品陳列棚において、棚板の上面にRFIDタグとの通信用のアンテナを載置するとともに、前記棚板を電気的に非導通となるように複数の副棚板に分割し、且つ、該分割位置が前記アンテナにより形成される磁界を横切るようにしたことを特徴とするものを提案する。
上述のように、アンテナへの通電かが開始されると、アンテナから放射される電磁波が金属製の棚板を通過する際に棚板に渦電流が生じる。本発明では、棚板が複数の副棚板に分割され、且つ、副棚板間は電気的に非導通となっているので、棚板全体に流れる渦電流の経路が分断される。すなわち、渦電流の流れる経路は面積の小さい副棚板内において形成される。これにより、渦電流により生じる磁界強度が低減される。したがって、渦電流による通信範囲の低減を防止することができる。これにより、本発明に係る商品陳列棚は、RFIDタグを貼付した商品を陳列するのに好適となる。
本発明の好適な態様の一例としては、前記棚板を、複数の副棚板を所定の間隔を置いて並設して構成するものが挙げられる。副棚板の間隔が狭すぎると副棚板間が静電結合してしまうことから、副棚板間に適度な隙間を形成することにより渦電流の経路を確実に遮断することができる。なお、副棚板間の間隔はRFIDタグの読み取りで用いる周波数や電波強度などに基づき決定すればよい。また、副棚板間の間隙に絶縁体を介在させると、隙間からの商品やゴミの落下を防止することができるとともに副棚板を安定的に固定することができる。さらに、前記棚板を、複数の副棚板を前後方向に並設して構成すると、棚板の取り付け・取り外しが容易となり、メンテナンス性が向上する。また、アンテナを横方向に複数併設する場合には、棚板の分割位置が各アンテナを横切るので好適である。
なお、本発明に係る商品陳列棚の一例としては、商品を冷却する冷却装置を備え、前記棚板は商品収納部の最下段に配置する底板であるものが挙げられる。このような商品陳列棚の場合、前記棚板を、商品収納部の下部に架設された網状部材上に載置すると好適である。
以上説明したように本発明によれば、棚板が複数の副棚板に分割され、且つ、副棚板間は電気的に非導通となっているので、棚板全体に流れる渦電流の経路が分断される。すなわち、渦電流の流れる経路は面積の小さい副棚板内において形成される。これにより、渦電流により生じる磁界強度が低減される。したがって、渦電流による通信範囲の低減を防止することができる。これにより、本発明に係る商品陳列棚は、RFIDタグを貼付した商品を陳列するのに好適となる。
本発明の一実施の形態に係る商品陳列棚について図面を参照して説明する。本実施の形態では商品陳列棚の一例として、冷却機能を有するショーケースについて説明する。また、本実施の形態に係るショーケースは、RFIDタグ読み取り用のアンテナを配置することにより商品の棚在庫をリアルタイムに管理可能な所謂「スマートシェルフ」と呼ばれるものである。以下、本実施の形態にかかるショーケースについて図1乃至図4を参照して説明する。図1はショーケースの外観斜視図、図2は底板の取り付け構造を説明する斜視図、図3はショーケースの断面図、図4は底板の上面図である。なお、本実施の形態では、本発明の要旨に係るもののみ説明するものとして、例えば冷却構造など他の構成については説明を省略する。
本実施の形態に係るショーケースは、図1に示すように、前面開口の箱形のショーケース本体1の内側を商品収納部2としている。商品収納部2には、複数の棚板3が着脱自在に上下に並べて配置されている。各棚板3は左右端部に配置した着脱自在のブラケット3aによりショーケース本体1に固定されている。また、商品収納部2の底部には底板4が着脱自在に配置されている。この底板4は、前記棚板3と同様に上面に商品を陳列する商品棚の一種である。本発明の特徴的な点は該底板4の構造にある。
底板4は、図2に示すように、前後方向に分割された横長矩形の2枚の副底板5及び6からなる。各副底板5及び6は横長矩形の金属板の縁部を下方に屈曲形成してなり、且つ、表面を絶縁性の塗料により塗装されている。前方に配置された副底板(以下「前副底板」と言う。)5の前後方向長さは、後方に配置された副底板(以下「後副底板」と言う。)6の前後方向長さよりも大きくなっている。前副底板5と後副底板6との間は所定の隙間が形成されている。各副底板5,6の前後の縁部には、後述するように網棚7に固定するための切り欠き5a,6aが形成されている。また、前副底板5の左右中央の後部、及び、後副底板6の左右中央の全部には、各副底板5,6を持ち上げる際に便利なように貫通孔5b,6bが形成されている。
各副底板5,6は、横方向に並設した2つの網棚7及び8の上に載置されている。各網棚7及び8は、前後に延びる複数の金属製の縦棒7a,8aと各縦棒7a,8aの上面に直交した固定された金属製の横棒7b,8bとからなる網状部材である。縦棒7a,8aの前端及び後端は前記各副底板5,6の切り欠き5a,6bに係合する。また、各横棒7b,8bの上面は各副底板5,6の底面を支持する。網棚7,8の縦棒7a,8aの先端部は、図3に示すように、ショーケース本体1の吸入口を形成する吸入口部材9に支持されている。吸入口部材9は、多数のスリットが形成された金属板を屈曲してなり、ショーケース本体1の内側に設けられている。吸入口部材9の内側の下部には前記網棚7,8の縦棒7a,8aの先端部を嵌入する嵌入孔9aが形成されている。網棚7,8の縦棒7a,8aの後端部は、商品収納部2の後方に配置された背面板10に支持されている。背面板10は商品収納部2と冷気の流通経路を仕切る板状部材である。背面板10の下部には網棚7,8の縦棒7a,8aの後端部を嵌入する嵌入孔10aが縦方向に複数形成されている。このように、網棚7,8は商品収納部2の下部において吸入口部材9と背面板10の間に架設されており、しかも背面板10に複数の嵌入孔10aが縦方向に形成されているので、網棚7,8を水平又は後部を持ち上げた状態に配置することができる。
底板4上には、図4に示すように、複数のアンテナユニット20が横方向に並べて置かれる。各アンテナユニット20は、矩形の薄型箱状の筐体20aと、該筐体20a内において周縁部に沿って配置したループアンテナ20bと、整合回路を含む回路部20cとを備えている。回路部20cには同軸ケーブル25が接続されている。ここで、アンテナユニット20は、前副底板5と後副底板6との境界線がループアンテナ20bにより形成される磁界を横切る位置に配置されている。換言すれば、底板4は、ループアンテナ20bをショーケースの左右方向(幅方向)に横切るように分割されている。なお、本実施の形態では、アンテナユニット20は、HF帯(13.56MHz帯)のRFIDタグを読み取るものとする。
次に、本実施の形態に係るショーケースを用いた在庫管理システムのシステム構成について図5を参照して説明する。図5は在庫管理システムのシステム構成図である。
この在庫管理システムでは、前記各アンテナユニット20に接続した読取処理装置100と、各読取処理装置100を集中制御する集中制御装置300とを備えている。読取処理装置100は、接続する各アンテナユニット200を用いて商品500に貼付したRFIDタグ501から該タグに予め設定されている固有識別子を読み取る。集中制御装置300は、各読取処理装置100で読み取ったRFIDタグ501の固有識別子を集計し、該集計データを店舗に設置されたコンピュータ400に送信する。
本実施の形態に係るショーケースでは、ループアンテナ20bへの通電を開始すると、金属製の底板4に渦電流が生じる。しかし、底板4は前副底板5と後副底板6に電気的に非導通となるように分割されているので、前副底板5及び後副底板6の双方を通過する経路の渦電流は生じない。すなわち、底板4全体を経路とするような大きな渦電流は生じない。これにより、渦電流の発生によるアンテナユニット20への悪影響が抑えられ、結果としてRFIDタグの読み取り精度が向上する。
以上本発明の一実施の形態について詳述したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、前副底板5と後副底板6とは所定の距離を置いて配置されているだけであったが、該隙間を埋める充填部材を配置すると、冷気漏れを防止できるという点及び前副底板5及び後副底板6の安定性という点から好適である。なお、この充填部材としては前副底板5と後副底板6との電気的結合を抑えるために非磁性体が好ましく、例えば樹脂部材が用いられる。
また、上記実施の形態では、分割した商品棚の一例として商品収納部2の最下段に位置する底板4について説明したが、商品収納部2の配置する他の棚板も同様に分割するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、RFIDタグ501との通信用のアンテナユニット20としてループアンテナ20bを内蔵したものを例示したが、他の形態のアンテナであっても本発明を適用できる。
また、上記実施の形態では、RFIDタグ501が貼付された商品500を陳列する商品陳列棚の一例として冷却機構を有するショーケースを例示したが、冷却機構を有さない一般的な棚であっても本発明を適用できる。
ショーケースの外観斜視図 底板の取り付け構造を説明する斜視図 ショーケースの側面断面図 底板及びアンテナの上面図 RFIDタグを用いた在庫管理システムの構成図
符号の説明
1…ショーケース本体、2…商品収納部、4…底板、5…前副底板、6…後副底板、7,8…網棚、9…吸入口部材、10…背面板、20…アンテナユニット

Claims (6)

  1. 金属製の板状部材を有する棚板を備えた商品陳列棚において、
    棚板の上面にRFIDタグとの通信用のアンテナを載置するとともに、
    前記棚板を電気的に非導通となるように複数の副棚板に分割し、且つ、該分割位置が前記アンテナにより形成される磁界を横切るようにした
    ことを特徴とする商品陳列棚。
  2. 前記棚板は、複数の副棚板を所定の間隔を置いて並設してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の商品陳列棚。
  3. 前記副棚板間の間隙には絶縁体が介在している
    ことを特徴とする請求項2記載の商品陳列棚。
  4. 前記棚板は、複数の副棚板を前後方向に並設してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の商品陳列棚。
  5. 商品を冷却する冷却装置を備え、
    前記棚板は商品収納部の最下段に配置する底板である
    ことを特徴とする請求項1記載の商品陳列棚。
  6. 前記棚板は、商品収納部の下部に架設された網状部材上に載置された
    ことを特徴とする請求項5記載の商品陳列棚。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013080476A1 (ja) * 2011-12-02 2013-06-06 日本電気株式会社 通信シート、スマートシェルフ
CN106037353A (zh) * 2016-08-23 2016-10-26 上海城市燃气技术有限公司 电磁屏蔽玻璃门展示柜

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