JP2016070089A - ファン - Google Patents

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Akihiro Kondo
昭宏 近藤
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欣公 田積
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
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    • F04D29/68Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers
    • F04D29/681Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers especially adapted for elastic fluid pumps

Abstract

【課題】羽根の表面における境界層の剥離、および、それに伴って生じる騒音やファンの回転速度の減少を抑制し、高い送風効率を実現可能なファンを提供すること。【解決手段】ファン1は、回転軸Xの周りに回転するハブ2と、ハブ2の周方向に所定の間隔で設けられる羽根3とを備え、回転軸Xと平行な方向に、または、回転軸Xに対して斜め方向に気流を発生させるファン1であって、羽根3の負圧面側には、縦渦を生じさせる渦発生器4が形成され、渦発生器4は、ハブ2の回転方向前方側に面する第1の面と、第1の面に連結され、回転方向後方側に面する第2の面とを有し、第1の面と第2の面の連結により生じる稜線の端点は、稜線の中心よりも回転方向後方側に位置し、稜線に垂直な各平面で切断した場合の切断面における第1の面および第2の面の羽根3からの高さは、稜線において最も高くなっている。【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機の室外ユニットなどに用いられるファンに関するものである。
近年、軸流ファンや斜流ファンを用いた空気調和機の室外ユニットにおいて、ファンの羽根の表面における境界層の剥離や、それに伴って発生する騒音、ファンの回転速度の減少を抑制することが求められている。このような要求に応えるため、ファンの形状の改善が進められている。
例えば、特許文献1には、プロペラファンの羽根(翼またはブレード)の前縁部全体に、翼弦方向に沿って三角形状の突起部を設け、その前縁部を鋸状とする構成が開示されている。
この三角形状の突起部は、吸い込み空気を切り裂いて縦渦を発生させるために設けられたものである。特許文献1では、これにより吸い込み空気の剥離が抑制され、乱流騒音の減少と送風性能の向上が図られるとされている。
また、特許文献2には、プロペラファンの羽根の負圧面上に、断面が流線型である突起部(リブ)を気流の主流と平行に設ける構成が開示されている。特許文献2では、この突起部が縦渦を発生させることによって送風騒音の低減を図ることができるとされている。
また、特許文献3には、プロペラファンの羽根の負圧面上における気流の剥離位置の上流側に、三角錐形状の突起部を、三角錐の一辺が気流の上流側に位置するように設ける構成が開示されている。特許文献3では、この突起部が縦渦を発生させることにより、送風騒音を低下させるとともに、送風効率を向上させるとされている。
さらに、特許文献4には、プロペラファンの羽根の前縁部または負圧面に、回転方向に対して斜めに設けられ、かつ、回転方向の後方に向かって厚くなるくさび薄板状の突起部を設ける構成が開示されている。特許文献4では、この突起部の側面に気流を衝突させて縦渦を発生させることにより、送風機の騒音を少なく、かつ、高効率にすることができるとされている。
特開2000−87898号公報 特開2000−110789号公報 特開2000−345995号公報 特開2009−68361号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術の場合、強い縦渦を発生させるためには、気流の流入方向に対する羽根の前縁部の角度(迎え角)を大きくし、突起部の前後の圧力差を大きくする必要がある。低騒音での運転を行うために、空気調和機で使用されるプロペラファンの運転範囲では、迎え角が小さく設定されているので、特許文献1の従来技術では、発生する縦渦が弱くなり、吸い込み空気の剥離を抑制する効果が小さくなる。
また、特許文献2の従来技術の場合、気流は流線型の断面を有する突起部の表面に沿って滑らかに流れるため、突起部の周辺に大きな圧力差が生じにくく、縦渦が発生する条件は限られてしまう。
また、特許文献3の従来技術の場合、三角錐の一辺が気流の上流側に位置する形状となるように突起部が形成されているため、気流がその一辺において、左側を流れる気流と右側を流れる気流に分かれることになり、気流の勢いが弱くなって、強い縦渦が発生しにくくなってしまう。
また、特許文献4の従来技術の場合、回転方向の後方に向かって厚くなるくさび薄板状の突起部が回転方向に対して斜めに設けられているため、回転方向に沿った気流が突起部を乗り越えて縦渦となる気流と、突起部に沿って後方に流れる気流とに分かれることになり、気流の勢いが弱くなって、やはり強い縦渦が発生しにくくなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、羽根の表面から剥離しにくい強い縦渦を生成することによって羽根の表面における境界層の剥離、および、それに伴って生じる騒音やファンの回転速度の減少を抑制し、高い送風効率を実現可能なファンを提供することを目的とする。
本発明に係るファンは、回転軸の周りに回転するハブと、ハブの周方向に所定の間隔で設けられる羽根とを備え、回転軸と平行な方向に、または、回転軸に対して斜め方向に気流を発生させるファンであって、羽根の負圧面側には、縦渦を生じさせる渦発生器が形成され、渦発生器は、ハブの回転方向前方側に面する第1の面と、第1の面に連結され、回転方向後方側に面する第2の面とを有し、第1の面と第2の面の連結により生じる稜線の端点は、稜線の中心よりも回転方向後方側に位置し、稜線に垂直な各平面で切断した場合の各切断面において、第1の面と各切断面との交線における2つの端点のうち稜線に属さない端点と、第2の面と各切断面との交線における2つの端点のうち稜線に属さない端点とを結ぶ基準直線に、稜線に属する点から下ろした垂線の長さは、稜線に属する点以外の第1の面と各切断面との交線に属する各点、および、稜線に属する点以外の第2の面と各切断面との交線に属する各点から基準直線に下ろした垂線の長さよりも長い。
本発明によれば、羽根の表面から剥離しにくい強い縦渦を生成することによって羽根の表面における境界層の剥離、および、それに伴って生じる騒音やファンの回転速度の減少を抑制し、高い送風効率を実現可能なファンを提供することができる。
本発明の実施形態1に係るファンの構成の一例を示す正面図 本発明の実施形態1に係る渦発生器の一例を示す拡大斜視図 本発明の実施形態1に係る渦発生器を上方から見た図 図3に示す渦発生器の断面図 縦渦の発生について説明する概念図 本発明の実施形態1に係るファンの羽根付近の拡大図 本発明の実施形態2に係る渦発生器を上方から見た図 図7に示す渦発生器の断面図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する各実施形態は一例であり、本発明はこの実施形態により限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るファン1の構成の一例を示す正面図である。ファン1は、回転軸Xを中心にして、矢印Rの方向に回転する。この場合、羽根3は、矢印Aの方向から気流を受けることになる。このファン1は、回転軸Xと平行な方向に気流を発生させる軸流ファンである。図1に示すファン1は、ハブ2、羽根3、渦発生器4を有する。
ハブ2は、モータ(図示せず)等の装置からの回転力を受け、回転軸Xを中心に矢印Rの方向に回転駆動される。
羽根3は、ハブ2の外周面上に所定の取り付け角で複数枚取り付けられる。羽根3の前縁部31、および、後縁部32の形状は凹状の弧形状であり、外周部33の形状は凸状の弧形状である。
渦発生器4は、各羽根3の負圧面側に設けられる。渦発生器4の取り付け位置、および、形状については、後に詳しく説明する。
なお、ハブ2、および、羽根3は、例えば、合成樹脂等により一体成形されることによって形成される。また、図1に示す羽根3の数は、3枚であるが、本発明はこれに限らず、3枚以外の数であってもよい。
次に、上述した渦発生器4の形状の一例について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施形態1に係る渦発生器4の一例を示す拡大斜視図である。
図2に示すように、渦発生器4は、ハブの回転方向前方側に面する第1の面4aと、第1の面4aに連結され、ハブの回転方向後方側に面する第2の面4bとを有する。
そして、第1の面4aと第2の面4bの連結により生じる稜線4cの端点4d、4eは、稜線4cの中心4fよりもハブの回転方向後方側に位置する。なお、図2の例では、稜線4cは弓状の形状をしている。
ここで、稜線4cに垂直な平面で切断した場合の切断面における稜線4cの高さについて、図3、4を用いて説明する。図3は、本実施形態1に係る渦発生器4を上方から見た図であり、図4は、図3に示す渦発生器4の断面図である。
ここで、図4(a)は、図3のA−A’線を含み、稜線4cに垂直な平面で渦発生器4を切断した断面図である。図4(b)は、図3のB−B’線を含み、稜線4cに垂直な平面で渦発生器4を切断した断面図である。図4(c)は、図3のC−C’線を含み、稜線4cに垂直な平面で渦発生器4を切断した断面図である。
なお、図3のB−B’線は、渦発生器4の稜線4cの中心4fを通り、稜線4cに垂直な直線である。例えば、渦発生器4は、B−B’線の方向と気流Aの方向とが一致するように配置される。詳細については後述する。
図4(a)〜(c)に示す断面図において、交線L1および交線L2は、それぞれ、第1の面4aと切断面との交線、および、第2の面4bと切断面との交線である。
交線L1における2つの端点4g、4hのうち、端点4gは、稜線4cに属する端点であり、端点4hは、稜線4cに属さない端点である。そして、交線L2における2つの端点4g、4iのうち、端点4iも、稜線4cに属さない端点である。
また、基準直線L3は、交線L1における稜線4cに属さない端点4hと、交線L2における稜線4cに属さない端点4iとを結ぶ直線である。
図4(a)〜(c)に示されるように、基準直線L3に端点4gから下ろした垂線の長さは、端点4g以外の交線L1に属する点、および、端点4g以外の交線L2に属する点から基準直線L3に下ろした垂線の長さよりも長くなっている。
また、図4(a)〜(c)に示されるように、各切断面の面積は、稜線4cの端点4dまたは4eに近い切断面ほど小さくなる。例えば、図4(a)および図4(c)に示す切断面は、図4(b)に示す切断面よりも稜線4cの端点4d、4eに近い切断面であるため、図4(a)および図4(c)に示す各切断面の面積は、図4(b)に示す切断面の面積よりも小さくなる。
なお、図4に示されるように、第1の面4aは、上に凸の面であり、第2の面4bは、下に凸の面であることが好ましいが、平面であってもよい。第2の面4bが平面の場合、交線L2は、直線となる。
渦発生器4をこのような形状とすることにより、羽根3の表面上を流れる空気流の剥離が抑制され、その結果、騒音の発生や圧力損失の増大を効果的に抑制できるようになる。以下にこの点について説明する。
図5は、縦渦5の発生について説明する概念図である。渦発生器4は、図5の矢印Aの方向から気流を受けると、縦渦5を発生させるような構造になっている。具体的には、渦発生器4付近では、第1の面4aに沿って稜線4cに向かって流れる気流が発生する。
第2の面4bは、稜線4cから気流の下流方向へといくに従い、羽根3からの高さが減少するため、気流が稜線4cに到達すると、稜線4cよりも下流側において縦渦5が発生する。
このような縦渦5が発生すると、羽根3からの気流の剥離が抑制されることになる。その結果、騒音の発生や圧力損失の増大を抑制できる。なお、気流の剥離を効果的に抑制するためには、渦発生器4を、羽根3の前縁側に設けることが好ましい。
また、稜線4cの形状を図3に示すような弓状の形状とすることにより、気流の方向が矢印Aの方向(渦発生器4の中心)からずれたとしても、縦渦5を発生させることができるので、騒音の発生や圧力損失増大を効果的に抑制できる。
また、気流の剥離をより効果的に抑制するためには、渦発生器4の向きを気流の向きに合わせることが好ましい。以下では、羽根3に配置される渦発生器4の向きについて、図3、図4、および、図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施形態1に係るファンの羽根3付近の拡大図である。
図3、図4、および、図6に示したように、稜線4cに垂直な各平面で切断した場合の各切断面のうち、稜線4cに属する点から基準直線L3に下ろした垂線の長さが最も長くなる切断面(例えば、B−B’線を含み、稜線4cに垂直な平面)の法線方向と、当該切断面上の稜線4cに属する点4fから、ハブ2の回転軸Xに下ろした垂線の方向とが、略平行となるように渦発生器4が配置される。
この場合、気流の方向、つまり、図3に示した矢印Aの方向は、B−B’線の方向と平行または略平行となる。このような向きに渦発生器4を配置することにより、渦発生器4は、羽根3からの気流の剥離をより効果的に抑制できる縦渦5を発生させることができる。
なお、図1に示すようなファン1では、回転軸Xから遠いほど、つまり外周側ほど気流の流速が大きくなる。そして、流速が大きい箇所では、剥離が発生すると騒音が大きくなり、また、空気流の乱れも大きくなって送風効率が低下してしまう。そのため、回転軸Xから遠い位置、つまり外周側に配置される渦発生器4ほど大きさを大きくし、剥離の発生をより抑制することが望ましい。
そのため、例えば、回転軸Xから遠い位置に配置される渦発生器4ほど、渦発生器4の羽根3からの高さを高くすることとしてもよい。すなわち、図4に示した基準直線L3に稜線4cに属する端点4gから下ろした垂線の長さが、回転軸Xから遠い位置に設けられた渦発生器4ほど長くなるようにしてもよい。さらに、このような各渦発生器4の形状が、互いに相似となるようにしてもよい。
(実施形態2)
一般に、ファンが有する羽根の重量が増加すると、ファンの一部に大きな応力が発生し、ファンの強度が低下する。実施形態2では、渦発生器の効果を維持しつつ、ファンの強度の低下を防止するファンについて説明する。
以下、実施形態2に係るファンについて、図7、8を用いて説明する。なお、実施形態1に係るファン1と同様の構成については、同じ参照符号を付し、その説明を省略する。
図7は、実施形態2に係る渦発生器4を上方から見た図であり、図8は、図7に示す渦発生器4の断面図である。図8(a)は、図7のA−A’線を含み、稜線4cに垂直な平面で渦発生器4を切断した断面図である。図8(b)は、図7のB−B’線を含み、稜線4cに垂直な平面で渦発生器4を切断した断面図である。図8(c)は、図7のC−C’線を含み、稜線4cに垂直な平面で渦発生器4を切断した断面図である。
図3と図7を比較して明らかなように、上方から見た場合、実施形態2に係る渦発生器4は、実施形態1に係る渦発生器4と同様である。
一方、図4と図8を比較すると、実施形態2に係るファンの羽根3では、渦発生器4を形成する面(負圧面)の部分の反対側の面(正圧面)の部分が凹部6となっている。
これにより、渦発生器4が形成された部分がその周辺部より肉厚になることを防ぎ、重量の増加によって大きな応力が発生することを防止することができる。その結果、縦渦5を発生させて羽根3からの気流の剥離を効果的に抑制しつつ、ファンの強度の低下を防止することができる。
ここで、渦発生器4の厚みを渦発生器4の周辺の羽根の厚みと同一または略同一になるようにしてもよい。これにより、渦発生器4の強度と渦発生器4の周辺の羽根の強度とを均一にすることができる。
なお、上記実施形態では、ファン1が回転軸Xと平行な方向に気流を発生させる軸流ファンである場合について説明したが、本発明を回転軸Xに対して斜め方向に気流を発生させる斜流ファンに適用することとしてもよい。
また、渦発生器4の形状は、図1〜図8に示した形状に限定されない。
具体的には、渦発生器4の形状は、ハブの回転方向前方側に面する第1の面と、第1の面に連結され、ハブの回転方向後方側に面する第2の面との連結により生じる稜線の端点が、稜線の中心よりもハブの回転方向後方側に位置し、基準直線L3に端点4gから下ろした垂線の長さが、端点4g以外の交線L1に属する点、および、交線L2に属する点から基準直線L3に下ろした垂線の長さよりも長くなっていればよい。
例えば、渦発生器4の稜線4cは、弓状の形状ではなく、V字状またはコの字状であってもよい。
また、渦発生器を配置する位置、および、数は、上述したものに限定されることなく、適宜変更が可能である。
本発明にかかる渦発生器を備えたファンは、空気調和機の室外ユニットなどに用いるのに好適である。
1 ファン
2 ハブ
3 羽根
31 前縁部
32 後縁部
33 外周部
4 渦発生器
4a 第1の面
4b 第2の面
4c 稜線
4d,4e,4g,4h,4i 端点
4f 稜線の中心
5 縦渦
6 凹部
L1,L2 交線
L3 基準直線
X 回転軸

Claims (8)

  1. 回転軸の周りに回転するハブと、前記ハブの周方向に所定の間隔で設けられる羽根とを備え、前記回転軸と平行な方向に、または、前記回転軸に対して斜め方向に気流を発生させるファンであって、
    前記羽根の負圧面側には、縦渦を生じさせる渦発生器が形成され、
    前記渦発生器は、前記ハブの回転方向前方側に面する第1の面と、前記第1の面に連結され、前記回転方向後方側に面する第2の面とを有し、
    前記第1の面と前記第2の面の連結により生じる稜線の端点は、前記稜線の中心よりも前記回転方向後方側に位置し、
    前記稜線に垂直な各平面で切断した場合の各切断面において、前記第1の面と各切断面との交線における2つの端点のうち前記稜線に属さない端点と、前記第2の面と各切断面との交線における2つの端点のうち前記稜線に属さない端点とを結ぶ基準直線に、前記稜線に属する点から下ろした垂線の長さは、前記稜線に属する点以外の前記第1の面と各切断面との交線に属する各点、および、前記稜線に属する点以外の前記第2の面と各切断面との交線に属する各点から前記基準直線に下ろした垂線の長さよりも長い、
    ファン。
  2. 前記基準直線に前記稜線に属する点から下ろした垂線の長さは、前記回転軸に遠い位置に設けられた前記渦発生器ほど長くなる、
    請求項1に記載のファン。
  3. 前記羽根の異なる位置に設けられた前記渦発生器の形状は、互いに相似の関係にある、
    請求項2に記載のファン。
  4. 前記稜線は弓状であり、前記各切断面の面積は、前記稜線の端点に近い切断面ほど小さくなる、
    請求項1に記載のファン。
  5. 前記第1の面と各切断面との交線は、直線であるか、または、前記基準直線に対して凸となる曲線であり、前記第2の面と各切断面との交線は、直線であるか、または、前記基準直線に対して凹となる曲線である、
    請求項1に記載のファン。
  6. 前記稜線は、V字状またはコの字状である、
    請求項1に記載のファン。
  7. 前記各切断面のうち、前記稜線に属する点から前記基準直線に下ろした垂線の長さが最も長くなる切断面の法線方向と、当該切断面上の前記稜線に属する点から前記ハブの回転の中心軸に下ろした垂線の方向とが、略平行となるように前記渦発生器が配置される、
    請求項1に記載のファン。
  8. 前記羽根において前記渦発生器を形成している面の部分の反対側の面の部分が凹部となっている、
    請求項1に記載のファン。
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