JP2016069871A - ドア固定機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両ドアを任意の位置で固定するドア固定機構を提供する。【解決手段】ドア固定機構1は、シリンダ10と、第1連通部23を有する第1ピストン20と、第2連通部33を有する第2ピストン30と、ロッド40と、第1ピストン20を付勢する第1付勢部材50と、第2ピストン30を付勢する第2付勢部材60と、第2ピストン30側への第1ピストン20の移動を制限する第1制限部43と、第1ピストン20側への第2ピストン30の移動を制限する第2制限部44とを備える。ロッド40が静止するとき、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに接触して第1連通部23が第2ピストン30により閉鎖されかつ第2連通部33が第1ピストン20により閉鎖される。【選択図】図2

Description

本発明は、車両ドアを任意の位置で固定するドア固定機構に関する。
車両本体に対して車両ドアを任意の位置で固定するためのドア固定機構として、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1に記載のドア固定機構は、一方端が車両本体に固定され、他方端が車両ドアに固定されるピストン・シリンダユニットを備える。この技術では、シリンダがピストンによって2つの作動室に仕切られ、ロッドの移動とともにピストンが移動する際、2つの作動室の間で液体が流通するように構成されている。
特開平11−117976号公報
ところで、この技術によれば、車両ドアを任意の位置で固定することができると推察される。
しかし、このような機能を有するドア固定機構として他の構造も考えられ得る。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両ドアを任意の位置で固定するドア固定機構を提供することにある。
(1)上記課題を解決するドア固定機構は、作動液が充填されるシリンダと、前記作動液が流通する第1連通部を有しまたは構成する第1ピストンと、前記作動液が流通する第2連通部を有しまたは構成する第2ピストンと、前記第1ピストンと前記第2ピストンとにより第1作動室と第2作動室とに区画された前記シリンダの前記第1及び第2作動室に渡って挿通するロッドと、前記第1ピストンを前記第2ピストン側に付勢する第1付勢部材と、前記第2ピストンを前記第1ピストン側に付勢する第2付勢部材と、前記ロッドに設けられて前記第2ピストン側への前記第1ピストンの移動を制限する第1制限部と、前記ロッドに設けられて前記第1ピストン側への前記第2ピストンの移動を制限する第2制限部とを備え、前記ロッドが静止するとき、前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材の付勢により前記第1ピストンと前記第2ピストンとが互いに接触して前記第1連通部が前記第2ピストンにより閉鎖されかつ前記第2連通部が前記第1ピストンにより閉鎖される。
この構成によれば、次の作用によりロッドが円滑に移動する。すなわち、ロッドの移動開始により、第1及び第2作動室間で液圧差が生じる。そうすると、一方のピストンは制限部により移動が制限されるため、他方のピストンだけが移動するようになり、第1ピストンと第2ピストンとが離間する。このとき、第1連通部と第2連通部とを介して第1作動室と第2作動室とが互いに連通し、第1作動室と第2作動室との間で作動液が流通するようになる。このため、ロッドが円滑に移動するようになる。
一方、ロッドが静止するときは、第1付勢部材と第2付勢部材により第1ピストンと第2ピストンとが互いに接触するため、第1作動室と第2作動室との間で作動液が流通しない。このため、ロッドが自然にまたは僅かな力で移動することが抑制される。
このようにして、ロッドに力が加えられるときにはロッドが円滑に移動する。また、ロッドが静止するときはロッドの移動が抑制される。従って、車両本体と車両ドアとの間に取り付けられたドア固定機構は、車両ドアを任意の位置で固定することができる。
(2)上記ドア固定機構において、前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材のそれぞれは、弾性部材及び磁石の少なくとも一方により構成される。
この構成により、第1ピストン及び第2ピストンを付勢することができる。
(3)上記ドア固定機構において、前記第1ピストンと前記第2ピストンとは面接触する。
この構成によれば、第1ピストンと第2ピストンとが互いに接触するときの第1ピストン(または第2ピストン)の受圧面積よりも、第1ピストンと第2ピストンとが互いに離間するときの第1ピストン(または第2ピストン)の受圧面積を大きくすることができる。第1ピストンと第2ピストンとが互いに離間すると離間直前に比べて液圧差が小さくなり第1ピストン(または第2ピストン)に加わる圧力が小さくなるが、この離間により受圧面積が増大するため、結果的に、第1ピストン(または第2ピストン)を押圧する力の低下が抑制されるようになる。これにより、第1ピストンと第2ピストンとが互いに離間するとき、両ピストンの離間状態を安定させることができる。
(4)上記ドア固定機構において、前記第1ピストンの前記第1連通部に前記ロッドが挿通する。
この構成によれば、ロッドを挿通させる孔と作動液を流通させる第1連通部とが一つの孔に纏められているため、第1ピストンの構成を簡略化することができる。
(5)上記ドア固定機構において、前記第1ピストンは、前記シリンダの内周面に接する外周面と、前記ロッドの周面から離間して前記ロッドを囲む内周面とを有するリング体として構成され、前記第2ピストンは、前記ロッドの周面に接する内周面と、前記シリンダの内周面から離間する外周面とを有するリング体として構成される。
この構成によれば、第1ピストンの外周面がシリンダに接触し、第2ピストンの内周面がロッドに接触するため、第1及び第2ピストンがシリンダとロッドとに接触する構成に比べて、第1及び第2ピストンを小さい力で移動させることができる。
上記ドア固定機構によれば、任意の位置にドアを固定することができる。
車両の模式図。 ドア固定機構の断面図。 (a)〜(d)はドア固定機構の動作を説明する断面図。 ドア固定機構の第1の変形例の断面図。 ドア固定機構の第2の変形例の断面図。 ドア固定機構の第3の変形例の断面図。 容積補償構造を有するドア固定機構の断面図。 容積差解消構造を有するドア固定機構の断面図。
図1〜図3を参照して、ドア固定機構1について説明する。
図1は、ドア固定機構1が取り付けられた車両を示す。
ドア固定機構1は、車両本体91と車両ドア92との間に取り付けられる。例えば、ドア固定機構1の一端部(後述のシリンダの延長部)が、第1ブラケット93を介して車両本体91に取り付けられ、ドア固定機構1の他端部(後述のロッド40の先端部)が、第2ブラケット94を介して車両ドア92に取り付けられる。ドア固定機構1は、車両ドア92の開閉に伴って伸縮する。
図2を参照して、ドア固定機構1を説明する。
ドア固定機構1は、シリンダ10と、シリンダ10内に配置される第1及び第2ピストン20,30と、第1及び第2ピストン20,30を移動させるロッド40と、第1及び第2付勢部材50,60と、第1及び第2制限部43,44とを備える。
シリンダ10は、両端部が閉じた筒形状に構成される。
例えば、シリンダ10の周壁は、内周面11と外周面12とを有して断面が円形リングである円筒形状に構成される。
シリンダ10の一端部(図2の例では第2作動室15側の端部)には、ロッド40が挿通する挿通孔13が設けられている。シリンダ10内の空間は、第1ピストン20及び第2ピストン30により構成される隔壁により、第1作動室14と第2作動室15とに区画される。第1作動室14及び第2作動室15には、作動液が充填されている。作動液は、具体的には、潤滑油である。
ロッド40は、シリンダ軸方向Cに沿って第1作動室14と第2作動室15とにわたって延長する。
ロッド40の一端部は、シリンダ10の挿通孔13を通って外部に出されている。
ロッド40はシリンダ軸方向Cに沿って移動可能である。ロッド40のシリンダ10内への挿脱によりドア固定機構1の全長が伸縮する。
第1ピストン20と第2ピストン30とはシリンダ軸方向Cに沿って互いに接触するように配列される。第1ピストン20は第1作動室14側に配置される。
第1ピストン20は、第1作動室14と第2作動室15とを連通させる第1連通部23を有する。例えば、第1連通部23は貫通孔として構成される。第1連通部23は、第1ピストン20の中央部に設けられる。この第1連通部23にはロッド40が挿通する。
第1連通部23の周囲には、第2ピストン30が接触する第1接触部25が設けられている。例えば、第1接触部25は、第1ピストン20における第2ピストン30側の端面24において、第1連通部23の開口部の周りに設けられる。
第1連通部23は、第2ピストン30により閉鎖される。
第1連通部23が閉鎖されるとき、第1ピストン20の第1接触部25と第2ピストン30の第2接触部35(後述参照)とが接触する。
例えば、第1ピストン20は、内周面21と外周面22とを有するリング体として構成される。第1ピストン20の内周面21は、第1連通部23としての貫通孔を構成し、ロッド40の周面45から離間してロッド40を囲む。第1ピストン20の外周面22はシリンダ10の内周面11に接する。そして、第1ピストン20は、シリンダ10に対して摺動する。
第2ピストン30は、シリンダ軸方向Cにおいて第1ピストン20よりも第2作動室15側に配置される。
第2ピストン30は、第1作動室14と第2作動室15とを連通させる第2連通部33を構成する。第2連通部33は、第2ピストン30とシリンダ10との間の空間を含む部分として構成される。
第2連通部33の周囲には、第1ピストン20が接触する第2接触部35が設けられている。例えば、第2接触部35は、第2ピストン30における第1ピストン20側の端面34において、第2連通部33を構成する周縁に沿って設けられる。
第2連通部33は、第1ピストン20により閉鎖される。
第2連通部33が閉鎖されるとき、第2ピストン30の第2接触部35と第1ピストン20の第1接触部25とが接触する。すなわち、第2連通部33が第1ピストンにより閉鎖されるとき、この閉鎖とともに、第1連通部23が第2ピストンにより閉鎖される。
例えば、第2ピストン30は、内周面31と外周面32とを有するリング体として構成される。
第2ピストン30の外周面32はシリンダ10の内周面11から離間する。第2ピストン30の外周面32とシリンダ10の内周面11との間の空間を含む構成が第2連通部33に相当する。第2ピストン30の内周面31はロッド40の周面45に接する。そして、第2ピストン30は、ロッド40に対して摺動する。
第1付勢部材50は、第1ピストン20を第2ピストン30側に移動するように付勢する。
第1付勢部材50は、例えば、コイルばねにより構成される。第1付勢部材50がコイルばねで構成される場合は、その一端部は、第1ピストン20における第1作動室14側の端面26に当接し、他端部は、ロッド40における第1作動室14に位置する第1固定部41に固定される。
第2付勢部材60は、第2ピストン30を第1ピストン20側に移動するように付勢する。
第2付勢部材60は、例えば、コイルばねにより構成される。第2付勢部材60がコイルばねで構成される場合は、その一端部は、第2ピストン30における第2作動室15側の端面36に当接し、他端部は、ロッド40における第2作動室15に位置する第2固定部42に固定される。
第1制限部43は、ロッド40に対する所定位置(以下、「第1位置」という。)から第1ピストン20が第2ピストン30側に向かって移動することを制限する。すなわち、第1制限部43は第1ピストン20を第1位置で停止させる。
第1制限部43は、ロッド40における第2作動室15側の部分から延長し、第1制限部43の端部は、第1ピストン20における第2作動室15側の端面24に当接する。
例えば、図2に示されるように、第1制限部43は、ロッド40に設けられた第2固定部42からシリンダ径方向Dに延長して途中で曲がりシリンダ軸方向Cに延びて、第2連通部33を挿通して、第1ピストン20に当接する。第2固定部42と第1制限部43とにより構成される構成要素には、図2に示されるように作動液が流通する流通孔46が設けられている。上述の第1位置は、ロッド40が静止する状態で第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに接触し合うときの第1ピストン20の位置として規定される。
第2制限部44は、ロッド40に対する所定位置(以下、「第2位置」)から第2ピストン30が第1ピストン20側に向かって移動することを制限する。すなわち、第2制限部44は第2ピストン30を第2位置で停止させる。
第2制限部44は、ロッド40における第1作動室14側の部分から延長し、第2ピストン30における第1作動室14側の端面34に当接する。
例えば、図2に示されるように、第2制限部44は、ロッド40において第1連通部23を挿通する部分に、第2ピストン30に当接する段部(ロッド径が大きい部分)として構成される。第2位置は、ロッド40が静止する状態で第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに接触し合うときの第2ピストン30の位置として規定される。
ロッド40が静止する状態では、第1ピストン20と第2ピストン30とは次のように配置される。
第1付勢部材50が第1ピストン20を付勢する方向と、第2付勢部材60が第2ピストン30を付勢する方向とは互いに反対であるため、第1付勢部材50と第2付勢部材60とにより、第1ピストン20と第2ピストン30とは互いに押圧し合う。このとき、第1ピストン20の第1接触部25と第2ピストン30の第2接触部35とが互いに接触する。これにより、第1連通部23が第2ピストン30により閉鎖され、かつ第2連通部33が第1ピストン20により閉鎖される。
図3を参照して、ドア固定機構1の動作を説明する。
まず、図3(a)及び図3(b)を参照して、ロッド40がシリンダ10に挿入されるときのドア固定機構1の動作及びその作用を説明する。
図3(a)に示されるように、ロッド40がシリンダ10内に挿入され始めると、第1制限部43が第1ピストン20を押すため、第1作動室14が縮小する。このとき、第1作動室14内の作動液の圧縮により第1作動室14の液圧が上昇するため、第1ピストン20と第2ピストン30とがロッド40の移動方向(矢印PU参照)とは反対方向に押されるようになる(矢印A参照)。第1ピストン20は第1制限部43によりその移動が制限されているため、第2ピストン30が第1ピストン20に対してロッド40の移動方向とは反対方向に相対移動する。
そうすると、図3(b)に示されるように、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに離間して第1ピストン20と第2ピストン30との間に隙間Sが形成されるため、作動液が、第1連通部23、当該隙間S、第2連通部33の順にそれぞれを通過する。
作動液が流通するようになると、第1作動室14と第2作動室15との間の液圧差が小さくなるが、シリンダ10に対する第1ピストン20及び第2ピストン30の移動により第1作動室14内の作動液が圧縮され続けるため、第1作動室14と第2作動室15との間の液圧差はある値で維持される。また、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに接触するときの第2ピストン30における受圧面積(以下、「第1受圧面積」という。後述参照)と、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに離間するときの第2ピストン30における受圧面積(以下、「第2受圧面積」という。)とを比べると、第1受圧面積よりも第2受圧面積が大きい。このため、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに離間することにより液圧差が小さくなるが、第2ピストン30の受圧面積の増大により、第2ピストン30が受ける力の低下が抑制される。これによって、ロッド40の移動中は、第1ピストン20と第2ピストン30との離間状態が維持され続ける。このようにして、ロッド40が円滑に移動するようになる。
なお、第2ピストン30の受圧面積とは、第1作動室14から第2作動室15に流動する作動液によって生じる圧力を受ける部分の面積をいう。具体的には、第1受圧面積は、図3の例では、第2ピストン30における第1作動室14側の端面34の面積から、第1ピストン20が接触する部分の面積(すなわち、第2接触部35の面積)と第2制限部44が当接する部分37の面積を差し引いた面積を示す。第2受圧面積は、第2ピストン30における第1作動室14側の端面34の面積を示す。
ロッド40がシリンダ10から引き出されるときのドア固定機構1の動作は、ドア固定機構1の対称構造性により、ロッド40がシリンダ10内に挿入される動作と基本的には同じである。
ドア固定機構1の対称構造性とは、第1ピストン20と第1付勢部材50と第1制限部43とにより構成される第1構成群と、第2ピストン30と第2付勢部材60と第2制限部44とにより構成される第2構成群との位置的対称性及び機能的対称性のことを意味する。位置的対称性とは、第1構成群と第2構成群とにおいて機能が同一の構成要素が、第1ピストン20と第2ピストン30との接触面を基準面として対称的な位置関係にあることを意味する。機能的対称性とは、第1構成群と第2構成群とにおいて機能が同一の構成要素が、ロッド40の移動の反転に対して、その動作が入れ替わることを意味する。例えば、第1及び第2付勢部材50,60について言えば、ロッド40がシリンダ10内に挿入するときは、第1付勢部材50は変化せず、第2付勢部材60が縮小し、逆に、ロッド40がシリンダ10から引き出されるときは、第1付勢部材50が縮小し、第2付勢部材60は変化しない。
図3(c)及び図3(d)を参照して、ロッド40がシリンダ10から引き出されるときのドア固定機構1の動作及びその作用を説明する。
図3(c)に示されるように、ロッド40がシリンダ10内に引き出され始めると、第2制限部44が第2ピストン30を押すため、第2作動室15が縮小する。このとき、第2作動室15内の作動液の圧縮により第2作動室15の液圧が上昇するため、第1ピストン20と第2ピストン30とはロッド40の移動方向(矢印PL参照)とは反対方向に押されるようになる(矢印B参照)。第2ピストン30は第2制限部44によりその移動が制限されているため、第1ピストン20が第2ピストン30に対してロッド40の移動方向とは反対方向に相対移動する。
そうすると、図3(d)に示されるように、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに離間して第1ピストン20と第2ピストン30との間に隙間Sが形成されるため、作動液が、第2連通部33、当該隙間S、第1連通部23の順にそれぞれを通過する。
作動液が流通するようになると、第1作動室14と第2作動室15との間の液圧差が小さくなるが、シリンダ10に対する第1ピストン20及び第2ピストン30の移動により第2作動室15内の作動液が圧縮され続けるため、第1作動室14と第2作動室15との間の液圧差はある値で維持される。また、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに接触するときの第1ピストン20における受圧面積(以下、「第3受圧面積」という。後述参照)と、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに離間するときの第1ピストン20における受圧面積(以下、「第4受圧面積」という。)とを比べると、第3受圧面積よりも第4受圧面積が大きい。このため、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに離間することにより液圧差が小さくなるが、第1ピストン20の受圧面積の増大により、第1ピストン20が受ける力の低下が抑制される。これによって、ロッド40の移動中は、第1ピストン20と第2ピストン30との離間状態が維持され続ける。このようにして、ロッド40が円滑に移動するようになる。
なお、第1ピストン20の受圧面積とは、第2作動室15から第1作動室14に流動する作動液によって生じる圧力を受ける部分の面積をいう。具体的には、第3受圧面積は、図3の例では、第1ピストン20における第2作動室15側の端面24の面積から、第2ピストン30が接触する部分の面積(すなわち、第1接触部25の面積)と第1制限部43が当接する部分27の面積を差し引いた面積を示す。第4受圧面積は、第1ピストン20における第2作動室15側の端面24の面積を示す。
次に、本実施形態に係るドア固定機構1の効果を説明する。
(1)ドア固定機構1は、シリンダ10と、第1連通部23を有する第1ピストン20と、第2連通部33を構成する第2ピストン30と、ロッド40と、第1付勢部材50と、第2付勢部材60と、第1制限部43と、第2制限部44とを備える。
ロッド40は、第1作動室14及び第2作動室15に渡って挿通する。第1付勢部材50は第1ピストン20を第2ピストン30側に付勢し、第2付勢部材60は第2ピストン30を第1ピストン20側に付勢する。第1制限部43は、第2ピストン30側への第1ピストン20の移動を制限し、第2制限部44は、第1ピストン20側への第2ピストン30の移動を制限する。
ロッド40が静止するとき、第1付勢部材50及び第2付勢部材60の付勢により第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに接触して第1連通部23が第2ピストン30により閉鎖されかつ第2連通部33が第1ピストン20により閉鎖される。
この構成によれば、ロッド40の移動に伴って第1ピストン20と第2ピストン30とが離間すると、第1連通部23と第2連通部33とを介して第1作動室14と第2作動室15とが互いに連通するようになり、第1作動室14と第2作動室15との間で作動液が流通するようになる。このため、ロッド40が円滑に移動するようになる。一方、ロッド40が静止するときは、第1付勢部材50と第2付勢部材60により第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに接触するため、第1作動室14と第2作動室15との間で作動液が流通しない。このため、ロッド40が自然にまたは僅かな力で移動することが抑制される。このようにして、ロッド40に力が加えられるときにはロッド40が円滑に移動する。また、ロッド40が静止するときはロッド40の移動が抑制される。従って、車両本体91と車両ドア92との間に取り付けられたドア固定機構1は、車両ドア92を任意の位置で固定することができる。
(2)ドア固定機構1において、第1付勢部材50及び第2付勢部材60のそれぞれはコイルばね(弾性部材)により構成される。この構成によれば、簡単な構成で、第1ピストン20及び第2ピストン30を付勢することができる。
(3)ドア固定機構1において第1ピストン20と第2ピストン30とは面接触する。
この構成によれば、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに接触するときの第1ピストン20(または第2ピストン30)の受圧面積よりも、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに離間するときの第1ピストン20(または第2ピストン30)の受圧面積を大きくすることができる。第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに離間すると離間直前に比べて液圧差が小さくなり第1ピストン20(または第2ピストン30)に加わる圧力が小さくなるが、この離間により受圧面積が増大するため、結果的に、第1ピストン20(または第2ピストン30)を押圧する力の低下が抑制されるようになる。これにより、第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに離間するとき、両ピストンの離間状態を安定させることができる。
(4)ドア固定機構1において、第1ピストン20の第1連通部23にロッド40が挿通する。
この構成によれば、ロッド40を挿通させる孔と作動液を流通させる第1連通部23とが一つの孔に纏められているため、第1ピストン20の構成が簡略化される。
(5)ドア固定機構1において、第1ピストン20は、シリンダ10の内周面11に接する外周面22と、ロッド40の周面45から離間してロッド40を囲む内周面21とを有するリング体として構成される。第2ピストン30は、ロッド40の周面45に接する内周面31と、シリンダ10の内周面11から離間する外周面32とを有するリング体として構成される。
この構成によれば、第1ピストン20と第2ピストン30とがともにシリンダ10とロッド40との両者に接触する構成に比べて、第1及び第2ピストン20,30を小さい力で移動させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更することができる。
・上記実施形態では、第1ピストン20の第1連通部23は、ロッド40を挿通する貫通孔として設けられているが、第1連通部23の構成はこれに限定されない。また、第2ピストン30の第2連通部33は、第2ピストン30の外周面32とシリンダ10の内周面11との間の空間を含む部分として構成されるが、第2連通部33の構成はこれに限定されない。
例えば、図4に示されるように、第1ピストン20の第1連通部123は、第1ピストン20においてロッド40が挿通する部分とは別の部分に貫通孔として構成され得る。また、第2ピストン30の第2連通部133は、第2ピストン30においてロッド40が挿通する部分とは別の部分に貫通孔として構成され得る。なお、この構成の場合、第1制限部143は、第2ピストン30を貫通する制限部用の貫通孔を挿通して、第1ピストン20に当接する。第2制限部144は、第1ピストン20を貫通する貫通孔を挿通して、第2ピストン30に当接する。この構成によっても、少なくとも上記(1)に記載の効果が得られる。
・上記実施形態では、第1ピストン20を第2ピストン30に付勢する第1付勢部材50、及び第2ピストン30を第1ピストン20に付勢する第2付勢部材60の構成例として、コイルばねを挙げたが、第1付勢部材50や第2付勢部材60として、磁石を用いることができる。
図5を参照して、第1付勢部材50と第2付勢部材60として磁石150,160を用いた例を説明する。
磁石150,160は、第1ピストン20と第2ピストン30とに配置される。これにより、第1ピストン20は第2ピストン30側に移動するように、また、第2ピストン30は第1ピストン20側に移動するように付勢される。すなわち、磁石150,160により、第1ピストン20と第2ピストン30とは磁力で互いに近づくように付勢される。
更に、第1ピストン20における第2ピストン30側とは反対側には、第1ピストン20の移動を制限する第1移動制限部141が設けられる。同様に、第2ピストン30における第1ピストン20側とは反対側には、第2ピストン30の移動を制限する第2移動制限部142が設けられる。第1移動制限部141と第2移動制限部142との間の距離は、両磁石150,160が相互に作用し合う範囲に規定されている。これにより、磁力が作用しない距離を越えて第1ピストン20と第2ピストン30とが離間することが抑制される。
図6を参照して、第1付勢部材50と第2付勢部材60として磁石150,160を用いた他の例を説明する。
この例のドア固定機構1は、図2に示されるドア固定機構1において第1ピストン20と第2ピストン30に磁石150,160を設けられたものである。すなわち、第1付勢部材50及び第2付勢部材60それぞれは、磁石150,160とコイルばね151,161により構成される。
ドア固定機構1の使用上、ロッド40は次のような力で移動することが好ましい。すなわち、搭乗者が車両ドア92を操作するときにロッド40に伝達される力の下限値により、ロッド40が移動することが好ましい。
また、ロッド40は、次のような力では移動しないことが好ましい。すなわち、車両ドア92に坂道でのドア自重による力やある程度までの風力が加わるときにロッド40に伝達される力によっては、ロッドが移動しないことが好ましい。すなわち、ロッド40は、規定値よりも小さい力で移動しないことが好ましい。
以上のことから、第1ピストン20と第2ピストン30とを離間させるときの力は、上記下限値よりも小さいことが好ましく、かつ上記規定値よりも大きいことが好ましい。更に、好ましくは、第1ピストン20と第2ピストン30との離間時において第1ピストン20と第2ピストン30とが互いに接近するように作用する力は、両ピストン20,30との離間距離の増大とともに小さくなることが好ましい。
コイルばねによる力は、圧縮量(ピストンの移動距離)に対して一定比率で増大するため、このような要件に合致しない。
磁石による力は、離間距離(ピストン間の距離)に対して2乗に反比例して減少する。このため、上記条件に合致するが、この力は、離間距離の2乗に反比例するため、第1ピストン20と第2ピストン30との離間距離に対する力の大きさを所定プロファイルに沿うように設定することが難しい。
この点、この構成によれば、磁力の特性とコイルばねの特性とを組み合わせることができるため、第1ピストン20と第2ピストン30との離間距離に対する力のプロファイルを所望の特性にすることができる。
・上記実施形態に係るドア固定機構1の場合、ロッド40の移動により、第1作動室14の増大容積と第2作動室15の減少容積との容積差が生じる。この容積差により、ロッド40の移動が阻害される。このため、上述のドア固定機構1には周知の容積補償構造が設けられることが好ましい。
図7を参照して、容積補償構造の一例を説明する。
シリンダ10において、第1作動室14及び第2作動室15の少なくとも一方にガス室70が設けられる。ガス室70に隣接する作動室には、ガス室70と作動室との間を仕切る仕切壁71が設けられ、この仕切壁71はシリンダ10に対して移動可能とされる。ガス室70内のガスが膨張収縮するためロッド40に移動に伴う容積差が補償される。例えば、ロッド40がシリンダ10に挿入されるとき、シリンダ10内に入ったロッド40の体積分だけガス室70のガスが収縮する。ロッド40がシリンダ10から引き出されるときは、シリンダ10内から出たロッド40の体積分だけガス室70のガスが膨張する。このようにして、上述の容積差が補償される。
容積補償構造はロッド40の移動により第1及び第2作動室14,15間に容積差が生じることを前提し、これを補償するための技術であるが、このような技術に代えてまたはこれと併用して、容積差を解消するまたは実質的に「0」にする構造(以下、「容積差解消構造」という。)をドア固定機構1に適用することもできる。以下、この構成について説明する。
図8を参照して、容積差解消構造の例を説明する。
ドア固定機構1において、第2作動室15に挿脱されるロッド40と断面積が等しいロッド(以下、「ダミーロッド80」という。)が、第1作動室14から外部に出されるように構成される。これにより、ロッド40の移動に伴う、第1作動室14に入るロッド40の体積(または第1作動室14から出されるロッド40の体積)と、第2作動室15から出されるダミーロッド80の体積(または第2作動室15に入るダミーロッド80の体積)とが等しくなる。すなわち、ロッド40の移動に伴う第1及び第2作動室14,15の容積差が略「0」になる。このためロッド40の移動が円滑になる。
1…ドア固定機構、10…シリンダ、11…内周面、12…外周面、13…挿通孔、14…第1作動室、15…第2作動室、20…第1ピストン、21…内周面、22…外周面、23…第1連通部、24…端面、25…第1接触部、26…端面、27…部分、30…第2ピストン、31…内周面、32…外周面、33…第2連通部、34…端面、35…第2接触部、36…端面、37…部分、40…ロッド、41…第1固定部、42…第2固定部、43…第1制限部、44…第2制限部、45…周面、46…流通孔、50…第1付勢部材、60…第2付勢部材、70…ガス室、71…仕切壁、80…ダミーロッド、91…車両本体、92…車両ドア、93…第1ブラケット、94…第2ブラケット、123…第1連通部、133…第2連通部、141…第1移動制限部、142…第2移動制限部、143…第1制限部、144…第2制限部、150…磁石、160…磁石、151…コイルばね、161…コイルばね。

Claims (5)

  1. 作動液が充填されるシリンダと、
    前記作動液が流通する第1連通部を有しまたは構成する第1ピストンと、
    前記作動液が流通する第2連通部を有しまたは構成する第2ピストンと、
    前記第1ピストンと前記第2ピストンとにより第1作動室と第2作動室とに区画された前記シリンダの前記第1及び第2作動室に渡って挿通するロッドと、
    前記第1ピストンを前記第2ピストン側に付勢する第1付勢部材と、
    前記第2ピストンを前記第1ピストン側に付勢する第2付勢部材と、
    前記ロッドに設けられて前記第2ピストン側への前記第1ピストンの移動を制限する第1制限部と、
    前記ロッドに設けられて前記第1ピストン側への前記第2ピストンの移動を制限する第2制限部とを備え、
    前記ロッドが静止するとき、前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材の付勢により前記第1ピストンと前記第2ピストンとが互いに接触して前記第1連通部が前記第2ピストンにより閉鎖されかつ前記第2連通部が前記第1ピストンにより閉鎖される、ドア固定機構。
  2. 前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材のそれぞれは、弾性部材及び磁石の少なくとも一方により構成される
    請求項1に記載のドア固定機構。
  3. 前記第1ピストンと前記第2ピストンとは面接触する
    請求項1または請求項2に記載のドア固定機構。
  4. 前記第1ピストンの前記第1連通部に前記ロッドが挿通する
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のドア固定機構。
  5. 前記第1ピストンは、前記シリンダの内周面に接する外周面と、前記ロッドの周面から離間して前記ロッドを囲む内周面とを有するリング体として構成され、
    前記第2ピストンは、前記ロッドの周面に接する内周面と、前記シリンダの内周面から離間する外周面とを有するリング体として構成される
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のドア固定機構。
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