JP2016068748A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016068748A
JP2016068748A JP2014199789A JP2014199789A JP2016068748A JP 2016068748 A JP2016068748 A JP 2016068748A JP 2014199789 A JP2014199789 A JP 2014199789A JP 2014199789 A JP2014199789 A JP 2014199789A JP 2016068748 A JP2016068748 A JP 2016068748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display area
display
displayed
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014199789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6359933B2 (ja
Inventor
浩平 竹下
Kohei Takeshita
浩平 竹下
英治 木部
Eiji Kibe
英治 木部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2014199789A priority Critical patent/JP6359933B2/ja
Publication of JP2016068748A publication Critical patent/JP2016068748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6359933B2 publication Critical patent/JP6359933B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

【課題】処理負荷を軽減することができる車両用表示装置を提供する。【解決手段】車両用表示装置は、前回入力された信号に基づいて所定の表示エリアに表示されていた画像をクリアするクリア部21と、クリア部21によるクリアに先立って、所定の表示エリアに表示されていた画像を保存しておく保存部22と、クリア部21により所定の表示エリアに表示されていた画像がクリアされた後に、今回以降に入力された信号に基づいて所定の表示エリアに表示させる画像が保存部22により保存されている画像と同じであるかを判断する判断部23と、判断部23により同じであると判断された場合に、保存部22に保存されている画像をコピーのうえ所定の表示エリアに貼り付けて当該画像を表示させる表示制御部24とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、車両に搭載され、液晶ディスプレイへの画像表示により車両搭乗員に対して情報を提供する車両用表示装置に関する。
従来、車両に搭載され、液晶ディスプレイへの画像表示により車両搭乗員に対して情報を提供する車両用表示装置が提案されている。この車両用表示装置には、液晶ディスプレイに速度計やエンジン回転数計の背景画像(目盛や計器枠の画像)を表示すると共に、それに指針を表示して車速やエンジン回転数の情報を車両搭乗員に提供するものもある(例えば特許文献1参照)。
特開2012−006453号公報
ここで、車両用表示装置は、液晶ディスプレイの所定の表示エリアにおける画像の表示にあたり以下の動作を行う。まず、車両用表示装置は、前回の信号に基づいて所定の表示エリアに表示していた画像をクリアする。その後、車両用表示装置は、今回の信号に基づく描画処理を行って所定の表示エリアに画像を表示させる。
しかし、上記車両用表示装置では、例えば前回の信号と今回の信号とが同じであり、所定の表示エリアに同じ画像を表示させる場合であっても、所定の表示エリアの画像をクリアし、新たに画像を所定の表示エリアに表示させる処理を実行するため、その処理負荷は決して小さいものではない。
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的とするところは、処理負荷を軽減することができる車両用表示装置を提供することにある。
本発明に係る車両用表示装置は、入力された信号に基づく画像を液晶ディスプレイ内の所定の表示エリアに表示させる車両用表示装置であって、前回入力された信号に基づいて前記所定の表示エリアに表示されていた画像をクリアするクリア手段と、前記クリア手段によるクリアに先立って、前記所定の表示エリアに表示されていた画像を保存しておく保存手段と、前記クリア手段により前記所定の表示エリアに表示されていた画像がクリアされた後に、今回以降に入力された信号に基づいて前記所定の表示エリアに表示させる画像が前記保存手段により保存されている画像と同じであるかを判断する判断手段と、前記判断手段により同じであると判断された場合に、前記保存手段に保存されている画像をコピーのうえ前記所定の表示エリアに貼り付けて当該画像を表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る車両用表示装置によれば、所定の表示エリアに表示されていた画像を保存しておき、所定の表示エリアに表示されていた画像がクリアされた後に、今回以降に入力された信号に基づく画像が保存されている画像と同じであるかを判断し、同じであると判断した場合に保存されている画像をコピーのうえ所定の表示エリアに貼り付けて当該画像を表示させる。このため、前回画像と今回以降の画像とが同じ場合には、表示画像のクリア、及び保存画像のコピー表示の順に処理が行われることとなり、表示画像のクリア後に新たに画像を描画させる場合と比較すると、処理負荷を軽減することができる。
また、本発明に係る車両用表示装置において、前記所定の表示エリアは、前記入力された信号に基づいて変化する画像を含む複数の画像の表示領域を包含していることが好ましい。
この車両用表示装置によれば、所定の表示エリアは、入力された信号に基づいて変化する画像を含む複数の画像の表示領域を包含しているため、新たに画像を描画させる場合には、複数の画像それぞれの描画処理を行う必要があるが、表示画像のクリア、及び保存画像のコピー表示の順に処理を行う場合には、これら複数の画像を一括して保存しておき、一括保存しておいた画像をコピー表示させることとなり、一層処理負荷を軽減することができる。
また、本発明に係る車両用表示装置において、前記入力された信号は車速信号であって、前記複数の画像は、車速の桁毎の画像を含むことが好ましい。
この車両用表示装置によれば、入力された信号は車速信号であって、複数の画像は、車速の桁毎の画像であるため、例えば他の画像よりも更新速度が速い車速に関する画像について表示画像のクリア、及び保存画像のコピー表示の順に処理を行うことにより、より一層処理負荷を軽減することができる。
本発明の車両用表示装置によれば、処理負荷を軽減することができる。
本発明の実施形態に係る車両用表示装置を示すブロック図である。 図1に示した表示器に表示される画像の一例を示す正面図である。 図1に示したサブCPUの詳細を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る車両用表示装置の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を好適な一実施形態に沿って説明するが、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用表示装置を示すブロック図である。図1に示す車両用表示装置は、車両に搭載され、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイの一例)を表示器30として備えたいわゆるグラフィックメータであって、表示器30への画像表示により車両搭乗員に対して情報を提供するものである。
表示器30は、カラー画像の表示が可能な表示手段であり、本実施形態では、エンジン回転数を示すエンジン回転数計、車両の走行速度を示す速度計、冷却水の温度を示す水温計、及び、燃料残量を示す燃料計等の計器を画像表示するものである。
この車両用表示装置は、表示器30に加えて、メインCPU(Central Processing Unit)10と、サブCPU20と、複数のROM41,42とを備えている。
メインCPU10は、車両状態信号を、CAN(Controller Area Network)を通信プロトコルとして用いたCAN通信にて受信するものである。なお、車両状態信号とは、例えばエンジン回転数、車速、冷却水温度及び燃料残量など、表示器30にて表示させる車両物理量を示す情報を含んだ信号である。
このようなメインCPU10は、例えば車速パルスをCAN通信にて受信した場合、パルスから車速を算出し、算出した車速の信号をサブCPU20に送信する。他のエンジン回転数、冷却水温度及び燃料残量なども同様である。
サブCPU20は、メインCPU10から入力した信号に基づく表示を行うべく、グラフィックコントローラ20aに対して命令コードを送信する。グラフィックコントローラ20aは、この命令コードに従って描画処理を行うこととなる。これにより、表示器30に画像が表示されることとなる。
詳細に説明すると、サブCPU20は複数のROM41,42に接続されている。第1ROM41は、サブCPU20が実行するプログラムを格納しており、このプログラムが実行されることにより上記グラフィックコントローラ20aが機能する。第2ROM42は、描画処理に必要となる各種画像のデータを記憶したものであり、速度計、水温計、及び燃料計等の表示に必要となる画像データを記憶している。
グラフィックコントローラ20aは、第1ROM41に格納されるプログラムが実行されることによって、サブCPU20からの命令コードに従った描画処理を行うものであり、第2ROM42に記憶される画像データに基づいて描画処理を行うこととなる。なお、第2ROM42に記憶される画像データは、例えばイグニッションスイッチオン時にサブCPU20に読み込まれ、以降グラフィックコントローラ20aは、読み込んだ画像データを用いて描画処理を行う。
図2は、図1に示した表示器30に表示される画像の一例を示す正面図である。図2に示すように、表示器30には、エンジン回転数計31、オイル温度計32、水温計33、燃料計34、外気温計35、オドメータ36、速度計37、シフトレバー状態表示38、及びモード表示39等が画像表示されている。これらの画像は、第0〜第4のレイヤに分けて表示制御される。また、後述のように第4レイヤは第0レイヤ上に重なるよう優先度付けが予め行われている。
詳細に第0レイヤには、エンジン回転数計31の背景となる画像が表示される第0表示エリア30が規定されている。この表示エリア30に表示される背景画像には、円弧状(円状)となるエンジン回転数計31の外枠を示す外枠画像(図示せず)と、外枠画像の内側において複数の目盛(回転数目盛)を示す目盛画像31aとが含まれている。
第1レイヤには、スポーツモードを指定可能な車両においてラップタイムなどの画像が表示される第1表示エリア30が規定されている。
第2レイヤには、オイル温度計32、水温計33、燃料計34、外気温計35、及びオドメータ36の画像が表示される第2〜6表示エリア30〜30が規定されている。第2表示エリア30に表示されるオイル温度計32は、C(Cool)からH(Heat)までの目盛及びオイル温度計である旨のマークからなる背景画像32aと、現在のオイル温度を示す矢印画像32bとが含まれている。第3表示エリア30に表示される水温計33は、C(Cool)からH(Heat)までの目盛及び水温計である旨のマークからなる背景画像33aと、現在の冷却水温度を示す矢印画像33bとが含まれている。また、第4表示エリア30に表示される燃料計34は、E(Empty)からF(Full)までの目盛及び燃料計である旨のマークからなる背景画像34aと、現在の残燃料を示す横棒画像34bとが含まれている。
さらに、第5表示エリア30に表示される外気温計35には、外気温計である旨の文字及びマークからなる背景画像35aと、温度がマイナスである旨を示すマイナス画像35bと、温度を数字表記する際の2桁目を示す2桁目画像35cと、温度を数字表記する際の1桁目を示す1桁目画像35dとが含まれている。
加えて、第6表示エリア30に表示されるオドメータ36には、オドメータである旨を文字及び「km」を示す背景画像36aと、距離を数字表記する際の6桁目を示す6桁目画像36bと、距離を数字表記する際の5桁目を示す5桁目画像36cと、距離を数字表記する際の4桁目を示す4桁目画像36dと、距離を数字表記する際の3桁目を示す3桁目画像36eと、距離を数字表記する際の2桁目を示す2桁目画像36fと、距離を数字表記する際の1桁目を示す1桁目画像36gとが含まれている。
なお、第2レイヤにはサーキットモードである旨を示すインジケータ等についても表示される。
また、第3レイヤには、速度計37、シフトレバー状態表示38、及びモード表示39の画像が表示される第7〜9表示エリア30〜30が規定されている。第7表示エリア30に表示される速度計37は、「km/h」を示す背景画像37aと、時速を数字表記する際の3桁目を示す3桁目画像37bと、時速を数字表記する際の2桁目を示す2桁目画像37cと、時速を数字表記する際の1桁目を示す1桁目画像37dとが含まれている。
第8表示エリア30に表示されるシフトレバー状態表示38は、シフトレバーの位置がニュートラル(N)、ドライブ(D)、及びパーキング(P)のいずれの位置にあるかを示すシフト位置画像38aによって構成されている。
第9表示エリア30に表示されるモード表示39は、ドライブモードがノーマルモードやエコモードである旨を示す走行モード画像39aと、表示モードを示す表示モード画像39bとが含まれている。
なお、第3レイヤにはエコモードである旨を示すインジケータについても表示可能となっている。
第4レイヤには、エンジン回転数計31における目盛画像31aを指し示すための指針画像40が表示される。この指針画像40は、エンジン回転数計31の表示領域と同等の大きさを有する第10表示エリア(図示せず)に表示され、エンジン回転数計31において円弧状に配置される目盛の円弧中心を回転中心として動くように表示される。
以上のように、各レイヤには、それぞれ所定の表示エリア30〜30が設定されており、サブCPU20は、グラフィックコントローラ20aを機能させて、各表示エリア30〜30に対して各種画像を描画させる命令を行う。この際、サブCPU20は、各レイヤをその優先度に基づいて重ね合わせる命令も行う。この結果、各表示エリア30〜30に表示される画像がレイヤ毎に重ねられた状態で車両搭乗員に視認されることとなる。例えば、第4レイヤは第0レイヤよりも優先度が高く、指針画像40はエンジン回転数計31の背景画像上に重なって車両搭乗員に視認されることとなる。他のレイヤについても同様に優先度が設定されており、優先度が高いレイヤの画像が優先度の低いレイヤの画像上に表示されることとなる。
図3は、図1に示したサブCPU20の詳細を示す機能ブロック図である。図3に示すように、サブCPU20は、クリア部(クリア手段)21と、保存部(保存手段)22と、判断部(判断手段)23と、表示制御部(表示制御手段)24とを備えている。なお、以下の説明においては、メインCPU10から車速信号が入力される例を挙げて説明する。
クリア部21は、前回入力された車速信号に基づいて第7表示エリア30に表示されている画像を削除するものである。例えば、前回入力された車速信号が時速60km/hを示すものである場合、第7表示エリア30には、「km/h」を示す背景画像37aと、時速の2桁目である「6」を示す2桁目画像37cと、時速の1桁目である「0」を示す1桁目画像37dとが表示されている。この場合、クリア部21は、上記の背景画像37a、2桁目画像37c、及び1桁目画像37dを削除する。
保存部22は、例えばCPU内のRAM等によって構成され、クリア部21によるクリアに先立って、第7表示エリア30に表示されていた画像を保存しておくものである。例えば保存部22は、上記の例の場合、「km/h」を示す背景画像37aと、時速の2桁目である「6」を示す2桁目画像37cと、時速の1桁目である「0」を示す1桁目画像37dとからなる画像を一括して(1枚の画像として)保存しておく。
判断部23は、クリア部21により第7表示エリア30に表示されていた画像がクリアされた後に、今回入力された車速信号に基づいて第7表示エリア30に表示させるべき画像が、保存部22に保存されている画像と同じであるかを判断するものである。例えば判断部23は、前回入力された車速信号が時速60km/hを示すものであり、今回入力された車速信号も時速60km/hを示すものである場合、車速信号同士を比較して同じ時速60km/hを示すものと判断すると、第7表示エリア30に表示させるべき画像が保存部22に保存されている画像と同じであると判断する。一方、判断部23は、車速信号同士を比較して異なる時速であると判断すると、第7表示エリア30に表示させるべき画像が保存部22に保存されている画像と同じでないと判断する。
表示制御部24は、判断部23により同じであると判断された場合に、保存部22に保存されている画像を第7表示エリア30に表示させるものである。すなわち、判断部23により同じであると判断された場合、表示制御部24は、保存部22に保存されている画像をコピーして第7表示エリア30に貼り付けることにより表示させる(この処理をコピー表示ともいう)。これにより、同じ画像について第7表示エリア30の画像をクリアして新たに描画する描画処理を実行する場合と比較して、処理負荷を軽減して表示を行うことができる。
特に、第7表示エリア30は、入力された車速信号に基づいて変化する3桁目画像37b、2桁目画像37c、及び1桁目画像37dといった画像(桁毎の画像)と背景画像37aからなる複数の画像の表示領域を包含するものであるため、一層処理負荷を軽減することができる。すなわち、クリア後描画処理を行う場合、サブCPU20はグラフィックコントローラ20aを制御して各画像37a〜37dのそれぞれを描画させる描画処理を行う必要がある。しかし、コピーして第7表示エリア30に貼り付ける場合、各画像37a〜37dを含む全体画像が保存されているため、この保存されている画像全体をコピーして第7表示エリア30に貼り付ければよく、4画像に対する描画処理(現在車速2桁である場合は3画像に対する描画処理、現在車速1桁である場合は2画像に対する描画処理)が1回の貼り付け処理によって省略されることから、一層処理負荷が軽減される。
なお、上記において判断部23は、メインCPU10から送信される前回の車速信号と今回の車速信号との比較を行い、表示させるべき画像と保存されている画像とが同じであるかを判断しているが、これに限るものではない。例えばメインCPU10に車速の変化量を算出させる機能を持たせ、メインCPU10からの変化量信号に基づいて車速に変化がない旨を判断した場合に、表示させるべき画像と保存されている画像とが同じであると判断してもよいし、その他の種々の手法を採用し得ることはいうまでもない。
さらに、上記では車速信号を例に説明したが、特に車速信号に限るものではなく、例えば冷却水の温度信号、燃料残量信号、外気温信号、累積走行距離信号、シフトレバー状態信号、及び走行モード信号等においても上記と同様である。すなわち、保存部22は、各表示エリア30〜30の画像を保存しておき、判断部23がメインCPU10からの前回信号と今回信号とを比較して同じであると判断した場合、表示制御部24はコピーのうえ貼り付ける処理を行い、そうでない場合に今回信号に基づく描画処理を行う。
なお、第8表示エリア30に表示されるシフトレバー状態表示38は、「N」「D」「P」などのシフト位置画像38a(すなわち単一の画像)によって構成されている。このため、コピーのうえ貼り付ける処理を行った場合、第7表示エリア30と比較すると処理負荷の軽減効果は小さい。しかしながら、第8表示エリア30のように単一画像しか表示しないエリアであっても、クリア後新たに描画処理を行う場合よりも、コピーのうえ貼り付ける処理を行った方が処理負荷は軽減される。
加えて、上記では前回と今回との画像が同じ場合にコピーのうえ貼り付ける旨を説明したが、これに限らず、表示制御部24は、前回と次回や前回と次々回など、前回と今回以降との画像が同じ場合にコピーのうえ貼り付ける処理を行うことが好ましい。これにより、例えばオドメータ36のように、車両が1km走行するまでにある程度の時間を要し、一度保存した画像を長期に利用できる場合にはより有効となるからである。
図4は、本実施形態に係る車両用表示装置1の処理を示すフローチャートである。なお、図4では、メインCPU10から入力される車速信号に応じた第7表示エリア30の表示処理を説明するが、以下の処理は車速信号に応じた第7表示エリア30の表示処理に限らず、他の表示エリア30〜30,30,30の表示処理においても適用可能である。
図4に示すように、まず、サブCPU20は、今回の車速信号が入力されたかを判断する(S1)。入力されていないと判断した場合(S1:NO)、入力されたと判断するまで、この処理は繰り返される。
一方、入力されたと判断した場合(S1:YES)、クリア部21は第7表示エリア30に表示している画像をクリアする命令コードを生成する(S2)。次いで、判断部23は、今回入力した車速信号に基づく画像が、保存部22に保存されている画像と同じであるかを判断する(S3)。この際、判断部23は、今回の車速信号が画像保存時の車速信号と同じであるかを判断することとなる。画像保存時の車速信号は例えば保存部22に保存されている。
同じであると判断した場合(S3:YES)、表示制御部24は、保存部22に保存されている画像をコピーする命令コードを生成する(S4)。次いで、表示制御部24は、第7表示エリア30にコピーした画像を貼り付ける命令コードを生成する(S5)。そして、サブCPU20は生成した命令コードをグラフィックコントローラ20aに送信する(S6)。このように、保存時の画像と今回の画像とが同じ場合には、表示画像のクリア、及びコピー表示の順に処理が行われる。その後、図4に示す処理は終了する。
一方、同じでないと判断した場合(S3:NO)、表示制御部24は、今回の車速信号に基づく描画処理を行うべく命令コードを生成する(S7)。次いで、サブCPU20は生成した命令コードをグラフィックコントローラ20aに送信する(S8)。このように、保存時の画像と今回の画像とが同じでない場合には、表示画像をクリアし、新たに描画処理を行うこととなる。
その後、サブCPU20は第7表示エリア30に表示されている画像を保存部22に保存させる(S9)。その後、図4に示す処理は終了する。
なお、図4に示す処理は、例えばイグニッションスイッチがオフであると判断されるまで、繰り返し実行される。また、図4に示す例において第7表示エリア30に表示されている画像は、ステップS9に示すように描画の直後に保存されているが、これに限らず、ステップS2の直前など、他のタイミングで保存されるようになっていてもよい。
このようにして、本実施形態に係る車両用表示装置によれば、所定の表示エリア30〜30に表示されていた画像を保存しておき、所定の表示エリア30〜30に表示されていた画像がクリアされた後に、今回以降に入力された信号に基づく画像が保存されている画像と同じであるかを判断し、同じであると判断した場合に保存されている画像をコピーのうえ所定の表示エリアに貼り付けて当該画像を表示させる。このため、前回画像と今回以降の画像とが同じ場合には、表示画像のクリア、及び保存画像のコピー表示の順に処理が行われることとなり、表示画像のクリア後に新たに画像を描画させる場合と比較すると、処理負荷を軽減することができる。
また、第0〜第7,第9表示エリア30〜30,30は、入力された信号に基づいて変化する画像を含む複数の画像の表示領域を包含しているため、新たに画像を描画させる場合には、複数の画像それぞれの描画処理を行う必要があるが、表示画像のクリア、及び保存画像のコピー表示の順に処理を行う場合には、これら複数の画像を一括して保存しておき、一括保存しておいた画像をコピー表示させることとなり、一層処理負荷を軽減することができる。
また、入力された信号は車速信号であって、複数の画像は、車速の桁毎の画像37b〜37dであるため、例えば他の画像よりも更新速度が速い車速に関する画像について表示画像のクリア、及び保存画像のコピー表示の順に処理を行うことにより、より一層処理負荷を軽減することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態に係る車両用表示装置は、車両用メータを模した表示に限らず、ナビなどの画像表示に上記実施形態を適用してもよい。
1 :車両用表示装置
10 :メインCPU
20 :サブCPU
20a :グラフィックコントローラ
21 :クリア部(クリア手段)
22 :保存部(保存手段)
23 :判断部(判断手段)
24 :表示制御部(表示制御手段)
30 :表示器(液晶ディスプレイ)
30〜30:表示エリア(所定の表示エリア)
31 :エンジン回転数計
31a :目盛画像
32 :オイル温度計
32a :背景画像
32b :矢印画像
33 :水温計
33a :背景画像
33b :矢印画像
34 :燃料計
34a :背景画像
34b :横棒画像
35 :外気温計
35a :背景画像
35b :マイナス画像
35c :2桁目画像
35d :1桁目画像
36 :オドメータ
36a :背景画像
36b :6桁目画像
36c :5桁目画像
36d :4桁目画像
36e :3桁目画像
36f :2桁目画像
36g :1桁目画像
37 :速度計
37a :背景画像
37b :3桁目画像
37c :2桁目画像
37d :1桁目画像
38 :シフトレバー状態表示
38a :シフト位置画像
39 :モード表示
39a :走行モード画像
39b :表示モード画像
40 :指針画像
41 :第1ROM
42 :第2ROM

Claims (3)

  1. 入力された信号に基づく画像を液晶ディスプレイ内の所定の表示エリアに表示させる車両用表示装置であって、
    前回入力された信号に基づいて前記所定の表示エリアに表示されていた画像をクリアするクリア手段と、
    前記クリア手段によるクリアに先立って、前記所定の表示エリアに表示されていた画像を保存しておく保存手段と、
    前記クリア手段により前記所定の表示エリアに表示されていた画像がクリアされた後に、今回以降に入力された信号に基づいて前記所定の表示エリアに表示させる画像が前記保存手段により保存されている画像と同じであるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により同じであると判断された場合に、前記保存手段に保存されている画像をコピーのうえ前記所定の表示エリアに貼り付けて当該画像を表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記所定の表示エリアは、前記入力された信号に基づいて変化する画像を含む複数の画像の表示領域を包含している
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記入力された信号は車速信号であって、
    前記複数の画像は、車速の桁毎の画像を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
JP2014199789A 2014-09-30 2014-09-30 車両用表示装置 Active JP6359933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014199789A JP6359933B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 車両用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014199789A JP6359933B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 車両用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016068748A true JP2016068748A (ja) 2016-05-09
JP6359933B2 JP6359933B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=55863769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014199789A Active JP6359933B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 車両用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6359933B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018048943A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 カシオ計算機株式会社 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04296987A (ja) * 1991-03-26 1992-10-21 Mitsubishi Electric Corp 描画方法
JP2007206539A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Denso Corp 表示素子
JP2009103505A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Xanavi Informatics Corp 車載用画像表示装置
WO2009142056A1 (ja) * 2008-05-23 2009-11-26 シャープ株式会社 画像情報生成装置、並びにこれを備えた表示制御装置、移動体用情報表示システム、操縦席用モジュール、および移動体
JP2011113041A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Furuno Electric Co Ltd 表示装置、センサ装置、表示画面の表示方法、および表示画面の表示プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04296987A (ja) * 1991-03-26 1992-10-21 Mitsubishi Electric Corp 描画方法
JP2007206539A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Denso Corp 表示素子
JP2009103505A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Xanavi Informatics Corp 車載用画像表示装置
WO2009142056A1 (ja) * 2008-05-23 2009-11-26 シャープ株式会社 画像情報生成装置、並びにこれを備えた表示制御装置、移動体用情報表示システム、操縦席用モジュール、および移動体
JP2011113041A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Furuno Electric Co Ltd 表示装置、センサ装置、表示画面の表示方法、および表示画面の表示プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018048943A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 カシオ計算機株式会社 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6359933B2 (ja) 2018-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5336330B2 (ja) 表示装置
US20180108117A1 (en) Display device
JP2016203786A (ja) 車両用表示装置
JP5185642B2 (ja) 車両用表示装置
JP6052865B2 (ja) 車載表示制御装置および車載表示制御方法
JP6385138B2 (ja) 車載表示制御装置および車載表示制御方法
JP2010266288A (ja) 車載表示装置
JP6401990B2 (ja) 車両用表示装置
JP2008189211A (ja) 車両用表示装置
JP6359933B2 (ja) 車両用表示装置
JP6018306B2 (ja) 表示装置
JP2012088062A (ja) 車両用表示装置
JP6733182B2 (ja) 車両用表示装置、及び表示パネルの制御方法
JP6322367B2 (ja) 車両用表示装置
WO2016181595A1 (ja) 車両用表示装置、及び表示パネルの制御方法
JP6392584B2 (ja) 車両用表示装置
JP2012025355A (ja) 車両用表示装置
JP6214508B2 (ja) 車両用表示装置
JP6214509B2 (ja) 車両用表示装置
JP5127059B2 (ja) 燃費表示装置および燃費表示方法
JP2014133442A (ja) 車両用表示装置
JP6556584B2 (ja) 車両用表示装置
JP2016053538A (ja) 車両用表示装置
JP6603761B2 (ja) 車両用表示装置
JP2023129976A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170810

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180530

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6359933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250