JP2016068672A - チェアリフト搬器用落下防止器 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常時には乗客が搬器から落下することを防止するとともに、必要に応じて乗客が自由な姿勢で着座することができるチェアリフト搬器用落下防止器を提供する。
【解決手段】チェアリフト搬器10のセフティーバー16に乗客が前方へずれ落ちるのを防止する落下防止器20を取り付ける。この落下防止器20は、セフティーバー16のフロントバー19に取り付けたブラケット21と、セフティーバー16が閉状態のときに乗客の大腿26間に位置するストッパープレート22と、を備え、ストッパープレート22は、ブラケット21にフロントバー19と平行な方向へ回動自在に取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、椅子式の搬器を索条に懸垂して乗客の輸送を行うチェアリフトの搬器に備え、乗客が搬器から前方へ落下するのを防止する落下防止器に関する。
チェアリフトは、空中に張架した無端状の索条に椅子型の搬器を懸垂し、索条を停留場間で循環移動させることにより、搬器に搭乗した乗客を輸送する設備である。チェアリフトは、索条により搬器を懸垂及び牽引して運行を行うことから、特に傾斜地での人員輸送に適しており、多くはスキー場や山岳地域の傾斜地での輸送に利用されている。
チェアリフトの搬器は、空中の高所を移動して乗客を輸送するため、搬器から乗客が落下すると危険であり、これを防止するために特に大型の搬器にはセフティーバーを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。セフティーバーは、搬器フレームに前後方向へ回動自在に枢支されており、このセフティーバーを前方へ倒すと座席ないし乗客を囲む状態となって乗客の落下を防止する。
このようなセフティーバーは、十分な身長を有する大人には効果的であるものの、身長の小さな子供にはその効果は十分ではなかった。すなわち、身長の小さな子供は、大人と異なり着座時に座席の深い位置に着座することができず、また、体が小さいためにセフティーバーと座席との間からすり抜け易いという問題があった。このような問題を解決するために、従来、セフティーバー前部に座席方向へ突出する固定部品を設け、セフティーバーを使用したときに固定部品が乗客の大腿部の間に位置し、乗客が滑り落ちるのを防止する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−91551号公報 特開2010−111382号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の技術においても以下のような問題があった。すなわち、スノーボードを装着した乗客の場合には、スノーボードが体に対して斜め又は横方向に装着されているために、座席に対してまっすぐに着座するとスノーボードは略横向きとなり、隣り合った乗客どうしのスノーボードが接触してしまう。これを避けるために乗客は、座席に対して斜めに着座したいという要望がある。しかしながら、上記特許文献2のようにセフティーバーに固定部品がある場合には、斜めに着座したときには大腿と固定部品が接触するためにセフティーバーを完全に下ろせないか、または、無理な姿勢をとってまっすぐに着座することが要求される。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、通常時には乗客が搬器から落下することを防止するとともに、必要に応じて乗客が自由な姿勢で着座することができるチェアリフト搬器用落下防止器を提供することを目的とする。
本発明は、チェアリフト搬器のセフティーバーに備え、乗客が前方へずれ落ちるのを防止する落下防止器であって、該落下防止器は、セフティーバーのフロントバーに取り付けたブラケットと、前記セフティーバーが閉状態のときに乗客の大腿間に位置するストッパープレートと、を備え、該ストッパープレートは、前記ブラケットに前記フロントバーと平行な方向へ回動自在に取り付けられていることを特徴としている。
本発明によれば、正常な姿勢で搬器に搭乗した乗客に対しては、ストッパープレートが乗客の大腿間に位置して乗客の下半身が前方へずれ落ちるのを防止し、また、ストッパープレートを回動させれば、足の位置が制約されることなく着座できる。
搬器の正面図 搬器の側面図 落下防止器の正面図 落下防止器の平面図 落下防止器の側面図
以下、本発明の具体的な実施の形態を図面を参照して説明する。図1及び図2は、チェアリフトの搬器10の正面図及び側面図である。搬器10は、索条11を握索する握索機12と、この握索機12に進行方向前後へ回動自在に枢着したサスペンダー13と、サスペンダー13の下部に緩衝材を介して懸垂されたシートフレーム14とを備えており、シートフレーム14の下部において、左右の部材間に座板15bと背板15aとを備えている。図に示した搬器10は、二人乗り用の搬器10であって、2席の座席18を備えている。
背板15aの左右両側面の上部には、フランジ17を上方へ延出して形成し、このフランジ17にセフティーバー16が回動自在に取り付けられている。セフティーバー16は、鋼管を円環状に形成したものであって、図2において実線で示した閉状態と、2点鎖線で示した開状態との間で回動するように構成されている。このセフティーバー16は、停留場内の乗降時には開状態となっており、乗客が乗車した線路中においては手動にて閉状態にすることによって、フロントバー19が乗客の腹部付近に位置し、乗客が座席18から落下するのを防止する。
セフティーバー16のフロントバー19には、各座席18、18の中央部に対応する位置に落下防止器20が取り付けられている。落下防止器20は、セフティーバー16が閉状態のときに、フロントバー19から座板15bの先端部方向へ向けて突出した形状であり、この突出部が乗客の両足の間に位置して、乗客の下半身が前方へずれ落ちるのを防止する。
図3、図4、図5は、それぞれ落下防止器20の正面図、平面図、側面図である。落下防止器20は、フロントバー19に取り付けられたブラケット21と、このブラケット21へ回動自在に取り付けられたストッパープレート22とからなり、いずれも合成樹脂により形成されている。ブラケット21は、前後に二分割された構成であり、互いの合わせ面にフロントバー19の外形に合致する円弧の溝を有している。ここにフロントバー19を挟み込むとともに、両端部に備えたボルト24を締め込むことにより、両部材がフロントバー19に挟着してブラケット21が固定されている。
ブラケット21の後側の部材には、上下方向に貫通して矩形の穿孔23が形成されている。この穿孔23には、板状であって略三角形状のストッパープレート22が挿入されるとともに、一方の側部の上端部をピン25によりブラケット21に系止している。これによりストッパープレート22は、図3において実線で示した突出状態と、2点鎖線で示した退避状態との間で回動自在となっている。ストッパープレート22が突出状態であるときにセフティーバー16を閉状態にすると、ストッパープレート22は乗客の大腿26間に位置する。
以上の構成により、正常な姿勢で搬器10に搭乗した乗客に対しては、ストッパープレート22が乗客の大腿26間に位置して乗客の下半身が前方へずれ落ちるのを防止する。また、スノーボーダー等が、例えば斜めに着座したいときには、ストッパープレート22を退避状態に回動させれば、通常の搬器と同様に足の位置を斜めにずらした体勢で着座することができる。
10 搬器
11 索条
12 握索機
13 サスペンダー
14 シートフレーム
15a 背板
15b 座板
16 セフティーバー
17 フランジ
18 座席
19 フロントバー
20 落下防止器
21 ブラケット
22 ストッパープレート
23 穿孔
24 ボルト
25 ピン
26 大腿

Claims (1)

  1. チェアリフト搬器のセフティーバーに備え、乗客が前方へずれ落ちるのを防止する落下防止器であって、該落下防止器は、セフティーバーのフロントバーに取り付けたブラケットと、前記セフティーバーが閉状態のときに乗客の大腿間に位置するストッパープレートと、を備え、該ストッパープレートは、前記ブラケットに前記フロントバーと平行な方向へ回動自在に取り付けられていることを特徴とするチェアリフト搬器用落下防止器。
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