JP2016067085A - 回転電機の組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステータとモータケースとの間に熱伝達部材を介在させるのにあたり、熱伝達部材を座屈させることなく組立可能な回転電機の組立方法を提供すること。【解決手段】モータケース1とステータ2とに接触状態でモータケース1とステータ2と間の隙間5に熱伝達部材4を設置する回転電機の組立方法であって、モータケース1にステータ2を組み付けた組立体Bに、熱伝達部材4を案内するガイド側隙間9を形成する熱伝達部材ガイド6および押し治具ガイド7を、ガイド側隙間9を隙間5に軸方向に連続させて設置する設置工程と、熱伝達部材4を、両ガイド6,7の間のガイド側隙間9に沿って案内して隙間5に挿入する挿入工程と、を備えることを特徴とする回転電機の組立方法とした。【選択図】図7

Description

本発明は、回転電機の組立方法に関する。
従来、ステータをモータケースに収容した回転電機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、円環状のステータと有底円筒状のモータケースとを備え、ステータの軸方向一端をモータケースの底部となる壁部に複数のボルトを介して締結することで、スタータをモータケースに片持ち支持した構造となっている。
特開2000−14103号公報
しかしながら、上記従来技術では、ステータを片持ち支持した構造であり、ステータの外周をモータケースにより支持していない構造であるため、ステータで発生した熱を効率良くモータケースから外部に放熱させることが困難であった。
そこで、ステータとモータケースとの間に熱を伝達する熱伝達部材を介在させる場合に、先に、モータケースの内壁部分に熱伝達部材を仮セットした状態で、ステータをモータケースに組み付けると下記の問題が生じる。
すなわち、モータケースにステータを組み付ける際に、ステータの軸心がモータケースの軸心からずれて両者の間隔が変位すると、熱伝達部材を座屈させるおそれがある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、ステータとモータケースとの間に熱伝達部材を介在させるのにあたり、熱伝達部材を座屈させることなく組立可能な回転電機の組立方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
回転電機のモータケースにステータを組み付けた組立体に、前記モータケースと前記ステータとの間の隙間に連続するガイド部を備えたガイド部材を設置する設置工程と、
前記熱伝達部材を、前記ガイド部材のガイド部に沿って案内して前記隙間に挿入する挿入工程と、
を備えることを特徴とする回転電機の組立方法とした。
本発明の回転電機の組立方法では、モータケースに対してステータを組み付けた状態で、熱伝達部材をガイド部に沿って案内してモータケースとステータとの間の隙間に挿入するため、熱伝達部材を座屈させることなく挿入することができる。
実施の形態1の回転電機の組立方法においてモータケースにステータを組み付ける状態を示す斜視図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法においてモータケースにステータを組み付けた組付体を示す斜視図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法においてモータケースにステータを組み付けた組立体に熱伝達部材を挿入する状態を説明する斜視図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法において組立体とロータとの関係を示す斜視図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法に用いる回転電機の前記組立体、各ガイド部材および押し治具を示す分解斜視図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法に用いるステータとモータケースとの組立体を示す平面図およびその要部の拡大斜視図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法における挿入工程の実施直前の状態を示す斜視図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法においてガイド側隙間に熱伝達部材を挿入した状態を示す斜視図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法においてガイド側隙間に熱伝達部材を挿入した状態を示す斜視図であって、図5Aと視点を180度回転させた状態を示している。 実施の形態1の回転電機の組立方法における挿入工程の説明図であって、ガイド側隙間に熱伝達部材を挿入した状態を示す断面図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法における挿入工程の説明図であって、熱伝達部材をガイド側隙間からモータケースとステータとの間の隙間に移動させる過程を示す断面図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法における挿入工程の説明図であって、熱伝達部材をモータケースとステータとの間の隙間に移動させた挿入工程の終了時を示す断面図である。
以下、本発明の回転電機を実現する最良の形態を、図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1の回転電機の組立方法を説明するのにあたり、回転電機の構造、組立用治具、組立方法の順に説明する。
(回転電機の構造)
図1Dに示す回転電機(以下、モータという)Aは、多相(例えば、5相)交流モータであり、モータケース1とステータ2とロータ3と熱伝達部材4とを備えている。
モータケース1は、図1A〜図1Dの各図に示すように、モータAの外郭を形成し、モータ外部からステータ2などを保護する機能を有しており、円筒部11と底部12とを備えている。円筒部11は、図1Dにおいて一点鎖線により示す軸心線Ceを中心とする円筒状に形成されている。底部12は、図1Aに示すように、円筒部11の軸方向の一端(図1Dにおいて下端)から内径方向に延びて形成されている。なお、モータAは、図外の車両において駆動輪を駆動させるいわゆるインホイールモータとして用いられるもので、円筒部11には、図示を省略した車両懸架装置に取り付けるためのブラケット11aが設けられている。
また、底部12には、ステータ2を片持ち支持するためにボルト21により締結するボルト締結孔12aが周方向に略等間隔に並んで複数(本実施の形態1では8)形成されている。なお、底部12には、ロータ3を回転可能に支持する軸受(図示省略)を取り付けるための穴が開口されている。
ステータ2は、ステータコア22のティース23にステータコイル(図示省略)を巻き付けた周知の構造のものである。
なお、ステータコア22は、円環状(中空円筒形状)であり、その内周には、周方向に一定の間隔で配置された複数(本実施の形態1では18)のティース23が内径方向に突出され、ティース23の間にスロット(図示省略)が設けられている。そして、各ティース23にステータコイル(図示省略)が巻き付けられている。
また、ステータコア22は、詳細な図示は省略するが、円弧状の鋼板を軸方向(軸心線Ceに沿う方向)に複数積層して形成されている。
そして、ステータコア22の軸心線Ceの軸心に沿う方向の一端(図1A〜図1Dにおいて下端)には、マウント部材24が設けられ、他端には樹脂モールド25の端縁部が露出している。
マウント部材24には、ステータコア22よりも小径でステータコア22の内径方向に張り出した円環状の支持部24aが設けられている。そして、この支持部24aのボルト挿通穴24bに挿通したボルト21を、モータケース1の底部12のボルト締結孔12aに締結することで、ステータコア22の軸心線Ceに沿う方向の一端が、モータケース1に片持ち支持されている。
図1Dに示すロータ3は、ステータ2の内周位置にステータ2と略同軸、かつ、ステータ2の内周に対して径方向の間隙(ラジアルギャップ)を介して配置され、この間隙を通して磁路が形成される。ロータ3は、例えば、複数の電磁鋼板(図示省略)を積層することで構成されたロータコア31を備え、このロータコア31には永久磁石(図示省略)が周方向に複数設置されている。
また、ロータ3には、モータAの出力軸32が固定されている。出力軸32は、車載時には、図示を省略した懸架装置に回転可能に支持され、かつ、図示を省略した駆動輪に連結される。
したがって、モータAは、ステータ2に通電すると、ステータ2が発生する電磁力によりロータ3が回転駆動される。そして、このモータAから出力される回転駆動力は、出力軸32を介して図示を省略した駆動輪に回転力として伝達される。
次に、モータケース1とステータ2との間に介在される熱伝達部材4について説明する。
すなわち、前述のようにステータ2は、軸方向の一端がモータケース1に片持ち支持され、ステータ2の外周とモータケース1の内周との間には隙間5が設けられている(図7、図8参照)。
そして、この隙間5に、ステータ2の熱をモータケース1に伝達する熱伝導部材4が設けられている。
熱伝達部材4は、図1Cに示すように、周方向に3分割され、ステータ2の外周を囲む円弧状の板状の部材により構成されており、熱伝導性に優れた金属(例えば、アルミニウム、銅など)により形成されている。
そして、熱伝達部材4は、図7に示すように、板状の本体41から、内周側にばね片42が立設されている。このばね片42は、軸心線Ceに沿う方向である軸方向(矢印Z方向)の一端を基端として、他端側の先端を立ち上げるように本体41から切り起こして形成され、かつ、軸方向に略一定の間隔で設けられている。
この熱伝達部材4は、本体41がモータケース1の内周に当接される一方、ばね片42がステータ2の外周に弾性力による圧力を加えた状態で当接されている。したがって、熱伝達部材4は、ステータ2の熱をモータケース1に伝達可能であるとともに、ステータ2の径方向および周方向への変位時にも、ばね片42がステータ2への接触状態を保つ。なお、熱伝達部材4は、ステータ2を直接支持していないため、その剛性を低く抑えることができ、これにより、ステータ2の径方向の電磁加振力がモータケース1に伝わるのを抑えることができる。また、ステータ2の周方向の電磁加振力は、ばね片42が、ステータ2に対して摩擦力を持って相対摺動することにより、抑制ないし減衰することができる。
なお、図1A〜図1D、図2などでは、ばね片42の図示を省略して、ばね片42が軸心線Ceに沿う方向(軸方向)に並んで設けられている位置を、線状に表記している。このように、ばね片42を軸方向に並設したものを、本体41において周方向に略一定間隔で複数設けている。
(組立用治具)
次に、モータAの組立に用いる組立用治具について説明する。
この組立用治具として、図2に示す、熱伝達部材ガイド6(ガイド部材)、押し治具ガイド7(ガイド部材)、押し治具8を用いる。
加えて、組立方法に用いる構成として、モータケース1の内周に、図3に示す、治具用切欠部13を設けている。
以下に、各構成について説明する。
まず、治具用切欠部13について説明する。
この治具用切欠部13は、図3に示すように、モータケース1の内周面から外径方向に凹形状で、軸心線Ceに沿う方向である軸方向(矢印Z方向)に延在して形成されている。
そして、この治具用切欠部13は、その断面形状は、後に詳述する押し治具8を軸方向に挿入可能に、押し治具8の断面形状よりも僅かに大きな寸法の断面形状に形成されている。
なお、この治具用切欠部13は、モータケース1の内周面に、周方向に略一定間隔で複数(本実施の形態1では、11)形成されている。
熱伝達部材ガイド6は、図2に示すように、金属製あるいは樹脂製の薄板により円環状に形成されている。
この熱伝達部材ガイド6は、図6において拡大表示部分に示すように、軸方向(図においてZ方向)の一端部の内周部分に、段部61およびセット用端部62を備えている。
段部61は、熱伝達部材ガイド6を、図示のように軸方向を上下方向に向けたステータ2に載置した際に、ステータ2の樹脂モールド25の外周端部と軸方向に係合するよう形成されている。
セット用端部62は、熱伝達部材ガイド6を、上向きのステータ2に対して段部61を樹脂モールド25の外周端部に係合したセット状態で、樹脂モールド25の外周面に沿って配置され、熱伝達部材ガイド6の径方向移動を規制する内径寸法に形成されている。また、セット用端部62の外周面は、上述のセット状態で、ステータ2の外周面と径方向位置を一致して、隙間5の内周位置に略一致する寸法に形成されている。
さらに、熱伝達部材ガイド6の外周面には、セット用端部62から軸方向に遠ざかるに連れて、徐々に内径側に位置するように傾斜した傾斜面63が形成されている。
押し治具ガイド7は、図2に示すように、金属製あるいは樹脂製の薄板により円環状に形成されており、熱伝達部材ガイド6よりも大径形状に形成されている。
また、押し治具ガイド7は、図6に示すように、矩形断面形状に形成されており、その内径が、前述したモータケース1の内径であって、隙間5の外径寸法に略一致する寸法に形成されている。
したがって、図6に示すように、熱伝達部材ガイド6と押し治具ガイド7とを同軸に配置した際に、両者の間に円環状のガイド側隙間9(ガイド部)を形成する。
このガイド側隙間9は、軸方向の一端が隙間5と略同一の溝幅の幅狭開口91を有し、他端側は、傾斜面63により内径方向に拡がることにより、隙間5よりも広い溝幅の幅広開口92を有する。なお、本実施の形態1では、幅狭開口91は、その外径が隙間5の外径よりも僅かに小さな寸法に形成されている。
さらに、押し治具ガイド7は、図2に示すように、その内周に、押し治具用凹溝71が形成されている。この押し治具用凹溝71も、治具用切欠部13と同様に、断面が押し治具8の断面形状と略一致した略半円形状であり、かつ、押し治具8よりも僅かに大きな寸法に形成されている。
また、押し治具用凹溝71は、押し治具ガイド7をモータケース1に軸方向に併設した際に、治具用切欠部13と軸方向に直列に並んで配置されるように、治具用切欠部13と同じ間隔で周方向に並設されている。
押し治具8は、組立時に、熱伝達部材4を隙間5に挿入する際に、熱伝達部材4を軸方向に押すのに用いる部材であり、図2に示すように棒状に形成されている。
また、押し治具8は、半円柱形状に形成され、半円の直径部分に形成された平面部81の軸方向中間部には、軸直交方向に段差82が延在されている。そして、図2において、段差82により下側部分は、後述する組立時に熱伝達部材4の外周面に沿って配置されて、熱伝達部材4の形状を保持する保持部83とされている。
(組立方法)
次に、モータAの組立方法を、図1A〜図1Dおよび図6〜図8に基づいて工程順に説明する。
本実施の形態1の組立方法では、モータケース1にステータ2を組み付け後、熱伝達部材4を組み付ける。
[ステータ組付工程]
まず、モータケース1にステータ2を組み付ける工程を説明する。
この工程では、図1Aに示すように、モータケース1の軸心線Ceを上下方向に向けて、図示を省略した基台などに載置して固定する。
次に、ステータ2を、モータケース1の上方から同軸に配置し、モータケース1の底部12の上に配置する。この際に、底部12に設けたボルト締結孔12aと、ステータ2のマウント部材24に設けたボルト挿通穴24bとの位置を、軸方向に直列に配置する。
そして、ボルト21を、ボルト挿通穴24bに挿通させた上で、ボルト締結孔12aに締結し、ステータ2をモータケース1と同軸に固定し、図1Bに示すように、モータケース1にステータ2を組み付けた組立体Bを形成する。
このとき、モータケース1とステータ2とは、同軸で固定され、かつ、モータケース1の内周と、ステータ2の外周との間には、図3に示すように、隙間5が形成される。
[熱伝達部材組付工程]
次に、組立体Bに、両ガイド6,7を設置し、両ガイド6,7を用いて熱伝達部材4を隙間5に挿入する工程を、ガイド設置工程、挿入工程の順に説明する。
<ガイド設置工程>
このガイド設置工程は、上述のようにモータケース1にステータ2を組み付けた組立体Bに、熱伝達部材ガイド6および押し治具ガイド7を設置する工程である。
この場合、図2に示すように、組立体Bに対し、上方から組立体Bと同軸に熱伝達部材ガイド6と押し治具ガイド7とを、順に設置する。
このとき、 熱伝達部材ガイド6は、段部61をステータ2の樹脂モールド25の外周端部に係合させるとともに、セット用端部62を、樹脂モールド25の外周に沿わせて、径方向および軸方向(図において下方)への移動を規制した状態で設置する。
また、押し治具ガイド7は、径方向には、その内周を、モータケース1の内周に沿わせ、周方向には、治具用凹溝71を治具用切欠部13に重ね、両者を軸方向に直列に連続させて配置する。なお、本実施の形態1では、熱伝達部材ガイド6は、この設置時に、径方向の移動をブラケット11aにより規制される外径寸法に形成している。
図4は、組立体Bに両ガイド6,7を設置した状態を示している。
この両ガイド6,7の設置状態では、径方向で両ガイド6,7の間に、図6に示すガイド側隙間9が形成され、かつ、このガイド側隙間9の幅広開口92が、上方に開口される。
なお、前述のように、両ガイド6,7は、設置時に、共に径方向の移動を規制され、ガイド側隙間9は、一定の幅寸法に保持される。
<挿入工程>
次に、熱伝達部材4を隙間5に挿入する挿入工程について説明する。
この挿入工程は、熱伝達部材4を、ガイド部としての両ガイド6,7の間のガイド側隙間9により軸方向にガイドしながら押し込んでモータケース1とステータ2との間の隙間5に挿入する工程である。
この挿入工程では、まず、図4に示すように、熱伝達部材4の外周に押し治具8をセットする。すなわち、押し治具8に設けた段差82を、熱伝達部材4の軸方向端部であり、図2において上端部に係合させ、保持部83を熱伝達部材4の外周面に沿わせる。なお、押し治具8は、図では1本のみ図示しているが、使用する押し治具8の数は、任意であり、複数を同時に使用してもよい。
そして、押し治具8を係合させた状態の熱伝達部材4を、図5Aに示すように、両ガイド6,7の間のガイド側隙間9に上方から差し込むとともに、押し治具8を、押し治具ガイド7の治具用凹溝71に上方から差し込む。
この熱伝達部材4の差し込み作業では、ガイド側隙間9の幅広開口92は、図6に示すように、傾斜面63により、上方側ほど内径方向に溝幅が広がった形状に形成されているため、熱伝達部材4は、ガイド側隙間9に円滑に差し込むことができる。加えて、熱伝達部材4の内径側に突設したばね片42が、幅広開口92の内径側の端縁に接触しにくく、ばね片42が、この端縁に接触して塑性変形する不具合も生じにくい。
加えて、熱伝達部材4の外周に沿って、押し治具8の保持部83が配置されているため、熱伝達部材4の本体41が外径方向に変位するのが規制されて、熱伝達部材4は、形状保持される。
さらに、挿入工程では、上述の熱伝達部材4の押し込みを継続し、熱伝達部材4を、図6に示すようにガイド側隙間9から、さらに下方のモータケース1とステータ2との間の隙間5に挿入する。
この作業に伴い、押し治具8を、図6に示す押し治具ガイド7の治具用凹溝71から、モータケース1の治具用切欠部13に移動させる。このように、押し治具8は、治具用凹溝71および治具用切欠部13に沿って移動させるため、押し治具8は、軸方向に直交する向きには変位が生じにくく、熱伝達部材4を、軸方向に沿って安定して移動させることができる。
したがって、熱伝達部材4は、隙間5の途中で引っかかったり、座屈したりすることなく挿入することができる。
また、熱伝達部材4は、隙間5に軸方向に挿入した状態では、ばね片42が若干弾性変形してステータ2に弾性力により圧力を加えた状態で接触する。この際、ばね片42は、その切り起こしによる立ち上がりが始まる基端側から隙間5に挿入するため、立ち上がった先端側から挿入する場合と比較して、ばね片42の弾性変形が円滑に成され、塑性変形が生じにくい。
そして、熱伝達部材4を、隙間5に所定量だけ挿入した時点で、この押し込み作業を終了する。本実施の形態1では、押し込み作業を終了する挿入量は、図8に示すように、熱伝達部材4の上端部の位置が、ステータコア22の上端部の位置と、略一致する押し込み量とする。
この熱伝達部材4の押し込み挿入時に、ステータ2は、モータケース1に取り付けられており、この押し込み作業時に、ステータ2が、モータケース1に対して軸心がずれる芯ズレや、軸心が傾く倒れが生じることがない。このため、熱伝達部材4を、容易に挿入可能であり、かつ、芯ズレや傾きが生じた場合のように、隙間5の幅が狭まった部位でばね片42の変形量が弾性変形可能量を越えて塑性変形することも抑制できる。
その後、押し治具8を、治具用凹溝71および治具用切欠部13から引き抜き、さらに、両ガイド6,7を、組立体Bから取り外して、モータAの組立を完了する。
(実施の形態1の効果)
以下に、実施の形態1の回転電機の組立方法の効果を列挙する。
1)実施の形態1の回転電機の組立方法は、
モータケース1の内側に、前記モータケース1の内周との間に円環状の隙間5を介在させた状態で軸方向の一端を片持ち支持状態で収容されるステータ2と、
前記モータケース1と前記ステータ2とに接触状態で前記隙間5に設けられ、前記ステータ2とモータケース1との間で熱伝達を行う熱伝達部材4と、
を備えた回転電機の組立方法であって、
前記モータケース1に前記ステータ2を組み付けた組立体Bに、前記熱伝達部材4を案内するガイド部としてのガイド側隙間9を形成する熱伝達部材ガイド6および押し治具ガイド7を、ガイド側隙間9を隙間5に軸方向に連続させて設置する設置工程と、
前記熱伝達部材4を、両ガイド6,7の間のガイド部としてのガイド側隙間9に沿って案内して前記隙間5に挿入する挿入工程と、
を備えることを特徴とする。
ステータ2をモータケース1に組み付けた状態で隙間5に熱伝達部材4を挿入するため、熱伝達部材4の組み付けをステータ2の組付前に行う場合と比較し、ステータ2の芯ずれや倒れが生じることなくステータ2が安定し、挿入作業を円滑に行うことができる。
加えて、熱伝達部材4の隙間5への挿入時には、ガイド部としてのガイド側隙間9に沿って挿入するため、両ガイド6,7を用いない場合と比較して、狭い隙間5への挿入作業が容易となり、熱伝達部材4を座屈させることなく挿入することが可能となる。
2)実施の形態1の回転電機の組立方法は、
前記モータケース1の内周に、軸方向に延びる治具用溝としての治具用切欠部13を前記隙間5に面して形成し、
前記挿入工程では、前記熱伝達部材4に対して前記隙間5の方向に押し力を与える押し治具8を、前記熱伝達部材4を前記隙間5に挿入させるのに伴って前記治具用切欠部13に沿って移動させることを特徴とする。
熱伝達部材4を隙間5に挿入する際に、押し治具8を用いることにより、押し治具8を用いない場合と比較して、安定した押し力を熱伝達部材4に与え、安定した挿入が可能となる。加えて、押し治具8は、治具用切欠部13に沿って隙間5の位置まで軸方向に挿入可能であるため、単に、モータケース1およびステータ2の外側から押すものと比較して、モータケース1および熱伝達部材4に対する押し治具8の姿勢を一定に保つことができる。よって、押し治具8がモータケース1や熱伝達部材4に対して傾いたり回動したりすることなく、熱伝達部材4の押し方向を安定させ、より安定した挿入が可能となる。
3)実施の形態1の回転電機の組立方法は、
前記押し治具8に、前記熱伝達部材4に押し力を与える際に、前記熱伝達部材4の外径方向側面に沿って配置する保持部83を設け、前記挿入工程では、前記押し治具8の保持部83により前記熱伝達部材4の形状を保持することを特徴とする。
熱伝達部材4をモータケース1とステータ2との間の隙間5へ挿入する際に、押し治具8は、熱伝達部材4の外径方向側面に保持部83を沿わせた状態を維持して、押し治具ガイド7およびモータケース1に沿って移動させることができる。
したがって、熱伝達部材4が、径方向に傾いたり径方向に座屈したりするのを、押し治具8が抑制し、熱伝達部材4を、円滑に隙間5に挿入することができる。
4)実施の形態1の回転電機の組立方法は、
前記ガイド部材は、円環状を成す熱伝達部材ガイド6と、この熱伝達部材ガイド6よりも大径の円環状を成し、熱伝達部材ガイド6との間に、前記ガイド部としての円環状のガイド側隙間9を形成する押し治具ガイド7と、を備え、
前記ガイド側隙間9は、軸方向の一端が前記隙間5と略同一の溝幅の幅狭開口91を有し、他端側は前記隙間5よりも広い溝幅の幅広開口92を有し、
前記設置工程では、前記幅狭開口91を、前記隙間5の開口に対向して配置し、
前記挿入工程では、前記熱伝達部材4を、前記幅広開口92から前記ガイド側隙間9に挿入し、前記幅狭開口91から前記隙間5に移動させることを特徴とする。
挿入工程において、熱伝達部材4を幅広開口92からガイド側隙間9に挿入するため、ガイド側隙間9の軸方向の両端が、幅狭開口91の溝幅である場合と比較して、熱伝達部材4のガイド側隙間9への挿入が容易であり、作業性に優れる。
また、ガイド側隙間9において隙間5に連続する側は、隙間5の溝幅と略同一幅の幅狭開口91を配置するため、熱伝達部材4のガイド側隙間9から隙間5への移動を円滑に行うことができる。例えば、幅狭開口91が隙間5よりも溝幅が広い場合には、熱伝達部材4が、隙間5の縁部に当たり、隙間5への移動が規制されるおそれがあるが、本実施の形態1では、これを防止して熱伝達部材4の円滑な移動が可能である。
特に、本実施の形態1では、両開口91,92の幅の差を、熱伝達部材ガイド6のガイド側隙間9に面した傾斜面63により形成し、また、押し治具ガイド7は、矩形の一定断面形状に形成した。このため、熱伝達部材4は、ガイド側隙間9の移動中に、両ガイド6,7に引っかかったり傾いたりしにくく、この移動を円滑に行うことができ、作業性に優れる。
5)実施の形態1の回転電機の組立方法は、
前記熱伝達部材4は、本体41の内径方向側面に、軸方向の一端側を基端として先端側を切り起こした複数のばね片42を備え、
前記挿入工程では、前記熱伝達部材4を、前記ばね片42を内径方向側に配置し、前記本体41の外径方向側面を前記押し治具ガイド7の内周面に沿わせて前記ガイド側隙間9から前記隙間5に挿入させることを特徴とする。
したがって、熱伝達部材4をガイド側隙間9および隙間5に挿入する際に、ばね片42が両隙間9,5の側面に当接した際に、円滑に弾性変形し、ばね片42に塑性変形などの異常が生じるのを抑えることができる。
6)実施の形態1の回転電機の組立方法は、
設置工程では、熱伝達部材ガイド6を、ステータ2の樹脂モールド25の外周縁部に段部61を軸方向に係合させ、セット用端部62を樹脂モールド25の外周縁に沿って配置して径方向に係合させて、ステータ2の上に設置するようにしたことを特徴とする。
このため、ステータ2の上に設置した熱伝達部材ガイド6が、ステータ2と同軸に配置した状態を保持できる。よって、熱伝達部材4の挿入時に、熱伝達部材ガイド6が径方向に変位した場合のように、熱伝達部材4の押し込み方向にずれが生じることが無く、安定した挿入工程の実施が可能となる。
以上、本発明の回転電機を実施の形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施の形態では、回転電機として車載のインホイールモータを示したが、本発明を適用する回転電機は、インホイールモータ用のものに限定されるものではない。
また、ガイド部材として、ガイド側隙間を形成する熱伝達部材ガイドおよび押し治具ガイドを用いた例を示したが、これに限定されない。
例えば、ガイド部材として、実施の形態で示した熱伝達部材ガイドの外周に、熱伝達部材の周方向の両端部をガイド可能な溝を有したレール状の部位を形成したものを用いることができる。この場合、挿入工程では、ステータに設置した熱伝達部材ガイドの外周に沿って熱伝達部材をガイドしてモータケースとステータとの間の隙間に挿入することができる。また、この場合、熱伝達部材の隙間への挿入時には、実施の形態で示した押し治具を用いることができるが、これに限定されず、実施の形態で示した押し治具よりも幅広の押し治具を用いることも可能である。あるいは、押し治具として、保持部を有さず、熱伝達部材の端縁部を保持して押すようにしてもよい。
また、押し治具として、実施の形態で示した押し治具を複数一体的に結合したものを用いてもよい。この場合、挿入工程では、複数の押し治具を、一体に軸方向に移動させることができ、熱伝達部材のより安定した挿入が可能となる。
また、実施の形態では、熱伝達部材において、ステータに弾性を有して接触する構成として、基端に対して先端側を切り起こしたばね片を示したが、この弾性接触する構成はこれに限定されない。例えば、熱伝達部材に、軸方向に正弦波形状の凹凸を設けて弾性接触するようにしてもよい。
1 モータケース
2 ステータ
4 熱伝達部材
5 隙間
6 熱伝達部材ガイド(ガイド部材)
7 押し治具ガイド(ガイド部材)
8 押し治具
9 ガイド側隙間(ガイド部)
13 治具用切欠部(治具用溝)
42 ばね片
71 治具用凹溝
83 保持部
91 幅狭開口
92 幅広開口
A モータ(回転電機)
B 組立体

Claims (5)

  1. モータケースの内側に、前記モータケースの内周との間に円環状の隙間を介在させた状態で軸方向の一端を片持ち支持状態で収容されるステータと、
    前記モータケースと前記ステータとに接触状態で前記隙間に設けられ、前記ステータとモータケースとの間で熱伝達を行う熱伝達部材と、
    を備えた回転電機の組立方法であって、
    前記モータケースに前記ステータを組み付けた組立体に、前記熱伝達部材を案内するガイド部を備えたガイド部材を、前記ガイド部を前記隙間に軸方向に連続させて設置する設置工程と、
    前記熱伝達部材を、前記ガイド部材のガイド部に沿って案内して前記隙間に挿入する挿入工程と、
    を備えることを特徴とする回転電機の組立方法。
  2. 請求項1に記載の回転電機の組立方法において、
    前記モータケースの内周に、軸方向に延びる治具用溝を前記隙間に面して形成し、
    前記挿入工程では、前記熱伝達部材に対して前記隙間の方向に押し力を与える押し治具を、前記熱伝達部材を前記隙間に挿入させるのに伴って前記治具用溝に沿って移動させることを特徴とする回転電機の組立方法。
  3. 請求項2に記載の回転電機の組立方法において、
    前記押し治具に、前記熱伝達部材に押し力を与える際に、前記熱伝達部材の外径方向側面に沿って配置される保持部を設け、前記挿入工程では、前記押し治具の保持部により前記熱伝達部材の形状を保持することを特徴とする回転電機の組立方法。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の組立方法において、
    前記ガイド部材は、円環状を成す熱伝達部材ガイドと、この熱伝達部材ガイドよりも大径の円環状を成し、熱伝達部材ガイドとの間に、前記ガイド部としての円環状のガイド側隙間を形成する押し治具ガイドと、を備え、
    前記ガイド側隙間は、軸方向の一端が前記隙間と略同一の溝幅の幅狭開口を有し、他端側は前記隙間よりも広い溝幅の幅広開口を有し、
    前記設置工程では、前記幅狭開口を、前記隙間の開口に対向して配置し、
    前記挿入工程では、前記熱伝達部材を、前記幅広開口から前記ガイド側隙間に挿入し、前記幅狭開口から前記隙間に移動させることを特徴とする回転電機の組立方法。
  5. 請求項4に記載の回転電機の組立方法において、
    前記熱伝達部材は、本体の内径方向側面に、軸方向の一端側を基端として先端側を切り起こした複数のばね片を備え、
    前記挿入工程では、前記熱伝達部材を、前記ばね片を内径方向側に配置し、前記本体の外径方向側面を前記押し治具ガイドの内周面に沿わせて前記ガイド側隙間から前記隙間に挿入させることを特徴とする回転電機の組立方法。
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