JP6319015B2 - 回転電機の組立方法および回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機の組立方法および回転電機に関する。
従来、ステータをモータケースに片持ち支持状態で収容した回転電機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、円環状のステータと有底円筒状のモータケースとを備え、ステータの軸方向一端をモータケースの底部となる壁部に複数のボルトを介して締結することで、ステータを、モータケースとの間に隙間を有して片持ち支持した構造となっている。
特開2000−14103号公報
しかしながら、上記従来技術では、ステータを片持ち支持した構造であり、ステータの外周をモータケースにより支持せずに、両者間に隙間を介在させた構造であるため、ステータで発生した熱を効率良くモータケースから外部に放熱させることが難しい。
そこで、放熱性を確保するために、ステータとモータケースとの間の隙間に、ステータとモータケースとに常時接触する熱伝達部材を介在させるのが好ましい。
しかしながら、熱伝達部材を入れる隙間は、モータの小型化のためにあまり大きくすることができず、ステータの外周全体に亘って熱伝達部材を圧縮状態で挿入することが難しい。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、ステータとモータケースとの間の隙間に熱伝達部材を容易に組み付け可能な回転電機の組立方法および回転電機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
熱伝達部材を、熱伝達部材、ステータ、ケースのいずれかに設けた仮保持手段を用いて、前記ステータの外周と前記ケースの内周との一方に沿わせた状態に保持する仮保持工程と、
この仮保持工程の実行後、前記ステータを前記ケースの軸方向一端の開口部から軸方向に沿って挿入し前記ケースに組み付けるステータ組付工程と、
を備えることを特徴とする回転電機の組立方法とした。
本発明の回転電機の組立方法では、仮保持手段により熱伝達部材をケースの内周とステータの外周とのいずれかに仮保持した状態で、ケースにステータを組み付けるようにした。
このため、ケースにステータを組み付けた時点で、熱伝達部材がステータとケースとの間の隙間に設置され、ステータの組付後に、隙間に熱伝達部材を挿入するのと比較して、容易に隙間に熱伝達部材を組み付けることができる。加えて、ステータ組付工程では、仮保持手段により仮保持状態の熱伝達部材がケースまたはステータから離脱することを抑制でき、組付作業が容易であり、作業性に優れる。
実施の形態1の回転電機の組立方法を適用した回転電機の断面図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法を適用した回転電機の要部を軸方向から見た状態を示す正面図である。 実施の形態1の回転電機の組立方法におけるステータ組付工程を示す断面図であり、図2のS3−S3線の位置で切断した状態での断面および動作を示している。 実施の形態2の回転電機の組立方法におけるステータ組付工程を示す断面図であり、図3と同様の位置での断面および動作を示している。 実施の形態3の回転電機の組立方法におけるステータ組付工程を示す断面図であり、図3と同様の位置での断面および動作を示している。
以下、本発明の回転電機を実現する最良の形態を、図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1の回転電機の組立方法を説明するのにあたり、まず、回転電機の構成を回転電機の構造、熱伝達部材、仮保持手段の構成の順に説明する。
[回転電機の構造]
図1に示す回転電機(以下、モータという)Aは、多相(例えば、3相や5相)交流モータであり、図1に示すように、モータケース1とステータ2とロータ3と熱伝達部材4とを備えている。
モータケース1は、モータAの外郭を形成し、モータ外部からステータ2などを保護する機能を有しており、円筒部11と底部12とを備えている。円筒部11は、一点鎖線により示す軸心線Ceを中心とする円筒状に形成されている。底部12は、円筒部11の軸方向の一端(図1において左端)から内径方向に延びて形成されている。
ステータ2は、図2に示す円環状のステータコア21の内周に内径方向に突設されたティース(図示省略)にステータコイル22を巻き付けた周知の構造のものである。
なお、ステータコイル22どうしの間にはスロット23が設けられている。また、ステータコア21は、鋼板を、軸方向(軸心線Ceに沿う方向であって、矢印x方向)に複数積層して形成されている。
図1に戻り、軸方向(ステータ2の軸心線Ceに沿う方向であって矢印xに沿う方向)の一端には、マウント部材24が設けられている。
マウント部材24は、モータケース1の底部12にボルト6により締結されて、ステータ2はモータケース1に片持ち支持されている。
すなわち、モータAの起振力がモータケース1に伝わると振動が発生する。そこで、上記のようにステータ2を、マウント部材24を介してモータケース1にソフトマウントすることにより、起振力による音・振動の発生を抑えている。
ロータ3は、モータケース1の円筒部11の軸方向の一端に開口された開口部13からモータケース1の内部に挿入され、ステータ2の内周位置にステータ2と略同軸に設けられている。さらに、ロータ3は、ステータ2の内周に対して径方向の間隙(ラジアルギャップ)を介して配置され、この間隙を通して磁路が形成される。
なお、ロータ3は、例えば、複数の電磁鋼板(図示省略)を積層することで構成されたロータコア31を備え、このロータコア31には永久磁石(図示省略)が周方向に複数設置されている。
また、ロータ3の軸心部分には、モータAの出力軸32が固定されている。
したがって、モータAは、複数相の交流の電流をステータコイル22に印加することでロータ3を回転させること(力行)ができる一方、ロータ3の回転によりステータコイル22に複数相交流の電流を発生させること(回生)ができる。
[熱伝達部材]
次に、モータケース1とステータ2との間に介在された熱伝達部材4について説明する。
前述のようにステータ2は、軸方向の一端がモータケース1に片持ち支持され、ステータ2の外周とモータケース1の内周との間には、ステータ2の径方向および周方向の変位を許容する隙間5が設けられている。
そして、この隙間5に、ステータ2の熱をモータケース1に伝達する熱伝達部材4が、ステータ2とモータケース1とに接触して設けられている。
熱伝達部材4は、熱伝導性に優れた金属(例えば、アルミニウム、銅など)製の薄板により形成されている。そして、熱伝達部材4は、軸方向に沿う方向に沿って切断した場合の断面形状が、図3に示すように、内径方向に湾曲して突出した頂点部41と、外径方向(矢印y方向)に湾曲して突出した頂点部42とを交互に有した波形形状に形成されている。さらに、熱伝達部材4において、図3に示すモータケース1の底部12側に配置される先端部に、軸方向(矢印x方向)に延在された挿入用端部43が形成されている。
また、熱伝達部材4は、隙間5への設置時には、内径方向の頂点部41がステータコア21の外周21aに接触される、外径方向の頂点部42がモータケース1の円筒部11の内周11aに接触される。
さらに、熱伝達部材4は、隙間5への設置時には、両頂点部41,42が、ステータコア21およびモータケース1に径方向に圧力をかけた状態で弾性的に接触し、ステータ2がモータケース1に対して径方向および周方向に変位しても接触状態を保つ。
なお、熱伝達部材4は、軸方向に沿う方向から見た図2に示すように、環状の隙間5の周方向の全周に亘って設けられている(図2では、全周の一部のみを示している)。このように熱伝達部材4を、環状の隙間5の全周に設けるのにあたり、熱伝達部材4を、軸方向に沿う方向から見て環状に形成してもよいが、周方向に複数に分割してもよく、本実施の形態1では、周方向に分割されているものとする。
[仮保持手段の構成]
実施の形態1では、モータケース1の底部12において、径方向で円筒部11の近傍位置に、熱伝達部材4をモータケース1の円筒部11の内周11aに沿わせた状態に保持可能な挿入溝12aが形成されている。すなわち、挿入溝12aは、図示のように、軸方向に沿う方向に深さを有し、径方向に熱伝達部材4の挿入用端部43を軸方向に挿入可能な幅を有して、底部12の全周に亘って軽視されている。
また、挿入溝12aの径方向の幅および軸方向の深さは、挿入用端部43の挿入時に、熱伝達部材4をモータケース1の円筒部11の内周11aに沿わせた状態に保持可能な寸法に形成されている。
(実施の形態1の作用)
次に、実施の形態1の作用を、モータAの組立方法およびモータAの駆動時の順に説明する。
[組立方法]
まず、モータAの組立方法を、図3に基づいて工程順に説明する。
本実施の形態1の組立方法では、モータケース1に熱伝達部材4を仮保持した後、この熱伝達部材4を仮保持したモータケース1に、ステータ2を組み付ける。
[熱伝達部材仮保持工程]
まず、モータケース1に熱伝達部材4を仮保持する熱伝達部材仮保持工程を説明する。
この工程では、モータケース1を、図3に示すように、開口部13を上方に向けて図示を省略した基台上に設置する。
次に、挿入用端部43を下方に向けた状態で熱伝達部材4を、開口部13からモータケース1の円筒部11の内側に挿入し、図3に示すように、挿入用端部43を挿入溝12aに挿入し、熱伝達部材4を円筒部11の内周11aに沿わせた状態で仮保持させる。
なお、熱伝達部材4は、モータケース1の円筒部11の内周11aの全周に亘って仮保持状態で設置する。
また、熱伝達部材4は、この挿入用端部43を挿入溝12aに挿入して起立させたときに、図示の起立状態を保持可能な剛性を有しているものとする。
このように、熱伝達部材4の仮保持を、挿入溝12aにより行うため、仮保持専用の新たな部品を追加するものと比較して、安価に仮保持を行うことができる。加えて、熱伝達部材4の仮保持の際には、熱伝達部材4の挿入用端部43を挿入溝12aに軸方向に挿入する単純な作業で済み、仮保持作業性に優れる。
[ステータ組付工程]
次に、上記のように熱伝達部材4を組み付けたモータケース1に対して、図3に示すようにステータ2を組み付ける。
すなわち、ステータ2をモータケース1と同軸に配置した上で、ステータ2を開口部13から軸方向(下方)に移動させる。このとき、ステータ2のステータコア21の外周21aは、図示のように熱伝達部材4の内径側の各頂点部41に当接し、熱伝達部材4を、圧縮方向に若干変形させつつ移動させる。
このとき、熱伝達部材4においてステータ2の外周21aと摺動する部分は、湾曲形状を成す頂点部41であるため、外周21aに対して引っ掛かりにくく、円滑に摺動させることができる。よって、熱伝達部材4が、ステータ2に引っ掛かった場合には、作業をやり直したり、あるいは熱伝達部材4に塑性変形が生じたりするおそれがあるが、それを抑制でき、組付作業性に優れる。
また、このステータ2の組付時には、熱伝達部材4の各頂点部41には、ステータ2から下向きの押圧力が加わる。しかしながら、熱伝達部材4は、挿入用端部43を挿入溝12aに挿入して仮保持しているため、押圧力により、熱伝達部材4が、大きく変形したり内周11aに沿った状態から倒れたりすることがなく、この点でも組付作業性に優れる。
そして、ステータ2のマウント部材24をモータケース1の底部12に当接させるまで移動した時点で、熱伝達部材4は、図1に示すように、モータケース1とステータ2とに接触した状態で隙間5に配置される。
このように、モータケース1にステータ2を組み付ければ、熱伝達部材4が隙間5に設置されるため、ステータ2をモータケース1に組み付けた後、熱伝達部材4を隙間5に挿入するのと比較して、組付作業が容易で、作業性に優れる。
その後、マウント部材24をボルト6により底部12に固定して、ステータ2の組付を終える。
[モータ駆動時]
次に、モータAの駆動時について説明する。
モータAの駆動時には、ステータ2で生じた熱は、頂点部41から熱伝達部材4に伝達され、さらに頂点部41からモータケース1に伝達され、モータケース1から外部に放熱される。
なお、熱伝達部材4は、ステータ2を直接支持していないため、その剛性を低く抑えることができ、これにより、ステータ2の径方向の電磁加振力がモータケース1に伝わるのを抑えることができる。また、ステータ2の周方向の電磁加振力は、熱伝達部材4の頂点部41が、ステータ2に対して摩擦力を持って相対摺動することにより、抑制ないし減衰することができる。
(実施の形態1の効果)
以下に、実施の形態1の回転電機の組立方法および回転電機の効果を列挙する。
1)実施の形態1の回転電機の組立方法は、
モータケース1の内周との間に円環状の隙間5を介在させて前記モータケース1に収容されるステータ2と、
前記モータケース1と前記ステータ2とに接触状態で前記隙間5に設けられ、前記ステータ2と前記モータケース1との間で熱伝達を行う熱伝達部材4と、
前記熱伝達部材4を、ステータ2の外周21aとモータケース1の内周11aとの一方に沿わせた状態に保持する前記熱伝達部材4、前記ステータ2、前記モータケース1のいずれかに設けた仮保持手段としてのモータケース1に設けた挿入溝12aと、
を備えた回転電機の組立方法であって、
前記熱伝達部材4を、仮保持手段によりステータ2の外周21aとモータケース1の内周11aとの一方に沿わせた状態に保持する仮保持工程としての、前記挿入溝12aを用いて前記熱伝達部材4を前記モータケース1の内周11aに沿わせた状態に保持する仮保持工程と、
この仮保持工程の実行後、前記ステータ2を前記モータケース1の軸方向一端の開口部13から軸方向に沿って挿入し前記モータケース1に組み付けるステータ組付工程と、
を備えていることを特徴とする。
したがって、前もって、熱伝達部材4をモータケース1とステータ2とのいずれかに組み付けておくことにより、ステータ組付工程でモータケース1にステータ2を組み付けた時点で、熱伝達部材4が隙間5に設置される。このため、モータケース1にステータ2を組付後に、熱伝達部材4を隙間5に挿入するのと比較して、組付作業が容易で、作業性に優れる。
加えて、ステータ組付工程では、熱伝達部材4が仮保持手段としての挿入溝12aにより仮保持されているため、熱伝達部材4は、モータケース1の内周11aに沿った状態から、変形したり内周11aから離脱したりすることが生じ難く、組付作業性に優れる。
2)実施の形態1の回転電機の組立方法は、
前記仮保持手段として、前記モータケース1の軸方向で前記開口部13とは反対側の端部に、前記熱伝達部材4の前記軸方向の端部である挿入用端部43を挿入可能な挿入溝12aを形成し、
前記仮保持工程では、前記熱伝達部材4の挿入用端部43を、前記挿入溝12aに挿入して前記モータケース1の内周11aに前記熱伝達部材4を保持することを特徴とする。
したがって、熱伝達部材4の仮保持を、モータケース1に形成した挿入溝12aという簡単な構成により行うことで、上記1)の効果を得ることができる。
よって、仮保持専用の新たな部品を追加するものと比較して、安価に仮保持を行うことができる。加えて、熱伝達部材4の仮保持の際には、熱伝達部材4の挿入用端部43を挿入溝12aに軸方向に挿入する単純な作業で済み、仮保持作業性に優れる。
また、この仮保持時には、ステータ2の組付時に、ステータ2から入力される押圧力は、挿入溝12aの底部で受け止めるため、熱伝達部材4に折れ曲がりなどの変形が生じにくい。
3)実施の形態1の回転電機の組立方法は、
前記熱伝達部材4は、軸方向に沿う方向に切断した断面形状が湾曲した頂点部41,42を有した波形形状を成し、
前記ステータ組付工程では、前記ステータ2を前記モータケース1に対して軸方向に相対移動させる際に、前記熱伝達部材4の前記頂点部41を、前記ステータ2に相対摺動させることを特徴とする。
したがって、ステータ2の組付時のステータ2と熱伝達部材4との相対摺動がスムーズであり、熱伝達部材4がステータ2に引っ掛かりにくく、円滑に相対摺動させることができ、組付作業性に優れる。
4)実施の形態1の回転電機は、
モータケース1の内周11aとの間に円環状の隙間5を介在させて前記モータケース1に収容されるステータ2と、
前記モータケース1と前記ステータ2とに接触状態で前記隙間5に設けられ、前記ステータ2と前記モータケース1との間で熱伝達を行う熱伝達部材4と、
を備えた回転電機であって、
前記モータケース1の軸方向の一端の開口部13とは反対側の端部である底部12に、前記モータケース1の内周11aに接触状態の前記熱伝達部材4の軸方向の端部である挿入用端部43を挿入可能な挿入溝12aを備え、
前記熱伝達部材4の挿入用端部43を、前記挿入溝12aに挿入した状態で前記隙間5に設けたことを特徴とする。
したがって、上記2)のように、熱伝達部材4の組付時に挿入用端部43を挿入溝12aに挿入させることにより、熱伝達部材4をモータケース1の内周11aに沿わせた状態で仮保持することが可能である。これにより、ステータ2の組付も円滑になり、組付作業性に優れる。
(他の実施の形態)
次に、他の実施の形態の回転電機の組立方法および回転電機について説明する。
なお、他の実施の形態を説明するのにあたり、実施の形態1と共通する構成には実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点のみ説明する。
(実施の形態2)
実施の形態2の回転電機の組立方法は、熱伝達部材における仮保持手段およびこの仮保持手段を用いた仮保持工程が実施の形態1と異なる。
まず、実施の形態2における仮保持手段としての係合手段について説明する。
図4に示すように、熱伝達部材204は、係合手段として、軸方向の端部であって、図において上端部に、熱伝達部材204をモータケース1の円筒部11の内周11aに沿わせた状態で開口部13の周縁部11bに係合可能な係合フランジ204fを設けた。
したがって、実施の形態2における仮保持工程では、係合フランジ204fを前記開口部13の周縁部11bに係合させて前記熱伝達部材204を前記モータケース1の円筒部11の内周11aに沿わせて垂下させた状態で仮保持する。
なお、実施の形態2に用いた熱伝達部材204は、実施の形態1で示したものよりも底剛性のものを用いている。このように、熱伝達部材204として底剛性のものを用いた場合、実施の形態1のように、下端の挿入用端部43を挿入溝12aに挿入して内周11aに沿って起立させた場合に、自重により折れ曲がるなどして形状保持するのが難しい場合がある。
そこで、図4に示すように、係合フランジ204fを開口部13の周縁部11bに係合させて熱伝達部材204を内周11aに沿わせて垂下させた場合、熱伝達部材204は折れ曲がることなく形状が保持される。
また、仮保持工程の実行後のステータ組付工程では、実施の形態1と同様に、ステータ2は、その外周21aを頂点部41に当接させながら摺動する。この場合も、熱伝達部材204に対して、図において下方向きの押圧力が作用するが、係合フランジ204fを、ステータ2を挿入する開口部13の周縁部11bに係合させているため、熱伝達部材204を底剛性に形成しても、折れ曲がりが生じにくい。よって、ステータ組付工程における作業性に優れる。
以下に、実施の形態2の回転電機の組立方法および回転電機の効果を説明する。
2-1)実施の形態2の回転電機の組立方法は、
前記仮保持手段として、前記熱伝達部材204の軸方向端部に、前記熱伝達部材204を前記モータケース1の内周11aに沿わせた状態で前記開口部13の周縁部11bに係合可能な係合手段としての係合フランジ204fを設け、
前記仮保持工程では、前記モータケース1の前記開口部13を上方に向け、かつ、前記係合フランジ204fを前記開口部13の周縁部11bに係合させて前記熱伝達部材204を前記モータケース1の内周11aに沿わせて垂下させた状態で仮保持することを特徴とする。
したがって、熱伝達部材204を相対的に底剛性に形成しても、仮保持時ならびにステータ2の組付時に、熱伝達部材204の形状保持ならびに仮保持状態の維持が可能であり、作業性に優れる。
2-2)実施の形態2の回転電機は、
モータケース1の内周11aとの間に円環状の隙間5を介在させて前記モータケース1に収容されるステータ2と、
前記モータケース1と前記ステータ2とに接触状態で前記隙間5に設けられ、前記ステータ2と前記モータケース1との間で熱伝達を行う熱伝達部材204と、
を備えた回転電機であって、
前記熱伝達部材204の軸方向の一端の端部に、前記開口部13の周縁部11bに係合可能な係合手段としての係合フランジ204fを備え、
前記熱伝達部材204を、前記係合フランジ204fを前記開口部13の周縁部11bに係合させた状態で前記隙間5に設けたことを特徴とする。
したがって、実施の形態2の回転電機では、上記2-1)に記載のように、熱伝達部材204の係合フランジ204fを周縁部11bに係合させた状態で、熱伝達部材204をモータケース1の内周11aに沿わせた状態で仮保持させることが可能である。よって、作業性に優れる。
(実施の形態3)
実施の形態3の回転電機の組立方法は、熱伝達部材の構成が実施の形態1と異なる。なお、仮保持手段としての係合手段および仮保持工程は実施の形態2と同様である。
実施の形態3にて用いた熱伝達部材304は、図5に示すように、基板341と板ばね片(弾性突起部)342とを備えている。
基板341は、モータケース1とステータ2とのうちで、熱伝達部材304の仮保持を行う側の部材であるモータケース1の内周11aに接触した薄板状に形成され、隙間5の周方向の全周に亘って設けられている。
板ばね片342は、基板341から切り起こし、軸方向に沿う方向(矢印x方向)に延びつつ仮保持しない側の部材であるステータ2に近付くように傾斜して形成し、先端部は、湾曲形状に形成し、湾曲の頂点部342aをステータ2に接触している。また、板ばね片342は、傾斜の向きを、その立ち上がりの基端側が、立ち上がりの先端側に対して、開口部13に近い側に配置する向きとしている。
さらに、板ばね片342は、図示のように、基板341の軸方向に略一定の間隔で複数設けられている。そして、この板ばね片342の軸方向の列を、図示を省略するが、周方向にも略等間隔で、周方向の全周に亘って配列している。
そして、熱伝達部材304には、熱伝達部材304を、図示のようにモータケース1の内周11aに沿わせた状態で、熱伝達部材304の基板341の端部を、開口部13の周縁部11bに係合可能な係合フランジ304fを設けている。
次に、実施の形態3の組立方法について説明する。
仮保持工程では、係合フランジ304fを開口部13の周縁部11bに係合させ、板ばね片342の傾斜方向を軸方向で開口部13とは反対方向に向けた状態で、熱伝達部材304を開口部13からモータケース1の内周11aに沿って垂下させる。
ステータ組付工程では、図示のように、ステータ2の外周21aを、板ばね片342の頂点部342aに接触させながら、軸方向に移動させて組み付ける。
この場合、熱伝達部材304は、モータケース1に仮保持しているため、作業性に優れる。
加えて、このステータ組付工程では、ステータ2は、熱伝達部材304の板ばね片342に対して、傾斜角度が浅い側から接触し、板ばね片342の立ち上がり傾斜角度を狭める方向であって撓みやすい方向に弾性変形させる。
よって、板ばね片342が、ステータ2に引っ掛かって、組付作業をやり直したり、板ばね片342に塑性変形が生じたりするのを抑制し、生産性向上を図ることができる。
以下に、実施の形態3の回転電機の組立方法および回転電機の効果を説明する。
3-1)実施の形態3の回転電機の組立方法は、
前記仮保持手段として、前記熱伝達部材304の軸方向端部に、前記熱伝達部材304を前記モータケース1の内周11aに沿わせた状態で前記開口部13の周縁部11bに係合可能な係合手段としての係合フランジ304fを設け、
前記仮保持工程では、前記モータケース1の前記開口部13を上方に向け、かつ、前記係合フランジ304fを前記開口部13の周縁部11bに係合させて前記熱伝達部材304を前記モータケース1の内周11aに沿わせて垂下させた状態で仮保持することを特徴とする。
したがって、熱伝達部材304を相対的に底剛性に形成しても、仮保持時ならびにステータ2の組付時に、熱伝達部材304の形状保持ならびに仮保持状態の維持が可能であり、作業性に優れる。
3-2)実施の形態3の回転電機の組立方法は、
前記熱伝達部材304は、前記モータケース1と前記ステータ2とのうちの、前記仮保持する側の部材であるモータケース1に接触する薄板状の基板341と、この基板341から切り起こし、前記軸方向に沿う方向に延びつつ前記仮保持しない側の部材であるステータ2に近付くように傾斜した弾性突起部としての板ばね片342と、を備え、
前記仮保持手段は、前記板ばね片342の前記傾斜方向を前記軸方向で前記開口部13とは反対方向に向けて前記モータケース1の内周11aに沿わせた状態で、前記熱伝達部材304の前記軸方向の端部を、前記開口部13の周縁部11bに係合可能な係合手段としての係合フランジ304fを備え、
前記仮保持工程では、前記係合フランジ304fを前記開口部13の周縁部11bに係合させ、前記板ばね片342の傾斜方向を軸方向で前記開口部13とは反対方向に向けた状態で、前記熱伝達部材304を前記開口部13から前記モータケース1の内周11aに沿って垂下させることを特徴とする。
したがって、ステータ2の組付時に 、熱伝達部材304は、モータケース1に仮保持しているため、作業性に優れる。加えて、板ばね片342が、ステータ2に引っ掛かって、組付作業をやり直したり、板ばね片342に塑性変形が生じたりするのを抑制し、生産性向上を図ることができる。
さらに、本実施の形態3では、板ばね片342の先端部に湾曲形状の頂点部342aを形成し、ステータ組付工程では、この頂点部342aがステータ2の外周21aに接触するようにした。
このため、板ばね部342に頂点部342aを形成していない場合と比較して、ステータ2の移動時に、相対摺動を円滑に行うことができ、作業性に優れる。
3-3)実施の形態3の回転電機は、
モータケース1の内周11aとの間に円環状の隙間5を介在させて前記モータケース1に収容されるステータ2と、
前記モータケース1と前記ステータ2とに接触状態で前記隙間5に設けられ、前記ステータ2と前記モータケース1との間で熱伝達を行う熱伝達部材304と、
を備えた回転電機であって、
前記熱伝達部材304の軸方向の一端の端部に、前記開口部13の周縁部11bに係合可能な係合手段としての係合フランジ304fを備え、
前記熱伝達部材304を、前記係合フランジ304fを前記開口部13の周縁部11bに係合させた状態で前記隙間5に設けたことを特徴とする。
したがって、実施の形態3の回転電機では、上記3-1)に記載のように、熱伝達部材304の係合フランジ304fを周縁部11bに係合させた状態で、熱伝達部材304をモータケース1の内周11aに沿わせた状態で仮保持させることが可能である。よって、作業性に優れる。
以上、本発明の回転電機を実施の形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施の形態では、回転電機として車載のインホイールモータを示したが、本発明を適用する回転電機は、インホイールモータ用のものに限定されるものではない。
また、実施の形態では、ステータの外周を囲むケースとしてモータを収容するモータケースを示したが、このケースとしては、モータのみを収容するものに限定されない。例えば、ケースとして、モータと一緒に変速機構などを収容するケースを用い、このケースのモータを収容する部分を用いるようにしてもよい。
また、実施の形態1では、ステータは、モータケースにマウント部材により片持ち支持した例を示したが、ステータの径方向への変位を許容して、振動を吸収可能な支持であれば、片持ち支持に限定されない。
また、実施の形態では、仮保持工程では、熱伝達部材をケースに仮保持する例を示したが、これに限定されない。すなわち、仮保持手段は、熱伝達部材とステータとケースのいずれに設けてもよく、また、仮保持工程では、熱伝達部材をステータに仮保持してもよい。熱伝達部材をステータに保持する仮保持手段としては、ステータの外周に径方向に深さを有した幅狭の挿入溝を形成し、この挿入溝に熱伝達部材から内径方向に向かうフランジや板ばね片を差し込んで仮保持を行う手段を用いることができる。あるいは、仮保持手段として、熱伝達部材の軸方向の両端部などに内径方向に延在するフランジなどの一対の突出部を軸方向に離して形成し、この突出部の間にステータを挟んで仮保持する手段を用いてもよい。また、熱伝達部材を、ケースの内周に仮保持する場合も、実施の形態で示した以外の手段により仮保持するようにしてもよい。
また、仮保持手段として、実施の形態にて示す係合を用いる手段以外にも、磁石などの吸引力を用いた吸着力により仮保持する手段や、接着剤などによる接着力により仮保持手段を用いることが可能である。例えば、熱伝導部材の軸方向の一端あるいは両端に、磁石を設けたり、粘着テープなどを張り付けたりした上で、ステータあるいはモータケースに吸着あるいは接着させて仮保持を行うようにしてもよい。
なお、熱伝達部材をステータに仮保持する場合、熱伝達部材が実施の形態3にて示したような基板から切り起こした弾性突起(板ばね片)を有する場合、組付時の傾斜の向きは実施の形態3とは逆方向とする。これにより、ステータをケースの開口部から挿入する際に、弾性突起が撓みやすい方向に撓む(傾斜角度を小さくする側に撓む)ことになり、作業性の点で好ましい。
1 モータケース
2 ステータ
4 熱伝達部材
5 隙間
11a 内周
11b 周縁部
12 底部
12a 挿入溝(仮保持手段)
13 開口部
21a 外周
41 頂点部
42 頂点部
43 挿入用端部(仮保持手段)
204 熱伝達部材
204f 係合フランジ(仮保持手段)
304 熱伝達部材
304f 係合フランジ(仮保持手段)
341 基板
342 板ばね片(弾性突起)
342a 頂点部
A モータ(回転電機)

Claims (5)

  1. ケースの内周との間に円環状の隙間を介在させて前記ケースに収容されるステータと、
    前記ケースと前記ステータとに接触状態で前記隙間に設けられ、前記ステータと前記ケースとの間で熱伝達を行う熱伝達部材と、
    前記熱伝達部材を前記ステータの外周と前記ケースとの一方に沿わせた状態に保持する前記熱伝達部材、前記ステータ、前記ケースのいずれかに設けた仮保持手段と、
    を備えた回転電機の組立方法であって、
    前記熱伝達部材を、前記仮保持手段を用いて前記ステータの外周と前記ケースの内周との一方に沿わせた状態に保持する仮保持工程と、
    この仮保持工程の実行後、前記ステータを前記ケースの軸方向一端の開口部から軸方向に沿って挿入し前記ケースに組み付けるステータ組付工程と、
    を備え、
    前記仮保持手段として、前記ケースの軸方向で前記開口部とは反対側の端部に、前記熱伝達部材の前記軸方向の端部を挿入可能な挿入溝を形成し、
    前記仮保持工程では、前記熱伝達部材の前記端部を、前記挿入溝に挿入して前記ケースの内周に前記熱伝達部材を仮保持することを特徴とする回転電機の組立方法。
  2. ケースの内周との間に円環状の隙間を介在させて前記ケースに収容されるステータと、
    前記ケースと前記ステータとに接触状態で前記隙間に設けられ、前記ステータと前記ケースとの間で熱伝達を行う熱伝達部材と、
    前記熱伝達部材を前記ステータの外周と前記ケースとの一方に沿わせた状態に仮保持する前記熱伝達部材、前記ステータ、前記ケースのいずれかに設けた仮保持手段と、
    を備えた回転電機の組立方法であって、
    前記熱伝達部材を、前記仮保持手段を用いて前記ステータの外周と前記ケースの内周との一方に沿わせた状態に仮保持する仮保持工程と
    この仮保持工程の実行後、前記ステータを前記ケースの軸方向一端の開口部から軸方向に沿って挿入し前記ケースに組み付けるステータ組付工程と、
    を備え、
    前記仮保持手段として、前記熱伝達部材の軸方向端部に、前記熱伝達部材を前記ケースの内周に沿わせた状態で前記開口部の周縁部に係合可能な係合手段を設け、
    前記仮保持工程では、前記ケースの前記開口部を上方に向け、かつ、前記係合手段を前記開口部の周縁に係合させて前記熱伝達部材を前記ケースの内周に沿わせて垂下させた状態で仮保持する
    ことを特徴とする回転電機の組立方法。
  3. 前記請求項1または請求項2に記載の回転電機の組立方法において、
    前記熱伝達部材は、前記軸方向に沿う方向で切断した断面形状が湾曲した頂点部を有した波形形状を成し、
    前記ステータ組付工程では、前記ステータを前記ケースに対して軸方向に相対移動させる際に、前記熱伝達部材の前記頂点部を、前記ステータに相対摺動させる
    ことを特徴とする回転電機の組立方法。
  4. 前記請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の組立方法において、
    前記熱伝達部材は、前記ケースに接触する薄板状の基板と、この基板から切り起こし、前記軸方向に沿う方向に延びつつ前記ステータに近付くように傾斜した弾性突起部と、を備え、
    前記仮保持手段は、前記弾性突起の前記傾斜の方向を前記軸方向で前記開口部とは反対方向に向けて前記ケースの内周に沿わせた状態で、前記熱伝達部材の前記軸方向の端部を、前記開口部の周縁部に係合可能な係合手段を備え、
    前記仮保持工程では、前記係合手段を前記開口部の周縁部に係合させ、前記弾性突起部の前記斜の方向を軸方向で前記開口部とは反対方向に向けた状態で、前記熱伝達部材を前記開口部から前記ケースの内周に沿って垂下させる
    ことを特徴とする回転電機の組立方法。
  5. ケースの内周との間に円環状の隙間を介在させて前記ケースに収容されるステータと、
    前記ケースと前記ステータとに接触状態で前記隙間に設けられ、前記ステータと前記ケースとの間で熱伝達を行う熱伝達部材と、
    を備えた回転電機であって、
    前記熱伝達部材の軸方向の一端の端部に、前記ケースの軸方向の一端の開口部の周縁部に係合可能な係合手段を備え、
    前記熱伝達部材を、前記係合手段を前記開口部の周縁部に係合させた状態で前記隙間に設けたことを特徴とする回転電機。
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