JP2016066886A - 通信波形生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デューティー比が互いに異なり通信バスに出力される第1PWM信号及び第2PWM信号のサンプリング精度を向上させることが可能な通信波形生成装置を提供する。
【解決手段】スレーブノード100の更新処理部135は、PWM処理部131が出力し通信バスBSから受信した第2PWM信号のLow出力幅LWと、予め定められたLow出力基準幅LW1との差分LW2に基づいて、PWM処理部131が出力する第2PWM信号のLow出力幅を補正する。
【選択図】図4

Description

本発明は、第1PWM信号及び第1PWM信号よりもデューティー比の小さい第2PWM信号を用いる通信システムを構成する複数のノードそれぞれに適用される通信波形生成装置に関する。
車両に搭載される通信システムとして、CAN(Controller Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)等、通信バスを利用するものが知られている。この種の通信システムでは、クロック成分を含む同期信号を通信バスへ出力するマスターノードと、通信バスを介して当該同期信号を受信することで動作するスレーブノードとを備えたものがある。
このような通信システムでは、デューティー比が互いに異なる複数のPWM(Pulse width modulation)信号を用いることが一般的に行われている。互いに異なる論理値を示す複数のPWM信号を用いた通信システムにおいて、精度の高い通信を行うためには、各PWM信号のサンプリングを適正に行うことが必要となる。したがって、ノイズ等を要因による誤サンプリングを防止するため、各PWM信号は、そのデューティー比が互いに大きく異なるように設定されている。すなわち、各PWM信号は、そのLow出力幅が互いに大きく異なるものに設定され、両者の識別を容易なものとされている。
特開2008−192324号公報
しかしながら、各ノードは、製造誤差等により内部の抵抗値等にばらつきが生じる。このため、例えば、スレーブノードが通信バスを介してマスターノードからPWM信号を受信し、スレーブノードがPWM信号を出力するまでの時間や、その精度等に、個体ごとのばらつきが生じるおそれがある。
このようなばらつきの影響を受けることにより、通信バスで伝送されるPWM信号のLow出力幅は、適正なものから乖離する。このため、各ノードから出力される異なる論理値のPWM信号には、それぞれのLow出力幅に差が設けられているはずであるが、このような乖離によってその差が小さくなる場合がある。これにより、PWM信号の誤サンプリングが生じやすくなるというおそれがあった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、デューティー比が互いに異なり通信バスに出力される第1PWM信号及び第2PWM信号のサンプリング精度を向上させることが可能な通信波形生成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る通信波形生成装置は、第1PWM信号及び前記第1PWM信号よりもデューティー比の小さい第2PWM信号を用いる通信システム(CS)を構成する複数のノード(10,100〜n)それぞれに適用される通信波形生成装置(30,130)であって、前記第1PWM信号又は前記第2PWM信号を前記通信システムの通信バス(BS)に出力する出力手段(31,131)と、前記通信バスに出力された前記第1PWM信号又は前記第2PWM信号を受信する受信手段(35,135)と、前記出力手段が出力する前記第1PWM信号又は前記第2PWM信号を補正する補正手段(35,135)と、を備え、前記補正手段は、前記出力手段が出力し前記受信手段が受信した前記第1PWM信号又は前記第2PWM信号のLow出力幅(LW)と、予め定められたLow出力基準幅(LW1)との差分(LW2)に基づいて、前記出力手段が出力する前記第1PWM信号又は前記第2PWM信号のLow出力幅を補正することを特徴とする通信波形生成装置。
本発明では、通信バスから受信した第1PWM信号又は第2PWM信号のLow出力幅と、予め定められたLow出力基準幅との差分に基づいて、通信バスに出力する第1PWM信号又は第2PWM信号のLow出力幅を補正する。したがって、種々の誤差要因の影響を受けながら通信バスで伝送されている第1PWM信号又は第2PWM信号の状態に基づいて、通信バスに出力する第1PWM信号又は第2PWM信号のLow出力幅をLow出力基準幅に近づけるように補正することが可能となる。これにより、第1PWM信号及び第2PWM信号を、互いに明確に異なるものとすることができ、そのサンプリング精度を向上させることが可能となる。
本発明によれば、デューティー比が互いに異なり通信バスに出力される第1PWM信号及び第2PWM信号のサンプリング精度を向上させることが可能な通信波形生成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る通信波形生成装置が適用された通信システムの構成を示すブロック図である。 通信バスで伝送される論理値1及び0に相当する信号の構成を示す説明図である。 比較例に係る通信システムによるPWM信号の出力や受信を示すタイミング図である。 本発明の実施形態に係る通信波形生成装置が適用された通信システムによる信号の出力や受信を示すタイミング図である。 信号の自他判断について説明する説明図である。 本発明の実施形態の第1変形例に係る信号の自他判断について説明する説明図である。 本発明の実施形態の第2変形例に係る信号の自他判断について説明する説明図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
まず、図1及び図2を参照しながら、本発明の実施形態に係る通信波形生成装置が適用された通信システムCSの構成について説明する。通信システムCSは、マスタースレーブ方式の通信プロトコルが適用された車載用の通信システムである。また、通信システムCSは、通信バスBSを介して接続されるマスターノード10と、複数のスレーブノード100〜nを備えている。以下、マスターノード10を単にマスタ10と称し、また、スレーブノード100,200〜nを、単にスレーブ100〜nと称する。
ここで、スレーブ100〜nのハードウェア構成は、マスタ10のハードウェア構成と互いに同一である。したがって、以下、マスタ10の構成について主に説明し、スレーブ100〜nの構成については説明を適宜省略する。図1では、マスタ10の構成要素には例えば「コントローラ20」のように2桁の符号を付し、スレーブ100の構成要素には例えば「コントローラ120」のように100番台の符号を付すなど、互いに対応する構成要素の符号は下2桁を共通させている。また、スレーブ100以外のスレーブノードについては、その構成の図示を省略している。
マスタ10は、車両に搭載された各種機器が検出した車両の状態を取得したり、当該機器に対してPWM信号を出力して車両を制御したりする電子制御装置(ECU)であり、通信システムCS内に1つだけ設けられている。マスタ10は、コントローラ20と、トランシーバIC30と、を有している。
コントローラ20は、CPU、ROM、RAM、IOポート等からなる周知のマイコンである。コントローラ20は、データTX,RXを送受信する。
トランシーバIC30は、PWM処理部31と、アナログ回路33と、更新処理部35と、メモリ36と、を有している。図1は、トランシーバIC30が有する各機能をブロックとして図示している。
PWM処理部31は、コントローラ20から入力されたデータTXを、後述するメモリ36に格納されている目標幅に基づいてPWM符号化し、PWM信号を生成する。PWM処理部31は、このPWM信号をアナログ回路33に出力する。
アナログ回路33は、PWM処理部31から通信バスBSに出力されるPWM信号を遅延させるディレー回路である。
更新処理部35は、通信バスBSから信号を受信するほか、PWM処理部31の動作を監視し、PWM処理部31に対し、PWM出力部31が出力するPWM信号のLow出力幅を指示する。また、更新処理部35は、後述するメモリ36に格納された目標幅を適宜更新する。
メモリ36は、種々の情報が記憶されており、その情報のひとつとして、PWM処理部31から出力するPWM信号のLow出力幅の目標値である「目標幅」がある。この目標幅は、更新処理部35によって適宜更新される。また、PWM処理部31は、このメモリ36に格納された目標幅を読み込み、それに基づいてPWM符号化を行う。
以上のように構成された通信システムCSにおいて、通信バスBSで伝送される信号は、図2に示されるように、ビットの途中で信号レベルがLowレベルからHighレベルに変化するPWM信号である。
通信システムCSの優性信号(本実施形態では論理値1に対応)と劣性信号(本実施形態では論理値0に対応)のそれぞれは、2種類のデューティー比によって表現される。具体的には、マスタ10は通信バスBSに第1PWM信号と第2PWM信号を出力し、スレーブ100〜nの少なくともいずれかは、マスタ10が通信バスBSに出力するデューティー比が比較的大きい第1PWM信号(Low出力幅が比較的小さい信号。論理値1に対応)に、スレーブ100〜nの少なくともいずれかが所定のLow出力幅を重ねあわせることで、デューティー比が比較的小さい第2PWM信号(Low出力幅が比較的大きい信号。論理値0に対応)を生成する。第1PWM信号及び第2PWM信号は、いずれも、そのビットの先頭に立下りが発生するものとなる。通信バスBSで伝送される第1PWM信号及び第2PWM信号は、通信バスBSの抵抗の影響を受けるため、図2に示されるように、その立下りや立ち上がりはやや傾斜したものとなる。
通信システムCSは、通信バスBSにおいて第1PWM信号と第2PWM信号とが衝突した場合は、優性信号である第2PWM信号が調停勝ちするように設定されている。これにより、マスタ10又はスレーブ100〜nのうち、調停負けしたノードは直ちに信号の出力を停止し、調停勝ちしたノードのみが出力を継続することができる。
次に、図3を参照しながら、比較例に係る通信システムによる通信とその課題について説明する。この比較例に係る通信システムは、本発明の実施形態に係る通信システムCS同様に、周知のマスタースレーブ方式の通信プロトコルが適用された通信システムであり、優性信号(論理値0に対応)と劣性信号(論理値1に対応)のそれぞれを、2種類のデューティー比によって表現するものである。ただし、この比較例に係る通信システムは、出力する信号のLow出力幅の更新を行わない点で、通信システムCSと異なる。
通信システムCS及び比較例に係る通信システムのいずれも、製造誤差等により、マスターノードや各スレーブノードの特性に個体差が生じることがある。すなわち、ノードごとに、トランシーバICの内部の抵抗値等にばらつきが生じ、それに基づく影響が通信にも及ぶことになる。
例えば、マスターノードが出力する第1PWM信号に、スレーブノードAが所定のLow出力幅を重ねあわせることで第2PWM信号を生成する場合、遅延d1〜d5が生じうる。以下、この遅延d1〜d5について説明する。
まず、マスターノードから通信バスに出力された第1PWM信号を、スレーブノードAにおいて受信するまでの遅延d1が生じうる。すなわち、通信バスで伝送されているマスターノードからの第1PWM信号の信号レベルが、ある所定の閾値Xを下回ってから、スレーブノードAにおいて受信されるまでに、コンパレータ等の要因により遅延d1が生じうる。
また、スレーブノードAのトランシーバICが、マスターノードから通信バスに出力された第1PWM信号を検出し、第2PWM信号を出力するまでに遅延d2が生じうる。これは、当該トランシーバICのクロック周波数のばらつきによるものである。
スレーブノードAのトランシーバICの発信精度のばらつきにより、スレーブノードAのLow出力幅にも遅延d3が生じうる。また、信号がスレーブノードAのトランシーバICのアナログ回路を通過する際にも遅延d4が生じうる。さらに、トランシーバICのアナログ回路の性能のばらつきにより、当該アナログ回路によって設けられる遅延量にも遅延d5が生じうる。
一方、上記遅延d1〜d5が非常に小さいスレーブノードBの場合、スレーブノードBから通信バスに出力された第2PWM信号は、Low出力幅がスレーブノードAに比べて非常に小さいものとなる。この場合、第2PWM信号のデューティー比が大きくなり、第1PWM信号と第2PWM信号とで、Low出力幅の差が非常に小さい状態となる。
このように、第1PWM信号と第2PWM信号とでLow出力幅の差が小さくなることで、他のノードにおいて誤サンプリングが生じるおそれがある。このため、通信システムの通信精度が低下し、正確な制御が行われなくなるおそれがある。
このような課題に対し、本発明の実施形態に係る通信システムCSでは、各ノードは、メモリに格納されている目標幅を更新し、各ノードから出力する第1PWM信号又は第2PWM信号のLow出力幅を補正することで、誤サンプリングを防止している。以下、図4及び図5を参照しながら、通信システムCSによるPWM信号のLow出力幅の補正について説明する。ここでは、マスタ10が出力する第1PWM信号に、スレーブ100が所定のLow出力幅を重ねあわせることで、第2PWM信号を生成する場合について説明する。
まず、スレーブ100のトランシーバIC130が、マスタ10から通信バスBSに出力され、通信バスBSで伝送されている第1PWM信号を受信すると、PWM処理部131は、メモリ36に格納されている目標幅に基づいてPWM符号化を行う。PWM処理部131は、アナログ回路33を介して、第2PWM信号を通信バスBSへと出力する。
次に、スレーブ100のトランシーバIC130の更新処理部135は、自身が通信バスBSに出力して通信バスBSで伝送されている第2PWM信号を、通信バスBSから受信する。さらに、トランシーバIC130の更新処理部135は、この通信バスBSから受信した第2PWM信号のLow出力幅LWと、論理値0に相当する予め定められたLow出力幅であるLow出力基準幅LW1との差分LW2を計算する。
当該計算の結果、差分LW2が得られると、更新処理部135は、通信バスBSで伝送される第2PWM信号のLow出力幅が差分LW2だけ大きくなるように、メモリ36に格納されている目標幅を更新する。
更新処理部135による更新後、スレーブ100のトランシーバIC130が、メモリ36に格納されている更新後の目標幅に基づいてPWM符号化を行う。これにより、スレーブ100から通信バスBSに出力され、通信バスBSで伝送される第2PWM信号のLow出力幅が補正される。これにより、論理値0に相当する当該第2PWM信号は、論理値1に相当する第1PWM信号とは明確に異なるものとなる。
ここで、Low出力幅の補正のためにトランシーバIC130が通信バスBSから受信する信号は、トランシーバIC130自身が通信バスBSに出力し、伝送されているものでなければならない。すなわち、トランシーバIC130は、通信バスBSから受信する信号が、トランシーバIC130自身が出力したものであるか、他のノードのトランシーバICが出力したものであるかを判断する自他判断を実行する必要がある。
そこで、トランシーバIC130は、通信システムCSの通信プロトコルに基づいて上記自他判断を行っている。当該通信プロトコルでは、図5に示されるように、マスタ10からスレーブ100〜nのいずれかに第2PWM信号の出力を要求するための信号を出力する場合、その出力信号にスレーブ100〜nを特定するためのID情報を含むように設定されている。当該ID情報によって特定されるスレーブ100〜nのいずれかのノードは、これに対するレスポンスとして、第2PWM信号を出力するように構成されている。
この動作についてスレーブ100を例にとって説明する。スレーブ100は、無信号を示す期間の後にトランシーバIC130が受信する出力信号に含まれるID情報が、自身に該当するものであるか否かを判断する。そして、当該ID情報が、自身に該当するものであった場合は、その後に受信する第2PWM信号は自身によって出力されたものであると判断する。スレーブ100は、その場合のみ、メモリ36に格納されている目標幅を更新してLow出力幅の補正を行う。これにより、誤って他のスレーブやマスタ10が通信バスBSに出力した信号に基づいて、目標幅を更新してしまうことが無い。
このように、通信システムCSのスレーブ100は、種々の誤差要因の影響を受けながら通信バスBSで伝送されている第2PWM信号の状態に基づいて、自身が出力する第2PWM信号のLow出力幅をLow出力基準幅LW1に近づけるよう補正することが可能となる。これにより、第1PWM信号と第2PWM信号とを互いに明確に異なるものとすることができ、そのサンプリング精度を向上させることが可能となる。
次に、図6を参照しながら、本発明の実施形態の第1変形例について説明する。この第1変形例では、各ノードが通信バスBSから受信した信号が、そのノード自身が出力したものであるか、他のノードが出力したものであるかを判断する自他判断の方法が、前述の実施形態と異なるものである。
この第1変形例では、各ノードが信号を出力する期間が予め定められており、当該期間に基づいて上記自他判断を実行するものである。すなわち、車両の起動時に通信バスBSに出力される起動信号をトリガーとして、マスタ10、スレーブ100〜nと順次信号の出力を許可する期間をそれぞれに設定し、マスタ10及びスレーブ100〜nは、自身が出力を許可された期間に、目標幅の更新を許可されるものである。したがって、マスタ10及びスレーブ100〜nのトランシーバICは、誤って他のスレーブやマスタ10が通信バスBSに出力した信号に基づいて、メモリに格納されている目標幅を更新してしまうことが無い。また、このような処理を車両の起動時に行うことで、車両の走行に影響を与えることなく更新を行うことが可能となる。
次に、図7を参照しながら、本発明の実施形態の第2変形例について説明する。この第2変形例も、各ノードが通信バスBSから受信した信号が、そのノード自身が出力したものであるか、他のノードが出力したものであるかを判断する自他判断の方法が、前述の実施形態と異なるものである。
この第2変形例では、マスタ10及びスレーブ100〜nのそれぞれが、通信バスBSに信号を出力するのに先駆けて、自身が出力することを示す識別信号を出力する。この識別信号は、マスタ10がスレーブ100〜nに出力信号を送信する際に、マスタ10が出力するようにしてもよい。通信バスBSで識別信号が伝送されると、マスタ10及びスレーブ100〜nは、その識別信号を受信してから所定期間内は、その識別信号が特定するマスタ及びスレーブ100〜nのいずれかが信号を出力したものと判断し、自他判断を実行する。第2変形例は、このように通信バスBSに流れる識別信号に基づいて上記自他判断を実行するものである。したがって、マスタ10及びスレーブ100〜nのトランシーバICは、誤って他のスレーブやマスタ10が通信バスBSに出力した信号に基づいて、メモリに格納されている目標幅を更新してしまうことが無い。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
BS :通信バス
CS :通信システム
10 :マスターノード(ノード)
30,130:トランシーバIC(通信波形生成手段)
31,131:PWM処理部(出力手段)
35,135:更新処理部(受信手段、補正手段)
100,200,n:スレーブノード(ノード)

Claims (5)

  1. 第1PWM信号及び前記第1PWM信号よりもデューティー比の小さい第2PWM信号を用いる通信システム(CS)を構成する複数のノード(10,100〜n)それぞれに適用される通信波形生成装置(30,130)であって、
    前記第1PWM信号又は前記第2PWM信号を前記通信システムの通信バス(BS)に出力する出力手段(31,131)と、
    前記通信バスに出力された前記第1PWM信号又は前記第2PWM信号を受信する受信手段(35,135)と、
    前記出力手段が出力する前記第1PWM信号又は前記第2PWM信号を補正する補正手段(35,135)と、を備え、
    前記補正手段は、前記出力手段が出力し前記受信手段が受信した前記第1PWM信号又は前記第2PWM信号のLow出力幅(LW)と、予め定められたLow出力基準幅(LW1)との差分(LW2)に基づいて、前記出力手段が出力する前記第1PWM信号又は前記第2PWM信号のLow出力幅を補正することを特徴とする通信波形生成装置。
  2. 前記出力手段は、前記受信手段が受信した前記第1PWM信号に所定のLow出力幅を重ねあわせて前記第2PWM信号として前記通信バスに出力し、
    前記受信手段は、このように出力された前記第2PWM信号を受信するものであって、
    前記補正手段は、前記第2PWM信号が他の通信波形生成装置が出力したものであるか否かを特定する自他判別を実行し、当該自他判別の結果、他の通信波形生成装置が出力したものではない場合に、前記第2PWM信号のLow出力幅を補正することを特徴とする請求項1に記載の通信波形生成装置。
  3. 前記補正手段は、前記通信システムの通信プロトコルに基づいて前記自他判別を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信波形生成装置。
  4. 前記複数のノードを構成する少なくとも2以上のノードは、それぞれ予め定められた期間に前記第2PWM信号を前記通信バスに出力するように構成され、
    前記補正手段は、自身が出力を許可された期間に前記自他判別を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信波形生成装置。
  5. 前記複数のノードを構成する少なくとも2以上のノードは、前記通信バスへの前記第2PWM信号の出力に先駆けて自己を特定する識別信号を出力するように構成され、
    前記補正手段は、前記受信手段が自己を特定する前記識別信号を受信した後に前記第2PWM信号を受信した場合に前記自他判別を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信波形生成装置。
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