JP2015130613A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】マスタがパルスしか送信しない構成であっても、マスタからの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報であるかをスレーブが識別する必要をなくしつつ、スレーブに発生した異常に対して即時対応する。【解決手段】スレーブ3〜5は、異常を検出すると、補正要求をマスタ2側に送信することで、マスタ2側から補正情報を受信し、その受信した補正情報にしたがって当該異常を解消するための補正を実行する。終端以外のスレーブ3、4が異常を検出した場合には、自身よりも後段のスレーブとの通信を切断することで、異常を検出した終端以外のスレーブ3、4よりも後段のスレーブにおいて、マスタ2からの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報のパルスであるかを識別する必要がなくなる。【選択図】図1

Description

本発明は、マスタに対して複数のスレーブがデイジーチェーン接続されている通信システムに関する。
マスタに対して複数のスレーブがデイジーチェーン接続されている通信システムが供されている。この種の通信システムの1つとして、マスタが同期タイミングのパルスを所定周期でスレーブ側に送信し、スレーブがマスタ側から送信された同期タイミングのパルスを受信したことに追従してデータをマスタ側に送信する構成がある。この構成では、スレーブに異常(例えばスレーブクロックの異常等)が発生したときには、その異常を速やかに解消することが望まれている。例えば特許文献1には、マスタが同期フレームをスレーブ側に定期的に送信することで、マスタとスレーブとの間でクロックを同期させる手法が開示されている。
特開2011−211673号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている手法では、マスタが同期フレームを定期的にしか送信しないので、スレーブに発生した異常に対して即時対応することができない。又、マスタがパルスしか送信しない構成では、マスタが同期フレームを送信することができず、スレーブに発生した異常に対して対応することすらできない。この場合、マスタが同期タイミングのパルスとは別に補正情報を送信する構成が考えられるが、その場合、マスタからの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報であるかをスレーブが識別する必要がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、マスタに対して複数のスレーブがデイジーチェーン接続されている構成において、マスタがパルスしか送信しない構成であっても、マスタからの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報であるかをスレーブが識別する必要をなくしつつ、スレーブに発生した異常に対して即時対応することができる通信システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、マスタは、同期タイミングのパルスを所定周期でスレーブ側に送信する。スレーブは、マスタ側から送信された同期タイミングのパルスを受信したことに追従してデータをマスタ側に送信する。ここで、スレーブは、異常を検出すると、補正要求をマスタ側に送信し、自身が終端以外のスレーブである場合には自身よりも後段のスレーブとの通信を切断する。又、スレーブは、自身よりも後段のスレーブ側から送信された補正要求を受信すると、補正要求をマスタ側に送信する。マスタは、スレーブ側から送信された補正要求を受信すると、補正情報をスレーブ側に送信する。異常を検出したスレーブは、マスタ側から補正情報を受信すると、その受信した補正情報にしたがって当該異常を解消するための補正を実行し、自身が終端以外のスレーブである場合には自身よりも後段のスレーブとの通信を再接続する。又、自身よりも後段のスレーブ側から送信された補正要求を受信したスレーブは、補正要求をマスタ側に送信したことで、これ以降のマスタからの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報であるかを識別する。
即ち、スレーブは、異常を検出すると、補正要求をマスタ側に送信することで、マスタから補正情報を受信することができる。そして、その異常を検出したスレーブは、その受信した補正情報にしたがって当該異常を解消するための補正を実行することで、異常に対して即時対応することができる。この場合、マスタに対して複数のスレーブがデイジーチェーン接続されている構成では、複数のスレーブは、終端のスレーブと、終端以外のスレーブとに区分され、それらの何れでも異常を検出する可能性がある。
ここで、異常を検出したスレーブが終端のスレーブである場合、終端以外のスレーブは、その異常を検出した終端のスレーブ側から送信された補正要求を受信してマスタ側に送信する。その結果、終端以外のスレーブは、補正要求を受信してマスタ側に送信したことで、これ以降のマスタからの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報であるかを識別することができる。
一方、異常を検出したスレーブが終端以外のスレーブである場合、その異常を検出した終端以外のスレーブよりも前段のスレーブは、その異常を検出した終端以外のスレーブ側から送信された補正要求を受信してマスタ側に送信する。その結果、その異常を検出した終端以外のスレーブよりも前段のスレーブは、補正要求を受信してマスタ側に送信したことで、これ以降のマスタからの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報であるかを識別することができる。しかしながら、その異常を検出した終端以外のスレーブよりも後段のスレーブは、その異常を検出した終端のスレーブから補正要求を受信しない。そのため、その異常を検出した終端以外のスレーブよりも後段のスレーブは、これ以降のマスタからの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報であるかを識別することができない。
この点に鑑み、本発明では、異常を検出した終端以外のスレーブが、自身よりも後段のスレーブとの通信を切断するようにした。これにより、異常を検出した終端以外のスレーブよりも後段のスレーブにおいて、マスタからの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報であるかを識別する必要をなくすことができる。そして、異常を検出した終端以外のスレーブが、異常を解消するための補正を実行した後に、自身よりも後段のスレーブとの通信を再接続することで、異常を検出する前の状態に速やかに復帰することができる。即ち、スレーブが、マスタ側から送信された同期タイミングのパルスを受信したことに追従してデータをマスタ側に送信することができる。
本発明の第1の実施形態を示す全体構成図 タイミングチャート(その1) タイミングチャート(その2) 異常を検出したスレーブとスイッチ回路のオンオフと関係を示す図 タイミングチャート(その3) タイミングチャート(その4)
以下、本発明を車両に搭載される通信システムに適用した一実施形態について、図面を参照して説明する。通信システム1は、マスタ2と複数のスレーブ3〜5とがデイジーチェーン接続されて構成されている。スレーブ3〜5は、終端(マスタ2から最も離れている最後段の)以外のスレーブ3、4と、終端のスレーブ5とに区分される。図1では、終端以外のスレーブ3、4が2つの構成を例示しているが、終端以外のスレーブが1つの構成であっても良いし、3つ以上の構成であっても良い。マスタ2は、例えばエアバッグの作動を制御するECU(Electronic Control Unit)である。スレーブ3〜5は、例えばマスタ2がエアバッグの作動を制御するのに必要なデータ(計測したセンサ値、センサ値が正常であるか異常であるかを示す値等)を送信するセンサ等である。
通信システム1において、マスタ2は、データの取得タイミングを監視しており、データの取得タイミングになると、同期タイミングのパルス(データ送信要求)をスレーブ3〜5側に送信する。スレーブ3〜5は、マスタ2側から送信された同期タイミングのパルスを受信すると、その同期タイミングのパルスの受信を契機とし、それぞれ同期タイミングのパルスの受信から予め設定されている設定時間が経過した後にデータをマスタ2側に送信する。この場合、スレーブ3〜5がそれぞれデータを送信するタイミングが他と重複しないように設定時間を設定することで、それぞれのデータが衝突することなく、マスタ2がそれぞれのデータを混同することなく受信可能となる。マスタ2側からスレーブ3〜5側へのパルスは電圧で送信される。又、スレーブ3〜5側からマスタ2側へのデータや後述する補正要求は電流で送信される。
マスタ2は、発振器2aと、補正用発振器2bと、補正回路2cと、通常動作回路2dと、補正動作回路2eと、送信回路2fと、受信回路2gと、スレーブ異常検出回路2hとを有する。発振器2aは、コンデンサと抵抗とを含むCR回路から構成される発振器であり、マスタクロックを生成して補正回路2cに出力する(発振する)。補正用発振器2bは、例えば水晶振動子やセラミック振動子から構成される発振器であり、マスタクロックを補正するためのマスタ補正用クロックを生成して補正回路2cに出力する(発振する)。補正用発振器2bが生成するマスタ補正用クロックの発振周波数は発振器2aが生成するマスタクロックの発振周波数よりも精度が高い。
補正回路2cは、発振器2aからマスタクロックを入力すると、その入力したマスタクロックを、補正用発振器2bから入力したマスタ補正用クロックに追従するように補正し、その補正後のマスタクロックを発振器2aに出力する。発振器2aは、補正回路2cから補正後のマスタクロックを入力すると、その入力した補正後のマスタクロックを通常動作回路2d及び補正動作回路2eに出力する。
通常動作回路2dは、データの取得タイミング(監視タイミング)を監視しており、データの取得タイミングになると、同期タイミングのパルスを、発振器2aから入力したマスタクロックと共に送信回路2fに出力する。送信回路2fは、通常動作回路2dから同期タイミングのパルスをマスタクロックと共に入力すると、同期タイミングのパルスをマスタクロックにしたがってスレーブ3〜5側に送信する。受信回路2gは、同期タイミングのパルスが送信回路2fからスレーブ3〜5側に送信されたことに応じて当該スレーブ3〜5側から送信されたデータを受信する。マスタ2は、スレーブ3〜5が異常を検出していない場合には、以上のようにして同期タイミングのパルスをスレーブ3〜5側に送信し、スレーブ3〜5側から送信されたデータを受信する。
ここで、マスタ2は、スレーブ3〜5が異常を検出した場合には、以下の動作を行う。受信回路2gは、スレーブ3〜5側から送信された補正要求(スレーブが補正要求を送信する手順については後述する)を受信すると、異常検出をスレーブ異常検出回路2hに出力する。この場合、受信回路2gは、後述するようにスレーブクロックの補正要求、動作電圧の補正要求、送信電流の補正要求を識別可能に受信する。スレーブ異常検出回路2hは、受信回路2gから異常検出を入力すると、その入力した異常検出を通常動作回路2d及び補正動作回路2eに出力する。
補正動作回路2eは、スレーブ異常検出回路2hから異常検出を入力すると、補正情報のパルスを、発振器2aから入力したマスタクロックと共に送信回路2fに出力する。又、通常動作回路2dは、スレーブ異常検出回路2hから異常検出を入力すると、データの取得タイミングになっても、同期タイミングのパルスを送信回路2fに出力しない。送信回路2fは、補正動作回路2eから補正情報のパルスをマスタクロックと共に入力すると、補正情報のパルスをマスタクロックにしたがってスレーブ3〜5側に送信する。この場合、送信回路2fは、スレーブクロックの補正情報のパルス、動作電圧の補正情報のパルス、送信電流の補正情報のパルスを識別可能にスレーブ3〜5側に送信する。マスタ2は、スレーブ3〜5が異常を検出した場合には、以上のようにして補正情報のパルスをスレーブ3〜5側に送信する。
スレーブ3は、発振器3aと、電圧補正回路3bと、電流補正回路3cと、監視回路3dと、受信回路3eと、送信回路3fと、スイッチ回路3gと、補正検出回路3hとを有する。発振器3aは、上記したマスタ2の発振器2aと同様にコンデンサと抵抗とを含むCR回路から構成される発振器であり、スレーブクロックを生成して監視回路3dに出力する(発振する)。電圧補正回路3bは、スレーブ3の動作電圧の電圧値を監視回路3dに出力する。電流補正回路3cは、スレーブ3がデータを送信する際の送信電流の電流値を監視回路3dに出力する。受信回路3eは、マスタ2側から同期タイミングのパルスを受信すると、同期タイミングのパルスを受信した旨を送信回路3fに通知する。送信回路3fは、同期タイミングのパルスを受信した旨が受信回路3eから通知されると、データを、発振器3aから監視回路3dを介して入力したスレーブクロックにしたがってマスタ2側に送信する。スレーブ3は、異常を検出していない場合には、以上のようにしてマスタ2側から同期タイミングのパルスを受信すると、データをマスタ2側に送信する。
ここで、スレーブ3は、異常を検出した場合には、以下の動作を行う。監視回路3dは、発振器3aからスレーブクロックを入力すると、その入力したスレーブクロックの例えばロウレベルの時間幅やハイレベルの時間幅を予め設定されている正常幅と比較し、スレーブクロックが正常であるか否かを判定する。監視回路3dは、例えばロウレベルの時間幅やハイレベルの時間幅が正常幅に達していなかったり正常幅を越えていたりし、スレーブクロックの異常を検出すると、スレーブクロックの異常を示す異常検出を送信回路3fに出力する。又、監視回路3dは、電圧補正回路3bから動作電圧の電圧値を入力すると、その電圧値を予め設定されている正常範囲と比較し、その電圧値が正常であるか否かを判定する。監視回路3dは、その電圧値が正常範囲内でなく、動作電圧の異常を検出すると、動作電圧の異常を示す異常検出を送信回路3fに出力する。又、監視回路3dは、電流補正回路3cから送信電流の電流値を入力すると、その電流値を予め設定されている正常範囲と比較し、その電流値が正常であるか否かを判定する。監視回路3dは、その電流値が正常範囲内でなく、送信電流の異常を検出すると、送信電流の異常を示す異常検出を送信回路3fに出力する。即ち、監視回路3は、スレーブクロックの異常、動作電圧の異常、送信電流の異常の何れであるかを識別可能に異常検出を送信回路3fに出力する。又、監視回路3は、異常を検出すると、切替命令をスイッチ回路3gに出力する。
送信回路3fは、監視回路3dから異常検出を入力すると、異常が発生した旨を特定し、補正要求を発振器3aから監視回路3dを介して入力したスレーブクロックにしたがってマスタ2側に送信する。この場合、送信回路3fは、監視回路3dから入力した異常検出がスレーブクロックの異常を示す場合には、スレーブクロックの補正要求を送信する。又、送信回路3fは、監視回路3dから入力した異常検出が動作電圧の異常を示す場合には、動作電圧の補正要求を送信する。又、送信回路3fは、監視回路3dから入力した異常検出が送信電流の異常を示す場合には、送信電流の補正要求を送信する。
スイッチ回路3gは、監視回路3dから切替命令を入力することで、オンオフを切替え、スレーブ3よりも後段のスレーブ4、5との通信の接続又は切断を切替える。即ち、スレーブ3は、スイッチ回路3gがオンの状態(実線にて示す状態)にある場合には、後段のスレーブ4、5との通信を接続し、マスタ2側から受信したパルスの後段のスレーブ4、5側への送信を許可し、後段のスレーブ4、5から受信したデータや補正要求のマスタ2側への送信を許可する。一方、スレーブ3は、スイッチ回路3gがオフの状態(破線にて示す状態)にある場合には、後段のスレーブ4、5との通信を切断し、マスタ2側から受信したパルスの後段のスレーブ4、5側への送信を禁止し、後段のスレーブ4、5から受信したデータや補正要求のマスタ2側への送信を禁止する。
受信回路3eは、マスタ2側から補正情報のパルスを受信すると、補正情報を補正検出回路3hに出力する。補正検出回路3hは、受信回路3eから補正情報を入力すると、その補正情報がスレーブクロックの補正を示す補正情報である場合には、補正命令を発振器3aに出力する。又、補正検出回路3hは、その補正情報が動作電圧の補正を示す補正情報である場合には、補正命令を電圧補正回路3bに出力する。又、補正検出回路3hは、その補正情報が送信電流の補正を示す補正情報である場合には、補正命令を電流補正回路3cに出力する。
発振器3aは、補正検出回路3hから補正命令を入力すると、スレーブクロックの補正を実行し、補正後のスレーブクロックを監視回路3dに出力する(発振する)。電圧補正回路3bは、補正検出回路3hから補正命令を入力すると、動作電圧の補正を実行し、補正後の動作電圧の電圧値を監視回路3dに出力する。電流補正回路3cは、補正検出回路3hから補正命令を入力すると、送信電流の補正を実行し、補正後の送信電流の電流値を監視回路3dに出力する。スレーブ3は、異常を検出した場合には、以上のようにして補正要求をマスタ2側に送信し、マスタ2側から補正情報のパルスを受信し、異常を解消するための補正を実行することで、検出した異常を解消する。
スレーブ3と同じ終端以外のスレーブ4は、上記したスレーブ3と同様の構成である。即ち、スレーブ4は、発振器4aと、電圧補正回路4bと、電流補正回路4cと、監視回路4dと、受信回路4eと、送信回路4fと、スイッチ回路4gと、補正検出回路4hとを有する。これらの各機能ブロック4a〜4hは、スレーブ3の各機能ブロック3a〜3hと同等の機能を有する。一方、スレーブ3とは異なる終端のスレーブ5は、スイッチ回路3gが省略されている点を除いてスレーブ3と同様の構成である。即ち、スレーブ5は、発振器5aと、電圧補正回路5bと、電流補正回路5cと、監視回路5dと、受信回路5eと、送信回路5fと、補正検出回路5hとを有する。これらの各機能ブロック5a〜5f、5hは、スレーブ3の各機能ブロック3a〜3f、3hと同等の機能を有する。
次に、上記した構成の作用について、図2から図6を参照して説明する。ここでは、
(1)終端以外のスレーブ4がスレーブクロックの異常を検出した場合(図2参照)
(2)終端のスレーブ5がスレーブクロックの異常を検出した場合(図3参照)
について順次説明する。尚、本実施形態では、マスタ2側から送信される同期タイミングのパルスに対し、スレーブ3、スレーブ4、スレーブ5の順序でデータを送信する場合を説明するが、どのような順序でデータを送信しても良い。
(1)終端以外のスレーブ4がスレーブクロックの異常を検出した場合
マスタ2は、データの取得タイミングになると、同期タイミングのパルスを送信回路2fからスレーブ3〜5側に送信する(t1参照)。スレーブ3は、マスタ2側から送信された同期タイミングのパルスを受信回路3eにより受信すると、同期タイミングのパルスの受信から予め設定されている設定時間が経過した後に、データをスレーブクロックにしたがって送信回路3fからマスタ2側に送信する(t2参照)。スレーブ3から送信されたデータは、マスタ2に受信される。スレーブ4は、マスタ2側から送信された同期タイミングのパルスをスレーブ3を経由して受信回路4eにより受信すると、同期タイミングのパルスの受信から予め設定されている設定時間が経過した後に、データをスレーブクロックにしたがって送信回路4fからマスタ2側に送信する(t3参照)。スレーブ4から送信されたデータは、スレーブ3を経由してマスタ2に受信される。
ここで、スレーブ4は、スレーブクロックの異常を監視回路4dにより検出すると、データを送信回路4fからマスタ2側に送信したことに続いて、スレーブクロックの補正要求を送信回路4fからマスタ2側に送信する(t4参照)。スレーブ4から送信されたスレーブクロックの補正要求は、スレーブ3を経由してマスタ2に受信される。
スレーブ5は、マスタ2側から送信された同期タイミングのパルスをスレーブ3、4を経由して受信回路5eにより受信すると、同期タイミングのパルスの受信から予め設定されている設定時間が経過した後に、データをスレーブクロックにしたがって送信回路5fからマスタ2側に送信する(t5参照)。スレーブ5から送信されたデータは、スレーブ4、3を経由してマスタ2に受信される。そして、スレーブクロックの異常を検出したスレーブ4は、スレーブ5から受信したデータのマスタ2側への送信を完了すると、切替命令をスイッチ回路4gに出力し、スイッチ回路4gをオンからオフに切替え、後段のスレーブ5との通信を切断する(切り離す)(t6参照)。
マスタ2は、スレーブ3〜5側から送信されたデータを受信回路2gにより受信すると、その受信したデータを処理する。又、マスタ2は、スレーブ4から送信されたスレーブクロックの補正要求を受信回路2gにより受信すると、スレーブクロックの異常を検出し、スレーブクロックの補正情報のパルスを送信回路2fからスレーブ3〜5側に送信する(t7参照)。この場合、マスタ2側から送信されたスレーブクロックの補正情報のパルスは、スレーブ3に受信され、更にスレーブ3を経由してスレーブ4に受信される。一方、スレーブクロックの異常を検出したスレーブ4よりも後段のスレーブ5との通信を切断しているので、そのスレーブクロックの補正情報のパルスがスレーブ3、4を経由してスレーブ5に受信されることはない。
スレーブ3は、スレーブ4から受信したスレーブクロックの補正要求をマスタ2側に送信したことで、マスタ2側から送信されたパルスが、同期タイミングのパルスではなく、スレーブクロックの補正情報のパルスであると識別する。そして、スレーブ3は、マスタ2側から送信されたスレーブクロックの補正情報のパルスを受信回路3eにより受信すると、スレーブクロックの補正を実行しても良いし実行しなくても良い(t8参照)。スレーブクロックの異常を検出したスレーブ4は、マスタ2側から送信されたスレーブクロックの補正情報のパルスを受信回路4eにより受信すると、スレーブクロックの補正を実行する(t9参照)。そして、スレーブ4は、スレーブクロックの補正を完了すると、切替命令をスイッチ回路4gに出力し、スイッチ回路4gをオフからオンに切替え、切断した後段のスレーブ5との通信を再接続する(t10参照)。
これ以降、マスタ2は、データの取得タイミングになると、同期タイミングのパルスを送信回路2fからスレーブ3〜5側に送信する(t11参照)。スレーブ3〜5は、それぞれマスタ2側から送信された同期タイミングのパルスを受信回路3e〜5eにより受信すると、同期タイミングのパルスの受信から予め設定されている設定時間が経過した後に、データをスレーブクロックにしたがって送信回路3f〜5fからマスタ2側に送信する(t12〜t14参照)。
以上に説明した一連の動作を行うことで、終端以外のスレーブ4がスレーブクロックの異常を検出すると、そのスレーブクロックの異常を検出したスレーブ4は、補正要求をマスタ2側に送信することで、マスタ2側から送信された補正情報を受信することができる。そして、そのスレーブクロックの異常を検出したスレーブ4は、その受信した補正情報にしたがってスレーブクロックの補正を実行することで、スレーブクロック異常に対して即時対応することができる。又、スレーブ4よりも前段のスレーブ3は、スレーブ4から補正要求を受信してマスタ2側に送信したことで、これ以降のマスタ2からの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報のパルスであるかを識別することができる。又、スレーブ4よりも後段のスレーブ5との通信を一時的に切断することで、スレーブ4よりも後段のスレーブ5がマスタ2側からのパルスを受信することがなくなる。その結果、マスタ2からの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報のパルスであるかをスレーブ5が識別する必要をなくすことができる。
尚、スレーブ4と同じ終端以外のスレーブ3がスレーブクロックの異常を検出した場合も同様である、即ち、スレーブ3は、スレーブクロックの異常を検出し、後段のスレーブ4、5から受信したデータのマスタ2側への送信を完了すると、後段のスレーブ4、5との通信を切断する。そして、スレーブ3は、マスタ2側から送信されたスレーブクロックの補正情報のパルスを受信し、スレーブクロックの補正を完了すると、切断した後段のスレーブ4、5との通信を再接続する。
(2)終端のスレーブ5がスレーブクロックの異常を検出した場合
スレーブ5は、スレーブクロックの異常を監視回路5dにより検出すると、データを送信回路5fからマスタ2側に送信したことに続いて、スレーブクロックの補正要求を送信回路5fからマスタ2側に送信する(t25参照)。スレーブ5から送信されたスレーブクロックの補正要求は、スレーブ4、3を経由してマスタ2に受信される。この場合、スレーブ5は、終端(自身よりも後段のスレーブが存在しない)であり、スレーブ3、4のスイッチ回路3g、4gに相当する構成を有していないので、これ以降、上記したスレーブ4が行う動作(後段のスレーブ5との通信を切断したり再接続したりする)を行うことはない。
この場合、スレーブ3、4は、それぞれスレーブ5から受信したスレーブクロックの補正要求をマスタ2側に送信したことで、マスタ2側から送信されたパルスが、同期タイミングのパルスではなく、スレーブクロックの補正情報のパルスであると識別する。そして、スレーブ3、4は、それぞれマスタ2側から送信されたスレーブクロックの補正情報のパルスを受信回路3e、4eにより受信すると、スレーブクロックの補正を実行しても良いし実行しなくても良い(t27、t28参照)。スレーブクロックの異常を検出したスレーブ5は、マスタ2側から送信されたスレーブクロックの補正情報のパルスを受信回路5eにより受信すると、スレーブクロックの補正を実行する(t29参照)。
異常を検出したスレーブ3〜5と、スレーブ3、4のそれぞれのスイッチ回路3g、4gの動作とは、図4に示す関係となる。即ち、異常を検出したスレーブ3、4が、それぞれのスイッチ回路3g、4gのオンオフを切替える。又、以上は、スレーブ3〜5がスレーブクロックの異常を検出した場合を説明したが、スレーブ3〜5が動作電圧の異常を検出した場合には、図5及び図6に示すように、スレーブ3〜5は、動作電圧の補正要求をマスタ2側に送信し、マスタ2は、動作電圧の補正情報のパルスをスレーブ3〜5側に送信し、他は同様の動作を行う(t41〜t54、t61〜t73参照)。又、スレーブ3〜5が送信電流の異常を検出した場合にも、同様の動作を行う。
以上に説明したように本実施形態によれば、スレーブ3〜5は、異常を検出すると、補正要求をマスタ2側に送信するようにした。これにより、マスタ2側から補正情報を受信することができ、その受信した補正情報にしたがって当該異常を解消するための補正を実行することで、異常に対して即時対応することができる。又、終端以外のスレーブ3、4が異常を検出した場合には、自身よりも後段のスレーブとの通信を切断するようにした。これにより、異常を検出した終端以外のスレーブ3、4よりも後段のスレーブにおいて、マスタ2からの送信が同期タイミングのパルスであるか補正情報のパルスであるかを識別する必要をなくすことができる。
又、終端以外のスレーブ3、4が異常を検出した場合には、異常を検出したスレーブ3、4よりも後段のスレーブから受信したデータをマスタ2側に送信した後に当該自身よりも後段のスレーブとの通信を切断するようにした。これにより、後段のスレーブから送信されたデータがマスタ2に受信されることを保障することができる。又、スレーブクロックの異常、動作電圧の異常、送信電流の異常を検出するようにしたので、スレーブクロックの補正、動作電圧の補正、送信電流の補正を実行することができる。更に、精度が高い発振周波数を発振する発振器をスレーブ3〜5に設ける必要なく、スレーブクロックを補正することができ、その分、コスト高を抑制することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
車両に搭載される通信システムに適用した構成を説明したが、別の用途で使用される通信システムに適用することも可能である。
図面中、1は通信システム、2はマスタ、3〜5はスレーブである。

Claims (5)

  1. マスタ(2)に対して複数のスレーブ(3〜5)がデイジーチェーン接続され、前記マスタが同期タイミングのパルスを所定周期で前記スレーブ側に送信し、前記スレーブが前記マスタ側から送信された前記同期タイミングのパルスを受信したことに追従してデータを前記マスタ側に送信する通信システム(1)において、
    前記スレーブは、異常を検出すると、補正要求を前記マスタ側に送信し、自身が終端以外のスレーブである場合には自身よりも後段のスレーブとの通信を切断し、自身よりも後段のスレーブ側から送信された補正要求を受信すると、前記補正要求を前記マスタ側に送信し、
    前記マスタは、前記スレーブ側から送信された前記補正要求を受信すると、補正情報を前記スレーブ側に送信し、
    前記異常を検出したスレーブは、前記マスタ側から前記補正情報を受信すると、その受信した前記補正情報にしたがって当該異常を解消するための補正を実行し、自身が終端以外のスレーブである場合には自身よりも後段のスレーブとの通信を再接続し、
    前記自身よりも後段のスレーブ側から送信された補正要求を受信したスレーブは、前記補正要求を前記マスタ側に送信したことで、これ以降の前記マスタからの送信が前記同期タイミングのパルスであるか前記補正情報であるかを識別することを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載した通信システムにおいて、
    前記スレーブは、異常を検出すると、補正要求を前記マスタ側に送信し、自身が終端以外のスレーブである場合には自身よりも後段のスレーブから受信したデータを前記マスタ側に送信した後に当該自身よりも後段のスレーブとの通信を切断することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載した通信システムにおいて、
    前記スレーブは、スレーブクロックの異常を検出すると、スレーブクロックの補正要求を前記マスタ側に送信し、自身よりも後段のスレーブ側から送信されたスレーブクロックの補正要求を受信すると、前記スレーブクロックの補正要求を前記マスタ側に送信し、
    前記マスタは、前記スレーブ側から送信された前記スレーブクロックの補正要求を受信すると、スレーブクロックの補正情報を前記スレーブ側に送信することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1又は2に記載した通信システムにおいて、
    前記スレーブは、動作電圧の異常を検出すると、動作電圧の補正要求を前記マスタ側に送信し、自身よりも後段のスレーブ側から送信された動作電圧の補正要求を受信すると、前記動作電圧の補正要求を前記マスタ側に送信し、
    前記マスタは、前記スレーブ側から送信された前記動作電圧の補正要求を受信すると、動作電圧の補正情報を前記スレーブ側に送信することを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1又は2に記載した通信システムにおいて、
    前記スレーブは、データを送信する際の送信電流の異常を検出すると、送信電流の補正要求を前記マスタ側に送信し、自身よりも後段のスレーブ側から送信された送信電流の補正要求を受信すると、前記送信電流の補正要求を前記マスタ側に送信し、
    前記マスタは、前記スレーブ側から送信された前記送信電流の補正要求を受信すると、送信電流の補正情報を前記スレーブ側に送信することを特徴とする通信システム。
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