JP2018106513A - 検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のマイコンの独立性の低下を抑制しつつ、検出対象が同一の異なるセンサから同期した測定データを検出可能な検出装置を提供する。【解決手段】センサS1,S2へサンプリングタイミングを指示するトリガ信号を予め設定された周期で生成し、生成した前記トリガ信号をセンサS1,S2へ送信して、トリガ信号に応じてセンサS1,S2から送信された測定データを検出する複数のマイコン1,2を備える。複数のマイコン1,2は、それぞれ、測定対象が同一の異なるセンサS1,S2へトリガ信号を送信するように構成されており、マイコン2は、マイコン1から送信されたトリガ信号を監視し、マイコン1,2のトリガ信号の送信タイミングが一致するように、マイコン2のトリガ信号の送信タイミングを調整するように構成されている。【選択図】図1

Description

本開示は、複数のセンサから同期した測定データを複数のマイコンで検出する技術に関する。
近年、車両の安全に対する要求の高まりをうけて、各システムに機能安全という設計が要求されるようになっている。特に厳しい機能安全が要求されるシステムでは、マイコンを複数設けて、冗長性を高くしている。
例えば、特許文献1に記載の動力操舵システムは、複数のマイコンを載置した基板を有し、一部のマイコンを制御用マイコンとして使用し、他のマイコンを制御用マイコンの入出力又は演算等の監視用マイコンとして使用している。制御用マイコンと監視用マイコンは、同じセンサによる測定データを用いて同じ演算処理を行っている。そして、監視用マイコンは、制御用マイコンとの通信により制御用マイコンの演算結果を取得し、制御用マイコンの演算結果と自身の演算結果とを比較して、異常判断を行っている。
特開2005−1607号公報
上記動力操舵システムにおいて、測定対象が同一のセンサを複数設け、制御用マイコンと監視用マイコンとで、測定対象が同一の異なるセンサを管理するようにして、冗長性を更に高くすることが考えられる。その場合、制御用マイコンと監視用マイコンとで、同期したタイミングで測定データを検出する必要があることがある。しかしながら、マイコン間通信により測定データの検出を同期させようとすると、タイミングが合わせづらい上に、マイコン同士の結合度が上がってしまい、各マイコンの独立性が低下するという問題がある。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、複数のマイコンの独立性の低下を抑制しつつ、測定対象が同一の異なるセンサから同期した測定データを検出可能な検出装置を提供する。
本開示は、検出装置であって、センサ(S1,S2)へサンプリングタイミングを指示するトリガ信号を予め設定された周期で生成し、生成した前記トリガ信号をセンサへ送信して、トリガ信号に応じてセンサから送信された測定データを検出する複数のマイコン(1,1A,2)を備える。複数のマイコンは、それぞれ、測定対象が同一の異なるセンサへトリガ信号を送信するように構成されている。そして、複数のマイコンのうちの所定のマイコンを除いた他のマイコンは、所定のマイコンから送信されたトリガ信号を監視し、各マイコンのトリガ信号の送信タイミングが一致するように、自身のトリガ信号の送信タイミングを調整するように構成されている。
本開示によれば、所定のマイコンを除いた他のマイコンにより、所定のマイコンから送信されたトリガ信号が監視され、各マイコンのトリガ信号の送信タイミングが一致するように、他のマイコンのトリガ信号の送信タイミングが調整される。よって、複数のマイコンにより、測定対象が同一の異なるセンサから同期した測定データが検出される。また、マイコン同士で通信を行うことなく、所定のマイコンから送信されたトリガ信号を監視するだけであるため、マイコン同士の結合度が上がることも抑制される。したがって、複数のマイコンの独立性の低下を抑制しつつ、複数のマイコンにより異なるセンサから同期した測定データを検出することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態に係るステアリングシステムの概略構成を示す図である。 第1実施形態に係る第1マイコンが実行する通信処理の処理手順を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る第2マイコンが実行する監視処理の処理手順を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る第2マイコンが実行する通信処理の処理手順を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る第1マイコン及び第2マイコンが受信する通信フレームを示す図である。 第2実施形態に係るステアリングシステムの概略構成を示す図である。 第2実施形態に係る第1マイコンが実行する監視処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る第1マイコンが実行する通信処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る第2マイコンが実行する監視処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る第2マイコンが実行する通信処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る第1マイコン及び第2マイコンが受信する通信フレームを示す図である。
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。
(第1実施形態)
本実施形態に係る検出装置は、ステアリングシステムにおいて、モータを制御するために用いる測定データを検出することを想定している。
<構成>
まず、本実施形態に係るステアリングシステム100の構成について、図1を参照して説明する。ステアリングシステム100は、モータ50と、駆動部51,52と、ECU30と、センサS1#1〜#Nと、センサS2#1〜#Nと、を備える、冗長系のシステムである。
モータ50は、三相のブラシレスモータである。モータ50は、電動パワーステアリングのステアリング軸60にアシストトルクを付与し、ドライバによるステアリング操作をアシストする。駆動部51,52は、それぞれ、モータ50を駆動する三相のインバータ回路である。
ECU30は、マイコン1と、マイコン2と、を備える。マイコン1及びマイコン2は、それぞれ、CPU、ROM、RAM、半導体メモリ、及びI/O等を備えた周知のマイクロコンピュータである。そして、マイコン1は駆動部51を制御し、マイコン2は駆動部52を制御する。マイコン1,2は、冗長系を構成しており、どちらか一方だけでも、モータ50の駆動を制御できるようになっている。本実施形態では、ECU30が検出装置に相当する。また、マイコン1が第1マイコンに相当し、マイコン2が第2マイコンに相当する。
センサS1#1〜#Nは、それぞれ、ステアリングシステム100の各種物理量を測定するセンサであり、SENT通信線でマイコン1に接続されている。そして、センサS1#1〜#Nにより測定された測定データは、マイコン1によるモータ50の駆動の制御に用いられる。また、センサS2#1〜#Nは、それぞれ、センサS1#1〜#Nと、測定対象が同一のセンサであり、SENT通信線でマイコン2に接続されている。つまり、センサS1#1〜#N,S2#1〜#Nは、冗長系を構成している。センサS2#1〜#Nにより測定された測定データは、マイコン2によるモータ50の駆動の制御に用いられる。
ここで、SENT通信は、通信規格SAEJ2716に準拠した通信である。SENT通信は、マイコン1,2と各センサとの調歩を行う同期パルス、及び4ビット×6データ=24ビットの測定データを含む通信フレームを伝送する。データは、4ビット毎に、通信線の電圧立下りエッジから次の立下りエッジまでの時間間隔として表される。そのため、1つの通信フレームの長さは、伝送する測定データの内容によって変化する。さらに、SENT通信では、マイコン1,2から各センサへ、サンプリングタイミングを指示するトリガ信号ST1,ST2を送信することで、各センサにサンプリング及び測定データの送信を要求することができる。トリガ信号ST1,ST2も、立下りエッジで構成されている。なお、SENTは、Single Edge Nibble Transmissionの略である。
また、センサS1#〜N,S2#1〜Nのうち、センサS1#N(以下、センサS1)とセンサS2#N(以下、センサS2)は、マイコン1とマイコン2とで、測定データを同期して検出する必要があるセンサである。本実施形態では、センサS1,S2は、ステアリング軸60に入力されるトルクを測定するトルクセンサである。センサS1,S2は、ステアリング軸60の回転角度を測定する角度センサや、その他のセンサでもよい。
マイコン1,2は、それぞれ、制御部11,21、時計部12,22、記憶部13,23の機能を備える。さらに、マイコン2は、監視部24の機能も備える。マイコン1,2は、ソフトウェア又はハードウェアを用いて、各機能を実現している。
制御部11には、信号線15でセンサS1が接続されており、制御部21には信号線25でセンサS2が接続されている。また、監視部24には、信号線15に接続された信号線16が接続されている。
制御部11,21は、測定データの送信を要求するトリガ信号ST1,ST2を予め設定された周期Taで生成して、生成したトリガ信号をセンサS1,S2へ送信する。時計部12,22は、周期Taを計測する。記憶部13,23は、検出された測定データを記憶する。ここで、センサS1,S2の検出タイミングを同期させるために、マイコン1とマイコン2との間で通信を行うとマイコン1とマイコン2との結合度が上がってしまう。その結果、例えば、マイコン1が故障して停止すると、マイコン2はともずれで停止してしまう事象がある。そこで、監視部24は、測定データの検出タイミングを同期させるために、制御部11から送信されたトリガ信号ST1を、信号線16介して監視する。そして、記憶部23は、トリガ信号ST1の送信タイミングTm1を記憶し、制御部21は、トリガ信号ST1の送信タイミングTm1に合わせて、トリガ信号ST2の送信タイミングTm2を調整する。
<処理>
次に、マイコン1が実行する通信処理の処理手順について、図2のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、マイコン1が、所定間隔で繰り返し実行する。
まず、ステップS10では、前回のトリガ信号ST1の送信タイミングTm1から周期Ta経過したタイミングを、トリガ信号ST1の送信タイミングTm1としてセットする。
続いて、ステップS20では、ステップS10でセットした送信タイミングTm1になったか否か判定する。ステップS20において、送信タイミングTm1になっていない場合は、送信タイミングTm1になるまで待機する。一方、ステップS20において、送信タイミングTm1になっている場合は、ステップS30へ進み、信号線15を介して、センサS1へトリガ信号S1を送信する。
続いて、ステップS40では、トリガ信号ST1に応じてセンサS1から送信された通信フレームFcの受信を完了したか否か判定する。この通信フレームFcは、図5に示すように、トリガ信号S1と、トリガ信号S1に続けて送信された通信データとから構成されている。通信データには、同期パルス、及び、センサS1を構成するセンサのペアにより測定された測定データが含まれている。
ステップS40において、通信フレームFcの受信を完了していない場合は、完了するまで待機する。また、ステップS40において、通信フレームFcの受信を完了している場合は、ステップS50へ進む。
ステップS50では、受信した測定データを解析する。具体的には、測定データの正しさをチェックしたり、測定データの時間変化量を算出したりする。続いて、ステップS60では、測定データ及びその解析値を公開する。具体的には、測定データ及びその解析値を、RAMに格納し、ECU30の他のタスクや他のECUから参照可能な状態にする。以上で、本処理を終了する。
次に、マイコン2が実行する監視処理の処理手順について、図3のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、マイコン2が、所定間隔で繰り返し実行する。
まず、ステップS100では、トリガ信号ST1を監視する。具体的には、信号線16を介して、マイコン1から送信されたトリガ信号ST1を受信し、トリガ信号ST1の送信タイミングTm1及びトリガ信号ST1のパルス幅W1を検出して記録する。さらに、トリガ信号ST2の送信タイミングTm2も記録する。
続いて、ステップS110では、S100で記録したトリガ信号ST1の送信タイミングTm1とトリガST2の送信タイミングTm2とに、時間差があるか否か判定する。このとき、送信タイミングTm1と送信タイミングTm2とが完全に一致していなくても、その差分ΔTが差分閾値以内の場合には、一致している、つまり、時間差なしと見なすとよい。差分閾値は、周期Taと比べて十分に短い時間に予め設定されている。
ステップS110において、時間差がないと判定された場合は、本処理を一旦終了する。一方、ステップS110において、時間差ありと判定された場合は、ステップS120へ進む。
ステップS120では、ステップS100で記録した送信タイミングTm1と送信タイミングTm2との差分ΔTを調整時間ATとして算出する。具体的には、ΔT=Tm2−Tm1=ATとし、送信タイミングTm2の方が遅い場合に、調整時間ATの値を正とする。ただし、トリガ信号ST1,ST2は周期的に送信されているので、トリガ信号ST1とトリガ信号ST2とが一致していない場合、トリガ信号ST2に対して進んでいるトリガ信号ST1と、遅れているトリガ信号ST1とが存在する。ここでは、トリガ信号ST2に対して最も近いトリガ信号ST1との差分ΔTを用いる。よって、差分ΔTは、周期Taの半分以下の値となる。
また、ステップS120では、ステップS100で記録した送信タイミングTm1及びパルス幅W1の値から、マイコン1の実行状態を監視する。マイコン1の実行状態に異常が生じると、トリガ信号ST1が抜けたり、トリガ信号ST1のパルス幅W1が変化したりする。よって、送信タイミングTm1及びパルス幅W1の値から、マイコン1の実行状態を監視し、異常を検出した場合には、調整時間ATを「0」にする。これにより、送信タイミングTm2の調整が停止される。この後、本処理を一旦終了する。
次に、マイコン2が実行する通信処理の処理手順について、図4のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、マイコン2が、所定間隔で繰り返し実行する。
まず、ステップS200では、ステップS120で算出した調整時間ATを用いて、トリガ信号ST2の送信タイミングTm2をセットする。具体的には、図5に示すように、前回の送信タイミングTm2+周期Ta−調整時間ATを、今回の送信タイミングTm2とする。つまり、図5に示すように、前回の送信タイミングTm2が、前回の送信タイミングTm1よりも遅れていた場合は、今回の送信タイミングTm2を、周期Taで決まるタイミングよりも、調整時間ATの分だけ早くしたタイミングに補正する。このとき、前回の送信タイミングTm2から今回の送信タイミングTm2までの時間差Tbは、周期Taよりも短い期間となる。
あるいは、ステップS200では、1回の処理で調整時間ATの分を全て補正しないで、徐々に、送信タイミングTm1に送信タイミングTm2を近づけるようにしてもよい。差分ΔTを一度に縮めようとすると、送信タイミングTm2を進めすぎてしまったり遅らせすぎてしまったりして、送信タイミングTm1と送信タイミングTm2とを安定した一致状態にすることが困難なことがある。よって、徐々に、差分ΔTを縮めるようにしてもよい。
具体的には、調整時間ATに対して所定の関係式で定まる時間ずつ、送信タイミングTm2を調整するようにしてもよい。つまり、所定の関係式をfとすると、前回の送信タイミングTm2+周期Ta−f(AT)を、今回の送信タイミングTmとしてもよい。f(AT)は、例えば、一定時間でもよいし、予め設定された比率をrとして、f(AT)=AT×rでもよい。
さらに、図5に示すように、今回の送信タイミングTm2を、周期Taで決まるタイミングよりも早いタイミングとする場合、タイミングを早くしすぎると、前回の送信タイミングTm2で送信された通信フレームFcに、今回の送信タイミングTm2で送信される通信フレームFcが重なることになる。そこで、前回の調整前の送信タイミングTm2と、今回の調整後の送信タイミングTm2との時間差Tbが、通信フレームFcの最大許容時間よりも長くなるように、今回の送信タイミングTm2をセットする。SENT通信の通信フレームFcの長さは、送信する通信データの内容によって変化する。通信フレームFcの最大許容時間とは、通信フレームFcが取り得る最大の長さを表す。
続いて、ステップS210〜S250では、トリガ信号ST1をトリガ信号STにして図2のステップS20〜S60と同様の処理を行う。よって、説明を省略する。以上で本処理を終了する。
<効果>
以上説明した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)マイコン2が、マイコン1から送信されたトリガ信号ST1の送信タイミングTm1を監視し、トリガ信号ST2の送信タイミングTm2を調整することにより、送信タイミングTm1と送信タイミングTm2とを一致させることができる。ひいては、マイコン1とマイコン2の独立性の低下を抑制しつつ、マイコン1とマイコン2とで異なるセンサS1,S2から同期した測定データを検出することができる。
(2)トリガ信号ST2の送信タイミングTm2を調整時間ATの分だけ調整することで、送信タイミングTm2を、送信タイミングTm1に一致させることができる。
(3)送信タイミングTm1と送信タイミングTm2の差分ΔTを徐々に縮めて一致させる場合には、送信タイミングTm1と送信タイミングTm2とを安定した一致状態にすることができる。特に、送信タイミングTm2を、処理周期の都度、一定時間ずつ調整する場合は、制御が容易である。また、送信タイミングTm2を、処理周期の都度、調整時間ATに比率rを乗算した時間ずつ調整する場合は、差分ΔTを一定の比率rで縮めることができるので、送信タイミングTm1と送信タイミングTm2とをより安定した一致状態にすることができる。
(4)送信タイミングTm1と送信タイミングTm2とが完全に一致していなくても、差分閾値以内の場合には、一致していると見なすことで、送信タイミングTm2を進めすぎてしまったり遅らせすぎてしまったりすることが抑制される。ひいては、送信タイミングTm1と送信タイミングTm2とを安定した一致状態にすることができる。
(5)前回の調整前の送信タイミングTm2と、今回の調整後の送信タイミングTm2との時間差Tbが、通信フレームFcの最大許容時間よりも長くされる。よって、前回送信された通信フレームFcに、今回送信する通信フレームFcが重なることを回避できる。
(6)センサS1#1〜#N,S2#1〜#Nとマイコン1,2との間の通信を、SENT通信としたことにより、信頼性の高い高精度なデータ通信を実現できる。
(第2実施形態)
<第1実施形態との相違点>
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
前述した第1実施形態に係る検出装置であるECU30は、マイコン2がトリガ信号ST1の送信タイミングTm1を監視し、送信タイミングTm1と一致するように、送信タイミングTm2を調整した。これに対し、第2実施形態に係る検出装置であるECU30Aは、図6に示すように、マイコン1Aとマイコン2が互いのトリガ信号の送信タイミングを監視し、互いの送信タイミングが一致するように、互いに、自身の送信タイミングを調整する。つまり、マイコン2が送信タイミングTm1を監視して、送信タイミングTm2を送信タイミングTm1に近づけるように調整するとともに、マイコン1Aが送信タイミングTm2を監視して、送信タイミングTm1を送信タイミングTm2に近づけるように調整する。
よって、図6に示すように、マイコン1Aは、マイコン1の構成に加えて、マイコン2と同様に、監視部14を備える。監視部14には、信号線25に接続された信号線26が接続されている。監視部14は、測定データの検出タイミングを同期させるために、制御部21から送信されたトリガ信号ST2を、信号線26を介して監視する。
<処理>
次に、マイコン1Aが実行する監視処理の処理手順について、図7のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、マイコン1Aが所定間隔で繰り返し実行する。
まず、ステップS300では、トリガ信号ST2を監視する。具体的には、信号線26を介して、マイコン2から送信されたトリガ信号ST2を受信し、トリガ信号ST2の送信タイミングTm2及びパルス幅W2を検出して記録する。さらに、トリガ信号ST1の送信タイミングTm1も記録する。
続いて、ステップS310では、ステップS110と同様に、ステップS300で記録した送信タイミングTm1と送信タイミングTm2とに、時間差があるか否か判定する。ステップS310において、時間差がないと判定された場合は、本処理を一旦終了する。一方、ステップS310において、時間差ありと判定された場合は、ステップS320へ進む。
ステップS320では、送信タイミングTm1と送信タイミングTm2との差分ΔTの半分ΔT/2を、調整時間ATとして算出する。具体的には、ΔT/2=(Tm2−Tm1)/2=ATとし、送信タイミングTm2の方が遅い場合に、調整時間ATの値を正とする。
また、ステップS320では、ステップS120と同様に、ステップS300で記録した送信タイミングTm2とパルス幅W2の値から、マイコン2の実行状態を監視し、異常を検出した場合には、調整時間ATを「0」にする。これにより、送信タイミングTm1の調整が停止される。そして、本処理を一旦終了する。
次に、マイコン1Aが実行する通信処理の処理手順について、図8のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、マイコン1Aが所定間隔で繰り返し実行する。
まず、ステップS400では、ステップS320で算出した調整時間ATを用いて、トリガ信号ST1の送信タイミングTm1をセットする。具体的には、図11に示すように、前回の送信タイミングTm1+周期Ta+調整時間ATを、今回の送信タイミングTm1とする。つまり、図11に示すように、前回の送信タイミングTm1が、前回の送信タイミングTm2よりも進んでいた場合は、今回の送信タイミングTm1を、周期Taで決まるタイミングよりも、調整時間ATの分だけ遅くしたタイミングに補正する。あるいは、ステップS400では、ステップS200と同様に、調整時間ATに対して所定の関係式で定まる時間ずつ、送信タイミングTm1を調整するようにしてもよい。
続いて、ステップS410〜S450では、図2のステップS20〜S60と同様の処理を行う。よって、説明を省略する。以上で、本処理を終了する。
次に、マイコン2が実行する監視処理の処理手順について、図9のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、マイコン2が所定間隔で繰り返し実行する。
まず、ステップS500〜S510では、図3のステップS100〜S110と同様の処理を行う。よって、説明を省略する。
続いて、ステップS520では、図7のステップS320と同様に、ステップS500で記録した送信タイミングTm1と送信タイミングTm2との差分ΔTの半分ΔT/2を、調整時間ATとして算出する。具体的には、ΔT/2=(Tm2−Tm1)/2=ATとし、送信タイミングTm2の方が遅い場合に、調整時間ATの値を正とする。
また、ステップS520では、ステップS120と同様に、ステップS500で記録した送信タイミングTm1とパルス幅W1の値から、マイコン1の実行状態を監視し、異常を検出した場合には、調整時間ATを「0」にする。これにより、送信タイミングTm2の調整が停止される。そして、本処理を一旦終了する。
次に、マイコン2が実行する通信処理の処理手順について、図10のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、マイコン2が所定間隔で繰り返し実行する。
まず、ステップS600では、ステップS520で算出した調整時間ATを用いて、トリガ信号ST2の送信タイミングTm2をセットする。具体的には、図11に示すように、前回の送信タイミングTm2+周期Ta−調整時間ATを、今回の送信タイミングTm2とする。つまり、図11に示すように、前回の送信タイミングTm2が、前回の送信タイミングTm1よりも遅れていた場合は、今回の送信タイミングTm2を、周期Taで決まるタイミングよりも、調整時間ATの分だけ早くしたタイミングに補正する。あるいは、ステップS600では、ステップS200と同様に、調整時間ATに対して所定の関係式で定まる時間ずつ、送信タイミングTm2を調整するようにしてもよい。
続いて、ステップS610〜S650では、図4のステップS210〜S250と同様の処理を行う。よって、説明を省略する。以上で、本処理を終了する。
<効果>
以上説明した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(3)〜(6)に加え、以下の効果が得られる。
(7)マイコン1Aとマイコン2が、互いに、相手から送信されたトリガ信号を監視し、自身のトリガ信号の送信タイミングを調整することにより、送信タイミングTm1と送信タイミングTm2とを一致させることができる。ひいては、マイコン1Aとマイコン2の独立性の低下を抑制しつつ、マイコン1Aとマイコン2とで異なるセンサS1,S2から同期した測定データを検出することができる。
(8)送信タイミングTm1と送信タイミングTm2を、それぞれ、差分ΔTの半分である調整時間ATずつ調整することで、送信タイミングTm1と送信タイミングTm2を互いに近づけ、一致させることができる。
(9)マイコン1,2は、互いに、相手のマイコンから送信されたトリガ信号の送信タイミング及びトリガ信号のパルス幅を測定することで、相手のマイコンの実行状態を監視することができる。
(10)マイコン1,2は、相手のマイコンの異常を検出した場合には、トリガ信号の送信タイミングの調整を停止する。これにより、一方のマイコンの異常を検出した他方のマイコンでは、設定された周期Taで測定データを検出することができる。ひいては、ECU30Aは、一方のマイコンで検出された測定データを用いることができなくなっても、他方のマイコンで検出された測定データを用いて、モータ50を制御することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(a)第2実施形態では、マイコン1,2の調整時間ATをΔT/2ずつとしたが、これに限定されるものではなく、マイコン1,2の調整時間ATは、ΔTの所定の割合とすればよい。例えば、マイコン1の調整時間ATをΔT×0.6、マイコン2の調整時間ATをΔT×0.4としてもよい。
(b)上記実施形態では、ステアリングシステムに検出装置を適用することを想定しているが、他のシステムに適用してもよい。例えば、エンジンシステムに検出装置を適用してもよい。エンジンを制御するエンジンECUを、マイコン1,2を備える構成とし、クランク角センサ等のエンジン制御に測定データを用いるセンサを冗長系とすればよい。
(c)上記実施形態では、ECU30は、2つのマイコン1,2を備えているが、3つ以上のマイコンを備えていてもよい。その場合、1つの所定のマイコンから送信されたトリガ信号を他のマイコンが監視すればよい。そして、他のマイコンは、自身のトリガ信号の送信タイミングを、所定のマイコンから送信されたトリガ信号の送信タイミングと一致するように調整すればよい。
(d)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(e)上述した検出装置の他、当該検出装置を構成要素とするシステム、当該検出装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、測定データの検出方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1,1A,2…マイコン、30,30A…ECU。

Claims (13)

  1. センサ(S1,S2)へサンプリングタイミングを指示するトリガ信号を予め設定された周期で生成し、生成した前記トリガ信号を前記センサへ送信して、前記トリガ信号に応じて前記センサから送信された測定データを検出する複数のマイコン(1,1A,2)を備え、
    前記複数のマイコンは、それぞれ、測定対象が同一の異なる前記センサへ前記トリガ信号を送信するように構成されており、
    前記複数のマイコンのうちの所定のマイコンを除いた他のマイコンは、前記所定のマイコンから送信された前記トリガ信号を監視し、各マイコンの前記トリガ信号の送信タイミングが一致するように、自身の前記トリガ信号の送信タイミングを調整するように構成されている、検出装置。
  2. 前記複数のマイコンとして、第1マイコン(1,1A)と、第2マイコン(2)とを備え、
    前記第1マイコンにより生成される前記トリガ信号を第1トリガ信号、前記第2マイコンにより生成される前記トリガ信号を第2トリガ信号として、
    前記第2マイコンは、前記第1マイコンから送信された前記第1トリガ信号を監視し、前記第1トリガ信号と前記第2トリガ信号の送信タイミングが一致するように、前記第2トリガ信号の送信タイミングを調整するように構成されている、請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記第1マイコン及び前記第2マイコンは、互いに、相手から送信された前記トリガ信号を監視し、前記第1トリガ信号と前記第2トリガ信号の送信タイミングが一致するように、それぞれ、自身の前記トリガ信号の送信タイミングを調整するように構成されている、請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記第2マイコンは、前記第1トリガ信号と前記第2トリガ信号の送信タイミングの差分を調整時間とし、前記第2トリガ信号の送信タイミングを前記調整時間の分だけ補正して調整するように構成されている、請求項2に記載の検出装置。
  5. 前記第1マイコン及び前記第2マイコンは、それぞれ、前記第1トリガ信号と前記第2トリガ信号の送信タイミングの差の半分を調整時間とし、自身の前記トリガ信号の送信タイミングを前記調整時間の分だけ補正して調整するように構成されている、請求項3に記載の検出装置。
  6. 前記マイコンは、自身の前記トリガ信号の送信タイミングを調整する際に、前記調整時間に対して所定の関係式で定まる時間ずつ、前記送信タイミングを補正して、前記第1トリガ信号と前記第2トリガ信号の送信タイミングを徐々に一致させるように構成されている、請求項4又は5に記載の検出装置。
  7. 前記所定の関係式で定まる時間は、一定時間である、請求項6に記載の検出装置。
  8. 前記所定の関係式で定まる時間は、前記調整時間に予め設定された比率を乗算した量である、請求項6に記載の検出装置。
  9. 前記マイコンは、前記第1トリガ信号と前記第2トリガ信号の送信タイミングの差分が予め設定された差分閾値以内の場合には、前記第1トリガ信号と前記第2トリガ信号の送信タイミングが一致していると見なすように構成されている、請求項2〜8のいずれか1項に記載の検出装置。
  10. 前記トリガ信号及び前記トリガ信号に応じた前記測定データが格納されたフレームを通信フレームとし、
    前記マイコンは、自身の前記トリガ信号の送信タイミングを調整する際に、直近の調整前の前記送信タイミングと、今回の調整後の前記送信タイミングとの時間差を、前記通信フレームの最大許容時間よりも長くするように構成されている、請求項2〜9のいずれか1項に記載の検出装置。
  11. 前記第1マイコン及び前記第2マイコンは、互いに、相手から送信された前記トリガ信号の送信タイミング及びパルス幅を検出することで、相手のマイコンの実行状態を監視するように構成されている、請求項2〜10のいずれか1項に記載の検出装置。
  12. 前記第1マイコン及び前記第2マイコンは、相手のマイコンの異常を検出した場合に、前記送信タイミングの調整を停止するように構成されている、請求項11に記載の検出装置。
  13. 前記センサと前記マイコンとの間の通信は、SENT通信である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の検出装置。
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