JP2016066851A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、瞳分割画素203Aもしくは瞳分割画素204Bの信号から成る画像を瞳分割画像、全開口信号gから成る画像を全開口画像と呼ぶこととする。瞳分割画素203Aから得られる第1の瞳分割画像と瞳分割画素204Aから得られる第2の瞳分割画像(複数の画像)は、前述したようにそれぞれ独立して取得することができる。したがって、該第1の瞳分割画像および第2の瞳分割画像を、撮像部102により同じタイミングで撮像し、取得することができる。
適正露光量ΔBvの算出方法については、従来のAE技術と同じく輝度値のブロック積分による重み計算等の公知の手法を用いればよく、例えば、特許第4708578号、特開2008−70562号公報に記載の手法を用いればよい。
ステップS904において、シェーディング量算出部804は、前述で説明した瞳分割画素におけるシェーディングを量で示したSHD_Lvを算出する。すなわち、シェーディング量算出部804(シェーディング量算出手段)は、1つのマイクロレンズに含まれる複数の光電変換素子におけるシェーディング量を算出する。換言すれば、異なる瞳領域を通過した光束を受光する第1及び第2の光電変換素子におけるシェーディング量を算出する。シェーディング量SHD_Lvの算出方法については、後程詳細に説明する。
Last_Bv_B = Default_Bv+ΔBv_B …………(式4)
露光量ΔBV_A、ΔBV_Bの説明については、後程詳細に説明する。
………(式6)
SHD_A_Overの量だけ、理想の露光量よりもオーバーの露光量で取得した輝度値になってしまう事を前述で説明した。だが、露光量がオーバーになってしまうという事は、撮影されるダイナミックレンジが所望のダイナミックレンジよりもオーバーの分だけ狭くなってしまうという事である。B画素のSHD_B_Overについても同様の事が言える。
このデジタルゲインをシェーディング補正ゲインと呼称する。
S’A+B ≒ S’B + A/B_GAIN + SHD_B_GAIN ………(式9)
上記(式9)を鑑みて、半開口HDR時のA画素、B画素のノイズ評価値をNA,NB、全開口HDR時の全開口画素のノイズ評価値をNA+Bとすると、下記の(式10)の様に表す事が出来る。なお、本実施例では適正露光量とアンダー露光量の差分をD段とし、アンダー露光時に最低輝度はD段分ゲインアップする必要があるとする。本実施例では、DとDレンジ拡大量W_Drangeは同値である。なお、Kは固定値である。
ΔBv_B=ΔBv ………(式11)
HDR_SW=1の時、つまり全開口HDRを実施する際は、(式12)の様に、ステップS903で算出したアンダー露光量ΔBv_underをそのままΔBV_A、ΔBV_Bに適用する。
ΔBv_B=ΔBv_under ………(式12)
HDR_SW=2の時、つまり半開口HDRを実施する際は、前述で図12を使って説明した様に(式13)で算出される値をΔBV_A、ΔBV_Bに適用する。SHD_A_Over、SHD_B_Overは前述と同じく、オーバー側に偏るシェーディングの最大量である。
ΔBv_B=ΔBv_under +SHD_B_Over ………(式13)
以上の様にして決定した瞳分割画素AとBの露光量ΔBV_A、ΔBV_Bで制御し、本撮影を行い、それぞれHDR_SWに応じた処理を行う事で広DレンジかつSNの良い最適な画像をシーンに応じて取得する事が可能となる。よって、本発明によれば、ダイナミックレンジが広くかつSNの良い画像の取得に有利な撮像装置を提供することができる。
106 露光量制御部
804 シェーディング量算出部
Claims (11)
- 異なる瞳領域を通過した光束を受光する第1及び第2の光電変換素子を有する撮像素子と、
前記第1及び第2の光電変換素子を異なる露光量で制御可能な露光制御手段と、
前記第1及び第2の光電変換素子におけるシェーディング量を算出する算出手段と、を有し、
前記露光制御手段は、前記算出手段により算出される前記シェーディング量に応じて前記第1及び第2の光電変換素子の露光量を制御することを特徴とする撮像装置。 - 前記第1及び第2の光電変換素子から出力される画素信号を合成して合成画像を生成する合成手段を有し、
前記合成手段は、前記算出手段により算出される前記シェーディング量に応じて前記合成の要否を判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記第1及び第2の光電変換素子から出力される画素信号を合成して合成画像を生成する合成手段と、
適正露光量よりも暗い露光量で前記撮像素子で撮像された画像の所定の輝度値よりも低輝度側の階調を補正する補正手段と、を有し、
前記シェーディング量に応じて、前記合成手段による合成と前記補正手段による補正のうちいずれを実行するかを選択する選択手段と、
を有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記選択手段は、前記第1及び第2の光電変換素子から得られる複数の信号のずれ量である視差量に応じて、前記合成手段による合成と前記補正手段による補正のうちいずれを実行するかを選択することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記選択手段は、前記視差量が第1の閾値以上である場合は、前記補正手段による補正を選択することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記シェーディング量に基づいて、前記合成手段による合成または前記補正手段による補正を実行した際のノイズ評価値を算出するノイズ評価値算出手段を有し、
前記選択手段は、前記ノイズ評価値算出手段により算出された前記合成手段による合成を実行した際の第1のノイズ評価値と、前記補正手段による補正を実行した際の第2のノイズ評価値に応じて、前記合成手段による合成と前記補正手段による補正のうちいずれを実行するかを選択することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記選択手段は、前記第1のノイズ評価値が前記第2のノイズ評価値以上である場合は、前記補正手段による補正を選択することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
- 前記適正露光量を適用した場合に必要なダイナミックレンジ拡大量を算出する拡大量算出手段を有し、
前記選択手段は、前記拡大量算出手段により算出されたダイナミックレンジ拡大量に応じて、前記合成を行うか否かを判断することを特徴とする請求項3ないし7のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記選択手段は、前記ダイナミックレンジ拡大量が第2の閾値より大きい場合は、前記合成を行うと判断することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
- 前記選択手段は、前記撮像素子の撮像面を複数の領域に分割し、該複数の領域のうち一部の領域において前記合成手段による合成および前記補正手段による補正のうち一方を選択し、該複数の領域のうち他の領域において前記合成手段による合成および前記補正手段による補正のうち他方を選択することを特徴とする請求項3ないし9のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 異なる瞳領域を通過した光束を受光する第1及び第2の光電変換素子を有する撮像素子と、前記第1及び第2の光電変換素子を異なる露光量で制御可能な露光制御手段と、を備えた撮像装置の撮像方法であって、
前記第1及び第2の光電変換素子におけるシェーディング量を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出される前記シェーディング量に応じて前記第1及び第2の光電変換素子の露光量を制御する露光制御ステップと、
を有することを特徴とする撮像方法。
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