JP2016065398A - ドア開閉制御装置及び車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチセンサを設けることなくドアによる挟み込みを防止して、タッチセンサ分だけ部品点数を減らし、コストを低減する。
【解決手段】ドアの開度を変化するモータと、モータの回転角度を検出する角度センサと、角度センサの検出結果に基づいてモータを制御するモータ制御部とを具備するドア開閉制御装置であって、モータ制御部は、ドアの閉動作中にモータの駆動電流が所定のしきい値を超えた場合には、モータを停止させるあるいは閉動作とは逆方向にモータを回転させ、角度センサによって検出されたドアの開度が低い程、所定のしきい値を低く設定する。
【選択図】図1
【解決手段】ドアの開度を変化するモータと、モータの回転角度を検出する角度センサと、角度センサの検出結果に基づいてモータを制御するモータ制御部とを具備するドア開閉制御装置であって、モータ制御部は、ドアの閉動作中にモータの駆動電流が所定のしきい値を超えた場合には、モータを停止させるあるいは閉動作とは逆方向にモータを回転させ、角度センサによって検出されたドアの開度が低い程、所定のしきい値を低く設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ドア開閉制御装置及び車両に関する。
下記特許文献1には、ドア(例えばリアゲート)のラッチ解除に使用されるモータに対する常時給電状態を回避することの可能な車両扉開閉制御装置が開示されている。該車両扉開閉制御装置は、ドアのラッチ解除に使用されるモータを駆動する駆動回路と、一定条件下でドアの開放操作がなされた場合にモータの回転によってラッチ解除されるよう駆動回路を制御する制御部とを備え、モータに接続された外部接続端子と駆動回路との間の電流経路に電流遮断スイッチが介挿されている。また、車両扉開閉制御装置は、上記構成要素の他に、人間等によるドアへの接触を検出するタッチセンサや、ドアの開度を変化するための駆動モータ等を備え、ドアの閉動作時にタッチセンサによって人間等によるドアへの接触を検出した場合には、ドアの開閉動作を停止することによってドアによる挟み込みを防止する。
ところで、上記従来技術では、人間等によるドアへの接触をタッチセンサによって検出してドアによる挟み込みを防止しているが、タッチセンサが必ず必要となるため、該タッチセンサの分だけ、部品点数が増え、コストが高くなるという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、タッチセンサを設けることなくドアによる挟み込みを防止して、タッチセンサ分だけ部品点数を減らし、コストを低減する、ことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、ドア開閉制御装置に係る第1の解決手段として、ドアの開度を変化するモータと、前記モータの回転角度を検出する角度センサと、前記角度センサの検出結果に基づいて前記モータを制御するモータ制御部とを具備するドア開閉制御装置であって、前記モータ制御部は、前記ドアの閉動作中に前記モータの駆動電流が所定のしきい値を超えた場合には、モータを停止させるあるいは閉動作とは逆方向にモータを回転させ、前記角度センサによって検出された前記ドアの開度が低い程、前記所定のしきい値を低く設定する、という手段を採用する。
本発明では、ドア開閉制御装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記モータ制御部は、前記ドアの閉動作中に前記駆動電流が前記所定のしきい値を継続して超えた時間が所定時間を超えた場合には、モータを停止させるあるいは閉動作とは逆方向にモータを回転させ、前記ドアの開度が低い程、前記所定時間を短く設定する、という手段を採用する。
本発明では、車両に係る解決手段として、リアゲートと、上記第1または第2の解決手段を採用するドア開閉制御装置とを具備し、前記ドア開閉制御装置によって前記リアゲートの開閉を制御する、という手段を採用する。
本発明によれば、ドアの開度を変化するモータと、モータの回転角度を検出する角度センサと、角度センサの検出結果に基づいてモータを制御するモータ制御部とを具備するドア開閉制御装置であって、モータ制御部は、ドアの閉動作中にモータの駆動電流が所定のしきい値を超えた場合には、モータを停止させるあるいは閉動作とは逆方向にモータを回転させ、角度センサによって検出されたドアの開度が低い程、所定のしきい値を低く設定することによって、タッチセンサを設けることなく人間等による接触を検出することによって、タッチセンサを設けることなくドアによる挟み込みを防止して、タッチセンサ分だけ部品点数を減らし、コストを低減する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係るドア開閉制御装置Aは、例えば、自動車である車両Mb(図1参照)に搭載され、車両MbのルーフRfの後端部にヒンジ機構hgを介して上下に開閉自在に連結されたリアゲートRgの開閉動作を制御するものである。
本実施形態に係るドア開閉制御装置Aは、例えば、自動車である車両Mb(図1参照)に搭載され、車両MbのルーフRfの後端部にヒンジ機構hgを介して上下に開閉自在に連結されたリアゲートRgの開閉動作を制御するものである。
なお、リアゲートRgについては、ドア開閉制御装置Aによる自動での開閉に加えて、手動で開閉することも可能である。また、図1に記載しているXYZ直交座標系のX軸は車両Mbの長さ方向を、Y軸は車両Mbの幅方向を、Z軸は車両Mbの高さ方向を示している。
上記ドア開閉制御装置Aは、図2に示すように、施錠駆動ユニットU1、開閉駆動ユニットU2、操作部S、通信部T及びマイコンMを有している。
施錠駆動ユニットU1は、リアゲートRgのラッチの状態を、ハーフラッチ状態(ほぼリアゲートRgが閉じられているが、完全に車体のストライカに対してラッチされていない状態:半ドア状態)あるいはフルラッチ状態(リアゲートRgが車体のストライカに対して完全にラッチされた状態:全閉状態)に切り替えるものである。
上記施錠駆動ユニットU1は、施錠モータ11、施錠モータ駆動回路12、ラッチ機構13及びラッチ状態検出スイッチ14を備えている。
施錠モータ11は、施錠モータ駆動回路12から供給される駆動電力に応じて回転するDCモータである。
施錠モータ11は、施錠モータ駆動回路12から供給される駆動電力に応じて回転するDCモータである。
施錠モータ駆動回路12は、インバータ回路等からなり、図示しないバッテリから供給される直流電力をマイコンMからの制御指令に基づいてインバータ回路によってU相、V相及びW相からなる3相の駆動電力に変換して、施錠モータ11に供給する。
ラッチ機構13は、施錠モータ11の回転動作をリアゲートRgのラッチ状態の切替動作に変換する機械要素から構成されている。このラッチ機構13は、施錠モータ11の正転時には、リアゲートRgをハーフラッチ状態からフルラッチ状態へ切替え、施錠モータ11の逆転時には、リアゲートRgをフルラッチ状態からハーフラッチ状態へ切替える。
ラッチ状態検出スイッチ14は、リアゲートRgのラッチ状態(ハーフラッチ状態あるいはフルラッチ状態か)を検出するスイッチ群であり、具体的にはラッチスイッチ、カーテシスイッチ及び中立状態スイッチ等である。ラッチ状態検出スイッチ14は、検出したラッチ状態を示すラッチ状態検出信号をマイコンMに出力する。
開閉駆動ユニットU2は、リアゲートRgを開閉駆動するものである。上記開閉駆動ユニットU2は、開度モータ21、開度モータ駆動回路22、各種ギア群23、クラッチ機構24、角度センサ25及び電流センサ26を備えている。
開度モータ21は、開度モータ駆動回路22から供給される駆動電力に応じて回転するDCモータである。
開度モータ21は、開度モータ駆動回路22から供給される駆動電力に応じて回転するDCモータである。
開度モータ駆動回路22は、Hブリッジ回路等からなり、図示しないバッテリから供給される直流電力をマイコンMからの制御指令に基づいて開度モータ21に供給する。
各種ギア群23は、複数のギアからなり、開度モータ21による回転運動をリアゲートRgの開閉に適した回転数及びトルクに変換するものである。
クラッチ機構24は、開度モータ21の回転軸と各種ギア群23との機械的な接続及び切断を切り換えるものである。
クラッチ機構24は、開度モータ21の回転軸と各種ギア群23との機械的な接続及び切断を切り換えるものである。
角度センサ25は、開度モータ21の回転角度を検出するホールセンサ等であり、開度モータ21の回転角度を示す角度検出信号をマイコンMに出力する。
電流センサ26は、開度モータ駆動回路22から開度モータ21に供給される駆動電力の電流値を検出し、該電流値を示す電流検出信号をマイコンMに出力する。
電流センサ26は、開度モータ駆動回路22から開度モータ21に供給される駆動電力の電流値を検出し、該電流値を示す電流検出信号をマイコンMに出力する。
操作部Sは、車両Mbの運転席に設けられるリアゲート開閉スイッチや、リアゲートRgに設けられるリアゲート開放スイッチ及びリアゲート閉鎖スイッチからなり、ユーザによって上述した各スイッチが押下されると、各スイッチからリアゲートRgを開状態あるいは閉状態とするための操作信号をマイコンMに出力する。
通信部Tは、図示しないリモコンから信号を受信するものであり、例えば、該リモコンからリアゲートRgを開状態あるいは閉状態とするための操作信号を受信すると、当該操作信号をマイコンMに出力する。
マイコンMは、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び各部と各種信号の送受信を行うインターフェイス回路等から構成されている。このマイコンMは、上記ROMに記憶された各種演算制御プログラムに基づいて各種の演算処理を行うと共に各部と通信を行うことによりドア開閉制御装置Aの全体動作を制御する。
詳細については後述するが、マイコンMは、PWM制御により開度モータ駆動回路22を制御し、リアゲートRgの閉動作中に開度モータ駆動回路22から開度モータ21へ供給される駆動電流が所定のしきい値を超えた場合には、開度モータ21を停止させるあるいは閉動作とは逆方向に開度モータ21を回転させるように開度モータ駆動回路22を制御する。
また、上記構成のドア開閉制御装置Aの周囲には、上述したリアゲートRg、ルーフRf、ヒンジ機構hgに加え、リアピラーRp、ダンパーDp、ガイドレールGd、ラックギアRk、アームAm及びギアボックスGbが設けられている(図1参照)。
車両MbのリアピラーRpとリアゲートRgとの間には、手動あるいは自動によるリアゲートRgの開放動作を補助するために、リアゲートRgに対して開方向の押し上げ力を付勢するダンパーDpが設けられている。このダンパーDpは、車両Mbの幅方向に対して左右に1本ずつ設けられている。
また、リアピラーRpの内側には、開度モータ21及び該開度モータ21の回転動作をリアゲートRgの開閉動作に変換するための機械要素、つまり、ガイドレールGd、ラックギアRk、アームAm及びギアボックスGbが設けられる。
ガイドレールGdは、リアピラーRpの内側にZ軸から後方へ向かって一定角度傾斜した状態で固定されている。
ラックギアRkは、ガイドレールGdに沿って昇降自在(往復自在)に装着されている。
ラックギアRkは、ガイドレールGdに沿って昇降自在(往復自在)に装着されている。
アームAmは、一端がラックギアRkの上端部にY軸周りに回動自在に連結され、かつ他端がリアゲートRgの所定位置にY軸周りに回動自在に連結された棒状部材である。
ギアボックスGbは、開度モータ21の回転軸の回転動作をラックギアRkの昇降運動(ガイドレールGd上の往復運動)に変換するピニオンギア等の各種ギア群を内蔵するものである。また、上述した各種ギア群23、クラッチ機構24及び角度センサ25は、上記ギアボックスGb内に設けられている。
開度モータ21の正転時にはラックギアRkがガイドレールGdに沿って上昇し、アームAmによる押し上げ力がリアゲートRgに付加されてリアゲートRgの開放動作が実現される。
一方、開度モータ21の逆転時にはラックギアRkがガイドレールGdに沿って下降し、アームAmによる引き下げ力がリアゲートRgに付加されてリアゲートRgの閉鎖動作が実現される。
次に、このように構成されたドア開閉制御装置Aの動作について図3を参照して説明する。
ドア開閉制御装置Aにおいて、マイコンMは、操作部Sあるいは通信部TからリアゲートRgを閉状態とするための操作信号が入力されると、リアゲートRgに閉動作を実行させるために、開度モータ駆動回路22を制御するが、この動作を実行するにあたり、以下の特徴的な動作を実行する。
ドア開閉制御装置Aにおいて、マイコンMは、操作部Sあるいは通信部TからリアゲートRgを閉状態とするための操作信号が入力されると、リアゲートRgに閉動作を実行させるために、開度モータ駆動回路22を制御するが、この動作を実行するにあたり、以下の特徴的な動作を実行する。
ドア開閉制御装置Aにおいて、マイコンMは、操作部Sあるいは通信部TからリアゲートRgの閉状態とするための操作信号が入力されると、開度モータ駆動回路22を制御して、開度モータ21に逆転させ、さらに角度センサ25から入力される角度検出信号に基づいてリアゲートRgの閉動作の速度を算出し、算出した速度が目標速度となるように開度モータ駆動回路22を制御する。
ここで、マイコンMは、リアゲートRgの閉動作中に開度モータ21の駆動電流が所定のしきい値を継続して超えた時間が所定時間を超えた場合には、開度モータ21を停止させるあるいは閉動作とは逆方向に開度モータ21を回転させ、角度センサ25によって検出されたリアゲートRgの開度が低い程、上記所定のしきい値を低く設定すると共に、上記所定時間を短く設定する。
例えば、まず、マイコンMは、リアゲートRgの開度が所定の角度(例えば、30度)を超えたか否か判定する(ステップS1)。マイコンMは、リアゲートRgの開度が所定の角度を超えている場合(YESの場合)、つまり、リアゲートRgが大きく開いた状態である場合、上記所定のしきい値として第1電流値(例えば数10A)を設定し(ステップS2)、さらに上記所定時間として第1時間(例えば数10ms〜数100ms)を設定する(ステップS3)。
一方、マイコンMは、リアゲートRgの開度が所定の角度を超えていない場合(NOの場合)、つまり、リアゲートRgの閉動作が進行した状態である場合、上記所定のしきい値として第2電流値(例えば数A)を設定し(ステップS4)、さらに上記所定時間として第2時間(例えば数10ms)を設定する(ステップS5)。なお、第1電流値は、第2電流値よりも大きい値に設定されている。また、第1時間は、第2時間よりも大きい値に設定されている。
続いて、マイコンMは、電流センサ26から入力される電流検出信号に基づいて開度モータ21の駆動電流が上記所定のしきい値を超えたか否か判定する(ステップS6)。マイコンMは、開度モータ21の駆動電流が上記所定のしきい値を超えていない場合(NOの場合)、上記ステップS1の処理に戻る。
一方、マイコンMは、開度モータ21の駆動電流が上記所定のしきい値を超えた場合(YESの場合)、リアゲートRgの閉動作中に開度モータ21の駆動電流が上記所定のしきい値を継続して超えた時間が上記所定時間を超えたか否か判定する(ステップS7)。
マイコンMは、開度モータ21の駆動電流が上記所定のしきい値を継続して超えた時間が上記所定時間を超えていない場合(NOの場合)、上記ステップS1の処理に戻る。一方、マイコンMは、開度モータ21の駆動電流が上記所定のしきい値を継続して超えた時間が上記所定時間を超えた場合(YESの場合)、開度モータ21を停止させるあるいは閉動作とは逆方向に開度モータ21を回転させる(ステップS8)。
つまり、ドア開閉制御装置Aは、開度モータ21の駆動電流が上記所定のしきい値を継続して超えた時間が上記所定時間を超えた場合、つまり、人間等によるリアゲートRgへの接触(例えば、人間の指がリアゲートRgに挟まれかけた状態)が発生して、開度モータ21の駆動電流が上昇した場合には、開度モータ21を停止させるあるいは閉動作とは逆方向に開度モータ21を回転させることによって、リアゲートRgによる挟み込みを防止する。
また、ドア開閉制御装置Aは、リアゲートRgの開度が低い程、上記所定のしきい値を低く設定すると共に、上記所定時間を短く設定することによって、リアゲートRgの開度が低い状態、つまり、リアゲートRgが閉まる直前になる程、敏感に反応して、開度モータ21を停止させるあるいは閉動作とは逆方向に開度モータ21を回転させることによって、リアゲートRgが閉まる直前であっても、確実にリアゲートRgによる挟み込みを防止する。
このような本実施形態によれば、マイコンMは、リアゲートRgの閉動作中に開度モータ21の駆動電流が所定のしきい値を超えた場合には、開度モータ21を停止あるいは閉動作とは逆方向に開度モータ21を回転させ、角度センサ25によって検出されたリアゲートRgの開度が低い程、上記所定のしきい値を低く設定すると共に、上記所定時間を短く設定することによって、タッチセンサを設けることなくリアゲートRgによる挟み込みを防止して、タッチセンサ分だけ部品点数を減らし、コストを低減することができる。
また、本実施形態によれば、リアゲートRgの開度が低い程、上記所定のしきい値を低く設定すると共に、上記所定時間を短く設定することによって、リアゲートRgの開度が低い状態、つまり、リアゲートRgが閉まる直前になる程、敏感に反応して、開度モータ21を停止させるあるいは閉動作とは逆方向に開度モータ21を回転させることによって、リアゲートRgが閉まる直前であっても、確実にリアゲートRgによる挟み込みを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態に係るドア開閉制御装置Aは、車両Mbに搭載されるが、ドアを有するものであれば、車両Mb以外の装置に搭載されてもよい。また、ドア開閉制御装置Aは、車両MbにおけるリアゲートRg以外のドアの開閉動作を制御するようにしてもよい。
(1)上記実施形態に係るドア開閉制御装置Aは、車両Mbに搭載されるが、ドアを有するものであれば、車両Mb以外の装置に搭載されてもよい。また、ドア開閉制御装置Aは、車両MbにおけるリアゲートRg以外のドアの開閉動作を制御するようにしてもよい。
(2)上記実施形態において、マイコンMは、リアゲートRgの閉動作中に開度モータ21の駆動電力の電流値が所定のしきい値を継続して超えた時間が所定時間を超えた場合には、開度モータ21を停止させるあるいは閉動作とは逆方向に開度モータ21を回転させ、リアゲートRgの開度が低い程、上記所定のしきい値を低く設定すると共に、上記所定時間を短く設定したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、マイコンMは、上記所定時間を用いずに処理、つまり、リアゲートRgの閉動作中に開度モータ21の駆動電流が所定のしきい値を超えた場合には、開度モータ21を停止させるあるいは閉動作とは逆方向に開度モータ21を回転させ、角度センサ25によって検出されたリアゲートRgの開度が低い程、所定のしきい値を低く設定するようにしてもよい。また、上記実施形態では、所定の角度を基準に、所定のしきい値と所定時間との変化が2段階であるが、該2段階に限定されず、複数の基準を基に3段階以上に所定のしきい値と所定時間とを変化させるようにしてもよい。
A…ドア開閉制御装置、Mb…車両、Rg…リアゲート、Rf…ルーフ、hg…ヒンジ機構、U1…施錠駆動ユニット、U2…開閉駆動ユニット、S…操作部、T…通信部、M…マイコン、11…施錠モータ、12…施錠モータ駆動回路、13…ラッチ機構、14…ラッチ状態検出スイッチ、21…開度モータ、22…開度モータ駆動回路、23…各種ギア群、24…クラッチ機構、25…角度センサ、26…電流センサ、Rp…リアピラー、Dp…ダンパー、Gd…ガイドレール、Rk…ラックギア、Am…アーム、Gb…ギアボックス
Claims (3)
- ドアの開度を変化するモータと、前記モータの回転角度を検出する角度センサと、前記角度センサの検出結果に基づいて前記モータを制御するモータ制御部とを具備するドア開閉制御装置であって、
前記モータ制御部は、前記ドアの閉動作中に前記モータの駆動電流が所定のしきい値を超えた場合には、前記モータを停止させるあるいは閉動作とは逆方向に前記モータを回転させ、前記角度センサによって検出された前記ドアの開度が低い程、前記所定のしきい値を低く設定することを特徴とするドア開閉制御装置。 - 前記モータ制御部は、前記ドアの閉動作中に前記駆動電流が前記所定のしきい値を継続して超えた時間が所定時間を超えた場合には、前記モータを停止させるあるいは閉動作とは逆方向に前記モータを回転させ、前記ドアの開度が低い程、前記所定時間を短く設定することを特徴とする請求項1に記載のドア開閉制御装置。
- リアゲートと、
請求項1または2に記載のドア開閉制御装置とを具備し、
前記ドア開閉制御装置によって前記リアゲートの開閉を制御することを特徴とする車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014195039A JP2016065398A (ja) | 2014-09-25 | 2014-09-25 | ドア開閉制御装置及び車両 |
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