JP2016064894A - 搬送装置及び画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スライド部材90Aには、スライド部材90Aが前後方向8にスライドすることにより、第2搬送ローラを、対向ローラに圧接された状態と対向ローラから離間した状態とする回動部材94Aが設けられている。回動部材94Aは、第2搬送ローラのローラ軸62Aに当接しており、コイルバネ94Bによって、第2搬送ローラを対向ローラに押圧する向きに付勢されている。スライド部材90Aが前向きにスライドされると、回動部材94Aは、ローラ軸62Aと当接しつつ回動することにより、第2搬送ローラを、対向ローラに対して離間した状態から対向ローラに圧接された状態とする。
【選択図】図7
Description
図1に示される複合機10(画像記録装置の一例)は、ファクシミリ機能、プリント機能等の各種の機能を有している。複合機10は、概ね薄型の直方体形状に構成された筐体14と、筐体14内の下部内に装着された給送トレイ20とを有している。給送トレイ20は、筐体14から前向きに引き出し可能になっている。筐体14の内部には、給送トレイ20の前側部分の上方に、記録用紙12(図2参照)がプリントアウトされる排出用空間13が設けられている。排出用空間13は前方へ開口している。排出用空間13の下方には、プリントアウトされる記録用紙12が載置される排出トレイ21が位置している。排出トレイ21は、給送トレイ20上に支持されている。
図3に示されるように、筐体14は、下側のベース部14Aと、ベース部14Aにおける前側部分の上方に設けられた基板支持台(支持部材)14Bと、を有している。基板支持台14B上には、制御基板14Cが設けられている。ベース部14Aは、左右方向9の両側において前後方向8に沿って設けられた側部構成体14D及び14Eを有している。各図には示されていないが、側部構成体14D及び14Eには、電源装置、インクカートリッジ等が設けられている。各側部構成体14D及び14Eの前側の上部は、連結体14Fによって連結されている。側部構成体14D及び14E、並びに連結体14Fによって、排出用空間13が区画されている。給送トレイ20は、側部構成体14D及び14Eの間において、排出用空間13に対して前後方向8へスライド可能である。
左側面フレーム47及び右側面フレーム48のそれぞれには、切り欠き部47A,48Aが設けられている。切り欠き部47A,48Aは、第1搬送ローラ60のローラ軸60Aの両側の各端部を回転可能に支持する。左側面フレーム47及び右側面フレーム48のそれぞれには、第2搬送ローラ62のローラ軸62Aが回転可能な状態で上下方向7に移動可能に支持されている。プラテン42は、第2搬送ローラ62のローラ軸62Aに、前側の側部が回動可能に支持されている。左側面フレーム47及び右側面フレーム48には、反転ローラ67のローラ軸67A(図2参照)を支持する支持孔部47B及び48Bがそれぞれ設けられている。支持孔部47B及び48Bは、ローラ軸67Aの両側の各端部を上下方向7に移動可能な状態で回転可能に支持する。
左側面フレーム47及び右側面フレーム48のそれぞれの内側には、前後方向8に沿って延びるスライド部材90A及び90Bが設けられている。スライド部材90A及び90Bは、ほぼ同様の構成になっており、それぞれが、左側面フレーム47及び右側面フレーム48の最下部に設けられたガイド板47G及び48G(図3参照)上に前後方向8へのスライド可能に支持されている。第2搬送ローラ62のローラ軸62A及び反転ローラ67のローラ軸67Aは、スライド部材90A及び90Bのスライドによって上下方向7にスライドされる。
スライド部材90Aの第1付勢機構94は、第1傾斜面92Cの前側に連続して設けられた回動部材94Aと、この回動部材94Aを上方に付勢するコイルバネ(弾性部材)94Bと、を有している。回動部材94Aの前側(記録用紙12の搬送方向下流側)の端部は、左右方向9に沿った状態の回動軸94M(図6参照)を中心に回動するように、スライド部材90Aに支持されている。回動部材94Aの回動先端は、記録用紙12の搬送向きの上流側に配置されている。
スライド部材90Aの連結部96は、第2付勢機構95の前側に連続して設けられたスイッチ用カム部96Aと、スイッチ用カム部96Aの前側に連続して設けられた連結本体部96Bと、を有している。連結本体部96Bは、スライド部材90Aの最前部に位置しており、基板支持台14Bにおける左側の側面部14Gに対向している。図4に示されるように、右側のスライド部材90Bにおける連結部96は、スイッチ用カム部96Aが設けられずに、連結本体部96Bの上面と上下方向7において同じ位置の平坦な上面を有する平板状に構成されている。
スライド部材90A及び90Bが連結される操作レバー97は、図8及び図10に示されるように、左右方向9の両側に前後方向8に沿って配置されたスライドロッド部97Aと、両スライドロッド部97Aにおける前部同士を連結する連結体97Bと、を有している。各スライドロッド部97Aは、基板支持台14Bの側面部14G及び14H(図3参照)の内側の上部に沿って配置されている。連結体97Bは、左右方向9に沿って配置されており、左右方向9の中央部には、前側に突出した操作部97Cが設けられている。両スライドロッド部97A及び連結体97Bは樹脂によって一体的に成型されている。
制御基板14Cに設けられた第1センサ14M(検知部)及び第2センサ14Nのそれぞれは、発光部と受光部とが相互に対向して配置された透過型の光センサによって構成されており、発光部による発光方向が左右方向9に沿った状態で制御基板14C上に搭載されている(図3参照)。図3に示されるように、第1センサ14M及び第2センサ14Nは、第1被検知体17A及び第2被検知体17Bのそれぞれを検知するようになっている。第1被検知体17A及び第2被検知体17Bは、制御基板14Cの後側において、上下方向7にスライド可能に設けられている。図8及び図10に示されるように、第1被検知体17A及び第2被検知体17Bのそれぞれは、上下方向7に沿って直線状に延びる帯板状の本体部17Dを有しており、各本体部17Dの上端部には、第1センサ14M及び第2センサ14Nにて検知される被検知部17Eが設けられている(図10参照)。
操作レバー97は、通常、後側にスライドされた状態なっており、スライド部材90Aは第1スライド位置になっている。この第1スライド位置では、第2搬送経路34を構成する第1搬送ローラ対59、第2搬送ローラ対44、反転ローラ対45のそれぞれは、記録用紙12を搬送することができる状態になっている。すなわち、ピンチローラ61が第1搬送ローラ60に圧接され、第2搬送ローラ62が対向ローラ63に圧接され、反転ローラ67が反転対向ローラ68に圧接された第1状態になっている。また、プラテン42は、記録部24に接近した位置において水平状態になっている。
給送トレイ20が、収容された記録用紙12を供給できる給紙位置(第1位置)になっている場合、図8に示されるように、回動部材19における下側アーム部19Eは、給送トレイ20の起立部23の上面の当接面23Aに当接している。このような状態では、回動部材19の下側アーム部19Eは、回動軸19Aを中心として上側に回動した位置になっており、下側アーム部19Eと一体となった上側アーム部19Fも上側の回動位置になっている。
本実施形態では、回動部材94Aは、コイルバネ94Bの付勢力により回動されるために、スライド部材90Aのスライドによって、ローラ軸62Aに当接しつつ回動する。これにより、コイルバネ94Bの付勢方向に沿って第2搬送ローラ62が対向ローラ63に圧接されるために、対向ローラ63とは適切な圧接状態になる。従って、第2搬送ローラ62及び対向ローラ63によって記録用紙12を安定的に搬送することができる。回動部材95Aについても同様である。
上記実施の形態では、第2搬送ローラ対44及び反転ローラ対45における回転駆動される第2搬送ローラ62及び反転ローラ64を移動させる構成であったが、回転駆動されない対向ローラ63及び反転対向ローラ68を移動させる構成としてもよい。
16・・・・給送部
20・・・・給紙トレイ
24・・・・記録部
33・・・・第1搬送経路
21・・・・排出トレイ
34・・・・第2搬送経路
62・・・・第2搬送ローラ(経路構成部材)
62A・・・ローラ軸
63・・・・対向ローラ(経路構成部材)
67・・・・反転ローラ(経路構成部材、搬送ローラ)
67A・・・ローラ軸
68・・・・反転対向ローラ(経路構成部材、対向ローラ)
90A・・・スライド部材
90B・・・スライド部材
92K・・・第1制限部
92M・・・第2制限部
94A・・・回動部材
94B・・・コイルバネ(弾性部材)
94F・・・規制部(第1領域)
94G・・・平坦部(第2領域)
94M・・・回動軸
95A・・・回動部材
95B・・・コイルバネ(弾性部材)
95F・・・規制部(第1領域)
95G・・・平坦部(第2領域)
95M・・・回動軸
Claims (11)
- 搬送経路の一部を構成しており、第1状態及び第2状態に移動可能な経路構成部材と、
上記経路構成部材を上記第1状態とする第1スライド位置、及び上記第2状態とする第2スライド位置にスライド可能なスライド部材と、
上記スライド部材に回動可能に取り付けられており、上記スライド部材が上記第1スライド位置であるときに上記経路構成部材と当接する回動部材と、
上記スライド部材に取り付けられており、上記回動部材を上記経路構成部材を押圧する向きに付勢する弾性部材と、を備え、
上記回動部材は、上記スライド部材が上記第2スライド位置から上記第1スライド位置へスライドするに伴って、上記経路構成部材と当接しつつ回動することにより、上記経路構成部材を上記第2状態から上記第1状態とする搬送装置。 - 上記経路構成部材は、相互に対向して配置された一対のローラのいずれか一方であり、当該一方のローラが、他方のローラと接離可能であって、上記第1状態において他方のローラに当接し、上記第2状態において他方のローラから離間するものである請求項1に記載の搬送装置。
- 上記一方のローラが回転駆動される搬送ローラであり、
上記回動部材は、上記第1状態の上記搬送ローラが回転することによって上記スライド部材が上記第1スライド位置から上記第2スライド位置へスライドすることを規制する規制部を有する請求項2に記載の搬送装置。 - 上記規制部は、上記回動部材に形成されており、上記第1状態の搬送ローラの軸が摺接する円弧形状の凹面である請求項3に記載の搬送装置。
- 上記回動部材は、上記第1スライド位置から上記第2スライド位置へ向かうスライド向きの下流側に回動軸が配置されており、かつ上流側に回動先端が配置されたものであり、
上記弾性部材は、上記回動部材の回動先端側に配置されている請求項1から4のいずれかに記載の搬送装置。 - 上記スライド部材が上記第2スライド位置にあることを検知する検知部をさらに備え、
上記回動部材は、上記第1スライド位置において上記経路構成部材に当接する第1領域と、当該第1領域より、上記スライド部材が上記第1スライド位置から上記第2スライド位置へ向かうスライド向きの上流側において、上記経路構成部材と当接して上記弾性部材の付勢力により上記第1状態を維持する第2領域を有しており、
上記検知部による検知は、上記第2領域と上記経路構成部材とが当接している間に行われる請求項1から5のいずれかに記載の搬送装置。 - 上記弾性部材は、上記第2領域に対応する位置に配置されている請求項6に記載の搬送装置。
- 上記回動部材は、上記第2領域より上記スライド向きの上流側に、上記第2領域から離れるにつれて、上記経路構成部材を上記第2状態側へ案内する傾斜面を有する請求項6又は7に記載の搬送装置。
- 上記経路構成部材は、上記搬送経路を通過する被搬送媒体の搬送向きと直交する幅方向に渡って配置されており、
上記スライド部材及び上記回動部材は、上記経路構成部材の上記幅方向の両側にそれぞれ配置されている請求項1から8のいずれかに記載の搬送装置。 - 上記回動部材は、回動先端側において上記スライド部材と係合して、当該回動部材の回動範囲を制限する制限部が設けられている請求項1から9のいずれかに記載の搬送装置。
- 請求項1から10のいずれかに記載の搬送装置と、
上記搬送装置が搬送する被搬送媒体に画像を記録する記録部とを備える画像記録装置。
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JP2021004129A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 武藤工業株式会社 | プリンタの記録媒体搬送装置 |
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JP7299082B2 (ja) | 2019-06-27 | 2023-06-27 | 武藤工業株式会社 | プリンタの記録媒体搬送装置 |
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