JP2016064334A - 混合灰の脱塩・セメント原料化方法及び装置 - Google Patents

混合灰の脱塩・セメント原料化方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】運転・設備コストを低く抑えながら混合灰を効率よく脱塩し、セメント原料等に利用する。【解決手段】主灰と飛灰との混合灰Aに水を添加して解泥し、解泥後の混合灰スラリーS1を粗粒子Cと第1の微粒子スラリーS2とに分級し、第1の微粒子スラリーをさらに細粒子スラリーS4と第2の微粒子スラリーS3とに分級し、細粒子スラリーに酸性ガスG又は酸を添加しながら水洗し、第2の微粒子スラリーを水洗する。粗粒子Cをセメント原料として利用できる。分級時に混合灰スラリーS1に散水したり、分級における分級点を0.5mmを超え1mm以下とすることができる。粗粒子Cに空気AIを吹き付けた後セメント原料として利用したり、細粒子スラリーS4を水洗した後固液分離して得られた細粒子Mをセメント原料として利用したり、第2の微粒子スラリーS3を水洗した後又は水洗しながら固液分離して得られた微粒子Fをセメント原料として利用できる。【選択図】図1

Description

本発明は、都市ごみ等を焼却した際に発生する主灰と飛灰との混合灰から塩素分を除去する方法及び装置、並びにこの混合灰から塩素分を除去した後セメント原料として利用する方法及び装置に関する。
都市ごみ等を焼却した際に発生する主灰及び飛灰は、従来、ほとんどが最終処分場で埋め立て処理されていたが、最終処分場の枯渇の虞に鑑み、近年、セメント原料として利用されている。両者は塩素分を多く含むため、セメント原料として利用するにあたって事前に塩素分を除去する必要がある。但し、主灰は粒子の粒度によって塩素濃度が異なり、微粒子側に塩素分が偏在している。
そこで、特許文献1には、図2に示すように、ホッパ2に受け入れた主灰Mと、主灰Mの1倍〜10倍の重量の水W4とを混合撹拌装置12で混合撹拌した後、主灰スラリーS1を分級装置13で微粒子スラリーS2と粗粒子Cとに分級し、微粒子スラリーS2をタンク14に供給して水洗し、酸性ガス導入装置15から酸性ガスGをタンク14に導入して微粒子スラリーS2に含まれる難溶性塩の分解を促進し、タンク14から排出したスラリーS3を固液分離装置16でろ液Lと微粒子Fとに固液分離し、ろ液Lを排水処理装置17で水処理すると共に、微粒子Fを粗粒子Cと合流させてセメント原料として利用する脱塩・セメント原料化装置11が記載されている。また、上記主灰Mに、主灰Mの0.1倍以下の重量の飛灰を添加することができる旨記載されている。
特許第5561326号公報
しかし、上記特許文献1に記載の装置11では、主灰Mと飛灰との混合灰に水W4を添加して混合撹拌した後分級すると、得られた微粒子スラリーS2には、難溶性塩を含む主灰Mの微粉だけでなく、難溶性塩の含有率の低い飛灰の微粉が含まれるため、酸性ガスGを添加して行う難溶性塩の分解の効率が低下するという問題があった。
また、主灰M、又は主灰Mと飛灰の混合灰のスラリー化及び水洗に大量の水W4を用いるため、運転コストが高くなると共に、分級装置13や固液分離装置16等が大規模なものとなり設備コストが高くなるという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであって、運転コスト及び設備コストを低く抑えながら混合灰を効率よく脱塩し、セメント原料等に利用することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、混合灰の脱塩方法であって、主灰と飛灰との混合灰に水を添加して解泥し、該解泥後の混合灰スラリーを粗粒子と第1の微粒子スラリーとに分級し、該第1の微粒子スラリーをさらに細粒子スラリーと第2の微粒子スラリーとに分級し、該細粒子スラリーに酸性ガス又は酸を添加しながら水洗し、前記第2の微粒子スラリーを水洗することを特徴とする。尚、解泥とは、液体と混合状態にある固体の粒子凝集体を分散させることをいう。
本発明によれば、難溶性塩を含む主灰の微粉を多く含む細粒子スラリーのみに酸性ガス又は酸を添加しながら水洗するため、難溶性塩を効率よく分解することができ、また、水溶性塩素分を多く含む飛灰の微粒子を別途水洗することで、混合灰全体の脱塩を効率よく行うことができる。
上記混合灰の脱塩方法において、前記主灰と、前記主灰の0.1倍を超え1倍以下の重量の飛灰との混合灰に、該混合灰の0.3倍以上2倍以下の重量の水を添加して解泥することができる。少量の水で解泥を行うことで混合灰の粒子同士が磨砕し合い、短時間で固体の粒子凝集体を分散させることができ、その後の分級、水洗、固液分離を少量の水で行うことができ、水処理の対象となる排水の量も大幅に低下するため、運転コスト及び設備コストを著しく低減することができる。また、粒子同士の磨砕により粗粒子の表面の塩素濃度の高い部分を削り落とし、脱塩効率を向上させることができる。
また、上記混合灰の脱塩方法において、前記分級時に、前記混合灰スラリーに散水することができ、これによって分級効率を向上させると共に、合わせて水洗も行うことができる。
さらに、前記混合灰スラリーの分級における分級点を0.5mmを超え1mm以下とすることができる。混合灰が十分に解泥され、粒子凝集体が分散していること、及び粒子同士の磨砕により粗粒子の表面の塩素濃度の高い部分が削り落とされているため、分級点の上限値を小さく設定し、効率よく混合灰の脱塩を行うことができる。
前記第1の微粒子スラリーの分級における分級点を0.05mm以上0.15mm以下とすることができ、主灰の微粉を多く含む細粒子スラリーと、水溶性塩素分を多く含む飛灰の微粒子とを分離することができる。
また、本発明は、混合灰の脱塩・セメント原料化方法であって、前記粗粒子をセメント原料として利用することを特徴とする。本発明によれば、上述のように低コストで脱塩した混合灰のうち粗粒子をそのままセメント原料として利用することができる。
前記粗粒子に空気を吹き付けた後セメント原料として利用することができ、粗粒子に付着した水分量を低減することで、セメント焼成装置における熱損失を低減することができる。
さらに、本発明は、混合灰の脱塩・セメント原料化方法であって、前記水洗後の細粒子スラリーを固液分離して得られた細粒子をセメント原料として利用することを特徴とする。本発明によれば、上述のように低コストで脱塩した混合灰のうち細粒子をセメント原料として利用することができる。
前記第2の微粒子スラリーを水洗した後固液分離して得られた微粒子、又は前記第2の微粒子スラリーを水洗しながら固液分離して得られた微粒子をセメント原料として利用することができる。本発明によれば、上述のように低コストで脱塩した混合灰のうち微粒子をセメント原料として利用することができる。
さらに、本発明は、混合灰の脱塩装置であって、主灰と飛灰との混合灰に水を添加して解泥する解泥装置と、該解泥後の混合灰スラリーを粗粒子と第1の微粒子スラリーとに分級する第1の分級装置と、該第1の微粒子スラリーをさらに細粒子スラリーと第2の微粒子スラリーとに分級する第2の分級装置と、該細粒子スラリーに酸性ガス又は酸を添加しながら水洗する第1の水洗装置と、前記第2の微粒子スラリーを水洗する第2の水洗装置とを備えることを特徴とする。本発明によれば、主灰の難溶性塩を効率よく分解することができ、水溶性塩素分を多く含む飛灰の微粒子を別途水洗することで、混合灰全体の脱塩を効率よく行うことができる。
また、本発明は、混合灰の脱塩・セメント原料化装置であって、前記粗粒子をセメント製造装置に供給する供給装置をさらに備えることを特徴とする。本発明によれば、低コストで脱塩した混合灰のうち粗粒子をそのままセメント原料として利用することができる。
さらに、本発明は、混合灰の脱塩・セメント原料化装置であって、前記水洗後の細粒子スラリーを固液分離して得られた細粒子をセメント製造装置に供給する供給装置をさらに備えることを特徴とする。本発明によれば、低コストで脱塩した混合灰のうち細粒子をセメント原料として利用することができる。
本発明は、混合灰の脱塩・セメント原料化装置であって、前記第2の微粒子スラリーを水洗した後固液分離して得られた微粒子、又は前記第2の微粒子スラリーを水洗しながら固液分離して得られた微粒子をセメント製造装置に供給する供給装置をさらに備えることができる。本発明によれば、低コストで脱塩した混合灰のうち微粒子をセメント原料として利用することができる。
以上のように、本発明によれば、運転コスト及び設備コストを低く抑えながら混合灰を効率よく脱塩し、セメント原料等に利用することができる。
本発明に係る混合灰の脱塩・セメント原料化装置の一実施の形態を示す全体構成図である。 従来の脱塩・セメント原料化装置の一例を示す全体構成図である。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る混合灰の脱塩・セメント原料化装置の一実施の形態を示し、この装置1は、都市ごみ等を焼却した際に発生する主灰と飛灰との混合灰Aを受け入れるホッパ2と、ホッパ2から供給された混合灰Aを解泥するドラムウォッシャ3と、ドラムウォッシャ3から排出された混合灰スラリーS1を分級する第1の分級装置4と、第1の分級装置4内の粗粒子Cに空気AIを吹き付ける空気吹き付け装置5と、第1の分級装置4から排出された第1の微粒子スラリーS2を分級する第2の分級装置6と、第2の分級装置6から排出された細粒子スラリーS4を水洗するタンク8と、タンク8に酸性ガスGを導入する酸性ガス導入装置7と、タンク8から排出された細粒子スラリーS5、及び第2の分級装置6から排出された第2の微粒子スラリーS3を固液分離するフィルタプレス等の固液分離装置9と、固液分離装置9から排出されたろ液Lを水処理する排水処理装置10等を備える。
解泥装置としてのドラムウォッシャ3は、例えば、株式会社気工社製のKDW型等を用いることができる。このドラムウォッシャ3は、内部に多数のリフタが立設された回転式のドラムを備える解泥装置であって、少量の水で混合灰Aの粒子同士の磨砕を効率的に生じさせ、短時間で固体の粒子凝集体を分散させることができる。
第1の分級装置4には水篩(振動篩)等を用いることができ、分級の対象となる混合灰スラリーS1に散水する散水装置を備える。
空気吹き付け装置5は、第1の分級装置4において混合灰スラリーS1が分級される際に、第1の分級装置4内の粗粒子Cに空気AIを吹き付けて粗粒子Cに付着している水分を除去するために備えられる。尚、第1の分級装置4から排出された粗粒子Cに空気AIを吹き付けてもよい。
酸性ガス導入装置7は、タンク8に酸性ガスGを導入するために設けられ、導入する酸性ガスGとしては、CO2を多く含むセメントキルンの排ガスやSO2を多く含む塩素バイパス設備の排ガスを利用することができる。酸性ガスGに代えて、硫酸、硝酸、酢酸、ギ酸等の酸をタンク8内の細粒子スラリーS4に添加してもよい。
第2の分級装置6には、湿式サイクロン等を用いることができる。
次に、上記構成を有する装置1の動作について図1を参照しながら説明する。
ホッパ2に受け入れた、主灰と、主灰の0.1倍を超え1倍以下の重量の飛灰との混合灰Aをドラムウォッシャ3の回転するドラム内に投入すると共に、この混合灰Aの0.3倍〜2倍、好ましくは0.5倍〜2倍程度の重量の水W1をドラム内の混合灰Aに添加し、混合灰Aの粒子同士を磨砕させながら固体の粒子凝集体を分散させる。
次に、ドラムウォッシャ3から排出された混合灰スラリーS1を第1の分級装置4に供給して分級する。この際、混合灰Aの0.1倍〜3倍程度の重量の水W2を第1の分級装置4に散水し、分級によって得られた粒径が0.7mm程度以上の粗粒子Cに、空気吹き付け装置5から空気AIを吹き付け、粗粒子Cに付着している水分を除去する。上記散水により分級効率を向上させると共に、第1の微粒子スラリーS2の水分含有量を調整することができる。第1の分級装置4の分級点を0.5mmを超え1mm以下の範囲で調整する。
第1の分級装置4から排出した微粒子スラリーS2を第2の分級装置6に供給して分級する。第2の分級装置6における分級点を、0.05mm〜0.15mmの範囲で調整する。
第2の分級装置6から排出した細粒子スラリーS4をタンク8に供給し、さらに、酸性ガス導入装置7から酸性ガスGをタンク8に添加し、細粒子スラリーS4に含まれるフリーデル氏塩等の難溶性塩の分解を促進させる。この際、タンク8内の細粒子スラリーS4のpHを2〜12、より好ましくは4〜9、さらに好ましくは6〜8に調整する。
タンク8から細粒子スラリーS5を、また、第2の分級装置6から微粒子スラリーS3を固液分離装置9に供給し、洗浄水として水W3を固液分離装置9に供給し、細粒子スラリーS5及び第2の微粒子スラリーS3を水洗しながら固液分離し、微粒子F及び細粒子Mと、ろ液Lとに分離する。ろ液Lは排水処理装置10で薬剤CEを添加して排水処理し、ろ液Lに含まれる重金属類を除去する。微粒子F及び細粒子Mは、第1の分級装置4から排出した粗粒子Cと合流させて供給装置(不図示)を介してセメント製造装置に供給し、セメント原料として利用する。
以上説明したように、本実施の形態では、難溶性塩を含む主灰の微粉を多く含む細粒子スラリーS4のみに酸性ガスG又は酸を添加しながら水洗するため、難溶性塩を効率よく分解することができる。また、水溶性塩素分を多く含む飛灰の微粒子S3を別途水洗することで、混合灰全体の脱塩を効率よく行うことができる。
また、ドラムウォッシャ3等を用いて少量の水で混合灰Aを解泥することで混合灰Aの粒子同士が磨砕し合い、短時間で固体の粒子凝集体を分散させることができる。そのため、解泥後の混合灰スラリーS1の分級を行う第1の分級装置4、第2の分級装置6、タンク8、固液分離装置9等における各工程を少量の水で行うことができ、これらの装置を大規模なものとする必要がない。また、排水処理装置10において水処理の対象となる排水の量も大幅に低減することができ、装置1全体において運転コスト及び設備コストを著しく低減することができる。また、ドラムウォッシャ3では、粒子同士の磨砕により混合灰Aの粗粒子の表面の塩素濃度の高い部分を削り落として水洗することで脱塩効率を向上させることができる。
尚、上記実施の形態では、主灰と飛灰との混合灰Aを受け入れて処理する場合を例にとって説明したが、主灰と飛灰を別々に受け入れ、これらを前記所定の割合で混合してドラムウォッシャ3に供給してもよい。
また、解泥装置としてドラムウォッシャ3を用いたが、少量の水で混合灰Aを解泥することのできる他の形式の装置を用いることもできる。
さらに、第2の微粒子スラリーS3及び細粒子スラリーS5をフィルタプレス等の固液分離装置9で水洗しながら固液分離したが、脱水機等を用いて第2の微粒子スラリーS3を単に固液分離することもできる。
また、ろ液Lの一部はドラムウォッシャ3又は/及び第1の分級装置4又は/及び固液分離装置9に戻して再使用することもできる。この際、循環量するろ液の電気伝導度を測定してろ液の循環量を決定することが望ましい。
また、脱塩した粗粒子C、微粒子F及び細粒子Mの用途はセメント原料に限らず、路盤材原料等に利用することもできる。
1 混合灰の脱塩・セメント原料化装置
2 ホッパ
3 ドラムウォッシャ
4 第1の分級装置
5 空気吹き付け装置
6 第2の分級装置
7 酸性ガス導入装置
8 タンク
9 固液分離装置
10 排水処理装置
A 混合灰
AI 空気
C 粗粒子
CE 薬剤
F 微粒子
G 酸性ガス
L ろ液
M 細粒子
S1 混合灰スラリー
S2 第1の微粒子スラリー
S3 第2の微粒子スラリー
S4、S5 細粒子スラリー
W1〜W3 水

Claims (13)

  1. 主灰と飛灰との混合灰に水を添加して解泥し、
    該解泥後の混合灰スラリーを粗粒子と第1の微粒子スラリーとに分級し、
    該第1の微粒子スラリーをさらに細粒子スラリーと第2の微粒子スラリーとに分級し、
    該細粒子スラリーに酸性ガス又は酸を添加しながら水洗し、
    前記第2の微粒子スラリーを水洗することを特徴とする混合灰の脱塩方法。
  2. 前記主灰と、前記主灰の0.1倍を超え1倍以下の重量の飛灰との混合灰に、該混合灰の0.3倍以上2倍以下の重量の水を添加して解泥することを特徴とする請求項1に記載の混合灰の脱塩方法。
  3. 前記混合灰スラリーの分級時に、該混合灰スラリーに散水することを特徴とする請求項1又は2に記載の混合灰の脱塩方法。
  4. 前記混合灰スラリーの分級における分級点を0.5mmを超え1mm以下とすることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の混合灰の脱塩方法。
  5. 前記第1の微粒子スラリーの分級における分級点を0.05mm以上0.15mm以下とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の混合灰の脱塩方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の混合灰の脱塩方法における前記粗粒子をセメント原料として利用することを特徴とする混合灰の脱塩・セメント原料化方法。
  7. 前記粗粒子に空気を吹き付けた後セメント原料として利用することを特徴とする請求項6に記載の混合灰の脱塩・セメント原料化方法。
  8. 請求項1乃至5のいずれかに記載の混合灰の脱塩方法における前記水洗後の細粒子スラリーを固液分離して得られた細粒子をセメント原料として利用することを特徴とする混合灰の脱塩・セメント原料化方法。
  9. 請求項1乃至5のいずれかに記載の混合灰の脱塩方法における前記第2の微粒子スラリーを水洗した後固液分離して得られた微粒子、又は前記第2の微粒子スラリーを水洗しながら固液分離して得られた微粒子をセメント原料として利用することを特徴とする混合灰の脱塩・セメント原料化方法。
  10. 主灰と飛灰との混合灰に水を添加して解泥する解泥装置と、
    該解泥後の混合灰スラリーを粗粒子と第1の微粒子スラリーとに分級する第1の分級装置と、
    該第1の微粒子スラリーをさらに細粒子スラリーと第2の微粒子スラリーとに分級する第2の分級装置と、
    該細粒子スラリーに酸性ガス又は酸を添加しながら水洗する第1の水洗装置と、
    前記第2の微粒子スラリーを水洗する第2の水洗装置とを備えることを特徴とする混合灰の脱塩装置。
  11. 請求項10に記載の混合灰の脱塩装置における前記粗粒子をセメント製造装置に供給する供給装置をさらに備えることを特徴とする混合灰の脱塩・セメント原料化装置。
  12. 請求項10に記載の混合灰の脱塩装置における前記水洗後の細粒子スラリーを固液分離して得られた細粒子をセメント製造装置に供給する供給装置をさらに備えることを特徴とする混合灰の脱塩・セメント原料化装置。
  13. 請求項10に記載の混合灰の脱塩装置における前記第2の微粒子スラリーを水洗した後固液分離して得られた微粒子、又は前記第2の微粒子スラリーを水洗しながら固液分離して得られた微粒子をセメント製造装置に供給する供給装置をさらに備えることを特徴とする混合灰の脱塩・セメント原料化装置。
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