JP2016063275A - ヘッドマウントディスプレイ、表示制御装置、表示プログラム、及び表示方法 - Google Patents

ヘッドマウントディスプレイ、表示制御装置、表示プログラム、及び表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】映像信号が入力される入力端子を複数備えつつ、消費電力を低減可能なヘッドマウントディスプレイ、表示制御装置、表示プログラム、及び表示方法を提供する。【解決手段】ヘッドマウントディスプレイは、入力端子を有する第1映像処理部、入力端子を有する第2映像処理部、及び液晶ディスプレイを備える。ヘッドマウントディスプレイのCPUは、第1映像処理部及び第2映像処理部のうち一方の映像処理部が処理する映像信号の映像を、液晶ディスプレイ表示させる。この場合、CPUは、液晶ディスプレイに映像を表示させる前に、第1映像処理部及び第2映像処理部のうち他方の映像処理部を、給電量が低下された状態に設定する(S57)。【選択図】図5

Description

本発明は、ヘッドマウントディスプレイ、表示制御装置、表示プログラム、及び表示方法に関する。
従来、映像信号が入力される入力端子を複数備えたヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)が知られている。例えば、特許文献1に開示のHMDは、コントローラ、メインケーブル、及び表示装置を備える。コントローラは、A/V入力端子、S映像入力端子、及びRGB入力端子等の複数の入力端子を備える。複数の入力端子には、夫々、異なる映像装置が接続される。複数の入力端子には、夫々、映像装置が生成した映像信号が入力される。表示装置は、メインケーブルを介してコントローラに接続される。表示装置は、複数の入力端子に入力される映像信号のうち何れかの映像信号を受け付け、映像を表示する。
特開2001−238150号公報
映像信号を処理するための複数の信号処理部を、複数の入力端子の夫々に対応してコントローラが備えることが考えられる。しかしながら、表示装置が映像を表示する場合、複数の信号処理部が何れも映像信号を処理可能な状態であると、消費電力が増加する可能性があった。
本発明の目的は、映像信号が入力される入力端子を複数備えつつ、消費電力を低減可能なヘッドマウントディスプレイ、表示制御装置、表示プログラム、及び表示方法を提供することである。
本発明の第1態様に係るヘッドマウントディスプレイは、デジタルの映像信号が入力される第1入力端子を有し、前記第1入力端子に入力された映像信号を処理する第1映像処理部と、アナログの映像信号が入力される第2入力端子を有し、前記第2入力端子に入力された映像信号を処理する第2映像処理部と、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を、映像信号を処理可能な状態である第1稼働状態に設定する第1稼働手段と、前記第1稼働手段により前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部が前記第1稼働状態に設定された場合、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部の少なくとも一方の映像処理部に、前記映像信号が入力されているかを判断する第1判断手段と、前記第1判断手段によって、前記映像信号が入力されているかが判断された場合、前記第1判断手段による判断結果に応じて、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち何れか一方の映像処理部を、特定映像処理部に設定する設定手段と、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち他方の映像処理部を、前記映像信号の処理を停止している状態である第1停止状態に設定する第1停止手段とを含む制御部と、頭部に装着可能であって、前記特定映像処理部から出力された前記映像信号に基づく映像を表示する表示ユニットとを備えることを特徴とする。
第1態様によれば、ヘッドマウントディスプレイは、映像信号が入力される入力端子として第1入力端子及び第2入力端子を備える。また、表示ユニットが、何れか一方の映像処理部が処理した映像信号の映像を表示する場合、他方の映像処理部は第1停止状態となる。他方の映像処理部が第1停止状態となることで、ヘッドマウントディスプレイが消費する電力は低減する。よって、ヘッドマウントディスプレイは、映像信号が入力される入力端子を複数備えつつ、消費電力を低減できる。
第1態様において、前記制御部は、さらに、前記第1稼働手段が前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を前記第1稼働状態に設定する前における前記第1映像処理部が、前記第1稼働状態であるかを判断する第2判断手段を含み、前記第1判断手段は、前記第2判断手段によって前記第1映像処理部が前記第1稼働状態でないと判断された場合、前記第1稼働手段が前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を前記第1稼働状態に設定してから第1所定時間が経過したときに、前記少なくとも一方の映像処理部に前記映像信号が入力されているかを判断し、前記第2判断手段によって前記第1映像処理部が前記第1稼働状態であると判断された場合、前記第1稼働手段が前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を前記第1稼働状態に設定してから第2所定時間が経過したときに、前記少なくとも一方の映像処理部に前記映像信号が入力されているかを判断し、前記第1所定時間は、前記第2所定時間よりも長くてもよい。この場合、デジタルの映像信号を処理する第1映像処理部が、第1入力端子を介して接続する映像装置と通信の接続を確立するために要する時間は、アナログの映像信号を処理する第2映像処理部が、第2入力端子を介して接続する映像装置と通信の接続を確立するために要する時間よりも長い。第1所定時間は第2所定時間よりも長いので、第1映像処理部が、第1入力端子と接続する映像装置と通信の接続を確立する前に、第1判断手段による判断がなされることが防止される。従って、ヘッドマウントディスプレイは、第1入力端子及び第2入力端子のうち少なくとも一方に映像信号が入力されているかを誤りなく判断できる。
第1態様において、前記第1停止手段は、前記設定手段によって前記何れか一方の映像処理部が前記特定映像処理部に設定されてから第3所定時間が経過したときに、前記他方の映像処理部を前記第1停止状態に設定してもよい。この場合、第1停止手段は、第3所定時間が経過するまで、他方の映像処理部を第1停止状態に設定しない。設定手段が、第1映像処理部及び第2映像処理部を、短時間の間に交互に特定映像処理部に設定し直す場合であっても、第1映像処理部及び第2映像処理部は、第3所定時間が経過するまでは第1停止状態になっていない。設定手段が特定映像処理部の設定を短時間の間にやり直した後であっても、表示ユニットは、特定映像処理部が第1停止状態から第1稼働状態に復帰するのを待つことなく、映像を表示できる。
第1態様において、前記制御部は、さらに、前記第1停止手段が前記他方の映像処理部を前記第1停止状態に設定する前に、前記設定手段によって設定された前記特定映像処理部を、前記何れか一方の映像処理部から前記他方の映像処理部に変更する変更手段を含み、前記第1停止手段は、前記変更手段が前記特定映像処理部を前記何れか一方の映像処理部から前記他方の映像処理部に変更する場合、前記他方の映像処理部を前記第1停止状態に設定しなくてもよい。変更手段による変更がなされる場合、第1停止手段は、他方の映像処理部を第1停止状態に設定しない。変更手段が、第1映像処理部及び第2映像処理部を、短時間の間に交互に特定映像処理部に変更し直す場合であっても、第1映像処理部及び第2映像処理部は第1停止状態になっていない。表示ユニットは、変更手段による変更がなされた後、特定映像処理部が第1停止状態から第1稼働状態に復帰するのを待つことなく、映像を表示できる。
第1態様において、前記表示ユニットは、前記映像を表示する表示部と、前記表示部を制御して、前記映像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備え、前記制御部は、さらに、前記設定手段が前記何れか一方の映像処理部を前記特定映像処理部に設定する前に、前記表示制御部を、前記表示部の制御を停止している状態である第2停止状態に設定する第2停止手段と、前記設定手段が前記何れか一方の映像処理部を前記特定映像処理部に設定した後に、前記表示制御部を、前記表示部を制御可能な状態である第2稼働状態に設定する第2稼働手段とを備えてもよい。この場合、何れか一方の映像処理部が特定映像処理部に設定される前に、表示制御部は、第2停止状態となる。設定手段による特定映像処理部の設定に伴って、第1映像信号処理及び第2映像処理部の少なくとも一方が表示制御部に向けて送信する同期信号が、表示制御部に一定間隔からずれて入力される場合であっても、表示部が表示する映像が乱れることもない。よって、ヘッドマウントディスプレイは、設定手段による特定映像処理部の設定に伴って、表示部が表示する映像が乱れることを防止できる。
第1態様において、前前記表示ユニットは、入力される映像信号を処理する第3映像処理部を備え、前記特定映像処理部から出力された前記映像信号を処理し、前記第3映像処理部に対して、処理した前記映像信号及び同期信号を送信する第4映像処理部をさらに備え、前記制御部は、さらに、前記設定手段が前記一方の映像処理部を前記特定映像処理部に設定する前に、前記第4映像処理部を、前記同期信号の送信を停止している状態である第3停止状態に設定する第3停止手段と、前記設定手段が前記何れか一方の映像処理部を前記特定映像処理部に設定した後に、前記第4映像処理部を、前記同期信号を送信可能な状態である第3稼働状態に設定する第3稼働手段とを含んでもよい。この場合、何れか一方の映像処理部が特定映像処理部に設定される前に、第4映像処理部は、第3停止状態となる。従って、設定手段による特定映像処理部の設定に伴って、同期信号が第3映像処理部に入力されるタイミングが一定間隔からずれる場合であっても、ヘッドマウントディスプレイは第4映像処理部の誤動作を防止できる。
第1態様において、前記表示ユニットは、前記表示部、前記表示制御部、及び前記第3映像処理部を内蔵する第1筐体をさらに備え、前記第1映像処理部、前記第2映像処理部、及び前記第4映像処理部を内蔵する第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを接続し、前記第3映像処理部が処理した映像信号を前記第4映像処理部に伝達するケーブルとをさらに備えてもよい。この場合、表示ユニットは、第1筐体とは別体の第2筐体に、第1映像処理部及び第2映像処理部が内蔵される。従って、ヘッドマウントディスプレイは、第2筐体とは別体の表示ユニットの構成を簡易化できる。
本発明の第2態様に係る表示制御装置は、デジタルの映像信号が入力される第1入力端子を有し、前記第1入力端子に入力された映像信号を処理する第1映像処理部と、アナログの映像信号が入力される第2入力端子を有し、前記第2入力端子に入力された映像信号を処理する第2映像処理部と、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を、前記映像信号を処理可能な状態である第1稼働状態に設定する第1稼働手段と、前記第1稼働手段により前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部が前記第1稼働状態に設定された場合、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部の少なくとも一方の映像処理部に、前記映像信号が入力されているかを判断する第1判断手段と、前記第1判断手段によって、前記映像信号が入力されているかが判断された場合、前記第1判断手段による判断結果に応じて、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち一方の映像処理部を、頭部に装着可能であって、且つ入力される映像信号に基づく映像を表示する表示ユニットに出力するための映像信号を処理する特定映像処理部に設定する設定手段と、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち他方の映像処理部を、前記映像信号の処理を停止している状態である第1停止状態に設定する第1停止手段とを含むことを特徴とする。第2態様によれば、第1態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第3態様に係る表示プログラムは、デジタルの映像信号が入力される第1入力端子を有し、前記第1入力端子に入力された映像信号を処理する第1映像処理部と、アナログの映像信号が入力される第2入力端子を有し、前記第2入力端子に入力された映像信号を処理する第2映像処理部とを備えた表示制御装置のコンピュータに、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を、前記映像信号を処理可能な状態である第1稼働状態に設定する第1稼働ステップと、前記第1稼働ステップにより前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部が前記第1稼働状態に設定された場合、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部の少なくとも一方の映像処理部に、前記映像信号が入力されているかを判断する第1判断ステップと、前記第1判断ステップによって、前記映像信号が入力されているかが判断された場合、前記第1判断ステップによる判断結果に応じて、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち一方の映像処理部を、頭部に装着可能であって、且つ入力される映像信号に基づく映像を表示する表示ユニットに出力するための映像信号を処理する特定映像処理部に設定する設定ステップと、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち、他方の映像処理部を、前記映像信号の処理を停止している状態である第1停止状態に設定する第1停止ステップとを実行させる。第3態様によれば、第1態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第4態様に係る表示方法は、デジタルの映像信号が入力される第1入力端子を有し、前記第1入力端子に入力された前記映像信号を処理する第1映像処理部と、アナログの映像信号が入力される第2入力端子を有し、前記第2入力端子に入力された前記映像信号を処理する第2映像処理部とを備えた表示制御装置によって実行される表示方法であって、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を、前記映像信号を処理可能な状態である第1稼働状態に設定する第1稼働ステップと、前記第1稼働ステップにより前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部が前記第1稼働状態に設定された場合、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち少なくとも一方の映像処理部に、前記映像信号が入力されているかを判断する第1判断ステップと、前記第1判断ステップによって、前記映像信号が入力されているかが判断された場合、前記第1判断ステップによる判断結果に応じて、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち一方の映像処理部を、頭部に装着可能であって、且つ入力される映像信号に基づく映像を表示する表示ユニットに出力するための映像信号を処理する特定映像処理部に設定する設定ステップと、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち、他方の映像処理部を、前記映像信号の処理を停止している状態である第1停止状態に設定する第1停止ステップとを含むことを特徴とする。第4態様によれば、第1態様と同様の効果を奏することができる。
HMD1の斜視図である。 図1のI−I線矢視方向断面図である。 HMD1の電気ブロック図である。 第1停止状態設定処理のフローチャートである。 第1映像処理部81に映像信号が入力される場合における、図4の続きのフローチャートである。 第2映像処理部82に映像信号が入力される場合における、図4の続きのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1に示すヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、以下、HMDという。)1の概要を説明する。HMD1は、光学透過型のシースルーHMDである。ユーザの眼前の景色の光は、ハーフミラー56を透過することによってユーザの眼に直接導かれる。HMD1の投影形式は、虚像投影型である。
HMD1は、第1映像処理部81(図3参照)と、第2映像処理部82を備える。第1映像処理部81は、デジタルの映像信号が入力される入力端子91を有する。第2映像処理部82は、アナログの映像信号が入力される入力端子92を有する。HMD1は、第1映像処理部81及び第2映像処理部82の何れかを選択する。HMD1は、選択した映像処理部が処理する映像信号に基づいて、映像の画像光を後述の液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、以下LCDという。)72に生成させる。HMD1は、LCD72に画像光を生成させる場合、選択しなかった映像処理部を後述の第1停止状態に設定する。
HMD1は、表示ユニット30及び表示制御装置(以下、コントロールボックス又はCBという。)40を備える。表示ユニット30は、ユーザの頭部に着脱可能である。表示ユニット30は、装着具8、接続具9、及びヘッドディスプレイ(以下、HDという。)10を備える。CB40はHD10を制御する。以下、図の説明の理解を助けるため、HMD1の上側、下側、左側、右側、前側、及び、後側を定義する。HMD1の上側、下側、左側、右側、前側、及び、後側は、例えば、図1の上側、下側、左側、右側、左下側、及び、右上側にそれぞれ対応する。
<装着具8、接続具9、HD10>
図1に示すように、装着具8は、樹脂や金属(例えば、ステンレス)などの、可撓性を有する材質で構成される。装着具8は、第1部材8A及び一対の第2部材8Bを有する。第1部材8A及び一対の第2部材8Bは、それぞれ、湾曲した細長い板状部材である。第1部材8Aは、左右方向に延び、且つ、前側に凸状に湾曲する。一対の第2部材8Bの一方は、第1部材8Aの一方側(例えば、左側)の端部の端部に設けられる。一対の第2部材8Bの他方は、第1部材8Aの他方側(例えば、右側)の端部に設けられる。一対の第2部材8Bは、それぞれ、第1部材8Aと接続する側と反対側(例えば、後側)の端部が互いに近づく方向に延びる。装着具8は、ユーザの前頭部、右側頭部、及び、左側頭部のそれぞれに、第1部材8A、一対の第2部材8Bを接触させた状態で、ユーザの頭部に着用される。この状態で、第1部材8Aはユーザの額に沿って左右方向に延びる。
接続具9は棒状である。接続具9は、樹脂や金属などで構成される。接続具9の一端側(例えば、上側)は、第1部材8Aのうち右部に接続される。接続具9と装着具8とは、ボールジョイントで接続される。接続具9の他端側(例えば、下側)に、後述のHD10が接続される。接続具9とHD10とは、ボールジョイントで接続される。接続具9は、装着具8から離隔した位置にHD10を保持する。接続具9は、装着具8がユーザの頭部に着用された状態で、HD10のハーフミラー56を、ユーザの左眼の前方に配置させることができる。
HD10は、筐体12、接続インターフェイスコントローラ(以下、接続I/Fコントローラ)17(図3参照)、LCD72(図3参照)、レンズユニット(図示略)、及び偏向ユニット59を備えている。
筐体12は、左右方向に延びる有底筒状である。筐体12の左側部には開口部12Aが形成されている。筐体12の右後部には、映像信号を伝達可能なケーブル7が接続される。接続I/Fコントローラ17(図3参照)は、筐体12の内部に設けられる。接続I/Fコントローラ17は、ケーブル7が伝達する映像信号を受信する。
図2に示すように、LCD72は、筐体12に内蔵される。LCD72は、制御基板71、液晶パネル72A(図3参照)、ガラス基板77、及び光源(図示略)を備える。
制御基板71は、筐体12の内部の右側に配置される。制御基板71には、制御回路72B(図3参照)が実装されている。制御回路72Bは、接続I/Fコントローラ17(図3参照)と接続している。液晶パネル72Aは、矩形状の周知の反射型液晶パネルであり、両側面が左右方向を向く。液晶パネル72Aは、制御回路72Bが出力する制御信号を、フレキシブルプリント基板を介して受信することで、接続I/Fコントローラ17が処理する映像信号に応じた映像を表示可能である。ガラス基板は、液晶パネルの左側面に設けられ、液晶パネル72Aの表示面を保護する。光源は、液晶パネル72Aに対して光を放つ位置に設けられる。光源からの光が液晶パネル72Aに入射し、液晶パネル72Aが入射した光を反射することで、画像光は生成される。生成された画像光は、ガラス基板を左側に透過する。
なお、本発明において、液晶パネルの代わりに、Digital Mirror Device(DMD)、有機EL等の二次元表示装置が用いられてもよい。更に、2次元的に走査された光をユーザの網膜上に投影する網膜走査型の投影装置(Retinal Scanning Display)が用いられてもよい。
レンズユニット53は、LCD72から射出された画像光を、レンズユニット53の左側に配置された偏向ユニット59に導くユニットである。レンズユニットは、左右方向に沿って配置された複数のレンズ532を有する。複数のレンズには、LCD72が生成した画像光が右側から入射する。複数のレンズは、画像光を屈折させ、左側に出射させる。
偏向ユニット59は、筐体12の開口部12Aに着脱可能に設けられている。偏向ユニット59は、レンズユニット53の左側に配置される。偏向ユニット59は、ホルダ5及びハーフミラー56を有する。ホルダ5は、筐体12に着脱可能に装着されている。ホルダ5は、ハーフミラー56を保持する。ハーフミラー56は、レンズユニット53が左方向へ向けて出射した画像光を、左方向と交差する後方向へ向けて反射可能である。ユーザの眼は、ハーフミラー56によって後側に反射された画像光に基づいて、虚像を視認できる。又、ハーフミラー56は、前側から入射した外界の光を後側に透過させることができる。
ハーフミラー56は、例えば、透明な樹脂やガラスの基板上に、アルミや銀などの金属を所定の反射率(例えば50%)となるように蒸着することで構成される。ホルダ5に保持された状態のハーフミラー56の両面のうち一方の面は、右斜め後方を向き、他方の面は、左斜め前方を向く。ハーフミラー56は、一方の面及び他方の面のそれぞれに入射した光の一部(例えば50%)を反射させ、他部を透過させることができる。
なお、本発明において、上記のハーフミラー56の代わりに、面56Bに入射した画像光を後側に全反射させることが可能な反射部材が用いられてもよい。又、ハーフミラー56の代わりに、プリズムや回折格子のような光路偏向部材が用いられてもよい。
<CB40>
図1を参照し、CB40を説明する。CB40は、例えばユーザの腰ベルトや腕等に取り付けられる。CB40は、ケーブル41、42のそれぞれを介して、規格が適合する任意の映像装置(図示略)と接続可能である。映像装置は、映像信号を出力可能な周知のAV機器であり、一例として、診断装置、PC、ビデオ受像機、ビデオカメラ等が挙げられる。
CB40は、筐体63、操作部96、LED98、入力端子91、92等を主な構成要素とする。筐体63は、HD10の筐体12とは別体の部材である。筐体63は、ケーブル7を介して、筐体12と接続する。筐体63の形状は、縁部の丸い略直方体である。操作部96は、HD10における各種設定、使用時における各種操作、電源のオンオフを行うためのスイッチである。LED98は、HMD1の状態をユーザに通知するための発光素子である。
入力端子91、92は、それぞれ、映像信号を受信するための端子である。入力端子91にはケーブル41が着脱可能に接続される。入力端子92にはケーブル42が着脱可能に接続される。ケーブル41は、入力端子91と、入力端子91と規格が適合する映像装置とを接続する。入力端子91がケーブル41を介して入力される映像信号は、例えば、複数の画像フレームのそれぞれに含まれる複数の画素のそれぞれのRGB値を示す、周知のデジタル信号である。デジタル信号は、例えば、DVI映像信号、HDMI映像信号である。入力端子91としては、例えば、DVI端子、HDMI端子が用いられる。ケーブル42は、入力端子92と、入力端子92と規格が適合する映像装置とを接続する。入力端子92がケーブル42を介して入力される映像信号は、例えば、同期信号及び輝度信号を含む周知のアナログ信号である。アナログ信号は、例えば、コンポジット映像信号、コンポーネント映像信号である。入力端子92としては、例えば、コンポジット端子、コンポーネント端子、S端子、D端子が用いられる。以下、ケーブル41を介して入力端子91と接続する映像装置を第1映像装置(図示略)といい、ケーブル42を介して入力端子92と接続する映像装置を第2映像装置(図示略)という。
<HMD1の電気的構成>
図3を参照し、HMD1の電気的構成を説明する。はじめにCB40の電気的構成を説明する。CB40は、CPU31を備える。CPU31は、フラッシュROM32、RAM33、周辺インターフェイス(以下、周辺I/Fという。)58、電源回路79、タイマ18、第1映像処理部81、第2映像処理部82、セレクタ83、入力バッファ84、ASIC102、出力バッファ85、出力制御部86、及び接続インターフェイスコントローラ(以下、接続I/Fコントローラという。)87と電気的に接続する。フラッシュROM32、RAM33、周辺I/F58、電源回路79、タイマ18、第1映像処理部81、第2映像処理部82、セレクタ83、入力バッファ84、ASIC102、出力バッファ85、出力制御部86、及び、接続I/Fコントローラ87は、それぞれ、筐体63に内蔵される基板(図示略)上に実装される。
第1映像処理部81及び第2映像処理部82は、それぞれ、セレクタ83と電気的に接続されている。セレクタ83は入力バッファ84に接続されている。入力バッファ84及びASIC102は電気的に接続されている。出力バッファ85は、ASIC102、及び出力制御部86に電気的に接続される。接続I/Fコントローラ87は、出力制御部86と電気的に接続されている。
フラッシュROM32は、後述の停止状態設定処理をCPU31が実行するためのプログラムを記憶する。プログラムは、HMD1の出荷時にフラッシュROM32に記憶される。RAM33は各種データを一時的に記憶する。周辺I/F58は、操作部96及びLED98と電気的に接続されている。電源回路79は、DCジャック74、外部電源コネクタ75、及びバッテリ76と電気的に接続されている。電源回路79は、外部電源コネクタ75を介して、モバイル型のバッテリ(図示略)と電気的に接続可能である。電源回路79は、DCジャック74、外部電源コネクタ75、及びバッテリ76の何れかを介して供給される電力を、電源回路79と電気的に接続する各種部材に供給可能である。タイマ18は、計時したタイマ値をCPU31に出力する。
第1映像処理部81は入力端子91を有する。第1映像処理部81は、入力端子91に入力されたデジタルの映像信号を復号する映像処理部である。第2映像処理部82は入力端子92を有する。第2映像処理部82は、入力端子92に入力されたアナログの映像信号をA/D変換する映像処理部である。
第1映像処理部81及び第2映像処理部82は、それぞれ、CPU31によって第1稼働状態と第1停止状態の何れかに設定される。第1映像処理部81及び第2映像処理部82は、それぞれ、第1稼働状態に設定されると、入力端子91、92に入力される映像信号を処理可能な状態となる。第1映像処理部81及び第2映像処理部82は、それぞれ、第1稼働状態に設定されると、所定の電力(以下、所定電力という)を消費する状態となる。第1映像処理部81及び第2映像処理部82は、それぞれ、第1停止状態に設定されると、入力端子91、92に入力される映像信号の処理を停止している状態となる。第1映像処理部81及び第2映像処理部82がそれぞれ第1停止状態に設定されると、第1映像処理部81及び第2映像処理部82のそれぞれが消費する電力は、所定電力よりも低下する。第1停止状態は、例えば、第1映像処理部81及び第2映像処理部82が有しているスリープ機能によって達成される。第1映像処理部81及び第2映像処理部82は、CPU31から、第1稼働状態又は第1停止状態に設定する指示を受信する。第1映像処理部81及び第2映像処理部82は、第1停止状態に設定する指示を受信すると、予め定められた所定の機能(例えば、映像信号を処理する機能)を行うブロックへの電源供給を停止することにより、第1停止状態に移行する。第1停止状態の第1映像処理部81及び第2映像処理部82は、第1稼働状態に設定する指示を受信すると、停止していた所定の機能を行うブロックへの電源供給を開始することにより、第1稼働状態に移行する。なお、第1映像処理部81及び第2映像処理部82の第1停止状態は、例えば、CPU31が、電源回路79に対して、第1映像処理部81及び第2映像処理部82への電源供給を停止する指示を送信することによって達成されてもよい。この場合、第1映像処理部81及び第2映像処理部82の第1稼働状態への移行は、CPU31が、電源回路79に対して、第1映像処理部81及び第2映像処理部82への電源供給を開始する指示を送信することで達成される。
セレクタ83は、CPU31からの指示に応じて、第1映像処理部81及び第2映像処理部82の何れか一方の映像処理部を、HD10が映像の画像光を生成するための映像信号を処理する映像処理部として選択する。以下、第1映像処理部81及び第2映像処理部82のうち、セレクタ83が選択する何れか一方の映像処理部を特定映像処理部といい、セレクタ83が選択しなかった何れか他方の映像処理部を他方の映像処理部という。セレクタ83は、特定映像処理部が処理する映像処理部を受け付ける。入力バッファ84は、セレクタ83が受付けた特定映像信号のデータを記憶する。
ASIC102は、LCD72に表示させる映像の映像信号を生成するASICである。ASIC102は、例えば、入力バッファ84が記憶する特定映像信号に対して、所定の映像を重畳する機能、所謂オンスクリーンディスプレイ(OSD)を達成するためのものである。出力バッファ85は、ASIC102が出力する映像信号を記憶する。ASIC102は、入力バッファ84が記憶する特定映像信号をそのまま出力バッファ85に出力することも可能である。出力制御部86は、出力バッファ85が記憶する映像信号を取得し、接続I/Fコントローラ87に送信する。接続I/Fコントローラ87は、取得した映像信号をシリアル変換する。接続I/Fコントローラ87は、シリアル変換した映像信号を、HD10の接続I/Fコントローラ17にケーブル7を介して送信する。なお、接続I/Fコントローラ87は、シリアル変換した映像信号の他に、接続I/Fコントローラ17と同期をとるための同期信号を接続I/Fコントローラ17に送信する。接続I/Fコントローラ87は、外部(例えば、CPU31)からの指示によって、第3停止状態及び第3稼働状態の何れかに移行する機能を有する。第3停止状態に設定された場合、接続I/Fコントローラ87は、接続I/Fコントローラ17に対して同期信号の送信を停止している状態となる。第3稼働状状態に設定された場合、接続I/Fコントローラ87は、接続I/Fコントローラ17に対して同期信号を送信可能となる。接続I/Fコントローラ17は、例えば、DVI,HDMI(登録商標),V−by−One(登録商標)など、所定の映像規格に従った信号処理(例えば、映像信号のシリアル化)を行うIC回路である。
HD10の電気的構成を説明する。HD10は、接続I/Fコントローラ17及びLCD72を備える。接続I/Fコントローラ17は、LCD72の制御回路72Bと電気的に接続する。制御回路72Bは、接続I/Fコントローラ17に入力された映像信号に基づいて、液晶パネル72Aに映像の画像光を生成させる。制御回路72Bは、外部(例えば、CPU31)からの指示によって、第2停止状態及び第2稼働状態の何れかに移行する機能を有する。第2停止状態に設定された場合、制御回路72Bは、液晶パネル72Aの制御(例えば、液層素子への電圧印加、バックライトへの電源供給)を停止している状態となる。第2停止状態に設定された場合、LCD72は、画像光を生成しない。第2稼働状態に設定された場合、制御回路72Bは、液晶パネル72Aを制御可能な状態となる。この場合、LCD72は、画像光を生成可能な状態となる。
なお、HMD1は、図示外の無線通信部を更に備えてもよい。CPU31は、無線通信部を介してプログラムダウンロード用のサーバからプログラムをダウンロードし、フラッシュROM32に記憶してもよい。さらに、HMD1は、CPU31とは異なる図示外のCPUをHD10にさらに備えてもよい。この場合、HD10のCPUは、CPU31が実行する処理の一部を代わりに実行する。
<停止状態設定処理>
図4〜図6を参照し、CB40のCPU31により実行される停止状態設定処理を説明する。停止状態設定処理は、HMD1が画像光をユーザに視認させる場合において、第1映像処理部81及び第2映像処理部82のうち、特定映像処理部とは異なる他方の映像処理部を第1停止状態に設定する処理である。ユーザは、第1映像装置を、ケーブル41を介して入力端子91と接続させ、第2映像装置を、ケーブル42を介して入力端子92に接続させる。ユーザは、表示ユニット30(図1参照)を頭部に装着し、HMD1の電源をオンにする。CPU31はフラッシュROM32に記憶されたプログラムに基づいて処理を開始する。これにより、停止状態設定処理は実行される。なお、HMD1の電源がオンになっている間、第1映像処理部81、第2映像処理部82、接続I/Fコントローラ87、接続I/Fコントローラ17、及びLCD72等のCB40及びHD10の内部にある各種の要素には、電源回路から所定の電圧が印加されている。また、CPU31が第1停止状態設定処理を実行する場合、LCD72には、画像光が生成されるために要する電力が電源回路79から供給されており、接続I/Fコントローラ87は、接続I/Fコントローラ17に対して同期信号を送信している。
CPU31は、第1映像処理部81及び第2映像処理部82をそれぞれに対して、第1稼働状態に設定する指示を送信する(S11)。CPU31は、第1映像処理部81及び第2映像処理部82のそれぞれに対して送信する信号のレベル(H/L)を、例えばHighにすることで、第1映像処理部81及び第2映像処理部82は、第1稼働状態となる。なお、CPU31が第1映像処理部81及び第2映像処理部82に向けて送信する信号のレベルをLowにすることで、第1映像処理部81及び第2映像処理部82が稼働状態になるようにCB40は構成されていてもよい。また、CPU31が電源回路79に対して指示信号を送信し、電源回路79が第1映像処理部81及び第2映像処理82に対して所定の電力供給を開始することで、第1映像処理部81及び第2映像処理部82は第1稼働状態となってもよい。
CPU31は、表示Flagが第1映像処理部81であるか判断する(S13)。表示Flagは、第1映像処理部81及び第2映像処理部82の何れか一方を示す情報であり、フラッシュROM32に記憶されている。表示Flagが第1映像処理部81である場合、第1映像処理部81は第1稼働状態である。表示Flagが第2映像処理部82である場合、第1映像処理部81は第1稼働状態ではない。HMD1の電源がオンになる場合、表示Flagは、第2映像処理部82に設定されている。
CPU31は、表示Flagが第2映像処理部82であると判断した場合(S13:NO)、第1所定時間T1が経過するまで待機し(S15)、処理をS19に進める。第1所定時間T1は、HMD1の出荷時にフラッシュROM32に記憶される予め定められた時間である。第1所定時間T1は、第1稼働状態に設定された第1映像処理部81が、電源がオンになっている第1映像装置と通信の接続を確立するために要する時間である。第1映像処理部81は、入力端子91に入力されるデジタルの映像信号を処理し、映像信号の周波数及び解像度等の解析を行うことで、第1映像装置との通信の接続を確立する。本実施形態では、第1所定時間T1は一例として10秒である。
なお、第2映像処理部82はアナログの映像信号を処理する映像処理部である。第1稼働状態に設定された第2映像処理部82は、第2映像装置と通信の接続を確立させる場合、第1映像処理部81が行う上記映像信号の解析を実行することはない。従って、第1稼働状態に設定された第2映像処理部82が、電源がオンになっている第2映像装置と通信の接続を確立させるために要する時間は、第1所定時間T1よりも短い。従って、CPU31が第1所定時間T1が経過するまで待機すると、第2映像処理部82も同様に、電源がオンになっている第2映像装置との通信の接続を確立できる。
CPU31は、第1映像処理部81に映像信号が入力されているか判断する(S19)。CPU31は、例えば、第1映像処理部81に対して、映像信号が入力されているかを問い合わせる。CPU31は、この問い合わせに対する第1映像処理部81からの応答に基づき、S19の判断を行う。第1映像処理部81が第1映像装置と通信の接続を確立させた後も入力端子91に映像信号が入力されている場合、CPU31は第1映像処理部81に映像信号が入力されていると判断する。CPU31は、第1映像処理部81に映像信号が入力されていないと判断した場合(S19:NO)、第2映像処理部82に映像信号が入力されているか判断する(S21)。CPU31は、例えば、第2映像処理部82に対して、映像信号が入力されているかを問い合わせる。CPU31は、この問い合わせに対する第2映像処理部82からの応答に基づき、S21の判断を行う。例えば、第1映像装置の電源がオフであると、CPU31が第1所定時間T1待機しても(S15)、第1映像処理部81に映像信号が入力されない。
CPU31は、第2映像処理部82に映像信号が入力されていないと判断した場合(S21:NO)、処理をS23に進める。例えば、第2映像装置の電源がオフであると、CPU31が第1所定時間T1待機しても(S15)、第2映像処理部82に映像信号が入力されない。CPU31は、LCD72の制御回路72Bに対して、第2停止状態に設定する指示を送信する(S23)。CPU31からの指示によって、制御回路72Bは、液晶パネル72Aの制御を停止し、第2停止状態に移行する。
CPU31は、接続I/Fコントローラ87に対して、第3停止状態に設定する指示を送信する(S25)。CPU31からの指示によって、接続I/Fコントローラ87は、同期信号の送信を停止し、第3停止状態に移行する。
CPU31は、LCD72に白画像の映像を表示させる設定を実行する(S27)。CPU31は、ASIC102に白画像の映像信号を生成させるための各種設定値を、フラッシュROM32から読出し、RAM33に記憶する。
CPU31は、接続I/Fコントローラ87に対して、第3停止状態から第3稼働状態に設定する指示を送信する(S29)。接続I/Fコントローラ87が第3稼働状態に設定されると、接続I/Fコントローラ87は、接続I/Fコントローラ17に対して同期信号を送信する状態となる。その後、CPU31は、制御回路72Bに対して、第2停止状態から第2稼働状態に設定する指示を送信する(S31)。例えば、CPU31は、RAM33に記憶した各種設定値を読み出すことで、ASIC102に対して、白画像を生成する指示信号を送信する。ASIC102は、フラッシュROM32から読み出したプログラムを実行することで、白画像の映像信号を生成し、出力バッファ85に出力する。その後、ASIC102は、映像信号を生成したことを示す信号をCPU31に送信する。ASIC102によって生成された映像信号は、出力バッファ85に記憶される。出力制御部86は、出力バッファ85に記憶される映像信号を取得し、接続I/Fコントローラ87に出力する。接続I/Fコントローラ87は、入力された映像信号をシリアル変換し、接続I/Fコントローラ17に対して送信する。この場合、接続I/Fコントローラ87は、接続I/Fコントローラ17に対して同期信号も併せて送信する。接続I/Fコントローラ17は、入力された映像信号をパラレル変換し、制御回路72Bに出力する。制御回路72Bは、入力された映像信号に基づいて液晶パネル72Aを制御する。これにより、液晶パネル72Aは白画像の映像光を生成する。LCD72によって生成された画像光は、レンズユニット(図示略)、ハーフミラー56を介してユーザの眼に射出される。ユーザは、白画像の画像光を視認することで、HMD1が第1映像装置及び第2映像装置の何れにも通信の接続を確立していないことを認識できる。CPU31は処理をS19に戻す。
CPU31は、第1映像処理部81に映像信号が入力されていると判断した場合(S19:YES)、LCD72に対して、を第2停止状態に設定する指示を送信する(S33)。この結果、液晶パネル72Aに、白画像が表示されなくなる。CPU31は、接続I/Fコントローラ87に対して、第3停止状態に設定する指示を送信する(S35)。CPU31によって実行されるS33及びS35は、S23及びS25と同様である。
CPU31は、第1映像処理部81を、特定映像処理部に設定する(S37)。CPU31は、セレクタ83に対して、第1映像処理部81を選択させる指示を送信する。セレクタ83は、第1映像処理部81が処理する映像信号を受信可能な状態になる。セレクタ83は、特定映像処理部である第1映像処理部81が処理する映像信号を受け付ける。入力バッファ84は、第1映像処理部81が処理する映像信号を記憶する。さらに、CPU31は、ASIC102に、映像信号を生成する指示を送信する。ASIC102は、受信した映像信号を生成する指示に応じて、入力バッファ84に記憶された映像信号を取得し、出力バッファ85に出力する。出力バッファ85は映像信号を記憶する。
CPU31は、接続I/Fコントローラ87に対して、第3停止状態から第3稼働状態に設定する指示を送信する(S39)。CPU31は、制御回路72Bに対して、第2停止状態から第2稼働状態に設定する指示を送信する(S41)。接続I/Fコントローラ87は、出力バッファ85に記憶される映像信号を取得し、接続I/Fコントローラ17に出力する。制御回路72Bは、接続I/Fコントローラ17に入力された映像信号を取得し、取得した映像信号に基づいて、LCD72に画像光を生成させる。これにより、特定映像処理部である第1映像処理部81が処理した映像信号の映像の画像光が生成される。生成された画像光は、レンズユニット(図示略)及びハーフミラー56を介してユーザの左眼に向けて射出される。これにより、ユーザは、第1映像装置(図示略)の映像を視認できる。なお、ユーザが第1映像を視認している間において、第1映像処理部81が処理する映像信号は、セレクタ83、入力バッファ84、ASIC102、出力バッファ85、出力制御部86、接続I/Fコントローラ87、接続I/Fコントローラ17、及び制御回路72Bに送信される。この場合、第1映像処理部81が出力する同期信号も、制御回路72Bまで送信される。
CPU31は、フラッシュROM32に記憶される表示Flagを第1映像処理部81に更新する(S43)。
図5に示すように、CPU31は、タイマ18に計時を開始させる(S45)。CPU31は、タイマ18のタイマ値(以下、タイマ値という。)が第3所定時間T3を超えたか判断する(S47)。第3所定時間T3は、一例として2秒である。
CPU31は、タイマ値が第3所定時間T3を超えていないと判断した場合(S47:NO)、第1映像処理部81に映像信号が入力されているか判断する(S49)。S49における判断の方法は、S19における判断の方法と同じである。CPU31は、第1映像処理部81に映像信号が入力されていると判断した場合(S49:YES)、入力される映像信号の切替指示が操作部96になされたか判断する(S51)。
CPU31は、映像信号の切替の指示が操作部96に入力されなかったと場合した場合(S51:NO)、処理をS53に進める。例えば、入力端子91と接続する第1映像装置の映像に代えて、入力端子92と接続する第2映像装置の映像を視認することをユーザが所望しない場合、映像信号の切替の指示は入力されない。
CPU31は、HMD1の電源をオフにする指示が操作部96に入力されたか判断する(S53)。CPU31は、電源オフの指示が操作部96に入力されなかったと判断した場合(S53:NO)、処理をS47に戻す。CPU31は、タイマ値が第3所定時間T3を経過するまで(S47:NO)、S47〜S53を繰り返し実行する。この間において、CPU31は、入力信号の切替え指示の入力を、操作部96を介して受け付け可能である(S51)。液晶パネル72Aには第1映像処理部が処理する映像信号の映像が表示されたままである。
CPU31は、タイマ値が第3所定時間T3を超えたと判断した場合(S47:YES)、他方の映像処理部である第2映像処理部82を第1停止状態に設定する(S57)。CPU31が、第2映像処理部82へ向けて送信する信号のレベル(H/L)を例えばLowに切り替えることで、第2映像処理部82は第1停止状態となる。CPU31はタイマ値をリセットし(S59)、処理をS49に戻す。なお、CPU31が第2映像処理部82に向けて送信する信号のレベルをHighに切り替えることで、第2映像処理部82が停止状態になるようにCB40は構成されていてもよい。
CPU31は、再びS49〜S53を実行する。例えば、LCD72が映像を表示している間、第1映像処理部81に映像信号が入力され(S49:YES)、切替の指示が操作部96に入力されず(S51:NO)、電源OFFの指示が操作部96に入力されない場合(S53:NO)、CPU31は、タイマ値が第3所定時間T3を超えるまで(S47:NO)、S47〜S53を実行する。
CPU31は、タイマ値が第3所定時間T3を超えたと判断した場合(S47:YES)、再びS57、S59を実行する。CPU31が、第2映像処理部82に向けて送信する信号のレベルがLowのままであるので、第2映像処理部82は継続して第1停止状態となる(S57)。このように、S47〜S59を繰り返し実行することで、ユーザが第1映像装置の映像を視認している間、他方の映像処理部である第2映像処理部82は第1停止状態に設定される。
一方、CPU31は、第1映像処理部81に映像信号が入力されなくなったと判断した場合(S49:NO)、処理をS69に進める。また、CPU31は、入力される映像信号の切替の指示が操作部96に入力されたと判断した場合(S51:YES)、処理をS69に進める。例えば、第1映像装置の電源がオンからオフに切替わると、第1映像処理部81に映像信号が入力されなくなる。また、第1映像装置の映像に代えて、第2映像装置の映像を視認することをユーザが所望する場合、映像信号の切替え指示が操作部96に入力される。CPU31は、タイマ18の計時を終了させ(S69)、処理をS11(図4参照)に戻す。
なお、この場合、第1映像処理部81に映像信号が入力されなくなると(S49:NO)、LCD72の液晶パネル72Aに映像が表示されなくなった状態で、CPU31は処理をS11に戻す。一方、入力される映像信号の切替の指示が操作部96に入力された場合(S51:YES)、液晶パネル72Aには、映像が表示された状態で、CPU31は処理をS11に戻す。
なお、タイマ値が第3所定時間T3を超える前に、第1映像処理部81に映像信号が入力されなくなる場合がある。例えば、CPU31がタイマ18に計時を開始させた直後に第1映像装置の電源がオンからオフになる場合がある。この場合、CPU31は、タイマ18に計時を開始させ(S45)、タイマ値が第3所定時間T3を超えていないと判断し(S47:NO)、第1映像処理部81に映像信号が入力されていないと判断する(S49:NO)。CPU31は、S69を実行して、処理をS11(図4参照)に戻す。この場合、タイマ値が第3所定時間T3を超えていないので(S47:NO)、CPU31は、S57、S59を実行することなく、処理をS11に戻す。
また、タイマ値が第3所定時間T3を超える前に、ユーザが、第2映像装置の映像を視認することを所望し、入力される映像信号の切替え指示を操作部96に入力する場合がある。この場合、CPU31は、タイマ18に計時を開始させ(S45)、タイマ値が第3所定時間T3を超えていないと判断し(S47:NO)、第1映像処理部81に映像信号が入力されていると判断し(S49:YES)、映像信号の切替え指示が操作部96に入力されたと判断する(S51:YES)。CPU31は、S69を実行して、処理をS11(図4参照)に戻す。この場合、タイマ値が第3所定時間T3を超えていないので(S47:NO)、CPU31は、S57、S59を実行することなく、処理をS11に戻す。
なお、ユーザが、HMD1の使用を終えることを所望する場合、操作部96に電源オフの指示が入力する。CPU31は、HMD1の電源をオフにする指示が操作部96に入力されたと判断した場合(S53:YES)、フラッシュROM32に記憶される表示Flagを第2映像処理部82に更新し(S131)、第1停止状態設定処理を終了する。
次に、図4を参照し、S69を実行したCPU31が、処理をS11に戻した後に実行する処理について説明する。以下の説明では、CPU31がS57を実行し、第2映像処理部82が第1停止状態であるとする。また、以下の説明では、CPU31は、第1映像処理部81に映像信号が入力されていないと判断して(S49:NO)、処理をS11に戻した場合を例に説明する。また、第2映像処理部82に映像信号が入力されている場合を例に説明する。
CPU31は、再度S11を実行する。この場合、第1映像処理部81は第1稼働状態のままであり、第2映像処理部82は第1停止状態から第1稼働状態に設定される。CPU31は、再度S13を実行する。表示Flagは、第1映像処理部81に更新されている(S43)。従って、CPU31は、表示Flagが第1映像処理部81であると判断する(S13:YES)。
CPU31は、第2所定時間T2が経過するまで待機し(S17)、処理をS19に進める。第2所定時間T2は、HMD1の出荷時にフラッシュROM32に記憶される予め定められた時間である。第2所定時間T2は、第1稼働状態に設定された第2映像処理部82が、電源がオンになっている第2映像装置と通信の接続を確立するために要する時間である。上述したように、第2映像処理部82が第2映像装置と通信の接続を確立するために要する時間は、第1所定時間T1よりも短い。即ち、第2所定時間T2は、第1所定時間T1よりも短い。本実施形態では、第2所定時間T2は一例として2秒である。なお、第2映像装置の映像通信規格によっては、稼働状態に設定された第2映像処理部82と、電源がオンの状態の第2映像装置とが互いに接続した直後に、通信の接続が確立される。この場合、第2所定時間T2は0秒となる。
CPU31は、再度、S19及びS21を実行する。CPU31は、第1映像処理部81に映像信号が入力されていないと判断し(S19:NO)、第2映像処理部82に映像信号が入力されていると判断した場合(S21:YES)、処理をS73に進める。なお、CPU31は、入力される映像信号の切替え指示が操作部96に入力されたと判断し(S51:YES)、再度S19を実行する場合、第1映像処理部81に映像信号が入力されている場合であっても、例外的に処理をS21に進める。
CPU31は、LCD72に対して、第2停止状態に設定する指示を送信する(S73)。CPU31は、接続I/Fコントローラ87に対して、第3停止状態に設定する指示を送信する(S75)。CPU31によって実行されるS73及びS75は、S33及びS35と同様である。LCD72の液晶パネル72Aに映像が表示されている場合、液晶パネル72Aには映像が表示されなくなる。液晶パネル72Aに映像が表示されているのは、CPU31が、入力される映像信号の切替え指示が操作部96に入力されたと判断し(S51:YES)、処理をS11に戻した場合である。
CPU31は、第2映像処理部82を、特定映像処理部に設定する(S77)。CPU31は、セレクタ83に対して、他方の映像処理部であった第2映像処理部82を選択させる指示を送信する。セレクタ83は、第2映像処理部82が処理する映像信号を受信可能な状態になる。セレクタ83は、特定映像処理部である第2映像処理部82が処理する映像信号を受け付ける。入力バッファ84は、第2映像処理部82が処理する映像信号を記憶する。ASIC102が入力バッファ84に記憶される映像信号を取得してから、液晶パネル72Aに第2映像処理部82が処理する映像信号の映像が表示されるまでの説明は、S37と同様である。
なお、他方の映像処理部であった第2映像処理部82が、特定映像処理部に設定されると、特定映像処理部であった第1映像処理部81は、他方の映像処理部となる。セレクタ83の選択の切替えに伴って、セレクタ83と、第1映像処理部81及び第2映像処理部82との接続状態が切り替わる。ここで、接続I/Fコントローラ87は、第3停止状態に設定されており(S75)、接続I/Fコントローラ17に向けて同期信号の送信を停止している。従って、セレクタ83と、第1映像処理部81及び第2映像処理部82との接続状態が切り替わることに伴って、接続I/Fコントローラ87から接続I/Fコントローラ17に向けて送信される同期信号が、一定間隔からずれて接続I/Fコントローラ17に入力されることはない。
CPU31は、接続I/Fコントローラ87に対して、第3稼働状態に設定する指示を送信する(S79)。CPU31からの指示によって、接続I/Fコントローラ87は、第3停止状態から第3稼働状態に移行する。CPU31は、制御回路72Bに対して、第2稼働状態に設定する指示を送信する(S81)。CPU31からの指示によって、制御回路72Bは、第2停止状態から第2稼働状態に移行する。LCD72の液晶パネル72Aには、第2映像処理部が処理する映像信号の映像が表示される。CPU31は、表示Flagを第1映像処理部81に更新する(S83)。CPU31によって実行されるS79、S81、及びS83は、S39、S41、及びS43と同様である。
図6に示すように、CPU31は、S85〜S113を実行する。ここで、図6に示すフローチャートは、図5のS131に対応するステップを備えていないことと、図5に対応するステップがないS111、S113を備えていることを除いて、図5のフローチャートと対応する。即ち、S85、S87、S89、S91、S93、S97、S99、S109は、それぞれ、S45、S47、S49、S51、S53、S57、S59、S69(図5参照)に対応する処理である。以下、説明が重複するステップについては、説明を簡略化する。
図6に示すように、CPU31は、タイマ18に計時を開始させる(S85)。CPU31がS87〜S93を繰り返し実行するのは、タイマ値が第3所定時間T3を超えず(S87:NO)、第2映像処理部82に映像信号が入力されており(S89:YES)、入力される映像信号の切替指示が操作部96になされず(S91:NO)、HMD1の電源をオフにする指示が操作部96に入力されない場合である(S93:NO)。
CPU31は、タイマ値が第3所定時間T3を超えた場合(S87:YES)、第1映像処理部81を第1停止状態に設定する(S97)。CPU31は、タイマ値をリセットし(S99)、処理をS89に戻す。ユーザが第2映像装置の映像を視認している間、CPU31は、S87〜S99を繰り返し実行する。
CPU31は、第2映像処理部82に映像信号が入力されない場合には(S89:NO)、タイマ18の計時を終了させる(S109)。また、CPU31は、入力される映像信号の切替え指示がなされた場合にも(S91:YES)、タイマ18の計時を終了させる(S109)。
CPU31は、第1映像処理部81が第1停止状態であるか判断する(S111)。CPU31は、第1映像処理部81が第1停止状態であると判断した場合(S111:YES)、表示Flagを第2映像処理部82に更新し(S113)、処理をS11(図4参照)に戻す。なお、HMD1の電源をオフにする指示が操作部96に入力された場合(S93:YES)、CPU31は処理を終了する。
また、CPU31がタイマ18に計時を開始させてから(S85)、タイマ値が第3所定時間T3を超える前に(S87:NO)、第2映像処理部82に映像信号が入力されない場合(S89:NO)、又は、入力される映像信号の切替え指示がなされる場合(S91:YES)がある。この場合、CPU31は、S97、S99を実行することなく、処理をS109、S111に進める。CPU31は、第1映像処理部81が第1停止状態ではないと判断し(S111:NO)、処理をS11(図4参照)に戻す。この場合、CPU31がS97を実行していないので、第1映像処理部81は第1稼働状態であり(S11)、表示Flagは第1映像処理部81になっている(S83)。
次に、図4を参照し、S85〜S113を実行したCPU31が、処理をS11に戻した後に実行する処理について説明する。以下の説明では、CPU31がS97を実行することで、第1映像処理部81が第1停止状態である場合を例に説明する。
CPU31は、再度S11を実行する。この場合、第1映像処理部81は第1停止状態から第1稼働状態に設定され、第2映像処理部82は第1稼働状態のままである。CPU31は、再度S13を実行する。表示Flagは、第2映像処理部82に更新されている(S113)。従って、CPU31は、第1所定時間T1待機する(S13:NO、S15)。第1停止状態から待機状態に設定された第1映像処理部81は、第1映像装置との通信の接続を確立する。以下、CPU31は、上述したS19〜S31、S33〜S69、S131、又はS73〜S113を実行する。
<本実施形態の主たる作用・効果>
以上、説明したように、HMD1は、入力端子91を有する第1映像処理部81及び入力端子92を有する第2映像処理部82を備える。CPU31は、第1映像処理部81及び第2映像処理部82のうち、特定映像処理部が処理する映像信号の映像を、LCD72に表示させる(S41、S81)。この場合、CPU31は、他方の映像処理部を第1停止状態に設定する(S57、S97)。第1停止状態になった他方の映像処理部の消費電力量は、低減する。よって、HMD1は、第1映像処理部81及び第2映像処理部82が何れも第1稼働状態で設定されたままLCD72が映像を表示する場合と比べて、消費する電力を低減化できる。以上より、HMD1は、入力端子91、92を備えつつ、消費電力を低減できる。特に、電源回路79が、外部電源コネクタ75を介してモバイル型のバッテリー(図示略)から電力を供給される場合、及び、電源回路79がバッテリ76から電力を供給される場合において、HMD1が稼働できる時間は長くなる。
S69又はS109を実行し処理をS11に戻したCPU31は、第1映像処理部81及び第2映像処理部82を、再度、第1稼働状態に設定し(S11)、表示Flagが第1映像処理部81かを判断する(S13)。言い換えると、CPU31がS13を実行することで、第1映像処理部81及び第2映像処理部82が第1稼働状態に再度設定される前において、第1映像処理部81が、第1稼働状態であるかが判断される。第1映像処理部81が、第1映像装置と通信の接続を確立するために要する時間は、第2映像処理部82が、第2映像装置と通信の接続を確立するために要する時間よりも長い。CPU31は、表示Flagが第1映像処理部81ではないと判断した場合(S13:NO)、第2所定時間T2よりも長い第1所定時間T1待機した後(S15)、第1映像処理部81に映像信号が入力されているか判断する(S19)。これにより、第1映像処理部81が、第1映像装置と通信の接続を確立する前に、第1映像処理部81に映像信号が入力されているかの判断がなされることはない。従って、HMD1は、入力端子91、92のうち少なくとも一方に映像信号が入力されているかを誤りなく判断できる。
CPU31は、第1映像処理部81及び第2映像処理部82のうち、何れか一方を特定映像処理部に設定し(S37、S77)、第3所定時間T3を経過したときに(S47:YES、S87:YES)、他方の映像処理部を第1停止状態に設定する(S57、S97)。CPU31は、第3所定時間T3が経過するまでの間に(S47:NO、S87:NO)、入力される映像信号の切替え指示を受け付ける(S51:YES、S91:YES)。第3時間所定時間前に、入力される映像信号の切替え指示がなされ、他方の映像処理部が特定映像処理部に設定され直す場合であっても、第1映像処理部81及び第2映像処理部82は、共に稼働状態のままである。CPU31は、少なくとも、アナログの映像信号を処理する第1映像処理部81が第1停止状態から第1稼働状態に復帰し、さらに第1映像装置と通信を確立する時間を待つ処理であるS15を実行する必要がなくなる。従って、表示ユニット30はすぐに映像を表示できる(S41、S81)。
また、CPU31は、第3所定時間T3が経過する前に(S47:NO、S87:NO)、入力される映像信号の切替え指示を受け付けた場合(S51:YES、S91:YES)、他方の映像処理部を第1停止状態に設定することなく処理をS11に戻す。さらに、CPU31は、第1停止状態に設定しなかった他方の映像処理部を、特定映像処理部に変更する(S37、S77)。この場合、第1映像処理部81は第1稼働状態であり、表示Flagは第1映像処理部81に設定されている(S43、S83、S111:NO)。CPU31は、表示Flagが第1映像処理部81であると判断し(S13:YES)、第2所定時間T2待機する(S17)。CPU31が第1所定時間T1よりも短い第2所定時間T2しか待機しなくても、S11が実行される前から第1稼働状態であった第1映像処理部81は、第1映像装置と通信の接続を確立できる状態となっている。CPU31は、第1所定時間T1待機することがない。表示ユニット30は、特定映像処理部の再設定がなされた場合であっても、すぐに映像を表示できる(S41、S81)。
また、CPU31は、特定映像処理部を設定する前に(S37、S77)、接続I/Fコントローラ87を第3停止状態に設定する(S35、S75)。セレクタ83が、第1映像処理部81及び第2映像処理部82の何れか一方を選択するのに伴って、セレクタ83と第1映像処理部81及び第2映像処理部82との接続状態が切り替わる場合がある。この場合に、接続I/Fコントローラ87から、接続I/Fコントローラ17に向けて送信される同期信号が、一定間隔からずれて接続I/Fコントローラ17に入力されるのを防止できる。よって、HMD1は、接続I/Fコントローラ87の誤動作を防止できる。
また、CB50が備える筐体63には、第1映像処理部81、第2映像処理部82、接続I/Fコントローラ87が内蔵される。表示ユニット30のHD10が備える筐体12には、液晶パネル72A、制御回路72Bが実装された制御基板(図示略)、及び接続I/Fコントローラ17が内蔵される。第1映像装置及び第2映像装置の映像の映像信号は、筐体63に内蔵される各種部材で処理されてから、筐体63とは別体の筐体12に内蔵される接続I/Fコントローラ17に、ケーブル7を介して送信される。従って、HMD1は、第2筐体とは別体のHD10の構成を簡易化できる。
<変形例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。CPU31は、LCD72の制御回路72Bを第2停止状態及び第2稼働状態に設定しなくてもよい。この場合、CPU31は、S33、S41、S73、S81を実行しない。この場合であっても、CPU31は、第1映像処理部81及び第2映像処理部82の何れか一方を特定映像処理部に設定する前に(S37、S77)、制御回路72Bを第2停止状態に設定する(S33、S73)。セレクタ83の特定映像処理部の選択に伴って、セレクタ83と第1映像処理部81及び第2映像処理部82との接続状態が切り替わる場合がある。この場合に、第1映像処理部81及び第2映像処理部82のそれぞれから送信され、且つ接続I/Fコントローラ87、及び接続I/Fコントローラ17を経由して制御回路72Bに送信される同期信号が、一定間隔からずれて制御回路72Bに入力されることを防止される。よって、HMD1は、液晶パネル72Aが画像の乱れた画像光を生成するのを防止できる。
また、第1映像処理部81及び第2映像処理部82が、それぞれ第1停止状態に設定された場合、電源回路79から第1映像処理部81及び第2映像処理部82のそれぞれに供給される電力は完全に遮断されてもよい。
また、上記実施形態では、CPU31は、第1映像処理部81に映像信号が入力されているか判断した後に(S19)、第2映像処理部82に映像信号が入力されているか判断するが(S21)、この判断の順番は逆であってもよい。また、CPU31は、接続I/Fコントローラ87を第3停止状態に設定した後に、制御回路72Bを第2停止状態に設定してもよい。
入力端子91は、本発明の「第1入力端子」の一例である。入力端子92は、本発明の「第2入力端子」の一例である。液晶パネル72Aは、本発明の「表示部」の一例である。制御回路72Bは、本発明の「表示制御部」の一例である。接続I/Fコントローラ17は、本発明の「第3映像処理部」の一例である。接続I/Fコントローラ87は、本発明の「第4映像処理部」の一例である。筐体12は、本発明の「第1筐体」の一例である。筐体63は、本発明の「第2筐体」の一例である。S11を実行するCPU31は、本発明の「第1稼働手段」の一例である。S19、S21を実行するCPU31は、本発明の「第1判断手段」の一例である。S37、S77を実行するCPU31は、本発明の「設定手段」の一例である。S47、S57、S51を実行するCPU31、及び、S87、S97、S91を実行するCPU31は、本発明の「第1停止手段」の一例である。S13を実行するCPU31は、本発明の「第2判断手段」の一例である。S47、S51、S77を実行するCPU31、及び、S87、S91、S37を実行するCPU31は、それぞれ、本発明の「変更手段」の一例である。S33、S73を実行するCPU31は、本発明の「第2停止手段」の一例である。S41、S81を実行するCPU31は、本発明の「第2稼働手段」の一例である。S35、S75を実行するCPU31は、本発明の「第3停止手段」の一例である。S39、S79を実行するCPU31は、本発明の「第3稼働手段」の一例である。
1 HMD
40 CB
7 ケーブル
12 筐体
17 接続I/Fコントローラ
30 表示ユニット
31 CPU
63 筐体
72A 液晶パネル
72B 制御回路
81 第1映像処理部
82 第2映像処理部
87 接続I/Fコントローラ
91 入力端子
92 入力端子
T1 第1所定時間
T2 第2所定時間
T3 第3所定時間

Claims (10)

  1. デジタルの映像信号が入力される第1入力端子を有し、前記第1入力端子に入力された映像信号を処理する第1映像処理部と、
    アナログの映像信号が入力される第2入力端子を有し、前記第2入力端子に入力された映像信号を処理する第2映像処理部と、
    前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を、映像信号を処理可能な状態である第1稼働状態に設定する第1稼働手段と、
    前記第1稼働手段により前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部が前記第1稼働状態に設定された場合、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部の少なくとも一方の映像処理部に、前記映像信号が入力されているかを判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段によって、前記映像信号が入力されているかが判断された場合、前記第1判断手段による判断結果に応じて、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち何れか一方の映像処理部を、特定映像処理部に設定する設定手段と、
    前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち他方の映像処理部を、前記映像信号の処理を停止している状態である第1停止状態に設定する第1停止手段とを含む制御部と、
    頭部に装着可能であって、前記特定映像処理部から出力された前記映像信号に基づく映像を表示する表示ユニットと、
    を備えることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  2. 前記制御部は、さらに、前記第1稼働手段が前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を前記第1稼働状態に設定する前における前記第1映像処理部が、前記第1稼働状態であるかを判断する第2判断手段を含み、
    前記第1判断手段は、
    前記第2判断手段によって前記第1映像処理部が前記第1稼働状態でないと判断された場合、前記第1稼働手段が前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を前記第1稼働状態に設定してから第1所定時間が経過したときに、前記少なくとも一方の映像処理部に前記映像信号が入力されているかを判断し、
    前記第2判断手段によって前記第1映像処理部が前記第1稼働状態であると判断された場合、前記第1稼働手段が前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を前記第1稼働状態に設定してから第2所定時間が経過したときに、前記少なくとも一方の映像処理部に前記映像信号が入力されているかを判断し、
    前記第1所定時間は、前記第2所定時間よりも長いことを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  3. 前記第1停止手段は、前記設定手段によって前記何れか一方の映像処理部が前記特定映像処理部に設定されてから第3所定時間が経過したときに、前記他方の映像処理部を前記第1停止状態に設定することを特徴とする請求項2に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  4. 前記制御部は、さらに、前記第1停止手段が前記他方の映像処理部を前記第1停止状態に設定する前に、前記設定手段によって設定された前記特定映像処理部を、前記何れか一方の映像処理部から前記他方の映像処理部に変更する変更手段を含み、
    前記第1停止手段は、前記変更手段が前記特定映像処理部を前記何れか一方の映像処理部から前記他方の映像処理部に変更する場合、前記他方の映像処理部を前記第1停止状態に設定しないことを特徴とする請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  5. 前記表示ユニットは、
    前記映像を表示する表示部と、
    前記表示部を制御して、前記映像を前記表示部に表示させる表示制御部と
    を備え、
    前記制御部は、さらに、
    前記設定手段が前記何れか一方の映像処理部を前記特定映像処理部に設定する前に、前記表示制御部を、前記表示部の制御を停止している状態である第2停止状態に設定する第2停止手段と、
    前記設定手段が前記何れか一方の映像処理部を前記特定映像処理部に設定した後に、前記表示制御部を、前記表示部を制御可能な状態である第2稼働状態に設定する第2稼働手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  6. 前記表示ユニットは、入力される映像信号を処理する第3映像処理部を備え、
    前記特定映像処理部から出力された前記映像信号を処理し、前記第3映像処理部に対して、処理した前記映像信号及び同期信号を送信する第4映像処理部をさらに備え、
    前記制御部は、さらに、
    前記設定手段が前記一方の映像処理部を前記特定映像処理部に設定する前に、前記第4映像処理部を、前記同期信号の送信を停止している状態である第3停止状態に設定する第3停止手段と、
    前記設定手段が前記何れか一方の映像処理部を前記特定映像処理部に設定した後に、前記第4映像処理部を、前記同期信号を送信可能な状態である第3稼働状態に設定する第3稼働手段と
    を含むことを特徴とする請求項5に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  7. 前記表示ユニットは、前記表示部、前記表示制御部、及び前記第3映像処理部を内蔵する第1筐体をさらに備え、
    前記第1映像処理部、前記第2映像処理部、及び前記第4映像処理部を内蔵する第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを接続し、前記第3映像処理部が処理した映像信号を前記第4映像処理部に伝達するケーブルと
    をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  8. デジタルの映像信号が入力される第1入力端子を有し、前記第1入力端子に入力された映像信号を処理する第1映像処理部と、
    アナログの映像信号が入力される第2入力端子を有し、前記第2入力端子に入力された映像信号を処理する第2映像処理部と、
    前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を、前記映像信号を処理可能な状態である第1稼働状態に設定する第1稼働手段と、
    前記第1稼働手段により前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部が前記第1稼働状態に設定された場合、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部の少なくとも一方の映像処理部に、前記映像信号が入力されているかを判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段によって、前記映像信号が入力されているかが判断された場合、前記第1判断手段による判断結果に応じて、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち一方の映像処理部を、頭部に装着可能であって、且つ入力される映像信号に基づく映像を表示する表示ユニットに出力するための映像信号を処理する特定映像処理部に設定する設定手段と、
    前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち他方の映像処理部を、前記映像信号の処理を停止している状態である第1停止状態に設定する第1停止手段と
    を含むことを特徴とする表示制御装置。
  9. デジタルの映像信号が入力される第1入力端子を有し、前記第1入力端子に入力された映像信号を処理する第1映像処理部と、
    アナログの映像信号が入力される第2入力端子を有し、前記第2入力端子に入力された映像信号を処理する第2映像処理部とを備えた表示制御装置のコンピュータに、
    前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を、前記映像信号を処理可能な状態である第1稼働状態に設定する第1稼働ステップと、
    前記第1稼働ステップにより前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部が前記第1稼働状態に設定された場合、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部の少なくとも一方の映像処理部に、前記映像信号が入力されているかを判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップによって、前記映像信号が入力されているかが判断された場合、前記第1判断ステップによる判断結果に応じて、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち一方の映像処理部を、頭部に装着可能であって、且つ入力される映像信号に基づく映像を表示する表示ユニットに出力するための映像信号を処理する特定映像処理部に設定する設定ステップと、
    前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち、他方の映像処理部を、前記映像信号の処理を停止している状態である第1停止状態に設定する第1停止ステップと
    を実行させるための表示プログラム。
  10. デジタルの映像信号が入力される第1入力端子を有し、前記第1入力端子に入力された前記映像信号を処理する第1映像処理部と、
    アナログの映像信号が入力される第2入力端子を有し、前記第2入力端子に入力された前記映像信号を処理する第2映像処理部とを備えた表示制御装置によって実行される表示方法であって、
    前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部を、前記映像信号を処理可能な状態である第1稼働状態に設定する第1稼働ステップと、
    前記第1稼働ステップにより前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部が前記第1稼働状態に設定された場合、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち少なくとも一方の映像処理部に、前記映像信号が入力されているかを判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップによって、前記映像信号が入力されているかが判断された場合、前記第1判断ステップによる判断結果に応じて、前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち一方の映像処理部を、頭部に装着可能であって、且つ入力される映像信号に基づく映像を表示する表示ユニットに出力するための映像信号を処理する特定映像処理部に設定する設定ステップと、
    前記第1映像処理部及び前記第2映像処理部のうち、他方の映像処理部を、前記映像信号の処理を停止している状態である第1停止状態に設定する第1停止ステップと
    を含むことを特徴とする表示方法。
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