JP2016061894A - ストロボ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被写体に照射する光の色温度を変更する時間を抑えることができるストロボ装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明のストロボ装置は、電力が蓄えられるメインコンデンサと、該メインコンデンサが蓄えている電力が供給される閃光放電管と、前記メインコンデンサから該閃光放電管に供給される電力の電流値を調整する電流値調整部と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】本発明のストロボ装置は、電力が蓄えられるメインコンデンサと、該メインコンデンサが蓄えている電力が供給される閃光放電管と、前記メインコンデンサから該閃光放電管に供給される電力の電流値を調整する電流値調整部と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、被写体に光を照射するストロボ装置に関する。
従来から、カメラ(例えば、デジタルカメラやスティールカメラ等)で撮影を行うにあたり、被写体に光を照射するストロボ装置が用いられることがある。かかるストロボ装置は、光を発生させる発光部と、該発光部からの光を通過させる光学パネルと、を備える。
発光部は、電力が蓄えられるメインコンデンサと、該メインコンデンサから電力が供給される閃光放電管とを備える。
前記ストロボ装置では、メインコンデンサに蓄えられている電力が閃光放電管に供給されると、該閃光放電管が発光する。そして、光学パネルを通過した光が被写体に照射される。
ところで、カメラでの撮影時において、ストロボ装置で被写体に光を照射する場合、被写体に照射した光の色温度に応じて撮影した画像の色合いが変化することがある。
そのため、前記ストロボ装置には、被写体に照射する光の色温度を変更できるように構成されているものがある。
この種のストロボ装置として、例えば、光学パネルに取り付け可能な複数のカラーフィルターをさらに備えるものが提供されている。前記ストロボ装置では、閃光放電管が発生させた光が光学パネルに取り付けられているカラーフィルターを通過する。そのため、前記ストロボ装置では、閃光放電管が発生させた光の色温度が光学パネルに取り付けられているカラーフィルターに応じた色温度に変化する。
しかしながら、前記ストロボ装置では、被写体に照射する光の色温度を変更する場合、光学パネルに対するカラーフィルターの着脱に時間がかかる。そのため、前記ストロボ装置では、被写体に照射する光の色温度を直ちに変更できないことがある。
また、別のストロボ装置としては、メインコンデンサに蓄えられている電力の電圧値を調整するものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。前記ストロボ装置では、メインコンデンサを充放電させることによって、該メインコンデンサに蓄えられている電力の電圧値を調整する。この状態で、メインコンデンサから閃光放電管に電力を供給すると、該閃光放電管は、供給された電力に対応した色温度の光を発生させる。
しかしながら、前記ストロボ装置では、被写体に照射する光の色温度を変更する場合、メインコンデンサの充放電に時間がかかる。従って、前記ストロボ装置では、被写体に照射する光の色温度を直ちに変更できず、撮影者の意図するタイミングで被写体に光を照射することができないことがあった。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、被写体に照射する光の色温度を変更する時間を抑えることができるストロボ装置を提供することを課題とする。
本発明のストロボ装置は、電力を蓄えるメインコンデンサと、該メインコンデンサから電力が供給される閃光放電管と、前記メインコンデンサから該閃光放電管に供給される電力の電流値を調整する電流値調整部と、を備える。
かかる構成によれば、電流値調整部を介してメインコンデンサの電力を閃光放電管に供給することができる。
メインコンデンサの電力は、電流値調整部を通過することによって、閃光放電管で発生させる光の色温度に対応した電流値に調整される。すなわち、メインコンデンサの電力は、所望する光の色温度に対応する電流値に調整された状態で閃光放電管に供給される。そして、閃光放電管は、供給された電力に応じた色温度の光を発生させる。
このように、前記ストロボ装置では、メインコンデンサの充放電を行うことで該メインコンデンサに蓄えられている電力の電圧値を調整することなく、閃光放電管が発生させる光の色温度を変更することができる。
従って、前記ストロボ装置は、被写体に照射する光の色温度を変更する時間を抑えることができる。
また、請求項2に記載の発明において、前記メインコンデンサと前記閃光放電管とは、少なくとも一つの経路で繋がれ、前記電流値調整部は、一つの前記経路毎に接続される抵抗を少なくとも一つ有するとともに、該抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とに接続した状態と、前記抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とから切り離した状態とに切替可能な切替部を有し、前記経路の全部又は前記経路のうちの一部の経路に対して前記抵抗が接続されることが好ましい。
かかる構成によれば、切替部によってメインコンデンサと閃光放電管とに抵抗を接続することができる。そのため、前記ストロボ装置では、電流値調整部の抵抗を介してメインコンデンサの電力を閃光放電管に供給することができる。
メインコンデンサの電力は、電流値調整部の抵抗を通過することによって、閃光放電管で発生させる光の色温度に対応した電流値に調整される。すなわち、メインコンデンサの電力は、所望する光の色温度に対応する電流値に調整された状態で閃光放電管に供給される。そして、閃光放電管は、供給された電力に応じた色温度の光を発生させる。
このように、前記ストロボ装置では、メインコンデンサの充放電を行うことで該メインコンデンサに蓄えられている電力の電圧値を調整することなく、閃光放電管が発生させる光の色温度を変更することができる。
従って、前記ストロボ装置は、被写体に照射する光の色温度を変更する時間を抑えることができる。
また、請求項3に記載の発明において、前記メインコンデンサと前記閃光放電管とは、複数の前記経路で繋がれ、前記電流値調整部は、複数の前記抵抗を備え、前記切替部は、前記複数の抵抗のうちの少なくとも一つの抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とに接続可能なスイッチを有する。
かかる構成によれば、スイッチによって、複数の抵抗のうちの少なくとも一つの抵抗を前記経路に接続することができる。そのため、メインコンデンサの電力を該メインコンデンサと閃光放電管とに接続した抵抗に通過させることができる。
メインコンデンサの電力は、電流値調整部の抵抗を通過することによって、閃光放電管で発生させる光の色温度に対応した電流値に調整される。すなわち、メインコンデンサの電力は、所望する光の色温度に対応する電流値に調整された状態で閃光放電管に供給される。そして、閃光放電管は、供給された電力に応じた色温度の光を発生させる。
このように、前記ストロボ装置では、メインコンデンサの充放電を行うことで該メインコンデンサに蓄えられている電力の電圧値を調整することなく、閃光放電管が発生させる光の色温度を変更することができる。
従って、前記ストロボ装置は、被写体に照射する光の色温度を変更する時間を抑えることができる。
また、請求項4に記載の発明において、前記切替部は、前記複数の抵抗のそれぞれに接続される一つのスイッチを有し、該スイッチは、前記複数の抵抗のうちの少なくとも一つの抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とに接続可能なスイッチを有する。
かかる構成によれば、一つのスイッチによって、複数の抵抗のうちの少なくとも一つの抵抗を前記経路に接続することができる。そのため、前記ストロボ装置は、被写体に照射する光の色温度の変更に要する時間を抑えつつ、部品点数を抑えることもできる。
また、請求項5に記載の発明において、前記メインコンデンサと前記閃光放電管とは、少なくとも一つの経路で繋がれ、前記電流値調整部は、一つの前記経路に接続される一つの可変抵抗を有し、該抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とに接続した状態と、前記抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とから切り離した状態とに切替可能な切替部を有することが好ましい。
かかる構成によれば、切替部によってメインコンデンサと閃光放電管とに可変抵抗を接続することができる。そのため、前記ストロボ装置では、可変抵抗を介してメインコンデンサから閃光放電管に電力を供給することができる。
メインコンデンサの電力は、電流値調整部の可変抵抗を通過することによって、閃光放電管で発生させる光の色温度に対応した電流値に調整される。すなわち、メインコンデンサの電力は、所望する光の色温度に対応する電流値に調整された状態で閃光放電管に供給される。さらに、前記ストロボ装置では、可変抵抗の抵抗値を変化させることによって、メインコンデンサから閃光放電管に供給される電力の電流値を調整することができる。
そして、閃光放電管は、供給された電力に応じた色温度の光を発生させる。
このように、前記ストロボ装置では、メインコンデンサの充放電を行うことで該メインコンデンサに蓄えられている電力の電圧値を調整することなく、閃光放電管が発生させる光の色温度を変更することができる。
従って、前記ストロボ装置は、被写体に照射する光の色温度を変更する時間を抑えることができる。
本発明によれば、被写体に照射する光の色温度の変更に要する時間を抑えることができるストロボ装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参酌しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態に係るストロボ装置1は、カメラ(例えば、デジタルカメラやスティールカメラ等)で撮影を行うにあたり、被写体に光を照射するためのものである。
ストロボ装置1は、図2に示すように、電力が蓄えられるメインコンデンサ2と、該メインコンデンサ2の電力が供給される閃光放電管3と、前記メインコンデンサ2から該閃光放電管3に供給される電力の電流値を調整する電流値調整部4と、を備えている。
また、ストロボ装置1は、電源5とメインコンデンサ2とに接続される昇圧回路6と、該閃光放電管3内の希ガスを励起するトリガ回路7と、を備えている。
なお、本実施形態では、閃光放電管3を含む回路全体を発光部8として以下の説明を行う場合がある。また、図1に示すように、本実施形態に係るストロボ装置1は、閃光放電管3が発生させた光を反射させるリフレクタ9と、閃光放電管3を介してリフレクタ9と並ぶように配置される光学パネル10とをさらに備える。
また、本実施形態では、メインコンデンサ2と閃光放電管3とが少なくとも一つの経路(本実施形態では、3つの経路)で繋がれている。
閃光放電管3は、内部に希ガス(例えば、キセノンガス)が封入されるバルブ(採番しない)を有する。また、図2に示すように、閃光放電管3は、バルブに取り付けられている陽極11と、該陽極11と間隔をあけてバルブに取り付けられている陰極12と、バルブの表面に取り付けられているトリガ電極13とを有する。閃光放電管3の陽極11には、電流値調整部4が接続されている。
電流値調整部4は、一つの前記経路毎に接続される抵抗を少なくとも一つ有する。上述のように、メインコンデンサ2と閃光放電管3とは、3つの経路で繋がれている。これに伴い、電流値調整部4は、3つの前記抵抗14a,14b,14cを有する。
また、電流値調整部4は、抵抗14a,14b,14cを前記経路に接続した状態と、抵抗14a,14b,14cを前記経路から切り離した状態とに切替可能な切替部15を有する。
前記抵抗14a,14b,14cのそれぞれは、互いに異なる抵抗値である。
切替部15は、前記複数の抵抗14a,14b,14cのうちの少なくとも一つの抵抗を前記メインコンデンサ2と前記閃光放電管3とに接続可能なスイッチを有する。本実施形態に係る切替部15は、スイッチとして、一つの抵抗14a,14b,14c毎に接続されるスイッチ16a,16b,16cを有する。
さらに、電流値調整部4は、複数の抵抗14a,14b,14cのうちの何れか一つの抵抗を通じて閃光放電管3に電力が供給されるように構成される。そのため、本実施形態に係るストロボ装置1では、閃光放電管3が発生させる光を3種類の色温度に変更することができる。このように、本実施形態に係る電流値調整部4は、変更可能とする色温度の種類に対応する数の抵抗を有する。
トリガ回路7は、閃光放電管3のトリガ電極13に接続されている。そして、トリガ回路7は、閃光放電管3のトリガ電極13に電圧を印加して、閃光放電管3を励起させるように構成される。
以上のように構成されたストロボ装置1について、次にその動作を説明する。前記ストロボ装置1では、まず、電源5の電圧が昇圧回路6によって昇圧される。そして、メインコンデンサ2は、昇圧回路6から供給される電力によって充電される。
そして、複数の抵抗14a,14b,14cのうちの何れか一つの抵抗をメインコンデンサ2と閃光放電管3とに接続する。すなわち、メインコンデンサ2と閃光放電管3とに複数の抵抗14a,14b,14cのうちの何れか一つの抵抗を接続する。
一例を挙げて具体的に説明すると、例えば、抵抗14aをメインコンデンサ2と閃光放電管3とに接続する場合、他の抵抗14b,14cをメインコンデンサ2と閃光放電管3とから切り離す。これにより、メインコンデンサ2と閃光放電管3とを抵抗14aによって接続する。
この状態で、トリガ回路7によって閃光放電管3のトリガ電極13に電圧を印加すると、該閃光放電管3内の希ガスが励起する。これに伴い、閃光放電管3の陽極11と陰極12とが導通状態になる。これにより、電流値調整部4の抵抗14aを介してメインコンデンサ2から閃光放電管3に電力が供給される。
このとき、メインコンデンサ2から閃光放電管3に供給される電力は、電流値調整部4の抵抗14aを通過するに伴って、所望する光の色温度に対応する電流値に調整される。そして、閃光放電管3は、供給された電力の電流値に応じた色温度の光を発生させる。
さらに、抵抗14aをメインコンデンサ2と閃光放電管3とから切り離して、抵抗14b又は抵抗14cの何れか一方の抵抗をメインコンデンサ2と閃光放電管3とに接続すれば、抵抗14b、又は抵抗14cの何れか一方の抵抗を介してメインコンデンサ2から閃光放電管3に電力を供給できるようになる。
この場合、メインコンデンサ2に蓄えられている電力は、抵抗14b、又は抵抗14cの何れか一方の抵抗を介して閃光放電管3に供給される。
そのため、閃光放電管3には、抵抗14b又は抵抗14cによって電流値が調整された電力が供給される。そして、閃光放電管3は、供給された電力の電流値に応じた色温度の光を発生させる。
このように、本実施形態に係るストロボ装置1は、メインコンデンサ2の充放電を行うことで該メインコンデンサ2に蓄えられている電力の電圧値を調整することなく、閃光放電管3が発生させる光の色温度を変更することができる。
以上のように、本実施形態に係るストロボ装置1によれば、メインコンデンサ2の電力を電流値調整部4の抵抗(本実施形態では、3つの抵抗14a,14b,14cのうちの何れか一つの抵抗)に通過させることができる。
また、前記ストロボ装置1は、切替部15によって、メインコンデンサ2と閃光放電管3とに抵抗14a,14b,14cを接続することができる。より具体的に説明すると、前記ストロボ装置1では、スイッチ16a,16b,16cによって、3つの抵抗14a,14b,14cのうちの何れか一つの抵抗をメインコンデンサ2と閃光放電管3とに接続することができる。
そのため、前記ストロボ装置1では、メインコンデンサ2に蓄えられている電力を3つの抵抗14a,14b,14cのうちの何れか一つの抵抗に通過させることができる。
そして、閃光放電管3に供給されるメインコンデンサ2の電力は、電流値調整部4の抵抗14a,14b,14cを通過するに伴って、閃光放電管3で発生させる光の色温度に対応した電流値に調整される。すなわち、メインコンデンサ2の電力は、所望する光の色温度に対応する電流値に調整された状態で閃光放電管3に供給される。そして、閃光放電管3は、供給された電力に応じた色温度の光を発生させる。
このように、前記ストロボ装置1では、メインコンデンサ2の充放電を行うことで該メインコンデンサ2に蓄えられている電力の電圧値を調整することなく、閃光放電管3が発生させる光の色温度を変更することができる。
従って、前記ストロボ装置1は、被写体に照射する光の色温度を変更する時間を抑えることができる。
尚、本発明のストロボ装置1は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態において、メインコンデンサ2と閃光放電管3とを接続する複数の経路のそれぞれには、抵抗14a,14b,14cが接続されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図3に示すように、メインコンデンサ2と閃光放電管3とを接続する複数の経路には、スイッチ16cのみが接続されている経路が含まれていてもよい。すなわち、メインコンデンサ2と閃光放電管3とを接続する複数の経路のうちの一部の経路に対して抵抗が接続されていてもよい。
電流値調整部4は、3つの抵抗14a,14b,14cを備えていたが、これに限定されるものではない。例えば、電流値調整部4は、1つの抵抗を備えていても良いし、2つの抵抗又は4つ以上の抵抗を備えていてもよい。
上記実施形態において、電流値調整部4は、複数の抵抗14a,14b,14cのうちの一つの抵抗を介してメインコンデンサ2に蓄えている電力を閃光放電管3に供給するように構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、電流値調整部4は、複数の抵抗14a,14b,14cのうちの二つ以上の抵抗を介してメインコンデンサ2に蓄えている電力を閃光放電管3に供給するように構成してもよい。
上記実施形態において、切替部15では、複数の抵抗14a,14b,14cのそれぞれに対して個別のスイッチ16a,16b,16cを接続していたが、これに限定されるものではない。例えば、図4に示すように、切替部15は、複数の抵抗14a,14b,14cのそれぞれが接続される一つのスイッチ17(例えば、ロータリースイッチ等)を有するようにしてもよい。
なお、図4に示すスイッチ17は、複数の抵抗14a,14b,14cのうちの一つの抵抗をメインコンデンサ2と閃光放電管3とに接続するように構成されているが、スイッチ17は、例えば、複数の抵抗14a,14b,14cのうちの二つの抵抗をメインコンデンサ2と閃光放電管3とに接続するように構成されていてもよい。
上記構成を採用したストロボ装置1では、一つのスイッチ17で複数の抵抗14a,14b,14cのそれぞれの状態を切り替えることができるため、被写体に照射する光の色温度を変更する時間を抑えつつ、部品点数を抑えることもできるようになる。
また、上記実施形態において、電流値調整部4は、複数の抵抗14a,14b,14cを有していたが、これに限定されるものではない。例えば、電流値調整部4は、図5に示すように、少なくとも一つの可変抵抗18と、該可変抵抗18に接続されるスイッチ19であって、前記可変抵抗18をメインコンデンサ2と閃光放電管3とに接続可能なスイッチ19とを有するようにしてもよい。
このようにする場合、可変抵抗18の抵抗値を変化させることによって、メインコンデンサ2から閃光放電管3に供給する電力の電流値を調整することができる。
このように、上記構成を採用したストロボ装置1も、メインコンデンサ2の充放電を行うことで該メインコンデンサ2に蓄えられている電力の電圧値を調整することなく、閃光放電管3が発生させる光の色温度を変更することができる。従って、前記ストロボ装置1は、被写体に照射する光の色温度を変更する時間を抑えることができる。
さらに、電流値調整部4が少なくとも一つの可変抵抗を有するようにする場合、図3に示したように、メインコンデンサ2と閃光放電管3とが複数の経路で接続され、該複数の経路には、スイッチのみが接続されている経路が含まれていてもよい。すなわち、メインコンデンサ2と閃光放電管3とを接続する複数の経路のうちの一部の経路に対して可変抵抗が接続されていてもよい。このようにする場合も、スイッチのみが接続されている経路を介してメインコンデンサ2に蓄えている電力を閃光放電管3に供給することができる。
また、上記実施形態において、特に言及しなかったが、切替部15の各スイッチ16a,16b,16cは、例えば、IGBTで構成してもよい。
本発明のストロボ装置1は、電力が蓄えられるメインコンデンサ2と、該メインコンデンサ2から電力が供給される閃光放電管3と、前記メインコンデンサ2から該閃光放電管3に供給される電力の電流値を調整する電流値調整部4と、を備えることによって、被写体に照射する光の色温度を変更する時間を抑えることが必要な用途にも適用できる。
1 ストロボ装置
2 メインコンデンサ
3 閃光放電管
4 電流値調整部
14a,14b,14c 抵抗
15 切替部
16a,16b,16c,17 スイッチ
18 可変抵抗
2 メインコンデンサ
3 閃光放電管
4 電流値調整部
14a,14b,14c 抵抗
15 切替部
16a,16b,16c,17 スイッチ
18 可変抵抗
Claims (5)
- 電力を蓄えるメインコンデンサと、該メインコンデンサから電力が供給される閃光放電管と、前記メインコンデンサから該閃光放電管に供給される電力の電流値を調整する電流値調整部と、を備えるストロボ装置。
- 前記メインコンデンサと前記閃光放電管とは、少なくとも一つの経路で繋がれ、前記電流値調整部は、一つの前記経路毎に接続される抵抗を少なくとも一つ有するとともに、該抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とに接続した状態と、前記抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とから切り離した状態とに切替可能な切替部を有し、前記経路の全部又は前記経路のうちの一部の経路に対して前記抵抗が接続される請求項1に記載のストロボ装置。
- 前記メインコンデンサと前記閃光放電管とは、複数の前記経路で繋がれ、前記電流値調整部は、複数の前記抵抗を備え、前記切替部は、前記複数の抵抗のうちの少なくとも一つの抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とに接続可能なスイッチを有する請求項2に記載のストロボ装置。
- 前記切替部は、前記複数の抵抗のそれぞれに接続される一つのスイッチを有し、該スイッチは、前記複数の抵抗のうちの少なくとも一つの抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とに接続可能なスイッチを有する請求項2に記載のストロボ装置。
- 前記メインコンデンサと前記閃光放電管とは、少なくとも一つの経路で繋がれ、前記電流値調整部は、一つの前記経路に接続される一つの可変抵抗を有し、該抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とに接続した状態と、前記抵抗を前記メインコンデンサと前記閃光放電管とから切り離した状態とに切替可能な切替部を有する請求項1に記載のストロボ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014188967A JP2016061894A (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | ストロボ装置 |
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JP2014188967A JP2016061894A (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | ストロボ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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