JP2016061716A - 組合せ計量装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の一実施形態に係る組合せ計量装置100の外観の概略を示す側面図である。組合せ計量装置100は、外部の物品供給部50から物品を受け取り、受け取った物品の中から、あらかじめ定められた目標重量に近い量の物品を取り分けて排出する。組合せ計量装置100が扱う物品は、通常は小片や粒状物などの集合体であり、例えばスナック菓子やカット野菜などである。
図2は、組合せ計量装置100の構造を示す図である。以下に、本図を参照して構成の詳細について説明する。
分散フィーダ200は、物品を複数のヘッド300へ分散させるためのものであり、分散テーブル210と、第1振動装置220とを有する。
複数のヘッド300は、分散フィーダ200を取り囲むように、放射状に配置されている。各ヘッド300は、トラフ310、プールホッパ320、計量ホッパ340、ブースタホッパ360、不良受箱380を有している。
トラフ310は、分散フィーダ200から受け取った物品をプールホッパ320へ搬送するための搬送路である。複数のトラフ310は、分散テーブル210の平板部212付近から放射状に径方向に延びている。
プールホッパ320は、トラフ310から受け取った物品を一時的に貯留するためのものであり、ゲート321を有する。ゲート321が開いた時、プールホッパ320の貯留物品は、計量ホッパ340へ落下する。ゲート321の開閉動作は、プールホッパゲート開閉機構GPH(図3参照)により行われる。
計量ホッパ340は、プールホッパ320から受け取った物品を一時的に貯留することができる。
ブースタホッパ360は、計量ホッパ340の第1ゲート341から受け取った物品を一時的に貯留するものであり、ゲート361を有する。ゲート361が開いた時、ブースタホッパ360の貯留物品は、集合シュート400へ落下する。ゲート361の開閉動作は、ブースタホッパゲート開閉機構GBH(図3参照)により行われる。
不良受箱380は、計量ホッパ340の第2ゲート342から排出された物品を収容する。不良受箱380は、着脱部381を介して計量ホッパ340から吊り下げられている。不良受箱380は、通常時には計量ホッパ340から吊り下げられるが、収容物品の重量が過多になった時に収容物品を廃棄するために、計量ホッパ340から取り外すことができる。
集合シュート400は、ブースタホッパ360から排出される物品、または、計量ホッパ340からブースタホッパ360経由で排出される物品を集めて、組合せ計量装置100の下流に設置された包装装置などの機器に物品を渡すためのものである。
図3は、組合せ計量装置100の制御回路500を示す。
[組合せ計量装置100全体につき]
・T:組合せの目標重量
・ThOVS:オーバースケール閾値
・ThFUL:不良受箱収容過多閾値
[各ヘッド300(すなわち、x番目のヘッド:1≦x≦n)につき]
・HWHx:空の計量ホッパ340の重量
・HEJx:空の不良受箱380の重量
[各ヘッド300(すなわち、x番目のヘッド:1≦x≦n)につき]
・CWHx:計量ホッパ340の貯留物品の重量
・CBHx:ブースタホッパ360の貯留物品の重量
・CEJx:不良受箱380の収容物品の重量
・すべてのゲート(321、341、342、361)の制御履歴
・その他のデータ
以下に、図2および図3を参照して、組合せ計量装置100の種々の動作について説明する。
(3−1−1)初期化
各計量ホッパ340および各ブースタホッパ360に物品が一切貯留されておらず、かつ、各不良受箱380に物品が一切収容されていない時、ユーザは組合せ計量装置100の初期化を行ってもよい。これにより、制御回路500のメモリMEM内のCWHx、CBHx、CEJx(1≦x≦n)の値は、すべてゼロに設定される。
x番目(1≦x≦n)のヘッド300における計量ホッパ340に設けられた重量センサWSxは計測値Sxを出力する。処理部PRCはこの計測値Sxを取得し、メモリMEMに記録する。重量センサWSxの計測値Sxは、下記の数式で表される。
Sx=HWHx+CWHx+HEJx+CEJx
すでに「(2−4)制御回路500」の項で説明したとおり、HWHxとHEJxの値は、メモリMEMにあらかじめ保存されている。したがって、組合せ計量装置100が、まだ一度も計量ホッパ340に貯留された物品を不良受箱380に排出していない時は、処理部PRCは次の演算をすることによってCWHxを算出する。
CWHx=Sx−HWHx−HEJx
CWHx=Sx−HWHx−HEJx−CEJx
ブースタホッパ360が空である時に、計量ホッパ340の第1ゲート341が開かれて物品が排出された時は、処理部PRCは、その時点の直前における計量ホッパ340の貯留物品の重量CWHxの値を、ブースタホッパ360の貯留物品の重量CBHxとしてメモリMEMに記録する。
不良受箱380が空である時に、計量ホッパ340の第2ゲート342が開かれて物品が排出された時は、処理部PRCは、その時点の直前における計量ホッパ340の貯留物品の重量CWHxの値を、不良受箱380の収容物品の重量CEJxとしてメモリMEMに記録する。
前述したように、ホッパ選択部SELは、メモリMEMに保存された、すべてのヘッド300におけるCWHxおよびCBHx(1≦x≦n)の値を参照して組合せ計量を行い、組合せの目標重量Tに最も近くなる組合せに係るホッパを選択する。
オーバースケール判定部OVSは、いずれかの計量ホッパ340でオーバースケールが発生した時、そのホッパの情報を制御部CNTに通知する。これに応じて、制御部CNTは、その計量ホッパ340の第2ゲート342を開く制御信号を発する。
不良受箱収容過多判定部FULは、いずれかの不良受箱380で不良受箱収容過多が発生した時、その不良受箱380の情報を制御部CNTに通知する。これに応じて、制御部CNTは、その不良受箱380の収容物品を廃棄するようユーザに促すために、インジケータINDを制御して警告を発する。
本発明に係る組合せ計量装置100によれば、オーバースケールが発生するたびに、当該オーバースケールが発生したヘッドの運転を停止することは必須ではないので、計算能力の低下を抑制できる。
本発明に係る組合せ計量装置100の構成は、上述した実施形態に限られず、様々な改変が可能である。
CNT 制御部
DR ヘッド制御回路
FUL 不良受箱収容過多判定部
IND インジケータ制御回路
MEM メモリ
OVS オーバースケール判定部
P 通常経路
SEL ホッパ選択部
UPD 記録更新部
WS 重量センサ
50 物品供給部
100 組合せ計量装置
200 分散フィーダ
210 分散テーブル
211 円錐部
212 平板部
220 第1振動装置
310 トラフ
311 第2振動装置
320 プールホッパ
321 ゲート
340 計量ホッパ
341 第1ゲート
342 第2ゲート
360 ブースタホッパ
361 ゲート
380 不良受箱
400 集合シュート
500 制御回路
Claims (5)
- 物品を分散する分散部と、
前記分散部の下流に設けられ、前記物品を搬送する複数の搬送部と、
前記複数の搬送部の下流にそれぞれ対応して設けられ、前記物品を貯留する複数のホッパと、
前記複数のホッパの下流に設けられた、前記物品を集合させる集合部と、
を備え、
前記複数のホッパの少なくとも一部は、前記物品を計量する計量ホッパであり、
前記計量ホッパの計測値に基づき組合せ選択をし、選択された前記物品を前記集合部に排出させる、組合せ計量動作を行う組合せ計量装置であって、
前記組合せ計量動作中に物品が搬送される通常経路と、
前記通常経路の外に設けられた不良受箱と、
前記ホッパが貯留する前記物品を、前記不良受箱に振り分ける振り分け部と、
をさらに備える、組合せ計量装置。 - 前記不良受箱は着脱部を介して前記計量ホッパに取り付けられている、
請求項1に記載の組合せ計量装置。 - 前記不良受箱に収容される前記物品の重量閾値を記憶する記憶部と、
前記不良受箱内の前記物品の重量が前記重量閾値を超える場合には異常と判断する判断部と、
をさらに備える、
請求項1または2に記載の組合せ計量装置。 - 前記不良受箱内の前記物品の重量は、前記ホッパ内で計量された前記物品が前記不良受箱側に振分けられた場合に積算することで算出する、
請求項3に記載の組合せ計量装置。 - 前記不良受箱内の前記物品の重量が前記重量閾値を超える、と前記判断部が判断した場合には、
前記不良受箱に対応するヘッドの運転を停止し、
前記停止されたヘッドの前記計量ホッパの重量を測定することで前記不良受箱が取り外されたことおよび再装着されたことを検知し、
さらに、
前記ホッパが再装着されかつ不良受箱内の前記物品が取り除かれていると判断した場合には、
前記停止されたヘッドの再運転を許可する制御部、
をさらに備える、
請求項3または4のいずれか1つに記載の組合せ計量装置。
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