JP2016061412A - 圧電式バルブ及び該圧電式バルブに利用する積層型圧電素子 - Google Patents

圧電式バルブ及び該圧電式バルブに利用する積層型圧電素子 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、積層型圧電素子の変位を利用してバルブの開閉を行う圧電式バルブであって、使用に際し圧縮気体とともに前記積層型圧電素子の破損片が噴出するおそれがなく、高湿環境下で使用した場合でも前記積層型圧電素子に湿気が侵入して寿命が短くなるおそれがない圧電式バルブを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、積層型圧電素子の変位を利用してバルブの開閉を行う圧電式バルブであって、外部から供給される圧縮気体を受け入れる気体圧力室を有するバルブ本体と、弁体、前記弁体の動作に必要な駆動力を変位として発生する積層型圧電素子、前記積層型圧電素子の変位を拡大して前記弁体に作用させる変位拡大機構を有し、前記バルブ本体の内部に配設されるアクチュエータと、を備える圧電式バルブにおいて、前記積層型圧電素子は、ポリオレフィン系樹脂により表面を覆われることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、積層型圧電素子の変位を利用してバルブの開閉を行う圧電式バルブ及び該圧電式バルブに利用して好適な積層型圧電素子に関する。
従来、積層型圧電素子の変位を利用してバルブの開閉を行い、圧縮気体を噴出する圧電式バルブが知られている(特許文献1を参照。)。
特許文献1に記載された圧電式バルブは、高速応答性能に優れる積層型圧電素子の特性を利用するものであり、前記積層型圧電素子の小さな変位をテコの原理に基づき拡大する変位拡大機構を備えるものである。
前記圧電式バルブは、前記積層型圧電素子に電圧を印加すると、該積層型圧電素子の伸長方向への変位が前記変位拡大機構を介して弁体に伝わり、該弁体を速やかに移動させて開弁する。
また、前記圧電式バルブは、前記積層型圧電素子への電圧印加を解除すると、該積層型圧電素子の原状復帰に伴う復帰力が前記変位拡大機構を介して前記弁体に伝わり、該弁体を速やかに弁座に当接させて閉弁する。
ところで、積層型圧電素子は、動作に伴う消費エネルギーが少なく、高速動作に適し、小型である等の優れた特長をもつ。
しかしながら、前記積層型圧電素子は、圧電セラミック層を有するために構造的に脆く、前記圧電式バルブの使用に際し、圧縮気体とともに破損片が噴出するおそれがある。
また、前記積層型圧電素子は、高湿環境に弱いため、前記圧電式バルブを高湿環境下で使用する場合には、前記積層型圧電素子に湿気が侵入して該圧電式バルブの寿命が短くなる問題がある。
積層型圧電素子の側面をエポキシ樹脂で被覆した樹脂外装型圧電素子が市販されているが、前記樹脂外装型圧電素子は、破損片の飛散を十分に防止できるものでなく、また耐水性も十分といえるものでない。
前記エポキシ樹脂による被覆層の厚みを増すことで、前記樹脂外装型圧電素子における破損片の飛散防止効果及び耐水性の向上が見込めるが、前記エポキシ樹脂の比較的硬い特性により前記圧電素子の拘束力が増して該圧電素子の変位が阻害される問題がある。
特開2013−124695号公報
そこで、本発明は、積層型圧電素子の変位を利用してバルブの開閉を行う圧電式バルブであって、使用に際し圧縮気体とともに前記積層型圧電素子の破損片が噴出するおそれがなく、高湿環境下で使用した場合でも前記積層型圧電素子に湿気が侵入して寿命が短くなるおそれがない圧電式バルブを提供することを目的とする。
また、本発明は、前記圧電式バルブに利用可能であって、変位が阻害されることなく破損片の飛散を防止でき、かつ耐水性に優れる積層型圧電素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
積層型圧電素子の変位を利用してバルブの開閉を行う圧電式バルブであって、
外部から供給される圧縮気体を受け入れる気体圧力室を有するバルブ本体と、
弁体、前記弁体の動作に必要な駆動力を変位として発生する積層型圧電素子、前記積層型圧電素子の変位を拡大して前記弁体に作用させる変位拡大機構を有し、前記バルブ本体の内部に配設されるアクチュエータと、を備える圧電式バルブにおいて、
前記積層型圧電素子は、ポリオレフィン系樹脂により表面を覆われることを特徴とする。
本発明の圧電式バルブは、
前記積層型圧電素子が、前記アクチュエータに一体化された状態で前記ポリオレフィン系樹脂に埋設されることが好ましい。
本発明の圧電式バルブは、
前記バルブ本体の内部に配設されるプレートをさらに備え、前記アクチュエータは前記プレートに固定され、該プレートとともに前記バルブ本体の内部に配設されるものであって、前記積層型圧電素子が、前記アクチュエータに一体化され、該アクチュエータが前記プレートに固定された状態で前記ポリオレフィン系樹脂に埋設されることが好ましい。
本発明の圧電式バルブは、
前記積層型圧電素子が、前記アクチュエータに一体化され、該アクチュエータが前記プレートに固定されて当該プレートとともに前記バルブ本体の内部に配設された状態で前記ポリオレフィン系樹脂により埋設されることが好ましい。
本発明の積層型圧電素子は、
圧電セラミック層と内部電極層を交互に積層した積層体を有し、該積層体は、対向する側面に前記内部電極層が露出し、前記内部電極層と導通する外部電極を有してなり、
前記内部電極層が露出する側面が、ポリオレフィン系樹脂により覆われることを特徴とする。
また、本発明の積層型圧電素子は、
圧電セラミック層と内部電極層を交互に積層した積層体を有し、該積層体は、対向する側面に前記内部電極層が露出し、前記各側面のそれぞれにおいて前記露出した内部電極層が一層おきに絶縁層で被覆され、さらに、前記絶縁層を覆いかつ前記絶縁層によって被覆されていない前記内部電極層と導通する外部電極を有してなり、
前記内部電極層が露出する側面が、ポリオレフィン系樹脂により覆われることを特徴とする。
本発明の圧電式バルブは、従来のエポキシ樹脂と比較してヤング率が小さく柔軟性に優れる特性を有し、かつ、前記エポキシ樹脂と比較して透湿度が小さく耐水性に優れる特性を有するポリオレフィン系樹脂により覆われる積層型圧電素子を利用するので、当該圧電式バルブの使用に際し圧縮気体とともに前記積層型圧電素子の破損片が噴出することがなく、高湿環境下で使用した場合でも前記積層型圧電素子に湿気が侵入して寿命が短くなるおそれがない。
本発明の圧電式バルブは、積層型圧電素子が、アクチュエータに一体化された状態でポリオレフィン系樹脂に埋設されることとすれば、前記積層型圧電素子の表面が前記ポリオレフィン系樹脂により厚く覆われるものとすることができるので、当該圧電式バルブの使用に際し圧縮気体とともに前記積層型圧電素子の破損片が噴出することがなく、高湿環境下で使用した場合でも前記積層型圧電素子に湿気が侵入して寿命が短くなるおそれがない。
本発明の圧電式バルブは、積層型圧電素子が、アクチュエータに一体化され、該アクチュエータがプレートに固定された状態でポリオレフィン系樹脂に埋設されることとすれば、前記積層型圧電素子の表面が前記ポリオレフィン系樹脂層により厚く覆われるものとすることができるので、当該圧電式バルブの使用に際し圧縮気体とともに前記積層型圧電素子の破損片が噴出することがなく、高湿環境下で使用した場合でも前記積層型圧電素子に湿気が侵入して寿命が短くなるおそれがない。
本発明の圧電式バルブは、積層型圧電素子が、アクチュエータに一体化され、該アクチュエータがプレートに固定されて当該プレートとともにバルブ本体の内部に配設された状態でポリオレフィン系樹脂により埋設されることとすれば、前記積層型圧電素子の表面が前記ポリオレフィン系樹脂層により厚く覆われるものとすることができるので、当該圧電式バルブの使用に際し圧縮気体とともに前記積層型圧電素子の破損片が噴出することがなく、高湿環境下で使用した場合でも前記積層型圧電素子に湿気が侵入して寿命が短くなるおそれがない。
本発明の積層型圧電素子は、内部電極層が露出する側面が、従来のエポキシ樹脂と比較してヤング率が小さく柔軟性に優れる特性を有し、かつ、前記エポキシ樹脂と比較して透湿度が小さく耐水性に優れる特性を有するポリオレフィン系樹脂により覆われるので、変位が阻害されることなく破損片の飛散を防止でき、かつ耐水性にも優れる。
積層型圧電素子の断面図。 圧電式バルブの斜視図。 圧電式バルブの組立分解図。 アクチュエータの説明図。 弁座プレートにアクチュエータを固定した状態の説明図。 圧電式バルブの断面図であって、弁座プレートをバルブ本体内部に配設した状態の説明図。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<積層型圧電素子>
図1は、積層型圧電素子の代表例であって断面図を示す。
本発明の実施の形態において、積層型圧電素子1は、圧電セラミック層2と内部電極層3を交互に積層した積層体4を有する。前記積層体4は、対向する側面に前記内部電極層3が露出し、前記各側面のそれぞれにおいて前記露出した内部電極層3が一層おきに絶縁層5で被覆され、さらに、前記絶縁層5を覆いかつ前記絶縁層5によって被覆されていない前記内部電極層3と導通する外部電極6を有する。
また、前記積層型圧電素子1は、前記内部電極層3が露出する側面が、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂8により覆われている。
ここで、前記積層型圧電素子1は、少なくとも前記内部電極層3が露出する側面が前記ポリオレフィン系樹脂8により覆われていればよく、好ましくは、前記内部電極層3が露出する側面を含む全ての表面が、前記ポリオレフィン系樹脂8により覆われていればよい。
前記ポリオレフィン系樹脂8は、従来の積層型圧電素子において内部電極層が露出する側面を被覆するエポキシ樹脂と比較してヤング率が小さく柔軟性に優れる特性を有する。
したがって、本発明の実施の形態において、前記積層型圧電素子1は、少なくとも前記内部電極層3が露出する側面、好ましくは、前記内部電極層3が露出する側面を含む全ての表面が、前記ポリオレフィン系樹脂8により厚く覆われるものとした場合でも、変位が阻害されることなく破損片の飛散を防止することができる。
また、前記ポリオレフィン系樹脂8は、前記エポキシ樹脂と比較して透湿度が小さく耐水性に優れる特性を有する。
したがって、本発明の実施の形態において、前記積層型圧電素子1は、少なくとも前記内部電極層3が露出する側面、好ましくは、前記内部電極層3が露出する側面を含む全ての表面が、ポリオレフィン系樹脂8により覆われるので耐水性にも優れる。
なお、上記本発明の実施の形態では、積層型圧電素子として、図1に示すタイプのものを代表例として説明したが、少なくとも内部電極層が露出する側面、好ましくは、前記内部電極層が露出する側面を含む全ての表面が、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂により覆われるものであれば、他のタイプの積層型圧電素子であっても構わない。
<圧電式バルブ>
図2は圧電式バルブの斜視図を示す。図3は圧電式バルブの組立分解図を示す。図4はアクチュエータの説明図を示す。図5は弁座プレートにアクチュエータを固定した状態の説明図を示す。図6は圧電式バルブの断面図であって、弁座プレートをバルブ本体内部に配設した状態の説明図を示す。
本発明の実施の形態において、圧電式バルブ10は、バルブ本体20、前記バルブ本体20の内部に配設されるとともに該バルブ本体20に固定される弁座プレート25、前記弁座プレート25の両面にネジで固定されるアクチュエータ30を備える。
前記バルブ本体20は、前面が開口するケースであって、内部には外部の圧縮気体供給源(図示せず)から圧縮気体の供給を受ける気体圧力室を備える。
また、前記バルブ本体20の前面には、コネクタ部50が設けられる。前記コネクタ部50の前面には、該バルブ本体20内に圧縮気体を吸入する気体吸入口51及び前記圧縮気体を排出する気体排出口52が開口する。
前記弁座プレート25は、前記アクチュエータ30の取り付け部を両面に備えるとともに、前記アクチュエータ30の後述する弁体31が当接する弁座26を有する。また、前記弁座プレート25の前面には、前記ケースの開口を閉鎖する蓋材28が取り付けられる。当該蓋材28には、前記弁座26の弁座面から前記コネクタ部50の前面に開口する前記排出口52へ連通する気体排出路が形成される。さらに、前記蓋材28には、前記コネクタ部50の前面に開口する吸入口51から前記バルブ本体20内に連通する気体吸入路が形成される。
前記アクチュエータ30は、図4に示すように、ゴム製好ましくは滑性ゴムの弁体31、該弁体31の動作に必要な駆動力を変位として発生する積層型圧電素子32、前記積層型圧電素子32の変位を拡大して前記弁体31に作用させる変位拡大機構33を備える。
前記変位拡大機構33は、前記積層型圧電素子32の変位を拡大する変位拡大部34と、前記積層型圧電素子32の変位を前記変位拡大部34に伝達する変位伝達部35を有し、前記弁体31の動作方向の軸線、ここでは、前記弁体31と前記積層型圧電素子32の長手方向軸線を結ぶ直線(以下、「中心線」という。)に対して対称に配置される。
前記変位伝達部35は、前記積層型圧電素子32の一端が接合されるU字状のベース基板36と、前記積層型圧電素子32の他端が接合されるキャップ部材37を有する。前記積層型圧電素子32が前記U字状のベース基板36の空間内に配設されることで、前記変位拡大機構33は前記積層型圧電素子32の長手方向軸線を中心として対称な配置とされる。
ここで、前記積層型圧電素子32は、前記U字状のベース基板36の空間内であって該ベース基板36のU字状底部と前記キャップ部材37との間に組み込まれ、前記ベース基板36のU字状底部を塑性変形させることで、前記一端が前記ベース基板36のU字状底部に接合され、前記他端が前記キャップ部材37に接合される。
前記変位拡大部34は、前記中心線に対して対称な配置とされる第1及び第2変位拡大部34a,34bから構成される。
前記第1変位拡大部34aは、第1及び第2ヒンジ39,40、第1アーム41及び第1板バネ42を有する。前記第1ヒンジ39の一端は前記U字状のベース基板36の一方側先端に対し一体とされ、前記第2ヒンジ40の一端は前記キャップ部材37に対し一体とされる。前記第1アーム41の外側先端部には、前記第1板バネ42の一端が接合され、該第1板バネ42の他端には前記弁体31の一方側の側端部が接合される。
他方、前記第2変位拡大部34bは、第3及び第4ヒンジ43,44、第2アーム45及び第2板バネ46を有する。前記第3ヒンジ43の一端は前記U字状のベース基板36の他方側先端に対し一体とされ、前記第4ヒンジ44の一端は前記キャップ部材37に対し一体とされる。前記第2アーム45の外側先端部には、前記第2板バネ46の一端が接合され、該第2板バネ46の他端には前記弁体31の他方側の側端部が接合される。
ここで、前記変位拡大機構33は、例えばステンレス材等の金属材料を打ち抜いて一体に成形することができる。
上記アクチュエータ30は、閉弁状態において前記積層型圧電素子32に通電すると、当該積層型圧電素子32が伸長する。当該積層型圧電素子32の伸長に伴う変位は、前記変位拡大機構33において、前記第1及び第3ヒンジ39,43を支点、前記第2及び第4ヒンジ40,44を力点、前記第1及び第2アーム41,45の外側先端部を作用点としてテコの原理により拡大され、前記第1及び第2アーム41,45の外側先端部を大きく変位させる。
そして、前記第1及び第2アーム41,45の外側先端部の変位は、前記第1及び第2板バネ42,46を介して前記弁体31を前記弁座26から離間させ、前記気体排出路を開放する。
他方、上記アクチュエータ30は、前記積層型圧電素子32への通電が解除されると該積層型圧電素子32が収縮し、当該収縮が前記変位拡大機構33を介して前記弁体31を前記弁座26に着座させ、前記気体排出路を閉鎖する。
本発明の実施の形態において、前記圧電式バルブ10の積層型圧電素子32には、少なくとも内部電極層が露出する側面、好ましくは、前記内部電極層が露出する側面を含む全ての表面が、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂により覆われている積層型圧電素子(例えば、図1に示すタイプの積層型圧電素子1。)を利用することができる。
前記積層型圧電素子32は、少なくとも前記内部電極層が露出する側面、好ましくは、前記内部電極層が露出する側面を含む全ての表面が、前記ポリオレフィン系樹脂により厚く覆われるものとした場合でも、変位が阻害されることなく破損片の飛散を防止することができる。
したがって、前記圧電式バルブ10において、前記積層型圧電素子32として、少なくとも内部電極層が露出する側面、好ましくは、前記内部電極層が露出する側面を含む全ての表面が、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂により覆われている積層型圧電素子を利用することとすれば、使用に際し排出口52から圧縮気体ともに前記積層型圧電素子32の破損片が噴出することがない。
また、前記積層型圧電素子32は、少なくとも前記内部電極層が露出する側面、好ましくは、前記内部電極層が露出する側面を含む全ての表面が、ポリオレフィン系樹脂により覆われるものとした場合には、耐水性にも優れる。
したがって、前記圧電式バルブ10において、前記積層型圧電素子32として、少なくとも内部電極層が露出する側面、好ましくは、前記内部電極層が露出する側面を含む全ての表面が、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂により覆われている積層型圧電素子を利用することとすれば、当該圧電式バルブ10を高湿環境下で使用した場合でも、前記積層型圧電素子32に湿気が侵入して寿命が短くなるおそれがない。
ここで、図4〜図6は、積層型圧電素子32をポリオレフィン系樹脂80に埋設する例を示している。
図4に示すように、本発明の実施の形態において、積層型圧電素子32は、一端がベース基板36に接合され、他端がキャップ部材37に接合されて、アクチュエータ30に一体化された状態で、ポリオレフィン系樹脂80に埋設されるものとすることができる。
前記積層型圧電素子32は、前記アクチュエータ30において、前記変位拡大機構33の前記変位拡大部34を除く、前記変位伝達部35側とともに前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設されることとすればよく、好ましくは、図4に示すように、一端が接合される前記ベース基板36のU字状底部及び他端が接合される前記キャップ部材37とともに前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設されることとする。
また、図5に示すように、本発明の実施の形態において、前記圧電式バルブ10は、積層型圧電素子32を前記アクチュエータ30に一体化し、該アクチュエータ30を前記弁座プレート25に固定した状態で、前記積層型圧電素子32を前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設することもできる。
前記積層型圧電素子32は、前記弁座プレート25上に溶融した状態の前記ポリオレフィン系樹脂を流し込むことで、前記ポリオレフィン系樹脂100に埋設されることすればよく、例えば図5に示すように、前記アクチュエータ30における前記変位拡大機構33の前記変位拡大部34を除く、前記変位伝達部35側とともに前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設されることとすることができる。また、図4に示すように、前記積層型圧電素子32は、一端が接合される前記ベース基板36のU字状底部及び他端が接合される前記キャップ部材37とともに前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設されることとすることもできる。
さらに、図6に示すように、本発明の実施の形態において、前記圧電式バルブ10は、積層型圧電素子32を前記アクチュエータ30に一体化し、該アクチュエータ30を前記弁座プレート25に固定し、該弁座プレート25を前記バルブ本体20の内部に配設した状態で、前記積層型圧電素子32を前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設することもできる。
前記積層型圧電素子32は、前記バルブ本体20の内部に溶融した状態の前記ポリオレフィン系樹脂を流し込むことで、前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設されることすればよく、例えば図6に示すように、前記アクチュエータ30における前記変位拡大機構33の前記変位拡大部34を除く、前記変位伝達部35側とともに前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設されることとすることができる。また、図4に示すように、前記積層型圧電素子32は、一端が接合される前記ベース基板36のU字状底部及び他端が接合される前記キャップ部材37とともに前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設されることとすることもできる。
上記図4〜図6に示す各例において、前記積層型圧電素子32は、前記アクチュエータ30における前記変位拡大機構33の前記変位拡大部34を除く、前記変位伝達部35側とともに前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設されることとし、好ましくは、図4に示すように、一端が接合される前記ベース基板36のU字状底部及び他端が接合される前記キャップ部材37とともに前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設されることとするので、前記アクチュエータ30は、前記ポリオレフィン系樹脂80により動作を阻害されるおそれがない。
また、上記図4〜図6に示す各例においても、前記圧電式バルブ10は、前記積層型圧電素子32の表面が前記ポリオレフィン系樹脂80により厚く覆われるものとすることができるので、使用に際し排出口41から圧縮気体ともに前記積層型圧電素子32の破損片が噴出するおそれがなく、また、高湿環境下で使用した場合でも、前記積層型圧電素子32に湿気が侵入して寿命が短くなるおそれがない。
上記図4〜図6に示す各例において、前記積層型圧電素子32としては、少なくとも内部電極層が露出する側面がポリオレフィン系樹脂により覆われている積層型圧電素子(例えば、図1に示すタイプの積層型圧電素子1。)の他、内部電極層が露出する側面を有する種々のタイプの積層型圧電素子を利用することができる。
前記積層型圧電素子32として、少なくとも前記内部電極層が露出する側面がポリオレフィン系樹脂により覆われている積層型圧電素子を利用する場合には、前記積層型圧電素子32を前記アクチュエータに一体化するに際し、前記ベース基板36側と前記キャップ部材37側における各接合部において、該積層型圧電素子32の表面から前記ポリオレフィン系樹脂が脱落するおそれがあるが、上記図4〜図6に示す各例では、前記積層型圧電素子32が前記アクチュエータに一体化された後に前記ポリオレフィン系樹脂80に埋設されるので、前記圧電式バルブ10は、前記ポリオレフィン系樹脂80により表面が厚く覆われる積層型圧電素子32を備えるものとすることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限るものでなく、発明の範囲を逸脱しない限りにおいてその構成を適宜変更できることはいうまでもない。
本発明は、積層型圧電素子の変位を利用してバルブの開閉を行う圧電式バルブであって、使用に際し圧縮気体とともに前記積層型圧電素子の破損片が噴出することがなく、高湿環境下で使用した場合でも前記積層型圧電素子に湿気が侵入して寿命が短くなるおそれがないため、さまざまな用途及びさまざまな場面で利用できる。
1 積層型圧電素子
2 セラミック層
3 内部電極層
4 積層体
5 絶縁層
6 外部電極
7 リード線
8 ポリオレフィン系樹脂
10 圧電式バルブ
20 バルブ本体
25 弁座プレート
26 弁座
28 蓋材
30 アクチュエータ
31 弁体
32 積層型圧電素子
33 変位拡大機構
34 変位拡大部
35 変位伝達部
36 ベース基板
37 キャップ部
39 第1ヒンジ
40 第2ヒンジ
41 第1アーム
42 第1板バネ
43 第3ヒンジ
44 第4ヒンジ
45 第2アーム
46 第2板バネ
50 コネクタ部
51 気体吸入口
52 気体排出口
80 ポリオレフィン系樹脂

Claims (5)

  1. 積層型圧電素子の変位を利用してバルブの開閉を行う圧電式バルブであって、
    外部から供給される圧縮気体を受け入れる気体圧力室を有するバルブ本体と、
    弁体、前記弁体の動作に必要な駆動力を変位として発生する積層型圧電素子、前記積層型圧電素子の変位を拡大して前記弁体に作用させる変位拡大機構を有し、前記バルブ本体の内部に配設されるアクチュエータと、を備える圧電式バルブにおいて、
    前記積層型圧電素子は、ポリオレフィン系樹脂により表面を覆われることを特徴とする圧電式バルブ。
  2. 前記積層型圧電素子は、前記アクチュエータに一体化された状態で前記ポリオレフィン系樹脂に埋設される請求項1記載の圧電式バルブ。
  3. 前記バルブ本体の内部に配設されるプレートをさらに備え、前記アクチュエータは前記プレートに固定され、該プレートとともに前記バルブ本体の内部に配設されるものであって、
    前記積層型圧電素子は、前記アクチュエータに一体化され、該アクチュエータが前記プレートに固定された状態で前記ポリオレフィン系樹脂に埋設される請求項2記載の圧電式バルブ。
  4. 前記積層型圧電素子は、前記アクチュエータが前記プレートに固定され、該プレートとともに前記バルブ本体の内部に配設された状態で前記ポリオレフィン系樹脂により埋設される請求項3記載の圧電式バルブ。
  5. 圧電セラミック層と内部電極層を交互に積層した積層体を有し、該積層体は、対向する側面に前記内部電極層が露出し、前記内部電極層と導通する外部電極を有してなる積層型圧電素子であって、
    前記内部電極層が露出する側面が、ポリオレフィン系樹脂により覆われることを特徴とする積層型圧電素子。
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