JP2016061399A - チェーン・ラック式駆動装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この直線駆動装置では、ストロークの長短に関係なく高精度の位置決めが可能となり、低騒音かつ低振動で、伝達抵抗が小さく、がたつきがなく、剛性の高い直線駆動装置の構造体を実現している。
直線駆動装置の適用対象としては、生産機械の送りや位置決め装置は勿論、様々な分野での物品の搬送や走行装置を挙げることができる。物流倉庫の仕分けラインなどの長距離移送装置としても有能である。
また、近年、大規模な生産工場では、液晶表示部などに用いられる極薄の硝子板を多数束ねて長距離を走行させている。この場合、上記直線駆動装置の耐久性を大幅に向上させ、ラックに対する無端走行部材の円滑な噛み合わせにより、一層迅速で騒音の少ない走行を確保する必要が生じている。
しかしながら、直線駆動装置では、安価に製造することや簡素な構造で堅牢かつ耐久性に富む構造体を構築する観点からは改良の余地を残している。
チェーン・ラック式駆動装置において、ラック台は、多数のスプロケット歯を所定のピッチ間隔で並列させている。支持板は、ラック台の長手方向に沿って摺動可能に取り付けられている。第1回転体および第2回転体は、支持板に所定間隔だけ離間させて、ともに回転可能に取り付けられている。
チェーンは、第1回転体から第2回転体に掛け渡されている。チェーンの外側には、ラック台のスプロケット歯に噛合する多数の駒部を周方向に沿って並列させている。チェーン駆動部は、第1回転体および第2回転体を回転駆動させることにより、チェーンを周方向に沿って循環移動させ、駒部をスプロケット歯に順に噛合させて支持板を運動体としてラック台に沿って移動させる。
チェーンの駒部をスプロケット歯に噛合させる構成のため、両者の同時噛み合い歯数が多くなり、チェーンからラック台への伝達力を向上させることができる。
また、チェーンをラック台に噛み合わせる簡素な構造のため、軽量で静粛および高速化を実現でき、メンテナンスが簡便で安価に製造できる長所に加えて、堅牢でかつ耐久性を向上させることができる。
テンションプーリは、支持板に回転軸を介して回転可能に取り付けられてチェーンに張力を与える。
張力調整部材は、支持板に設けられて、テンションプーリの位置を変更することにより、テンションプーリからチェーンに与える張力を調整する。
当接調整部材は、支持板をスライダーに対して上下動可能に設けることにより、スプロケット歯に対する第1回転体および第2回転体の当接度合いを調整する。
テンションプーリは、支持板に回転軸を介して回転可能に取り付けられてチェーンに張力を与え、張力調整部材は、支持板に設けられて、テンションプーリの位置を変更することにより、テンションプーリからチェーンに与える張力を調整する。当接調整部材は、支持板をスライダーに対して上下動可能に設けることにより、スプロケット歯に対する第1回転体および第2回転体の当接度合いを調整する。
押え部材は、チェーンのうち駒部がスプロケット歯に噛合する噛合領域の内側に摺接可能に配置され、チェーンの移動時にチェーンがスプロケット歯から飛び跳ねるのを阻止する。
テンションプーリは、支持板に回転軸を介して回転可能に取り付けられてチェーンに張力を与え、張力調整部材は、支持板に設けられて、テンションプーリの位置を変更することにより、テンションプーリからチェーンに与える張力を調整する。
当接調整部材は、支持板をスライダーに対して上下動可能に設けることにより、スプロケット歯に対する第1回転体および第2回転体の当接度合いを調整し、押え部材は、チェーンのうち駒部がスプロケット歯に噛合する噛合領域の内側に摺接可能に配置され、チェーンの移動時にチェーンがスプロケット歯から飛び跳ねるのを阻止する。
押え調整部材は、噛合領域に対する押え部材の位置を変更することにより噛合領域に対する押え部材の摺接度合いを調整する。
チェーンのうち駒部がスプロケット歯に噛合する噛合領域の内側に摺接可能に配置された押え部材を有し、、第1回転体および第2回転体の回転時にチェーンのうち駒部がスプロケット歯に噛合し始める側では、押え板の先端部が第1回転体あるいは第2回転体に干渉しない2mm−5mmの近接範囲まで延出されており、駒部をスプロケット歯に押え付けて強制的に噛合させる。
押え部材の先端部は、第1回転体および第2回転体の回転時にチェーンのうち駒部がスプロケット歯に噛合し始める位置まで延出されている。
これにより、押え部材の先端部が逸早く駒部を押え付けてスプロケット歯に噛合させることができ、とりわけ駆動開始時にスプロケット歯に対するチェーンの円滑な移動を確保することができる。
押え部材のラック台の長手方向に沿う両側には、ラック台の両側に垂下されてチェーンを囲繞する垂下辺部が一体に形成されており、チェーンをラック台から外さないように規制する。
張力調整部材は、回転軸の先端部に形成した雄ねじ部と支持板に回転軸を挿通させた長穴とを有する。長穴に対する回転軸の位置を変更して締付ナットを雄ねじ部に締め付け直すことにより、チェーンに張力を付与する。
このため、張力調整部材が、雄ねじ部と支持板に回転軸を挿通させた長穴および締付ナットから成る簡素な構造となり、コストの低減化に寄与することができる。
当接調整部材は、支持板に形成された上下長穴と、上下長穴を挿通する上下螺子から成る。上下長穴に対する支持板の上下位置を変更して上下螺子を上下長穴からスライダーに締め直すことにより、スプロケット歯に対する第1回転体および第2回転体の当接度合いを調整可能にしている。
この場合、当接調整部材は、上下長穴や上下螺子から成る簡素な構造でよく、省スペース化が図られるとともに、製造コスト的にも有利である。
図1ないし図9に基づいて本発明の実施例1を説明する。以後の説明では、特に断らない限り、各部材の位置および方向の特定は、各実施例を通して対応する図面の左右および上下方向に従う。
基台2cの他側面には、上端にスライダーガイド5を有する取付板7Aが取り付けられている。スライダーガイド5は、長手方向Tに沿って設けられており、スライダー6を長手方向Tに沿って摺動可能に取り付けている。スライダー6の取付板7Aとは反対側には、支持板7Bが取り付けられている。
テンションプーリ13の回転軸13aは、図4(a)に示すように、その回転軸13aの先端部に形成した雄ねじ部13bと、支持板7Bで回転軸13aを挿通させた長穴7aとから成る張力調整部材14を構成する。長穴7aは、長手方向Tに沿って細長く形成されている。この場合、テンションプーリ13は、図4(b)に示すように、中央に隆起する凸環部13jを周方向に形成している。チェーン16をテンションプーリ13に掛けた状態では、リンク16fが凸環部13jを挟み、ピン16eが凸環部13jに摺接している。
この際、図4(c)に示すように、支持板7Bに折曲辺7kを設け、鍔体7cから折曲辺7kを貫通して外部に突出する螺子部7hにナット7fを締め付けてもよい。ナット7fの締付けにより、回転軸13aを矢印Nで示す方向に移動させてチェーン16への張力を調整してもよい。
上下長穴7eに対する支持板7Bの上下位置を変更して上下螺子7gを上下長穴7eからスライダー6の螺子穴6eに締め直すことにより、スプロケット歯2aに対する第1回転体10および第2回転体11の当接度合いを調整可能にしている。
押え板22は、後述するように、その長さ寸法が噛合領域Hの長さ寸法に納まる範囲内で延出されている。なお、チェーン16の押え板22と摺接する内側には、PTFEの薄膜をコーティングしたり、貼り付けてもよい。
縦長穴23aに対する調整螺子24の上下位置を変更し、調整螺子24を雌ねじ部23cに締め直すことにより、押え板22の横辺22bから噛合領域Hへの距離を長短変化させて摺接度合いを調整する。
この場合、運動体3、4の左方向への走行を考慮して、押え板22の左側の先端部22Aを示したが、運動体3、4の右方向への走行を考慮して、押え板22の右側の先端部22Bも左側の先端部22Aと同様に第2回転体11に干渉しない2mm−5mmの近接範囲H2まで延出している。
支持板7Bにおける第1回転体10と第2回転体11との中間部位には、テンションプーリを兼ねる駆動スプロケット18がチェーン駆動部として配置されている。駆動スプロケット18はチェーン16に上方から噛合し、駆動モータ18eの通電により駆動スプロケット18が回転してチェーン16に周回移動力を伝達する。
すなわち、補助板19には、螺子孔19bが形成され、支持板7Bには螺子孔19bに対応する縦長孔19aが形成されてテンション調整機構18Sを構成している。
駆動軸18bを縦長孔18c内で上下方向の位置を変更し、螺子18dを螺子孔19bに締め直すことにより、チェーン16に与える張力を調整することができる。
実施例1では、ラック台2に回転機構21Aとチェーン16とを組合せて使用し、運動体3、4で示すように、三輪体および二輪体のいずれにも適用することができる。
チェーン16の駒部16aをスプロケット歯2aに噛合させる構成のため、両者の同時噛み合い歯数が多くなり、チェーン16からラック台2への伝達力を向上させることができる。
押え板22の先端部22Aは、第1回転体10あるいは第2回転体11に干渉しない範囲で近接するまで延出されており、駒部16aをスプロケット歯2aに押え付けて強制的に噛合させるように設定している。
これにより、押え板22の先端部22Aが逸早く駒部16aを押え付けてスプロケット歯2aに噛合させることができ、とりわけ駆動開始時にスプロケット歯2aに対するチェーン16の円滑な移動を確保することができる。
当接調整部材7Mは、上下長穴7eや上下螺子7gから成る簡素な構造でよく、省スペース化が図られるとともに、製造コスト的にも有利である。
これに対して、単一の支持板7Bに第1回転体10および第2回転体11を取り付けた片持支持構造(図8(b)参照)では、チェーン16の交換時、第1回転体10および第2回転体11に対するチェーン16の抜き出しや装着が容易になるとともに、チェーン16への張力調整が容易となる。
図10は本発明の実施例2を示す。実施例2が実施例1と異なるところは、押え板22の横辺2bには、ラック台2の両側に垂下されてチェーン16を囲繞する垂下辺部22e、22fを一体に形成したことである。
押え板22に垂下辺部22e、22fを形成したのは、垂下辺部22e、22fによりチェーン16をラック台2やスプロケット歯2aから外さないように規制するためである。
図11は本発明の実施例3を示す。実施例3が実施例1と異なるところは、回転機構21Aを立体ホルダー21Bに設置し、ラック台2(断面矩形、断面円形)を立体ホルダー21Bに対して移動可能に貫通させたことである(図11(a)、(b)参照)。
この場合、ラック台2が直線ガイドの役割を兼ねるので、スライダーガイド5およびスライダー6が不要になって全体の構造が簡素となる。
図12は本発明の実施例4を示す。実施例4が実施例1と異なるところは、ラック台2を環状に形成したことである(図12(a)参照)。
ラック台2が立体駐車場のターンテーブル(図示せず)として構成される例のように、ラック台2を特に径大に形成する場合、円弧状のラック台2を多数繋いで形成することができる(図12(b)参照)。
ラック台2を環状構造体とした場合、MRI装置の磁石架台2mに内蔵した電磁コイル体(図示せず)など径大な構造体を回転駆動させるのに適している(図13参照)。
図14は本発明の実施例5を示す。実施例5が実施例1と異なるところは、押え板22の横辺22bに代わって回転ローラ35a、35b、35cを押え部材として用いたことである。回転ローラ35a、35b、35cは、チェーン16の噛合領域Hに長手方向Tとは直角方向に交差する状態に並列されている。
実施例5における回転ローラ35a、35b、35cでも、押え板22によるものと同様な効果が得られる。
図15は本発明の実施例6を示す。実施例6が実施例1と異なるところは、ラック台2を長尺に設定してカーブさせたことである(図15(a)参照)。
チェーン16は、図15(b)に示すように、ピン16aをスプロケット歯2aに噛合させる構成のため、スプロケット歯2aの歯厚をチェーン16のピン16aの幅寸法よりも小にすることにより、運動体3に大きなカーブを走行させることができる。
実施例9では、ラック台2を長距離軌道に沿ってカーブさせているので、とりわけ遊具、建設機械、山岳畑の搬送車に好適となる。
図16は本発明の実施例7を示す。実施例7が実施例1と異なるところは、ラック台2とチェーン16とを復列に設置したことである。
実施例10では、運動体3がコンパクトになるため、省スペース化が図られ、狭いスペースで、チェーン16からラック台2への伝達力を大幅(2−3倍)に増強することができる。
(a)回転機構21Aを構成する各種のプーリは、表面が円滑なものを用いたが、チェーン16の外側に駒部16aに対応する歯溝を形成した歯付きプーリでもよい。
(b)チェーン16に摺接するため、低摩擦で高耐摩耗性を有する素材の押え板22は、PFETに限らず、同様な特性を有する他のプラスチック材料により形成してもよい。
(c)駆動モータ21の動力源は、電源に限らず、バッテリー(蓄電池)を用いてもよく、駆動モータ21に代わって内燃機関のエンジンによる駆動力を用いてもよい。
2 ラック台
2a スプロケット歯
3、4 運動体
5 スライダーガイド
6 スライダー
7B 支持板
7M 当接調整部材
10 第1回転体
11 第2回転体
13 テンションプーリ
14 張力調整部材
16 チェーン
16a 駒部
17 駆動プーリ
17a 駆動軸
18S テンション調整機構
21 駆動モータ(チェーン駆動部)
21A 回転機構
22 押え板(押え部材)
22A、22B 押え板の先端部
22a 縦辺
22b 横辺
22e、22f 垂下辺部
23 押え調整部材
35a、35b、35c 回転ローラ(押え部材)
H 噛合領域
P ピッチ間隔
T 長手方向
Claims (12)
- 多数のスプロケット歯を所定のピッチ間隔で並列させたラック台と、
前記ラック台に長手方向に沿って摺動可能に取り付けられた支持板と、
前記支持板に所定間隔だけ離間させて、ともに回転可能に取り付けられた第1回転体および第2回転体と、
前記第1回転体から前記第2回転体に掛け渡され、前記ラック台のスプロケット歯に噛合する多数の駒部を周方向に沿って連結させて成るチェーンと、
前記第1回転体および前記第2回転体を回転駆動させることにより、前記チェーンを前記周方向に沿って循環移動させ、前記駒部を前記スプロケット歯に順に噛合させて前記支持板を運動体として前記ラック台に沿って移動させるチェーン駆動部とを具備して成ることを特徴とするチェーン・ラック式駆動装置。 - 前記支持板に回転軸を介して回転可能に取り付けられて前記チェーンに張力を与えるテンションプーリを備えることを特徴とする請求項1に記載のチェーン・ラック式駆動装置。
- 前記支持板に設けられて、前記テンションプーリの位置を変更することにより、前記テンションプーリから前記チェーンに与える張力を調整する張力調整部材を備えることを特徴とする請求項2に記載のチェーン・ラック式駆動装置。
- 前記支持板を前記スライダーに対して上下動可能に設けることにより、前記スプロケット歯に対する前記第1回転体および前記第2回転体の当接度合いを調整する当接調整部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のチェーン・ラック式駆動装置。
- 前記支持板に回転軸を介して回転可能に取り付けられて前記チェーンに張力を与えるテンションプーリと、
前記支持板に設けられて、前記テンションプーリの位置を変更することにより、前記テンションプーリから前記チェーンに与える張力を調整する張力調整部材と、
前記支持板を前記スライダーに対して上下動可能に設けることにより、前記スプロケット歯に対する前記第1回転体および前記第2回転体の当接度合いを調整する当接調整部材とを備えることを特徴とする請求項1に記載のチェーン・ラック式駆動装置。 - 前記チェーンのうち前記駒部が前記スプロケット歯に噛合する噛合領域の内側に摺接可能に配置され、前記チェーンの移動時に前記チェーンが前記ラック台の前記スプロケット歯から飛び跳ねるのを阻止する押え板を備えることを特徴とする請求項1に記載のチェーン・ラック式駆動装置。
- 前記支持板に回転軸を介して回転可能に取り付けられて前記チェーンに張力を与えるテンションプーリと、
前記支持板に設けられて、前記テンションプーリの位置を変更することにより、前記テンションプーリから前記チェーンに与える張力を調整する張力調整部材と、
前記支持板を前記スライダーに対して上下動可能に設けることにより、前記スプロケット歯に対する前記第1回転体および前記第2回転体の当接度合いを調整する当接調整部材と、
前記チェーンのうち前記駒部が前記スプロケット歯に噛合する噛合領域の内側に摺接可能に配置され、前記チェーンの移動時に前記チェーンが前記ラック台の前記スプロケット歯から飛び跳ねるのを阻止する押え板とを備えることを特徴とする請求項1に記載のチェーン・ラック式駆動装置。 - 前記噛合領域に対する前記押え板の位置を変更することにより前記噛合領域に対する前記押え板の摺接度合いを調整する押え調整部材を備えることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のチェーン・ラック式駆動装置。
- 前記第1回転体および前記第2回転体の回転時に、前記チェーンのうち前記駒部が前記スプロケット歯に噛合し始める側では、前記押え板の前記先端部が前記第1回転体あるいは前記第2回転体に対して干渉しない2mm−5mmの近接範囲まで延出されており、前記駒部を前記スプロケット歯に押え付けて強制的に噛合させるように構成したことを特徴とする請求項1または請求項7に記載のチェーン・ラック式駆動装置。
- 前記押え板の前記ラック台の長手方向に沿う両側には、前記ラック台の両側に垂下されて前記チェーンを囲繞する垂下辺部が一体に形成されており、前記チェーンを前記ラック台から外さないように規制することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のチェーン・ラック式駆動装置。
- 前記張力調整部材は、前記回転軸の先端部に形成した雄ねじ部と前記支持板に前記回転軸を挿通させた長穴とを有し、前記長穴に対する前記回転軸の位置を変更して締付ナットを前記雄ねじ部に締め付け直すことにより、前記チェーンに張力を付与することを特徴とする請求項3または請求項5に記載のチェーン・ラック式駆動装置。
- 前記当接調整部材は、前記支持板に形成された上下長穴と、前記上下長穴を挿通する上下螺子から成り、前記上下長穴に対する前記支持板の上下位置を変更して前記上下螺子を前記上下長穴から前記スライダーに締め直すことにより、前記スプロケット歯に対する前記第1回転体および前記第2回転体の当接度合いを調整可能に設けたことを特徴とする請求項4、請求項5および請求項7のうちいずれか一つに記載のチェーン・ラック式駆動装置。
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