JP2016060000A - ネジ止め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用する駆動装置の数を減らし、センサーや制御回路を不要化して装置構成の簡素化を図ると共に、確実にネジ止めができるようにする。【解決手段】基盤1の上に設置されたネジ止め対象物2のネジ止め点3に対し、電動工具4を用いて、ネジ5を取付けるようにしたネジ止め装置6に関する。上記ネジ止め対象物2を保持すると共に、上記基盤1の上面に二次元ガイド11を介して平面移動可能に設置された可動受台12と、上記基盤1に対して上記電動工具4を昇降させる工具昇降機構13と、を備える。更に、上記工具昇降機構13の下降動作を利用して、上記ネジ止め点3が上記電動工具4の下降地点14と合致するように、上記可動受台12を移動させる受台移動機構15を備えるようにする。【選択図】図6

Description

この発明は、ネジ止め装置に関するものである。
基盤の上に固定状態で保持されたネジ止め対象物のネジ止め点に対し、電動工具を用いて、自動的にネジを取付けるようにしたネジ止め装置が存在している。
このようなネジ止め装置には、例えば、電動式の二次元テーブルを用いて、電動工具をネジ止め点の位置へ移動させるようにしたものなどが有る(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−124765号公報
しかしながら、上記特許文献1のネジ止め装置は、電動式の二次元テーブルを用いて電動工具を移動させるようにしていたので、二次元テーブルに駆動装置や位置センサーなどが必要になるという問題があった。また、ネジ止め点の正確な位置を検出するためにCCDカメラなどのセンサーを使用するようにしているので、CCDカメラなどのセンサーが必要になるという問題があった。更に、CCDカメラなどのセンサーを制御したり、CCDカメラなどのセンサーからの検出データを情報処理して、電動式の二次元テーブルを駆動したりするのに、制御回路が必要になるという問題があった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
基盤の上に設置されたネジ止め対象物のネジ止め点に対し、電動工具を用いて、ネジを取付けるネジ止め装置において、
前記ネジ止め対象物を保持すると共に、前記基盤の上面に二次元ガイドを介して平面移動可能に設置された可動受台と、
前記基盤に対して前記電動工具を昇降させる工具昇降機構と、を備え、
更に、前記工具昇降機構の下降動作を利用して、前記ネジ止め点が前記電動工具の下降地点と合致するように、前記可動受台を移動させる受台移動機構を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、使用する駆動装置の数を減らし、センサーや制御回路を不要化して、装置構成の簡素化を図ることができると共に、駆動装置やセンサーや制御回路などを用いずに確実にネジ止めを行わせることができる。
本実施の形態の実施例にかかるネジ止め装置の全体側面図(上昇状態)である。 図1の下降状態を示す全体側面図である。 図(a)(b)(c)(d)は、各ネジ止め点に対するネジ止めの状態を順番に示す図である。 4箇所のネジ止め点を有するネジ止め対象物の平面図である。 5箇所のネジ止め点を有するネジ止め対象物の平面図である。 受台移動機構の部分を拡大したネジ止め装置の斜視図である。 4箇所の引掛部を有する面プレートの平面図である。 5箇所の引掛部を有する面プレートの平面図である。 引掛部および引込アームの部分拡大斜視図である。 引掛部および引込アームの部分拡大平面図である。 連結部材の拡大側面図である。 変位許容機構部を備えた連結部材の拡大側面図である。 図12の変位許容機構部の作動状態を示す拡大側面図である。 ネジ止め点が4箇所の場合のガイド機構を示す斜視図である。 ネジ止め点が5箇所の場合のガイド機構を示す斜視図である。 受台移動機構の作動状態を示す斜視図である。 図16に続く受台移動機構の作動状態を示す斜視図である。 図17に続く受台移動機構の作動状態を示す斜視図である。 図18に続く受台移動機構の作動状態を示す斜視図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図19は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
図1(または図2)の全体側面図、および、図3のネジ止め状態を順番に表わす図に示すように、基盤1の上に設置されたネジ止め対象物2のネジ止め点3に対し、電動工具4を用いて、自動的にネジ5(図2参照)を取付けるネジ止め装置6を設ける。
ここで、基盤1は、例えば、矩形板状をした金属製のものなどとされる。なお、特に明確には図示しないが、この基盤1を、キャスター輪を有するラック状の台車7の上部などに設置することにより、ネジ止め装置6を移動可能なものとすることができる。
ネジ止め対象物2は、何でも良いが、例えば、図4(または図5)に示すように、電子ユニットのケーシング8に対して電子基板9を取付けるようにしたものなどとすることができる。ネジ止め点3は、ネジ止め対象物2の形状などに応じて適宜設定される。例えば、図4の場合、ネジ止め点3は、矩形板状をした電子基板9の4つのコーナー部に対して、合計4箇所設けられている。また、図5の場合、上記した4箇所に加え、コーナー部間の中間部に1箇所のネジ止め点3を増して、合計5箇所としている。なお、図4、図5には、ネジ止めを行う順番に(a)〜(d)または(e)を付している。
電動工具4は、下端側に設けられたチャックに対して、マグネット機能を有するドライバービットを着脱交換可能に取付けた回転工具(電動ドライバー)とされる。ネジ5は、スクリューやビスやボルト、その他の各種の締結具を広く含むことができる。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
(1)上記したネジ止め装置6が、
上記ネジ止め対象物2を保持すると共に、上記基盤1の上面に二次元ガイド11を介して平面移動可能に設置された可動受台12と、
上記基盤1に対して上記電動工具4を昇降させる工具昇降機構13と、を備える。
そして、上記工具昇降機構13の下降動作を利用して、上記ネジ止め点3が上記電動工具4の下降地点14(図2参照)と合致するように、上記可動受台12を移動させる受台移動機構15を備えるようにする。
ここで、二次元ガイド11は、どのような構成であっても良いが、例えば、図6に示すように、上記した矩形状の基盤1の縦方向16へ延びる縦行ガイド部17に沿って縦行される縦行台18と、縦行台18の上に横方向19へ延びるように設けられて、可動受台12を横行させる横行ガイド部21と、を有するものとされる。なお、縦行台18は、ローラーによって縦行自在な縦行台車などとすることができる。縦行ガイド部17や横行ガイド部21には、縦行台18や可動受台12の移動範囲を規定するためのストッパ22などを設けることができる。この場合、ストッパ22は、移動範囲を任意に設定・調整できるようにするための調整ネジなどとされている。なお、可動受台12の横方向19に対するストッパについては、省略している。
可動受台12は、この場合、透明な樹脂板とされている。可動受台12には、ネジ止め対象物2に対する保持部23として、ネジ止め対象物2の位置を規定するための位置決めピンなどを設けることができる。この位置決めピンは、例えば、上下方向25へ延びて、ネジ止め対象物2に設けられた取付穴24(図4参照)の部分を上方から差し込むようにしたものなどとされる。
図1に示すように、工具昇降機構13は、上下方向25へ延びる支柱部26と、この支柱部26の(縦方向16における)手前側に支柱部26と平行に配置された縦アーム27と、支柱部26の上端側と縦アーム27の上端部との間を連結する上部揺動アーム28と、支柱部26の中間部と縦アーム27の下端部との間を上記した上部揺動アーム28と平行に連結する下部揺動アーム29と、を有する平行四辺形状リンクとされている。平行四辺形状リンクを構成する各部材は、横方向19へ延びる連結軸によって連結されると共に、連結軸を中心として上下回動自在に軸支されている。
電動工具4は、工具昇降機構13の縦アーム27に対し、取付ブラケット31を用いて上下方向25の位置を調整可能に取付けられている。工具昇降機構13は、その支柱部26の下端側を、基盤1に対して直接固定するようにしても良いし、または、基盤1を載置保持または固定保持する台車7などに対して固定するようにしても良い。この場合、支柱部26は、台車7に固定されている。工具昇降機構13には、電動工具4を上昇位置にて待機させるようにするための上昇付勢機構32を取付けることができる。上昇付勢機構32は、下部揺動アーム29(の後述する延長部61など)と上記台車7などとの間に介装された引張バネや、ケーブル巻取機などとすることができる。また、電動工具4を上昇位置にした時の、ドライバービットの位置には、電動工具4へ自動的にネジ5を供給させるようにしたネジ供給機33を設けることができる。このネジ供給機33には、市販のものを利用することができる。
図2に示すように、下降地点14は、電動工具4のドライバービットがネジ止め対象物2に到達する位置である。この場合、上記したように、工具昇降機構13が平行四辺形状リンクとされているため、電動工具4は、直線的に昇降するのではなく、緩い円弧を描いて昇降されることになる。このように、電動工具4が円弧状に昇降されると、ドライバービットの上昇位置と下降地点14との間に、縦方向16の変位が生じることとなって、ネジ供給機33からネジ5を受取ってネジ止め点3へ移動させるのに丁度良い動きが得られるので、装置構成をシンプル化することができる。また、電動工具4の下降地点14とネジ止め点3との間の縦方向16および横方向19に対する誤差は、±0.5mm程度以内に収まるように、各部の設定・調整を行う。受台移動機構15については後述する。
(2)図6に示すように、上記受台移動機構15が、上記工具昇降機構13と上記可動受台12との間に設けられた機械的連動機構35とされる。
そして、この機械的連動機構35が、
上記基盤1に対し回動軸36(図1参照)を中心として回動自在に軸支された面プレート37(具体的形状については、図7、図8参照)と、
この面プレート37に対し、少なくとも、上記各ネジ止め点3の位置を示すように設けられた複数の引掛部38(図9参照)と、
この引掛部38を1つずつ順番に引掛けて、上記面プレート37を、上記各ネジ止め点3の位置に応じた分だけ一方向へ回動させる引込アーム39(図10参照)と、
この引込アーム39を上記工具昇降機構13に連結して、工具昇降機構13の下降によって引込アーム39に引込動作を行わせる連結部材41(図11〜図13参照)と、
上記面プレート37と上記可動受台12との間を連結して、上記面プレート37の円運動を上記可動受台12の平面移動に変換させる変換機構42(図6参照)と、を有するものとされる。
ここで、受台移動機構15は、電動モータやシリンダなどの駆動装置や位置センサーなどを用いて二次元ガイド11を自動的に動かすようにする電動駆動機構や流体圧駆動機構などとすることができる。しかし、この実施例の場合には、上記したように機械的連動機構35としている。この機械的連動機構35は、駆動装置などを用いずに、可動受台12を動かすことができる機械的な仕掛けのことである。
回動軸36は、基盤1に対してほぼ面直上方へ延びるものとされる。回動軸36の設置位置については、ある程度の任意性があるが、電動工具4の下降地点14の近傍で、しかも、可動受台12の動きや、ネジ止め作業などの邪魔にならない位置とするのが好ましい。
面プレート37は、所要の大きさおよび形状を有する金属板などとされる。この場合には、円板とされているが、例えば、矩形板や、ネジ止め対象物2と相似形状をした板状体などとしても良い。
引掛部38は、引込アーム39が引掛かるのであれば、凸部や凹部など、どのようなものとしても良い。この場合、引掛部38は、面プレート37の下面に対してローラベアリングなどの転動部材を取付けたものなどとされている。そして、引掛部38を、面プレート37に対し、各ネジ止め点3の位置を表わすようにそれぞれ設置することにより、ネジ止め装置6を操作するためのメモリプレートが構成される。
引込アーム39(図9参照)は、少なくとも、縦行ガイド部17とほぼ平行な縦辺部45の先端部に、横行ガイド部21とほぼ平行な横辺部46を有するものとされている。この横辺部46は、引掛部38を直接引っ掛ける部分となるものである。横辺部46は、面プレート37の中心線(図示せず)に関して(横方向19の)片側の領域に位置する最も手前側の引掛部38を1つ1つ確実に引掛けることができるようにするために、片側の領域のほぼ全幅に亘る長さを有するものなどとされる。この場合、中心線とは、回動軸36を通って縦方向16へ延びる線のことである。そして、横辺部46は、面プレート37が円板状であれば、面プレート37の半径とほぼ同じ長さなどとされる。また、面プレート37が円板状でない場合には、面プレート37の回動軸36と、回動軸36から最も遠くに位置する引掛部38との間の径方向寸法(最大径寸法)とほぼ同じ長さなどとされる。但し、上記は原則的な長さであって、具体的な横辺部46の長さについては、面プレート37の形状や引掛部38の配置などに応じて最適に決めれば良い。
この場合、引込アーム39は、基盤1に縦方向16へ往復移動自在に設けられた縦行スライダ51に対し、縦方向16の奥側の端部が取付けられることによって、縦方向16の手前側から奥側へ向かう引込動作を行うことができるようになっている。なお、縦行スライダ51には、引込アーム39の縦辺部45の外側へ迂回するクランク状の部分が設けられており、このクランク状の部分と基盤1との間には、縦行スライダ51を縦方向16へ安定して案内するためのスライドガイド52が設けられている。このように、縦行スライダ51にクランク状の部分を設けたのは、引込アーム39と干渉しない位置にスライドガイド52を設けるためである。そして、引込アーム39(を固定する縦行スライダ51)と基盤1との間には、引込アーム39を引込方向とは反対の側(手前側)へ向けて付勢するための復帰バネ53が介装される。
そして、引込アーム39の横辺部46には、図9に示すように、引掛部38に対して下側から引掛かるようにした引掛縁部55が、上方へ屈曲するようにして形成されている。この引掛縁部55の手前側部分には、引込動作からの戻り時に引掛部38を下方へ乗り越えて通過することができるようにするための手前側下がりの斜面56が形成されている。そして、引込アーム39は、縦行スライダ51に、乗り越え機構57(図10参照)となるバネ付きヒンジを用いて、上下揺動可能に取付けられている。このバネ付きヒンジは、引込アーム39を上方へ向けて回動付勢するものとされる。この構造により、引込アーム39は、手前側の戻り位置から引掛縁部55が引掛部38に引掛かるまでの間が、面プレート37を回動しない空走区間となり、引掛縁部55が引掛部38に引掛かってから引込動作が終了する位置までの間が、面プレート37を実際に回動する回動区間となる。
連結部材41は、図11に示すように、下部揺動アーム29における支柱部26側の端部を延ばした延長部61と、引込アーム39(が取付けられた縦行スライダ51)との間に連結または掛け渡されている。この場合、連結部材41にはワイヤが使われている。連結部材41(のワイヤ)は、その一端を延長部61の端部などに固定されて、上記した台車7の上面に取付けられた定滑車62と、縦行スライダ51の奥側端部に取付けられた動滑車63とに順に掛け回されて、縦方向16で且つほぼ水平方向に往復された後に、その他端部が台車7の定滑車62近傍の位置に固定されている。そして、引込アーム39は、動滑車63の縦方向16への移動量に応じた一定距離の引込動作を行うようになっている。
変換機構42は、図6に示すように、面プレート37に半径方向へ向けて設けられた変換用ガイド65と、二次元ガイド11の縦行台18に横方向19へ向けて設けられた変換用ガイド66と、変換用ガイド65および変換用ガイド66の両方により案内されて、(その上端部が)可動受台12に固定される位置変換用軸部67と、を有するものとされる。
この場合、変換用ガイド65は面プレート37から半径方向へ向けて突設された突出部に形成された長孔とされている。変換用ガイド66は縦行台18に形成された長孔とされている。位置変換用軸部67は、変換用ガイド65および変換用ガイド66の長孔の両方に沿って転動する単数または複数のローラベアリングを有するものとされている。
そして、可動受台12が移動する位置や移動量は、変換用ガイド65と変換用ガイド66が交差する交点の位置によって決められることになる。よって、この交点の位置とネジ止め点3の位置との関係に基いて、図7(図4の場合)や、図8(図5の場合)に示すように、面プレート37に対する引掛部38の設置位置を決めるようにする。なお、変換用ガイド65および変換用ガイド66の長さについては、縦方向16や横方向19に対する可動受台12の変位量に基いて適宜設定される。
(3)図2に示すように、上記連結部材41が、上記電動工具4の下降地点14よりも手前側の高さ位置71で上記ネジ止め点3が上記下降地点14に合致する長さに設定される。
そして、図12、図13に示すように、上記手前側の高さ位置71から下降地点14までの間の上記工具昇降機構13の下降による連結部材41の変位または変形を許容するための変位許容機構部72が設けられる。
ここで、手前側の高さ位置71は、例えば、ネジ5の長さ程度分だけ、下降地点14よりも高い位置などとなるようにする。そのために、連結部材41は、電動工具4のドライバービットが、上記したネジ供給機33とこの高さ位置71との間を昇降するのに必要な長さとされる。
連結部材41の変位または変形とは、この場合、連結部材41の通常の動きとは異なる位置の変化や長さの変化などのことである。変位許容機構部72は、例えば、図12の状態から、図13の状態へと連結部材41を変位させるバネ付きヒンジなどとされる。このバネ付きヒンジは、上記した定滑車62を台車7に対して上下揺動可能に取付けると共に、定滑車62を下方へ向けて回動付勢するものとされる。このバネ付きヒンジと台車7との間には、定滑車62を下方へ向けて付勢する付勢力調整用のバネなどの補助付勢装置73を介装することができる。なお、変位許容機構部72は、電動工具4の上記した手前側の高さ位置71よりも上側での昇降に要するよりも強い力を加えた時に長さが伸びるようにした伸縮機構や伸縮バネなどとしても良い。
(4)図10に示すように、上記引込アーム39と上記引掛部38との間に、上記引込動作の際に、上記面プレート37に回動方向の力を発生させる傾斜部75を設けるようにしても良い。
この場合、傾斜部75は、引込アーム39の横辺部46を、横方向19に対して傾けたものとされる。この場合、傾斜部75は、上記した中心線から横方向19へ離れるに従い縦方向16の奥側へ向かう僅かな勾配を有するものとされている。傾斜部75の傾斜角度は、例えば、横方向19に対して5°程度以下のものとされる。
(5)図14(図15)に示すように、上記基盤1と上記可動受台12との間に、上記基盤1に対する上記可動受台12の動きを案内するガイド機構81を設けるようにする。
ここで、ガイド機構81は、ガイド面82と、ガイド面82に沿って直接倣うようにしたガイド端83と、を有するものとされる。ガイド面82は、可動受台12の実際の動きを模したものとされる。このガイド機構81は、補助的なものであるため、図14のようにネジ止め点3の位置関係が単純で可動受台12が単純な動きをする場合には、特に必要ないが、図15に示すように、ネジ止め点3の位置関係が上記よりも複雑となる場合などに、有効に機能するものとなる。この場合には、ガイド面82は、ガイド部材とされ、ガイド端83はガイド片とされている。また、ガイド部材は基盤1に取付けられ、ガイド突起は可動受台12の縁部に下方へ向けて取付けられている。なお、ガイド面82は、例えば、ガイド溝などとしても良いし、ガイド端83は、例えば、ガイドピンやガイドローラなどとしても良い。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)ネジ止め装置6は、ネジ止め対象物2のネジ止め点3に電動工具4を用いてネジ5を自動的に取付けることによって、ネジ止め対象物2を組立てるものである。
より具体的には、工具昇降機構13によって電動工具4が上昇された状態で、基盤1上の可動受台12に対してネジ止め対象物2を保持させる。この際、電動工具4の上昇位置にネジ供給機33を設けておくようにすれば、電動工具4に対して自動的にネジ5を供給することができる。
次に、工具昇降機構13によって電動工具4を下降させる。すると、受台移動機構15が、工具昇降機構13の下降動作を利用して、可動受台12を基盤1に沿うように平面的に移動させ、ネジ止め点3が電動工具4の下降地点14と合致するように、可動受台12を自動的に位置決めして停止させる。これにより、工具昇降機構13によって電動工具4を下降させるだけで、電動工具4によるネジ止め点3へのネジ5の取付けが可能となる。
そして、電動工具4によるネジ止め点3へのネジ5の取付け後に、工具昇降機構13によって電動工具4を上昇させる。これにより、1回のネジ止め作業が完了する。なお、工具昇降機構13による電動工具4の昇降は、手動で行わせるようにしても良いし、または、シリンダなどの駆動装置を用いて自動で行わせるようにしても良い。
そして、次のネジ止め点3が存在する場合には、上記した電動工具4の昇降を繰り返す。すると、受台移動機構15によって、図16〜図19に順番に示すように、ネジ止め点3が、上記した電動工具4の下降地点14へ次々と移動されることにるので、電動工具4による全てのネジ止め点3へのネジ5の取付けが可能となる。こうして、全てのネジ止め点3にネジ5を取付けたら、当該ネジ止め対象物2に対する組み立て作業が完了するので、可動受台12からネジ止め対象物2を取り外す。更に、次のネジ止め対象物2がある場合には、次のネジ止め対象物2を可動受台12にセットして上記を行わせるようにする。
このように、工具昇降機構13の下降によって、ネジ止め対象物2のネジ止め点3を自動的に電動工具4の下降地点14まで移動させる構成とすることで、手作業によってネジ止めを行う場合に生じる作業ロスを無くして、ネジ止め作業を素早く行わせることができるようになり、全体としての作業効率を上げることが可能となる。しかも、工具昇降機構13の昇降を駆動装置によって自動的に行わせるようにすれば、工具昇降機構13を昇降させる駆動装置のみによって、受台移動機構15をも作動させて、全てのネジ止め点3に対するネジ止め作業を効率良く行わせることが可能となる。即ち、全自動化を図ることができる。
(2)上記において、受台移動機構15を機械的連動機構35とした。これにより、可動受台12を、特別な駆動装置や動力源などを用いずに機械的に正確に移動させることができるので、上記ネジ止め装置6を安価なものとすることが可能となる。また、受台移動機構15を可動させるための駆動装置が必要なくなるので、使用する駆動装置の数を減らすことができる。しかも、ネジ止め点3の正確な位置を検出するためのセンサーや、上記駆動装置およびセンサーを制御するための制御回路を不要として、装置構成の簡素化を図ることが可能となる。更に、駆動装置やセンサーや制御回路などを用いなくても、確実に全てのネジ止め点3に対してネジ止めを行わせることが可能となる。
より具体的には、受台移動機構15としての機械的連動機構35は、上記したように、工具昇降機構13を下降させることで、連結部材41を介して引込アーム39に引込動作を行わせるようになっている。そして、工具昇降機構13の昇降動作によって、引込アーム39が、引掛部38を1つずつ順番に引掛けて奥側へ引込み、そして、復帰バネ53によって手前側に復帰される動作を繰り返すことにより、面プレート37は回動軸36を中心として所要角度ずつ一方向に回転移動される。すると、面プレート37に変換機構42を介して連結された可動受台12が、変換機構42の作用によって、面プレート37の円運動による引掛部38の縦方向16の移動量と横方向19の移動量とに対応した分だけ、基盤1上で縦方向16および横方向19に平面移動される。これにより、ネジ止め対象物2のネジ止め点3が電動工具4の下降地点14と合致するように可動受台12を移動させることが可能となる。
そして、機械的連動機構35を上記した構成とすることにより、ネジ止め対象物2のネジ止め点3が2箇所以上あっても、支障なく対応することができる。なお、引掛部38については、面プレート37を一周させるために最低でも3箇所は必要となるので、場合により、面プレート37を回転移動だけさせるもの(即ち、ダミーの引掛部38)を設けるようにしても良い。また、ネジ止め対象物2におけるネジ止め点3の配置が、簡単な図形を描くようなものであっても、または、それよりも複雑な図形を描くようなものであっても、引掛部38の位置を最適に設定・調整することによって、広く対応させることができる。
そして、ネジ止め点3の位置に応じた引掛部38を有する面プレート37を様々な種類のネジ止め対象物2ごとに予め複数枚用意しておけば、面プレート37を交換するだけで、簡単に、各種のネジ止め対象物2に対応するようにネジ止め装置6の動きを切り替えることが可能となる。
また、変換機構42を、図6に示すように、面プレート37に半径方向へ向けて設けられた変換用ガイド65と、二次元ガイド11の縦行台18に横方向19へ向けて設けられた変換用ガイド66と、変換用ガイド65および変換用ガイド66の両方により案内されて、(その上端部が)可動受台12に固定される位置変換用軸部67と、を有するものとした。これにより、簡単な構成で、変換機構42を実現することができる。
(3)連結部材41が、電動工具4の下降地点14よりも手前側の高さ位置71でネジ止め点3が下降地点14と合致する長さに設定された。これにより、電動工具4を駆動して実際にネジ止め作業を開始する前に、既に位置決めが完了されている状態となるので、ネジ止め作業の安定性や確実性を高めて、ネジ止め装置6の作動の信頼性を向上することができる。また、電動工具4とネジ止め点3との間にネジ5が入る分の隙間を確保して、ネジ止め作業を支障なく行わせることができる。
そして、連結部材41の通常の動きとは異なる変位または変形を許容する変位許容機構部72を設けた。これにより、変位許容機構部72が、上記した手前側の高さ位置71から下降地点14まで電動工具4を下降させるのに必要な連結部材41の通常の動きとは異なる変位または変形を許容して工具昇降機構13が下降されるようにすることができるようになる。
(4)引込アーム39と引掛部38との間に傾斜部75を設けるようにした。これにより、引込動作の際に、傾斜部75が、面プレート37に回動方向の力を発生させるようになる。その結果、面プレート37を回動し易くして、面プレート37の回動に要する力を軽減することができる。
(5)基盤1と可動受台12との間にガイド機構81を設けるようにした。これにより、機械的連動機構35とは別に、基盤1に対する可動受台12の動きをガイド機構81によって直接且つ補助的に案内させることができる。その結果、機械的連動機構35による可動受台12の動きをより正確でスムーズなものとして、しかも、細かい動きに対応できるようにすることが可能となる。この際、案内によって可動受台12の無駄な動きが抑えられるので、その分、可動受台12の動きに要する力を軽減することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 基盤
2 ネジ止め対象物
3 ネジ止め点
4 電動工具
5 ネジ
6 ネジ止め装置
11 二次元ガイド
12 可動受台
13 工具昇降機構
14 下降地点
15 受台移動機構
19 横方向
35 機械的連動機構
36 回動軸
37 面プレート
38 引掛部
39 引込アーム
41 連結部材
42 変換機構
65 変換用ガイド
66 変換用ガイド
67 位置変換用軸部
71 手前側の高さ位置
72 変位許容機構部
75 傾斜部
81 ガイド機構

Claims (5)

  1. 基盤の上に設置されたネジ止め対象物のネジ止め点に対し、電動工具を用いて、ネジを取付けるネジ止め装置において、
    前記ネジ止め対象物を保持すると共に、前記基盤の上面に二次元ガイドを介して平面移動可能に設置された可動受台と、
    前記基盤に対して前記電動工具を昇降させる工具昇降機構と、を備え、
    更に、前記工具昇降機構の下降動作を利用して、前記ネジ止め点が前記電動工具の下降地点と合致するように、前記可動受台を移動させる受台移動機構を備えたことを特徴とするネジ止め装置。
  2. 請求項1に記載のネジ止め装置であって、
    前記受台移動機構が、前記工具昇降機構と前記可動受台との間に設けられた機械的連動機構とされ、
    該機械的連動機構が、
    前記基盤に対し回動軸を中心として回動自在に軸支された面プレートと、
    該面プレートに対し、少なくとも、前記各ネジ止め点の位置を示すように設けられた複数の引掛部と、
    該引掛部を1つずつ順番に引掛けて、前記面プレートを、前記各ネジ止め点の位置に応じた分だけ一方向へ回動させる引込アームと、
    該引込アームを前記工具昇降機構に連結して、工具昇降機構の下降によって引込アームに引込動作を行わせる連結部材と、
    前記面プレートと前記可動受台との間を連結して、前記面プレートの円運動を前記可動受台の平面移動に変換させる変換機構と、を有し、
    該変換機構が、前記面プレートに半径方向へ向けて設けられた変換用ガイドと、二次元ガイドに横方向へ向けて設けられた変換用ガイドと、変換用ガイドおよび変換用ガイドの両方により案内されると共に、可動受台に固定される位置変換用軸部と、を有するものとされたことを特徴とするネジ止め装置。
  3. 請求項2に記載のネジ止め装置であって、
    前記連結部材が、前記電動工具の下降地点よりも手前側の高さ位置で前記ネジ止め点が前記下降地点に合致する長さに設定されると共に、
    前記手前側の高さ位置から下降地点までの間の前記工具昇降機構の下降による連結部材の変位または変形を許容するための変位許容機構部が設けられたことを特徴とするネジ止め装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載のネジ止め装置であって、
    前記引込アームと前記引掛部との間に、前記引込動作の際に、前記面プレートに回動方向の力を発生させる傾斜面部を設けたことを特徴とするネジ止め装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のネジ止め装置であって、
    前記基盤と前記可動受台との間に、前記基盤に対する前記可動受台の動きを案内するガイド機構を設けたことを特徴とするネジ止め装置。
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