JP2016058423A - Esd保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力ドライバを大きくする必要もなく、かつ、出力ドライバのゲートの制御をする回路も不要としたESD保護回路を提供すること。【解決手段】ESDサージを印加する端子150と、端子150と第1の電源端子140との間に設けられた第1のトランジスタ111と、端子150と第2の電源端子130との間に設けられた第2のトランジスタ112と、端子150と第1の電源端子140との間に設けられた第3のトランジスタ121と、第2のトランジスタ112のハイサイド端子と第3のトランジスタ121の制御端子との間に設けられたトリガ回路200とを備えている。トリガ回路200は、容量素子123及び抵抗素子122を備え、容量素子123及び抵抗素子122の接続点Pの電位に基づいて第3のトランジスタ121を制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、ESD保護回路に関し、より詳細には、出力ドライバを大きくする必要もなく、かつ、出力ドライバのゲートの制御をする回路も不要としたESD保護回路に関する。
一般に、ICなどの半導体デバイスやLSI(Large Scale Integrated Circuit)などの半導体集積回路では、静電気放電(ESD;Electro−Static Discharge)が原因で外部接続端子に瞬時的な高電圧パルスを印加した場合、内部回路が破壊されることを防ぐために、外部にむき出しとなっている回路の各端子にESD保護回路が設けられている。
この種のESD保護回路として、入出力保護素子としてダイオード、MOSトランジスタ、バイポーラトランジスタBJT、保護抵抗等が用いられている。また回路用途によって、内部回路自身に備えているBJTやMOSトランジスタが自己保護できるように設計することもある。電源間保護回路として、一般的にBJTやMOSトランジスタが用いられる。回路規模が大きくなることに連れて端子数や電源系統の数が増えることがある。その結果、保護回路と非保護回路との距離が増えて各々の回路部分を結ぶ電源バス配線が長くなってしまう。配線が長いと配線抵抗が増加するので保護回路と非保護回路の位置関係がデバイスのESD耐性に重要になる。場合によって電流の流れを妨げる配線抵抗が原因で保護回路の応答が遅くなることもある。
この問題を解決するためには、抵抗素子Rと容量素子C、あるいは容量素子Cの代わりにダイオードまたはMOSゲート容量等の容量体を用いて保護用のBJTまたはMOSトランジスタのターンを早める、アクティブトリガードMOSと呼ばれるESD保護回路が一般的に用いられる。しかしながら、このようなアクティブトリガードMOS型のESD保護回路は、電源間以外の回路部分では、回路の通常動作に影響を及ぼす懸念があるため、電源間保護回路のトリガ以外の保護回路で安易に設けることはできない。
具体的に、出力段(ドライバまたはプリドライバ)のような通常使用で電位が常に変化している回路、特に高周波回路や大振幅回路では、出力端子にトリガード保護回路を接続すると、保護回路自身が予期しないタイミングで動作してしまう恐れがあり通常の回路動作を邪魔する。
図1は、従来のESD保護回路を説明するための回路構成図である。図1に示したESD保護回路は、出力段10を備えている。この出力段10の各トランジスタ11,12のゲート端子は、図示しない内部回路に接続されている。図1に示すESD保護回路では、第2の電源40(例えば、接地電位VSS)を基準に、端子50に正のESDサージを印加したとき、N型トランジスタ11(出力ドライバ)におけるESDストレスが大きい。このN型トランジスタ11を大きくしてESD耐性を強くする方法もあるが、回路面積が大きくなり、シリコンコストが犠牲になる。
また、P型トランジスタ12の寄生ダイオードから第1の電源30及び第2の電源40の間の保護回路34を介しての経路によってESDサージを逃がす保護方法もあるが、その効果は、出力段10と保護回路34との距離に大きく依存する。出力段10に対して保護回路34が遠くにあると、効果が低くなってしまうという問題がある。
図2は、従来の他のESD保護回路を説明するための回路構成図である。図2に示すように、N型トランジスタ11を保護トランジスタ21で保護する方法がある。しかし、この場合、N型トランジスタ11のゲート端子の方が保護トランジスタ21のゲート端子より、低いインピーダンスで第2の電源40に接続しなければ効果は得られない。なお、図中符号22は抵抗を示している。
図3は、従来のさらに他のESD保護回路を説明するための回路構成図である。図3に示すように、例えば、特許文献1乃至3に記載されているように、ESD検知回路13によりN型トランジスタ11自身のゲートを制御し、ESDサージが来た時に、N型トランジスタ11を強制的にOFFさせ、このN型トランジスタ11に電流が流れないようにすることで、N型トランジスタ11を保護する方法がある。
しかし、N型トランジスタ11を完全にOFFすることは困難であり、図2に示したような保護回路34が必要となる。特に、N型トランジスタ11のトランジスタサイズが小さいときに、N型トランジスタ11が壊れる前に保護回路34の経路でESDサージを逃すことになるが、その効果は、上述したように、保護回路34との距離に依存する。
特開2011−49345号公報 特表2003−510827号公報 特開平6−177331号公報
上述したように、従来のESD保護回路としては、図1乃至図3において説明したように、十分な保護機能を有していないというのが現状である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、出力ドライバを大きくする必要もなく、かつ、出力ドライバのゲートの制御をする回路も不要としたESD保護回路を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、ESDサージを印加する端子(150)と、該端子(150)と第1の電源端子(140)との間に設けられた第1のトランジスタ(111)と、前記端子(150)と第2の電源端子(130)との間に設けられた第2のトランジスタ(112)と、前記端子(150)と前記第1の電源端子(140)との間に設けられた第3のトランジスタ(121)と、前記第2のトランジスタ(112)のハイサイド端子と前記第3のトランジスタ(121)の制御端子との間に設けられたトリガ回路(200,200a,200b,200c)と、を備えていることを特徴とするESD保護回路である。(図4;実施例1)
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記トリガ回路(200)は、容量素子(123)及び抵抗素子(122)を備え、前記容量素子(123)及び前記抵抗素子(122)の接続点(P)の電位に基づいて前記第3のトランジスタ(121)を制御することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記容量素子(123)の容量値は、前記第3のトランジスタ(121)のカップリング容量よりも大きいことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記トリガ回路(200a)は、ダイオード素子(223)及び抵抗素子(122)を備え、前記ダイオード素子(223)及び前記抵抗素子(122)の接続点Paの電位に基づいて前記第3のトランジスタ(121)を制御することを特徴とする。(図5(a))
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記ダイオード素子(223)の容量値は、前記第3のトランジスタ(121)のカップリング容量よりも大きいことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5のいずれかに記載の発明において、前記トリガ回路(200b,200c)は、少なくとも1以上のバッファ(201,202)を介して、前記第3のトランジスタ(121)を制御することを特徴とする。(図5(b),(c))
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記第1の第1のトランジスタ(111)乃至前記第3のトランジスタ(121)のいずれもが、MOSトランジスタであることを特徴とする。(図4;実施例1)
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記第3のトランジスタ(121)が、バイポーラトランジスタ(221)であることを特徴とする。(図6;実施例2)
また、請求項9に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記第1乃至第3の第1のトランジスタ(111,112,121)が、いずれもバイポーラトランジスタ(211,212,221)であることを特徴とする。(図7;実施例3)
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記第1及び第2の第1のトランジスタ(111,112)が、いずれもバイポーラトランジスタ(211,212)であることを特徴とする。(図8;実施例4)
本発明によれば、出力ドライバを大きくする必要もなく、かつ、出力ドライバのゲートの制御をする回路も不要としたESD保護回路を実現することができる。
従来のESD保護回路を説明するための回路構成図である。 従来の他のESD保護回路を説明するための回路構成図である。 従来のさらに他のESD保護回路を説明するための回路構成図である。 本発明に係るESD保護回路の実施例1を説明するための回路構成図である。 (a)乃至(c)は、図1におけるトリガ回路の種々の形態を説明するための回路構成図である。 本発明に係るESD保護回路の実施例2を説明するための回路構成図である。 本発明に係るESD保護回路の実施例3を説明するための回路構成図である。 本発明に係るESD保護回路の実施例4を説明するための回路構成図である。
以下、図面を参照して本発明の各実施例について説明する。
図4は、本発明に係るESD保護回路の実施例1を説明するための回路構成図である。図中符号110は出力段、111はN型トランジスタ(出力ドライバ/第1のトランジスタ)、112はP型トランジスタ(第2のトランジスタ)、120は保護回路、121は保護トランジスタ(第3のトランジスタ)、122はトリガ抵抗(抵抗素子)、123はトリガ容量(容量素子)、130は第1の電源、140は第2の電源、150は端子を示している。
本実施例1のESD保護回路は、出力ドライバを大きくする必要もなく、かつ、出力ドライバのゲートの制御をする回路も不要としたESD保護回路である。このESD保護回路は、ESDサージを印加する端子150と、この端子150と第1の電源端子140との間に設けられた第1のトランジスタ111と、端子150と第2の電源端子130との間に設けられた第2のトランジスタ112と、端子150と第1の電源端子140との間に設けられた第3のトランジスタ121と、第2のトランジスタ112のハイサイド端子と第3のトランジスタ121の制御端子との間に設けられたトリガ回路200とを備えている。
また、トリガ回路200は、容量素子123及び抵抗素子122を備え、容量素子123及び抵抗素子122の接続点(ノード)Pの電位に基づいて第3のトランジスタ121を制御するように構成されている。
また、容量素子123の容量値は、第3のトランジスタ121のカップリング容量よりも大きい。また、第1乃至第3の第1のトランジスタ111,112,121のいずれもが、MOSトランジスタであることが好ましい。
このような構成により、上述したような従来の課題を解決し、保護回路120を施した回路が効果的である。また、出力ドライバのサイズを大きくする必要もなく、かつ、従来のような出力ドライバのゲートの制御をする回路も不要となる。
保護回路120は、保護素子であるN型トランジスタ121と、トリガ抵抗122及び十分大きなカップリング容量(トリガ容量)123によって構成されている。トリガ抵抗122とトリガ容量123は、トリガ回路200を構成している。N型トランジスタ121のドレイン端子は、端子150に接続され、ソース端子は、第2の電源140に接続されている。また、N型トランジスタ121のゲート端子は、トリガ抵抗122の片方の端子とトリガ容量123の片方の端子に接続されている。トリガ抵抗122のもう一方の端子は、N型トランジスタ111のソース端子(ローサイド端子)に接続され、トリガ容量123のもう一方の端子は、P型トランジスタ112のソース端子(ハイサイド端子)に接続されている。すなわち、トリガ回路200は、第1の電源130(又は第2の電源140)に接続され、N型トランジスタ121のゲート端子に接続されている。
次に、図4を用いて、本発明のESD保護回路の動作について説明をする。
第2の電源140(例えば、VSS)を基準に、正のESDサージを端子150に印加した場合、P型トランジスタ112のドレイン端子にその電圧が伝わる。ここで、P型トランジスタ112の寄生ダイオードは、端子150に対して、順方向に接続しているため、低いポテンシャルバリアで電圧が、P型トランジスタ112のソース端子(又はハイサイド端子)に伝搬することになる。
そのため、P型トランジスタ112のソース端子(又はハイサイド端子)の電位が瞬時に持ち上がり、トリガ容量123が充電される。トリガ容量123の電位があがった瞬間、N型トランジスタ121のゲート電位を持ちあげるので、N型トランジスタ121がON状態になる。
このように、N型トランジスタ121のON状態が早く起きることによって、N型トランジスタ121の寄生バイポーラのトリガー(ターンON)が速くなる。この「トリガ回路」によって、N型トランジスタ111のゲート端子が不定の状態でもN型トランジスタ121が必ず先にオンすることにより、端子150からのESDサージを、N型トランジスタ121を介して逃がすことができ、N型トランジスタ111がESD破壊から保護できる。
ここでトリガ抵抗122は、ESDサージが来ている間は、N型トランジスタ121がONしているように、任意の時定数を決めるための素子である(言い換えると、トリガ容量123を施すことによって、通常時の回路動作のみを考慮してトリガ抵抗122の大きさが自由に選択できる)。また、N型トランジスタ121のゲート端子は、トリガ容量123によって固定されているため、ESDサージが来ていない通常動作には、ONしないので、通常動作には影響を与えない。
ここで、カップリング容量123を十分大きくすることが好ましい。なぜならば、本来、N型トランジスタ121自身は、ドレイン・ゲートカップリング容量(ドレイン・ソースカップリング容量)が存在しており、そのカップリング容量を越えると、N型トランジスタ121のターンオンをより早めることができる。以下にその理由について説明する。
N型トランジスタ121のゲート電圧は、
(Cgd+C)/(Cgs+Cgd+C)
に示すように、容量における分圧によって決まる。
ここで、Cgdはゲート・ドレインカップリング容量、Cgsはゲート・ソースカップリング、Cはトリガ容量123の容量である。
容量Cが小さいと上の関係式は、Cgd/(Cgs+Cgd)とになる。CgsとCgdは等しいので、ゲート電圧が中間ノードとなってしまい、N型トランジスタ121がターンオンしにくい。
一方、容量Cが十分大きければ、Cgdの影響を無視することができる、すなわち、上の関係式が、C/(Cgs+C)に簡素化できる。Cgsは、ゲート・ソースカップリング容量であるが、これは単純にゲート対バルクの容量に相当する。上式は、分母が大きくなればなるほど、ゲート電圧の値が小さくなるので、Cが大きい値であれば、Vgが高くなる。よって、N型トランジスタ121のターンオンを早めることができる。
図5(a)乃至(c)は、図1におけるトリガ回路の種々の形態を説明するための回路構成図で、図5(a)は他のトリガ回路200a、図5(b)はさらに他のトリガ回路200b、図5(c)はさらに他のトリガ回路200cを示している。なお、左側に示したトリガ回路200は、図4に示したトリガ回路で、上述したように、トリガ容量123とトリガ抵抗122とで構成されている。
図5(a)において、トリガ回路200aは、ダイオード素子223及び抵抗素子122を備え、ダイオード素子223及び抵抗素子122の接続点Paの電位に基づいて第3のトランジスタ121を制御するように構成されている。この場合、ダイオード素子223の容量値は、第3のトランジスタ121のカップリング容量よりも大きい。
つまり、図5(a)に示すトリガ回路200aは、トリガ回路200におけるトリガ容量123の代わりに逆方向のダイオード223を用いた例を示している。また、トリガ抵抗122は、どの抵抗体(POLY抵抗、拡散抵抗、WELL抵抗)でも良い。
図5(b),(c)に示すトリガ回路200b,200cは、少なくとも1以上のバッファ201,202を介して、第3のトランジスタ121を制御するように構成されている。
つまり、図5(b),(c)は、さらに他のトリガ回路200b,200cで、保護トランジスタ121のオン期間(時定数)を延ばすための処置として、ノードPb,Pcと保護トランジスタ121のゲート端子の間にバッファ(インバータ)201,202を繋いでもよい。
なお、バッファ(インバータ)の数が奇数個の場合、動作の極性が反転するため、トリガ容量123及びトリガ抵抗122の繋ぎ先を逆になる。つまり、トリガ抵抗122の片方の端子を第1の電源130に繋ぎ、トリガ容量123の片方の端子を第2の電源140に繋ぐ。
図5(c)を用いて、この動作について説明する。
第2の電源140(例えば、VSS)を基準に、正のESDサージを端子150に印加した場合、P型トランジスタ112のドレイン端子にその電圧が伝わる。ここで、P型トランジスタ112の寄生ダイオードは、端子150に対して、順方向に接続しているため、低いポテンシャルバリアで電圧が、第1の電源130に伝搬することになる。そのため、第1の電源130及びノードPcの電位が瞬時に持ち上がり、トリガ容量123が充電される。このトリガ容量123の端子の電位が下がった瞬間、ノードPcの電位がLになり、バッファ201の出力がHとなり、N型トランジスタ121のゲート電位があがるので、N型トランジスタ121がON状態になる。この例でも同様に、端子150からのESDサージを、N型トランジスタ121を介して逃がすことができ、N型トランジスタ111が破壊されるのを保護することができる。
図6は、本発明に係るESD保護回路の実施例2を説明するための回路構成図である。図4における第3のトランジスタ121は、バイポーラトランジスタ221とした例を示している。
図7は、本発明に係るESD保護回路の実施例3を説明するための回路構成図である。第1乃至第3の第1のトランジスタ111,112,121が、いずれもバイポーラトランジスタ211,212,221である例を示している。
図8は、本発明に係るESD保護回路の実施例4を説明するための回路構成図である。第1及び第2の第1のトランジスタ111,112が、いずれもバイポーラトランジスタ211,212である例を示している。
なお、その他の例として、P型トランジスタ及びN型トランジスタからなる出力段10に代えて、OPENドレイン回路(P型トランジスタがない場合)としてもよい。この場合、プルアップダイオードを設けることによって、N型トランジスタ121の寄生バイポーラの代わりとなり、図4の動作が実現できる。出力スイングの高いOPENドレイン回路では、プルアップダイオードの段数を増やすことで、多少の遅れが発生するが、同じ効果が得られる。
本発明は、出力ドライバが大きくできない(自己保護ができない或いは、大きな出力電流を流さない)半導体回路に特に有用である。
10,110 出力段
11,111 N型トランジスタ(出力ドライバ)
12,112 P型トランジスタ
13 ESD検知回路
21,121 保護トランジスタ
22 抵抗
30,130 第1の電源
34 保護回路
40,140 第2の電源
50,150 端子
120 保護回路
122 抵抗素子(トリガ抵抗)
123 容量素子(トリガ容量)
200,200a,200b,200c トリガ回路
201,202 バッファ
212,211,221 バイポーラトランジスタ
223 ダイオード素子

Claims (10)

  1. ESDサージを印加する端子と、
    該端子と第1の電源端子との間に設けられた第1のトランジスタと、
    前記端子と第2の電源端子との間に設けられた第2のトランジスタと、
    前記端子と前記第1の電源端子との間に設けられた第3のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタのハイサイド端子と前記第3のトランジスタの制御端子との間に設けられたトリガ回路と、
    を備えていることを特徴とするESD保護回路。
  2. 前記トリガ回路は、容量素子及び抵抗素子を備え、前記容量素子及び前記抵抗素子の接続点の電位に基づいて前記第3のトランジスタを制御することを特徴とする請求項1に記載のESD保護回路。
  3. 前記容量素子の容量値は、前記第3のトランジスタのカップリング容量よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のESD保護回路。
  4. 前記トリガ回路は、ダイオード素子及び抵抗素子を備え、前記ダイオード素子及び前記抵抗素子の接続点の電位に基づいて前記第3のトランジスタを制御することを特徴とする請求項1に記載のESD保護回路。
  5. 前記ダイオード素子の容量値は、前記第3のトランジスタのカップリング容量よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のESD保護回路。
  6. 前記トリガ回路は、少なくとも1以上のバッファを介して、前記第3のトランジスタを制御することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のESD保護回路。
  7. 前記第1の第1のトランジスタ乃至前記第3のトランジスタのいずれもが、MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のESD保護回路。
  8. 前記第3のトランジスタが、バイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のESD保護回路。
  9. 前記第1乃至第3の第1のトランジスタが、いずれもバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のESD保護回路。
  10. 前記第1及び第2の第1のトランジスタが、いずれもバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のESD保護回路。
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