JP2016057824A - Icカード、icモジュール、及び携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を向上させることができるICカード、ICモジュール、及び携帯端末を提供することである。【解決手段】実施形態のICカードは、通信部と、制御部とを持つ。通信部は、複数のインタフェースにより同一の通信先と通信可能である。制御部は、前記通信部が受信したコマンドを処理し、当該コマンドに対する応答を前記通信部に送信させる。前記制御部は、前記通信部が、前記複数のインタフェースのうちの1つである第1のインタフェースによりコマンドを受信してから当該コマンドに対する応答を送信するまでの間に、当該第1のインタフェースが使用不可になった場合に、前記複数のインタフェースのうちの当該第1のインタフェースとは異なる第2のインタフェースにより、当該第1のインタフェースによる当該コマンドに対する応答の送信が中断されたことを示す中断情報を含む応答を前記通信部に送信させる。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、ICカード、ICモジュール、及び携帯端末に関する。
近年、IC(Integrated Circuit)チップを搭載したICカードが普及してきており、複数のインタフェースを備えるものが知られている。従来のICカードは、インタフェースを介してコマンドを受信し、受信したコマンドの処理を実行して、同一のインタフェースを介してレスポンスを応答する。しかしながら、従来のICカードは、例えば、コマンドを受信したインタフェースが何らかの理由で使用不可となった場合に、インタフェースが使用不可になったことやコマンドの処理の結果及びレスポンスデータを外部に通知することができない可能性があった。
特開2012−93856号公報
本発明が解決しようとする課題は、利便性を向上させることができるICカード、ICモジュール、及び携帯端末を提供することである。
実施形態のICカードは、通信部と、制御部とを持つ。通信部は、複数のインタフェースにより同一の通信先と通信可能である。制御部は、前記通信部が受信したコマンドを処理し、当該コマンドに対する応答を前記通信部に送信させる。前記制御部は、前記通信部が、前記複数のインタフェースのうちの1つである第1のインタフェースによりコマンドを受信してから当該コマンドに対する応答を送信するまでの間に、当該第1のインタフェースが使用不可になった場合に、前記複数のインタフェースのうちの当該第1のインタフェースとは異なる第2のインタフェースにより、当該第1のインタフェースによる当該コマンドに対する応答の送信が中断されたことを示す中断情報を含む応答を前記通信部に送信させる。
第1の実施形態の携帯端末の一例を示すブロック図。 第1の実施形態のICカードの一例を示すブロック図。 第1の実施形態のICカードの動作の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態の接触I/Fのコマンド処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態のSWP I/Fのコマンド処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態のICカードの動作の一例を示すシーケンス図。 第1の実施形態のICカードの動作の別の一例を示すシーケンス図。 第2の実施形態のICカードの動作の一例を示すシーケンス図。
以下、実施形態のICカード、ICモジュール、及び携帯端末を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の携帯端末2の一例を示すブロック図である。
この図に示すように、携帯端末2は、端末制御部20と、CLF(Contactless Front-End)21とを備える。また、携帯端末2には、着脱可能なICカード1が接続され、ICカード1と携帯端末2とによりICカードシステムを構成する。
携帯端末2は、例えば、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などである。
端末制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含むプロセッサであり、携帯端末2を統括的に制御する。端末制御部20は、例えば、「ISO/IEC7816」で規定される接触式ICカードのインタフェースによりICカード1と通信を行う。また、端末制御部20は、CLF21を介して、例えば、「ETSI TS 102 613」で規定されるSWP(Single Wire Protocol)通信のインタフェースによりICカード1と通信を行う。このように、端末制御部20は、2つのインタフェースにより、ICカード1と通信することが可能である。
端末制御部20は、ICカード1に対してコマンド(処理要求)を送信し、コマンドの処理であるコマンド処理の結果として、レスポンス(処理応答)を受信する。
CLF21は、「ETSI TS 102 613」で規定されるSWP通信のインタフェース(以下の説明において、SWP I/Fと称することがある)によりICカード1と通信する。また、CLF21は、例えば、NFC(Near Field Communication)などの非接触通信により携帯端末2の外部と通信を行う。CLF21は、例えば、携帯端末2の外部との非接触通信をSWP I/Fに変換し、ICカード1と携帯端末2の外部(例えば、外部装置)との間の通信を制御する。
なお、端末制御部20とICカード1との間におけるSWP I/Fを介した通信は、例えば、CLF21を介して端末制御部20とICカード1との間をSWP I/Fにより通信してもよいし、SWP I/F及び非接触通信を利用して外部装置を介して通信してもよい。また、SWP I/F及び非接触通信を利用して通信する場合、外部装置と端末制御部20とは、例えば、3Gシステム(第3世代移動通信システム)、ワイヤレスLAN(Local Area Network)、USB(Universal Serial Bus)などを利用して通信してもよい。
コイル22は、CLF21に接続され、NFCなどの非接触通信に使用されるアンテナである。CLF21は、コイル22を介して、NFCなどの非接触通信により外部装置と通信する。
ICカード1は、例えば、SIM(Subscriber Identity Module)カードであり、ICモジュール10を備えている。ICカード1は、例えば、プラスチックのカード基材4(カード本体の一例)に、ICモジュール10を実装して形成されている。すなわち、ICカード1は、ICモジュール10と、ICモジュール10が埋め込まれたカード基材4とを備えている。また、ICカード1は、例えば、上述した「ISO/IEC7816」で規定される接触式ICカードのインタフェース(以下の説明において、接触I/Fと称することがある)と、SWP I/Fとの少なくとも2つのインタフェースを有している。すなわち、ICカード1は、コンタクト部3を介して、接触I/Fと、SWP I/Fとの少なくとも2つのインタフェースにより端末制御部20と通信可能である。
ICカード1は、例えば、携帯端末2の端末制御部20が送信したコマンド(処理要求)を、コンタクト部3を介して受信し、受信したコマンドに応じた処理(コマンド処理)を実行する。そして、ICカード1は、コマンド処理の実行結果であるレスポンス(処理応答)を携帯端末2にコンタクト部3を介して送信する。
ICモジュール10は、コンタクト部3と、ICチップ100とを備えた、例えば、COT(Chip On Tape)などのモジュールである。
コンタクト部3は、ICカード1が動作するために必要な各種信号の端子を有している。なお、コンタクト部3の詳細については、図2を参照して後述する。
ICチップ100は、例えば、1チップのマイクロプロセッサなどのLSI(Large Scale Integration)である。
図2は、本実施形態のICカード1の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、ICカード1(ICモジュール10)は、コンタクト部3と、ICチップ100とを備え、ICチップ100は、通信部11と、CPU12と、データメモリ13と、ワーキングメモリ14と、プログラムメモリ15とを備えている。
コンタクト部3は、端子C1〜C8を備えている。端子C1は、電源電圧VDDが供給されるVDD端子であり、端子C5は、電源の基準電位GND(グランド)が供給されるGND端子である。また、端子C2は、RST(リセット)信号が供給されるRST端子であり、端子C3は、CLK(クロック)信号が供給されるCLK端子であり、端子C7は、接触I/Fのためのシリアルデータ入出力端子(SIO端子)である。
また、端子C6は、SWP I/Fのためのシリアルデータ入出力端子(SWIO端子)である。また、端子C4は、USBインタフェース用のD+信号の入出力端子(D+端子)であり、端子C8は、USBインタフェース用のD−信号の入出力端子(D−端子)である。
RST端子(端子C2)、CLK端子(端子C3)、及びSIO端子(端子C7)の端子は、例えば、端末制御部20のI/O(アイオー)ポート(不図示)に接続され、接触I/Fに使用される。また、SWIO端子(端子C6)は、CLF21に接続され、SWP I/Fに使用される。また、RST端子(端子C2)、CLK端子(端子C3)、SIO端子(端子C7)、及びSWIO端子(端子C6)は、ICチップ100の通信部11に接続されている。
通信部11は、複数(例えば、接触I/FとSWP I/Fとの2つ)のインタフェースにより同一の通信先と通信可能である。ここで同一の通信先とは、例えば、携帯端末2の端末制御部20のことである。通信部11は、例えば、接触I/Fにより端末制御部20からコマンドを受信し、受信したコマンドをCPU12に出力する。また、通信部11は、当該コマンドに対するレスポンス(応答)をCPU12から取得し、接触I/Fにより端末制御部20に送信する。
また、通信部11は、例えば、SWP I/Fにより端末制御部20からコマンドを受信し、受信したコマンドをCPU12に出力する。また、通信部11は、当該コマンドに対するレスポンスをCPU12から取得し、SWP I/Fにより端末制御部20に送信する。
また、通信部11は、例えば、SIO端子のSIO信号、及びSWIO端子のSWIO信号を監視して、接触I/F及びSWP I/Fが使用不可の状態になったか否かを判定する。例えば、接触I/Fが使用不可の状態とは、SIO信号線が何等かの理由により短絡し、H(ハイ)論理状態にならない場合などが考えられる。通信部11は、接触I/F又はSWP I/Fが使用不可の状態になった場合に、その旨を示す情報をCPU12に出力する。
データメモリ13は、例えば、EEPROMなどの書き換え可能な不揮発性記憶部であり、ICカード1の各種処理に使用するデータを記憶する。
ワーキングメモリ14は、例えば、SRAM(Static RAM)などの揮発性記憶部であり、ICカード1の各種処理を行う際に利用されるデータを一時記憶する。
プログラムメモリ15は、例えば、マスクROMなどの不揮発性記憶部であり、ICカード1の各種処理を実行するためのプログラム、及びコマンドテーブルなどのデータを記憶する。ここで、各種処理を実行するためのプログラムには、例えば、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラム、各種コマンド処理などを実行するためのプログラムが含まれる。
CPU12(制御部の一例)は、例えば、プログラムメモリ15に記憶されているプログラムを実行して、ICカード1の各種処理を行う。CPU12は、例えば、通信部11が受信したコマンドを処理し、当該コマンドに対するレスポンスを通信部11に送信させる。また、CPU12は、通信部11が接触I/F又はSWP I/Fが使用不可の状態を検出した場合に、使用不可になっていないインタフェースにより、コマンドに対するレスポンスの送信が中断されたことを示す中断情報を含む応答を通信部11に送信させる。
また、例えば、通信部11が、接触I/Fによりコマンドを受信してから当該コマンドに対するレスポンスを送信するまでの間に、当該接触I/Fが使用不可になったとする。このような場合に、CPU12は、接触I/Fとは異なるSWP I/Fにより、接触I/Fによる当該コマンドに対するレスポンスの送信が中断されたことを示す中断情報を含む応答を通信部11に送信させる。なお、CPU12は、接触I/Fが使用不可になった場合に、送信予定であったレスポンス(中断レスポンス)を、例えば、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域に記憶させる。
CPU12は、例えば、接触I/Fが使用不可になった場合、且つ、SWP I/Fにより任意のコマンドを受信した場合に、中断情報を含むレスポンスを、当該コマンド処理に対するレスポンスとして、SWP I/Fにより通信部11に送信させる。ここで、中断情報は、レスポンスの送信が中断されたことを示す特殊SW(ステータスバイト(SW1,SW2))である。なお、任意のコマンドとは、ICカード1がサポートする複数のコマンドのうち、後述する特殊コマンドを除く任意のコマンドである。
また、この場合、CPU12は、例えば、SWP I/Fによる任意のコマンドが正常終了した場合に、中断情報(特殊SW)を含むレスポンスを、当該コマンド処理に対するレスポンスとして、通信部11に送信させる。また、CPU12は、例えば、SWP I/Fによる任意のコマンドが異常終了した場合に、当該コマンド処理に対するエラーレスポンス(エラーを示すSWを含むレスポンス)を通信部11に送信させ、中断情報(特殊SW)を含むレスポンスを送信させない。
また、このように接触I/Fによるレスポンスが中断した状態において、通信部11が、特殊コマンド(特定のコマンド)を、SWP I/Fにより受信した場合に、CPU12は、SWP I/Fにより、中断されたレスポンスを含むレスポンスを通信部11に送信させる。すなわち、CPU12は、特殊コマンドに応じて、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域に記憶されている中断レスポンスを含むレスポンスを通信部11にSWP I/Fにより送信させる。ここで、特殊コマンドとは、中断されたレスポンスの送信を要求するコマンドを示す。
なお、CPU12は、上述した任意のコマンドに対して、特殊SWを含むレスポンスを送信する処理を、特殊コマンドが実行されるまで継続する。すなわち、CPU12は、特殊コマンドを実行した後、SWP I/Fによる特殊SWを含むレスポンスの送信を停止する。
また、CPU12は、例えば、通信部11が、SWP I/Fによりコマンドを受信してから当該コマンドに対するレスポンスを送信するまでの間に、当該SWP I/Fが使用不可になった場合にも、同様の処理を実行する。すなわち、CPU12は、SWP I/Fとは異なる接触I/Fにより、SWP I/Fによる当該コマンドに対するレスポンスの送信が中断されたことを示す中断情報(例えば、特殊SW)を含むレスポンスを通信部11に送信させる。なお、CPU12は、SWP I/Fが使用不可になった場合に、送信予定であったレスポンス(中断レスポンス)を、例えば、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域に記憶させる。
CPU12は、例えば、上述のようにSWP I/Fが使用不可になり、且つ、接触I/Fにより任意のコマンドを受信した場合に、特殊SWを含むレスポンスを、当該コマンド処理に対するレスポンスとして、接触I/Fにより通信部11に送信させる。
また、この場合において、CPU12は、例えば、接触I/Fによる任意のコマンドが正常終了した場合に、特殊SWを含むレスポンスを、当該コマンド処理に対するレスポンスとして、通信部11に送信させる。また、CPU12は、例えば、接触I/Fによる任意のコマンドが異常終了した場合に、当該コマンド処理に対するエラーレスポンス(エラーを示すSWを含むレスポンス)を通信部11に送信させ、特殊SWを含むレスポンスを送信させない。
また、このようにSWP I/Fによるレスポンスが中断した状態において、通信部11が、特殊コマンド(特定のコマンド)を、接触I/Fにより受信した場合に、CPU12は、接触I/Fにより、中断されたレスポンスを含むレスポンスを通信部11に送信させる。すなわち、CPU12は、特殊コマンドに応じて、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域に記憶されている中断レスポンスを含むレスポンスを通信部11に接触I/Fにより送信させる。なお、CPU12は、上述した任意のコマンドに対して、特殊SWを含むレスポンスを送信する処理を、特殊コマンドが実行されるまで継続する。すなわち、CPU12は、特殊コマンドを実行した後、接触I/Fによる特殊SWを含むレスポンスの送信を停止する。
次に、図面を参照して、本実施形態によるICカード1(ICモジュール10)の動作について説明する。
図3は、ICカード1の動作の一例を示すフローチャートである。
図3において、ICカード1は、まず、接触I/Fによるコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS101)。すなわち、ICカード1のCPU12は、通信部11が接触I/Fによるコマンドを受信したか否かを判定する。CPU12は、通信部11が接触I/Fによるコマンドを受信した場合(ステップS101:YES)に、処理をステップS102に進める。また、CPU12は、通信部11が接触I/Fによるコマンドを受信していない場合(ステップS101:NO)に、処理をステップS103に進める。
ステップS102において、CPU12は、接触I/Fのコマンド処理を実行する。なお、接触I/Fのコマンド処理の詳細については、図4を参照して後述する。ステップS102の処理後に、CPU12は、処理をステップS103に進める。
また、ステップS103において、CPU12は、SWP I/Fによるコマンドを受信したか否かを判定する。すなわち、ICカード1のCPU12は、通信部11がSWP I/Fによるコマンドを受信したか否かを判定する。CPU12は、通信部11がSWP I/Fによるコマンドを受信した場合(ステップS103:YES)に、処理をステップS104に進める。また、CPU12は、通信部11がSWP I/Fによるコマンドを受信していない場合(ステップS103:NO)に、処理をステップS101に戻す。
ステップS104において、CPU12は、SWP I/Fのコマンド処理を実行する。なお、SWP I/Fのコマンド処理の詳細については、図5を参照して後述する。ステップS104の処理後に、CPU12は、処理をステップS101に戻す。
次に、図4を参照して、上述したステップS102の接触I/Fのコマンド処理について説明する。
図4は、本実施形態の接触I/Fのコマンド処理の一例を示すフローチャートである。
図4において、まず、CPU12は、受信したコマンドが特殊コマンドであるか否かを判定する(ステップS201)。CPU12は、受信したコマンドが特殊コマンドである場合(ステップS201:YES)に、処理をステップS207に進める。また、CPU12は、受信したコマンドが特殊コマンドでない場合(ステップS201:NO)に、処理をステップS202に進める。
ステップS202において、CPU12は、コマンド処理を実行する。すなわち、CPU12は、通信部11が受信したコマンドに対応するコマンド処理を実行する。
次に、CPU12は、実行したコマンド処理が正常終了であるか否かを判定する(ステップS203)。CPU12は、実行したコマンド処理が正常終了である場合(ステップS203:YES)に、処理をステップS204に進める。また、CPU12は、実行したコマンド処理が正常終了でない場合(ステップS203:NO)に、処理をステップS209に進める。
ステップS204において、CPU12は、SWP I/Fによる中断レスポンスが有るか否かを判定する。CPU12は、例えば、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域に中断レスポンスが記憶されているか否かにより、SWP I/Fによる中断レスポンスが有るか否かを判定する。CPU12は、SWP I/Fによる中断レスポンスが有る場合(ステップS204:YES)に、処理をステップS205に進める。また、CPU12は、SWP I/Fによる中断レスポンスがない場合(ステップS204:NO)に、処理をステップS206に進める。
ステップS205において、CPU12は、特殊SWを含むレスポンスを通信部11に送信させる。すなわち、CPU12は、接触I/Fによるコマンドに対するレスポンスのうちの正常終了を示す正常SWを特殊SWに置き換えて、通信部11に接触I/Fにより送信させる。ステップS205の処理後に、CPU12は、処理をステップS210に進める。
また、ステップS206において、CPU12は、正常レスポンスを通信部11に送信させる。すなわち、CPU12は、接触I/Fによるコマンドに対する正常終了のレスポンスである正常レスポンス(正常SWを含むレスポンス)を通信部11に接触I/Fにより送信させる。ステップS206の処理後に、CPU12は、処理をステップS210に進める。
また、ステップS207において、CPU12は、SWP I/Fによる中断レスポンスが有るか否かを判定する。CPU12は、例えば、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域に中断レスポンスが記憶されているか否かにより、SWP I/Fによる中断レスポンスが有るか否かを判定する。CPU12は、SWP I/Fによる中断レスポンスが有る場合(ステップS207:YES)に、処理をステップS208に進める。また、CPU12は、SWP I/Fによる中断レスポンスがない場合(ステップS207:NO)に、処理をステップS209に進める。
ステップS208において、CPU12は、中断レスポンスを通信部11に送信させる。すなわち、CPU12は、接触I/Fによる特殊コマンドに対して、中断レスポンスを含むレスポンスを、通信部11に接触I/Fにより送信させ、中断レスポンス情報をワーキングメモリ14から消去する。CPU12は、例えば、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域に記憶されている中断レスポンス情報をクリアする。ステップS208の処理後に、CPU12は、処理をステップS210に進める。
また、ステップS209において、CPU12は、エラーレスポンスを通信部11に送信させる。すなわち、CPU12は、接触I/Fによるコマンドに対する異常終了のレスポンスであるエラーレスポンス(異常終了を示すSWを含むレスポンス)を通信部11に接触I/Fにより送信させる。ステップS209の処理後に、CPU12は、処理をステップS210に進める。
ステップS210において、CPU12は、接触I/Fによるレスポンスの送信が不可であるか否かを判定する。すなわち、CPU12は、接触I/Fが使用不可であることを通信部11によって検出されたか否かを判定する。CPU12は、接触I/Fによるレスポンスの送信が不可である場合(ステップS210:YES)に、レスポンスの送信が中断されたと判定し、処理をステップS211に進める。また、CPU12は、接触I/Fによるレスポンスの送信が可能な場合(ステップS210:NO)に、レスポンスの送信が正常に完了した判定し、接触I/Fのコマンド処理を終了させる。
ステップS211において、CPU12は、中断レスポンスをワーキングメモリ14に記憶させる。すなわち、CPU12は、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域に中断レスポンスを記憶させて、接触I/Fのコマンド処理を終了させる。
次に、図5を参照して、上述したステップS104のSWP I/Fのコマンド処理について説明する。
図5は、本実施形態のSWP I/Fのコマンド処理の一例を示すフローチャートである。
図5に示すステップS301からステップS311までのSWP I/Fのコマンド処理は、接触I/Fの代わりにSWP I/Fになっている点を除いて、図4に示すステップS201からステップS211までの処理と、基本的には同様である。
なお、図5において、ステップS304、及びステップS307の処理が、接触I/Fによる中断レスポンスが有るか否かを判定する処理に置き換わっている。また、ステップS310の処理が、SWP I/Fによるレスポンスの送信が不可であるか否かを判定する処理に置き換わっている。その他の処理においては、CPU12は、SWP I/Fに対する処理として実行する。
次に、図6及び図7を参照して、本実施形態のICカード1の動作の一例を説明する。
図6は、本実施形態のICカード1の動作の一例を示すシーケンス図である。
なお、この図において、第1のインタフェースをSWP I/Fとし、第2のインタフェースを接触I/Fとして説明する。
図6において、まず、携帯端末2の端末制御部20が、SWP I/Fにより、ICカード1にコマンドを送信する(ステップS401)。
このコマンドに応じて、ICカード1は、コマンド処理を実行する(ステップS402)。すなわち、CPU12が、SWP I/Fにより受信したコマンドに対応するコマンド処理を実行する。
また、ICカード1は、コマンド処理の結果であるレスポンスをSWP I/Fにより送信する(ステップS403)。但し、ここでは、SWP I/Fが何らかの理由により使用不可になったものとする。そのため、CPU12は、送信できなかったレスポンスである中断レスポンスをワーキングメモリ14の所定の記憶領域に記憶させる。
次に、携帯端末2の端末制御部20が、接触I/Fにより、ICカード1に任意のコマンドを送信する(ステップS404)。
このコマンドに応じて、ICカード1は、コマンド処理を実行する(ステップS405)。すなわち、CPU12が、接触I/Fにより受信したコマンドに対応するコマンド処理を実行する。
また、ICカード1は、コマンド処理の結果であるレスポンスに特殊SWを含めて、接触I/Fにより送信する(ステップS406)。これにより、端末制御部20は、SWP I/Fが不要不可であることを検知する。
次に、端末制御部20は、接触I/Fにより、ICカード1に特殊コマンドを送信する(ステップS407)。
この特殊コマンドに応じて、ICカード1は、中断レスポンスを含むレスポンスを送信する(ステップS408)。すなわち、CPU12は、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域から、中断レスポンスを読み出し、中断レスポンスを含むレスポンスを生成する。CPU12は、生成した中断レスポンスを含むレスポンスを、接触I/Fにより通信部11に送信させる。
これにより、端末制御部20は、SWP I/Fが使用不可になったことにより中断されたコマンド処理の結果である中断レスポンスを取得することができる。
また、図7は、本実施形態のICカード1の動作の別の一例を示すシーケンス図である。図7に示す例では、ICカード1が、SWP I/Fによるコマンド処理の実行中に、接触I/Fによる任意のコマンドを受信した場合の一例を示している。
なお、この図において、図6と同様に、第1のインタフェースをSWP I/Fとし、第2のインタフェースを接触I/Fとして説明する。
図7において、まず、携帯端末2の端末制御部20が、SWP I/Fにより、ICカード1にコマンドを送信する(ステップS501)。
このコマンドに応じて、ICカード1は、コマンド処理を実行する(ステップS502)。すなわち、CPU12が、SWP I/Fにより受信したコマンドに対応するコマンド処理を実行する。
また、このコマンド処理中に、携帯端末2の端末制御部20が、接触I/Fにより、ICカード1に任意のコマンドを送信する(ステップS503)。
次に、ICカード1は、SWP I/Fによるコマンド処理の結果であるレスポンスをSWP I/Fにより送信する(ステップS504)。但し、ここでは、SWP I/Fが何らかの理由により使用不可になったものとする。そのため、CPU12は、送信できなかったレスポンスである中断レスポンスをワーキングメモリ14の所定の記憶領域に記憶させる。
次に、SWP I/Fによる任意のコマンドに応じて、ICカード1は、コマンド処理を実行する(ステップS505)。すなわち、CPU12が、接触I/Fにより受信したコマンドに対応するコマンド処理を実行する。
次に、ICカード1は、コマンド処理の結果であるレスポンスに特殊SWを含めて、接触I/Fにより送信する(ステップS506)。これにより、端末制御部20は、SWP I/Fが不要不可であることを検知する。
次に、端末制御部20は、接触I/Fにより、ICカード1に特殊コマンドを送信する(ステップS507)。
この特殊コマンドに応じて、ICカード1は、中断レスポンスを含むレスポンスを送信する(ステップS508)。すなわち、CPU12は、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域から、中断レスポンスを読み出し、中断レスポンスを含むレスポンスを生成する。CPU12は、生成した中断レスポンスを含むレスポンスを、接触I/Fにより通信部11に送信させる。
これにより、端末制御部20は、SWP I/Fが使用不可になったことにより中断されたコマンド処理の結果である中断レスポンスを取得することができる。
なお、上述した図6及び図7に示す例では、SWP I/Fが使用不可になった場合を説明したが、接触I/Fが使用不可になった場合もSWP I/Fと接触I/Fが入れ替わる点を除いて同様である。また、この場合、第1のインタフェースを接触I/Fとし、第2のインタフェースをSWP I/Fとする。
以上説明したように、本実施形態によるICカード1は、通信部11と、CPU12(制御部)とを備えている。通信部11は、複数のインタフェース(例えば、接触I/F、及びSWP I/F)により同一の通信先(例えば、携帯端末2(端末制御部20))と通信可能である。CPU12は、通信部11が受信したコマンドを処理し、当該コマンドに対する応答を通信部11に送信させる。また、CPU12は、通信部11が、複数のインタフェースのうちの1つである第1のインタフェース(例えば、SWP I/F)によりコマンドを受信してから当該コマンドに対するレスポンスを送信するまで間に、当該第1のインタフェースが使用不可になった場合に、第2のインタフェース(例えば、接触I/F)により、中断情報(例えば、特殊SW)を含む応答を通信部11に送信させる。ここで、第2のインタフェースは、複数のインタフェースのうちの当該第1のインタフェースとは異なるインタフェースである。また、中断情報は、第1のインタフェースによる当該コマンドに対する応答(例えば、レスポンス)の送信が中断されたことを示す。
これにより、ICカード1との通信先(例えば、携帯端末2(端末制御部20))は、第1のインタフェースが使用不可になったことを第2のインタフェースで検知することができる。そのため、本実施形態によるICカード1は、例えば、第2のインタフェースにより特殊コマンドを送信するなどの様々なICカード1に対する処理を取ることができる。よって、本実施形態によるICカード1は、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、CPU12は、第1のインタフェース(例えば、SWP I/F)が使用不可になり、且つ、第2のインタフェース(例えば、接触I/F)により任意のコマンドを受信した場合に、中断情報(例えば、特殊SW)を含むレスポンスを、当該コマンドの処理に対する応答として、第2のインタフェースにより通信部11に送信させる。なお、ここで、「第1のインタフェース(例えば、SWP I/F)が使用不可になり」とは、第1のインタフェースによりコマンドを受信してから当該コマンドに対するレスポンスを送信するまで間に、第1のインタフェースが使用不可になる場合である。
これにより、ICカード1との通信先(例えば、携帯端末2(端末制御部20))は、第2のインタフェースにより任意のコマンドを送信することで、第1のインタフェースが使用不可になったことを検知することができる。
また、本実施形態によるICカード1は、第1のインタフェースの使用不可が解消された場合に、中断情報(例えば、特殊SW)を含むレスポンスの送信を停止する。そのため、携帯端末2(端末制御部20)は、第2のインタフェースにより任意のコマンドを送信することで、第1のインタフェースが使用可能になったことを検知することができる。
また、本実施形態では、CPU12は、任意のコマンドが正常終了した場合に、中断情報(例えば、特殊SW)を含むレスポンスを、当該コマンドの処理に対するレスポンスとして、通信部11に送信させる。
これにより、本実施形態によるICカード1は、任意のコマンドが正常終了した場合に、第1のインタフェースによる当該コマンドに対する応答(例えば、レスポンス)の送信が中断されたことを第2のインタフェースにより携帯端末2(端末制御部20)に知らせることがでる。また、CPU12は、任意のコマンドが異常終了した場合に、異常終了した内容を示すSWを含むレスポンスを通信部11に送信させる。すなわち、本実施形態によるICカード1は、任意のコマンドが異常終了した場合に、異常終了した内容を、携帯端末2(端末制御部20)に適切に通知することができる。
また、本実施形態では、CPU12は、通信部11が、中断されたレスポンスの送信を要求する特定のコマンド(例えば、特殊コマンド)を、第2のインタフェースにより受信した場合に、第2のインタフェースにより、中断されたレスポンスを通信部11に送信させる。
これにより、携帯端末2(端末制御部20)は、中断レスポンスを第2のインタフェースにより所得することができる。よって、本実施形態によるICカード1は、さらに利便性を向上させることができる。また、本実施形態によるICカード1は、第1のインタフェースが使用不可になった場合に、第2のインタフェースにより第1のインタフェースのコマンドに対するレスポンスを送信するので、データ通信の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態では、CPU12は、特定のコマンド(例えば、特殊コマンド)を実行した後、第2のインタフェースによる中断情報(例えば、特殊SW)を含むレスポンスの送信を停止する。
これにより、本実施形態によるICカード1は、無駄に中断情報(例えば、特殊SW)を含むレスポンスの送信し続けることを防ぐことができる。
また、本実施形態によるICモジュール10は、通信部11と、CPU12(制御部)とを備えている。通信部11は、複数のインタフェース(例えば、接触I/F、及びSWP I/F)により同一の通信先(例えば、携帯端末2(端末制御部20))と通信可能である。CPU12は、通信部11が受信したコマンドを処理し、当該コマンドに対する応答を通信部11に送信させる。また、CPU12は、通信部11が、複数のインタフェースのうちの1つである第1のインタフェース(例えば、SWP I/F)によりコマンドを受信してから当該コマンドに対する応答を送信するまでの間に、当該第1のインタフェースが使用不可になった場合に、第2のインタフェース(例えば、接触I/F)により、中断情報(例えば、特殊SW)を含む応答を通信部11に送信させる。
これにより、本実施形態によるICモジュール10は、ICカード1と同様に、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による携帯端末2は、上述したICカード1と複数のインタフェースにより通信する端末制御部20を備える。
本実施形態による携帯端末2は、ICカード1と同様に、利便性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、図面を参照して、第2の実施形態によるICモジュール10及びICカード1について説明する。
本実施形態では、ICカード1が、特殊SWを含むレスポンスを行わずに、特殊コマンドにより、中断レスポンスを送信する場合の一例について説明する。
なお、本実施形態によるICカード1及び携帯端末2の構成は、図1及び図2に示す第1の実施形態と同様であるので、ここではその説明を省略する。
また、本実施形態によるICカード1の動作は、以下の点を除いて、図3、図4、及び図5に示す動作と同様である。
本実施形態によるICカード1では、CPU12が、図4に示すステップS204及びステップS205の処理をCPU12が実行せずに、ステップS206の処理を実行する。また、本実施形態によるICカード1では、CPU12が、図5に示すステップS304及びステップS305の処理をCPU12が実行せずに、ステップS306の処理を実行する。
すなわち、本実施形態では、CPU12は、任意のコマンドに対して、第1のインタフェースが使用不可になった場合に、特殊SWを含むレスポンスの送信を、第2のインタフェースにより通信部11に送信させる処理を実行しない。
次に、図8を参照して、本実施形態のICカード1の動作の一例を説明する。
図8は、本実施形態のICカード1の動作の一例を示すシーケンス図である。
なお、この図において、第1のインタフェースをSWP I/Fとし、第2のインタフェースを接触I/Fとして説明する。
図8において、まず、携帯端末2の端末制御部20が、SWP I/Fにより、ICカード1にコマンドを送信する(ステップS601)。
このコマンドに応じて、ICカード1は、コマンド処理を実行する(ステップS602)。すなわち、CPU12が、SWP I/Fにより受信したコマンドに対応するコマンド処理を実行する。
また、ICカード1は、コマンド処理の結果であるレスポンスをSWP I/Fにより送信する(ステップS603)。但し、ここでは、SWP I/Fが何らかの理由により使用不可になったものとする。そのため、CPU12は、送信できなかったレスポンスである中断レスポンスをワーキングメモリ14の所定の記憶領域に記憶させる。
ここで、端末制御部20は、SWP I/Fによるレスポンスが受信できなかったことから、SWP I/Fが何らかの理由により使用不可になった可能性があると判定する。そして、端末制御部20は、接触I/Fにより、ICカード1に特殊コマンドを送信する(ステップS604)。
この特殊コマンドに応じて、ICカード1は、中断レスポンスを含むレスポンスを送信する(ステップS605)。すなわち、CPU12は、ワーキングメモリ14の所定の記憶領域から、中断レスポンスを読み出し、中断レスポンスを含むレスポンスを生成する。CPU12は、生成した中断レスポンスを含むレスポンスを、接触I/Fにより通信部11に送信させる。
これにより、端末制御部20は、SWP I/Fが使用不可になったことにより中断されたコマンド処理の結果である中断レスポンスを取得することができる。
なお、上述した図8に示す例では、SWP I/Fが使用不可になった場合を説明したが、接触I/Fが使用不可になった場合もSWP I/Fと接触I/Fが入れ替わる点を除いて同様である。また、この場合、第1のインタフェースを接触I/Fとし、第2のインタフェースをSWP I/Fとする。
以上説明したように、本実施形態によるICカード1及びICモジュール10は、通信部11と、CPU12(制御部)とを備えている。通信部11は、複数のインタフェース(例えば、接触I/F、及びSWP I/F)により同一の通信先(例えば、携帯端末2(端末制御部20))と通信可能である。CPU12は、通信部11が受信したコマンドを処理し、当該コマンドに対するレスポンスを通信部11に送信させる。また、CPU12は、通信部11が以下の場合に、第2のインタフェース(例えば、接触I/F)により中断されたレスポンスを含むレスポンスを通信部11に送信させる。上述した以下の場合とは、通信部11が第1のインタフェースによりコマンドを受信してから当該コマンドに対するレスポンスを送信するまでの間に、当該第1のインタフェースが使用不可になり、且つ、通信部11が特定のコマンドを第2のインタフェースにより受信した場合である。また、特定のコマンドとは、第1のインタフェースによるコマンドに対する中断されたレスポンスの送信を要求するコマンド(例えば、特殊コマンド)である。
これにより、携帯端末2(端末制御部20)は、中断レスポンスを第2のインタフェースにより所得することができる。よって、本実施形態によるICカード1及びICモジュール10は、利便性を向上させることができる。また、本実施形態によるICカード1及びICモジュール10は、第1のインタフェースが使用不可になった場合に、第2のインタフェースにより第1のインタフェースのコマンドに対するレスポンスを送信するので、データ通信の信頼性を向上させることができる。
上記の各実施形態において、接触I/Fと、SWP I/Fとの2つのインタフェースに対して適用する例を説明したが、これに限定されるものではない。上記の各実施形態は、接触I/Fと、SWP I/Fとの他に、例えば、USBインタフェース(端子C4及び端子C8)に対して適用してもよいし、他のインタフェースに対して適用してもよい。
また、上記の各実施形態は、3つ以上のインタフェースに対して適用してもよい。
また、上記の各実施形態において、データメモリ13は、書き換え可能な不揮発性記憶部として、EEPROMである例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、データメモリ13は、EEPROMの代わりに、フラッシュEEPROM、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory:強誘電体メモリ)などであってもよい。
また、上記の各実施形態において、ICカード1は、コンタクト部3を介して携帯端末2と通信する例を説明したが、インタフェースの少なくとも1つが、コイルなどを用いたコンタクトレスインターフェースであってもよい。
また、上記の各実施形態において、ICカード1が携帯端末2と通信する例を説明したが、これに限定されずに、上記の各実施形態は、固定に設置されたリーダ/ライタなどを備える端末装置と通信する場合に適用されてもよい。
また、上記の各実施形態において、ICカード1は、SIMカードである例を説明したが、これに限定されずに、例えば、ICキャッシュカード、クレジットカードなどであってもよいし、他の形態であってもよい。
また、上記の各実施形態において、CPU12は、特殊コマンドに対して、中断レスポンスを含むレスポンスを通信部11に送信させる例を説明したが、中断レスポンスをそのまま通信部11に送信させるようにしてもよい。
また、上記の第1の実施形態において、ICカード1は、中断情報を含む応答を、特殊SWを含むレスポンスとして送信する例を説明したが、これに限定されるものではない。ICカード1は、例えば、ATR(Answer to Reset)に中断情報を含めて送信してもよい。
また、上記の第1の実施形態において、CPU12は、特殊コマンドに対して、中断レスポンスを含むレスポンスを通信部11に送信させる例を説明したが、特殊コマンドに対する処理を含まない形態であってもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、複数のインタフェース(例えば、接触I/F、及びSWP I/F)により同一の通信先と通信可能な通信部11と、通信部11が第1のインタフェース(例えば、SWP I/F)によりコマンドを受信してから当該コマンドに対するレスポンスを送信するまでの間に、当該第1のインタフェースが使用不可になった場合に、第2のインタフェース(例えば、接触I/F)により所定の通信を通信部11にさせるCPU12とを持つことにより、利便性を向上させることができる。
なお、実施形態におけるICカード1及び携帯端末2が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述したICカード1及び携帯端末2が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後にICカード1及び携帯端末2が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…ICカード、2…携帯端末、3…コンタクト部、4…カード基材、10…ICモジュール、11…通信部、12…CPU、13…データメモリ、14…ワーキングメモリ、15…プログラムメモリ、20…端末制御部、21…CLF、22…コイル、100…ICチップ

Claims (10)

  1. 複数のインタフェースにより同一の通信先と通信可能な通信部と、
    前記通信部が受信したコマンドを処理し、当該コマンドに対する応答を前記通信部に送信させる制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部が、前記複数のインタフェースのうちの1つである第1のインタフェースによりコマンドを受信してから当該コマンドに対する応答を送信するまでの間に、当該第1のインタフェースが使用不可になった場合に、前記複数のインタフェースのうちの当該第1のインタフェースとは異なる第2のインタフェースにより、当該第1のインタフェースによる当該コマンドに対する応答の送信が中断されたことを示す中断情報を含む応答を前記通信部に送信させる
    ICカード。
  2. 前記制御部は、
    前記第1のインタフェースによりコマンドを受信してから、当該コマンドに対する応答を送信するまでの間に、当該第1のインタフェースが使用不可になり、且つ、前記第2のインタフェースにより任意のコマンドを受信した場合に、前記中断情報を含む応答を、当該コマンドの処理に対する応答として、前記第2のインタフェースにより前記通信部に送信させる
    請求項1に記載のICカード。
  3. 前記制御部は、
    前記任意のコマンドが正常終了した場合に、前記中断情報を含む応答を、当該コマンドの処理に対する応答として、前記通信部に送信させる
    請求項2に記載のICカード。
  4. 前記制御部は、
    前記通信部が、前記中断された応答の送信を要求する特定のコマンドを、前記第2のインタフェースにより受信した場合に、前記第2のインタフェースにより、前記中断された応答を含む応答を前記通信部に送信させる
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のICカード。
  5. 前記制御部は、
    前記特定のコマンドを実行した後、前記第2のインタフェースによる前記中断情報を含む応答の送信を停止する
    請求項4に記載のICカード。
  6. 複数のインタフェースにより同一の通信先と通信可能な通信部と、
    前記通信部が受信したコマンドを処理し、当該コマンドに対する応答を前記通信部に送信させる制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部が、前記複数のインタフェースのうちの1つである第1のインタフェースによりコマンドを受信してから当該コマンドに対する応答を送信するまでの間に、当該第1のインタフェースが使用不可になり、且つ、前記通信部が、前記第1のインタフェースによるコマンドに対する中断された応答の送信を要求する特定のコマンドを、前記複数のインタフェースのうちの当該第1のインタフェースとは異なる第2のインタフェースにより受信した場合に、前記第2のインタフェースにより前記中断された応答を含む応答を前記通信部に送信させる
    ICカード。
  7. 複数のインタフェースにより同一の通信先と通信可能な通信部と、
    前記通信部が受信したコマンドを処理し、当該コマンドに対する応答を前記通信部に送信させる制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部が、前記複数のインタフェースのうちの1つである第1のインタフェースによりコマンドを受信してから当該コマンドに対する応答を送信するまでの間に、当該第1のインタフェースが使用不可になった場合に、前記複数のインタフェースのうちの当該第1のインタフェースとは異なる第2のインタフェースにより、当該第1のインタフェースによる当該コマンドに対する応答の送信が中断されたことを示す中断情報を含む応答を前記通信部に送信させる
    ICモジュール。
  8. 複数のインタフェースにより同一の通信先と通信可能な通信部と、
    前記通信部が受信したコマンドを処理し、当該コマンドに対する応答を前記通信部に送信させる制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部が、前記複数のインタフェースのうちの1つである第1のインタフェースによりコマンドを受信してから当該コマンドに対する応答を送信するまでの間に、当該第1のインタフェースが使用不可になり、且つ、前記通信部が、前記第1のインタフェースによるコマンドに対する中断された応答の送信を要求する特定のコマンドを、前記複数のインタフェースのうちの前記第1のインタフェースとは異なる第2のインタフェースにより受信した場合に、前記第2のインタフェースにより前記中断された応答を含む応答を前記通信部に送信させる
    ICモジュール。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のICモジュールと、
    前記ICモジュールが埋め込まれた本体と
    を備えるICカード。
  10. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のICカードと前記複数のインタフェースにより通信する端末制御部を備える携帯端末。
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