JP2016056992A - 空気調和装置 - Google Patents

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廣太郎 戸矢
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秀哉 田村
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Takahiro Matsunaga
隆廣 松永
真寿 渡邊
Masatoshi Watanabe
真寿 渡邊
幸治 緒方
Koji Ogata
幸治 緒方
勝紀 荒井
Katsuki Arai
勝紀 荒井
康弘 岡
Yasuhiro Oka
康弘 岡
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健 中島
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俊裕 高橋
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Abstract

【課題】2管式の空気調和装置と3管式の空気調和装置では室外機の構造が異なる。従って、従来の3管式の空気調和装置用の室外機は2管式の空気調和装置に使用できないという問題があった。そこで、2管式の空気調和装置の室外機として使用できる、3管式の空気調和装置の室外機を提供する。【解決手段】圧縮機21と、室外熱交換器23と、第1流路切換手段と、室外機高圧ガス管41aと、室外機低圧ガス管42aと、室外機液管44を有する室外機2と、室外機2に液管8とガス管9とで接続される室内機5a〜5dを備えた空気調和装置1において、室外機2は、ガス管9に冷媒配管を介して接続される第2流路切換手段を備え、吐出配管41と、第2流路切換手段が室外機高圧ガス管41aで接続され、吸入配管42と、第2流路切換手段が室外機低圧ガス管42aで接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、室外機と室内機が冷媒配管で接続された空気調和装置に関する。
従来、少なくとも1台の室外機と複数の室内機が冷媒配管で接続された多室型空気調和装置がある。この多室型空気調和装置には、例えば、特許文献1に示すような全ての室内機を冷房運転または暖房運転とする空気調和装置と、例えば、特許文献2に示すような室内機毎に冷房運転と暖房運転を選択して行える、所謂冷暖房フリー運転を行うことが出来る空気調和装置が知られている。
特許文献1に記載の空気調和装置では、複数の室外機と複数の室内機が液管とガス管によって相互に接続され、全ての室内で冷房運転あるいは暖房運転のうちいずれか一方を行う。一方、特許文献2に記載の空気調和装置では、室外機と、複数の室内機と、室内機と同数の分岐ユニットが液管と高圧ガス管と低圧ガス管によって相互に接続され、室内機毎に冷房運転と暖房運転を選択することができる。なお、以下の説明では、室外機と室内機を接続する冷媒配管が液管とガス管であるものを2管式の空気調和装置と称し、室外機と室内機を接続する冷媒配管が液管と高圧ガス管と低圧ガス管であるものを3管式の空気調和装置と称する。
特許5463995号公報 特許2804527号公報
ところで、2管式の空気調和装置と3管式の空気調和装置では室外機の構造が異なる。具体的には、2管式の空気調和装置では、室外機と室内機を接続する冷媒配管が液管とガス管の2本であるため、室外機内には液管とガス管の各々に接続される冷媒配管が備えられている。一方、3管式の空気調和装置では、室外機と室内機と分岐ユニットを相互に接続する冷媒配管が液管と高圧ガス管と低圧ガス管の3本であるため、室外機内には液管と高圧ガス管と低圧ガス管の各々に接続される冷媒配管が備えられている。従って、従来の3管式の空気調和装置用の室外機は2管式の空気調和装置に使用できないという問題があった。
そこで、本発明は、3管式の空気調和装置の室外機を2管式の空気調和装置の室外機として使用できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の空気調和装置は、圧縮機と、室外熱交換器と、第1流路切換手段と、室外機高圧ガス管と、室外機低圧ガス管と、室外機液管とを有する室外機と、室外機に液管とガス管とで接続される室内機とを備え、室外熱交換器は、一方の冷媒出入口が第1流路切換手段に冷媒配管で接続され、他方の冷媒出入口が液管に室外機液管で接続され、圧縮機の冷媒吐出側と、第1流路切換手段とが吐出配管で接続され、圧縮機の冷媒吸入側と、第1流路切換手段とが吸入配管で接続された空気調和装置において、室外機は、ガス管に冷媒配管を介して接続される第2流路切換手段を備え、吐出配管と、第2流路切換手段とが室外機高圧ガス管で接続され、吸入配管と、第2流路切換手段とが室外機低圧ガス管で接続される。
また、第1流路切換手段が、室外熱交換器を流れる冷媒の向きを切り換える時、第2流路切換手段も切り換える。
上記のように構成した本発明の空気調和装置によれば、高圧ガス管と低圧ガス管と液管を有する3管式の空気調和装置の室外機を、2管式の空気調和装置の室外機として使用することができる。
本発明の実施形態における、冷房運転を行うときの空気調和装置の冷媒回路図である。 本発明の実施形態における、暖房運転を行うときの空気調和装置の冷媒回路図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。実施形態としては、高圧ガス管と低圧ガス管と液管を有する3管式の空気調和装置で使用される1台の室外機に4台の室内機が液管とガス管の2本の冷媒配管で並列に接続され、全ての室内機を冷房運転あるいは暖房運転とする空気調和装置を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1および図2に示すように、本発明の実施形態における空気調和装置1は、屋外に設置される1台の室外機2と、屋内に設置され、室外機2に液管8およびガス管9で並列に接続された4台の室内機5a〜5dを備えている。詳細には、液管8は、一端が室外機2の閉鎖弁25に、他端が分岐して室内機5a〜5dの各液管接続部53a〜53dにそれぞれ接続されている。また、ガス管9は、一端が室外機2の閉鎖弁26に、他端が分岐して室内機5a〜5dの各ガス管接続部54a〜54dにそれぞれ接続されている。以上により、空気調和装置1の冷媒回路100が構成されている。
まずは、室外機2について説明する。室外機2は、圧縮機21と、第1流路切換手段である第1四方弁22aと、第2流路切換手段である第2四方弁22bと、室外熱交換器23と、室外膨張弁24と、液管8の一端が接続される閉鎖弁25と、ガス管9の一端が接続される閉鎖弁26と、室外ファン27を備えている。そして、室外ファン27を除くこれら各装置が以下で詳述する各冷媒配管で相互に接続されて、冷媒回路100の一部をなす室外機冷媒回路20を構成している。
圧縮機21は、インバータにより回転数が制御される図示しないモータによって駆動されることで、運転容量を可変できる能力可変型圧縮機である。圧縮機21の冷媒吐出側には吐出配管41の一端が接続されており、吐出配管41の他端は室外機高圧ガス管41aと吐出分管41bに分岐している。室外機高圧ガス管41aは後述する第2四方弁22bのポートeに接続されており、吐出分管41bは後述する第1四方弁22aのポートaに接続されている。
また、圧縮機21の冷媒吸入側には吸入配管42の一端が接続されており、吸入配管42の他端は室外機低圧ガス管42aと吸入分管42bに分岐している。室外機低圧ガス管42aは後述する第2四方弁22bのポートgに接続されており、吸入分管42bは後述する第1四方弁22aのポートcに接続されている。
第1四方弁22aおよび第2四方弁22bは、冷媒の流れる方向を切り換えるための弁であり、第1四方弁22aはa、b、c、dの4つのポートを、第2四方弁22bはe、f、g、hの4つのポートを、それぞれ備えている。第1四方弁22aでは、ポートaには、前述したように吐出分管41bが接続されている。ポートbは、室外熱交換器23の一方の冷媒出入口と第1接続配管43aで接続されている。ポートcには、前述したように吸入分管42bが接続されている。そして、ポートdはキャピラリチューブ29aを介して冷媒配管で吸入分管42bに接続されている。
第2四方弁22bでは、ポートeには、前述したように室外機高圧ガス管41aが接続されている。ポートfは、閉鎖弁26と第2接続配管43bで接続されている。ポートgには、前述したように室外機低圧ガス管42aが接続されている。そして、ポートhはキャピラリチューブ29bを介して冷媒配管で室外機低圧ガス管42aに接続されている。なお、従来の3管式の空気調和装置の室外機にはない第2四方弁22bを室外機2に設けたことが本発明の特徴である。
室外熱交換器23は、冷媒と、後述する室外ファン27の回転により室外機2の内部に取り込まれた外気を熱交換させるものである。室外熱交換器23の一方の冷媒出入口は、前述したように第1四方弁22aのポートbに第1接続配管43aで接続され、他方の冷媒出入口には室外機液管44の一端が接続されている。尚、室外機液管44の他端は閉鎖弁25に接続されている。
室外膨張弁24は室外機液管44に設けられており、その開度が調整されることで、室外熱交換器23に流入する冷媒量、あるいは、室外熱交換器23から流出する冷媒量を調整する。
室外ファン27は樹脂材で形成されており、室外熱交換器23の近傍に配置されている。室外ファン27は、図示しないファンモータによって回転することで図示しない吸込口から室外機2の内部へ外気を取り込み、室外熱交換器23において冷媒と熱交換した外気を図示しない吹出口から室外機2の外部へ放出する。
以上説明した構成の他に、室外機2には各種のセンサが設けられている。吐出配管41には、圧縮機21から吐出される冷媒の圧力を検出する高圧センサ31と、圧縮機21から吐出される冷媒の温度を検出する吐出温度センサ33が設けられている。吸入配管42には、圧縮機21に吸入される冷媒の圧力を検出する低圧センサ32と、圧縮機21に吸入される冷媒の温度を検出する吸入温度センサ34が設けられている。
第1接続配管43aには、室外熱交換器23に流入する、または、室外熱交換器23から流出する冷媒の温度を検出する第1熱交温度センサ35aが設けられている。また、室外熱交換器23には、室外熱交換器23内の中間を流れる冷媒の温度を検出する第2熱交温度センサ35bが設けられている。そして、室外機2の図示しない吸込口付近には、室外機2の内部に流入する外気の温度、すなわち外気温度を検出する外気温度センサ36が備えられている。また、室外機液管46aにおける室外膨張弁24aと閉鎖弁81aとの間には、室外機液管46aを流れる冷媒の圧力を検出する中間圧センサ38aと、室外機液管46aを流れる冷媒の温度を検出する冷媒温度センサ39aが備えられている。
また、室外機2には、室外機制御手段200が備えられている。室外機制御手段200は、室外機2の図示しない電装品箱に格納されている制御基板に搭載されている。図1および図2の要部拡大図に示すように、室外機制御手段200は、CPU210と、記憶部220と、通信部230を備えている。
記憶部220は、ROMやRAMで構成されており、室外機2の制御プログラムや各種センサからの検出信号に対応した検出値、圧縮機21や室外ファン27の制御状態等を記憶している。通信部230は、室内機5a〜5dとの通信を行うためのインターフェイスである。
CPU210は、前述した室外機2の各センサでの検出結果を取り込む。また、CPU210は、室内機5a〜5dから送信される制御信号を通信部230を介して取り込む。CPU210は、取り込んだ検出結果や制御信号に基づいて、圧縮機21や室外ファン27の駆動制御を行う。また、CPU210は、取り込んだ検出結果や制御信号に基づいて、第1四方弁22aや第2四方弁22bの切り換え制御を行う。さらには、CPU210は、取り込んだ検出結果や制御信号に基づいて、室外膨張弁24の開度制御を行う。
次に、4台の室内機5a〜5dについて説明する。4台の室内機5a〜5dは、それぞれ室内熱交換器51a〜51dと、室内膨張弁52a〜52dと、分岐した液管8の他端が接続される液管接続部53a〜53dと、分岐したガス管9の他端が接続されるガス管接続部54a〜54dと、室内ファン55a〜55dを備えている。そして、室内ファン55a〜55dを除くこれら各装置が以下で詳述する各冷媒配管で相互に接続されて、冷媒回路100の一部をなす室内機冷媒回路50a〜50dを構成している。
尚、室内機5a〜5dの構成は全て同じであるため、以下の説明では、室内機5aの構成についてのみ説明を行い、その他の室内機5b〜5dについては説明を省略する。また、図1および図2では、室内機5aの構成装置に付与した番号の末尾をaからb、cおよびdにそれぞれ変更したものが、室外機5aの構成装置と対応する室内機5b、5cおよび5dの構成装置となる。
室内熱交換器51aは、冷媒と後述する室内ファン55aの回転により図示しない吸込口から室内機5aの内部に取り込まれた室内空気を熱交換させるものである。室内熱交換器51aの一方の冷媒出入口が液管接続部53aに室内機液管71aで接続され、他方の冷媒出入口がガス管接続部54aに室内機ガス管72aで接続されている。室内熱交換器51aは、室内機5aが冷房運転を行う場合は蒸発器として機能し、室内機5aが暖房運転を行う場合は凝縮器として機能する。
尚、液管接続部53aやガス管接続部54aには、各冷媒配管が溶接やフレアナット等により接続されている。
室内膨張弁52aは、室内機液管71aに設けられており、その開度を調整することによって室内熱交換器51aに流入する冷媒量、あるいは室内熱交換器51aから流出する冷媒量を調整する。室内膨張弁52aは、室内熱交換器51aが蒸発器として機能する場合は、その開度が要求される冷房能力に応じて調整され、室内熱交換器51aが凝縮器として機能する場合は、その開度が要求される暖房能力に応じて調整される。
室内ファン55aは樹脂材で形成されており、室内熱交換器51aの近傍に配置されている。室内ファン55aは、図示しないファンモータによって回転することで、図示しない吸込口から室内機5a内に室内空気を取り込み、室内熱交換器51aにおいて冷媒と熱交換した室内空気を図示しない吹出口から室内へ供給する。
以上説明した構成の他に、室内機5aには各種のセンサが設けられている。室内機液管71aにおける室内熱交換器51aと室内膨張弁52aとの間には、室内熱交換器51aに流入あるいは室内熱交換器51aから流出する冷媒の温度を検出する液側温度センサ61aが設けられている。室内機ガス管72aには、室内熱交換器51aから流出あるいは室内熱交換器51aに流入する冷媒の温度を検出するガス側温度センサ62aが設けられている。そして、室内機5aの図示しない吸込口付近には、室内機5a内に流入する室内空気の温度、すなわち室内温度を検出する室内温度センサ63aが備えられている。
なお、前述したように室外機2は、3管式の空気調和装置に使用されるものであり、元々の構成では、図1および図2に点線で示すように、高圧ガス管10の一端が接続できる閉鎖弁28と、後述する室外機高圧ガス管41aを閉鎖弁28に接続するための高圧冷媒配管41cを備えている。しかし、本実施例では、2管式に対応した室外機2とするため、閉鎖弁28と高圧冷媒配管41cを備えていない。但し、高圧冷媒配管41cと閉鎖弁28は残したままにしておいても良い。
次に、本実施形態における空気調和装置1の運転時の冷媒回路100における冷媒の流れや各部の動作について、図1および図2を用いて説明する。本実施形態における空気調和装置1は、室内機5a〜5dが設置された室内の冷房を行う冷房運転と、室内機5a〜5dが設置された室内の暖房を行う暖房運転を行うことができる。
以下、冷房運転、暖房運転の順に、空気調和装置1の各運転時の動作について、適宜図1および図2を用いて説明する。尚、以下の説明では、図1および図2において、矢印は冷媒回路100における冷媒の流れを示している。また、凝縮器として機能する熱交換器はハッチングを付し、蒸発器として機能する熱交換器は白抜きで図示している。
<冷房運転>
まず、冷房運転における空気調和装置1の動作について図1を用いて説明する。冷房運転を行うとき、室外機制御手段200のCPU210は、第1四方弁22aを実線で示す状態、すなわち、ポートaとポートbが連通するよう、また、ポートcとポートdが連通するよう、切り替える。これにより、室外熱交換器23が凝縮器として機能するとともに、室内熱交換器51a〜51dが蒸発器として機能する。また、CPU210は、第2四方弁22bを実線で示す状態、すなわち、ポートeとポートhが連通するよう、また、ポートfとポートgが連通するよう、切り替える。
冷媒回路100が上記の状態となっているとき、圧縮機21で圧縮され吐出された高圧の冷媒は、吐出配管41を流れて吐出分管41bを介して第1四方弁22aに流入し、第1四方弁22aから第1接続配管43aを介して室外熱交換器23に流入する。室外熱交換器23に流入した冷媒は、室外ファン27の回転により室外機2の内部に取り込まれた外気と熱交換を行って凝縮する。室外熱交換器23から流出した高圧の冷媒は室外機液管44を流れ、全開とされている室外膨張弁24を通過した後、閉鎖弁25を介して液管8に流入する。
液管8を流れて分流し液管接続部53a〜53dを介して各室内機5a〜5dに流入した高圧の冷媒は、室内機液管71a〜71dを流れ、室内膨張弁52a〜52dを通過するときに減圧されて低圧の冷媒となる。室内機液管71a〜71dから室内熱交換器51a〜51dに流入した低圧の冷媒は、室内ファン55a〜55dの回転により室内機5a〜5dの内部に取り込まれた室内空気と熱交換を行って蒸発する。このように、室内熱交換器51a〜51dが蒸発器として機能し、室内熱交換器51a〜51dで冷媒と熱交換を行った室内空気が図示しない吹出口から室内に吹き出されることによって、室内機5a〜5dが設置された室内の冷房が行われる。
室内熱交換器51a〜51dから流出した低圧の冷媒は、室内機ガス管72a〜72dを流れガス管接続部54a〜54dを介してガス管9に流入する。ガス管9を流れ閉鎖弁26を介して室外機2に流入した低圧の冷媒は、第2接続配管43bを介して第2四方弁22bに流入し、第2四方弁22bから室外機低圧ガス管42aを介して吸入配管42に流入し、圧縮機21に吸入されて再び圧縮される。
以上説明したように冷媒回路100を冷媒が循環することで、空気調和装置1の冷房運転が行われる。このとき、第1四方弁22aには圧縮機21から吐出された高圧の冷媒のみが流れ、第2四方弁22bには圧縮機21に吸入される低圧の冷媒のみが流れる。
<暖房運転>
次に、暖房運転における空気調和装置1の動作について図2を用いて説明する。暖房運転を行うとき、CPU210は、第1四方弁22aを実線で示す状態、すなわち、第1四方弁22aのポートaとポートdが連通するよう、また、ポートbとポートcが連通するよう、切り替える。これにより、室外熱交換器23が蒸発器として機能するとともに、室内熱交換器51a〜51dが凝縮器として機能する。また、CPU210は、第2四方弁22bが実線で示す状態、すなわち、第2四方弁22bのポートeとポートfが連通するよう、また、ポートgとポートhが連通するよう、切り替える。
冷媒回路100が上記の状態となっているとき、圧縮機21で圧縮され吐出された高圧の冷媒は、吐出配管41を流れて室外機高圧ガス管41aと吐出分管41bに分流する。室外機高圧ガス管41aを流れる高圧の冷媒は、第2四方弁22bに流入し、第2四方弁22bから第2接続配管43bに流入する。
第2接続配管43bに流入した高圧の冷媒は、閉鎖弁26を介してガス管9を流れて分流し、ガス管接続部54a〜54dを介して各室内機5a〜5dに流入する。各室内機5a〜5dに流入した冷媒は、室内機ガス管72a〜72dを流れて室内熱交換器51a〜51dに流入し、室内ファン55a〜55dの回転により室内機5a〜5dの内部に取り込まれた室内空気と熱交換を行って凝縮する。このように、室内熱交換器51a〜51dが凝縮器として機能し、室内熱交換器51a〜51dで冷媒と熱交換を行った室内空気が図示しない吹出口から室内に吹き出されることによって、室内機5a〜5dが設置された室内の暖房が行われる。
室内熱交換器51a〜51dから流出した高圧の冷媒は室内機液管71a〜71dを流れ、室内膨張弁52a〜52dを通過して減圧される。減圧された冷媒は、液管接続部53a〜53dを介して液管8に流入する。液管8を流れ閉鎖弁25を介して室外機2に流入した冷媒は、室外機液管44に流入する。
室外機液管44に流入した冷媒は、室外膨張弁24を通過するときに更に減圧され低圧の冷媒となる。室外機液管44から室外熱交換器23に流入した冷媒は、室外ファン27の回転により室外機2の内部に取り込まれた外気と熱交換を行って蒸発する。室外熱交換器23から流出した低圧の冷媒は、第1接続配管43a、第1四方弁22a、吸入分管42bの順に流れて、吸入配管42に流入する。そして、吸入配管42に流入した低圧の冷媒は、圧縮機21に吸入されて再び圧縮される。
以上説明したように冷媒回路100を冷媒が循環することで、空気調和装置1の暖房運転が行われる。このとき、第2四方弁22bには圧縮機21から吐出された高圧の冷媒のみが流れ、第1四方弁22aには圧縮機21に吸入される低圧の冷媒のみが流れる。
以上のように、3管式の空気調和装置の室外機に第2四方弁22bを追加し、この第2四方弁22bに室外機高圧ガス管41aと室外機低圧ガス管42aと第2接続配管43bを接続し、第2四方弁22bの切り替えにより室外機高圧ガス管41aと第2接続配管43bを、あるいは、室外機低圧ガス管42aと第2接続配管43bを選択的に接続することで、2管式の空気調和装置の室外機として使用することができる。これにより、3管式の空気調和装置の室外機と2管式の空気調和装置の室外機を共通化し、2管式の空気調和装置の室外機の代わりに3管式の空気調和装置の室外機を使用することが出来る。例えば、既設の2管式の空気調和装置の室外機を3管式の空気調和装置の室外機に置き換えることができる。また、2管式の空気調和装置の室外機を開発する際に発生する開発費用および開発工数を無くすことが出来る。
また、冷房運転時では、第1四方弁22aには高圧の冷媒のみが流れると共に、第2四方弁22bには低圧の冷媒のみが流れ、暖房運転時では、第1四方弁22aには低圧の冷媒のみが流れると共に、第2四方弁22bには高圧の冷媒のみが流れる。よって、第1四方弁22aや第2四方弁22bで高圧の冷媒と低圧の冷媒が熱交換されることがないので、各四方弁22a、22bでの不要な冷媒間の熱交換を防止できる。
1 空気調和装置
2 室外機
5a〜5d 室内機
8 液管
9 ガス管
20 室外機冷媒回路
21 圧縮機
22a 第1四方弁
22b 第2四方弁
23 室外熱交換器
41 吐出配管
41a 室外機高圧ガス管
41b 吐出分管
42 吸入配管
42a 室外機低圧ガス管
42b 吸入分管
44 室外機液管
51a〜51d 室内熱交換器
100 冷媒回路
200 室外機制御部

Claims (2)

  1. 圧縮機と、室外熱交換器と、第1流路切換手段と、室外機高圧ガス管と、室外機低圧ガス管と、室外機液管とを有する室外機と、
    前記室外機に液管とガス管とで接続される室内機とを備え、
    前記室外熱交換器は、一方の冷媒出入口が前記第1流路切換手段に冷媒配管で接続され、他方の冷媒出入口が前記液管に前記室外機液管で接続され、
    前記圧縮機の冷媒吐出側と、前記第1流路切換手段とが吐出配管で接続され、
    前記圧縮機の冷媒吸入側と、前記第1流路切換手段とが吸入配管で接続された空気調和装置において、
    前記室外機は、前記ガス管に冷媒配管を介して接続される第2流路切換手段を備え、
    前記吐出配管と、前記第2流路切換手段とが前記室外機高圧ガス管で接続され、
    前記吸入配管と、前記第2流路切換手段とが前記室外機低圧ガス管で接続されることを特徴とする空気調和装置。
  2. 請求項1に記載の空気調和装置において、
    前記第1流路切換手段が、前記室外熱交換器を流れる冷媒の向きを切り換える時、
    前記第2流路切換手段も切り換えることを特徴とする空気調和装置。
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