JP2016056964A - 冷蔵庫 - Google Patents

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【課題】表示装置10の発熱に伴う扉1内部の温度上昇を抑制して、貯蔵庫に対する表示装置10の発熱の影響を排除する。【解決手段】貯蔵室を開閉する扉1に表示装置10が設けられ、扉1内に、表示装置10を収納する収納空間を形成する収納部15が設けられる。収納部15に、表示装置10が発した熱を排出するための排出口22と、外部の空気を収納空間に取り入れるための取入口23とが形成される。排出口22は、扉1の一側の側面に形成され、取入口23は、扉1の他側の側面に形成される。収納部15の天面20は、排出口22がある側面に向かって上り傾斜に形成される。【選択図】図6

Description

本発明は、貯蔵室の扉に表示装置を備えた冷蔵庫に関する。
冷蔵庫の扉に、庫内温度を表示したり、ユーザが入力した設定情報を表示するための表示装置が設けられる。特許文献1の冷蔵庫では、貯蔵室の扉の扉前面板がガラスなどの透光性を有する材料から形成され、扉前面板の後方に表示装置が配置される。ユーザは、扉の前方から扉前面板を通じて表示装置により表示された情報を視認することができる。
特開2014−43982号公報
表示装置で多くの情報を表示するためには、液晶ディスプレイなどの表示装置が大型化される。これに伴い、表示装置からの発熱量が多くなって、扉内部に熱が溜まる。扉からの熱が貯蔵室に伝わって、貯蔵室の温度が上昇するおそれがある。
本発明は、上記に鑑み、表示装置の発熱に伴う扉内部の温度上昇を抑制して、貯蔵庫に対する表示装置の発熱の影響を排除できる冷蔵庫の提供を目的とする。
本発明は、貯蔵室を開閉する扉に表示装置が設けられ、扉内に、表示装置を収納する収納空間を形成する収納部が設けられ、収納部に、表示装置が発した熱を排出するための排出口が形成されたものである。
表示装置から発生した熱は収納部に溜まるが、排出口から排熱され、扉内部の温度上昇を防止することができる。
排出口が扉の側面に形成され、収納部の天面は、排出口がある側面に向かって上り傾斜に形成される。温められた空気が天面の傾斜に沿って流れ、収納部内での空気の流れがスムーズになり、効率よく排気できる。また、排出口からの熱気がユーザに直接当たらないようにできる。
収納部に、外部の空気を収納空間に取り入れるための取入口が形成され、排出口は、取入口よりも上側に位置する。収納部内に下部から上部に向かう自然対流が生じやすくなり、温度の低い空気が収納部内に流れ込むので、表示装置を冷却できる。
扉の側面に、収納部からの熱を拡散させるための熱伝導部材が設けられ、熱伝導部材が排出口および収納部の天面の少なくとも一方の近傍に配される。
排気による排熱だけでなく、熱伝導による排熱が行われ、排熱が分散して行われる。排熱によって排出口近傍の扉の側面の温度が高くなるが、熱が熱伝導部材に伝わることにより、排出口近傍の扉の側面の温度むらがなくなる。
扉が閉められたとき、表示装置が駆動され、表示装置から発生した熱が、熱伝導部材に伝えられ、結露防止のために利用される。表示装置からの熱が熱伝導部材により扉の側面に伝わって、扉の側面が温められ、側面に結露が生じなくなる。
収納部は、扉の側面に面し、この側面に排出口が形成される。これにより、排出口を目立たない位置に配置できる。
収納部の底面は、取入口がある側面に向かって下り傾斜に形成される。取入口から入った空気が底面の傾斜に沿って流れ、温度の低い空気が収納部全体に行き渡る。
扉は、透光性を有する扉前面板を有し、扉前面板の後方に、収納部が設けられ、扉の側面に、表示装置を着脱するために収納空間に通じる開口が形成され、開口を塞ぐカバーが設けられ、カバーに排出口が形成される。扉自体に直接排出口を形成する必要がなくなり、扉の断熱性が維持される。
扉の左右方向の側面のうち、一側の側面がヒンジにより回動可能に支持され、他側の側面に排出口が形成される。扉の左右方向の一側の側面に、取入口が形成される。扉が開いているときでも、排出口が塞がれることがない。そして、収納部内に左右方向の一側から他側に向かう空気の流れが生じ、スムーズに排熱できる。
本発明によると、扉内の表示装置が発熱しても、扉から排熱できるので、扉内部の温度上昇を抑制でき、貯蔵室に発熱の影響が及ばないようにできる。
本発明の冷蔵庫の正面図 第1実施形態の排熱構造を有する扉の正面図 表示装置を備えた扉の断面図 扉の内部構造を示す斜視図 第2実施形態の排熱構造を有する扉の正面図 他の排熱構造を有する扉の正面図 第3実施形態の排熱構造を有する扉の正面図 他の排熱構造を有する扉の正面図 従来の扉のセンタ側の側面の断面図 第4実施形態の扉のセンタ側の側面の断面図
(第1の実施形態)
本実施形態の冷蔵庫を図1に示す。冷蔵庫は、複数の貯蔵室を備え、各貯蔵室を開閉する扉1〜3がそれぞれ設けられる。最大の貯蔵室である冷蔵室の扉1、2は、観音開き式とされ、左右に扉1、2が設けられる。扉1、2の各外側端部がヒンジにより回動可能に支持される。左側の扉2は、左側端部を中心に開閉し、右側の扉1は、右側端部を中心に開閉する。野菜室、冷凍室などのその他の貯蔵室の扉3は、引き出し式とされる。
冷蔵庫は、各種の情報を表示するために表示装置10を備えている。図2〜4に示すように、表示装置10は、例えば冷蔵室の右側の扉1の内部に設けられる。扉1、2は、ガラスのような透光性を有する扉前面板11と、扉前面板11を保持する縁取部材12と、貯蔵室に面する内面板13とから構成される。縁取部材12は、扉前面板11の周縁を挟み込む。内面板13は、ドアポケットなどを有するように所定の形状に形成される。内面板13の周縁は、縁取部材12の周縁の外側に重ねられる。扉前面板11、縁取部材12および内面板13によって囲まれた空間に、合成樹脂が発泡されて、断熱材14が形成される。したがって、縁取部材12は、扉1、2の上下左右の側面となる。
表示装置10は、扉前面板11の後方に位置する。扉1に、表示装置10を収納するための収納部15が形成される。表示装置10による表示は、扉前面板11を通して視認できる。
表示装置10は、液晶や有機ELなどの表示パネル、駆動回路、操作部を有し、これらは一体化されて、1つの表示ユニットとされる。操作部は、静電容量式のタッチパネルとされる。なお、操作部と表示パネルが一体化された光センサ内蔵液晶を用いてもよい。
収納部15は、収納カバー16を有する。合成樹脂製の収納カバー16は、天面、底面および後面を有し、左右方向に長い形状とされる。収納カバー16の前面および左右両側の側面は開放されている。収納カバー16の前側に形成されたフランジ17が扉前面板11に当接し、収納カバー16の左右両側は左右の縁取部材12に当接する。収納カバー16と扉前面板11と縁取部材12とによって囲まれた空間が表示装置10を収納するための収納空間となる。収納カバー16は、扉1の製作時に発泡された合成樹脂が収納空間に侵入するのを防ぐ。
収納カバー16に接する縁取部材12に、表示装置10を出し入れするための開口が形成される。開口は、扉1の左側の縁取部材12、すなわち他方の扉2に対向するセンタ側の縁取部材12に形成される。開口を塞ぐカバー18が着脱可能に設けられる。カバー18は、収納カバー16の側面として機能し、収納部15の一部を構成する。
収納カバー16に、表示装置10を保持するためのガイド19が設けられる。ガイド19は、左右方向に沿って上下にそれぞれ形成される。ガイド19は、開口から出し入れされる表示装置10をスライド可能に案内する。そして、ガイド19は、表示装置10の上部および下部を挟み込んで保持し、表示装置10が扉前面板11に密着するように表示装置10を位置決めする。ここで、収納部15の天面20および底面21は水平に形成され、天面20は、上側のガイド19よりも上方に位置する。収納部15に表示装置10が収納されたとき、収納部15の天面20と表示装置10の上部との間には、空気が流れるように隙間が形成されている。
扉1は、表示装置10から発せられる熱を収納空間から排出するための排熱構造を有する。図2、4に示すように、収納部15に、排気用の排出口22が形成される。排出口22は、カバー18の上部に形成される。また、収納部15に、吸気用の取入口23が形成される。取入口23は、カバー18がある扉1の側面とは反対側の側面に形成される。取入口23は、縁取部材12の収納部15の下部に対向する位置に形成される。排出口22は、取入口23よりも上側に位置する。
表示装置10は、駆動されると発熱する。熱により温められた空気は上昇し、収納部15内の収納空間の上部に達する。収納空間の上部に溜まった空気は、排出口22から扉1の外部に排出される。扉1から排出された温度の高い空気は、左右の扉1,2の間を通って上昇して、拡散していく。収納空間内では、上昇気流が発生して、取入口23から外部の空気が収納空間に流れ込む。ここで、排出口22が扉1のセンタ側の側面に配置されていると、扉1が開いたときに、排出口22が貯蔵室の前面の壁に対向しないので、排出口22が塞がれることがなく、安定した排熱構造を構成できる。
このように、温度の低い空気が収納空間に入り、温度の高い空気が外部に排出される。したがって、表示装置10が発した熱は扉1内部に滞留せず、扉1内部の温度上昇を防げる。これにより、貯蔵室には発熱の影響は全く及ばない。
(第2実施形態)
本実施形態の冷蔵庫の排熱構造では、図5に示すように、排熱しやすくするために、収納部15の天面20が傾斜面に形成される。天面20は、排出口22がある扉の側面に向かって上り傾斜に形成される。なお、取入口23は設けられていない。その他の構成は、第1実施形態と同じである。
表示装置10が動作して発熱すると、温められた空気は上昇する。上昇した空気は、収納部15の天面20に沿って排出口22に向かって流れ、排出口22から扉1の外部に排出される。このように、天面20が傾斜面とされることにより、天面20に達した空気は後から上昇してきた空気に押し流され、収納空間の上部での気圧が高くなって、排出口22から効率よく排気することができる。したがって、収納空間に熱は滞留せず、扉1から貯蔵室への熱伝導を低減でき、貯蔵室の温度上昇を防げる。このように、収納部15の天面20を傾斜面にすることにより、排出口22だけしかなくても、排熱可能となる。
また、図6に示すように、排出口22とは反対側の側面に取入口23を設けてもよい。これにより、温度の低い空気が収納空間に流れ込み、自然対流が促進される。温度の低い空気によって表示装置10も冷却でき、扉1内部の温度上昇を抑制することができる。
(第3実施形態)
本実施形態の冷蔵庫の排熱構造では、図7に示すように、排熱しやすくするために、収納部15の底面21が傾斜面に形成される。底面21は、取入口23がある扉1の側面に向かって下り傾斜に形成される。その他の構成は、第2実施形態と同じである。
表示装置10の発熱により温められた空気は、天面20に沿って流れ、排出口22から排出される。これに伴って、外部の空気が取入口23から導入される。収納部15の底面21が傾斜面になっているので、取入口23から導入された空気は、底面21に沿って排出口22側の側面に向かって流れ、温度の低い空気が収納空間全体に広がりやすくなる。また、収納空間の容積が第1実施形態および第2実施形態の収納空間よりも大となるので、表示装置10は放熱しやすくなり、発熱源である表示装置10の温度上昇を抑制できる。したがって、収納空間の下部から上部に向かう自然対流がより一層促進され、扉1内部の温度上昇を抑えることができる。
また、図8に示すように、排出口22と取入口23と同じ側に設けてもよい。そして、天面20は排出口22に向かって上り傾斜に形成され、底面21は、取入口23に向かって下り傾斜に形成される。表示装置10の発熱により温められた空気が天面20に沿って排出口22に向かって流れると、排出口22がある側面とは反対側の側面では空気が希薄になるので、取入口23から入った空気が反対側の側面に向かって流れ込みやすくなる。これにより、取入口23から収納空間の下部を通って反対側の側面に向かい、さらに収納空間の上部を通って排出口22に向かう対流が生じ、収納空間内の排熱が促進される。
(第4実施形態)
図9に示すように、冷蔵庫の互いに対向する左右の扉1,2の側面には、上下方向に沿ってパッキン25が設けられ、扉1,2が閉じているとき、互いのパッキン25が吸着して、両扉1,2の間が気密にシールされる。パッキン25を挟んで内側の側面は貯蔵室に面し、外側の側面は外部に露出している。内側の側面は冷気に触れる。ここで、表示装置10を備えた扉1において、収納部15がある部分では、断熱材14の厚みが薄くなっている。そのため、貯蔵室の温度が扉1の側面に伝わりやすく、側面に結露が生じる。
このような結露を防ぐために、特許文献(特開2007−107760号公報)に記載されているように、扉1,2の側面を形成する縁取部材12の内面側にヒータ26が設けられる。ヒータ26の熱により扉1,2の側面に結露が生じないようにされている。
しかし、結露を防止するために、ヒータ26のような発熱源を別途設けなければならない。そこで、本実施形態の冷蔵庫では、表示装置10から発せられた熱を利用して、結露防止を図る。すなわち、図10に示すように、扉1の側面に、収納部15からの排熱を拡散させるための熱伝導部材27が設けられる。その他の構成は、上記の第1実施形態〜第3実施形態と同じである。
熱伝導部材27は、アルミニウムテープのような熱伝導性がよく、薄い帯状物とされる。熱伝導部材27は、収納カバー16の外面に貼り付けられる。なお、収納カバー16の外面は、断熱材14に面する表面である。熱伝導部材27は、収納カバー16の上部に配され、排出口22の近傍を通る。さらに、熱伝導部材27は、扉1のセンタ側の側面に設けられる。すなわち、熱伝導部材27は、縁取部材12の裏面に上下方向に沿って貼り付けられる。熱伝導部材27が配された縁取部材12の表面は、パッキン25から外側の部分である。
表示装置10の発熱により、収納カバー16の上部が温められ、収納カバー16から熱が熱伝導部材27に伝わる。この熱は熱伝導部材27を介して扉1の側面に伝わる。すなわち、表示装置10によって発生した熱が扉1の側面に伝導され、広範囲に放熱される。これにより、排熱が促進され、扉1内部に熱が滞留しない。また、熱伝導部材27からの熱により、扉1の側面が温められ、側面には結露が生じない。しかも、排熱によって排出口22近傍の扉1の側面の温度が高くなるが、この熱が熱伝導部材27に伝わることにより、排出口22近傍の扉1の側面の温度分布の片寄りをなくすことができる。したがって、扉1の側面に温度の低い部分ができず、局所的に結露することを防げる。
ところで、扉1の結露は、扉1の開閉直後に生じやすい。表示装置10が駆動されていないとき、表示装置10の熱を利用した結露防止を行えない。そこで、扉1が閉められたとき、表示装置10が駆動される。冷蔵庫は、扉1の開閉を検出するマイクロスイッチのような検出器を備えている。扉1が閉まったことが検出されると、表示装置10は、所定時間駆動される、あるいは熱伝導部材27が所定の温度になるまで駆動される。熱伝導部材27の温度は温度センサによって検出される。
このように、扉1が閉まると、表示装置10の熱により扉1の側面が温められるので、扉1の側面の結露を防止できる。このとき、表示装置10は駆動されるが、ユーザはまだ冷蔵庫の近くにいるので、何かの表示があってもユーザは違和感を抱くことはない。そこで、意図的にユーザにとって有用な情報を提供するとよい。例えば、表示装置10は、電気代、貯蔵物情報、家族間のメッセージなどを表示する。これにより、無為な表示を行わずにすみ、結露防止も図れる。
以上の通り、本発明の冷蔵庫は、貯蔵室を開閉する扉に表示装置10が設けられ、扉内に、表示装置10を収納する収納空間を形成する収納部15が設けられ、収納部15に、表示装置10が発した熱を排出するための排出口22が形成される。これにより、排出口22から排熱することができ、扉1内部には熱が溜まらない。
排出口22が扉1の側面に形成され、収納部15の天面20は、排出口22がある側面に向かって上り傾斜に形成される。これにより、収納部15内の空気の流れがスムーズになり、排気しやすくなる。また、排出口22を目立たなくできる。
収納部15に、外部の空気を収納空間に取り入れるための取入口23が形成され、排出口22は、取入口23よりも上側に位置する。収納部15内に自然対流が生じやすくなり、熱を効率よく排出できる。
収納部15の底面は、取入口23がある側面に向かって下り傾斜に形成される。これにより、取入口23から入った温度の低い空気が収納部15全体に行き渡らせることができる。
扉1は、透光性を有する扉前面板11を有し、扉前面板11の後方に、収納部15が設けられ、扉1の側面に、表示装置10を着脱するために収納空間に通じる開口が形成され、開口を塞ぐカバー18が設けられ、カバー18に排出口22が形成される。これにより、扉1の断熱性を損なわずに、排出口22を形成することができる。
扉1の左右方向の側面のうち、一側の側面がヒンジにより回動可能に支持され、他側の側面に排出口22が形成される。扉1の左右方向の一側の側面に、取入口23が形成される。これにより、収納部15内に左右方向の一側から他側に向かう空気の流れを生じさせることができ、スムーズに排熱できる。
扉1の側面に、収納部15からの排熱を拡散させるための熱伝導部材27が設けられる。これにより、収納部15に溜まった熱を熱伝導部材27を介して放熱できる。そして、熱伝導部材27が排出口22および収納部15の天面20の少なくとも一方の近傍に配される。これにより、表示装置10によって発生した熱が排出口22に効率よく誘導される。排出口22近傍の扉の側面の温度むらがなくなり、局所的に結露が生じることを防止できる。
扉1が閉められたとき、表示装置10が駆動され、表示装置10から発生した熱が、熱伝導部材27に伝えられ、結露防止のために利用される。これにより、表示装置10からの熱が扉1の側面に伝わって、扉1の側面に結露が生じることを防止できる。
貯蔵室を開閉する扉1に表示装置10が設けられ、扉1は、透光性を有する扉前面板11を有し、扉前面板11の後方に、表示装置10を収納する収納空間を形成する収納部15が設けられ、収納部15に、表示装置10が発した熱を排出するための排出口22と、外部の空気を収納空間に取り入れるための取入口23とが形成される。これにより、扉1の前面には、排出口22が設けられず、冷蔵庫の見栄えをよくできる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。各実施形態において、表示装置10を備える扉1は、片開き式の扉であってもよい。また、表示装置10を備える扉は、引き出し式の扉3であってもよい。この場合、扉3の上面に、排出口22が形成される。扉3に取っ手が設けられているとき、取っ手に排出口22を設けてもよく、排出口22を目立たなくできる。なお、それぞれの扉1,3に、取入口23を設けてもよい。
扉1,3は、上下左右に側面を有するので、上面あるいは下面に排出口を設けてもよい。また、表示装置10が扉前面板11に形成された開口に嵌め込まれた構造であるとき、表示装置10の前面の周縁に排出口22が設けられる。
第4実施形態において、結露防止用ヒータ26を扉1の側面に設けてもよい。ヒータ26と熱伝導部材27とを併用して、扉1を温めて、結露を防止する。この場合、ヒータ26の容量を小さくすることができ、消費電力を低減できる。
1 扉
11 扉前面板
12 縁取部材
13 内面板
15 収納部
16 収納カバー
18 カバー
20 天面
21 底面
22 排出口
23 取入口
26 ヒータ
27 熱伝導部材

Claims (5)

  1. 貯蔵室を開閉する扉に表示装置が設けられ、扉内に、表示装置を収納する収納空間を形成する収納部が設けられ、収納部に、表示装置が発した熱を排出するための排出口が形成されたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 排出口が扉の側面に形成され、収納部の天面は、排出口がある側面に向かって上り傾斜に形成されたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 収納部に、外部の空気を収納空間に取り入れるための取入口が形成され、排出口は、取入口よりも上側に位置することを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 扉の側面に、収納部からの熱を拡散させるための熱伝導部材が設けられ、熱伝導部材が排出口および収納部の天面の少なくとも一方の近傍に配されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 扉が閉められたとき、表示装置が駆動され、表示装置から発生した熱が、熱伝導部材に伝えられ、結露防止のために利用されることを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
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