JP2014153562A - ディスプレイ装置 - Google Patents

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春夫 志田
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Abstract

【課題】筐体内で発生した熱の放熱性を第1及び第2の姿勢で同等に向上させることができるディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】 ディスプレイ装置110は、画像を生成するPCユニット12と、該PCユニット12で生成された画像に処理を施し、処理が施された画像をディスプレイ10に出力するコントローラユニット14と、PCユニット12、コントローラユニット14及びディスプレイ10に電力を供給する電源ユニット16と、ディスプレイ10を液晶パネル10aの表面が露出し、かつ液晶パネル10aの裏面を覆うように保持するとともに、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16を液晶パネル10aの裏面側に収容する筐体18とを備え、ディスプレイ10が第1及び第2の姿勢のいずれであっても、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16は、筐体18内で水平面に対して傾斜する方向に並んでいる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ディスプレイ装置に係り、更に詳しくは、画像が表示される表面を有する表示パネルを含むディスプレイを備えるディスプレイ装置に関する。
従来、例えば画像が表示される矩形状の表面を有する表示パネルを含むディスプレイと、該ディスプレイを表示パネルの表面が露出し、かつ表示パネルの裏面を覆うように保持するとともに、発熱体としてのCPU等を表示パネルの裏面側に収容する筐体と、を備える電子機器が知られている(例えば特許文献1参照)。
この電子機器では、ディスプレイは、表示パネルの表面の一辺が水平であり、かつ表示パネルの表面の該一辺に直交する他辺が水平でない第1の姿勢、及び表示パネルの表面の上記一辺が水平でなく、かつ上記他辺が水平である第2の姿勢のいずれかで用いられる。
しかしながら、特許文献1に開示されている電子機器では、筐体内で発生した熱の放熱性を第1及び第2の姿勢で同等に向上させることは、困難であった。
本発明は、画像が表示される表面を有する表示パネルを含み、前記表面の一辺が水平であり、かつ前記表面の前記一辺に直交する他辺が水平でない第1の姿勢、及び前記一辺が水平でなく、かつ前記他辺が水平である第2の姿勢のいずれかで用いられるディスプレイを備えるディスプレイ装置であって、画像を生成する画像生成ユニットと、前記画像生成ユニットで生成された画像に処理を施し、処理が施された画像を前記ディスプレイに出力する画像処理ユニットと、前記画像生成ユニット、前記画像処理ユニット及び前記ディスプレイに電力を供給する電力供給ユニットと、前記ディスプレイを前記表面が露出し、かつ前記表示パネルの裏面を覆うように保持するとともに、前記画像生成ユニット、前記画像処理ユニット及び前記電力供給ユニットを前記表示パネルの裏面側に収容する筐体と、を備え、前記ディスプレイが前記第1及び第2の姿勢のいずれであっても、前記画像生成ユニット、前記画像処理ユニット及び前記電力供給ユニットのうち、少なくとも2つは、前記筐体内で水平面に対して傾斜する方向に並んでいるディスプレイ装置である。
本発明によれば、筐体内で発生した熱の放熱性を第1及び第2の姿勢で同等に向上させることができる。
一実施形態の画像表示システムの構成を概略的に示す図である。 図2(A)は、ディスプレイが横向き姿勢のときのディスプレイ装置の正面図であり、図2(B)は、ディスプレイが縦向き姿勢のときのディスプレイ装置の正面図である。 ディスプレイ装置の制御の構成を示す図である。 図4(A)は、ディスプレイが横向き姿勢のときのディスプレイ系の側面図であり、図4(B)は、ディスプレイが縦向き姿勢のときのディスプレイ系の側面図である。 図5(A)は、変形例1におけるディスプレイが横向き姿勢のときのディスプレイ装置の正面図であり、図5(B)は、変形例1におけるディスプレイが縦向き姿勢のときのディスプレイ装置の正面図である。 変形例2における筐体内に配置されたファンの一例を示す図である。 変形例2におけるファンの他の例であるシロッコファンを示す図である。 変形例3におけるPCユニット、コントローラユニット及び電源ユニットの少なくとも1つに設けられるヒートシンクを示す図である。 図9(A)は、変形例4におけるディスプレイが横向き姿勢のときのディスプレイ装置の正面図であり、図9(B)は、変形例4におけるディスプレイが縦向き姿勢のときのディスプレイ装置の正面図である。
以下、一実施形態を図1〜図4(B)に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る画像表示システム100が示されている。以下では、図1に示される、Z軸方向を鉛直方向とするXYZ3次元直交座標系を用いて説明する。
画像表示システム100は、例えば、企業、行政機関等の会議におけるプレゼンテーション、教育機関における授業などに用いられる。
画像表示システム100は、ディスプレイ10を含むディスプレイ装置110と、ユーザPC130a、130bとを含んで構成されており、ディスプレイ装置110と、ユーザPC130a、130bとは、ケーブル124、126によって接続されている。
ディスプレイ装置110は、ユーザPC130a、130bの表示画像を表示可能であり、かつユーザが生成する描画画像を表示可能な装置であり、例えば電子黒板や電子情報ボードとも呼ばれる。また、ディスプレイ装置110は、ディスプレイ10に対する接触によってイベントを発生させ、このイベントを例えばマウス、キーボード等の入力装置のイベントとしてユーザPC130a、130bに送信する。
ユーザPC130a、130bは、ディスプレイ装置110に表示すべき画像を提供する情報処理装置である。ユーザPC130a、130bは、画像信号を出力するインタフェースを備えており、ユーザPC130a、130bの表示画像を形成する画像信号を所定のレート(例えば、毎秒30フレーム)でディスプレイ装置110に供給する。
本実施形態では、ユーザPC130a、130bは、インタフェースとしての画像出力端子(図示せず)を備えており、ケーブル124、126を介して画像信号をディスプレイ装置110に送信することができる。なお、ユーザPC130a、130bは、各種無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、表示画像を送信してもよい。
また、ユーザPC130a、130bは、ディスプレイ装置110がディスプレイ10に表示した画像を取得することができる。ユーザPC130a、130bは、USBポート(不図示)を備えており、不図示のUSBケーブルを介して接続されたディスプレイ装置110に格納されている表示画像を、USB Mass Storage Class等の汎用ドライバを使用して取得することができる。
本実施形態では、図1に示されるように、ユーザPC130a、130bとしてノート型PCが採用されているが、デスクトップ型PCやタブレット型PC、PDA、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ等の画像フレームを供給可能な情報処理装置を採用しても良い。また、図1に示される画像表示システム100では、2つのユーザPC130a、130bが採用されているが、1つのユーザPC又は3つ以上のユーザPCを採用しても良い。
以下に、ディスプレイ装置110について、詳細に説明する。ディスプレイ装置110は、一例として、図2(A)に示されるように、ディスプレイ10に加えて、画像生成ユニットとしてのPCユニット12、画像処理ユニットとしてのコントローラユニット14、電力供給ユニットとしての電源ユニット16、筐体18などを備えている。
PCユニット12は、画像作成アプリケーションを実行することにより画像を生成し、その画像信号をコントローラユニット14へ出力する。PCユニット12には、ディスプレイ10に設けられたタッチセンサ10c(図3参照)からの位置情報が入力され、入力された位置情報は、画像作成アプリケーション上の位置データとして用いられる。
PCユニット12は、図3に示されるように、CPU12a、ROM(Read Only Memory)12b、RAM(Random Access Memory)12c、ストレージ12d、メディアドライブ12e、ネットワークI/F(Inter Face)12f及び画像出力I/F12gの各構成要素が、例えばアドレスバス、データバス等のバスラインを介して、双方向通信可能に接続されてなる。
CPU12aは、所定のプログラムに基づいて、ディスプレイ装置110全体を統括制御する。
ROM12bは、IPL(Initial Program Loader)等のCPU12aの駆動に用いられるプログラムが記憶されている。RAM12cは、CPU12aのワークエリアとして使用される。
ストレージ12dは、ディスプレイ装置用プログラム、画像データ等の各種データが記憶される。ストレージ12dとしては、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等を用いてもよい。
上記ディスプレイ装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、記録メディア12h等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、このディスプレイ装置用プログラムは、ストレージ12dではなく、ROM12bに記憶されるようにしてもよい。
メディアドライブ12eは、フラッシュメモリ等の記録メディア12hに対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。記録メディア12hは、メディアドライブ12eに対して着脱自在な構成となっている。また、CPU12aの制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリに限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
ネットワークI/F12fは、LAN端子(例えばイーサネット(登録商標)端子)を備え、インターネットを介したデータの入出力のやりとりを仲介する。なお、ネットワークI/F12fとしては、無線のLANに接続できる無線LANのネットワークI/Fであっても良い。
画像出力I/F12gは、接続端子を備え、コントローラユニット14が受け入れ可能な所定のアナログまたはデジタルの画像信号に変換して出力するようになっている。この画像信号としては、アナログRGB信号(VGA)、コンポーネントビデオ信号、HDMI(High―Definition Multimedia Interface)信号、DVI(Digital Video Interactive)信号が挙げられる。
コントローラユニット14は、一例として、PCユニット12から出力された画像信号に対し、液晶パネル10aのサイズに合わせた画像変換処理(スケーリング)を施す画像変換器14a(スケーラ)、及び画像処理用RAM14bを含み、画像変換処理が施された画像をディスプレイ10に出力する。画像処理用RAM14bは、画像データのワーキングエリアとして使われる。なお、コントローラユニット14は、画像変換処理に代えて又は加えて、例えば画像編集処理等の他の処理を行っても良い。
電源ユニット16は、一例として、不図示の交流電源に接続されており、ディスプレイ10、PCユニット12及びコントローラユニット14に駆動用の電力を供給する。
ディスプレイ10は、一例として、画像が表示される矩形状の表面を有する大型(例えば40インチ〜80インチ)の液晶パネル10a、液晶ドライバ10b、タッチセンサ10c等を有し、コントローラユニット14から出力された画像信号に応じた画像を液晶パネル10aの表面に表示する。液晶パネル10aは、タッチセンサ10cと共に、タッチパネルを構成している。なお、「矩形状の表面」には、コーナーが直角なもののみならず、コーナーが丸みを帯びたものも含まれる。
筐体18は、一例として、Y軸方向を厚さ方向とする薄型の直方体形状の箱形部材から成り、−Y側の面に、大きな矩形開口18aが形成されている(図1、図4(A)及び図4(B)参照)。
また、図2(A)に示されるように、筐体18の中心を挟んで対向する一対のコーナー部には、それぞれ開口18b、18cが形成されている。
筐体18は、ディスプレイ10を、液晶パネル10aの表面が矩形開口18aを介して露出し、かつ液晶パネル10aの外縁及び裏面を覆うように保持している(図2(A)、図2(B)、図4(A)及び図4(B)参照)。
また、筐体18は、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16を、液晶パネル10aの裏面側に収容している(図4(A)及び図4(B)参照)。詳述すると、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16は、液晶パネル10aの裏面に沿って並べて配置されている。
更に詳述すると、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16は、筐体18内において液晶パネル10aの表面の、2つの開口18b、18c間に延びる対角線方向、すなわち水平面(XY平面)に傾斜する方向(以下では、傾斜方向とも称する)に並ぶように配置されている(図2(A)及び図2(B)参照)。
また、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16それぞれは、長手方向を有し、該長手方向が水平又は鉛直になるように配置されている(図2(A)及び図2(B)参照)。
筐体18は、姿勢維持手段としての支持スタンド20によってY軸周りに回動可能に支持されている。
より詳細には、ディスプレイ10を保持し、かつPCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16を収容している筐体18(以下では、ディスプレイ系とも称する)は、液晶パネル10aの表面の長手方向の一辺が水平であり、かつ該一辺に直交する他辺が鉛直である横向き姿勢(図2(A)参照)と、上記一辺が鉛直であり、かつ上記他辺が水平である縦向き姿勢(図2(B)参照)との間で支持スタンド20に対して姿勢変更可能となっている。ここでは、ディスプレイ系は、図2(A)に示される横向き姿勢から矢印P方向に回動されて、図2(B)に示される縦向き姿勢に変更され、該縦向き姿勢に維持されるようになっている。また、ディスプレイ系は、図2(B)に示される縦向き姿勢から矢印Q方向に回動されて、図2(A)に示される横向き姿勢に変更され、該横向き姿勢に維持されるようになっている。そして、ディスプレイ10は、横向き姿勢及び縦向き姿勢の各姿勢で、該姿勢に応じた適正な画像を表示可能である。
この場合、ディスプレイ装置110では、例えば設置場所等の使用環境、要求される表示画像(横長画像又は縦長画像)に応じて、ディスプレイ10を横向き姿勢又は縦向き姿勢で使用することができる。
結果として、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16は、ディスプレイ10が横向き姿勢及び縦向き姿勢のいずれであっても、PCユニット12が最も−Z側(下側)に位置し、電源ユニット16が最も+Z側(上側)に位置するように、筐体18内において水平面に対して傾斜する方向に並ぶ(図2(A)及び図2(B)参照)。
この場合、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16で発生した熱によって筐体18内の気体の温度が高められ、開口18bから流入して開口18cから流出する気流、すなわち開口18bから開口18cに向かう気流(上昇気流)が発生する。このように、開口18bは、吸気口として機能し、開口18cは、排気口として機能する。
この結果、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16で発生した熱を効率良く外気に放出することができる。
以上説明した本実施形態のディスプレイ装置110は、画像が表示される矩形状の表面を有する液晶パネル10aを含み、前記表面の長手方向の一辺が水平であり、かつ前記表面の前記一辺に直交する他辺が鉛直である横向き姿勢、及び前記一辺が鉛直であり、かつ前記他辺が水平である縦向き姿勢のいずれかで用いられるディスプレイ10を備えるディスプレイ装置110である。ディスプレイ装置110は、画像を生成するPCユニット12と、PCユニット12で生成された画像に処理を施し、処理が施された画像をディスプレイ10に出力するコントローラユニット14と、PCユニット12、コントローラユニット14及びディスプレイ10に電力を供給する電源ユニット16と、ディスプレイ10を前記表面が露出し、かつ液晶パネル10aの裏面を覆うように保持するとともに、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16を液晶パネル10aの裏面側に収容する筐体18と、を備えている。そして、ディスプレイ10が横向き姿勢及び縦向き姿勢のいずれであっても、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16は、筐体18内で水平面に対して傾斜する方向に並んでいる。
この場合、ディスプレイ10を縦向き姿勢及び横向き姿勢のいずれにしても、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16は、筐体18内で水平面に対して傾斜する方向に並ぶため、該傾斜する方向に沿う上昇気流を発生させることができ、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16で発生した熱を効率的に放出できる。
結果として、ディスプレイ装置110では、筐体内で発生した熱の放熱性を第1及び第2の姿勢で同等に向上させることができる。
一方、仮に、ディスプレイが横向き姿勢又は縦向き姿勢のときに、PCユニット、コントローラユニット及び電源ユニットが、筐体内で液晶パネルの表面の長手方向又は短手方向(長手方向に直交する方向)に並んでいる場合には、ディスプレイが縦向き姿勢又は横向き姿勢のときに、上記3つのユニットが水平方向に並び、水平面に対して傾斜する方向に沿う上昇気流を発生させることができない。この場合、筐体内で発生した熱の放熱性を横向き姿勢及び縦向き姿勢で同等に向上することは、困難である。
また、特許文献1に開示されている電子機器でも、ディスプレイが縦向き姿勢又は横向き姿勢のときに、筐体内での気流の向きが水平方向となるので、筐体内で発生した熱の放熱性を各姿勢で同等に向上することは、困難である。
また、筐体18は、前記傾斜する方向の一端及び他端それぞれに開口18b、18cが形成されているため、前記傾斜する方向に沿う上昇気流を効率的に発生させることができ、筐体18内で発生した熱の放熱性をより向上できる。
また、PC12、コントローラユニット14及び電源ユニット16は、液晶パネル10aの裏面に沿って配置されているため、筐体18の薄型化を図ることができる。
また、前記傾斜する方向は、液晶パネル10aの表面の対角線が延びる方向であるため、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16を極力離間させて配置することができ、それぞれに気流を十分に当てて、冷却することができる。
なお、図5(A)及び図5(B)に示される第1変形例のように、傾斜方向に延びるダクト300を筐体18内に設けて、ダクト300内にPCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16を傾斜方向に並べて配置することとしても良い。この場合、開口18bから開口18cに向かう上昇気流を、ダクト300によって傾斜方向に効率良く案内することができ、筐体18内で発生した熱の放熱性をより一層向上させることができる。
また、図6に示される第2変形例のように、筐体18内における開口18b(吸気口)付近にファン400を設置し、吸気効率を向上させても良い。また、開口18c(排気口)付近にファンを設置し、排気効率を向上させても良い。要は、開口18bと開口18cとの間の気流の経路に少なくとも1つのファンが設置されることが好ましい。
ファンとしては、モータの軸方向に吸気及び排気するもの(図6参照)を用いても良いし、モータの軸方向から吸気し、モータの軸と垂直な一軸方向に排気するシロッコファン(図7参照)を用いても良い。この場合、シロッコファンの排気方向を、例えば開口18bに向けるとともに、筐体18におけるシロッコファンの吸気方向に応じた位置(例えば筐体18の+Y側の面)に開口(吸気口)を形成することが好ましい。
また、上記第1変形例におけるダクト300内、ダクト300の一端側又はダクト300の他端側に第2変形例におけるファンを配置しても良い。
また、例えばPCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16の少なくとも1つに、一例として、図8に示されるような放熱用のヒートシンクを設けても良い。
この場合、傾斜方向、すなわち気流の方向にヒートシンクの向きを合わせることで、放熱性をより向上させることができる。
具体的には、ヒートシンクは、例えばPCユニット12のCPU12a、コントローラユニット14の画像変換器14a、電源ユニット16のレギュレータなどの発熱体に装着されることが好ましい。
また、上記実施形態及び各変形例では、PCユニット12、コントローラユニット14(画像処理ユニット)、電源ユニット16は、長手方向が水平となるように配置されているが、図9(A)及び図9(B)に示されるように、長手方向が傾斜方向に平行になるように配置することとしても良い。この場合、各ユニットの傾斜方向に直交する方向の幅(冷却すべき幅)を小さくできるため、例えば筐体に形成される開口を小さくするなどして、気流の流路を狭め、流速を速くすることができ、ひいては各ユニットの放熱性をより向上させることができる。
また、上記実施形態及び各変形例では、吸気口(開口18b)側から排気口(開口18c)側に向けて、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16がこの順に並んでいるが、この並び順は、適宜変更可能である。要は、吸気口と排気口との間の気流の経路上に該経路に沿ってPCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16が並べて配置されていれば良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、ディスプレイ10が横向き姿勢及び縦向き姿勢のいずれであっても、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16が傾斜方向に並んでいるが、これに限らず、要は、PCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16のうち、少なくとも2つが傾斜方向に並んでいれば良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、筐体18内におけるPCユニット12、コントローラユニット14及び電源ユニット16の並び方向は、液晶パネル10aの対角線が延びる方向であるが、これに限らず、要は、水平面に対して傾斜する方向であれば良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、ディスプレイ10は、液晶パネル10aの表面の長手方向の一辺が水平であり、かつ該一辺に直交する他辺が鉛直である横向き姿勢、及び該一辺が鉛直であり、かつ該他辺が水平である縦向き姿勢のいずれかで用いられるが、これに限らず、要は、ディスプレイは、液晶パネルの表面の一辺が水平であり、かつ該一辺に直交する他辺が水平でない第1の姿勢、及び該一辺が水平でなく、かつ該他辺が水平である第2の姿勢のいずれかで用いられれば良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、姿勢維持手段として、支持スタンド20が採用されているが、これに限らず、例えば床上、台上等に立てられたディスプレイ系の転倒を防止するための転倒防止部材を、ディスプレイ系の背面側に設けても良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、姿勢維持手段としての支持スタンド20が設けられているが、設けられていなくても良い。この場合、ディスプレイ系を例えば床上、台上等に接地させ、例えば壁等に立てかけても良い。この場合、人手により、ディスプレイ系を横置き姿勢と縦置き姿勢との間で姿勢変更すれば良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、ディスプレイは、液晶パネルを有しているが、これに限らず、例えば、プラズマパネルを有していても良い。
また、上記実施形態及び各変形例では、ディスプレイ装置として、大型の表示パネルを有する電子黒板が採用されたが、これに限らず、例えば比較的小型の表示パネルを有するデスクトップ型のパソコン等の画像生成手段、画像処理手段及び電力供給手段を有するものが採用されても良い。
10…ディスプレイ、12…PCユニット(画像生成ユニット)、14…コントローラユニット(画像処理ユニット)、16…電源ユニット(電力供給ユニット)、18…筐体、18b…開口、18c…開口、20…支持スタンド(姿勢維持手段)、110…ディスプレイ装置、300…ダクト、400…ファン。
特許第4902015号公報

Claims (9)

  1. 画像が表示される表面を有する表示パネルを含み、前記表面の一辺が水平であり、かつ前記表面の前記一辺に直交する他辺が水平でない第1の姿勢、及び前記一辺が水平でなく、かつ前記他辺が水平である第2の姿勢のいずれかで用いられるディスプレイを備えるディスプレイ装置であって、
    画像を生成する画像生成ユニットと、
    前記画像生成ユニットで生成された画像に処理を施し、処理が施された画像を前記ディスプレイに出力する画像処理ユニットと、
    前記画像生成ユニット、前記画像処理ユニット及び前記ディスプレイに電力を供給する電力供給ユニットと、
    前記ディスプレイを前記表面が露出し、かつ前記表示パネルの裏面を覆うように保持するとともに、前記画像生成ユニット、前記画像処理ユニット及び前記電力供給ユニットを前記表示パネルの裏面側に収容する筐体と、を備え、
    前記ディスプレイが前記第1及び第2の姿勢のいずれであっても、前記画像生成ユニット、前記画像処理ユニット及び前記電力供給ユニットのうち、少なくとも2つは、前記筐体内で水平面に対して傾斜する方向に並んでいるディスプレイ装置。
  2. 前記筐体は、前記傾斜する方向の一端及び他端それぞれに開口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 前記開口を通過する気流を発生させるファンを更に備えることを特徴とする請求項2に記載のディスプレイ装置。
  4. 前記筐体内に設けられ、前記傾斜する方向に延びるダクトを更に備え、
    前記少なくとも2つは、前記ダクト内に前記傾斜する方向に並べて配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のディスプレイ装置。
  5. 前記画像生成ユニット、前記画像処理ユニット及び前記電力供給ユニットの少なくとも1つには、ヒートシンクが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のディスプレイ装置。
  6. 前記少なくとも2つは、前記裏面に沿って配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のディスプレイ装置。
  7. 前記傾斜する方向は、前記表面の対角線が延びる方向であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のディスプレイ装置。
  8. 前記少なくとも2つは、それぞれ長手方向を有し、該長手方向が前記傾斜する方向に平行になるように配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のディスプレイ装置。
  9. 前記ディスプレイを前記第1及び第2の姿勢それぞれに維持するための姿勢維持手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のディスプレイ装置。
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