JP6094318B2 - 情報処理装置及び支持装置 - Google Patents

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本発明は、情報処理装置及び支持装置に関する。
表示部を支持する支持部に、所定の機器を取付け、取外し可能な装置が知られている。このような装置では、機器を支持部に取付けた状態でも取外した状態でも使用可能である。特許文献1〜4には、このような装置に関連した装置が記載されている。
特開2001‐5558号公報 特開2000−357027号公報 特開2012−63931号公報 特開2011−171533号公報
このような機器には発熱部品、発熱部品を冷却するファンを収納している場合がある。このような機器を小型化する場合や構造を簡略化する場合の種々の理由により、小型のファンを採用する、又はファン自体を設けないことが考えられる。このように発熱部品を備えた機器側の種々の制約により、発熱部品を充分に冷却できないおそれがある。
本発明は、発熱部品を備えた機器の制約を受けずに発熱部品を冷却できる情報処理装置又は支持装置を提供することを目的とする。
本明細書に開示の情報処理装置は、表示部と、前記表示部を支持可能な支持部と、前記支持部に取付け、取外し可能な機器と、を備え、前記機器は、発熱部品を含み、前記支持部は、該支持部に前記機器が取付けられた取付状態で前記発熱部品へ送風する支持部側ファン、を含み、前記発熱部品は、前記表示部を制御するCPUであり、前記支持部に前記機器が取付けられているか否かに応じて、前記CPUのクロック周波数が変更される
本明細書に開示の情報処理装置は、表示部を支持可能な支持部と、前記支持部に取付け、取外し可能な機器と、を備え、前記機器は、発熱部品を含み、前記支持部は、該支持部に前記機器が取付けられた取付状態で前記発熱部品へ送風する支持部側ファン、を含み、前記発熱部品は、前記表示部を制御するCPUであり、前記支持部に前記機器が取付けられているか否かに応じて、前記CPUのクロック周波数が変更される
本明細書に開示の支持装置は、表示部を支持可能な表示部支持部と、機器を取付け、取外し可能な被取付部と、前記被取付部に向けて送風するファンと、を備え、前記機器は、発熱部品を含み、前記ファンは、前記被取付部に前記機器が取付けられた取付状態で前記発熱部品へ送風し、前記発熱部品は、前記表示部を制御するCPUであり、前記被取付部に前記機器が取付けられているか否かに応じて、前記CPUのクロック周波数が変更される
発熱部品を備えた機器の制約を受けずに発熱部品を冷却できる情報処理装置又は支持装置を提供できる。
図1は、コンピュータの説明図である。 図2A、2Bは、スタンドの説明図である。 図3A、3Bは、スタンドの説明図である。 図4は、スタンドの説明図である。 図5は、本体機器の説明図である。 図6は、コンピュータの断面図である。 図7は、第1変形例のコンピュータの断面図である。 図8は、第2変形例のコンピュータの断面図である。 図9は、コンピュータの機能ブロック図である。 図10Aは、CPU温度とファンの回転速度との関係を示したタイミングチャートであり、図10Bは、CPUのクロック周波数を示したタイミングチャートである。 図11は、ファンの制御の一例を示したフローチャートである。 図12A、12Bは、ファンの制御の第1変形例のタイミングチャートである。 図13A、13Bは、ファンの制御の第2変形例のタイミングチャートである。
デスクトップ型のコンピュータ1を情報処理装置の一例として説明する。図1は、コンピュータ1の説明図である。図1は、コンピュータ1の背面側を示している。コンピュータ1は、ディスプレイ装置3、ディスプレイ装置3を制御する本体機器10、ディスプレイ装置3を支持すると共に本体機器10が取付けられたスタンド30、を含む。ディスプレイ装置3の背面側には、ディスプレイ装置3に電力を供給するためのコネクタPCが接続され、また、本体機器10に接続するためのコネクタDCが接続されている。尚、コネクタPC、DCのそれぞれのケーブルについては省略してある。スタンド30は、ディスプレイ装置3を取付け、取外し可能である。また、スタンド30は、本体機器10を取付け、取外し可能である。ディスプレイ装置3は、表示部の一例である。本体機器10は、機器の一例である。スタンド30は、支持部及び支持装置の一例である。
図2A〜図4は、スタンド30の説明図である。図2A、2Bは、スタンド30の正面側の斜視図である。スタンド30は、設置面に接触するベース部31、ベース部31から上方に延びた柱部33を含む。柱部33の先端側には、ヒンジHが配置されている。ヒンジHは、連結片FHを回転可能に支持する。連結片FHは、ネジ等によりディスプレイ装置3の背面側に固定される。これにより、スタンド30はディスプレイ装置3を支持する。また、連結片FHがヒンジHにより回転することにより、スタンド30に対してディスプレイ装置3の傾きを変更できる。連結片FHは、表示部支持部の一例である。
図2Aに示すように、柱部33の正面側にはカバーCVが固定されている。図2Bは、カバーCVを取外した状態の図である。カバーCVにより覆われていた柱部33の正面には、複数の吸気口33Iが形成されている。柱部33内には詳しくは後述するスタンドファンSF(以下、ファンと称する)が収納されている。吸気口33IはファンSFに対向する位置に設けられている。ファンSFは、支持部側ファンの一例である。吸気口33Iは、支持部側吸気口の一例である。
図3A、3Bは、スタンド30の背面側の斜視図である。柱部33の背面側には、所定の厚みを有し柱部33の背面に沿った略平板状のケース43が固定されている。また、ケース43の下端には略平板上のケース46が固定されている。ケース46は、ケース43に対して略垂直に固定されている。
ケース43、46の間には、支持板50が配置されている。支持板50は、ケース43、46にそれぞれ平行な側面53、底面56、を含む。側面53、底面56が互いに略直交するように支持板50は曲げられている。底面56の下面側にケース46が固定されている。本体機器10がスタンド30に取付けられた状態では、本体機器10は支持板50に支持される。支持板50は金属製であるがこれに限定されない。
側面53には複数の逃し孔53Eが形成されている。ケース43には略中央に略矩形状の逃し開口43Eが形成されている。柱部33の背面側には、複数の排気口33Eが形成されている。逃し孔53E、逃し開口43E、排気口33Eは重なっている。排気口33Eは支持部側排気口の一例である。
本体機器10に接続可能なコネクタFCの先端が底面56から上方に突出している。また、底面56には、本体機器10を固定するための2つのネジSが設けられている。ネジSの先端が底面56から上方に突出し、底面56の下面側にネジSのつまみ部が位置している。本体機器10を支持板50に支持してコネクタFCに接続した状態で、ネジSのつまみ部を回転させることにより、本体機器10を取付けでき、また本体機器10を取外すことができる。支持板50は、被取付部の一例である。
図4は、スタンド30の一部透視図である。逃し孔53E、逃し開口43E、排気口33Eは、ファンSFに対向する位置に設けられている。ファンSFが回転することにより、空気は吸気口33Iからスタンド30内に導入され排気口33E、逃し開口43E、逃し孔53Eを介して排出される。また、コネクタFCは、ケース46内に配置されたプリント基板Pに実装されている。プリント基板Pにはコネクタを介してファンSFのケーブルCが接続されている。
図5は、本体機器10の斜視図である。本体機器10のケースは、図1、5に示すように、正面11、背面12、側面13、14、上面15、底面16を含む。背面12には、例えばディスプレイ装置3と接続したコネクタDCが接続される。正面11には、例えばUSBポートが設けられる。側面13、14は他の面よりも面積が大きい。側面13には、吸気口13Iが設けられている。本体機器10内にはCPUファンCF(以下、ファンと称する)が収納されている。吸気口13Iは、ファンCFと対向する位置に形成されている。上面15には排気口15Eが設けられている。ファンCFが回転することにより、空気は吸気口13Iから本体機器10内に導入され排気口15Eから排出される。ファンCFは、機器側ファンの一例である。吸気口13Iは、機器側吸気口の一例である。排気口15Eは、機器側排気口の一例である。
図6は、コンピュータ1の断面図である。尚、図6ではカバーCVは省略してある。本体機器10内には、光ディスクドライブODD、マザーボードMB、マザーボードMBに実装されたCPU(Central Processing Unit)、CPUに熱的に接続されたヒートシンクHS、ヒートシンクHSに対向配置されたファンCFが収納されている。CPUの熱はヒートシンクHSに伝わる。ヒートシンクHSは、熱伝導性に優れた金属性であり例えばアルミ製である。ファンCFはヒートシンクHSを冷却することによりCPUを冷却する。ディスプレイ装置3の正面側には液晶ディスプレイDが設けられている。本体機器10は、図1に示したコネクタDCを介してディスプレイ装置3と電気的に接続され、CPUは、ディスプレイDに画像を表示させる。
本体機器10の底面16に形成された開口を介して、マザーボードMBに実装されているコネクタMBCは、スタンド30側のコネクタFCに接続される。コネクタFCは、プリント基板Pに実装され、プリント基板Pにはコネクタ47が実装されている。コネクタ47は、ケーブルCの先端に設けられたコネクタ48に接続している。ケーブルCはファンSFに接続されている。このため、スタンド30内に収納されたファンSFは本体機器10のマザーボードMBに電気的に接続される。これにより、マザーボードMBからファンSFに電力が供給され、スタンド30に本体機器10が取付けられた状態でファンSFが回転する。また、ファンSFの回転速度も詳しくは後述するがCPU温度に基づいて制御される。マザーボードMBには、複数の半導体チップが実装されており、これらのチップの少なくとも一つによりファンSFの回転速度を制御するファン制御部が実現されている。
スタンド30に本体機器10を取付た状態では、スタンド30側の逃し孔53E、逃し開口43E、排気口33Eは、本体機器10側の吸気口13Iに対向する。従って、ファンSFからの送風される空気は、吸気口13Iを介して本体機器10内に導入される。よって、ファンSFもヒートシンクHS、CPUを冷却する。ファンCFの送風方向とファンSFの送風方向とは同じである。ファンCF、SFは対向している。ファンSFの回転軸心方向に、ファンCF、CPU、ヒートシンクHSが位置する。このため、ファンSFからの空気を効率的にファンCF、ヒートシンクHS、CPUに送風できる。
本体機器10内に配置される他の部品や本体機器10自体の大きさとの関係で、本体機器10内に収納されるファンCFは大きさが制限される。しかしながら、スタンド30内には多くの部品が収納されているわけではないため、スタンド30内に収納されるファンSFはこのような大きさの制約を受けにくい。このため、大型のファンSFを採用することもできる。
また、スタンド30を大型化すれば更に大型のファンSFを採用できる。ここで大型のファンCFを採用するために本体機器10自体を大型化すると、本体機器10がスタンド30から取外して使用される場合に、本体機器10が大きいという印象をユーザに与えてしまう。また、コンピュータ1全体の大きさは、主にディスプレイ装置3の大きさによって印象付けられる。スタンド30は、ディスプレイ装置3の大きさによっては大部分が隠れるため、ディスプレイ装置3が比較的大型であってもユーザにそのような印象を与えにくい。このため、スタンド30を大型化してもユーザにそのような印象を与えることを抑制できる。これにより、スタンド30を大型化して大型のファンSFを作用しても、ユーザにそのような印象を与えることを抑制できる。
ここで、ファンSFの径はファンCFの径よりも大きい。ファンSFの回転速度がファンCFと同じ場合、ファンSFの風量はファンCFよりも大きくなる。よって、ファンSFの回転速度が比較的低速であっても大きな風量を確保できる。これにより、回転速度を抑制することにより、騒音を抑制できる。また、ファンSFの消費電力は、回転速度に応じて増減するため、ファンSFを比較的低速で回転することにより消費電力を抑制できる。
ヒートシンクHSから熱を受けた空気は本体機器10の上面15の排気口15Eから排出される。高温の空気は上昇しやすいため、ヒートシンクHSから熱を受けて高温となった空気の排気が促進される。このため、本体機器10内で高温の空気が滞留して本体機器10内が高温となることが防止される。
ファンSFはディスプレイ装置3の背面側に位置しているため、ファンSFの駆動音がユーザに聞こえにくくなっている。同様に、スタンド30に本体機器10を取付けた状態でのファンCFもディスプレイ装置3の背面側に位置しているため、ファンCFの駆動音がユーザに聞こえにくくなっている。これにより、ファンSF、CFの駆動音がユーザに不快感を与えることが防止されている。また、図2Aに示したようにカバーCVをつけることにより、ファンSF、CFの駆動音を抑制できる。
ケース43は、ファンSFから本体機器10側へ流れる空気が通過するダクト部として機能し、空気がスタンド30と本体機器10との隙間から漏れることが防止されている。
上記のようにスタンド30に本体機器10が取付けられた状態では、ファンCFを駆動せずファンSFのみを駆動してもよい。
図7は、第1変形例のコンピュータ1aの断面図である。尚、以下の変形例においては、同一、類似の構造については同一、類似の符号を付することにより重複する説明を省略する。コンピュータ1aのスタンド30aは、スタンド30と異なり、ベース部31の背面側に吸気口31Iが形成されている。換言すれば、吸気口31Iは柱部33aの背面側の下端側に形成されている。これにより、ファンSFの吸引力によりスタンド30a内で空気は上昇して排気口33Eから排気される。
図8は、第2変形例のコンピュータ1bの断面図である。コンピュータ1bのスタンド30bは、ベース部31bにファンSFが収納されている。また、ベース部31bと柱部33bとの間には空気を柱部33b側に案内するダクト32が設けられている。ベース部31bの側面に吸気口31Ibが形成されている。このように、ファンCFから離れた位置にファンSFを設けてもよい。
次に、ファンCF、SFの制御について説明する。図9は、コンピュータ1の機能ブロック図である。上述したように本体機器10に収納されたマザーボードMB上に実装された半導体チップにより、ファン制御部FCC、クロック制御部CLCが実現される。ファン制御部FCCは、本体機器10のファンCFを制御すると共にスタンド30のファンSFを制御する。具体的には、CPU内に設けられた温度センサTSからのCPU温度に基づいてファン制御部FCCはファンCF、SFの回転速度を制御する。クロック制御部CLCはCPU温度又はスタンド30に本体機器10が取付けられたか否かに基づいてCPUのクロック周波数を変更する。尚、CPUは上述したようにディスプレイ装置3を制御する。
図10Aは、CPU温度とファンCF、SFの回転速度との関係を示したタイミングチャートである。図10Bは、CPUのクロック周波数を示したタイミングチャートである。図10A、10Bのタイミングチャートは対応している。
CPUのクロック周波数は、2種類に設定される。本体機器10がスタンド30に取付けられていない非取付状態では、CPU温度が温度MT未満の場合には、CPUのクロック周波数は周波数f2に設定される。非取付状態でCPU温度が温度MT以上の場合には、CPUのクロック周波数は周波数f2よりも低い周波数f1に設定される。これにより、CPUのそれ以上の温度上昇が抑制される。尚、これにより、CPUの処理能力も低下する。しかしながら、スタンド30に本体機器10が取付けられた取付状態では、常にCPUのクロック周波数は周波数f2に維持される。詳しくは後述する。
図11は、ファンCF、SFの制御の一例を示したフローチャートである。ファン制御部FCCは、ファンCFの回転速度が最大であるか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1で否定判定の場合には、ファン制御部FCCはCPU温度に応じてファンCFの回転速度を制御する(ステップS2)。具体的には、CPU温度が高いほどファンCFの回転速度を増大させる。図10Aの例では、CPU温度Tの上昇と共にファンCFの回転速度CFRも増大する(t1)。尚、この状態ではファンSFは停止している。また、図10Aの例では、ファンCFの回転速度CFRが最大回転速度MRに至っても、CPU温度Tは更に上昇する(t2)。
ステップS1で肯定判定の場合、ファン制御部FCCは、CPU温度が基準温度RT以上であるか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3で否定判定の場合には、ファン制御部FCCは再度ステップS1、S2の処理を実行する。ステップS1で肯定判定又はステップS3で肯定判定の場合、ファン制御部FCCは、本体機器10がスタンド30に取付けられた取付状態であるか否かを判定する(ステップS4)。具体的には、上述したコネクタFCに本体機器10のマザーボードMBに実装されたコネクタMBCが接続されたか否かを判定する。肯定判定の場合には、ファン制御部FCCはファンSFを駆動する(ステップS5)。図10Aの例では、CPU温度Tが基準温度RT以上になると、ファンSFの回転速度SFRを最大回転速度MRに設定する(t3)。
また、ファン制御部FCCは、CPUのクロック周波数をf2に設定した状態を維持する(ステップS6)(t4)。これにより、取付状態では、クロック周波数を高く維持しCPUの処理能力を維持した状態でファンCF、SFとによりCPUを冷却する。尚、図10Aの例では、ファンCF、SFが共に駆動した後にCPU温度Tが低下すると、ファンCF、SFの回転速度CFR、SFRも共に低下させる(t5)。その後、CPU温度Tが一定になると、ファンCF、SFの回転速度CFR、SFRも一定に維持される(t6)。このように、CPU温度に応じてファンCFのみならずファンSFの回転速度も制御することにより、電力の浪費を抑制できる。
ステップS4において、否定判定の場合には、即ちスタンド30に本体機器10が取付けられていない状態の場合には、ファンSFを回転させることはできないため、クロック制御部CLCに指令を出してCPUのクロック周波数をf1に設定する(ステップS7)。このように非取付状態ではCPU温度の更なる上昇を抑制するために、クロック周波数を低下させてCPUの処理能力を低下させ、CPUの熱暴走等を抑制する。図10Bには、CPUのクロック周波数がf1に設定される場合を点線で示している。
以上のように、非取付状態では、CPUのクロック周波数が低下し得るが、取付状態ではCPUのクロック周波数を高い状態に維持される。これにより、取付状態でCPUの処理能力を十分に活用することができる。
また、ファンCFの回転速度CFRが最大時でありCPU温度が基準温度RT以上の時に、ファンSFは回転を開始する。これにより、ファンCFの回転速度が最大に至る前のCPU温度が比較的低温の場合には、ファンSFを停止させて電力の浪費を抑制している。
図12A、12Bは、ファンCF、SFの制御の第1変形例のタイミングチャートである。CPU温度Tが基準温度RT以上になると、ファン制御部FCCは、ファンCFの回転速度CFRを最大回転速度MRより低下させると共にファンSFを駆動し(t3´)、ファンCFの回転速度CFRを最大回転速度MRよりも低い値に維持し、ファンSFの回転速度SFRをファンCFの回転速度CFRよりも低い値に維持する(t4´)。このように、ファンSFの回転中はファンCFの回転速度を最大回転速度未満にすることにより、2つのファンCF、SFの駆動音の増大及び消費電力の増大が抑制される。CPU温度Tがある程度まで低下すると、ファンCF、SFの回転速度CFR、SFRを共に低下させ(t5´)、その後一定に維持される(t6)。
図13A、13Bは、ファンCF、SFの制御の第2変形例のタイミングチャートである。本体機器10がスタンド30に取付けられた取付状態では、ファンCFは駆動せずにファンSFのみを駆動する。ファンSFは、CPU温度Tが上昇するほどファンSFの回転速度SFRは増大する。ファンSFはファンCFよりも径が大きいため、CPUによっては、ファンSFのみによってもCPUへの風量を十分に確保できる。また、ファンSFのみが回転するため、ファンSF、CFの双方が駆動する場合と比較して駆動音及び消費電力が抑制される。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
表示部は、コンピュータを内蔵したディスプレイであってもよい。表示部は、タブレット型コンピュータであってもよい。支持部と表示部は取外し不能であってもよい。
機器には、ファンが設けられていなくてもよい。発熱部品は、ハードディスク、又は他の部品に電力を供給する電源ユニットであってもよい。即ち、発熱部品は、電力が供給されることにより発熱する部品であればよい。
上記実施例では、CPUに内蔵されている温度センサに基づいてCPUの温度に関する情報を取得した。しかしながら、CPU周辺又は外部に設けられた温度センサに基づいてCPUの温度に関する情報を取得してもよい。また、CPUの消費電力の大きさに応じたパルス幅を有するPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調方式)信号に基づいてCPU温度を推定してもよい。
(付記1)
表示部と、
前記表示部を支持可能な支持部と、
前記支持部に取付け、取外し可能な機器と、を備え、
前記機器は、発熱部品を含み、
前記支持部は、該支持部に前記機器が取付けられた取付状態で前記発熱部品へ送風する支持部側ファン、を含む、情報処理装置。
(付記2)
前記機器は、前記表示部を制御する、付記1の情報処理装置。
(付記3)
前記支持部は、前記支持部側ファンに電気的に接続され、前記機器から電力が供給されるコネクタを含む、付記1又は2の情報処理装置。
(付記4)
前記取付状態で、前記発熱部品は、前記支持部側ファンの回転軸心の方向に位置する、付記1乃至3の何れかの情報処理装置。
(付記5)
前記機器は、前記取付状態で前記支持部側ファンから送風された空気が導入される機器側吸気口、前記機器側吸気口から導入された空気を排出するとともに前記機器側吸気口よりも高い位置にある機器側排気口を含む、付記1乃至4の何れかの情報処理装置。
(付記6)
前記機器は、前記発熱部品の温度に関する情報に基づいて前記支持部側ファンの回転速度を制御する制御部を含む、付記1乃至5の何れかの情報処理装置。
(付記7)
前記支持部に前記機器が取付けられているか否かに応じて、前記発熱部品のクロック周波数が変更される、付記1乃至6の何れかの情報処理装置。
(付記8)
前記機器は、前記取付状態で前記支持部側ファンから送風された空気を前記発熱部品に向けて送風する機器側ファンを含む、付記1乃至7の何れかの情報処理装置。
(付記9)
前記支持部側ファンの径は、前記機器側ファンの径よりも大きい、付記8の情報処理装置。
(付記10)
前記支持部側ファンの最大回転速度は、前記機器側ファンの最大回転速度よりも小さい、付記9の情報処理装置。
(付記11)
前記取付状態で、前記機器側ファンは、前記支持部側ファンの回転軸心方向に位置する、付記8乃至10の何れかの情報処理装置。
(付記12)
前記支持部側ファンの回転速度及び前記機器側ファンの回転速度は、前記発熱部品の温度に関する情報に基づいて制御される、付記8乃至11の何れかの情報処理装置。
(付記13)
前記機器側ファンの回転速度の最大時に、前記支持部側ファンが回転を開始する、付記8乃至12の何れかの情報処理装置。
(付記14)
前記機器側ファンは回転中であり前記発熱部品の温度が所定温度以上の時に、前記支持部側ファンが回転を開始する、付記8乃至13の何れかの情報処理装置。
(付記15)
前記取付状態では、前記支持部側ファンの回転中は前記機器側ファンの回転速度を最大回転速度未満にする、付記8乃至14の何れかの情報処理装置。
(付記16)
前記取付状態では、前記機器側ファンを停止させ前記支持部側ファンのみが回転する、付記8乃至12の何れかの情報処理装置。
(付記17)
表示部を支持可能な支持部と、
前記支持部に取付け、取外し可能な機器と、を備え、
前記機器は、発熱部品を含み、
前記支持部は、該支持部に前記機器が取付けられた取付状態で前記発熱部品へ送風する支持部側ファン、を含む、情報処理装置。
(付記18)
表示部を支持可能な表示部支持部と、
機器を取付け、取外し可能な被取付部と、
前記被取付部に向けて送風するファンと、を備えた支持装置。
1、1a、1b コンピュータ(情報処理装置)
3 ディスプレイ装置(表示部)
10 本体機器(機器)
13I 吸気口(機器側吸気口)
15E 排気口(機器側排気口)
CF CPUファン(機器側ファン)
30 スタンド(支持部、支持装置)
50 支持板(被取付部)
FH 連結片(表示部支持部)
SF スタンドファン(支持部側ファン)
FC コネクタ

Claims (5)

  1. 表示部と、
    前記表示部を支持可能な支持部と、
    前記支持部に取付け、取外し可能な機器と、を備え、
    前記機器は、発熱部品を含み、
    前記支持部は、該支持部に前記機器が取付けられた取付状態で前記発熱部品へ送風する支持部側ファン、を含み、
    前記発熱部品は、前記表示部を制御するCPUであり、
    前記支持部に前記機器が取付けられているか否かに応じて、前記CPUのクロック周波数が変更される、情報処理装置。
  2. 前記機器は、前記表示部を制御する、請求項1の情報処理装置。
  3. 前記機器は、前記取付状態で前記支持部側ファンから送風された空気を前記発熱部品に向けて送風する機器側ファンを含む、請求項1又は2の情報処理装置。
  4. 表示部を支持可能な支持部と、
    前記支持部に取付け、取外し可能な機器と、を備え、
    前記機器は、発熱部品を含み、
    前記支持部は、該支持部に前記機器が取付けられた取付状態で前記発熱部品へ送風する支持部側ファン、を含み、
    前記発熱部品は、前記表示部を制御するCPUであり、
    前記支持部に前記機器が取付けられているか否かに応じて、前記CPUのクロック周波数が変更される、情報処理装置。
  5. 表示部を支持可能な表示部支持部と、
    機器を取付け、取外し可能な被取付部と、
    前記被取付部に向けて送風するファンと、を備え
    前記機器は、発熱部品を含み、
    前記ファンは、前記被取付部に前記機器が取付けられた取付状態で前記発熱部品へ送風し、
    前記発熱部品は、前記表示部を制御するCPUであり、
    前記被取付部に前記機器が取付けられているか否かに応じて、前記CPUのクロック周波数が変更される、支持装置。
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