JP2016056456A - スチールコードおよび空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

スチールコードおよび空気入りラジアルタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】耐久性に優れたスチールコードおよび耐久性に優れた建設車両等用の空気入りラジアルタイヤを提供する。【解決手段】スチールコードは、3本のコアフィラメントのコアと8〜9本のシースフィラメントの最外層を備えるコアストランドに対してコアストランドと同じ構造のシースストランドが5〜6本撚り合わされ、さらにラッピングワイヤが巻き付けられている。コアストランドの各フィラメントの引張強度Tc(MPa)は3700−2000dc≦Tc<4500−2000dc、シースストランドのコアフィラメントの引張強度Tsc(MPa)は3700−2000dsc≦Tsc≦4100−2000dsc、シースフィラメントの引張強度Tss(MPa)は3200−2000dss<Tss≦3600−2000dssの関係を満たす。dcは各フィラメント、dscはコアフィラメント、dssはシースフィラメントの素線径(mm)である。【選択図】図1

Description

本発明は、スチールコードおよび補強層の補強コードにスチールコードを用いた空気入りラジアルタイヤに関し、特に、耐久性に優れたスチールコードおよび空気入りラジアルタイヤに関する。
建設車両用の空気入りラジアルタイヤは、高い荷重が掛る状況で使用されることが多いため、カーカス層およびベルト層の補強のための補強コードとして、スチールコードが使用されている。このスチールコードには、高い強度が必要とされており、複撚り構造のスチールコードが広く使用されている。
一方、タイヤ重量の軽減、低燃費化および輸送費の抑制を達成するため、スチールコードの断面積を増大させることなくコード強力を増加させるために、材質、特に、炭素含量または加工法、例えば、減面率を変えてフィラメントの抗張力を高めてコード強力を高める工夫がなされている。
特許文献1には、2層以上の層撚り構造を有する1本のコアストランドの周りに、2層以上の層撚り構造を有する5〜7本のシースストランドを配列し撚り合わせた複撚り構造のゴム物品補強用スチールコードが記載されている。このゴム物品補強用スチールコードは、各ストランドを構成する最外層シースフィラメントの抗張力が3040N/mm以下で、かつ最外層シースフィラメントを除くすべての内側フィラメントの抗張力が3140N/mm以上である。
特許第3709551号公報
特許文献1のように、1本のコアストランドの周りに、2層以上の層撚り構造を有する5〜7本のシースストランドを配列し撚り合わせた複撚り構造を有する場合、1本のコアストランドがコード中心に位置するため、スチールコードが圧縮応力を受けた際にコアストランドが屈曲しやすく、コアストランドに疲労破断が生じ易いという問題がある。特許文献1のスチールコードをカーカス層に適用した場合、空気入りラジアルタイヤについて十分な耐久性を得ることができない。
本発明の目的は、前述の従来技術に基づく問題点を解消し、耐久性に優れたスチールコードおよび耐久性に優れた建設車両等用の空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、3本のコアフィラメントで構成されるコアと8〜9本のシースフィラメントで構成される最外層とを備えるコアストランドと、3本のコアフィラメントで構成されるコアと8〜9本のシースフィラメントで構成される最外層とを備えるシースストランドと、ラッピングワイヤとを有し、1本の前記コアストランドの周囲に5〜6本の前記シースストランドが撚り合わされ、撚り合わされた前記シースストランドの周囲に前記ラッピングワイヤが巻き付けられており、前記コアストランドの各フィラメントの素線径をdc(mm)とし、前記シースストランドの前記コアフィラメントの素線径をdsc(mm)とし、前記シースストランドの前記シースフィラメントの素線径をdss(mm)とするとき、前記コアストランドの前記各フィラメントの引張強度Tc(MPa)は、3700−2000dc≦Tc<4500−2000dcの関係を満たし、前記シースストランドの前記コアフィラメントの引張強度Tsc(MPa)は、3700−2000dsc≦Tsc≦4100−2000dscの関係を満たし、前記シースストランドの前記シースフィラメントの引張強度Tss(MPa)は、3200−2000dss<Tss≦3600−2000dssの関係を満たすことを特徴とするスチールコードを提供するものである。
前記コアストランドの前記コアフィラメントの素線径をdcc(mm)とするとき、前記コアストランドの前記コアフィラメントの引張強度Tcc(MPa)は、4200−2000dcc≦Tcc<4500−2000dccの関係を満たすことが好ましい。
前記コアストランドの前記コアフィラメントの素線径をdcc(mm)とし、前記シースストランドの各フィラメントの素線径をds(mm)とするとき、各フィラメントの素線径は、0.15mm<ds<dcs<dcc<0.40mmの関係を満たし、かつ1.0<dcc/dcs<1.1であることが好ましい。
本発明は、複数本の補強コードを含む補強層を備えた空気入りラジアルタイヤであって、前記補強コードは、3本のコアフィラメントで構成されるコアと8〜9本のシースフィラメントで構成される最外層とを備えるコアストランドと、3本のコアフィラメントで構成されるコアと8〜9本のシースフィラメントで構成される最外層とを備えるシースストランドと、ラッピングワイヤとを有し、1本の前記コアストランドの周囲に5〜6本の前記シースストランドが撚り合わされ、撚り合わされた前記シースストランドの周囲に前記ラッピングワイヤが巻き付けられており、前記コアストランドの各フィラメントの素線径をdc(mm)とし、前記シースストランドの前記コアフィラメントの素線径をdsc(mm)とし、前記シースストランドの前記シースフィラメントの素線径をdss(mm)とするとき、前記コアストランドの前記各フィラメントの引張強度Tc(MPa)は、3700−2000dc≦Tc<4500−2000dcの関係を満たし、前記シースストランドの前記コアフィラメントの引張強度Tsc(MPa)は、3700−2000dsc≦Tsc≦4100−2000dscの関係を満たし、前記シースストランドの前記シースフィラメントの引張強度Tss(MPa)は、3200−2000dss<Tss≦3600−2000dssの関係を満たすことを特徴とする空気入りラジアルタイヤを提供するものである。
前記コアストランドの前記コアフィラメントの素線径をdcc(mm)とするとき、
前記コアストランドの前記コアフィラメントの引張強度Tcc(MPa)は、4200−2000dcc≦Tcc<4500−2000dccの関係を満たすことが好ましい。
前記コアストランドの前記コアフィラメントの素線径をdcc(mm)とし、前記シースストランドの各フィラメントの素線径をds(mm)とするとき、各フィラメントの素線径は、0.15mm<ds<dcs<dcc<0.40mmの関係を満たし、かつ1.0<dcc/dcs<1.1であることが好ましい。
例えば、前記補強層はカーカス層である。
本発明によれば、スチールコードの耐久性を高くすることができ、空気入りラジアルタイヤについても耐久性を高くすることができる。
本発明の実施形態のスチールコードを示す模式図である。 本発明の実施形態のスチールコードを有するゴム複合体を示す模式的断面図である。 本発明の実施形態のスチールコードを用いた空気入りラジアルタイヤを示す子午線半断面図である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のスチールコードおよび空気入りラジアルタイヤを詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態のスチールコードを示す模式図である。
図1に示すスチールコード10は、例えば、3本のコアフィラメント13cで構成されるコア20cと9本のシースフィラメント13sで構成される最外層20sとを備えるコアストランド12と、3本のコアフィラメント15cで構成されるコア22cと9本のシースフィラメント15sで構成される最外層22sとを備えるシースストランド14と、ラッピングワイヤ16とを有する。コアストランド12とシースストランド14とは同じ構造である。スチールコード10は、複撚り構造を有する。
スチールコード10では、例えば、1本のコアストランド12の周囲に6本のシースストランド14が配置されて撚り合わされている。撚り合わされたシースストランド14の周囲にラッピングワイヤ16が、例えば、螺旋状に巻き付けられている。ラッピングワイヤ16は、複撚り構造を有するスチールコード10の結束性を高める上で有効なものである。
スチールコード10は、シースストランド14の本数をm(m=5〜6)とし、シースフィラメント13s、15sの本数をn(n=8〜9)とするとき、1+m×(3+n)+1構造をとるものである。図1に示すスチールコード10は、7×(3+9)+1構造である。なお、シースストランド14は5本でもよい。この場合、スチールコード10は、6×(3+9)+1構造となる。また、シースフィラメント13sおよびシースフィラメント15sは8本でもよい。
スチールコード10において、コアストランド12を構成するコアフィラメント13cの素線径をdcc(mm)とし、コアストランド12を構成するシースフィラメント13sの素線径をdcs(mm)とする。なお、コアフィラメント13c、シースフィラメント13sの素線径を総称してdc(mm)とする。
シースストランド14を構成するコアフィラメント15cの素線径をdsc(mm)とし、シースストランド14を構成するシースフィラメント15sの素線径をdss(mm)とする。なお、コアフィラメント15c、シースフィラメント15sの素線径を総称してds(mm)とする。
コアストランド12のコアフィラメント13c、およびシースフィラメント13s、ならびにシースストランド14のコアフィラメント15cおよびシースフィラメント15sをまとめて、単に各フィラメントともいう。
コアストランド12のコアフィラメント13c、シースフィラメント13sの各フィラメントの引張強度Tc(MPa)は、コアフィラメント13c、シースフィラメント13sの素線径dc(mm)に対して、3700−2000dc≦Tc<4500−2000dcの関係を満たす。
引張強度Tcが4500−2000dc(MPa)以上では、フィラメントの強度が高すぎ、フィラメントの撚り線時に断線が発生しやすくなる。一方、引張強度Tcが3700−2000dc(MPa)未満では、コアフィラメント13cの耐疲労性が悪化し、顕著な耐久性の向上が得られない。
シースストランド14のコアフィラメント15cの引張強度Tsc(MPa)は、シースストランド14のコアフィラメント15cの素線径dsc(mm)に対して、3700−2000dsc≦Tsc≦4100−2000dscの関係を満たす。
引張強度Tscが4100−2000dsc(MPa)を超えると、フィラメントの強度が高すぎ、フィラメントの撚り線時に断線が発生しやすくなる。一方、引張強度Tscが3700−2000dsc(MPa)未満では、顕著な耐久性の向上が得られない。
シースストランド14のシースフィラメント15sの引張強度Tss(MPa)は、シースストランド14のシースフィラメント15sの素線径dss(mm)に対して、3200−2000dss<Tss≦3600−2000dssの関係を満たす。
引張強度Tssが3600−2000dsc(MPa)を超えると、フィラメントの強度が高すぎ、シースストランド14を製造する際、シースフィラメント15sの撚り線時に断線が発生しやすくなる。一方、引張強度Tssが3200−2000dsc(MPa)以下では、最外層22sのシースフィラメント15sが断線しやすい。
コアストランド12のコアフィラメント13cの引張強度Tcc(MPa)は、コアストランド12のコアフィラメント13cの素線径dcc(mm)に対して、4200−2000dc≦Tcc<4500−2000dcの関係を満たすことが好ましい。コアフィラメント13cは、スチールコード10の中心位置で直線状に延在しているため、スチールコード10が圧縮応力を受けた際に特に屈曲し易く疲労破断を生じやすい。コアストランド12のコアフィラメント13cの引張強度Tccを選択的に高くすることにより、スチールコード10の耐疲労性がさらに向上する。
引張強度Tccが4500−2000dc(MPa)以上では、フィラメントの強度が高すぎ、フィラメントの撚り線時に断線が発生しやすくなる。一方、引張強度Tccが4200−2000dc(MPa)未満では、コアフィラメント13cの耐疲労性が悪化することがある。
各フィラメントの素線径については、0.15mm<ds<dcs<dcc<0.40mmの関係を満たし、かつ1.0<dcc/dcs<1.1であることが好ましい。
素線径が0.15mm以下であると、スチールコード10の破断強力を確保することができない虞がある。一方、素線径が0.40mm以上であるとスチールコード10の耐疲労性が低下する。また、dcc/dcsが1.1以上では、シースフィラメント13sを所定の位置に配置し難くなり、スチールコード10の他のフィラメントに先んじて、先行破断を起こしやすくなる。
上述のように、各フィラメントの素線径について大小関係を規定することで、良好な耐疲労性を維持しながら、スチールコード10の内部へのゴム浸透性を改善することができる。その結果、スチールコード10のフィラメント同士の接触を回避してフレッティングによる破断を防止することができ、また、スチールコード10内に浸透した水分に起因する錆の拡散を防止することができる。
なお、各フィラメントは、いずれも黄銅メッキまたは亜鉛メッキが施されていてもよい。
本実施形態のスチールコード10は、強度を維持しつつ、耐疲労性が向上されており、高い耐久性を得ることができる。しかも、形成時に、フィラメントの断線の発生を抑制することができるため、生産性も高い。このように、スチールコード10は、耐久性が高く、かつ生産効率も高い。
スチールコード10は、例えば、ゴムで被覆することで、タイヤの補強層等に利用することができる。この場合、例えば、図2に示すスチールコードゴム複合体30のようになる。スチールコードゴム複合体30は、例えば、複数の、図2に示す例では5本のスチールコード10が、引き揃えられて平行に配置された状態でゴム層32により被覆されている。
スチールコード10は、上述のように、強度を維持しつつ、耐疲労性を向上することができる。このため、スチールコードゴム複合体30は、耐久性が優れたものとなる。また、スチールコード10は、上述のように、強度を維持しつつ、耐疲労性を向上することができるため、スチールコードゴム複合体30を軽量化することができる。さらには、スチールコード10は、フィラメントの撚り線時に断線の発生が抑制される等、生産性も良好であることから、スチールコードゴム複合体30の生産性も高くすることができる。
次に、スチールコードゴム複合体30の形成方法について説明する。
スチールコードゴム複合体30の形成に際して、まず、複数本のスチールコード10を用意し、複数のスチールコード10を平行に引き揃え、複数本のスチールコード10の上下に未加硫ゴムを被覆し、成型体を形成する。このようなゴムの被覆の方法には、例えば、複数本のスチールコード10を平行に並べて一対の加工ロール間に通過させながら未加硫ゴムを被覆するカレンダー方式、多数の挿通孔を列状に並べたダイスを使用し、このダイスに複数本平行に並べたスチールコード10を挿通させながら押出機により未加硫ゴムを被覆するCFRE方式(Cold Feed Rubber Extruder)とがある。
そして、成型体を加硫工程において所定温度で加熱しつつ所定圧力で加圧して未加硫ゴムを加硫する。これにより、スチールコードゴム複合体30を形成することができる。
なお、上述のCFRE方式は、カレンダー方式に比べて設備を小型化して安価にでき、少量の部材であっても生産が可能であるため小ロット生産に向いている。
ゴム層32のゴムの組成としては、例えば、ジエン系ゴムを用いることができる。ジエン系ゴムとしては、例えば、ブチルゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム等を用いることができる。なお、ブチルゴムには、ハロゲン化ブチルゴムが含まれる。ハロゲン化ブチルゴムは、ブチルゴムを臭素または塩素等でハロゲン化したものである。
上述の図1に示すスチールコード10は、例えば、建設車両用の空気入りラジアルタイヤの骨格を構成するケーシングに利用することができる。図3に建設車両用の空気入りラジアルタイヤ40(以下、単にタイヤ40という)を示す。図3では、タイヤ40の子午線CLに対して右半分だけを図示している。
図3に示すタイヤ40は、トレッド部42と、サイドウォール部44と、ビード部46とを主な構成部分として有する。図3中で示されていないタイヤ左半分についても同様の構成を有する。
なお、以下の説明において、図3中に矢印で示すように、タイヤ幅方向とは、タイヤの回転軸(図示せず)と平行な方向をいい、タイヤ径方向とは、回転軸と直交する方向をいう。また、タイヤ周方向とは、回転軸を回転の中心となる軸として回転する方向をいう。さらに、タイヤ内側とは、タイヤ径方向において図3中タイヤの下側、すなわちタイヤに所定の内圧を与える空洞領域に面するタイヤ内面側をいい、タイヤ外側とは、図3中タイヤの上側、すなわちタイヤ内周面と反対側の、ユーザが視認できるタイヤ外面側をいう。
トレッド部42には、タイヤ外側のトレッド面42aを構成する陸部42bと、トレッド面42aに形成されるトレッド溝42cとが設けられ、陸部42bは、トレッド溝42cによって区画される。トレッド溝42cは、タイヤ周方向に連続して形成される主溝とタイヤ幅方向に延在する複数のラグ溝(図示せず)等を有する。トレッド面42aには、トレッド溝42cと陸部42bとによりトレッドパターンが形成される。
タイヤ40は、左右一対のビード部46間にはタイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含むカーカス層48が装架され、そのカーカス層48の端部がビードコア50の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されている。ビードコア50は、カーカス層48を折り返し、かつタイヤ40をホイールに固定するための機能を有する。
カーカス層48の補強コードに図1に示すスチールコード10が用いられている。また、カーカス層48の内側にインナーライナー層52が設けられている。インナーライナー層52は、タイヤ内部に充填された空気がタイヤ外部に漏れるのを防止するためのものである。
トレッド部42におけるカーカス層48の外周側には複数層のベルト層54a、54b、54c、54dが埋設されている。これらベルト層54a〜54dはタイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。
ベルト層54a〜54dにおいて、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は、例えば15°〜40°の範囲に設定され、そのコード打ち込み密度は、例えば、10本/50mm〜25本/50mmの範囲に設定されている。ベルト層54a〜54dの補強コードとして、例えば、公知の各種のスチールコードが使用される。
さらに、ベルト層54a〜54dの外周側には複数層のベルト保護層56a、56bが埋設されている。ベルト層54a〜54dがトレッド部42の補強を担持しているのに対して、ベルト保護層56a、56bはベルト層54a〜54dを保護する目的で配設されている。これらベルト保護層56a、56bはタイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。ベルト保護層56a、56bにおいて、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は、例えば、20°〜40°の範囲に設定され、そのコード打ち込み密度は例えば10本/50mm〜30本/50mmの範囲に設定されている。そして、ベルト保護層56a、56bの補強コードとしては、ベルト層54a〜54dに対する保護機能を十分に発揮するように、例えば、4%以上の破断伸びを有するスチールコード(HEコード)が使用される。
タイヤ40は、例えば従来公知の方法に従って製造することができる。また、タイヤに充填する気体としては、通常のまたは酸素分圧を調整した空気の他、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを用いることができる。
タイヤ40のカーカス層38の補強コードにスチールコード10を用いることで、カーカス層38の耐久性を向上させることができ、タイヤ40の耐久性を向上させることができる。さらには、スチールコード10は、フィラメントの撚り線時に断線の発生が抑制される等、生産性も良好であることから、タイヤ40の生産性も高くすることができる。
なお、スチールコード10は従来に比して強度も高いため、カーカス層38を軽量化でき、ひいてはタイヤ40を軽量化することができる。
なお、上述の実施形態では、タイヤ40において、スチールコード10をカーカス層48の補強コードに用いた例について説明したが、これに限定されるものではない。スチールコード10は、タイヤ40の他の補強層に適用することもできる。例えば、スチールコード10は、ベルト層54a〜54dの補強コードにも利用することができる。スチールコード10は上述のように耐疲労性を向上させており、タイヤ40の耐久性を向上させることができる。この場合でも、スチールコード10は従来に比して強度も高いため、ベルト層54a〜54dを軽量化でき、ひいてはタイヤ40を軽量化することができる。
本発明は、基本的に以上のように構成されるものである。以上、本発明のスチールコードおよび空気入りラジアルタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良または変更をしてもよいのはもちろんである。
以下、本発明の空気入りラジアルタイヤの実施例について具体的に説明する。
本実施例においては、下記表1に示す実施例1〜実施例4、下記表2に示す比較例1〜比較例11の空気入りラジアルタイヤを作製した。各空気入りラジアルタイヤについて、コード生産性およびタイヤ耐久性能を評価した。コード生産性およびタイヤ耐久性能の結果を下記表1、2に示す。
なお、各空気入りラジアルタイヤのタイヤサイズは2700R49である。空気入りラジアルタイヤの構造は、図3に示す構造であり、トレッド部におけるカーカス層の外周側に4層のベルト層を配置し、ベルト層の外周側に2層のベルト保護層を配置した。2層のベルト保護層にはHEコードを用いた。カーカス層は1層とし、カーカス層の補強コードにスチールコードを用いた。実施例1〜実施例4、比較例1〜比較例11の空気入りラジアルタイヤは、カーカス層の補強コードの構成だけが異なる。ラッピングワイヤには、素線径が0.15mmのスチール製のものを用い、実施例1〜実施例4、比較例1〜比較例11では全て同じ強度のものを用いた。
本実施例では、カーカス層の補強コードとして、3本のコアフィラメントと9本のシースフィラメントとから構成された1本のコアストランドの周囲に、コアストランドと同じ構造のシースストランドを6本配置して撚り合わせ、6本のシースストランドの周囲に1本のラッピングワイヤを巻きつけた7×(3+9)+1構造のスチールコードを使用した。コアストランドを構成する各フィラメントの引張強度Tc(Tcc、Tcs)、シースストランドを構成する各フィラメントの引張強度Ts(Tsc、Tss)、コアストランドを構成する各フィラメントの素線径dc(dcc、dcs)、シースストランドを構成する各フィラメントの各フィラメントの素線径ds(dsc、dss)を表1、2に示すように設定した。全てのスチールコードにおいて、ラッピングワイヤには素線径が0.15mmで同一強度を有するものを共通に使用した。
次に、コード生産性およびタイヤ耐久性能の評価方法について説明する。
コード生産性は、以下のようにして評価した。
各空気入りラジアルタイヤに使用されるスチールコードを生産するにあたって、その生産性を評価した。評価結果は、安定した撚り構造が得られた場合を「○」とし、撚り構造に若干の乱れが生じた場合、または撚り工程中でフィラメント断線が若干生じた場合を「△」とし、撚り構造が大幅に乱れてコード生産性が低下した場合、または撚り工程中でフィラメント断線が著しく生じた場合を「×」とした。なお、コード生産性の評価が「×」であったものは、タイヤ耐久性能の評価を実施しなかった。
タイヤ耐久性能は、以下のようにして評価した。
各空気入りラジアルタイヤをリムサイズ19.50の試験リムに装着し、充填ガスに窒素ガスを用いて、空気圧700kPaに設定する。そして、速度10km/時、初期荷重183kNの条件にて、高さ200mmのクリートを外周面に設けた回転ドラムを備えた室内ドラム試験機により走行試験を実施した。走行試験では、10時間毎に荷重を52kNずつ増加させ、タイヤが故障するまでの走行時間を計測した。タイヤ耐久性能の結果は、比較例1を100とする指数にて示した。この指数の値が大きいほど耐久性が優れていることを意味する。
なお、上述の走行試験において、タイヤが故障するとは、走行不可になることを意味している。タイヤの故障の具体的としては、例えば、トレッド部分が破裂するバースト、およびベルト部分が剥がれるセパレーション等である。
上記表1に示すように、実施例1〜実施例4は、コード生産性およびタイヤ耐久性能について良好な結果が得られた。実施例2は、コアストランドのコアフィラメントの引張強度Tccが好ましい範囲にあり、タイヤ耐久性能がより優れている。実施例4は、コアストランドのコアフィラメントの引張強度Tccが好ましい範囲にあり、かつコアストランドのコアフィラメントの素線径dccが大きく、タイヤ耐久性能がより優れている。
実施例3は、コアストランドのコアフィラメントの引張強度Tccが好ましい範囲にあり、かつコアストランドのコアフィラメントの素線径dccが大きく、素線径の比率も好ましい範囲にあるため、タイヤ耐久性能がより優れている。さらに、ゴム浸透性が向上し、耐フレッティング性が向上した。
一方、表2に示す比較例1〜比較例11は、コード生産性およびタイヤ耐久性能のいずれについて良好な結果が得られなかった。
比較例1は、タイヤ耐久性能の評価の基準となるものである。コアストランドとシースストランドの引張強度が同じで、素線径も同じである。
比較例2は、引張強度Tssが上限値を超えており、スチールコードの生産性が悪く、かつ断線しやすいため、タイヤ耐久性能の評価試験は実施しなかった。
比較例3は、引張強度Tcが下限値未満であり、顕著な耐久性向上の効果が得られなかった。
比較例4は、引張強度Tssが下限値未満であり、シースストランドに先行破断が生じ、タイヤ耐久性能が低かった。
比較例5は、コアストランドのコアフィラメントの素線径dccが大きいが、引張強度Tcが下限値未満であり、コアフィラメントの耐疲労性が悪い。
比較例6は、コアストランドのコアフィラメントの素線径dccが大きいが、引張強度Tcが下限値未満であり、顕著な耐久性向上の効果が得られなかった。
比較例7は、コアストランドのコアフィラメントの素線径dccが大きいが、引張強度Tscが下限値未満であり、顕著な耐久性向上の効果が得られなかった。
比較例8は、コアストランドのコアフィラメントの素線径dccが大きく、引張強度Tscが上限値を超えており、スチールコードの生産性が悪く断線しやすいため、タイヤ耐久性能の評価試験は実施しなかった。
比較例9は、コアストランドのコアフィラメントの素線径dccが大きいが、引張強度Tssが下限値未満であり、シースストランドのシースフィラメントが断線しやすいため、タイヤ耐久性能が悪かった。
比較例10は、コアストランドのコアフィラメントの素線径dccが大きく、引張強度Tssが上限値を超えているため、スチールコードの生産性が悪く、かつ断線しやすいため、タイヤ耐久性能の評価試験は実施しなかった。
比較例11は、引張強度Tcが上限値を超えており、靱性が上がり過ぎてしまい、断線しやすくスチールコードの製造ができない。このため、タイヤ耐久性能の評価試験は実施しなかった。
10 スチールコード
12 コアストランド
13c、15c コアフィラメント
13s、15s シースフィラメント
14 シースストランド
16 ラッピングワイヤ
20c、22c コア
20s、22s 最外層
30 スチールコードゴム複合体
32 ゴム層
40 空気入りラジアルタイヤ(タイヤ)
42 トレッド部
44 サイドウォール部
46 ビード部
48 カーカス層
50 ビードコア
52 インナーライナー層
54a、54b、54c、54d ベルト層
56a、56b ベルト保護層

Claims (7)

  1. 3本のコアフィラメントで構成されるコアと8〜9本のシースフィラメントで構成される最外層とを備えるコアストランドと、3本のコアフィラメントで構成されるコアと8〜9本のシースフィラメントで構成される最外層とを備えるシースストランドと、ラッピングワイヤとを有し、1本の前記コアストランドの周囲に5〜6本の前記シースストランドが撚り合わされ、撚り合わされた前記シースストランドの周囲に前記ラッピングワイヤが巻き付けられており、
    前記コアストランドの各フィラメントの素線径をdc(mm)とし、前記シースストランドの前記コアフィラメントの素線径をdsc(mm)とし、前記シースストランドの前記シースフィラメントの素線径をdss(mm)とするとき、
    前記コアストランドの前記各フィラメントの引張強度Tc(MPa)は、3700−2000dc≦Tc<4500−2000dcの関係を満たし、
    前記シースストランドの前記コアフィラメントの引張強度Tsc(MPa)は、3700−2000dsc≦Tsc≦4100−2000dscの関係を満たし、
    前記シースストランドの前記シースフィラメントの引張強度Tss(MPa)は、3200−2000dss<Tss≦3600−2000dssの関係を満たすことを特徴とするスチールコード。
  2. 前記コアストランドの前記コアフィラメントの素線径をdcc(mm)とするとき、
    前記コアストランドの前記コアフィラメントの引張強度Tcc(MPa)は、4200−2000dcc≦Tcc<4500−2000dccの関係を満たす請求項1に記載のスチールコード。
  3. 前記コアストランドの前記コアフィラメントの素線径をdcc(mm)とし、前記シースストランドの各フィラメントの素線径をds(mm)とするとき、
    各フィラメントの素線径は、0.15mm<ds<dcs<dcc<0.40mmの関係を満たし、かつ1.0<dcc/dcs<1.1である請求項1または2に記載のスチールコード。
  4. 複数本の補強コードを含む補強層を備えた空気入りラジアルタイヤであって、
    前記補強コードは、3本のコアフィラメントで構成されるコアと8〜9本のシースフィラメントで構成される最外層とを備えるコアストランドと、3本のコアフィラメントで構成されるコアと8〜9本のシースフィラメントで構成される最外層とを備えるシースストランドと、ラッピングワイヤとを有し、1本の前記コアストランドの周囲に5〜6本の前記シースストランドが撚り合わされ、撚り合わされた前記シースストランドの周囲に前記ラッピングワイヤが巻き付けられており、
    前記コアストランドの各フィラメントの素線径をdc(mm)とし、前記シースストランドの前記コアフィラメントの素線径をdsc(mm)とし、前記シースストランドの前記シースフィラメントの素線径をdss(mm)とするとき、
    前記コアストランドの前記各フィラメントの引張強度Tc(MPa)は、3700−2000dc≦Tc<4500−2000dcの関係を満たし、
    前記シースストランドの前記コアフィラメントの引張強度Tsc(MPa)は、3700−2000dsc≦Tsc≦4100−2000dscの関係を満たし、
    前記シースストランドの前記シースフィラメントの引張強度Tss(MPa)は、3200−2000dss<Tss≦3600−2000dssの関係を満たすことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
  5. 前記コアストランドの前記コアフィラメントの素線径をdcc(mm)とするとき、
    前記コアストランドの前記コアフィラメントの引張強度Tcc(MPa)は、4200−2000dcc≦Tcc<4500−2000dccの関係を満たす請求項4に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  6. 前記コアストランドの前記コアフィラメントの素線径をdcc(mm)とし、前記シースストランドの各フィラメントの素線径をds(mm)とするとき、
    各フィラメントの素線径は、0.15mm<ds<dcs<dcc<0.40mmの関係を満たし、かつ1.0<dcc/dcs<1.1である請求項4または5に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  7. 前記補強層はカーカス層である請求項4〜6のいずれか1項に記載の空気入りラジアルタイヤ。
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