JP2016055376A - 電動工具 - Google Patents

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Fumiaki Sawano
史明 沢野
秀規 清水
Hideki Shimizu
秀規 清水
敏男 工藤
Toshio Kudo
敏男 工藤
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Abstract

【課題】先端部における大型化を抑制しつつ回転伝達を遮断する際のトルクを設定できるアングル型の電動工具を提供する。
【解決手段】アングルスクリュードライバー1は、モータ軸21と第1のスピンドル51との間に、クラッチ機構部4を有する。クラッチ機構部4は、クラッチスプリング47の弾性圧縮量に基づき決定されるトルクよりも第1のスピンドル51にかかるトルクが大きい場合にモータ軸21から第1のスピンドル51への回転伝達を遮断する。クラッチ機構部4は、回転によりモータ軸21の軸方向に変位してクラッチプレート100との間に介在されるクラッチスプリング47の弾性圧縮量を調整するアジャストねじ48を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動工具に関する。
従来、モータの回転を減速機構を介してスピンドルに伝達する電動工具が周知である。このような電動工具には、スピンドルに連動する出力軸にねじ等の締結具を締め付けるための工具を保持するチャックを取り付けたものもある。
特許文献1の電動工具は、スピンドルにかかるトルクが設定値に達すると、減速機構からスピンドルへの回転伝達を遮断するクラッチ機構を備えている。クラッチ機構は、電動工具の先端部で外部に露出するダイヤルを有し、当該ダイヤルを回転させることにより、クラッチ機構を構成するコイルスプリングの付勢力を変化させる。ダイヤルの回転操作を通じてコイルスプリングの付勢力を変化させることにより、減速機構からスピンドルへの回転伝達を遮断するトルクを任意の値に設定することができる。
ところで、電動工具には、モータの回転軸と出力軸とが同軸の関係にあるものと、これら両軸が交差している関係にあるものとがある(例えば、特許文献2を参照)。後者は、通常、アングル型と呼ばれている。このアングル型の電動工具は、モータの回転軸と出力軸とが同軸の関係にあるものと比較して、出力軸の軸方向における長さが短く、工具の先端部が小型である。このため、アングル型の電動工具を使用すれば、狭い場所でも締結具の締め付けを行うことができる。
特開2011−230272号公報 特開2004−255543号公報
しかしながら、特許文献2の電動工具では、モータの回転軸と直交する第1の出力軸とこの第1の出力軸と同軸の第2の出力軸との間にクラッチ機構を設けているため、出力軸の軸方向における長さが長い。すなわち、工具先端部における大型化が避けられない。また、第1の出力軸から第2の出力軸への回転伝達を遮断する際のトルクを任意の値に変更することもできない。
一方、アングル型の電動工具に特許文献1のクラッチ機構を採用した場合、回転伝達を遮断する際のトルクを任意の値に設定できるが、工具の先端部における大型化が避けられない。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、先端部における大型化を抑制しつつ回転伝達を遮断する際のトルクを設定できるアングル型の電動工具を提供することにある。
上記課題を解決するために、モータの駆動に連動して回転するとともにモータ軸と同軸に設けられるスピンドルと、このスピンドルに連動して回転するとともにスピンドルに対して交差する出力軸と、を備えるアングル型の電動工具は、前記モータ軸に連動して回転する回転部材に当接するクラッチプレートと、回転により前記モータ軸の軸方向に変位する調整部材と、前記クラッチプレートと前記調整部材との間に介在されるクラッチスプリングと、を有し、前記クラッチスプリングの弾性圧縮量に基づき決定されるトルクよりも前記スピンドルにかかるトルクが大きい場合に前記クラッチスプリングが弾性圧縮して前記モータ軸から前記スピンドルへの回転伝達を遮断するクラッチ機構部を前記モータ軸と前記スピンドルとの間に設けた電動工具。
本発明の電動工具は、先端部における大型化を抑制しつつ回転伝達を遮断する際のトルクを設定することができる。
(a)はアングルスクリュードライバーの側面図、(b)は片側のハウジングを外した状態におけるアングルスクリュードライバーの側面図。 アングルスクリュードライバーの断面図。 図1(b)の断面指示線3−3における断面図。
以下、アングルスクリュードライバーの一実施形態について図面に従って説明する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、アングルスクリュードライバー1は、モータ2、減速部3、クラッチ機構部4、及び出力部5と、これら各部を収容する円筒状のケース6と、を備えている。ケース6は、その軸方向において分割されるものであって、ねじ等の締結具によって締結されている。
図2に示すように、モータ2のモータ軸21は、ケース6と同軸とされている。モータ2は、図示しないスイッチが操作されることにより駆動する。
減速部3は、遊星歯車機構であって、モータ軸21の回転を減速させて減速軸31に伝達する。
クラッチ機構部4は、遊星歯車機構41とクラッチ機構44と調整機構70とを有している。
遊星歯車機構41は、内歯車に相当するリングギア42が回転自在とされている。このリングギア42は、モータ軸21と同軸とされている。遊星歯車機構41は、減速軸31の回転を減速させてリングギア42に伝達する。なお、リングギア42において、モータ2とは反対側の端面には、複数の山形状突起43がその周方向において等間隔で形成されている。なお、リングギア42が回転部材に相当する。
クラッチ機構44は、遊星歯車機構41側から、山形状突起43と同数のボール45と、シャフト46と、複数のクラッチスプリング47と、アジャストねじ48と、クラッチプレート100と、キャリア101と、を備えている。
シャフト46は、モータ軸21と同軸とされている。シャフト46の遊星歯車機構41側の端部は、同じくモータ軸21と同軸とされているキャリア101に固定されている。なお、シャフト46のキャリア101が固定される端部とは反対側の端部は、出力部5の構成要素である第1のスピンドル51とスプライン嵌合されている。シャフト46は、その軸方向において移動可能とされている。
ボール45は、リングギア42と円板状のクラッチプレート100との間に介在されている。ボール45は、リングギア42の山形状突起43の斜面と係合する。このボール45と山形状突起43と係合によりクラッチプレート100は、モータ2とは反対側に押圧される。
アジャストねじ48は、モータ軸21と同軸に延びる円筒状とされている。アジャストねじ48の内周面には、ねじ溝が形成されている。ケース6において、クラッチ機構部4を収容する部位の一部には、同ケース6と同軸に延びる円筒状の支持部6aが形成されている。支持部6aの外径は、アジャストねじ48の内径よりも若干小さく設定されている。支持部6aの外周面には、ねじ山が形成されている。アジャストねじ48は、支持部6aに螺合している。したがって、アジャストねじ48は、回転することにより、軸方向に変位する。なお、アジャストねじ48は、調整部材に相当する。
なお、図3に示すように、アジャストねじ48は、その外周面を覆う係合リング102を介して中空軸とされている第1の傘歯車71の内周面に接続されている。アジャストねじ48は、第1の傘歯車71との間に係合リング102が介在されていることにより、当該第1の傘歯車71に対して軸方向に変位可能とされている。なお、第1の傘歯車71は、調整機構70を構成する。
図2に示すように、クラッチスプリング47は、弾性圧縮された状態でアジャストねじ48の遊星歯車機構41側の面とクラッチプレート100の遊星歯車機構41とは反対側の面との間に介在されている。クラッチスプリング47に付勢力により、クラッチプレート100は、モータ2側に押圧される。
クラッチプレート100は、ボール45と山形状突起43と係合によりモータ2と反対側に、クラッチスプリング47によりモータ2側に、それぞれ押圧される。シャフト46にかかるトルクが小さい場合、すなわち、クラッチスプリング47による押圧力がボール45と山形状突起43との係合による押圧力よりも大きい場合には、リングギア42の回転が、キャリア101を通じてシャフト46に伝達される。一方、シャフト46にかかるトルクが大きい場合、すなわち、クラッチスプリング47による押圧力がボール45と山形状突起43との係合による押圧力以下となる場合には、ボール45が山形状突起43を乗り越える。このため、リングギア42の回転は、キャリア101に伝達されない。したがって、シャフト46にも伝達されない。
なお、クラッチスプリング47の弾性圧縮量は、次に説明する調整機構70により調整可能とされている。すなわち、クラッチが切れる際のトルクが調整可能とされている。
調整機構70は、第1の傘歯車71と第2の傘歯車72とを備えている。
第2の傘歯車72は、第1の傘歯車71と直交するとともに、これと噛合する。第2の傘歯車72は、ケース6に回転可能に軸支されている。なお、ケース6には、第2の傘歯車72の軸部72aの周囲に、当該軸部72aと係合可能とされた専用工具80が進入可能とされた開口部6bが設けられている。
調整機構70により、アジャストねじ48の軸方向への変位が可能とされている。このアジャストねじ48の変位により、クラッチスプリング47の弾性圧縮量を調整することができる。
出力部5は、第1のスピンドル51、第2のスピンドル52、及び出力軸53を備えている。
第1のスピンドル51は、モータ軸21と同軸とされている。第1のスピンドル51は、遊星歯車機構41側の端部において、シャフト46とスプライン嵌合されており、当該シャフト46の回転を伝達する。
第2のスピンドル52は、モータ軸21と同軸とされている。第2のスピンドル52は、遊星歯車機構41側の端部において、第1のスピンドル51と連結されており、当該第1のスピンドル51の回転を伝達する。なお、第2のスピンドル52の第1のスピンドル51と連結されている側の端部とは反対側の端部には、ベルルギアが形成されている。
出力軸53は、モータ軸21と直交する軸を有し、その一端がケース6の内部に収容されるとともに他端がケース6の先端部に設けられる開口部6cから突出する。出力軸53のケース6に収容される側の端部には、第2のスピンドル52に形成されているベルルギアと噛合するベルルギアが形成されている。出力軸53は、第2のスピンドル52の回転を伝達する。なお、開口部6cから突出する出力軸53の端部には、ねじ等を締め付けるための工具を取り付けできるチャック90が取り付けられている。
なお、図1(a)に示すように、ケース6において、アジャストねじ48と対応する部位は、透明材料で形成された窓部61とされている。この窓部61の近傍のケース6には、アジャストねじ48の位置と対応するトルクが記載された表示部62が設けられている。
専用工具80を通じて第2の傘歯車72を回転させれば、アジャストねじ48が軸方向へ変位する。このとき、アジャストねじ48の位置と表示部62のトルクとを対応させることにより、そのトルクに対応するようにクラッチスプリング47の弾性圧縮量が変更される。これにより、クラッチ機構44がモータ軸21の回転から第1のスピンドル51への回転伝達を遮断する際に第1のスピンドル51にかかるトルクが変更される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)アングルスクリュードライバー1を構成するモータ軸21と第1のスピンドル51との間にクラッチ機構部4を設けた。クラッチ機構部4は、クラッチスプリング47の弾性圧縮量に基づき決定されるトルクよりも第1のスピンドル51にかかるトルクが大きい場合にモータ軸21の回転から第1のスピンドル51への回転伝達を遮断するクラッチ機構44を備える。このクラッチ機構44に、モータ軸21の軸線方向に変位さすることによりクラッチスプリング47の弾性圧縮量を変更するアジャストねじ48を設けた。これにより、アジャストねじ48の位置の変更を通じて、モータ軸21の回転から第1のスピンドル51への回転伝達を遮断する際のトルクを任意に設定できる。
また、ケース6の先端部、すなわち、第1のスピンドル51とスプライン嵌合される第2のスピンドル52と、この第2のスピンドル52と直交する軸線を有し当該第2のスピンドル52に噛合する出力軸53との間に、クラッチ機構がない。したがって、ケース6の先端部における大型化が抑制される。
(2)クラッチ機構部4に、モータ軸21の回転を減速させて第1のスピンドル51と固定されているキャリア101に伝達する遊星歯車機構41を設けた。より、詳述すると、遊星歯車機構41を構成するリングギア42に複数の山形状突起43を設けるとともに、リングギア42とクラッチプレート100との間に山形状突起43と同数のボール45を介在させた。すなわち、リングギア42がクラッチ機構44の一部を構成するようにした。これにより、減速機構とクラッチ機構とをそれぞれ独立して設ける場合と比較してアングルスクリュードライバー1を構成する部品点数が抑制される。ひいては、アングルスクリュードライバー1の組み立て工数も抑制される。
(3)アングルスクリュードライバー1に第1の傘歯車71と第2の傘歯車72とからなる調整機構70を設けた。第1の傘歯車71は、モータ軸21と同軸の軸線を有し且つアジャストねじ48と噛合する。第2の傘歯車72は、第1の傘歯車71と交差する軸線を有し且つ第1の傘歯車71と噛合するとともに外部から回転操作可能とされている。したがって、アジャストねじ48の位置の調整は、第2の傘歯車72を外部から回転操作することにより行われる。これにより、アジャストねじ48をケース6の内部に収容することができる。アジャストねじ48が外部に露出しないので、ねじ等の締結具を締結する最中に、モータ軸21の回転から第1のスピンドル51への回転伝達を遮断する際のトルクが容易に変更されない。
(4)第2の傘歯車72をケース6の内部に収容した。そして、ケース6に設けられた開口部6bから進入可能とされた専用工具80と係合可能とされた軸部72aを第2の傘歯車72に設けた。これにより、専用工具80がなければアジャストねじ48の位置を調整できない。しいたがって、ねじ等の締結具を締結する最中に、モータ軸21の回転から第1のスピンドル51への回転伝達を遮断する際のトルクが容易に変更されない。
(5)ケース6にアジャストねじ48の位置を視認できる窓部61と、窓部61の近傍に当該窓部61から視認できるアジャストねじ48の位置と対応づけられたトルクを示唆する情報を表示する表示部62と、を設けた。したがって、窓部61を通じてのアジャストねじ48の位置及び表示部62を視認しながら、専用工具80を用いて第2の傘歯車72を回転させることができる。これにより、モータ軸21の回転から第1のスピンドル51への回転伝達を遮断する際のトルクを任意の値に調整しやすい。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、窓部61及び表示部62を省略してもよい。
・上記実施形態において、第2の傘歯車72の軸部72aは、ケース6の外部に露出していてもよい。このように構成すれば、専用工具80を用いなくても第2の傘歯車72を回転させることができる。ひいては、アジャストねじ48の位置を調整することができる。
・上記実施形態において、調整機構70は、第1の傘歯車71と第2の傘歯車72とを有する構成であったが、アジャストねじ48を回転させて、その軸方向の位置を調整できる構成であればよい。
・上記実施形態において、アジャストねじ48の調整を、図1(b)に示すようにケース6の片側のハウジングを外した状態に限定する場合には、調整機構70を省略することもできる。
・上記実施形態において、クラッチ機構部4は、遊星歯車機構41を備えなくてもよい。
・上記実施形態において、アングルスクリュードライバー1は、クラッチ機構部4が有する遊星歯車機構41の他に減速機能を発揮する減速部3を備えていたが、これを省略してもよい。また、減速機能を発揮する構成は、1つに限らず、複数設けてもよい。
・上記実施形態において、アジャストねじ48は、その外周面において第1の傘歯車71の内周面とスプライン嵌合されたが、両者の噛合はこれに限定されない。アジャストねじ48の軸方向における変位を許容する噛合の関係であればよい。また、両者の間に別の部材が介在される構成であってもよい。
・上記実施形態では、第1のスピンドル51と第2のスピンドル52とを有するアングルスクリュードライバー1について説明したが、これらは一体であってもよい。
・上記実施形態では、モータ軸21と直交する軸線を有する出力軸53を採用するアングルスクリュードライバー1について説明したが、モータ軸21の軸線と出力軸53の軸線とが交差するものであれば、本例の構成が適用可能である。
・上記実施形態では、ねじ等の締結具の締め付けに使用するアングルスクリュードライバー1について説明したが、使用の用途は、締結具の締め付けや締め付けの解消に限らない。例えば、チャック90にドリル刃を取り付けて、孔開け加工用の電動ドリルとして使用してもよい。また、出力軸53の先端部をドリル刃として、電動ドリルとして使用してもよい。
次に、上記実施形態及び上記別例より想起される技術的思想について追記する。
(付記1) モータの駆動に連動して回転するとともにモータ軸と同軸に設けられるスピンドルと、このスピンドルに連動して回転するとともにスピンドルに対して交差する出力軸と、を備えるアングル型の電動工具において、
前記モータ軸に連動して回転する回転部材に当接するクラッチプレートと、回転により前記モータ軸の軸方向に変位する調整部材と、前記クラッチプレートと前記調整部材との間に介在されるクラッチスプリングと、を有し、前記クラッチスプリングの弾性圧縮量に基づき決定されるトルクよりも前記スピンドルにかかるトルクが大きい場合に前記クラッチスプリングが弾性圧縮して前記モータ軸から前記スピンドルへの回転伝達を遮断するクラッチ機構部を前記モータ軸と前記スピンドルとの間に設けた電動工具。
(付記2) 付記1に記載の電動工具において、
前記クラッチ機構部は、前記モータの回転を減速させて前記スピンドルに伝達する減速機構を備える電動工具。
(付記3) 付記1又は2に記載の電動工具において、
前記モータ軸と平行な軸線を有し且つ前記調整部材と噛合する第1の傘歯車と、
前記第1の傘歯車と交差する軸線を有し且つ前記第1の傘歯車と噛合するとともに外部から回転操作可能とされた第2の傘歯車と、を備える電動工具。
(付記4) 付記3に記載の電動工具において、
前記第2の傘歯車は、ケース内部に収容され、ケース外部から挿入される専用工具と係合することにより回転操作可能とされた電動工具。
(付記5) 付記1〜4のうちいずれか一項に記載の電動工具において、
電動工具の外装をなすケースは、前記クラッチスプリング及び前記調整部材のうち少なくとも一方の状態をケース外部から視認できる窓部と、
前記窓部の近傍にその窓部から視認できる前記クラッチスプリング及び前記調整部材のうち少なくとも一方の状態と対応づけられたトルクを示唆する情報を表示する表示部と、を備える電動工具。
1…アングルスクリュードライバー(電動工具)、2…モータ、3…減速部、4…クラッチ機構部、5…出力部、6…ケース、6a…支持部、6b,6c…開口部、21…モータ軸、31…減速軸、41…遊星歯車機構(減速機構)、42…リングギア(回転部材)、43…山形状突起、44…クラッチ機構、45…ボール、46…シャフト、47…クラッチスプリング、48…アジャストねじ(調整部材)、51…第1のスピンドル、52…第2のスピンドル、53…出力軸、61…窓部、62…表示部、70…調整機構、71…第1の傘歯車、72…第2の傘歯車、72a…軸部、80…専用工具、90…チャック、100…クラッチプレート、101…キャリア。

Claims (5)

  1. モータの駆動に連動して回転するとともにモータ軸と同軸に設けられるスピンドルと、このスピンドルに連動して回転するとともにスピンドルに対して交差する出力軸と、を備えるアングル型の電動工具において、
    前記モータ軸に連動して回転する回転部材に当接するクラッチプレートと、回転により前記モータ軸の軸方向に変位する調整部材と、前記クラッチプレートと前記調整部材との間に介在されるクラッチスプリングと、を有し、前記クラッチスプリングの弾性圧縮量に基づき決定されるトルクよりも前記スピンドルにかかるトルクが大きい場合に前記クラッチスプリングが弾性圧縮して前記モータ軸から前記スピンドルへの回転伝達を遮断するクラッチ機構部を前記モータ軸と前記スピンドルとの間に設けた電動工具。
  2. 請求項1に記載の電動工具において、
    前記クラッチ機構部は、前記モータの回転を減速させて前記スピンドルに伝達する減速機構を備える電動工具。
  3. 請求項1又は2に記載の電動工具において、
    前記モータ軸と平行な軸線を有し且つ前記調整部材と噛合する第1の傘歯車と、
    前記第1の傘歯車と交差する軸線を有し且つ前記第1の傘歯車と噛合するとともに外部から回転操作可能とされた第2の傘歯車と、を備える電動工具。
  4. 請求項3に記載の電動工具において、
    前記第2の傘歯車は、ケース内部に収容され、ケース外部から挿入される専用工具と係合することにより回転操作可能とされた電動工具。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の電動工具において、
    電動工具の外装をなすケースは、前記クラッチスプリング及び前記調整部材のうち少なくとも一方の状態をケース外部から視認できる窓部と、
    前記窓部の近傍にその窓部から視認できる前記クラッチスプリング及び前記調整部材のうち少なくとも一方の状態と対応づけられたトルクを示唆する情報を表示する表示部と、を備える電動工具。
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