JP2016053675A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー供給室下部でのトナーの滞留を抑制し、トナー供給室内でのトナー循環を良化した現像装置20を提供する。
【解決手段】現像装置20の筺体24を、上部を構成する第一枠体23と底部を形成する第二枠体22を溶着して形成し、第一枠体23側に開口1とトナーシール被溶着フランジ25を設ける。トナーシール被溶着フランジ25の下部を下方に延伸する構成とし、開口1を形成する第一枠体の一部19と、トナー供給室下面を形成する第一枠体の一部18を同一平面上に配置する。前記同一平面は、トナー室下面21と同一平面に配置、またはトナー室下面21より上方に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に用いられる現像装置、プロセスカートリッジ、及びこれを用いた画像形成装置に関するものである。
ここで、画像形成装置とは、電子写真プロセス、静電記録プロセス、磁気記録プロセスなどの公知の各種の画像形成原理・方式を用いて記録媒体に画像を形成する装置である。例えば複写機、プリンタ(例えばレーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、画像表示装置(電子黒板や電子白板)等が含まれる。記録媒体とは、画像形成装置によって画像が形成されるものであって、例えば、用紙、OHTシート、二次転写部材、感光紙、静電記録紙などが含まれる。
カートリッジとは、画像が形成される像担持体、像担持体に作用する画像形成プロセス手段の一部または全てが一体的にカートリッジ化されたものである。そして、画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着されて、記録媒体に画像を形成する画像形成プロセスに寄与するものである。カートリッジには、例えば、プロセスカートリッジ、現像カートリッジ、現像剤カートリッジなどが含まれる。画像形成装置の装置本体は、カートリッジ方式の画像形成装置においてカートリッジを除いた画像形成装置構成部分である。
像担持体としては、電子写真プロセスにおける電子写真感光体、静電記録プロセスにおける静電記録誘電体、磁気記録プロセスにおける磁気記録磁性体、その他の各種の画像形成原理・方式にて潜像が形成されて画像形成が可能な部材が挙げられる。画像形成プロセス手段は像担持体に作用して画像を形成する画像形成プロセス機器である。
現像剤(トナー)は、像担持体に形成された潜像に付着して潜像を現像する磁性または非磁性の顕画微粒粉体である。有彩色のものの他、白色や透明のものもある。
以下、便宜上、プロセスカートリッジ方式の電子写真画像形成装置(画像形成装置とも記す)を例にして説明する。電子写真画像形成装置では、像担持体としての一般にドラム型とされる電子写真感光体、即ち、感光体ドラムを一様に帯電させる。次いで、帯電した感光体ドラムを選択的な露光することによって、感光体ドラム上に静電潜像(静電像)を形成する。
次いで、現像ユニット(現像装置)内のトナー室(現像剤室)に充填された現像剤としてのトナーを搬送部材によって現像剤担持体へ搬送し、感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナー像として現像する。そして、感光体ドラム上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシートなどの記録材(記録媒体)に転写し、更に記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えることでトナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
このような画像形成装置は、一般に、トナー補給や各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。このトナー補給やメンテナンスを容易にするために、感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとしたものが実用化されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができ、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができる。そのため、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
このようなプロセスカートリッジにおいては、コストダウンのため現像ユニットの筺体を現像容器としての第一枠体と、その下部を覆う底部材としての第二枠体の上下二枠体で形成する。
第一枠体側には開口が形成され、現像ユニットは開口を境にトナーが充填されるトナー室と、現像剤担持体にトナーが供給されるトナー供給室(現像剤供給室)に分けられる。トナー室の内部には搬送部材が設置され、前述の通り搬送部材によってトナーを現像剤担持体である現像ローラへ搬送する。従来の構成では、搬送部材の回転中心が現像ローラの回転中心より下方に位置し、トナーを現像剤担持体へくみ上げる構成をとるものもあった。
第一枠体が有する開口の周囲には、トナーシール部材が溶着されるトナーシール被溶着フランジが形成される。これは物流時にトナー室からのトナー漏れを防ぐためのシール部材を設置し、開口を封止するためである。従来の構成ではシール部材をトナー供給室側から設置していたため、フランジはトナー室とトナー供給室の間に延伸していた(特許文献1)。
特開2005−49760号公報(第17頁、図4)
しかしながら、上記のようにフランジがトナー室とトナー供給室の間に延伸する構成では、トナー供給室下部にトナーが滞留し、滞留したトナーを使いきれない可能性があった。
本発明は上記従来技術を更に発展させたものである。本発明の目的は、現像剤供給室の下部で現像剤が滞留することを低減し、現像剤供給室内での現像剤の循環を良化した現像装置を提供することである。また、この現像装置を有するプロセスカートリッジを提供することである。また、これらの現像装置やプロセスカートリッジを用いた画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係る現像装置の代表的な構成は、現像剤が収容された現像剤室と、像担持体に形成された潜像を現像する現像剤担持体が回転可能に配設され、かつ前記現像剤室と連通する開口を有する現像剤供給室と、前記開口を封止するシール部材と、前記現像剤室に回転可能に配設されており、前記現像剤担持体の回転中心よりも下方に回転中心を持ち、前記現像剤室の現像剤を前記開口から前記現像剤供給室へ搬送する搬送部材と、を有し、前記開口を形成する前記現像剤供給室の一部と、前記現像剤供給室の下面の一部は同一平面上に配置され、前記同一平面は現像剤室下面と同一平面に配置、または前記現像剤室下面よりも上方に配置されることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明に係る現像装置の他の代表的な構成は、開口が形成され、現像装置の筺体の上部を構成する第一枠体と、前記筺体の底部を構成する第二枠体と、前記第一枠体と前記第二枠体との結合により前記開口を境に連通して形成された現像剤室および現像剤供給室と、前記開口を封止するシール部材と、前記現像剤供給室に回転可能に配設されており、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤室に回転可能に配設されており、前記現像剤担持体の回転中心よりも下方に回転中心を持ち、前記現像剤室の現像剤を前記開口から前記現像剤供給室へ搬送する搬送部材と、を有し、前記開口を形成する前記第一枠体の一部と、前記現像剤供給室の下面を形成する前記第一枠体の一部は同一平面上に配置され、前記同一平面は現像剤室下面と同一平面に配置、または前記現像剤室下面よりも上方に配置されることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明に係るプロセスカートリッジの代表的な構成は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置の装置本体に対して取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジであって、少なくとも、潜像が形成される回転可能な像担持体と、上記構成の現像装置と、を有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、
記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、潜像が形成される回転可能な像担持体と、上記構成の現像装置と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤供給室の下部で現像剤が滞留することを低減し、現像剤供給室内での現像剤の循環を良化した現像装置を提供することができる。また、この現像装置を有するプロセスカートリッジを提供することができる。また、これらの現像装置やプロセスカートリッジを用いた画像形成装置を提供することができる。
実施例1に係るプロセスカートリッジの現像ローラ周辺の断面模式図である。 実施例1に係る画像形成装置の縦断面模式図である。 (a)は図2における画像形成装置のプロセスカートリッジ部分を抜き出した拡大模式図、(b)は(a)における現像ローラ周辺の拡大模式図である。 (a)は開閉扉が閉じられている状態時の画像形成装置の斜視図、(b)は開閉扉が開かれており、プロセスカートリッジが装着されていない状態時の画像形成装置の斜視図である。 (a)は装置本体に対するプロセスカートリッジの装着要領の説明図、(b)はプロセスカートリッジを駆動側から見た斜視図である。 プロセスカートリッジを駆動側から見た分解斜視図である。 プロセスカートリッジを非駆動側から見た分解斜視図である。 現像ユニットを構成している筺体の分解斜視図である。 実施例2に係るプロセスカートリッジの現像ローラ周辺の断面模式図である。 実施例3に係るプロセスカートリッジの現像ローラ周辺の断面模式図である。 実施例4の説明図である。
[実施例1]
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、以下の説明においては、像担持体としての電子写真感光体ドラム62の回転軸線方向を長手方向とする。また、長手方向において、画像形成装置100の装置本体Aから電子写真感光ドラム62が駆動力を受ける側を駆動側とし、その反対側を非駆動側とする。上下は重力方向において上(上方)と下(下方)である。
本実施例に記載されている構成部品の機能、材質、形状その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<電子写真画像形成装置例の全体的概略構成>
図2は、本発明の一実施の形態である画像形成装置100の縦断面模式図である。この画像形成装置100は、プロセスカートリッジ(以下、カートリッジと記す)Bを装置本体Aに着脱自在とした、電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。
カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、カートリッジBの像担持体としての電子写真感光体ドラム(ドラム型の電子写真感光体:以下、ドラムと記す)62と対向する位置に露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。また、カートリッジBの下側に画像形成対象となる記録媒体(以下、シート材と記す)Pを収納したシートトレイ4が配置されている。
更に、装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
<画像形成プロセス>
図3の(a)は図2におけるカートリッジBの部分の拡大模式図、(b)は(a)における現像ローラ32とその周辺部材の部分の拡大模式図である。図2と図3により、画像形成装置100の画像形成プロセスの概略を説明する。本実施例において、カートリッジBは、大別して、クリーニングユニット60と、現像装置としての現像ユニット20と、の組み立て体である。クリーニングユニット60は、ドラム62、帯電ローラ66、クリーニングブレード77等を有する。現像ユニット20は現像剤担持体としての現像ローラ32等を有する。このカートリッジBについては後に詳しく説明する。
プリントスタート信号に基づいて、ドラム62は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光LはカートリッジBの第一枠体としての現像容器23とクリーニング枠体71の間を通り、ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、現像装置としての現像ユニット20において、トナー室(現像剤室)29内の現像剤としてのトナー(本実施例では一成分磁性現像剤)Tは、第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50の回転によって撹拌される。かつ、トナー室29内のトナーTがトナー供給室(現像剤供給室)28から遠い奥側からトナー供給室28に向かって逐次に搬送されてトナー供給室28に送り出される。
トナー供給室28には矢印K方向に所定の周速度をもって回転駆動される現像剤担持体としての現像ローラ32が配設されている。そして、トナー供給室28のトナーTは現像ローラ32の内部に非回転に固定されて配設されたマグネットローラ34(磁石)の磁力により現像ローラ32の表面に担持される。
現像ローラ32の表面に担持されたトナーTは、現像ブレード42によって、摩擦帯電されつつ現像ローラ周面の層厚が規制される。そして、そのトナーTが、現像ローラ32とドラム62との対向隙間部である現像部Mにおいて静電潜像に応じてドラム62へ転移して、静電潜像がトナー像として可視像化(現像)される。潜像の現像に供されなかった現像ローラ上のトナーは引き続く現像ローラ32の回転でトナー供給室28に戻し搬送される。
一方、露光装置3からのレーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5cによって、装置本体Aの下部のシートトレイ4に積載されて収納されているシート材Pが一枚宛て給送される。そして、そのシート材Pが転写ガイド6を経由して、ドラム62と転写ローラ7との当接ニップ部である転写位置へ供給されて挟持搬送される。この転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに順次転写されていく。
トナー像が転写されたシート材Pはドラム62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの定着ニップ部を通過する。このニップ部で加圧・加熱定着処理が行われてトナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは排出ローラ対10まで搬送され排出トレイ11に排出される。
また、シート材Pに対するトナー像転写後のドラム62はクリーニングブレード77により外周面上の残留トナーが除去されて、再び、画像形成プロセスに使用される。ドラム62から除去されたトナーはクリーニングユニット60の廃トナー室71bに貯蔵される。上記において、帯電ローラ66、現像ローラ32、クリーニングブレード77がドラム62に作用するプロセス手段である。
<カートリッジ着脱>
次に、装置本体Aに対するカートリッジBの着脱について説明する。図4の(a)は画像形成装置100を非駆動側から見た外観斜視模式図である。本実施例の画像形成装置100はこの非駆動側が正面側(手前側)であり、その反対側である駆動側が背面側(奥側)である。装置本体Aの正面側である非駆動側板16には、図4の(b)のように、カートリッジ挿入口17が設けられている。非駆動側板16の外面側にはそのカートリッジ挿入口17を開閉するための開閉扉13が配設されている。
開閉扉13は下辺側のヒンジ部(不図示)を中心に非駆動側板16に対して立て起こし回動して、図4の(a)のように、カートリッジ挿入口17を閉鎖した閉じ位置に移動操作することができる。また、その閉じ位置から非駆動側板16の手前側にほぼ水平に倒し回動して、図4の(b)、図5の(a)のように、カートリッジ挿入口17を開放した開き位置に移動操作することができる。開閉扉13を開き位置に移動してカートリッジ挿入口17を開放した状態において、カートリッジ挿入口17を通してカートリッジBを装置本体A内のカートリッジ装着部に着脱操作することができる。
なお、シートトレイ4は装置本体A内から正面側に引出してシート材Pの補充作業をすることができる。そして、逆に押し込み移動して装置本体内の所定位置に戻すことができるようになっている(フロントローディング方式)。
装置本体A内のカートリッジ装着部には、カートリッジBの底面(現像ユニット20の底面)を受けて、カートリッジBを装置本体A内の手前側から奥側に向かう装着方向およびその逆の取り出し方向に案内するためのガイドレール12が配設されている。
装置本体Aに対するカートリッジBの装着は、図5の(a)のように、開閉扉13を開いてカートリッジ挿入口17を開放する。カートリッジ挿入口17から装置本体A内にカートリッジBを駆動側を先にして挿入してカートリッジBの駆動側の底面をガイドレール12上に載せて受けさせる。そして、そのカートリッジBを、ガイドレール12上を滑走させながら装置本体A内の手前側から奥側に図中矢印C方向に押し込んで挿入する。
十分に押し込んで挿入すると、カートリッジBの駆動側が装置本体Aの駆動側の受け部(不図示)に受け止められることで、それ以上の押し込み移動が阻止される。そうしたら、開閉扉13を閉じ込んでカートリッジ挿入口17を閉鎖する。これにより、装置本体Aに対するカートリッジBの装着を完了する。この状態において画像形成装置100は画像形成動作が可能な状態となる。
なお、装着するカートリッジBが未使用新品のカートリッジである場合には、その装着に際して、現像ユニット20のトナー室29とトナー供給室28との間のフランジ25(図1)が有する開口1を封止しているシール部材45の除去操作をする。シール部材45が取り除かれて開口1が開封されることで、トナー室29とトナー供給室28とが開口1を介して連通してトナー室29側に収容されているトナーTをトナー供給室28に搬送して供給することが可能となる。シール部材45の除去要領については後述する。
カートリッジBが装置本体A内のカートリッジ装着部に所定に装着されている状態において、カートリッジBの駆動側の駆動力受け部63a(図5の(b))が装置本体Aの駆動側の駆動軸14(図4の(b))に対応している。駆動軸14は装置本体A側のモータ(不図示)により駆動され、駆動軸14の駆動力が駆動力受け部63aに伝達される構成になっている。これにより、駆動力受け部63aと結合しているドラム62が装置本体Aから駆動力を受けて回転駆動される。
また、ドラム62の回転駆動力が動力伝達機構部(不図示)を介して現像ユニット20の、現像ローラ32、第1〜第3の搬送部材43・44・50、廃トナー搬送部材54等の被駆動部材に伝達されて、それらの部材の駆動がなされる。さらに、帯電ローラ66や現像ローラ32には装置本体Aの給電部(不図示)より給電(所定のバイアス印加)がなされる。
また、装置本体Aに装着されているカートリッジBの取り出しは上記の装着の場合とは逆の手順でなされる。即ち、開閉扉13を開いてカートリッジ挿入口17を開放し、装置本体Aに装着されているカートリッジBをカートリッジ挿入口17から手前側に引いてガイドレール12上を滑走させながらカートリッジ挿入口17から装置本体外に抜き外す。
<カートリッジBの支持>
装置本体Aに装着されているカートリッジBの装置本体A内での支持構成を主として図4の(b)、図5の(b)を参照して説明する。装置本体AにはカートリッジBを支持するための駆動側板15と非駆動側板16が設けられている。駆動側板15には駆動側第1支持部15a、駆動側第2支持部15b及びカートリッジBの回転支持部としての長穴15cが設けられている。また、非駆動側板16には非駆動側第1支持部16a、非駆動側第2支持部16bが設けられている。
より具体的には、カートリッジBの駆動側のドラム軸受73に設けられた支持部73bが駆動側第1支持部15aと駆動側第2支持部15bにより支持される。また、カートリッジBの駆動側ドラムサイド部材69に設けられたボス69fが長穴15cにより支持される。また、カートリッジBの非駆動側においてクリーニング枠体71に設けられた非駆動側第1突部71fと非駆動側第2突部71gがそれぞれ非駆動側第1支持部16aと非駆動側第2支持部16bにより支持される。
上記の駆動側と非駆動側との支持構成により、カートリッジBは装置本体A内のカートリッジ装着部に支持される。
<カートリッジBの全体構成>
次にカートリッジBの全体構成について図3、図5〜図7を用いて説明する。図6はカートリッジBの分解斜視模式図であり、駆動側から見た図である。図7もカートリッジBの分解斜視模式図であり、非駆動側から見た図である。各図において、各部品を結合する際のビスに関しては省略して説明する。
本実施例におけるカートリッジBは、大別して、クリーニングユニット60と、現像装置としての現像ユニット20と、の組み立て体(所謂一体型のプロセスカートリッジ)である。
主として図3を参照して、クリーニングユニット60は、ドラム62と、帯電ローラ66と、クリーニング部材77と、これらを支持するクリーニング枠体71と、クリーニング枠体71に溶着等で固定された蓋部材72を有する。クリーニングユニット60において、帯電ローラ66、クリーニング部材77は、それぞれドラム62の外周面上に接触して配置される。
クリーニング部材77は、弾性材料としてのゴムで形成されたブレード状の弾性部材であるゴムブレード77aと、ゴムブレードを支持する支持部材77bと、を有する。クリーニング部材77は支持部材77bがシール部材82を介してクリーニング枠体71に取り付けられて配設されている。ゴムブレード77aは、ドラム62の回転方向に対してカウンター方向にドラム62に当接されている。即ち、ゴムブレード77aは、その先端部がドラム62の回転方向の上流側を向くように、ドラム62に当接されている。
クリーニング部材77によってドラム62の表面から除去された廃トナーは、廃トナー搬送部材54によりクリーニング枠体77と蓋部材72によって形成された廃トナー室71bに搬送される。廃トナー搬送部材54はクランク部材86と係合し、クランク部材86から駆動伝達されることで図中矢印Q方向に回転し廃トナーを搬送する。
また廃トナー室71bの廃トナーが漏れることを防止するためのスクイシート65がドラム62に当接するようにしてドラム62に対向するクリーニング枠体71の縁部に設けられている。
ドラム62はクリーニングユニット60に駆動源である本体駆動モータ(不図示)の駆動力を伝達することにより、画像形成動作に応じて、図中矢印R方向に回転駆動される。帯電ローラ66は、クリーニング枠体71の長手方向(ドラム62の回転軸線方向と略平行)の両端部側において、帯電ローラ軸受67を介し、クリーニングユニット60に回転可能に取り付けられている。帯電ローラ66は、帯電ローラ軸受67が付勢部材68によりドラム62に向けて加圧されることでドラム62に圧接されている。帯電ローラ66はドラム62の回転に従動回転する。
現像ユニット20は、現像ローラ32と、現像ローラ32を支持する第一枠体23と、現像ブレード42等を有する。現像ローラ32内にはマグネットローラ(磁石)34が非回転に固定されて設けられている。また現像ユニット20において、現像ローラ32上のトナー層を規制するための現像ブレード42が配置されている。現像ローラ32には間隔保持部材(スペーサコロ)38が現像ローラ32の両端部に取り付けられており、間隔保持部材38とドラム62が当接することで、現像ローラ32はドラム62と現像部Mにおいて所定の微少な隙間をもって対向して保持される。
また、現像ユニット20からトナーが漏れることを防止するための吹き出し防止シート33が現像ローラ32に当接するようにして、現像ローラ32に対向する底部材としての第二枠体22の縁部に設けられている。更に、第一枠体23と第二枠体22によって形成されたトナー室29には、第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50が設けられている。第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50は、トナー室29に収容されたトナーTを撹拌すると共に、トナー供給室28へトナーTを逐次に搬送する。
即ち、トナー室29内のトナーTは搬送部材43、44、50によって撹拌され、かつ、トナー室29内をトナー供給室28から遠い奥側からトナー供給室28に向かって搬送されてトナー供給室28に送り出され、現像ローラ32に供給される。
カートリッジBは上記のようなクリーニングユニット60と現像ユニット20とを合体して構成されている。主として図6と図7を参照して、クリーニングユニット60には、クリーニング枠体71、蓋部材72、ドラム62、ドラム62を回転支持するための駆動側のドラム軸受73及び非駆動側のドラム軸78が設けられている。
ドラム62は、駆動側に設けられたドラムフランジ63をドラム軸受73の穴部73aに挿入し回転可能に支持する。そして非駆動側はドラム軸78がクリーニング枠体71に設けられた穴部71cに圧入され、そして非駆動側ドラムフランジ64の穴部(不図示)を回転可能に支持する構成である。
駆動側ドラムフランジ63の先端部には装置本体Aの駆動側の駆動軸14(図4の(b))に対応する駆動力受け部63aが設けられている。また、駆動側ドラムフランジ63には現像ローラ32の駆動側に設けられた現像ローラギア39に駆動を伝達するためのフランジギア部63bが設けられている。そして、現像ユニット20を支持するための駆動側ドラムサイド部材69と、非駆動側ドラムサイド部材70がクリーニング枠体71の両端側に設けられている。
駆動側ドラムサイド部材69は、クリーニング枠体71の駆動側に設けられたボス71aとクリーニング枠体71に取り付けられたドラム軸受73の支持部73bに対して、長穴部69d、位置決め穴69cが挿入される。これにより駆動側ドラムサイド部材69がクリーニング枠体71の駆動側に位置めされて固定される。
また、非駆動側ドラムサイド部材70は、クリーニング枠体71の非駆動側に設けられたボス71dとドラム軸78を挿入する円筒ボス71eの外径部に対して、長穴部70d、位置決め穴70cが挿入される。これにより非駆動側ドラムサイド部材70がクリーニング枠体71の非駆動側に位置めされて固定される。
一方、現像ユニット20は、第一枠体23、第二枠体22、駆動側現像サイド部材26、非駆動側現像サイド部材27、現像ブレード42、現像ローラ32等からなる。現像ローラ32は第一枠体23の両端に設けられた軸受部材37により回転可能に第一枠体23に取り付けられている。そして、クリーニングユニット60に対し、現像ユニット20を駆動側ドラムサイド部材69と非駆動側ドラムサイド部材70でスライド可能に支持することによってカートリッジBを構成する。
具体的には、現像ユニット20の長手方向両端部には、駆動側現像サイド部材26に現像第1支持部26a、現像第2支持部26bが形成されている。非駆動側現像サイド部材27に現像第3支持部27a、現像第4支持部27bが形成されている。
これら支持部が駆動側ドラムサイド部材69に設けられた第1長穴69a、第2長穴69b、及び非駆動側ドラムサイド部材70に設けられた第3長穴70a、第4長穴70bにそれぞれ係合する。そして現像ユニット20は、駆動側ドラムサイド部材69と非駆動側ドラムサイド部材70を介してクリーニングユニット60に支持される構成となっている。
また、駆動側付勢部材46Rの第1穴部46Raが駆動側ドラムサイド部材69のボス69eに掛けられ、第2穴部46Rbが駆動側現像サイド部材26のボス26cに掛けられている。また、非駆動側付勢部材46Fの第1穴部46Faは非駆動側ドラムサイド部材70のボス70eに掛けられ、第2穴部46Fbが非駆動側現像サイド部材27のボス27cに掛けられている。
本実施例においては、駆動側付勢部材46R、非駆動側付勢部材46Fは引っ張りバネで形成されている。このバネの付勢力により現像ユニット20をクリーニングユニット60に付勢させることで現像ローラ32をドラム62の方向へ確実に押し付けるよう構成する。そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材38によって、現像ローラ32はドラム62に対して所定の僅少な間隔をもって保持される。
<現像ローラ周辺の構成>
次に、現像ユニット20にける現像ローラ32の周辺の構成を、図1、図8を用いて説明する。図1はカートリッジBの現像ローラ32の周辺の断面図である。図8は現像ユニット20の筺体24を説明する分解斜視模式図である。
図8に示すように、現像ユニット20の筺体24は、第一枠体23と第二枠体22から構成され、第二枠体22が底を形成し、その上部に第一枠体23が溶着される。第一枠体23には開口1が形成され、開口1を境として現像ユニット20の内部はトナー室29とトナー供給室28の2室に区切られる(区画される)。
第一枠体23は、開口1周辺に、トナーシール被溶着フランジ25を有する。未使用新品状態のカートリッジBが装置本体Aに挿入される前は、図1に示すように、トナーシール部材45がフランジ25に対してトナー室29側から溶着されている。即ち、フランジ25はトナー供給室28とトナー室29との間に配設されており、トナー供給室28とトナー室29とを連通させる開口1が形成され、開口1を封止するシール部材45が取り付けられる。
このように、開口1がシール部材45で封止されており、トナー室29に充填されているトナーTがトナー供給室28に流入することが阻止されている。シール部材45は、未使用新品状態のカートリッジBの物流時には開口1を封止した状態に維持してカートリッジBからのトナー漏れを防いでいる。
未使用新品状態のカートリッジBを装置本体Aに装着して画像形成に使用する場合には、カートリッジBを装置本体Aに装着する前に、シール部材45をフランジ25からはがして除去する必要がある。シール部材45を除去することで、トナー室29とトナー供給室28が開口1によって連通してトナー室29側からトナー供給室28へのトナーの流出が可能となる。
シール部材45をフランジ25からはがして除去する方法としは、例えば、シール部材45の端部を第一枠体23の外側へ露出させユーザが引っ張って抜き取る方法がとられる。あるいは、カートリッジ内部のシール巻き取り機構によってシール部材45を引きはがす方法がとられる。
第1搬送部材43はトナー室29内に設置される。第1搬送部材43は矢印U方向に回転駆動されて、トナー室29に収容されたトナーを撹拌すると共に、トナー供給室28へトナーを搬送する。第1搬送部材43は現像ローラ32の回転中心O32より下方に回転中心O43を持つ。そのため、第1搬送部材43は上方に位置する現像ローラ32に対してトナーTをくみ上げる様にして搬送する。
フランジ25の下部は下方に延伸している。そのため、開口1を形成する第一枠体23の一部19、トナー供給室28の下面を形成する第一枠体23の一部18を同一平面上に配置することができる。この同一平面上には、シール部材45近傍のトナー室下面(現像剤室下面)21も配置される。
トナー室下面21、開口1を形成する第一枠体23の一部19、トナー供給室下面を形成する第一枠体23の一部18は同一平面上に存在し、トナー供給室28内でトナーが滞留する可能性のある領域を無くしている。第1搬送部材43の回転で搬送されるトナー室29内のトナーは開口1を通過してトナー供給室28から現像ローラ32に供給されるため、トナー供給室28の下部でトナーが滞留しない構成となる。
前述したように、現像ローラ32の内部にはマグネットローラ34が設置されている。そして、トナー供給室28の下面(現像剤供給室下面)を形成する第一枠体23の一部18は、マグネットローラ34の磁力によって一成分磁性現像剤であるトナーTが現像ローラ32に保持される距離範囲Sの範囲内に設けられている。トナー供給室28の下部のトナーを現像ローラ32にひきつける事が可能となり、トナーが現像ローラ32の回転に伴って搬送されるため、トナー供給室28内のトナー循環が良化する。
[実施例2]
次に、本発明の実施例2の形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施例2においては、前述した実施例1と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは前述の実施例1と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
本実施例2の形態における現像ローラ32の周辺の構成を、図9を用いて説明する。図9は、図1と同様に、現像ユニット20にける現像ローラ32の周辺の断面図である。
本実施例2では、開口1を形成する第一枠体23の一部19、トナー供給室28の下面を形成する第一枠体23の一部18が同一平面上に配置される。トナー室29側では、トナーシール部材45の近傍において、開口1から下方に向かってトナー室29の下面21が形成される。
開口1を形成する第一枠体23の一部19、トナー供給室28の下面を形成する第一枠体23の一部18が存在する平面は、シール部材45近傍のトナー室下面21よりも上方に配置されている。これにより、トナー供給室28内でトナーが滞留する可能性のある領域を無くしている。
本実施例2においても、実施例1と同様に、第1搬送部材43の回転で搬送されるトナー室29内のトナーは開口1を通過してトナー供給室28から現像ローラ32に供給されるため、トナー供給室28の下部でトナーが滞留しない構成となる。
[実施例3]
次に、本発明の実施例3の形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施例3においては、前述した実施例1や2と異なる部分について詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは前述の実施例と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
本実施例3の形態における現像ローラ32の周辺の構成を、図10を用いて説明する。図10は、図1や図9と同様に、現像ユニット20にける現像ローラ32の周辺の断面図である。
本実施例3では、開口1を形成する第一枠体23の一部19、トナー供給室28の下面を形成する第一枠体23の一部18が同一平面上に配置される。トナー室29側では、シール部材45近傍において、フランジ25から下方に向かってトナー室下面21が形成される。
開口1を形成する第一枠体23の一部19、トナー供給室28の下面を形成する第一枠体23の一部18が存在する平面は、シール部材45近傍のトナー室下面21よりも上方に配置されている。これにより、トナー供給室28内でトナーが滞留する可能性のある領域を無くしている。
本実施例3においても、実施例1や2と同様に、第1搬送部材43の回転で搬送されるトナー室29内のトナーは開口1を通過してトナー供給室28から現像ローラ32に供給されるため、トナー供給室28の下部でトナーが滞留しない構成となる。
[実施例4]
実施例1乃至3において、開口1を封止するシール部材45の取り付け形態は、図11の(a)〜(c)のような形態にすることもできる。
(a)は、シール部材45の下縁部45aがトナー供給室28側に折り曲げられて開口1を形成するトナー供給室28の一部19に溶着(接着)されている。シール部材45の上縁部45bがフランジ25のトナー室29側の面に溶着されている。この形態にてシール部材45が取り付けられて開口1が封止されている。
(b)は、シール部材45の下縁部45aがフランジ25のトナー室29側の面に溶着されている。シール部材45の上縁部45bがトナー供給室28側に折り曲げられて開口1を形成するトナー供給室28の一部に溶着されている。この形態にてシール部材45が取り付けられて開口1が封止されている。
(c)は、シール部材45の下縁部45aと上縁部45bが共にトナー供給室28側に折り曲げられて開口1を形成するトナー供給室28の一部に溶着されている。この形態にてシール部材45が取り付けられて開口1が封止されている。
[その他の事項]
(1)実施例1−3においては現像装置20を現像ユニットとして、像担持体としての電子写真感光体ドラム62を有するクリーニングユニット60との組み立て体である所謂一体型のプロセスカートリッジBの形態として用いている。しかし、現像装置20はそれ単独で装置本体Aに対して取り外し可能に装着される現像カートリッジの形態で用いることもできる。また、現像装置20は装置本体Aに据え置き設置した形態で用いることもできる。
(2)像担持体62は実施例のドラム型に限られない。可撓性を有するエンドレスベルト型の形態のものにすることもできる。
(3)現像装置20の現像方式は実施例の一成分磁性現像剤を用いる現像方式に限られない。一成分非磁性現像剤を用いる現像方式や所謂二成分系現像剤を用いる現像方式であってもよい。
(4)画像形成装置の画像形成部の画像形成原理や作像プロセスは実施例の電子写真方式に限られない。像担持体として誘電体を用いる静電記録方式、磁性体を用いる磁気記録方式などであってもよい。転写方式でなく、記録媒体(像担持体)として感光紙(エレクトロファックス紙)や静電記録紙を用いてそれに直接に画像形成する直接方式の画像形成装置であってもよい。
100・・画像形成装置、A・・装置本体、B・・・プロセスカートリッジ、P・・記録媒体、T・・現像剤(トナー)、20・・現像装置(現像ユニット)、24・・現像装置の筐体、23・・第一枠体、22・・第二枠体、18・・第一枠体の一部、19・・第一枠体の一部、25・・フランジ、1・・開口、28・・現像剤供給室、29・・現像剤室、21・・現像剤室下面、32・・現像剤担持体、43・・搬送部材、45・・シール部材、62・・像担持体、O32・・現像剤担持体の回転中心、O43・・搬送部材の回転中心

Claims (12)

  1. 現像剤が収容された現像剤室と、
    像担持体に形成された潜像を現像する現像剤担持体が回転可能に配設され、かつ前記現像剤室と連通する開口を有する現像剤供給室と、
    前記開口を封止するシール部材と、
    前記現像剤室に回転可能に配設されており、前記現像剤担持体の回転中心よりも下方に回転中心を持ち、前記現像剤室の現像剤を前記開口から前記現像剤供給室へ搬送する搬送部材と、を有し、
    前記開口を形成する前記現像剤供給室の一部と、前記現像剤供給室の下面の一部は同一平面上に配置され、前記同一平面は現像剤室下面と同一平面に配置、または前記現像剤室下面よりも上方に配置されることを特徴とする現像装置。
  2. 開口が形成され、現像装置の筺体の上部を構成する第一枠体と、
    前記筺体の底部を構成する第二枠体と、
    前記第一枠体と前記第二枠体との結合により前記開口を境に連通して形成された現像剤室および現像剤供給室と、
    前記開口を封止するシール部材と、
    前記現像剤供給室に回転可能に配設されており、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤室に回転可能に配設されており、前記現像剤担持体の回転中心よりも下方に回転中心を持ち、前記現像剤室の現像剤を前記開口から前記現像剤供給室へ搬送する搬送部材と、を有し、
    前記開口を形成する前記第一枠体の一部と、前記現像剤供給室の下面を形成する前記第一枠体の一部は同一平面上に配置され、前記同一平面は現像剤室下面と同一平面に配置、または前記現像剤室下面よりも上方に配置されることを特徴とする現像装置。
  3. 前記現像剤が一成分磁性現像剤であり、前記現像剤担持体の内部に非回転に固定されて配設された磁石を有し、前記現像剤担持体の下方の現像剤供給室下面は、前記磁石の磁力によって前記現像剤が前記現像剤担持体に保持される距離範囲の範囲内に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記開口が形成されたフランジを有し、前記フランジの下部は下方に延伸していることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の現像装置。
  5. 前記フランジの前記現像剤室の側に前記開口を封止する前記シール部材が取り付けられている特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記現像装置が記録媒体に画像を形成する画像形成装置の装置本体に対して取り外し可能に装着される現像カートリッジであることを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載の現像装置。
  7. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置の装置本体に対して取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジであって、少なくとも、潜像が形成される回転可能な像担持体と、請求項1ないし5の何れか一項に記載の現像装置と、を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 前記像担持体がドラム型またはエンドレスベルト型の電子写真感光体であることを特徴とする請求項7に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、潜像が形成される回転可能な像担持体と、請求項1ないし5の何れか一項に記載の現像装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記現像装置が前記画像形成装置の装置本体に対して取り外し可能に装着される現像カートリッジであることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 少なくとも、前記像担持体と前記現像装置が前記画像形成装置の装置本体に対して取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジであることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 前記像担持体がドラム型またはエンドレスベルト型の電子写真感光体であることを特徴とする請求項9ないし11の何れか一項に記載の画像形成装置。
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