JP2016053565A - 干渉型光ファイバセンサシステム及び干渉型光ファイバセンサヘッド - Google Patents

干渉型光ファイバセンサシステム及び干渉型光ファイバセンサヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で環境による影響を低減させる干渉型光ファイバセンサシステム及び干渉型光ファイバセンサヘッドを提供する。
【解決手段】干渉型光ファイバセンサシステム1は、光源11と、光源11と光学的に接続された第1カプラ12と、測定光L2を入力する第1光経路13と、参照光L3を入力する第2光経路14と、第1光経路13及び第2光経路14を結合する第2カプラ18と、測定光L2及び参照光L3の変調を計測する光検出器19と、加えられた応力によって測定光L2及び参照光L3を変調させるコイル20と、を備える。第1光経路13における光学長と第2光経路14における光学長とは等しく、第1光経路13は第1遅延線15を有し、第2光経路14は第2遅延線16を有し、コイル20は、第1遅延線15と第2カプラ18との間、及び第2遅延線16と第1カプラ12との間に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、干渉型光ファイバセンサシステム及び干渉型光ファイバセンサヘッドに関するものである。
特許文献1には、センシングアームとリファレンスアームとを備えた干渉型光ファイバセンサが記載されている。センシングアーム及びリファレンスアームには、温度ドリフトを抑制するための温度補償用ファイバが設けられている。特許文献2には、センサ部の前後に遅延ファイバが挿入された干渉型光ファイバセンサが記載されている。この干渉型光ファイバセンサでは、カプラによって光を分岐させ、分岐させた一方の光に遅延を付与する。そして、分岐させた他方の光と遅延が付与された光とをカプラによって再度結合させる。このように再度結合された光をセンサに入力させる。
特開2005−241298号公報 特開2013−174563号公報
特許文献1に記載された干渉型光ファイバセンサでは、温度補償用ファイバとして特殊なファイバを用いているため、製造等のコストの増加が懸念される。特許文献2に記載された干渉型光ファイバセンサは、光の分岐、遅延の付与及び光の結合を行うための構成を複数備えているので、構造が複雑である。また、上述したような干渉型光ファイバセンサでは、測定光及び参照光の変調を確実に計測できるようにするため、外部の環境による影響を抑制することが望まれている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で環境による影響を低減させることができる干渉型光ファイバセンサシステム及び干渉型光ファイバセンサヘッドを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一側面に係る干渉型光ファイバセンサシステムは、光源と、光源と光学的に接続された第1カプラと、第1カプラと光学的に接続され、第1カプラから分岐された測定光及び参照光の一方を入力する第1光経路と、第1カプラと光学的に接続され、測定光及び参照光の他方を入力する第2光経路と、第1光経路及び第2光経路を結合する第2カプラと、第2カプラによって結合された光に基づいて、測定光及び参照光の変調を計測する計測部と、加えられた応力によって測定光及び参照光を変調させる変調部と、を備え、第1光経路は、第1遅延線を有し、第2光経路は、第2遅延線を有し、第1光経路における光学長と第2光経路における光学長とは互いに等しく、変調部は、第1遅延線と第2カプラとの間、及び第2遅延線と第1カプラとの間に設けられている。
また、本発明の一側面に係る干渉型光ファイバセンサヘッドは、測定光及び参照光の一方を入力する第1光経路と、測定光及び参照光の他方を入力する第2光経路と、第1光経路及び第2光経路が巻かれたコイルと、を備え、第1光経路は、コイルよりも入力端側に位置する第1遅延線を有し、第2光経路は、コイルよりも出力端側に位置する第2遅延線を有し、第1光経路における光学長と第2光経路における光学長とは等しい。
本発明によれば、簡易な構成で環境による影響を低減させることができる。
図1は、第1実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステムを示す図である。 図2は、光検出器によって検出される信号の波形の例を示すグラフである。 図3は、第2実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステムを示す図である。 図4は、第3実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステムを示す図である。 図5は、第4実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステムを示す図である。 図6は、光学装置を示す概略構成図である。 図7は、第5実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステムを示す図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。(1)本発明の一側面に係る干渉型光ファイバセンサシステムは、光源と、光源と光学的に接続された第1カプラと、第1カプラと光学的に接続され、第1カプラから分岐された測定光及び参照光の一方を入力する第1光経路と、第1カプラと光学的に接続され、測定光及び参照光の他方を入力する第2光経路と、第1光経路及び第2光経路を結合する第2カプラと、第2カプラによって結合された光に基づいて、測定光及び参照光の変調を計測する計測部と、加えられた応力によって測定光及び参照光を変調させる変調部と、を備え、第1光経路は、第1遅延線を有し、第2光経路は、第2遅延線を有し、第1光経路における光学長と第2光経路における光学長とは互いに等しく、変調部は、第1遅延線と第2カプラとの間、及び第2遅延線と第1カプラとの間に設けられている。
本発明の一側面に係る干渉型光ファイバセンサシステムでは、第1遅延線と第2遅延線とを備えることによって測定光と参照光の位相が揃えられる。また、変調部によって、応力が加えられると測定光及び参照光が変調される。そして、変調された測定光及び参照光の一方が第2遅延線に入力されることによって他方よりも遅延される。従って、計測部は、測定光と参照光とを選択的に抽出することができる。よって、簡易な構成で環境による影響を低減させることができ、計測部は測定光及び参照光の変調を確実に計測することができる。
(2)上記の干渉型光ファイバセンサシステムでは、変調部は、共通の芯に巻かれた第1光経路及び第2光経路を含むコイルであってもよい。これにより、変調部における第1光経路と第2光経路とを同一の環境とすることができる。従って、計測部は、環境による影響が低減された状態で測定光及び参照光の変調を計測することができる。
(3)上記の干渉型光ファイバセンサシステムでは、第1遅延線によって生じる遅延時間と、第2遅延線によって生じる遅延時間と、は互いに等しくてもよい。これにより、簡易な構成で測定光及び参照光の位相を揃えることができる。
(4)上記の干渉型光ファイバセンサシステムでは、計測部は、第2遅延線から出力されたゴースト信号を除去してもよい。これにより、不要な信号を除去し、計測精度を高めることができる。
(5)上記の干渉型光ファイバセンサシステムでは、第1カプラと第2カプラは共通であり、第1光経路と第2光経路は共通であり、第1遅延線と第2遅延線は共通であってもよい。この場合、光経路を同一の環境に配置することができるので、外部環境による影響を受けにくくすることができる。また、光経路を共通とすることによって、光学長を一致させる構成を容易に実現させることができ、検出感度を容易に高めることができる。
(6)上記の干渉型光ファイバセンサシステムでは、第1光経路及び第2光経路は、互いに間隔を有して芯に巻かれており、第1遅延線によって生じる遅延時間と第2遅延線によって生じる遅延時間とは、共に応力が間隔を伝搬する時間よりも長くてもよい。これにより、各遅延線による遅延時間に対して、応力が間隔を伝搬する時間の影響を小さくすることができる。従って、上記遅延時間を相対的に長くすることによって、計測部は、測定光及び参照光の変調をより確実に抽出することができる。
(7)上記の干渉型光ファイバセンサシステムでは、応力は、音響波として伝搬してもよい。
(8)上記の干渉型光ファイバセンサシステムでは、第1光経路の少なくとも一部を構成する第1コアと、第2光経路の少なくとも一部を構成する第2コアと、を含むマルチコアファイバを備えていてもよい。これにより、構成を簡単にすることができる。
(9)上記の干渉型光ファイバセンサシステムでは、マルチコアファイバの第1コアの一端に光学的に接続される第1シングルコアファイバと、マルチコアファイバの第2コアの一端に光学的に接続される第2シングルコアファイバと、マルチコアファイバの第1コアの他端に光学的に接続される第3シングルコアファイバと、マルチコアファイバの第2コアの他端に光学的に接続される第4シングルコアファイバと、を備え、第1シングルコアファイバは第1遅延線を有し、第4シングルコアファイバは第2遅延線を有していてもよい。
(10)本発明の一側面に係る干渉型光ファイバセンサヘッドは、測定光及び参照光の一方を入力する第1光経路と、測定光及び参照光の他方を入力する第2光経路と、第1光経路及び第2光経路が巻かれたコイルと、を備え、第1光経路は、コイルよりも入力端側に位置する第1遅延線を有し、第2光経路は、コイルよりも出力端側に位置する第2遅延線を有し、第1光経路における光学長と第2光経路における光学長とは等しい。この干渉型光ファイバセンサヘッドでは、コイルに応力が加えられると測定光及び参照光に変調が加えられる。そして、変調が加えられた測定光及び参照光の一方が第2遅延線に入力されて他方よりも遅延される。よって、測定光と参照光とを選択的に抽出することができ、上述した干渉型光ファイバセンサシステムと同様の効果が得られる。
(11)上記の干渉型光ファイバセンサヘッドでは、第1遅延線によって生じる遅延時間と、第2遅延線によって生じる遅延時間と、は互いに等しくてもよい。これにより、上記同様、第1遅延線及び第2遅延線の構成を簡単にすることができる。
(12)上記の干渉型光ファイバセンサヘッドでは、第1光経路及び第2光経路は、互いに間隔を有してコイルの芯に巻かれており、第1遅延線によって生じる遅延時間と第2遅延線によって生じる遅延時間とは、共にコイルにおける応力が間隔を伝搬する時間よりも長くてもよい。これにより、上記同様、計測部は、測定光と参照光とをより確実に抽出することができる。
(13)上記の干渉型光ファイバセンサヘッドでは、第1光経路と第2光経路は共通であり、第1遅延線と第2遅延線は共通であってもよい。これにより、光経路を同一の環境に配置することができるので、外部環境による影響を受けにくくすることができる。また、光経路を共通とすることによって、光学長を一致させる構成を容易に実現させることができ、検出感度を容易に高めることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステム及び干渉型光ファイバセンサヘッドの具体例を図面を参照しつつ説明する。なお、本発明は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステム1の構成を示す図である。図1に示されるように、干渉型光ファイバセンサシステム1は、光源11と、第1カプラ12と、第1光経路13と、第2光経路14と、第2カプラ18と、光検出器(計測部)19と、コイル(変調部)20とを備えている。
光源11は、パルス光である信号光L1を出力する。光源11は、第1カプラ12と光学的に接続されている。光源11から出力された信号光L1は、第1カプラ12に入力される。第1カプラ12は、光源11からの信号光L1を、パルス光である測定光L2とパルス光である参照光L3とに分岐して出力する。
第1光経路13は、第1カプラ12と光学的に接続されている。第1光経路13の一端は第1カプラ12に接続され、第1光経路13の他端は第2カプラ18に接続されている。第1光経路13は、第1カプラ12から出力された測定光L2を第1光経路13の一端に入力して導波させる。第1光経路13の途中には第1遅延線15及びコイル20が設けられている。
第2光経路14は、第1光経路13と同様、第1カプラ12と光学的に接続されている。第2光経路14の一端は第1カプラ12に接続され、第2光経路14の他端は第2カプラ18に接続されている。第2光経路14は、第1カプラ12から出力された参照光L3を第2光経路14の一端に入力して導波させる。第2光経路14の途中にはコイル20及び第2遅延線16が設けられている。第1光経路13及び第2光経路14は例えば光ファイバであり、第1光経路13における光学長は第2光経路14における光学長と等しい。また、例えば第1光経路13及び第2光経路14の材料は互いに同一である。
第1遅延線15は、コイル20の入力端側に配置されている。第1遅延線15は、第1光経路13に入力された測定光L2に遅延を付与する。遅延が付与された測定光L2は、コイル20を通って第2カプラ18に出力される。第2遅延線16は、コイル20の出力端側に配置されている。第2遅延線16は、第2光経路14に入力されてコイル20を通った参照光L3に遅延を付与する。遅延が付与された参照光L3は第2カプラ18に出力される。また、例えば、第2遅延線16によって付与される遅延時間は、第1遅延線15によって付与される遅延時間と等しい。
コイル20は、第1光経路13及び第2光経路14が螺旋状に巻き付けられる芯17を有する。芯17に巻き付けられる第1光経路13の長さ及び巻き数は、例えば、芯17に巻き付けられる第2光経路14の長さ及び巻き数と同一である。コイル20には、外部から振動等を受けることによって、応力が加えられる。コイル20における応力は、音響波としてコイル20上を伝搬する。芯17には、第1光経路13及び第2光経路14が互いに間隔Hを有して巻かれている。すなわち、芯17における第1光経路13と第2光経路14との距離が間隔Hとなっている。また、コイル20における応力が間隔Hを伝搬する時間は、第1遅延線15によって生じる遅延時間よりも短く、且つ第2遅延線16によって生じる遅延時間よりも短い。なお、図1では1個のコイル20のみを図示しているが、2個以上のコイル20が設けられていてもよい。
第2カプラ18は、第1光経路13及び第2光経路14を結合する。第2カプラ18は、第1光経路13を通った測定光L2と第2光経路14を通った参照光L3とを結合させる。第2カプラ18は、光検出器19と光学的に接続されている。第2カプラ18によって結合された光は、光検出器19に出力される。
光検出器19は、第2カプラ18によって結合された光に基づいて、測定光L2及び参照光L3の変調を検出する。光検出器19には測定光L2と参照光L3との干渉光が入力される。光検出器19は、上記干渉光を検出してホモダイン検波を行う。コイル20に応力が生じていない状態では、第1遅延線15によって遅延が付与された測定光L2と、第2遅延線16によって遅延が付与された参照光L3と、が第2カプラ18に同時に入力される。よって、光検出器19は、遅延が付与された測定光L2と遅延が付与された参照光L3との干渉光を計測する。
一方、コイル20に応力が生じると、この応力によって、コイル20における測定光L2及び参照光L3に位相変調が生じる。そして、位相変調が生じた測定光L2及び参照光L3のうち、参照光L3のみが第2遅延線16を通る。従って、第2カプラ18に入力される測定光L2と参照光L3とでは位相差が生じ、光検出器19には、例えば図2のグラフに示されるような波形を有する測定光L2と参照光L3とが入力される。
光検出器19においてこのような測定光L2と参照光L3とを検出することによって、干渉型光ファイバセンサシステム1は、コイル20に応力が加えられたことを検出する。また、光検出器19は、第2遅延線16から出力された参照光L3に係るゴースト信号Gを除去する。ここで、ゴースト信号Gとは、コイル20に応力が加えられたときに、第2遅延線16を通ることによって、光検出器19に遅れて入力された光信号を示している。
以上の構成を備える本実施形態の干渉型光ファイバセンサシステム1によって得られる効果について説明する。
干渉型光ファイバセンサシステム1では、第1遅延線15と第2遅延線16とを備えることによって測定光L2と参照光L3の位相が揃えられる。また、コイル20によって、応力が加えられると測定光L2及び参照光L3が変調される。そして、変調された参照光L3が第2遅延線16に入力されて測定光L2よりも遅延される。従って、光検出器19は、測定光L2と参照光L3とを選択的に抽出することができる。よって、簡易な構成で環境による影響を低減させることができ、光検出器19は測定光L2及び参照光L3の変調を確実に計測することができる。
また、コイル20において、第1光経路13及び第2光経路14は共通の芯17に巻かれている。よって、コイル20において第1光経路13と第2光経路14とを同一の環境に配置することができる。従って、光検出器19は、環境による影響が低減された状態で測定光L2と参照光L3とを計測することができる。
また、第1遅延線15によって生じる遅延時間と、第2遅延線16によって生じる遅延時間と、は互いに等しい。よって、簡易な構成で測定光L2及び参照光L3の位相を揃えることができる。
また、光検出器19は、第2遅延線16から出力されるゴースト信号を除去する。よって、不要な信号を除去し、計測精度を高めることができる。
また、第1光経路13及び第2光経路14は、互いに間隔Hを有して芯17に巻かれており、第1遅延線15によって生じる遅延時間と第2遅延線16によって生じる遅延時間とは、共に応力が間隔Hを伝搬する時間よりも長い。よって、各遅延線15,16による遅延時間に対して、応力が間隔Hを伝搬する時間の影響を小さくすることができる。このように上記遅延時間を相対的に長くすることによって、光検出器19は、測定光L2及び参照光L3の変調をより確実に抽出することができる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステム1Aの構成を示す図である。第2実施形態の説明では、第1実施形態と重複する説明を省略する。後述する第3〜第5実施形態においても重複する説明を省略する。図3に示されるように、干渉型光ファイバセンサシステム1Aは、装置本体2と、3個の干渉型光ファイバセンサヘッド3とを備えている。なお、干渉型光ファイバセンサヘッド3の数は、3個に限られず、1個、2個又は4個以上であってもよい。装置本体2は、光源11、第1カプラ12、第1遅延線15、第2遅延線16、第2カプラ18及び光検出器19を備えている。各干渉型光ファイバセンサヘッド3はコイル20を備えている。
干渉型光ファイバセンサシステム1Aでは、干渉型光ファイバセンサヘッド3のコイル20に応力が加えられると測定光L2及び参照光L3に変調が加えられる。そして、第1実施形態と同様、変調が加えられた参照光L3のみが第2遅延線16に入力されて遅延される。従って、光検出器19は、測定光L2と参照光L3とを選択的に抽出することができ、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステム1Bの構成を示す図である。図4に示されるように、干渉型光ファイバセンサシステム1Bは、装置本体2Aと3個の干渉型光ファイバセンサヘッド3Aとを備えている。干渉型光ファイバセンサヘッド3Aの数は、1個、2個又は4個以上であってもよい。装置本体2Aは、光源11、第1カプラ12、第2カプラ18及び光検出器19を備えている。各干渉型光ファイバセンサヘッド3Aは、第1遅延線15、第2遅延線16及びコイル20を備えている。
干渉型光ファイバセンサヘッド3Aでは、コイル20に応力が加えられると測定光L2及び参照光L3に変調が加えられ、変調が加えられた参照光L3のみが第2遅延線16によって遅延される。従って、光検出器19は、測定光L2と参照光L3とを選択的に抽出することができる。よって、第3実施形態では、上述した干渉型光ファイバセンサシステム1,1Aと同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
図5及び図6は、第4実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステム1Cの構成を示す図である。図5及び図6に示されるように、干渉型光ファイバセンサシステム1Cは、マルチコアファイバ30と、第1〜第4シングルコアファイバ31,32,33,34と、2個の光学装置35とを備えている。マルチコアファイバ30は、第1コア30a及び第2コア30bを有する。本実施形態において、第1光経路13は、第1シングルコアファイバ31、第1コア30a及び第3シングルコアファイバ33を含んでいる。第2光経路14は、第2シングルコアファイバ32、第2コア30b及び第4シングルコアファイバ34を含んでいる。
第1シングルコアファイバ31の一端は第1カプラ12に接続されており、第1シングルコアファイバ31の他端は光学装置35に接続されている。装置本体2の内部における第1シングルコアファイバ31の途中部分には、第1遅延線15が設けられている。また、第2シングルコアファイバ32の一端及び他端は、第1シングルコアファイバ31と同様、それぞれ第1カプラ12及び光学装置35に接続されている。第3シングルコアファイバ33の一端及び他端は、それぞれ光学装置35及び第2カプラ18に接続されており、第4シングルコアファイバ34の一端及び他端も、それぞれ光学装置35及び第2カプラ18に接続されている。
マルチコアファイバ30の一端は第1カプラ12側の光学装置35に接続されており、マルチコアファイバ30の他端は第2カプラ18側の光学装置35に接続されている。マルチコアファイバ30は、2個の芯17に巻き付けられている。なお、芯17(コイル20)の数は、1個又は3個以上であってもよい。
光学装置35は、第1レンズ36と第2レンズ37とを備えている。第2レンズ37は、第1レンズ36よりもマルチコアファイバ30側に配置される。第1カプラ12側の光学装置35は、マルチコアファイバ30と、第1及び第2シングルコアファイバ31,32と、を光学的に結合する。第1及び第2シングルコアファイバ31,32はそれぞれコア31a,32aを有する。第1シングルコアファイバ31の端面からは測定光L2が出射され、第2シングルコアファイバ32の端面からは参照光L3が出射される。第1及び第2シングルコアファイバ31,32の各コア31a,32aからの測定光L2及び参照光L3の光軸は、例えば互いに平行となっている。
第1レンズ36は、第1及び第2シングルコアファイバ31,32のコア31a,32aのそれぞれから出射される測定光L2及び参照光L3の光軸上に位置する。第1レンズ36は、測定光L2及び参照光L3の光路を互いに平行と異ならせる。第2レンズ37は、第1レンズ36によって互いに平行と異なる状態とされた測定光L2及び参照光L3の光軸を再び互いに平行な状態とする。第2レンズ37によって互いに平行な状態とされた測定光L2及び参照光L3は、それぞれ第1コア30a及び第2コア30bに入射される。このように、光学装置35は、第1及び第2シングルコアファイバ31,32の各コア31a,32aからの測定光L2及び参照光L3の光軸の間隔を、マルチコアファイバ30の各コア30a,30bの間隔に適合させる。なお、第2カプラ18側の光学装置35は、上述した第1カプラ12側の光学装置35と同様の構成を備えるため、詳細な説明を省略する。
上述したように、干渉型光ファイバセンサシステム1Cでは、マルチコアファイバ30の一端及び他端のそれぞれに第1〜第4シングルコアファイバ31,32,33,34が光学的に接続されている。また、第1シングルコアファイバ31に第1遅延線15が設けられており、第4シングルコアファイバ34に第2遅延線16が設けられている。このようにマルチコアファイバ30を用いることにより、コイル20における構成を簡易にすることができる。
(第5実施形態)
図7は、第5実施形態に係る干渉型光ファイバセンサシステム1Dの構成を示す。干渉型光ファイバセンサシステム1Dは、装置本体2Dと干渉型光ファイバセンサヘッド3Dとを備えている。装置本体2Dは、光源11、第3カプラ41、偏光分離器51、検出部(計測部)52及び制御部53を備えている。干渉型光ファイバセンサヘッド3Dは、第3遅延線50及びコイル20を備えている。
装置本体2Dにおいて、光源11と第3カプラ41が光学的に結合され、第3カプラ41と偏光分離器51が光学的に結合されている。また、第3カプラ41は、第1サブ経路43を介して第1光コネクタ49aに接続され、第2サブ経路44を介して第2光コネクタ49bに接続されている。
干渉型光ファイバセンサヘッド3Dにおいて、コイル20は、第3サブ経路47を介して第3光コネクタ49cに接続され、第4サブ経路48を介して第4光コネクタ49dに接続されている。コイル20は芯17に巻き付けられた光ファイバを含み、当該光ファイバは連続する第3サブ経路47及び第4サブ経路48によって構成される。なお、本実施形態では、第3遅延線50は第4サブ経路48に設けられているが、第3サブ経路47に第3遅延線50が設けられていてもよい。或いは、第1サブ経路43、第2サブ経路44、第5サブ経路45または第6サブ経路46に設けられていてもよい。
第1光コネクタ49aと第3光コネクタ49cが第5サブ経路45を介して接続され、第2光コネクタ49bと第4光コネクタ49dが第6サブ経路46を介して接続されることにより、装置本体2Dと干渉型光ファイバセンサヘッド3Dは互いに光学的に接続される。従って、第1サブ経路43、第2サブ経路44、第3サブ経路47、第4サブ経路48、第5サブ経路45及び第6サブ経路46によって構成される第3光経路42は、その一端及び他端が第3カプラ41に光学的に接続される。
光源11から出力された信号光L1は、第3カプラ41に入力され、測定光L2と参照光L3とに分岐して出力される。測定光L2は、第1サブ経路43、第1光コネクタ49a、第5サブ経路45、第3光コネクタ49c及び第3サブ経路47を介して、コイル20に入力される。その後、測定光L2は、第4サブ経路48に出力され、第3遅延線50、第4光コネクタ49d、第6サブ経路46、第2光コネクタ49b及び第2サブ経路44を介して再び第3カプラ41に結合される。従って、測定光L2は第3光経路42を時計回りに伝搬する。つまり、第1実施形態における第1光経路13は、本実施形態における第3光経路42を時計回りに辿る経路に相当する。
参照光L3は、第2サブ経路44、第2光コネクタ49b、第6サブ経路46、第4光コネクタ49d、第3遅延線50及び第4サブ経路48を介して、コイル20に入力される。その後、参照光L3は、第3サブ経路47に出力され、第3光コネクタ49c、第5サブ経路45、第1光コネクタ49a及び第1サブ経路43を介して再び第3カプラ41に結合される。従って、参照光L3は第3光経路42を反時計回りに伝搬する。つまり、第1実施形態における第2光経路14は、本実施形態における第3光経路42を反時計回りに辿る経路に相当する。
測定光L2と参照光L3は、第3カプラ41に入力されて結合され、干渉光L4が出力される。干渉光L4は偏光分離器51に入力され、第1偏光成分L5と第2偏光成分L6に分岐して出力される。
第1偏光成分L5は検出部52に結合される。検出部52は、第1偏光成分L5を受光し、コイル20における音響信号を検出するための検出信号D1を生成する。検出部52は、第1光検出器52aと、第1処理部52bを備えている。第1光検出器52aは、入力された第1偏光成分L5の光強度を電圧値に変換し、第1電気信号E1を出力する。第1処理部52bは、第1電気信号E1から検出信号D1を生成する。
第2偏光成分L6は制御部53に結合される。制御部53は、第2偏光成分L6を受光し、光源11を制御するための制御信号D2を生成し、制御信号D2を光源11に入力する。制御部53は、第2光検出器53aと第2処理部53bとを備えている。第2光検出器53aは、入力された第2偏光成分L6の強度を電圧値に変換し、第2電気信号E2を出力する。第2処理部53bは、第2電気信号E2から制御信号D2を生成する。
装置本体2Dでは、検出信号D1の検出感度を向上するために、第1偏光成分L5の光強度を最大化することが好ましい。このために、制御部53は、第2偏光成分L6の光強度が最小となるように、光源11から出射される信号光L1の偏光状態を制御することが好ましい。
干渉型光ファイバセンサヘッド3Dでは、参照光L3が第3遅延線50を通過してからコイル20に入力される。従って、測定光L2がコイル20に入力されるタイミングと、参照光L3がコイル20に入力されるタイミングとは異なる。コイル20に応力が加えられると、測定光L2及び参照光L3のいずれかに変調が加えられる。コイルから出力された測定光L2は第3遅延線50を通過してから第3カプラ41に入力される。従って、測定光L2が第3カプラ41に入力されるタイミングと、参照光L3が第3カプラ41に入力されるタイミングとは、ほぼ等しくなる。これにより、測定光L2と参照光L3がともに第3光経路42を伝搬する場合であっても、干渉光L4を得ることができる。よって、コイル20において測定光L2と参照光L3が伝搬する光経路(第3光経路42)を同一の環境に配置することができ、検出信号D1は外部環境による影響を受けにくくなる。
以上、本実施形態の干渉型光ファイバセンサシステム1D及び干渉型光ファイバセンサヘッド3Dでは、第1実施形態における第1カプラ12と第2カプラ18とを共通の第3カプラ41とし、第1光経路13と第2光経路14とを共通の第3光経路42とし、第1遅延線15と第2遅延線16とを共通の第3遅延線50としている。
また、干渉型光ファイバセンサシステム1Dは、光源11と、光源11と光学的に接続された第3カプラ41と、一端及び他端が第3カプラ41に接続され、第3カプラ41から出力された測定光L2を一端から入力し、第3カプラ41から出力された参照光L3を他端から入力する第3光経路42と、第3カプラ41によって結合された光に基づいて、測定光L2及び参照光L3の変調を計測する検出部52と、加えられた応力によって測定光L2及び参照光L3を変調させるコイル20と、を備え、第3光経路42は、第3遅延線50を有し、コイル20は、第3遅延線50と第3カプラ41との間に設けられる。
また、干渉型光ファイバセンサヘッド3Dは、一端から測定光L2を入力し、他端から参照光L3を入力する光経路(第3サブ経路47及び第4サブ経路48)と、加えられた応力によって測定光L2及び参照光L3を変調させるコイル20と、を備え、上記光経路は、第3遅延線50を有し、コイル20は、第3遅延線50と上記光経路の一端との間、又は第3遅延線50と上記光経路の他端との間、に設けられる。
以上のような構成を備えることにより、光経路を同一の環境に配置することができるので、外部環境による影響を受けにくくすることができる。また、光経路を共通とすることによって、光学長を一致させる構成を容易に実現させることができ、検出感度を容易に高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、第1光経路13は、第1カプラ12から分岐された測定光L2を入力するものとして説明したが、これに限定されるものではない。第1光経路13に参照光が入力され、第2光経路14に測定光が入力されてもよい。
1,1A,1B,1C,1D…干渉型光ファイバセンサシステム、2,2A,2D…装置本体、3,3A,3D…干渉型光ファイバセンサヘッド、11…光源、12…第1カプラ、13…第1光経路、14…第2光経路、15…第1遅延線、16…第2遅延線、17…芯、18…第2カプラ、19…光検出器(計測部)、20…コイル(変調部)、30…マルチコアファイバ、30a…第1コア、30b…第2コア、31…第1シングルコアファイバ、32…第2シングルコアファイバ、33…第3シングルコアファイバ、34…第4シングルコアファイバ、35…光学装置、36…第1レンズ、37…第2レンズ、41…第3カプラ、42…第3光経路、43…第1サブ経路、44…第2サブ経路、45…第5サブ経路、46…第6サブ経路、47…第3サブ経路、48…第4サブ経路、49a…第1光コネクタ、49b…第2光コネクタ、49c…第3光コネクタ、49d…第4光コネクタ、50…第3遅延線、51…偏光分離器、52…検出部(計測部)、52a…第1光検出器、52b…第1処理部、53…制御部、53a…第2光検出器、53b…第2処理部、D1…検出信号、D2…制御信号、E1…第1電気信号、E2…第2電気信号、H…間隔、L1…信号光、L2…測定光、L3…参照光、L4…干渉光、L5…第1偏光成分、L6…第2偏光成分。

Claims (13)

  1. 光源と、
    前記光源と光学的に接続された第1カプラと、
    前記第1カプラと光学的に接続され、前記第1カプラから分岐された測定光及び参照光の一方を入力する第1光経路と、
    前記第1カプラと光学的に接続され、前記測定光及び前記参照光の他方を入力する第2光経路と、
    前記第1光経路及び前記第2光経路を結合する第2カプラと、
    前記第2カプラによって結合された光に基づいて、前記測定光及び前記参照光の変調を計測する計測部と、
    加えられた応力によって前記測定光及び前記参照光を変調させる変調部と、を備え、
    前記第1光経路は、第1遅延線を有し、
    前記第2光経路は、第2遅延線を有し、
    前記第1光経路における光学長と前記第2光経路における光学長とは互いに等しく、
    前記変調部は、前記第1遅延線と前記第2カプラとの間、及び前記第2遅延線と前記第1カプラとの間に設けられている、
    干渉型光ファイバセンサシステム。
  2. 前記変調部は、共通の芯に巻かれた前記第1光経路及び前記第2光経路を含むコイルである、
    請求項1に記載の干渉型光ファイバセンサシステム。
  3. 前記第1遅延線によって生じる遅延時間と、前記第2遅延線によって生じる遅延時間と、は互いに等しい、
    請求項1又は2に記載の干渉型光ファイバセンサシステム。
  4. 前記計測部は、前記第2遅延線から出力されたゴースト信号を除去する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の干渉型光ファイバセンサシステム。
  5. 前記第1カプラと前記第2カプラは共通であり、
    前記第1光経路と前記第2光経路は共通であり、
    前記第1遅延線と前記第2遅延線は共通である、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の干渉型光ファイバセンサシステム。
  6. 前記第1光経路及び前記第2光経路は、互いに間隔を有して前記芯に巻かれており、
    前記第1遅延線によって生じる遅延時間と前記第2遅延線によって生じる遅延時間とは、共に前記応力が前記間隔を伝搬する時間よりも長い、
    請求項2に記載の干渉型光ファイバセンサシステム。
  7. 前記応力は、音響波として伝搬する、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の干渉型光ファイバセンサシステム。
  8. 前記第1光経路の少なくとも一部を構成する第1コアと、前記第2光経路の少なくとも一部を構成する第2コアと、を含むマルチコアファイバを備える、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の干渉型光ファイバセンサシステム。
  9. 前記マルチコアファイバの前記第1コアの一端に光学的に接続される第1シングルコアファイバと、
    前記マルチコアファイバの前記第2コアの一端に光学的に接続される第2シングルコアファイバと、
    前記マルチコアファイバの前記第1コアの他端に光学的に接続される第3シングルコアファイバと、
    前記マルチコアファイバの前記第2コアの他端に光学的に接続される第4シングルコアファイバと、を備え、
    前記第1シングルコアファイバは前記第1遅延線を有し、
    前記第4シングルコアファイバは前記第2遅延線を有する、
    請求項8に記載の干渉型光ファイバセンサシステム。
  10. 測定光及び参照光の一方を入力する第1光経路と、
    前記測定光及び前記参照光の他方を入力する第2光経路と、
    前記第1光経路及び前記第2光経路が巻かれたコイルと、を備え、
    前記第1光経路は、前記コイルよりも入力端側に位置する第1遅延線を有し、
    前記第2光経路は、前記コイルよりも出力端側に位置する第2遅延線を有し、
    前記第1光経路における光学長と前記第2光経路における光学長とは等しい、
    干渉型光ファイバセンサヘッド。
  11. 前記第1遅延線によって生じる遅延時間と、前記第2遅延線によって生じる遅延時間と、は互いに等しい、
    請求項10に記載の干渉型光ファイバセンサヘッド。
  12. 前記第1光経路及び前記第2光経路は、互いに間隔を有して前記コイルの芯に巻かれており、
    前記第1遅延線によって生じる遅延時間と前記第2遅延線によって生じる遅延時間とは、共に前記コイルにおける応力が前記間隔を伝搬する時間よりも長い、
    請求項10又は11に記載の干渉型光ファイバセンサヘッド。
  13. 前記第1光経路と前記第2光経路は共通であり、
    前記第1遅延線と前記第2遅延線は共通である、
    請求項10又は11に記載の干渉型光ファイバセンサヘッド。
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