JP2016052583A - 極微針パッチアプリケータ - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚への適用に先立って、極微針を損傷および/または汚染することなく、さらに皮膚を貫通することを確実にした極微針パッチアプリケータを提供する。【解決手段】アプリケータ12は、筐体16と、摺動可能に配置されるアプリケータプレート18と、圧縮バネ24とを含む。アプリケータプレートは、後退位置と配備位置との間を移動可能であって、極微針パッチ38に対して、咬合し、それを皮膚表面に対して圧接するために好適な係合表面20を有する。ドッキングシステムは、ユーザが極微針パッチを直接取り扱うことを必要とすることなく、極微針パッチを支持体14からアプリケータに移送する。極微針パッチは、アプリケータ内に搭載されると、パッチ上に含有される極微針アレイ44を介して所望の薬剤の送達のために、患者の皮膚表面に対して配備される。【選択図】図1

Description

(関連出願)
本願は、同時係属の米国仮特許出願第61/426,199号(2010年12月22日出願)の両出願に共通の全ての対象事項に対する優先権および利益を主張する。この出願の開示内容は、その全体が参照することによって本明細書に援用される。
(発明の分野)
本発明は、極微針パッチを保護し、極微針パッチを皮膚表面に適用するために好適なシステムに関し、より具体的には、滅菌パッケージングの中での極微針パッチの保管と、薬剤の送達のための皮膚表面へのパッチの移送および配備を可能にするシステムに関する。
(背景)
極微針パッチ技術は、皮膚の表皮および/または真皮層中への薬物の送達を可能にする。この技術は、異なるタイプ、サイズ、構造、または電荷の薬物の送達を可能にする。極微針パッチは、その皮膚特性にかかわらず、患者に適用することができる。パッチは、皮膚の浅層を貫通し、疼痛受容体を回避し、その薬物負荷量を送達するように最適化される。
極微針パッチの適用は、困難であり得る。パッチは、非常に小さく、したがって、患者が、皮膚への適用に先立って、極微針を損傷および/または汚染することなく、取り扱うことを困難にし得る。さらに、極微針パッチは、極微針が、意図された薬物送達を生じさせるために必要とされる程度まで皮膚を貫通することを確実にするために十分な衝合によって、皮膚に適用されなければならない。これは、特に、自己送達状況において、パッチを使用する患者にとって、付加的な困難をもたらす。
患者またはユーザによる取扱に起因する、極微針パッチの損傷および/または汚染の潜在性を低減あるいは排除することができる一方、また、皮膚表面への極微針パッチの適用が、皮膚貫通および薬物送達のための設計パラメータに従って、かつ一貫して反復可能な様式においてもたらされることを確実にする、極微針パッチアプリケータシステムの必要性が存在する。本発明は、他の望ましい特性を有することに加え、本必要性に対処するためのさらなる解決策を対象とする。
本発明の例示的実施形態によると、極微針パッチアプリケータは、筐体を含む。後退位置と配備位置との間を往復する態様で移動可能であり、摺動可能に配置されるアプリケータプレートは、係合表面を含む。圧縮バネは、アプリケータプレートが後退位置にあるとき、バネ力をアプリケータプレートに付与するように搭載することができる。極微針パッチドッキング機構は、アプリケータプレートが後退位置にある間、ドッキング機構が、アプリケータプレートの係合表面の近位の位置において、極微針パッチを捕捉および保持するように構成することができる。ラッチ機構は、ラッチされると、アプリケータプレートを適所に保持し、ラッチ解除されると、アプリケータプレートを移動可能にするように含まれることができる。アプリケータプレートは、ドッキング機構が極微針パッチを係合表面の近位に保持した状態において、後退位置に定置されることができ、ラッチ機構が、ラッチ解除されると、アプリケータプレートは、圧縮バネによって、配備位置に推進させることができる。
本発明の側面によると、トリガ機構は、トリガの起動が、ラッチ機構をラッチ解除するように含まれ、構成されることができる。ラッチ機構は、ラッチ解除位置では、極微針パッチアプリケータに印加される力に応答して、アプリケータプレートを後退位置に後退可能にすることができる。アプリケータプレートが後退位置にあるときのラッチ機構のラッチ解除は、アプリケータプレートを解放し、運動エネルギー約0.1lbfinから約10lbfin、好ましくは、約1lbfinから約2lbfinによって、後退位置から配備位置への移動を可能にする。
本発明のさらなる側面によると、圧縮バネは、バネ定数約0.1lbf/inから約50lbf/in、好ましくは、約2.4および約8.5lbf/inを有することができる。極微針パッチアプリケータは、その上に配置される複数の極微針によって、極微針パッチを皮膚表面に係留するために十分な力によって、極微針パッチを配備させることができる。極微針パッチアプリケータは、使用に先立って、滅菌パッケージング内に保管されることができる。
本発明の例示的実施形態によると、極微針パッチ支持体は、内部領域を画定する周縁を有する、筐体を含むことができる。隆起ハブは、内部領域内に配置されることができる。極微針パッチ支持体は、極微針パッチが、隆起ハブ上に静止し、極微針パッチから延在する任意の針が、極微針パッチ支持体と接触しないように、極微針パッチを支持するようにサイズおよび寸法決定されることができる。
本発明の側面によると、内部領域を画定する周縁は、実質的に円形形状であることができる。隆起ハブは、内部領域の実質的に中心点にある場所に配置されることができる。隆起ハブは、隆起ハブの上部の実質的に平坦部分に中空中心を伴う、実質的にメサ形状を含むことができる。隆起ハブは、中空中心を有することができる。
本発明の例示的実施形態によると、極微針パッチアプリケータシステムは、筐体を有する、アプリケータを含む。後退位置と配備位置との間を往復する態様で移動可能である、摺動可能に配置されるアプリケータプレートは、係合表面を有することができる。圧縮バネは、アプリケータプレートが、後退位置にあるとき、バネ力をアプリケータプレートに付与するように搭載されることができる。極微針パッチドッキング機構は、アプリケータプレートが、後退位置にある間、ドッキング機構が、アプリケータプレートの係合表面の近位の位置に極微針パッチを捕捉および保持するように、構成されることができる。ラッチ機構は、ラッチされると、アプリケータプレートを適所に保持し、ラッチ解除されると、アプリケータプレートを移動可能にするように提供されることができる。極微針パッチは、支持体上に配置されることができる。極微針パッチおよび支持体上へのアプリケータの定置に応じて、アプリケータへの力の印加は、後退位置へのアプリケータプレートの後退およびドッキング機構による極微針パッチの捕捉を生じさせることができる。
本発明の側面によると、トリガ機構は、トリガの起動が、ラッチ機構をラッチ解除するように構成されることができる。ラッチ機構が、ラッチ解除位置にあるとき、アプリケータプレートは、アプリケータに印加される力に応答して、後退位置に後退可能であることができる。アプリケータプレートが後退位置にあるときのラッチ機構のラッチ解除は、アプリケータプレートを解放し、運動エネルギー約0.1lbfinから約10lbfin、好ましくは、約1lbfinから約2lbfinによって、後退位置から配備位置への移動を可能にすることができる。
本発明の側面によると、アプリケータは、その上に配置される複数の極微針によって、極微針パッチを皮膚表面に係留するために十分な力によって、極微針パッチを配備させることができる。極微針パッチは、極微針パッチを皮膚表面に係留するために構成される、複数の極微針を含むことができる。極微針パッチは、生物活性剤を含有し、皮膚表面への取着に応じて、それを送達するように構成される、複数の極微針を含むことができる。極微針パッチは、アプリケータ内での使用に先立って、滅菌パッケージング内に保管されることができる。極微針パッチは、アプリケータ内における極微針パッチの使用に先立って、滅菌パッケージング内に支持体とともに保管されることができる。極微針パッチは、その上に配置される1つ以上の生物活性剤を含有することができる。支持体は、内部領域を画定する周縁を含むことができる。隆起ハブは、内部領域の実質的に中心点にある場所に配置されることができる。隆起ハブは、隆起ハブの上部の実質的に平坦部分に中空中心を伴う、実質的にメサ形状を含むことができる。隆起ハブは、中空中心を有することができる。例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
極微針パッチアプリケータであって、
該アプリケータは、
筐体と、
摺動可能に配置されたアプリケータプレートであって、該アプリケータプレートは、後退位置と配備位置との間を往復する態様で移動可能であり、および係合表面を有する、アプリケータプレートと、
圧縮バネであって、該圧縮バネは、該アプリケータプレートが該後退位置にあるとき、バネ力を該アプリケータプレートに付与するように搭載されている、圧縮バネと、
極微針パッチドッキング機構であって、該ドッキング機構は、該アプリケータプレートが該後退位置にある間、該極微針パッチを該アプリケータプレートの該係合表面の近位の位置に捕捉および保持するように構成される、極微針パッチドッキング機構と、
ラッチ機構であって、該ラッチ機構は、ラッチされると、該アプリケータプレートを適所に保持し、ラッチ解除されると、該アプリケータプレートを移動可能にする、ラッチ機構と
を備え、該アプリケータプレートは、該極微針パッチを該係合表面の近位に保持する該ドッキング機構を用いて該後退位置に定置され、および該アプリケータプレートは、該ラッチ機構がラッチ解除されると、該圧縮バネによって該配備位置まで推進される、極微針パッチアプリケータ。
(項目2)
トリガ機構をさらに備え、該トリガ機構は、トリガの起動が前記ラッチ機構をラッチ解除させるように構成される、項目1に記載の極微針パッチアプリケータ。
(項目3)
前記アプリケータプレートは、前記ラッチ機構がラッチ解除位置にあるとき、前記極微針パッチアプリケータに印加された力に応答して、前記後退位置まで後退することが可能である、項目1に記載の極微針パッチアプリケータ。
(項目4)
前記アプリケータプレートが前記後退位置にあるときの前記ラッチ機構のラッチ解除は、該アプリケータプレートを解放し、約0.1lbf inから約10lbf inまでの間、好ましくは、約1lb inから約2lbf inまでの間の運動エネルギーによって、該後退位置から前記配備位置までの移動を可能にする、項目1に記載の極微針パッチアプリケータ。
(項目5)
前記圧縮バネは、約0.1lbf/inから約50lbf/inまでの間、好ましくは、約2.4から約8.5lbf/inまでの間のバネ定数を有する、項目1に記載の極微針パッチアプリケータ。
(項目6)
前記極微針パッチアプリケータは、前記極微針パッチの上に配置された複数の極微針を用いて該極微針パッチを皮膚表面に係留するために十分な力によって、該極微針パッチを配備させる、項目1に記載の極微針パッチアプリケータ。
(項目7)
前記極微針パッチアプリケータは、使用に先立って、滅菌パッケージングの中に保管されている、項目1に記載の極微針パッチアプリケータ。
(項目8)
極微針パッチ支持体であって、
該極微針パッチ支持体は、
内部領域を画定する周縁を有する筐体と、
該内部領域内に配置される隆起ハブと
を備え、
該極微針パッチ支持体は、極微針パッチが該隆起ハブ上に静止し、該極微針パッチから延在する針が該極微針パッチ支持体と接触しないよう、該極微針パッチを支持するようにサイズおよび寸法決定される、極微針パッチ支持体。
(項目9)
前記内部領域を画定する前記周縁は、形状が実質的に円形である、項目8に記載の極微針パッチ支持体。
(項目10)
前記隆起ハブは、前記内部領域の実質的に中心点にある場所に配置される、項目8に記載の極微針パッチ支持体。
(項目11)
前記隆起ハブは、実質的にメサ形状を備え、該メサ形状は、該隆起ハブの上部の実質的に平坦な部分に中空中心を有する、項目8に記載の極微針パッチ支持体。
(項目12)
前記隆起ハブは、中空中心を有する、項目8に記載の極微針パッチ支持体。
(項目13)
極微針パッチアプリケータシステムであって、
該システムは、
アプリケータであって、該アプリケータは、
筐体と、
摺動可能に配置されたアプリケータプレートであって、該アプリケータプレートは、後退位置と配備位置との間を往復する態様で移動可能であり、および係合表面を有する、アプリケータプレートと、
圧縮バネであって、該圧縮バネは、該アプリケータプレートが該後退位置にあるとき、バネ力を該アプリケータプレートに付与するように搭載されている、圧縮バネと、
極微針パッチドッキング機構であって、該ドッキング機構は、該アプリケータプレートが該後退位置にある間、極微針パッチを該アプリケータプレートの該係合表面の近位の位置に捕捉および保持するように構成される、極微針パッチドッキング機構と、
ラッチ機構であって、該ラッチ機構は、ラッチされると、該アプリケータプレートを適所に保持し、ラッチ解除されると、該アプリケータプレートを移動可能にする、ラッチ機構と
を備える、アプリケータと、
支持体に配置された該極微針パッチと
を備え、該極微針パッチおよび該支持体上への該アプリケータの定置に応じて、該アプリケータへの力の印加は、該後退位置への該アプリケータプレートの後退および該ドッキング機構による該極微針パッチの捕捉を生じさせる、極微針パッチアプリケータシステム。
(項目14)
前記アプリケータは、トリガ機構をさらに備え、該トリガ機構は、該トリガの起動が該ラッチ機構をラッチ解除させるように構成される、項目13に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目15)
前記アプリケータプレートは、前記ラッチ機構がラッチ解除位置にあるとき、該アプリケータに印加される力に応答して該後退位置まで後退可能である、項目13に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目16)
前記アプリケータプレートが前記後退位置にあるときの前記ラッチ機構のラッチ解除は、該アプリケータプレートを解放し、約0.1lbf inから約10lbf inまでの間、好ましくは、約1lbf inから約2lbf inまでの間の運動エネルギーを用いて、該後退位置から前記配備位置までの移動を可能にする、項目13に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目17)
前記アプリケータは、前記極微針パッチの上に配置された複数の極微針を用いて皮膚表面に該極微針パッチを係留するために十分な力によって該極微針パッチを配備させる、項目13に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目18)
前記極微針パッチは、複数の極微針を備え、該複数の極微針は、該極微針パッチを皮膚表面に係留するように構成される、項目13に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目19)
極微針パッチは、複数の極微針を備え、該複数の極微針は、生物活性剤を含有し、皮膚表面への取着に応じて、それを送達するように構成される、項目13に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目20)
前記極微針パッチは、前記アプリケータでの使用に先立って、滅菌パッケージングの中に保管される、項目13に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目21)
前記極微針パッチは、前記アプリケータにおける該極微針パッチの使用に先立って、滅菌パッケージングの中に前記支持体と一緒に保管される、項目13に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目22)
前記極微針パッチは、該極微針パッチの上に配置された1つ以上の生物活性剤を含有する、項目13に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目23)
前記支持体は、内部領域を画定する周縁を備える、項目13に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目24)
隆起ハブは、前記内部領域の実質的に中心点にある場所に配置される、項目23に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目25)
前記隆起ハブは、実質的にメサ形状を備え、該メサ形状は、該隆起ハブの上部の実質的に平坦な部分に中空中心を有する、項目24に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
(項目26)
前記隆起ハブは、中空中心を有する、項目24に記載の極微針パッチアプリケータシステム。
本発明のこれらおよび他の特性は、添付の図面と併せて、以下の発明を実施するための形態を参照することによって、より完全に理解されるであろう。
図1は、本発明の一側面による、極微針パッチアプリケータシステムの断面図である。 図2Aは、本発明の一側面による、極微針パッチの上側の斜視図である。 図2Bは、本発明の一側面による、図2Aの極微針パッチの底側の斜視図である。 図3は、本発明の一側面による、密閉カバーを伴う支持体上に組み立てられた極微針パッチの分解図である。 図4Aは、本発明の一側面による、アプリケータプレートが完全後退位置にある一方、極微針パッチが装填されている、極微針パッチアプリケータシステムの断面図である。 図4Bは、本発明の一側面による、アプリケータプレートが完全後退位置にあって、極微針パッチがドッキングまたは装填されている、極微針パッチアプリケータシステムの断面図である。 図4Cは、本発明の一側面による、アプリケータプレートが配備位置にあって、極微針パッチが皮膚表面への移送のために位置付けられている、極微針パッチアプリケータシステムの断面図である。 図5は、本発明の一側面による、極微針パッチアプリケータに極微針パッチを装填し、患者の皮膚上にパッチを配備する方法を図示する、流れ図である。
本発明の例示的実施形態は、極微針パッチアプリケータシステムに関する。システムは、アプリケータを含む。アプリケータは、筐体と、摺動可能に配置されるアプリケータプレートと、圧縮バネとを含む。アプリケータプレートは、後退位置と配備位置との間を移動可能(例えば、摺動可能)であって、極微針パッチに対して咬合し、それを皮膚表面に対して衝合するために好適な係合表面を有する。圧縮バネは、アプリケータプレートが後退位置にあるとき、バネが、バネ力をアプリケータプレートに付与するように、アプリケータ内に搭載する。アプリケータはさらに、極微針パッチを捕捉するように構成される極微針パッチドッキング機構とラッチされると、アプリケータプレートを適所に保持する、ラッチ機構とを含む。極微針パッチアプリケータシステムはさらに、支持体上に配置される極微針パッチを含む。極微針パッチおよび支持体上へのアプリケータの定置に応じて、アプリケータへの力の印加は、後退位置へのアプリケータプレートの後退およびドッキング機構による極微針パッチの捕捉を生じさせる。本接合において、アプリケータは、次いで、患者の皮膚表面上に定置され、ラッチ機構は、ラッチ解除され、バネ力を解放し、アプリケータプレートおよび極微針パッチを皮膚表面に対して迅速に移動させる。皮膚表面に対するアプリケータプレートおよび極微針パッチの衝合に応じて、極微針パッチの極微針は、皮膚表面内に駆動され、極微針パッチを皮膚表面に係留させ、薬剤送達を開始する。圧縮バネは、配備位置にある間、アプリケータプレートに対してバネ力を付与し続け、皮膚表面に対して極微針パッチを保持してもよい。
図1から5(同一部品は、全体を通して、同一参照番号によって指定される)は、本発明による、極微針パッチアプリケータシステムの例示的実施形態を図示する。本発明は、図に図示される例示的実施形態を参照して説明されるが、多くの代替形態が、本発明を具現化することができることを理解されたい。当業者は、加えて、依然として、本発明の精神および範囲内に準拠して、要素または材料のサイズ、形状、あるいはタイプ等、開示される実施形態のパラメータを改変するための異なる方法を理解するであろう。
次に、図1を参照すると、極微針パッチアプリケータシステム10は、本発明の一例示的実施形態に従って提供される。システム10は、概して、アプリケータ12および極微針パッチ支持体14を含む。アプリケータ12は、筐体16を含む。筐体16は、アプリケータ12のために要求される構成要素を支持する、構造を提供する。筐体16は、本発明のいくつかの実施形態に従って、内部チャンバ22を形成することができる。しかしながら、内部チャンバ22は、必ずしも、要求されない。内部チャンバ22の機能の1つは、本説明を前提として、当業者によって理解されるであろうように、アプリケータ12の可動構成要素のためのガイドとしての役割を果たすことであり得る。
筐体16は、十分な構造支持が、アプリケータ12の意図された使用のために提供されるように、金属、ゴム、木材、プラスチック、複合材、合成または天然材料、および同等物を含むが、それらに限定されない、いくつかの異なる材料から形成されることができる。
さらに、筐体16は、アプリケータ12が皮膚に対して圧接されると、患者の皮膚を伸展させ、本発明のシステム10によって送達されるのに伴って、皮膚が極微針パッチ38をより受容可能にすることが可能な拡開機構または特徴(図示せず)を含んでもよい。当業者は、そのような特徴の実装方法を理解するであろう。
摺動可能に配置されるアプリケータプレート18は、筐体16に対して、往復する態様で移動可能であるように提供されることができる。アプリケータプレート18は、係合表面20を含み、いくつかの異なる構造形態をとることができる。係合表面20は、本明細書に説明されるように、極微針パッチに係合するために利用される。示されるように、係合表面20は、実質的に中実平面表面である。しかしながら、係合表面20が、本例示的構造を有することは、要件ではない。極微針パッチ38は、本明細書で後に説明されるように、その表面から延在する1つ以上の針を有する。係合表面20は、本明細書で後に説明されるように、各極微針の後部に対して咬合し、患者の皮膚中へと駆動可能であるような場所にのみ存在する必要がある。例示的実施例の連続平面表面は、不整合極微針パッチが、要求に応じて、極微針を駆動させるために、適切な場所において適切な力を受けない可能性を低減させるが、そのような連続平面表面は、当業者によって理解されるであろうように、単に、好ましい実施形態にすぎない。
アプリケータプレート18は、示されるように、筐体16の内部チャンバ22内を往復する態様で摺動移動可能であるプランジャの形態をとる。例示的実施形態では、内部チャンバ22の壁は、筐体16内のその往復移動において、アプリケータプレート18を誘導する役割を果たす。
アプリケータプレート18は、アプリケータプレート18が意図され、および本明細書に説明されるように動作することができるように、金属、ゴム、木材、プラスチック、複合材、合成または天然材料、および同等物を含むが、それらに限定されない、いくつかの異なる材料から形成されることができる。
摺動可能に配置されるアプリケータプレート18は、後退位置と配備位置との間を移動可能である。図1に示されるよう、アプリケータプレート18は、配備位置にあって、アプリケータ12が、皮膚表面または他の表面に対して上方に定置される場合、アプリケータプレート18が、そのような表面と接触することができるように、筐体16の底部周縁部に位置される、アプリケータプレート18によって実証される。図4Bは、本明細書で後に説明されるように、完全後退位置にある、アプリケータプレート18を示す。本発明の一例示的実施形態によると、アプリケータプレート18は、患者の皮膚表面との接触が、筐体16の周縁端との同時接触によって妨害されないように、筐体16の周縁端を若干越えて、延在することができる。
圧縮バネ24は、本明細書に説明されるように、アプリケータプレート18が後退位置にあるとき、バネ力をアプリケータプレート18に付与するように搭載される、アプリケータ12内に配置される。当業者は、機械的バネ力を物体に付与する多数の方法が存在することを理解するであろう。この例示的デバイスでは、圧縮バネ24の機能は、本明細書に説明されるように、摺動可能に配置されるアプリケータプレート18が、その配備位置において、皮膚表面に衝合することによって生成される、衝合力が、極微針パッチを皮膚表面中に駆動するために十分であるように、後退位置(図4Bに示されるように)から、配備位置(図1および図4Cに示されるように)に、アプリケータプレート18を推進するために十分なバネ力を生成することである。そのような構成を達成するために、バネの様々なタイプ、バネ寸法、バネ特性、バネ材料、および同等物が、所望の衝合力において到達するために、アプリケータプレート18構成および特性と併せて、利用されることができる。さらに、異なる機械力変換器を利用して、バネ力をアプリケータプレート18に伝達することができる。さらになお、レバーおよびユーザによる力の直接印加等、他の力生成機構が、本発明の機能性が維持される限り、圧縮バネ24と併せて、またはその代替として、使用されることができる。本願のために好適な例示的実施例バネは、バネ定数(k)約4.7lbf/inを有するバネである。本発明の実験事例では、バネ定数(k)2.4lbf/inを有するバネは、本発明のアプリケータ12の一実施形態と利用時、極微針パッチを患者の皮膚中へ十分に駆動するために、不十分なバネ力を提供することが分かった。これは、バネの不十分な圧縮に起因するものであり得る。さらに、バネ定数(k)8.8lbf/inを有するバネは、患者の皮膚上への結果として生じる衝合が、不快な応答をもたらすほど過剰な力を提供することが分かった。
当業者は、本発明が、本明細書に提供される具体的バネ定数(k)を有する圧縮バネ24の使用にいかようにも限定されないことを理解するであろう。むしろ、当業者は、不必要な疼痛または不快感を患者に生じさせずに、アプリケータ12と併用時、極微針パッチを患者の皮膚中に駆動させるために、所与のバネ圧縮によって、十分な力を提供する限り、他のバネ定数(k)を有するバネが利用されてもよいことを理解するであろう。例えば、例示的バネ定数(k)の結果を検討すると、当業者は、約0.1から50lbf/inまでのバネ定数(k)を有し、よりふさわしい範囲として約2.4lbf/inから8.5lbf/inまでのバネ定数(k)を備えるバネが、概して十分な衝合力を有する一方、必要以上の疼痛または不快感を患者にもたらさないデバイスをもたらすことを理解し得る。しかしながら、これらの値は、意図された用途に特有の種々の要因(例えば、患者の年齢、患者が動物またはヒトであるか等)に基づいて、変更することができ、当業者によって理解されるであろうように、適宜、最適化されることができる。バネ定数は、単に、生成される全体的力の決定における1つの変数でるため、当業者は、アプリケータプレート18と併せて作用する圧縮バネ24が後退位置にあるとき、約0.1から10lbfinまでの間の、好ましい範囲として約1−2lbfinの貯蔵運動エネルギーを生成するはずであって、さらに、後退位置から配備位置までのアプリケータ12の実装の間、消散されるエネルギー量が約1−2lbfinであるはずであることを理解するであろう。
アプリケータ12は、アプリケータプレート18を適所にラッチまたは係止するようにさらに構成され、そのような移動が所望されないとき、摺動移動を防止する、ラッチ機構26またはアセンブリを含むことができる。ラッチ機構26は、例示的実施形態では、トリガ柱34の階段状くぼみ30に沿って、2つの位置の間を移動可能である、戻り止め28から形成される。図1に示されるように、戻り止め28は、階段状くぼみ30の完全に引っ込んだ段内に位置付けられる、Oリングの形態をとる。本位置では、戻り止め28は、アプリケータプレート18を通過し、ラッチ機構26を含有する、円筒形開口の内部壁32に対して、実質的圧力を印加しない。したがって、アプリケータプレート18は、往復する態様で筐体16内を上方に移動し、次いで、配備位置に戻ることが可能である。戻り止め28のこの位置は、図1に描写されるように、トリガ柱34が、ユーザによって完全に押下されるときに生じる。図4Aは、完全後退位置にある、アプリケータプレート18を示し、また、上昇位置にあるトリガ柱34を示す。トリガバネ36は、トリガ柱34が押下されると、バネ力が生成されるように構成される。トリガ柱34が、ユーザによって解放されると、トリガバネ36のバネ力は、アプリケータプレート18に対して、トリガ柱34を上向きに押動させる。トリガ柱34が、上昇位置にあるとき、戻り止め28は、階段状くぼみ30に沿って、あまり引っ込んでいない段へと摺動する。本作用は、戻り止め28を半径方向外向きに付勢し、実質的圧力または力をアプリケータプレート18の内部壁32およびトリガ柱34に印加する。本位置にある間、戻り止め28は、十分な摩擦力を生成し、アプリケータプレート18が、摺動移動しないように防止し、したがって、アプリケータプレート18を適所に係止する。図4Aに示されるように、アプリケータプレート18は、その完全後退位置にある。圧縮バネ24によって生成されるバネ力は、階段状くぼみ30内に位置付けられるため、戻り止め28によって生成されるラッチ機構26の摩擦力を克服するためには不十分である。したがって、アプリケータプレート18は、適所に係止される。
本発明のアプリケータシステム10と併用するために好適な例示的極微針パッチ38は、それぞれ、図2Aおよび2Bにおいて、上部斜視図および底部斜視図から示される。極微針パッチ38は、示されるように、略円形(例えば、比較的に短い円筒形)形状に構成される、基板40を含む。基板40は、対応するアプリケータ12と互換性がある限り、当業者によって理解されるであろうように、任意の数の形状を有することができる。基板40は、基板40の実質的に中心点において、それを通して通過する開口42を含む。極微針パッチ38はさらに、基板40と連結された複数の極微針を有する、極微針アレイ44を含む。極微針アレイ44は、極微針アレイ44が、患者の皮膚表面50を貫通するのに応じて、患者の皮膚へ送達するために、その中に薬剤を含有することができる。用語「薬剤」は、単一薬剤またはいくつかの薬剤の組み合わせを指す。薬剤は、生物学的に活性または生物学的に不活性であってもよい。サンプル薬剤として、限定ではないが、薬物、ワクチン、アレルギー誘発物質、抗原、賦形剤、抗凝固薬、界面活性剤、放射線染料またはマーカ、毒素、あるいは生物学的環境中への導入に好適な任意の他の薬剤、化合物、または物質が挙げられる。保管されるため、薬剤は、例えば、乾燥していてもよく(例えば、フィルム)、または半固体ゲルであってもよい。当業者は、本明細書に列挙されない他の薬剤も、本発明と併せて使用することができることを理解するであろう。したがって、本発明は、本明細書に具体的に列挙されたそれらの薬剤にいかようにも限定されない。
ドッキング機構46は、図1(参照また、図4A−4C)に示されるように、極微針パッチ38を捕捉するように構成される。本発明の例示的実施形態では、ドッキング機構46は、トリガ柱34の終端区画の形態をとる。トリガ柱34の終端区画は、極微針パッチ38の開口42と締まり嵌めを形成するようにサイズおよび寸法決定される。以下に説明されるように、ドッキング機構46は、極微針パッチ38の開口42を通して定置されると、開口42と摩擦連結し、したがって、極微針パッチ38をアプリケータ12上にドッキングまたは装填させる。本ドッキング構成の特徴の1つは、極微針パッチ38が、可撤性に、アプリケータ12とドッキングされることである。すなわち、極微針パッチ38に印加される力によって、極微針パッチ38は、アプリケータ12のドッキング機構46から、比較的に容易に引き離されるであろう。当業者は、いくつかの代替ドッキング機構が、極微針パッチ38をアプリケータ12上にドッキングまたは装填するために利用されてもよく、本発明が、本明細書に説明される具体的機械的実施形態にいかようにも限定されないことを理解するであろう。むしろ、他のドッキング機構が、本発明のアプリケータ12と併用され、所望の様式において、極微針パッチ38とアプリケータ12の可撤性連結を提供してもよいことが予測される。あらゆるそのような均等物ドッキング機構が、本発明と併用するために予測される。
極微針パッチアプリケータシステム10はさらに、極微針パッチ支持体14を含む。極微針パッチ支持体14は、本質的に、極微針アレイ44が、保管または取扱の間、偶発的接触から保護されるように、極微針パッチ38を支持可能な基部構造である。図示される実施形態では、極微針パッチ支持体14は、極微針パッチ38の内側対向表面(すなわち、極微針パッチ支持体14に対向する表面)上に、極微針アレイ44を伴う極微針パッチ38を保持する。極微針パッチ38は、支持体14の周縁56端によって形成される内部領域54内の隆起ハブ52またはボス上に静止する(また、図3参照)。図示されるように、隆起ハブ52は、メサ形状を有し、本質的に、必ずしも、垂直ではない、急傾斜側面を伴う、実質的に平坦上部を意味するが、垂直側面が、実装されることもできる。実質的に平坦上部は、パッチの中心近傍において、極微針パッチ38と係合するための表面を提供し、側面の急傾斜の垂直下降は、支持体構造のいずれも、極微針アレイ44の極微針に緩衝する可能性を除去する。本例示的構成は、極微針アレイ44の極微針を内向きに指向し、ユーザから隠され、極微針パッチ支持体14外の環境に暴露されないように、極微針を内部領域54内に懸架する。極微針パッチ38および極微針アレイ44のそのような配向は、ユーザが、極微針アレイ44と偶発的または非意図的に接触しないように防止する。密閉カバー58(図3参照)は、密閉カバー58が、極微針パッチ38に下向き圧力を印加し、それを隆起ハブ52に対して保持し、周縁56に沿った支持体の内部壁が、極微針パッチ38が、隆起ハブ52に対して、側方に摺動しないように防止し、したがって、極微針パッチ38を適所かつ密閉構成に保持するように、周縁56の端部から端部へと支持体14にわたって、かつ極微針パッチ38にわたって、定置されることができる。同様に、密閉カバー58は、パッチが、隆起ハブ52(例えば、ボス)、密閉カバー58(例えば、蓋)、および周縁56間の実質的に適所に保持されるように、密閉カバー58と極微針パッチ38との間に隙間を伴って適用されることができる。密閉カバー58は、化学接着剤、加熱密閉、または同等物を使用して、支持体14に接着されることができる。そのような配列は、使用まで、その中に極微針パッチ38を保管することができる、滅菌環境の維持に役立つ。
極微針パッチ支持体14はさらに、アプリケータ12が、極微針パッチ支持体14を覆って定置され、支持体14が、力をアプリケータプレート18に印加し、それを後退位置に押動させるために使用されるとき、極微針パッチ38を適所に保持するために十分な支持体を提供する。したがって、支持体14は、少なくとも、アプリケータプレート18を後退させるそのようなプロセスの間、圧縮バネ24によって生成される最大バネ力に匹敵する力に耐えることが可能でなければならない。概して、極微針パッチ支持体14は、木材、プラスチック、複合材、金属、および同等物を含むが、それらに限定されない、概して剛性材料から作製されてもよい。好ましい実装は、支持体14をプラスチックから形成する。
動作時、(および、図5を見ると)本発明の極微針パッチアプリケータシステム10は、以下のように利用されることができる。極微針パッチ38が極微針パッチ支持体14上に静止する状態において、アプリケータ12は、支持体14を覆って定置される(図1に示されるように)(ステップ100)。トリガボタン35が、押下され(ステップ102)、ラッチ機構26をラッチ解除し、アプリケータプレート18の摺動移動を可能にする。アプリケータ12は、アプリケータプレート18が、支持体14の周縁56と接触するまで、支持体14上へと降下される(ステップ104)。そのような作用は、支持体14の周縁56において、支持体14に対して、アプリケータプレート18の係合表面20を圧接させる。
アプリケータ12に印加される下向きの力は、圧縮バネ24のバネ力を克服し、アプリケータ筐体16を降下させ、アプリケータプレート18を後退させる。下向きの力の継続的印加は、図4Aに示されるように、アプリケータプレート18をその完全後退位置に後退させる。同様に、アプリケータプレート18が、その完全後退位置にあるとき、ドッキング機構46は、実施例の例示的実施形態に従って、開口42において、極微針パッチ38と係合する。したがって、アプリケータプレート18が、完全後退位置にあるとき、極微針パッチ38は、アプリケータ12とドッキングされる(ステップ106)。加えて、アプリケータプレート18が、その完全後退位置にくると、トリガボタン35が解放され、ラッチ機構26が、アプリケータプレート18を適所にラッチまたは係止する(ステップ108)。これはまた、図4Bに図示される。
図4Bに示されるように、ラッチ機構26がアプリケータプレート18を後退位置に保持した状態において、アプリケータ12は、極微針パッチ支持体14から離昇されることができる(ステップ110)。極微針パッチ38は、アプリケータ12にドッキングされるため、極微針パッチ38は、パッチ支持体14から引き離され、ドッキング機構46において、アプリケータ12と連結されたままとなる。
アプリケータ12は、次いで、患者の皮膚表面50に対して再位置付けされ(ステップ112)、トリガボタン35が押下され、図4Cに示されるように、アプリケータプレート18および極微針パッチ38を配備させる(ステップ114)。より具体的には、本作用は、ラッチ機構26をラッチ解除し、再び、アプリケータプレート18の摺動移動を可能にする。圧縮バネ24の蓄積されたエネルギーによって、アプリケータプレート18は、外向き(または、図4Cに図示されるように、下向きに)押出され、皮膚表面50を極微針パッチ38と衝合させる。衝合力は、極微針パッチ38、具体的には、極微針アレイ44を皮膚表面50中へと駆動させ、極微針パッチ38の接着剤を介して、極微針パッチ38を皮膚表面50に係留させる。極微針パッチ38が、薬剤を含有する場合、そのような薬剤の送達が、設計に従って開始する。アプリケータ12は、次いで、皮膚表面50から除去され(ステップ116)、極微針パッチ38を皮膚表面50に係留/接着させたまま残すことができる。アプリケータ12は、次いで、将来の使用のために利用可能であって、付加的極微針パッチの適用のために、本明細書に説明されるように、プロセスを繰り返す。故に、本発明のアプリケータ12は、再使用可能である。本発明の一例示的実装によると、アプリケータ12は、30から50回以上、再使用することができる。使用事例毎に、新しい極微針パッチをアプリケータ12内にドッキングさせ、次いで、患者の皮膚表面50に配備させることが要求される。
当業者は、一実施例では、システム10の意図された使用は、極微針アレイ44を患者の皮膚表面50中に駆動することであって、極微針パッチ38および極微針アレイ44の極微針が、滅菌されることを確実にする必要があり得ることを理解するであろう。したがって、極微針パッチ38の皮膚表面50への適用に先立って、種々のプロセスが、極微針パッチ38および極微針アレイ44を滅菌するために利用されることができ、例えば、限定されないが、熱、光、または化学滅菌プロセスであって、熱滅菌、蒸気滅菌、ガンマ線滅菌、電子ビーム滅菌、エチレンオキシド(EtO)滅菌、および同等物を含むが、それらに限定されない。さらに、デバイスの構成要素は、個々に、滅菌され、次いで、無菌で組み立てることができる。そのような滅菌プロセスは、当技術分野における従来通りであるが、本システム10の特定の構成要素を伴うその実装は、そうではない。さらに、極微針パッチ38は、極微針パッチ支持体14とともに、滅菌され、両構成要素は、保管のために、滅菌パッケージング内に定置および密閉されることができる、または構成要素は、出荷または保管のために、パッケージング内に密閉される前に、別個に滅菌されることができる。極微針パッチ38の患者の皮膚表面50への適用時、支持体14と連結された極微針パッチ38は、ユーザが、直接、極微針パッチ38を取り扱う必要なく、ユーザによって滅菌パッケージングから除去されることができる。むしろ、ユーザは、支持体14のみを取り扱い、したがって、極微針パッチ38および極微針アレイ44の無菌状態を維持することができる。極微針パッチ38は、次いで、本明細書に説明されるように、アプリケータ12にドッキングされ、すべて、皮膚表面50に衝合するまで、極微針に何も接触することなく、患者の皮膚表面50に配備される。
薬物装填極微針パッチならびにアプリケータ12を保護するために好適なパッケージまたは複数のパッケージが、使用に先立って、極微針パッチ38を滅菌条件に維持するために提供されることができる。好適なパッケージングは、極微針パッチ38を物理的/機械的損傷ならびに環境条件(例えば、湿気、酸素、他の揮発性物質等)から保護し、滅菌障壁(一次パッケージ)となる。例示的材料として、プラスチック複合材およびプラスチックフィルムを含む、プラスチック系材料、金属化プラスチックフィルム、箔系材料、紙系材料、または合成不織布材料(例えば、Flashspun高密度ポリエチレン繊維)が挙げられ、随意に、組み合わせて、気密滅菌障壁を提供する、接着剤(例えば、感圧式接着剤または熱溶融性接着剤)を伴う。当業者は、これらの要件を満たす、いくつかの異なる従来の医療デバイスパッケージング材料が、本発明と併用するために利用可能であって、したがって、そのようなパッケージングのさらなる詳細は、本明細書に提供されないであろうことを理解するであろう。
極微針パッチ上に配置される薬剤は、本明細書において広義に定義された。そのような薬剤のより具体的例示的実施例として、限定されないが、抗感染薬、例えば、抗生物質および抗ウイルス薬;フェンタニル、スフェンタニル、レミフェンタニル、ブプレノルフィン、および鎮痛剤の組み合わせを含む鎮痛薬;麻酔薬;食欲抑制薬;抗関節炎薬;抗喘息薬、例えば、テルブタリン;抗痙攣剤;抗鬱剤;抗糖尿病薬;止瀉薬;抗ヒスタミン剤;抗炎症薬;抗偏頭痛薬;抗乗物酔い薬、例えば、スコポラミンおよびオンダンセトロン;抑吐薬;抗腫瘍薬;抗パーキンソン病薬;痒み止め薬;抗精神病薬;解熱薬;胃腸および泌尿器を含む鎮痙薬;抗コリン作動薬;交感神経興奮薬;キサンチン誘導薬;カルシウムチャンネルブロッカーを含む心血管調合薬、例えば、ニフェジピン;ベータブロッカー;ベータアグノシア、例えば、ドブタミンおよびリトドリン;抗不整脈薬;抗高血圧薬、例えば、アテノロール;ACE抑制薬、例えば、ラニチジン;利尿薬;全般、冠状、抹消、および脳を含む、血管拡張薬;中枢神経系興奮薬;咳および風邪調合薬;血除去薬;診断薬;ホルモン、例えば、上皮小体ホルモン;催眠薬;免疫抑制薬;筋肉弛緩薬;副交感神経遮断薬;副交感神経作用薬;前立腺薬;タンパク質;ペプチド;精神刺激薬;鎮静薬;ならびにトランキライザーを含む、全主治療領域における医薬品が挙げられるが、それらに限定されない。これらの薬剤は、ペプチド、タンパク質、炭水化物(単糖類、オリゴ糖類、および多糖類を含む)、核タンパク質、ムコタンパク質、リポタンパク質、糖タンパク質、核酸分子(任意の形態のDNA、例えば、cDNA、RNA、またはそれらの断片、オリゴヌクレオチド、および遺伝子を含む)、ヌクレオチド、ヌクレオシド、脂質、生物学的に活性有機または無機分子、またはそれらの組み合わせの形態をとってもよい。
薬剤のさらに具体的実施例として、限定ではないが、成長ホルモン放出ホルモン(GHRH)、成長ホルモン放出因子(GHRF)、インスリン、インスルトロピン、カルシトニン、オクトレオチド、エンドルフィン、TRN、NT−36(化学名:N−[[(s)−4−オキソ−2−アゼチジニル]カルボニル]−L−ヒスチジル−L−プロリンアミド)、リプレシン、下垂体ホルモン(例えばHGH、HMG、酢酸デスモプレシン等)、卵胞ルテオイド、aANF、成長因子、例えば、成長因子放出因子(GFRF)、bMSH、GH、ソマトスタチン、ブラジキニン、ソマトトロピン、血小板由来増殖因子放出因子、アスパラギナーゼ、硫酸ブレオマイシン、キモパパイン、コレシストキニン、絨毛性ゴナドトロピン、エリスロポエチン、エポプロステノール(血小板凝集阻害剤)、グルカゴン、HCG、ヒルログ、ヒアルロニダーゼ、インターフェロンα、インターフェロンβ、インターフェロンγ、インターロイキン、インターロイキン−10(IL−10)、エリスロポエチン(EPO)、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)、グルカゴン、黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)、LHRHアナログ(ゴセレリン、リュープロリド、ブセレリン、トリプトレリン、ゴナドレリン、およびナファレリン等)、ゴナドトロピン、例えば、メノトロピン(ウロフォリトロピン(FSH)およびLHの一方または両方の抽出、組み換え、および合成形態を含む)を含む、性または生殖ホルモン、オキシトシン、ストレプトキナーゼ、組織プラスミノーゲンアクチベーター、ウロキナーゼ、バソプレシン、デアミノ[Val4,D−Arg8]アルギニンバソプレシン、デスモプレシン、コルチコトロピン(ACTH)、ACTHアナログ、例えば、ACTH(1−24)、ANP、ANP消失阻害剤、アンジオテンシンIIアンタゴニスト、抗利尿ホルモンアゴニスト、ブラジキニンアンタゴニスト、セレデース、CSI、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)、エンケファリン、FABフラグメント、IgEペプチド抑制物質、IGF−1、神経栄養因子、コロニー刺激因子、副甲状腺ホルモンおよびアゴニスト、副甲状腺ホルモンアンタゴニスト、副甲状腺ホルモン(PTH)、PTHアナログ、例えば、PTH(1−34)、プロスタグランジンアンタゴニスト、ペンチゲチド、プロテインC、プロテインS、レニン阻害薬、チモシンα−1、血栓溶解薬、TNF、バソプレシンアンタゴニストアナログ、α−1アンチトリプシン(組み換え)、ならびにTGF−βが挙げられる。
薬剤は、遊離塩基、酸、荷電または非荷電性分子、分子錯体の成分、あるいは非刺激性の薬学的に容認可能塩を含む、種々の形態であることができる。さらに、体内pH、酵素等で容易に加水分解される、薬剤の単純誘導体(エーテル、エステル、アミド等)を採用することができる。
付加的薬剤が、含まれてもよい。例えば、薬剤として、粘度増強剤、例えば、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、酒石酸、アジピン酸、シトラコン酸、フマル酸、グルタル酸、イタコン酸、メグルトール、メサコン酸、コハク酸、シトラマル酸、タルトロン酸、クエン酸、トリカルバリル酸、エチレンジアミン四酢酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、カルボン酸、硫酸、燐酸、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、ベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸、グリコール酸、グルコン酸、グルクロン酸、乳酸、ピルビン酸、タルトロン酸、プロピオン酸、ペンタン酸、炭酸、アジピン酸、シトラコン酸、およびレブリン酸が挙げられ得る。
付加的潜在的薬剤として、限定ではないが、ラウロ両性酢酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、セチルピリジニウムクロリド(CPC)、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド(TMAC)、塩化ベンズアルコニウム、ポリソルベート、例えば、Tween20およびTween80、他のソルビタン誘導体、例えば、ソルビタンラウレート、ならびにアルコキシル化アルコール、例えば、ラウレス−4を含む、両性イオン性、両性、カチオン性、アニオン性、または非イオン性等の界面活性剤が挙げられる。
さらに他の有用薬剤として、両親媒特性を有する、ポリマー材料またはポリマー、例えば、限定されないが、セルロース誘導体、例えば、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、メチルセルロース(MC)、ヒドロキシエチルメチルセルロース(HEMC)、またはエチルヒドロキシ−エチルセルロース(EHEC)、ならびにプルロニック類が挙げられる。
さらなる薬剤として、限定ではないが、ヒトアルブミン、生物工学化ヒトアルブミン、ポリグルタミン酸、ポリアスパラギン酸、ポリヒスチジン、ペントサンポリスルフェート、ポリアミノ酸、スクロース、トレハロース、メレジトース、ラフィノース、およびスタキオースを含む、生体適合性担体が挙げられる。
薬剤としてさらに、限定ではないが、非還元糖、多糖類、または還元糖を含み得る、安定剤が挙げられ得る。好適な非還元糖として、例えば、スクロース、トレハロース、スタキオース、またはラフィノースが挙げられる。好適な多糖類として、例えば、デキストラン、可溶性デンプン、デキストリン、およびイヌリンが挙げられる。好適な還元糖として、例えば、単糖類、例えば、アピオース、アラビノース、リキソース、リボース、キシロース、ジギトキソース、フコース、クエルシトール、キノボース、ラムノース、アロース、アルトロース、フルクトース、ガラクトース、グルコース、グロース、ハマメロース、イドース、マンノース、タガトース、および同等物、ならびに二糖類、例えば、プリメベロース、ビシアノース、ルチノース、シラビオース、セロビオース、ゲンチオビオース、ラクトース、ラクツロース、マルトース、メリビオース、ソホロース、およびツラノース、および同等物が挙げられる。
他の薬剤として、限定ではないが、浸透圧剤202(例えば、塩化ナトリウム)、両性イオン性化合物(例えば、アミノ酸)、抗炎症剤、例えば、21−リン酸ベタメタゾン二ナトリウム塩、21−リン酸トリアムシノロンアセトニド二ナトリウム、塩酸ヒドロコルタマート、21−リン酸ヒドロコルチゾン二ナトリウム塩、21−リン酸メチルプレドニゾロン二ナトリウム塩、21−コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム塩、リン酸パラメタゾン二ナトリウムおよび21−コハク酸プレドニゾロンナトリウム塩、ならびに抗凝固剤、例えば、クエン酸、クエン酸塩(例えば、クエン酸ナトリウム)、硫酸デキストリンナトリウム、アスピリン、およびEDTAを含み得る、「経路開存性調節剤」が挙げられる。
さらなる薬剤として、可溶化剤/錯化剤、例えば、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、グルコシル−α−シクロデキストリン、マルトシル−α−シクロデキストリン、グルコシル−β−シクロデキストリン、マルトシル−β−シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、2−ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、2−ヒドロキシプロピル−γ−シクロデキストリン、ヒドロキシエチル−β−シクロデキストリン、メチル−β−シクロデキストリン、スルホブチルエーテル−α−シクロデキストリン、スルホブチルエーテル−β−シクロデキストリン、スルホブチルエーテル7β−シクロデキストリン、およびスルホブチルエーテル−γ−シクロデキストリンが挙げられる。
付加的有用薬剤として、エタノール、イソプロパノール、メタノール、プロパノール、ブタノール、プロピレングリコール、ジチルスルホキシド、グリセリン、N,N−ジメチルホルムアミド、およびポリエチレングリコール400等の非水性溶媒が挙げられる。
本発明の多数の修正および代替実施形態が、前述の説明に照らして、当業者に明白となるであろう。故に、本説明は、単なる例示として解釈されるべきであって、本発明を実践するための最良形態を当業者に教示する目的のためものである。構造の詳細は、本発明の精神から実質的に逸脱することなく、変更してもよく、添付の請求項の範囲内にある全修正の排他的使用は、留保される。本発明は、添付の請求の範囲および適用可能な法律により要求される程度までのみ限定されることを意図する。
また、以下の請求の範囲は、本明細書に記載した本発明の包括的および具体的な全ての特徴、ならびに言語上それに当てはまると言える本発明の範囲の全ての記述を網羅することが理解されよう。

Claims (8)

  1. 極微針パッチ支持体であって、
    該極微針パッチ支持体は、
    内部領域を画定する周縁を有する筐体と、
    上部を有し、該内部領域内に配置される隆起ハブと
    を備え、
    該極微針パッチ支持体は、極微針パッチが該隆起ハブ上に静止し、該極微針パッチから延在する針が該極微針パッチ支持体と接触しないよう、該極微針パッチを支持するようにサイズおよび寸法決定され、
    該隆起ハブは、該内部領域の実質的に中心点にある場所に配置される、極微針パッチ支持体。
  2. 前記内部領域を画定する前記周縁は、形状が実質的に円形である、請求項に記載の極微針パッチ支持体。
  3. 前記隆起ハブは、実質的にメサ形状を備え、該メサ形状は、該隆起ハブの上部の実質的に平坦な部分に中空中心を有する、請求項に記載の極微針パッチ支持体。
  4. 前記隆起ハブは、中空中心を有する、請求項に記載の極微針パッチ支持体。
  5. 前記筐体を横切って延びて、前記内部領域が閉じられるように密封する、除去可能に取り付けられた密閉カバーをさらに備える、請求項1に記載の極微針パッチ支持体。
  6. 前記密閉カバーは、化学接着剤または加熱密閉を用いて前記支持体の筐体に接着される、請求項5に記載の極微針パッチ支持体。
  7. 前記内部領域は、滅菌されている、請求項1に記載の極微針パッチ支持体。
  8. 前記支持体は、該支持体の保管または取扱いの間、該支持体が極微針パッチを不注意な接触から保護するように構成される、請求項1に記載の極微針パッチ支持体。
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