JP2016050449A - 鋼管の継手構造、橋床版ユニット、床版橋、鋼管の継手方法、および橋床版ユニットの製造方法 - Google Patents

鋼管の継手構造、橋床版ユニット、床版橋、鋼管の継手方法、および橋床版ユニットの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】分割鋼管を簡便に接合する。
【解決手段】橋軸直角方向D2に並べられた複数本の角形鋼管21と、複数本の角形鋼管21に橋軸直角方向D2に挿通された鋼管連結材22と、を備え、角形鋼管21は、橋軸方向D1に複数本の分割鋼管27に分割された橋床版ユニット20において、橋軸方向D1に隣り合う一対の分割鋼管27のうち、互いに突き合わされた両端部30を接合する鋼管の継手構造46であって、両端部30は、一対の分割鋼管27と橋軸直角方向D2に隣り合う他の鋼管における橋軸方向D1の中間部と、橋軸直角方向D2に並び合い、鋼管連結材22は、前記他の鋼管における橋軸方向D1の中間部を通して両端部30に挿通されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、鋼管の継手構造、橋床版ユニット、床版橋、鋼管の継手方法、および橋床版ユニットの製造方法に関する。
従来から、下記特許文献1記載の床版橋が知られている。床版橋の路面は、橋床版ユニットにより構成されている。橋床版ユニットは、橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管と、複数本の角形鋼管に橋軸直角方向に挿通された鋼管連結材と、を備えている。
特許第4392379号公報
ところで、前記従来の床版橋では、例えば、床版橋に必要とされる橋軸方向の大きさに対応しつつ作業性を確保すること等を目的として、角形鋼管を、橋軸方向に複数本の分割鋼管に分割し、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管を接合することが考えられる。
なお本願発明者らは、一対の分割鋼管を接合するに際し、一対の分割鋼管の外面に添接板を配置し、この添接板と一対の分割鋼管とを高力ボルトにより各別に固定する高力ボルト摩擦接合を適用することに想到した。しかしながら、この場合、高力ボルトの締め込み作業に手間がかかったり、接合後に高力ボルトの頭部を塗装する必要があったり、外部に露出する高力ボルトの頭部が防食上の弱点になったりするなどの懸念点がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、分割鋼管を簡便に接合することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る鋼管の継手構造は、橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管と、前記複数本の角形鋼管に橋軸直角方向に挿通された鋼管連結材と、を備え、前記角形鋼管は、橋軸方向に複数本の分割鋼管に分割された橋床版ユニットにおいて、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管のうち、互いに突き合わされた両端部を接合する鋼管の継手構造であって、前記両端部は、前記一対の分割鋼管と橋軸直角方向に隣り合う他の鋼管における橋軸方向の中間部と、橋軸直角方向に並び合い、前記鋼管連結材は、前記他の鋼管における橋軸方向の中間部を通して前記両端部に挿通されている。
この場合、鋼管連結材が、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管の両端部に、この両端部に橋軸直角方向に並び合う他の鋼管における、橋軸方向の中間部を通して挿通されている。したがって、一対の分割鋼管の両端部それぞれを、他の鋼管における橋軸方向の中間部に鋼管連結材によって連結し、この両端部を、鋼管連結材および他の鋼管を介して接合することができる。
前記両端部は、橋軸直角方向の両側から、前記他の鋼管における橋軸方向の中間部に挟み込まれていてもよい。
この場合、一対の分割鋼管の両端部が、橋軸直角方向の両側から、他の鋼管における橋軸方向の中間部に挟み込まれている。したがって、一対の分割鋼管の両端部それぞれを、鋼管連結材によって、この両端部に対して橋軸直角方向の両外側に位置する他の鋼管に各別に連結することができる。
前記両端部内には、前記鋼管連結材に固着された硬化性充填材が充填されていてもよい。
この場合、一対の分割鋼管の両端部内に、硬化性充填材が充填されているので、両端部と鋼管連結材とを強固に固定することができる。
前記硬化性充填材内には、配筋材が埋設され、前記配筋材は、橋軸方向に延び前記鋼管連結材の下側を通過する下筋部と、前記下筋部における橋軸方向の両端部それぞれから上側に向けて延びてもよい。
この場合、配筋材が、下筋部および一対の側筋部を備えている。したがって、一対の分割鋼管の両端部に上側から荷重が加えられ、硬化性充填材において鋼管連結材よりも下側に位置する部分に、両端部を橋軸方向に離間させるような引張応力が作用したときに、硬化性充填材に生じるひずみを配筋材によって効果的に抑えることができる。なお配筋材が、橋軸方向に延びて鋼管連結材の上側を通過して一対の側筋部を連結する上筋部を更に備えている場合には、硬化性充填材に生じるひずみを一層効果的に抑えることができる。
前記両端部内には、前記両端部に跨って配置されるとともに、ボルトによって前記両端部に各別に固定された添接材が設けられていてもよい。
この場合、一対の分割鋼管の両端部内に、添接材が設けられているので、鋼管連結材を一対の分割鋼管の両端部に挿通するときに、この両端部を、添接材を介して仮接合しておくことができる。
前記添接材は、前記両端部それぞれにおいて橋軸直角方向を向く側壁部に固定され、前記ボルトは、前記両端部それぞれの側壁部と、前記他の鋼管の側壁部と、を固定してもよい。
この場合、ボルトが、一対の分割鋼管の両端部それぞれの側壁部と、この側壁部に橋軸直角方向に隣り合う他の鋼管の側壁部と、を固定する。したがって、鋼管連結材を一対の分割鋼管の両端部に、他の鋼管における橋軸方向の中間部を通して挿通するときに、この両端部を、ボルトを介して他の鋼管に仮接合しておくことができる。
本発明に係る橋床版ユニットは、橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管と、前記複数本の角形鋼管に橋軸直角方向に挿通された鋼管連結材と、を備え、前記角形鋼管は、橋軸方向に複数本の分割鋼管に分割された橋床版ユニットであって、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管のうち、互いに突き合わされた両端部は、前記鋼管の継手構造によって接合されている。
この場合、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管の両端部が、前記鋼管の継手構造によって接合されているので、分割鋼管を簡便に接合することができる。
前記複数本の角形鋼管それぞれにおける前記両端部の橋軸方向の位置は、前記複数本の角形鋼管一つ置きに入れ違っていてもよい。
この場合、橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管それぞれにおける、一対の分割鋼管の両端部の橋軸方向の位置が、橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管一つ置きに入れ違っている。したがって、少ない鋼管連結材で多くの分割鋼管を接合することができる。
本発明に係る床版橋は、路面が、前記橋床版ユニットからなる橋床版により構成されている。
この場合、路面が、前記橋床版ユニットからなる橋床版により構成されているので、橋床版を簡便に製造することができる。
本発明に係る鋼管の継手方法は、橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管と、前記複数本の角形鋼管に橋軸直角方向に挿通された鋼管連結材と、を備え、前記角形鋼管は、橋軸方向に複数本の分割鋼管に分割された橋床版ユニットにおいて、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管のうち、互いに突き合わされた両端部を接合する鋼管の継手方法であって、前記両端部を、前記一対の分割鋼管と橋軸直角方向に隣り合う他の鋼管における橋軸方向の中間部と、橋軸直角方向に並び合わせるとともに、前記鋼管連結材を、前記他の鋼管における橋軸方向の中間部を通して前記両端部に挿通する。
この場合、鋼管連結材を、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管の両端部に、この両端部に橋軸直角方向に並び合う他の鋼管における、橋軸方向の中間部を通して挿通させる。したがって、一対の分割鋼管の両端部それぞれを、他の鋼管における橋軸方向の中間部に鋼管連結材によって連結し、この両端部を、鋼管連結材および他の鋼管を介して接合することができる。
本発明に係る橋床版ユニットの製造方法は、橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管と、前記複数本の角形鋼管に橋軸直角方向に挿通された鋼管連結材と、を備え、前記角形鋼管は、橋軸方向に複数本の分割鋼管に分割された橋床版ユニットの製造方法であって、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管のうち、互いに突き合わされた両端部を、前記鋼管の継手方法によって接合する。
この場合、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管の両端部を、前記鋼管の継手方法によって接合するので、分割鋼管を簡便に接合することができる。
請求項1に係る鋼管の継手構造によれば、一対の分割鋼管の両端部を、鋼管連結材および他の鋼管を介して接合することができるので、分割鋼管を簡便に接合することができる。
請求項2に係る鋼管の継手構造によれば、一対の分割鋼管の両端部それぞれを、鋼管連結材によって、この両端部に対して橋軸直角方向の両外側に位置する他の鋼管に各別に連結することができるので、両端部を強固に接合することができる。
請求項3に係る鋼管の継手構造によれば、両端部と鋼管連結材とを強固に固定することができるので、両端部を強固に接合することができる。
請求項4に係る鋼管の継手構造によれば、硬化性充填材に生じるひずみを配筋材によって抑えることができるので、両端部を一層強固に接合することができる。
請求項5に係る鋼管の継手構造によれば、一対の分割鋼管の両端部を、添接材を介して仮接合しておくことができるので、分割鋼管を高精度に接合することができる。
さらに添接材が、両端部内に配置されているので、添接材およびボルトが外部に露出するのを抑えることができる。これにより、ボルトの頭部の塗装を省略して作業性を向上させ易くするとともに、防食耐久性も向上させ易くすることができる。
請求項6に係る鋼管の継手構造によれば、一対の分割鋼管の両端部を、ボルトを介して他の鋼管に仮接合しておくことができるので、分割鋼管を一層高精度に接合することができる。
請求項7に係る橋床版ユニットによれば、分割鋼管を簡便に接合することができるので、橋床版ユニットを簡便に製造することができる。
請求項8に係る橋床版ユニットによれば、少ない鋼管連結材で多くの角形鋼管を接合することができるので、橋床版ユニットを一層簡便に製造することができる。
請求項9に係る床版橋によれば、橋床版を簡便に製造することができるので、床版橋を簡便に施工することができる。
請求項10に係る鋼管の継手方法によれば、一対の分割鋼管の両端部を、鋼管連結材および他の鋼管を介して接合することができるので、分割鋼管を簡便に接合することができる。
請求項11に係る橋床版ユニットの製造方法によれば、分割鋼管を簡便に接合することができるので、橋床版ユニットを簡便に製造することができる。
本発明の一実施形態に係る床版橋の上面図である。 図1に示す床版橋を構成する橋床版ユニットの分解斜視図である。 図2に示す橋床版ユニットにおける鋼管の継手構造の分解斜視図である。 図3に示す鋼管の継手構造についての、橋軸方向および橋軸直角方向の両方向に沿う断面図であって、鋼管連結材および配筋材を上面から見た図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る床版橋を説明する。
図1に示すように、床版橋10は、橋台11と、橋床版12と、を備えている。橋台11は、橋軸方向D1に間隔をあけて複数設けられている。橋床版12は、複数の橋台11間に橋軸方向D1に架設され、路面を構成している。橋床版12上には、図示しない舗装が設けられている。橋床版12は、橋床版ユニット20により構成されている。橋床版12は、橋床版ユニット20が、橋軸直角方向D2に複数(図示の例では4つ)敷き並べられて構成されている。
図1および図2に示すように、橋床版ユニット20は、橋軸直角方向D2に並べられた複数本の角形鋼管21と、複数本の角形鋼管21に橋軸直角方向D2に挿通された鋼管連結材22と、を備えている。橋床版ユニット20は、橋軸直角方向D2に複数本平行に並べられた角形鋼管21が、鋼管連結材22により連結されてなる。
複数本の角形鋼管21は、橋軸直角方向D2の位置によらず橋軸方向D1に同等の大きさに形成されている。鋼管連結材22は、角形鋼管21が橋軸直角方向D2に複数本並べられてなる鋼管列23を一体に連結し、鋼管列23における角形鋼管21同士の相対的な変位を規制する。なお図1に示すように、各橋床版ユニット20では、角形鋼管21が橋軸直角方向D2に4本(偶数本)並べられているが、図2および図4では、便宜上、橋軸直角方向D2に角形鋼管21を3本並べた状態を示している。
図2に示すように、角形鋼管21は、橋軸方向D1から見た断面視において矩形状、図示の例では正方形状に形成されている。角形鋼管21は、橋軸直角方向D2を向く一対の側壁部24と、上側を向く上壁部25と、下側を向く下壁部26と、により構成されている。橋軸直角方向D2に並べられた角形鋼管21同士では、互いの側壁部24同士が突き合わされている。なお角形鋼管21は、例えば冷間ロール成形、プレス成形、熱間圧延などにより成形することができる。また角形鋼管21に、例えば耐食性の表面処理などが施されていてもよい。
ここで角形鋼管21は、橋軸方向D1に複数本の分割鋼管27に分割されている。本実施形態では、橋軸直角方向D2に並べられた複数本の角形鋼管21は全て、橋軸方向D1に複数本の分割鋼管27に分割されている。複数本の角形鋼管21はそれぞれ、2つの分割鋼管27に分割されている。各角形鋼管21は、2つの分割鋼管27として、橋軸方向D1に長い長鋼管28と、橋軸方向D1に短い短鋼管29と、を備えている。
複数本の角形鋼管21それぞれについての長鋼管28同士は、互いに同等の形状でかつ同等の大きさに形成されている。複数本の角形鋼管21それぞれについての短鋼管29同士も、互いに同等の形状でかつ同等の大きさに形成されている。長鋼管28の橋軸方向D1の長さは、例えば短鋼管29の長さの3倍とされている。
図1および図2に示すように、橋軸直角方向D2に並べられた複数本の角形鋼管21では、各角形鋼管21における長鋼管28と短鋼管29との橋軸方向D1の位置が、複数本の角形鋼管21、一つ置きに入れ違っている。これにより、橋軸方向D1に隣り合う一対の分割鋼管27のうち、互いに突き合わされた両端部30(以下、「両接合端」という)の橋軸方向D1の位置が、橋軸直角方向D2に並べられた複数本の角形鋼管21、一つ置きに入れ違っている。両接合端30の橋軸方向D1の位置は、角形鋼管21の橋軸方向D1の端部から橋軸方向D1に、角形鋼管21の全長の1/4に相当する距離、離間した位置である。つまり、両接合端30の橋軸方向D1の位置は、1/4点または3/4点となっている。
図2に示すように、一対の分割鋼管27の両接合端30は、この一対の分割鋼管27と橋軸直角方向D2に隣り合う他の長鋼管28(他の鋼管)における、橋軸方向D1の中間部と、橋軸直角方向D2に並び合っている。なお、鋼管列23において橋軸直角方向D2の内側に位置する角形鋼管21のように、一対の分割鋼管27が、橋軸直角方向D2の両側から他の長鋼管28に挟み込まれている場合、両接合端30は、橋軸直角方向D2の両側から、他の長鋼管28における橋軸方向D1の中間部に挟み込まれている。
鋼管連結材22は、橋軸直角方向D2の延びる棒状に形成されている。鋼管連結材22は、橋軸直角方向D2から見た断面視において円形状に形成されている。鋼管連結材22は、例えば鋼管、棒鋼、鉄筋などにより形成することができる。鋼管連結材22は、橋軸方向D1に間隔をあけて複数設けられている。複数の鋼管連結材22は、互いに平行に延びている。各鋼管連結材22は、角形鋼管21の側壁部24に形成された挿通孔31を通して角形鋼管21に挿通される。なお挿通孔31は、側壁部24内に設けられていて、側壁部24から橋軸方向D1に非開口となっている。
本実施形態では、鋼管連結材22として、第1鋼管連結材32と、第2鋼管連結材33と、が備えられている。図2から図4に示すように、第1鋼管連結材32は、一対の分割鋼管27の両接合端30を接合する鋼管の継手構造46の一部を構成する。第1鋼管連結材32は、両接合端30に橋軸直角方向D2に並ぶ他の長鋼管28における、橋軸方向D1の中間部を通して両接合端30に挿通されている。両接合端30には、互いに異なる第1鋼管連結材32が各別に挿通されている。
図1および図2に示すように、第2鋼管連結材33は、橋軸直角方向D2に並び合う長鋼管28における橋軸方向D1の中間部に挿通されている。
ところで図3および図4に示すように、角形鋼管21内には、橋軸方向D1に間隔をあけて配置された複数の仕切り材34が設けられている。仕切り材34は、鋼管連結材22を橋軸方向D1に挟むように一対ずつ配置されている。本実施形態では、仕切り材34として、第1鋼管連結材32を橋軸方向D1に挟む第1仕切り材35と、第2鋼管連結材33を橋軸方向D1に挟む図示しない第2仕切り材と、が備えられている。第1仕切り材35は、一対の分割鋼管27の両接合端30に各別に挿通された2本の第1鋼管連結材32を、橋軸方向D1に挟んでいる。
一対の仕切り材34の間には、鋼管連結材22が橋軸直角方向D2に横断する充填空間45が形成されている。充填空間45は、複数本の角形鋼管21それぞれにおいて、橋軸方向D1に同等の位置に設けられていて、橋軸直角方向D2に複数並んでいる。
本実施形態では、充填空間45として、第1仕切り材35により形成され第1鋼管連結材32が横断する第1充填空間36と、前記第2仕切り材により形成され第2鋼管連結材33が横断する図示しない第2充填空間と、が備えられている。
複数本の角形鋼管21それぞれにおける第1充填空間36は、複数本の角形鋼管21、一つ置きに、一対の分割鋼管27の両接合端30により形成されている。
充填空間45は、角形鋼管21の上壁部25を貫通する充填孔37を通して外部に連通している。充填孔37は、上壁部25のうち、鋼管連結材22の上側に位置する部分に設けられている。
図4に示すように、充填空間45内には、硬化性充填材38が充填されている。硬化性充填材38としては、例えば、経時硬化性充填材が挙げられ、より具体的にはコンクリートが挙げられる。硬化性充填材38は、流動性を具備した状態で充填孔37から充填空間45内に充填された後、充填空間45内で硬化して鋼管連結材22に固着される。
なお硬化性充填材38が、第1充填空間36のうち、一対の分割鋼管27の両接合端30により形成された部分に充填されることで、両接合端30内に硬化性充填材38が充填される。
図3および図4に示すように、両接合端30内に充填された硬化性充填材38内には、配筋材39が埋設されている。配筋材39は、橋軸直角方向D2に複数配置されている。配筋材39としては、例えば鉄筋材などが挙げられる。配筋材39は、1本の線材を屈曲することで、内部に第1鋼管連結材32が挿通されるループ状に形成されている。
配筋材39は、下筋部40と、一対の側筋部41と、上筋部42と、を備えている。下筋部40は、橋軸方向D1に延び第1鋼管連結材32の下側を通過する。一対の側筋部41は、下筋部40における橋軸方向D1の両端部それぞれから上側に向けて延びている。上筋部42は、橋軸方向D1に延びて第1鋼管連結材32の上側を通過して一対の側筋部41を連結する。
また、一対の分割鋼管27の両接合端30内には、添接材43が設けられている。添接材43は、両接合端30に跨って配置されるとともに、ボルト44によって両接合端30に各別に固定されている。添接材43は、両接合端30それぞれの側壁部24に固定されている。添接材43は、橋軸方向D1に隣り合う2本の第1鋼管連結材32の間に配置されている。
添接材43は、表裏面が橋軸直角方向D2を向く板状に形成されている。添接材43は、橋軸直角方向D2から見てI字状に形成されている。添接材43の上端部は、第1鋼管連結材32よりも上側に位置し、添接材43の下端部は、第1鋼管連結材32よりも下側に位置している。ボルト44は、両接合端30それぞれの側壁部24と、この側壁部24に橋軸直角方向D2に並び合う他の長鋼管28の側壁部24と、を固定する。ボルト44は、鉛直方向および橋軸方向D1の両方向に複数ずつ設けられている。
添接材43およびボルト44には、硬化性充填材38が固着されている。
次に、前記床版橋10の施工方法の一例について説明する。
まず、分割鋼管27を非接合としたまま施工現場に搬送する。これにより、角形鋼管21を、複数の分割鋼管27に分割した状態で搬送することが可能になり、例えば輸送制限などの影響を受けずに搬送すること等ができる。
その後、一対の分割鋼管27の両接合端30内に配筋材39を配置しつつ、この両接合端30を、添接材43を介して仮接合して角形鋼管21を形成する。このとき、両接合端30それぞれの側壁部24と、他の長鋼管28の側壁部24と、をも併せてボルト44により固定する。これにより、橋軸直角方向D2に隣り合う2本の角形鋼管21を、添接材43およびボルト44により一体に仮接合することができる。
なおこのとき、配筋材39は、例えばスペーサなどを用いて位置決めするができる。また、ボルト44の締め込み作業は、例えば挿通孔31を通して行うことができる。
次いで、一体に仮接合された2本1組の角形鋼管21を、複数の橋台11上に架設する。このとき、2組の角形鋼管21を橋台11上に架設することで、4本の角形鋼管21が橋軸直角方向D2に敷き並べられる。
そして、4本の角形鋼管21に鋼管連結材22を一体に挿通する。このとき、第1鋼管連結材32を、一対の分割鋼管27の両接合端30に、この両接合端30と橋軸直角方向D2に並び合う長鋼管28における、橋軸方向D1の中間部を通して挿通する。なお挿通孔31は、鋼管連結材22よりも若干大径に形成することが可能であり、この場合、鋼管連結材22を角形鋼管21に容易に挿通することができる。
その後、流動性を具備した状態の硬化性充填材38を、充填孔37から充填空間45内に打設して、充填空間45内で硬化させる。これにより、橋床版ユニット20が製造される。なお、硬化性充填材38を打設して硬化させる前後で、鋼管列23に、橋軸直角方向D2からの荷重を適宜調整しながら加えることで、角形鋼管21相互にプレストレスを導入してもよい。
そして、橋台11上に複数の橋床版ユニット20を橋軸直角方向D2に敷き並べて橋床版12を形成し、その後、橋床版12上に舗装を施す。これにより、床版橋10が完成する。
以上説明したように、本実施形態に係る鋼管の継手構造46、橋床版ユニット20、床版橋10、鋼管の継手方法、橋床版ユニットの製造方法によれば、鋼管連結材22が、橋軸方向D1に隣り合う一対の分割鋼管27の両接合端30に、この両接合端30に橋軸直角方向D2に並び合う他の長鋼管28における、橋軸方向D1の中間部を通して挿通されている。したがって、一対の分割鋼管27の両接合端30それぞれを、他の長鋼管28における橋軸方向D1の中間部に鋼管連結材22によって連結し、この両接合端30を、鋼管連結材22および他の長鋼管28を介して接合することができる。これにより、分割鋼管27を簡便に接合し、橋床版ユニット20を簡便に製造することができる。
また、橋軸直角方向D2に並べられた複数本の角形鋼管21それぞれにおける、一対の分割鋼管27の両接合端30の橋軸方向D1の位置が、橋軸直角方向D2に並べられた複数本の角形鋼管21、一つ置きに入れ違っている。したがって、少ない鋼管連結材22で多くの分割鋼管27を接合することができる。これにより、橋床版ユニット20を一層簡便に製造することができる。
また、一対の分割鋼管27の両接合端30が、橋軸直角方向D2の両側から、他の長鋼管28における橋軸方向D1の中間部に挟み込まれている。したがって、一対の分割鋼管27の両接合端30それぞれを、鋼管連結材22によって、この両接合端30に対して橋軸直角方向D2の両外側に位置する他の長鋼管28それぞれに各別に連結することができる。これにより、両接合端30を強固に接合することができる。
また、一対の分割鋼管27の両接合端30内に、硬化性充填材38が充填されているので、両接合端30と鋼管連結材22とを強固に固定することができる。これにより、両接合端30を強固に接合することができる。
また、配筋材39が、下筋部40および一対の側筋部41を備えている。したがって、一対の分割鋼管27の両接合端30に上側から荷重が加えられ、硬化性充填材38において鋼管連結材22よりも下側に位置する部分に、両接合端30を橋軸方向D1に離間させるような引張応力が作用したときに、硬化性充填材38に生じるひずみを配筋材39によって効果的に抑えることができる。これにより、両接合端30を一層強固に接合することができる。
なお本実施形態のように、配筋材39が、橋軸方向D1に延びて鋼管連結材22の上側を通過して一対の側筋部41を連結する上筋部42を更に備えている場合には、硬化性充填材38に生じるひずみを一層効果的に抑えることができる。
また、一対の分割鋼管27の両接合端30内に、添接材43が設けられているので、鋼管連結材22を一対の分割鋼管27の両接合端30に挿通するときに、この両接合端30を、添接材43を介して仮接合しておくことができる。これにより、分割鋼管27を高精度に接合することができる。
さらに添接材43が、両接合端30内に配置されているので、添接材43およびボルト44が外部に露出するのを抑えることができる。これにより、ボルト44の頭部の塗装を省略して作業性を向上させ易くするとともに、防食耐久性も向上させ易くすることができる。
またボルト44が、一対の分割鋼管27の両接合端30それぞれの側壁部24と、この側壁部24に橋軸直角方向D2に隣り合う他の長鋼管28の側壁部24と、を固定する。したがって、鋼管連結材22を一対の分割鋼管27の両接合端30に、他の長鋼管28における橋軸方向D1の中間部を通して挿通するときに、この両接合端30を、ボルト44を介して他の長鋼管28に仮接合しておくことができる。これにより、分割鋼管27を一層高精度に接合することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、添接材43、硬化性充填材38および配筋材39がなくてもよい。
前記実施形態では、橋床版12は、複数の橋床版ユニット20が、橋軸直角方向D2に敷き並べられて構成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、橋床版12が、1つの橋床版ユニット20により構成されていてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 床版橋
12 橋床版
20 橋床版ユニット
21 角形鋼管
22 鋼管連結材
24 側壁部
27 分割鋼管
30 両接合端(両端部)
38 硬化性充填材
39 配筋材
40 下筋部
41 側筋部
43 添接材
44 ボルト
46 継手構造
D1 橋軸方向
D2 橋軸直角方向

Claims (11)

  1. 橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管と、前記複数本の角形鋼管に橋軸直角方向に挿通された鋼管連結材と、を備え、前記角形鋼管は、橋軸方向に複数本の分割鋼管に分割された橋床版ユニットにおいて、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管のうち、互いに突き合わされた両端部を接合する鋼管の継手構造であって、
    前記両端部は、前記一対の分割鋼管と橋軸直角方向に隣り合う他の鋼管における橋軸方向の中間部と、橋軸直角方向に並び合い、
    前記鋼管連結材は、前記他の鋼管における橋軸方向の中間部を通して前記両端部に挿通されている鋼管の継手構造。
  2. 前記両端部は、橋軸直角方向の両側から、前記他の鋼管における橋軸方向の中間部に挟み込まれている請求項1記載の鋼管の継手構造。
  3. 前記両端部内には、前記鋼管連結材に固着された硬化性充填材が充填されている請求項1または2に記載の鋼管の継手構造。
  4. 前記硬化性充填材内には、配筋材が埋設され、
    前記配筋材は、橋軸方向に延び前記鋼管連結材の下側を通過する下筋部と、前記下筋部における橋軸方向の両端部それぞれから上側に向けて延びる一対の側筋部と、を備えている請求項3記載の鋼管の継手構造。
  5. 前記両端部内には、前記両端部に跨って配置されるとともに、ボルトによって前記両端部に各別に固定された添接材が設けられている請求項1から4のいずれか1項に記載の鋼管の継手構造。
  6. 前記添接材は、前記両端部それぞれにおいて橋軸直角方向を向く側壁部に固定され、
    前記ボルトは、前記両端部それぞれの側壁部と、前記他の鋼管の側壁部と、を固定する請求項5記載の鋼管の継手構造。
  7. 橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管と、
    前記複数本の角形鋼管に橋軸直角方向に挿通された鋼管連結材と、を備え、
    前記角形鋼管は、橋軸方向に複数本の分割鋼管に分割された橋床版ユニットであって、
    橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管のうち、互いに突き合わされた両端部は、請求項1から6のいずれか1項に記載の鋼管の継手構造によって接合されている橋床版ユニット。
  8. 前記複数本の角形鋼管それぞれにおける前記両端部の橋軸方向の位置は、前記複数本の角形鋼管一つ置きに入れ違っている請求項7記載の橋床版ユニット。
  9. 路面が、請求項7または8に記載の橋床版ユニットからなる橋床版により構成されている床版橋。
  10. 橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管と、前記複数本の角形鋼管に橋軸直角方向に挿通された鋼管連結材と、を備え、前記角形鋼管は、橋軸方向に複数本の分割鋼管に分割された橋床版ユニットにおいて、橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管のうち、互いに突き合わされた両端部を接合する鋼管の継手方法であって、
    前記両端部を、前記一対の分割鋼管と橋軸直角方向に隣り合う他の鋼管における橋軸方向の中間部と、橋軸直角方向に並び合わせるとともに、前記鋼管連結材を、前記他の鋼管における橋軸方向の中間部を通して前記両端部に挿通する鋼管の継手方法。
  11. 橋軸直角方向に並べられた複数本の角形鋼管と、
    前記複数本の角形鋼管に橋軸直角方向に挿通された鋼管連結材と、を備え、
    前記角形鋼管は、橋軸方向に複数本の分割鋼管に分割された橋床版ユニットの製造方法であって、
    橋軸方向に隣り合う一対の分割鋼管のうち、互いに突き合わされた両端部を、請求項10記載の鋼管の継手方法によって接合する橋床版ユニットの製造方法。
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