JP2016050428A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却対象部位を効率的に冷却しながら複数のファンによるうなりの発生を抑制する。【解決手段】コントローラ23は、第1〜第3ファン17〜19の目標回転数に含まれる2つの目標回転数同士の差のなかに最低回転数差未満のものが存在する場合に、第1〜第3冷却対象部位16a〜16cのうち目標回転数を最も優先して確保すべきものとして予め設定された最優先冷却対象部位16aに対する第1ファン17の目標回転数が当該目標回転数以上の回転数となり、かつ、第1〜第3ファン17〜19の全ての目標回転数同士の差が最低回転数差以上となるように、第1〜第3ファン17〜19の目標回転数を補正する。【選択図】図2

Description

本発明は、予め設定された冷却対象部位と、冷却対象部位を冷却するためのファンと、ファンの駆動を制御するコントローラとを有する建設機械に関するものである。
従来から、液晶パネル(冷却対象部位)と、液晶パネルを冷却するための2つの冷却ファンと、液晶パネルの温度を測定する温度検出器(サーミスタ)と、温度検出器により検出された温度に基づいて2つの冷却ファンに目標回転数を設定するコントローラ(冷却制御部)とを備えたプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1)。
ここで、2つの冷却ファンが近い回転数で回転すると、両冷却ファンの振動が組み合わされることにより「うなり」が発生する。
そこで、コントローラは、うなりの発生を防止するために、一方の冷却ファンの回転数と他方の冷却ファンの回転数との間に所定の差が生じるように、前記他方の冷却ファンの目標回転数を補正する(下げる)。
特開2009−300479号公報
ところで、油圧ショベル等の建設機械には、温度管理を行いながら冷却することが必要な複数の冷却対象部位が設けられている。
例えば、ラジエータにおいてはエンジン冷却水の導入口から導出口までの範囲の複数個所において異なる温度管理が必要となる場合があり、また、異なる機器(例えば、ラジエータとインタークーラ)では異なる温度管理が必要となる場合がある。
そのため、建設機械においては、異なる冷却対象部位においてそれぞれファンの目標回転数が設定され、これらの目標回転数を確保すべき程度が冷却対象部位によって異なる。
ここで、特許文献1に記載のプロジェクタは、共通の冷却対象部位(液晶パネル)を冷却するための2つの冷却ファンに設定された共通の目標回転数のうちの一方を下げるものであり、目標回転がそれぞれ設定された複数の冷却ファンのうちの目標回転数を補正すべき冷却ファンをどのように決定し、その目標回転数をどのように補正するかについて考慮されたものではない。
したがって、建設機械に対して特許文献1に記載の制御を適用するだけでは、複数の冷却対象部位を効率的に冷却することができない。
具体的に、うなりを抑制するために目標回転数を下げた結果、複数の冷却対象部位のうち目標回転数を確保すべき程度の高い冷却対象部位に対する冷却ファンの目標回転数が不足するおそれがある。
本発明の目的は、冷却対象部位を効率的に冷却しながら複数のファンによるうなりの発生を抑制することができる建設機械の冷却制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、建設機械であって、予め設定された複数の冷却対象部位と、前記複数の冷却対象部位のそれぞれを冷却する複数のファンと、前記複数の冷却対象部位のそれぞれの温度を検出可能な複数の温度検出器と、前記複数の温度検出器により検出された温度に基づいて前記複数のファンの目標回転数をそれぞれ設定し、前記複数のファンの駆動によるうなりの発生を抑制するために予め設定された最低回転数差以上の差が前記複数のファンの目標回転数間に生じるように前記目標回転数を補正し、さらに前記目標回転数に基づいて前記複数のファンの駆動を制御するコントローラとを備え、前記コントローラは、前記複数のファンの目標回転数に含まれる2つの目標回転数同士の差のなかに前記最低回転数差未満のものが存在する場合に、前記複数の冷却対象部位のうち前記目標回転数を最も優先して確保すべきものとして予め設定された最優先冷却対象部位に対するファンの目標回転数が当該目標回転数以上の回転数となり、かつ、前記複数のファンの全ての目標回転数同士の差が前記最低回転数差以上となるように、前記複数のファンの目標回転数を補正する、建設機械を提供する。
本発明によれば、最優先冷却対象部位に設定された目標回転数の補正による低下を防止して当該最優先冷却対象部位を確実に冷却しながら複数のファンによるうなりを抑制することができる。
したがって、本発明によれば、冷却対象部位を効率的に冷却しながら複数のファンによるうなりの発生を抑制することができる。
ここで、前記複数の冷却対象部位の全てについて前記目標回転数を確保すべき順序としての優先順位が予め設定されている場合、前記最優先冷却対象部位だけでなくそれ以外の冷却対象部位も効率的に冷却することができる。
具体的に、この場合、前記コントローラは、前記最低回転数差未満の差を持つように設定された2つの目標回転数のうち、前記優先順位の低い冷却対象部位に対する低順位側目標回転数が前記優先順位の高い冷却対象部位に対する高順位側目標回転数から離れた回転数となるように前記低順位側目標回転数を補正することができる。
この態様によれば、優先順位の高い冷却対象部位ほどそれに対する目標回転数の変動を抑制することができるため、全ての冷却対象部位を優先順位に従って効率的に冷却することができる。
前記建設機械において、前記コントローラは、前記低順位側目標回転数を減じるように当該低順位側目標回転数を補正することが好ましい。
この態様によれば、目標回転数を増加することなく全ての目標回転数同士の差が最低回転数差以上となるように目標回転数を補正することができる。そのため、目標回転数がファンに設定された最大回転数付近に設定されている状況(目標回転数を増加させることができない状況)においても、うなりを確実に抑制することができる。
特に、前記優先順位が前記冷却対象部位に要求される冷却能力の高い順に設定されている場合、優先順位の低い冷却部位ほど目標回転数が低く設定されるため、目標回転数の補正により低下する冷却能力を小さく抑えることができる。
ここで、前記優先順位は、コントローラに対して予め記憶されているものでもよいが、目標回転数の補正に先立って予め設定されるものでもよい。
具体的に、前記コントローラは、前記複数の温度検出器により検出された温度に基づいて前記複数の冷却対象部位に要求される冷却能力をそれぞれ特定するとともに前記冷却能力が高い順に前記優先順位を設定する優先順位設定手段と、前記優先順位設定手段により設定された前記優先順位に基づいて前記目標回転数を補正する目標回転数補正手段とを有していてもよい。
この態様によれば、例えば、冷却対象部位が異なる機器に設定されている場合のように、冷却対象部位に要求される冷却能力の大小関係が冷却対象部位の温度に応じて変化する場合に、当該変化に応じて適宜優先順位を変更することができる。
したがって、常に高い冷却能力が要求される冷却対象部位を優先して冷却することができる。
本発明によれば、冷却対象部位を効率的に冷却しながら複数のファンによるうなりの発生を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る油圧ショベルの全体構成を示す側面図である。 図1に示す油圧ショベルに設けられた構成を示すブロック図である。 冷却水温度とファンの回転数との関係を示すグラフである。 図2に示すコントローラにより実行される処理を示すフローチャートである。 図4に示す処理により設定される目標回転数の第1の例を示す表であり、補正前の状態を示している。 図4に示す処理により設定される目標回転数の第1の例を示す表であり、補正後の状態を示している。 図4に示す処理により設定される目標回転数の第2の例を示す表であり、補正前の状態を示している。 図4に示す処理により設定される目標回転数の第2の例を示す表であり、第2ファンの目標回転数を補正した状態を示している。 図4に示す処理により設定される目標回転数の第2の例を示す表であり、第3ファンの目標回転数を補正した状態を示している。 本発明の第2実施形態に係る油圧ショベルの構成の一部を省略して示すブロック図である。 ラジエータの温度とラジエータ用ファンの必要風量との関係を示すグラフである。 インタークーラの温度とインタークーラ用ファンの必要風量との関係を示すグラフである。 第2実施形態のコントローラにより実行される処理の一部を示すフローチャートである。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
<第1実施形態(図1〜図9)>
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る建設機械の一例としての油圧ショベル1は、クローラ2aを有する下部走行体2と、下部走行体2上に旋回可能に設けられた上部旋回体3と、上部旋回体3に取り付けられたアタッチメント4とを備えている。
アタッチメント4は、上部旋回体3に対して上げ下げ可能に取り付けられたブーム5と、ブーム5の先端部に対して回転可能に取り付けられたアーム6と、アーム6の先端部に対して回転可能に取り付けられたバケット7とを備えている。
また、アタッチメント4は、上部旋回体3に対してブーム5を上げ下げ駆動するブームシリンダ8と、ブーム5に対してアーム6を回転駆動するアームシリンダ9と、アーム6に対してバケット7を回転駆動するバケットシリンダ10とを備えている。
図2を参照して、上部旋回体3は、油圧アクチュエータ(例えば、前記シリンダ8〜10)に対して作動油を供給する油圧ポンプ14と、油圧ポンプ14を駆動するエンジン15と、エンジン15の冷却水を通すための通路を有するラジエータ16と、ラジエータ16に取り付けられた第1〜第3ファン17〜19と、ラジエータ16の温度を検出可能な第1〜第3温度センサ(温度検出器)20〜22と、第1〜第3ファン17〜19の駆動を制御するコントローラ23とを備えている。
第1ファン17は、ラジエータ16の冷却水の導入口に近い部分(以下、冷却対象部位16aという)に取り付けられ、冷却対象部位16aを冷却する。
第3ファン19は、ラジエータ16の冷却水の導出口に近い部分(以下、冷却対象部位16cという)に取り付けられ、冷却対象部位16cを冷却する。
第2ファン18は、ラジエータ16の第1ファン17と第2ファン19との間の部分(以下、冷却対象部位16bという)に取り付けられ、冷却対象部位16bを冷却する。
なお、本実施形態における第1〜第3ファン17〜19は、同一の仕様及び同一の規格を有するものである。
第1温度センサ20は、ラジエータ16の冷却対象部位16aの温度を検出可能である。
第2温度センサ21は、ラジエータ16の冷却対象部位16bの温度を検出可能である。
第3温度センサ22は、ラジエータ16の冷却対象部位16cの温度を検出可能である。
コントローラ23は、第1〜第3温度センサ20〜22により検出された温度に基づいて第1〜第3ファン17〜19の目標回転数をそれぞれ設定する。また、コントローラ23は、予め設定された最低回転数差以上の差が第1〜第3ファン17〜19の目標回転数間に生じるように目標回転数を補正する。
具体的に、コントローラ23は、第1〜第3ファン17〜19の目標回転数を設定する目標回転数設定手段24と、最低回転数差を設定する最低回転数差設定手段25と、目標回転数同士の間の回転数の差を確認する回転数差確認手段26と、冷却対象部位16a〜16cについて優先順位を設定する優先順位設定手段27と、全ての目標回転数同士の差が最低回転数差以上となるように目標回転数を補正する目標回転数補正手段28とを備えている。
目標回転数設定手段24は、第1〜第3温度センサ20〜22により検出された第1〜第3冷却対象部位16a〜16cの温度に基づいて冷却対象部位16a〜16c(冷却水)が予め設定された温度となるように第1〜第3ファン17〜19の目標回転数を設定する。具体的に、目標回転数設定手段24は、検出温度と目標回転数との関係を示す図3のマップと、第1〜第3温度センサ20〜22により検出された温度とに基づいて目標回転数を設定する。図3のマップは、予め設定された温度範囲内においては検出温度が高いほど目標回転数が高くなり、かつ、前記温度範囲の外側では目標温度が一定となる特性を有する。なお、図3のマップは、コントローラ23に予め設定されたものであり、温度上昇時と温度下降時との間にヒステリシスを有する。ヒステリシスが設定されているのは、温度上昇時に比べて温度下降時の方が冷却対象部位16a〜16cに要求される冷却能力が低いためである。
最低回転数差設定手段25は、コントローラ23に予め記憶された最低回転数差(本実施形態では50rpm)を参照して、最低回転数差を設定する。
回転数差確認手段26は、目標回転数設定手段24により設定された複数の目標回転数に含まれる2つの目標回転数同士の差のなかに最低回転数差未満のものが存在するか否かを確認する。
優先順位設定手段27は、第1〜第3冷却対象部位16a〜16cの全てについて目標回転数を確保すべき順序として予めコントローラ23に記憶された優先順位を参照して、優先順位を設定する。本実施形態における優先順位は、冷却対象部位16a〜16cに要求される冷却能力が高い順に設定されている。具体的に、図3に示されるように、検出温度(冷却対象部位16a〜16cの温度)が高いほど、冷却対象部位16a〜16cに要求される冷却能力(目標回転数)は高い。また、ラジエータ16の冷却水の導入口に近い位置に設けられた第1冷却対象部位16aの温度Tm1が最も高く、ラジエータ16の冷却水の導出口に近い位置に設けられた第3冷却対象部位16cの温度Tm3が最も低く、第2冷却対象部位16bの温度Tm2は温度Tm1と温度Tm3との間の温度となる。したがって、第1冷却対象部位16a〜第3冷却対象部位16cの順に優先順位が設定されている。
目標回転数補正手段28は、回転数差確認手段26によって複数の目標回転数に含まれる2つの目標回転数同士の差のなかに最低回転数未満のものが存在することが確認された場合に、全てのファン17〜19の目標回転数同士の差が最低回転数差以上となるように第1〜第3ファン17〜19の目標回転数を補正する。
具体的に、目標回転数補正手段28は、第1〜第3冷却対象部位16a〜16cのうち最も優先順位の高い第1冷却対象部位16a(最優先冷却対象部位)に対する第1ファン17の目標回転数が当該目標回転数以上の回転数となるように、目標回転数を補正する。例えば、図5は、第1ファン17と第2ファン18の目標回転数同士の差(0rpm)が最低目標回転数差(50rpm)未満である場合を示す。この場合、目標回転数補正手段28は、図6に示すように、第1ファン17の目標回転数(2000rpm)を維持した状態で第2ファン18の目標回転数を補正する(減じる)。
また、目標回転数補正手段28は、図5及び図6に示すように、最低回転数差未満の差を持つように設定された2つの目標回転数のうち、優先順位の低い第2冷却対象部位16bに対する目標回転数(低順位側目標回転数)が優先順位の高い第1冷却対象部位16aに対する目標回転数(高順位側目標回転数)から離れた回転数となるように低順位側目標回転数を補正する(減じる)。
さらに、目標回転数補正手段28は、全てのファン17〜19の目標回転数同士の差が最低回転数差以上となるように目標回転数を補正する。例えば、図8は、図7の状況から第2ファン18の目標回転数を補正して第1ファン17及び第2ファン18の目標回転数同士の差が最低回転数差以上となった結果として、第2ファン18及び第3ファン19の目標回転数同士の差が最低回転数差未満となった場合を示している。この場合、目標回転数補正手段28は、さらに、図9に示すように第3ファン19の目標回転数を補正する(減じる)。
図5〜図9に示すように、目標回転数補正手段28は、最低回転数差(50rpm)よりも大きい値(例えば、53rpm)を補正量として使用し、この補正量を目標回転数に対して増減する。なお、補正量は、コントローラ23に予め記憶されている。
また、目標回転数補正手段28は、第1〜第3ファン17〜19に電気的に接続され、補正後の目標回転数及び補正されていない目標回転数の少なくとも一方を第1〜第3ファン17〜19に出力する。
以下、図4を参照して、コントローラ23により実行される処理について説明する。
処理が開始されると、まず、第1〜第3温度センサ20〜22から第1〜第3冷却対象部位16a〜16cの検出温度が取り込まれ(ステップS1)、この検出温度と図3に示すマップとに基づいて目標回転数が設定される(ステップS2)。
図5に示す例では、第1ファン17及び第2ファン18の目標回転数が2000rpmに設定され、第3ファン19の目標回転数が1800rpmに設定されている。
また、図7に示す例では、第1ファン17及び第2ファン18の目標回転数が2000rpmに設定され、第3ファン19の目標回転数が1900rpmに設定されている。
次いで、全ての目標回転数に含まれる2つの目標回転数同士の差のなかに最低回転数差未満のものが存在するか否かが判定され(ステップS3)、ステップS3でYESと判定されると、優先順位に基づいて目標回転数が補正される(ステップS4)。
具体的に、図5及び図7に示す例では、第1ファン17の目標回転数と第2ファン18の目標回転数とが最低回転数差未満である。そのため、図6及び図8に示すように、第1冷却対象部位16a及び第2冷却対象部位16bのうち優先順位の低い第2冷却対象部位16bに対する第2ファン18の目標回転数を補正する(53rpmを減じる)。
このように補正が行われた後、再度、全ての目標回転数に含まれる2つの目標回転数同士の差のなかに最低回転数差未満のものが存在するか否かが判定される(ステップS5)。
具体的に、図6に示す例では、第1〜第3ファン17〜19の目標回転数に含まれる2つの回転数同士の差が全て最低回転数差(50rpm)以上であるため、上記ステップS5においてNOと判定される。
一方、図8に示す例では、第2ファン18の目標回転数(1947rpm)と第3ファン19の目標回転数(1900rpm)との差(47rpm)が最低回転数差未満であるため、ステップS5においてYESと判定される。この場合には、再びステップS4が実行され、図9に示すように第2冷却対象部位16b及び第3冷却対象部位16cのうち優先順位の低い第3冷却対象部位16cに対する第3ファン19の目標回転数を補正する(53rpmを減じる)。図9に示す状態においては、第1〜第3ファン17〜19の目標回転数に含まれる2つの回転数同士の差が全て最低回転数差(50rpm)以上であるため、上記ステップS5においてNOと判定される。
ステップS5でNOと判定された場合、及び、上述したステップS3でNOと判定された場合、目標回転数の指令が第1〜第3ファン17〜19に対して出力され、当該第1〜第3ファン17〜19は、目標回転数で駆動する。
以上説明したように、最も優先順位の高い第1冷却対象部位16a(最優先冷却対象部位)に設定された目標回転数の補正による低下を防止して当該第1冷却対象部位16aを確実に冷却しながら第1〜第3ファン17〜19によるうなりを抑制することができる。
したがって、第1〜第3冷却対象部位16a〜16cを効率的に冷却しながら第1〜第3ファン17〜19によるうなりの発生を抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
第1実施形態では、最低回転数差未満の差を持つように設定された2つの目標回転数のうち、優先順位の低い冷却対象部位に対する目標回転数を減じるように当該目標回転数を補正する。
これにより、優先順位の高い冷却対象部位ほどそれに対する目標回転数の変動を抑制することができるため、全ての冷却対象部位16a〜16cを優先順位に従って効率的に冷却することができる。
また、目標回転数を増加することなく全ての目標回転数同士の差が最低回転数差以上となるように目標回転数を補正することができる。そのため、目標回転数がファンに設定された最大回転数付近に設定されている状況(目標回転数を増加させることができない状況)においても、うなりを確実に抑制することができる。例えば、図5に示す例において、第1ファン17の目標回転数が最大回転数付近である場合、第1ファン17の目標回転数を増加することが難しい状況であるが、このような状況においても第2ファン18の目標回転数を減ずることにより確実にうなりの発生を抑制することができる。
特に、上述のように優先順位が冷却対象部位16a〜16cに要求される冷却能力の高い順に設定されている場合、優先順位の低い冷却部位ほど目標回転数が低く設定されるため、目標回転数の補正により低下する冷却能力を小さく抑えることができる。
<第2実施形態(図10〜図13)>
第1実施形態では、ラジエータ16に設定された複数の冷却対象部位16a〜16cにファン17〜19が設けられているが、複数のファンが設けられる機器は単一の機器に限定されない。
また、第1実施形態では、コントローラ23に予め記憶された優先順位を参照して優先順位が設定されているが、冷却対象部位に要求される冷却能力に基づいて設定することもできる。
以下、その一例としての本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態と同様の部分については図示及び説明を省略する。
第2実施形態に係る油圧ショベル1は、図10に示すように、インタークーラ30と、前記ラジエータ16に設けられたラジエータ用ファン31と、ラジエータ16のラジエータ用ファン31により冷却される部位(冷却対象部位)の温度を検出可能なラジエータ用センサ32と、インタークーラ30に設けられたクーラ用ファン33と、インタークーラ30のクーラ用ファン33により冷却される部位(冷却対象部位)の温度を検出可能なクーラ用センサ34とを備えている。
ラジエータ用ファン31及びクーラ用ファン33は、同一の規格及び同一の仕様を有している。
前記コントローラ23(図2参照)の目標回転数設定手段24は、ラジエータ用センサ32及びクーラ用センサ34に電気的に接続され、目標回転数補正手段28は、ラジエータ用ファン31及びクーラ用ファン33に電気的に接続されている(図示は省略する)。
また、コントローラ23は、図11及び図12に示すマップが予め記憶されている。
図11に示すマップは、ラジエータ用センサ32による検出温度(冷却水温度)と、この検出温度との関係でラジエータ16を予め設定された温度に冷却するために必要な風量との関係を示す。
また、図11に示すマップには、低温環境下においてエンジン15を暖機するための低温モード時に使用される特性A2と、低温モード以外の通常モード時に使用される特性A1とが設定されている。これらの特性A1、A2は、検出温度が高いほど必要風量が高くなるように設定されている。また、特性A2の勾配は、特性A1の勾配よりも小さく設定されている(検出温度に対する冷却能力が小さく抑えられている)。
コントローラ23は、上述したステップS2(図4参照)において、図11に示すマップと検出温度とに基づいて必要風量を特定するとともに、この必要風量とラジエータ用ファン31の1回転当たりの風量とに基づいてラジエータ16に対する目標回転数を設定する。ここで、コントローラ23は、通常モード時には特性A1を使用し、低温モード時には特性A2を使用する。
図12に示すマップは、クーラ用センサ34による検出温度(吸気温度)と、この検出温度との関係でインタークーラ30を予め設定された温度に冷却するために必要な風量との関係を示す。また、図12に示すマップは、検出温度が高いほど必要風量が高くなる特性A3を有する。
コントローラ23は、上述したステップS2(図4参照)において、図12に示すマップと検出温度とに基づいて必要風量を特定するとともに、この必要風量とクーラ用ファン33の1回転当たりの風量とに基づいてインタークーラ30に対する目標回転数を設定する。
優先順位設定手段27(図2参照)は、両センサ32、34による検出温度に基づいてラジエータ16及びインタークーラ30に要求される冷却能力をそれぞれ特定するとともに冷却能力が高い順に前記優先順位を設定する。また、目標回転数補正手段28(図2参照)は、優先順位設定手段27により設定された優先順位に基づいて両ファン31、33の目標回転数を補正する。
具体的に、コントローラ23は、図4に示すステップS3とステップS4との間で図13に示す優先順位設定処理Tを実行する。
優先順位設定処理Tでは、まず、現在のモードが通常モードであるか否かを判定する(ステップT1)。
ステップT1においてYESと判定されると、図11の特性A1とラジエータ16の検出温度とに基づいてラジエータ16に対する必要風量(冷却能力)を特定するとともに、図12の特性A3とインタークーラ30の検出温度とに基づいてインタークーラ30に対する必要風量(冷却能力)を特定する(ステップT2)。
一方、ステップT1においてNOと判定されると、図11の特性A2とラジエータ16の検出温度とに基づいてラジエータ16に対する必要風量を特定するとともに、図12の特性A3とインタークーラ30の検出温度とに基づいてインタークーラ30に対する必要風量を特定する(ステップT3)。
次いで、ラジエータ16に対する必要風量がインタークーラ30に対する必要風量よりも高いかどうかが判定される(ステップT4)。
ステップT4でYESと判定されると、ラジエータ16をインタークーラ30よりも高い優先順位に設定する(ステップT5)一方、ステップT4でNOと判定されると、インタークーラ30をラジエータ16よりも高い優先順位に設定して(ステップT6)、図4に示すメインルーチンにリターンする。
図4のステップS4では、上述のように設定された優先順位に基づいて目標回転数を補正する。なお、両ファン31、33以外のファンを有し、ステップS5においてNOと判定された場合には、ステップS4を繰り返し実行する。
第2実施形態によれば、ラジエータ16及びインタークーラ30に要求される冷却能力の大小関係が当該ラジエータ16及びインタークーラ30の温度に応じて変化する場合に、当該変化に応じて適宜優先順位を設定することができる。
したがって、常に高い冷却能力が要求されるラジエータ16又はインタークーラ30を優先して冷却することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下の態様を採用することもできる。
前記実施形態では、複数の冷却対象部位の全てについて優先順位が設定されているが、複数の冷却対象のうち少なくとも最も優先して目標回転数を確保すべき最優先冷却対象部位が設定されていればよい。
この場合、コントローラ23は、最優先冷却対象部位の目標回転数が当該目標回転数以上の回転数となり、かつ、複数のファンの全ての目標回転数同士の差が最低回転数差以上となるように複数のファンの目標回転数を補正すればよい。
前記実施形態では、最低回転数差を固定値(50rpm)としているが、最低回転数差設定手段25は、目標回転数設定手段24により設定される目標回転数に対する比率として最低回転数差を算出してもよい。この場合、目標回転数補正手段28は、最低回転数差よりも大きい値を補正量として設定することができる。
また、補正量は、最低回転数差よりも大きな値に限定されず、最低回転数差と同一でもよい。
目標回転数設定手段24は、図3、図11及び図12に示すマップに基づいて目標回転数を設定しているが、センサ20〜22、30、32による冷却対象部位の検出温度と、冷却対象部に予め設定された目標温度との偏差に基づいて目標風量を算出し、この目標風量とファンに設定された1回転当たりの風量とに基づいて目標回転数を設定してもよい。
優先順位は、冷却能力の高い順に限定されない。例えば、冷却対象となる機器が異なればそれぞれの機器に許容される最大温度も異なるため、機器の重要度に応じて優先順位を定める場合、重要度の高い機器に要求される冷却能力が低くても他の機器に優先して冷却する必要がある。
例えば、優先順位1位の目標回転数が1950rpm、優先順位2位の目標回転数が1980rpmに設定される場合について検討する。この場合、次のように目標回転数を補正することによりうなりの発生を抑制することができる。
(1)優先順位1位の目標回転数を2030以上に上げる。
(2)50rpm以上の回転数差となるように優先順位1位の目標回転数を上げ、かつ、優先順位2位の目標回転数を下げる。
(3)優先順位1位の目標回転数を維持するとともに優先順位2位の目標回転数を2000以上に上げる、又は、優先順位2位の目標回転数を1900以下に下げる。
1 油圧ショベル(建設機械の一例)
16 ラジエータ(冷却部位の一例)
16a 第1冷却対象部位
16b 第2冷却対象部位
16c 第3冷却対象部位
17 第1ファン
18 第2ファン
19 第3ファン
20 第1温度センサ(温度検出器の一例)
21 第2温度センサ(温度検出器の一例)
22 第3温度センサ(温度検出器の一例)
23 コントローラ
27 優先順位設定手段
28 目標回転数補正手段
30 インタークーラ(冷却対象部位の一例)
31 ラジエータ用ファン
32 ラジエータ用センサ
33 クーラ用ファン
34 クーラ用センサ

Claims (5)

  1. 建設機械であって、
    予め設定された複数の冷却対象部位と、
    前記複数の冷却対象部位のそれぞれを冷却する複数のファンと、
    前記複数の冷却対象部位のそれぞれの温度を検出可能な複数の温度検出器と、
    前記複数の温度検出器により検出された温度に基づいて前記複数のファンの目標回転数をそれぞれ設定し、前記複数のファンの駆動によるうなりの発生を抑制するために予め設定された最低回転数差以上の差が前記複数のファンの目標回転数間に生じるように前記目標回転数を補正し、さらに前記目標回転数に基づいて前記複数のファンの駆動を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記複数のファンの目標回転数に含まれる2つの目標回転数同士の差のなかに前記最低回転数差未満のものが存在する場合に、前記複数の冷却対象部位のうち前記目標回転数を最も優先して確保すべきものとして予め設定された最優先冷却対象部位に対するファンの目標回転数が当該目標回転数以上の回転数となり、かつ、前記複数のファンの全ての目標回転数同士の差が前記最低回転数差以上となるように、前記複数のファンの目標回転数を補正する、建設機械。
  2. 前記複数の冷却対象部位の全てについて前記目標回転数を確保すべき順序としての優先順位が予め設定され、
    前記コントローラは、前記最低回転数差未満の差を持つように設定された2つの目標回転数のうち、前記優先順位の低い冷却対象部位に対する低順位側目標回転数が前記優先順位の高い冷却対象部位に対する高順位側目標回転数から離れた回転数となるように前記低順位側目標回転数を補正する、請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記コントローラは、前記低順位側目標回転数を減じるように当該低順位側目標回転数を補正する、請求項2に記載の建設機械。
  4. 前記優先順位は、前記冷却対象部位に要求される冷却能力が高い順に設定されている、請求項3に記載の建設機械。
  5. 前記コントローラは、前記複数の温度検出器により検出された温度に基づいて前記複数の冷却対象部位に要求される冷却能力をそれぞれ特定するとともに前記冷却能力が高い順に前記優先順位を設定する優先順位設定手段と、前記優先順位設定手段により設定された前記優先順位に基づいて前記目標回転数を補正する目標回転数補正手段とを有する、請求項2〜4の何れか1項に記載の建設機械。
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