JP2011159790A - 発熱体収納装置用冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャビネット4の外気に面した第1環境送風ファン12aと第1環境送風ファン12bの回転数をキャビネット4内の温度に応じて回転数指令装置16で回転数指令値を第1環境送風ファン12aはR1+△R1、第1環境送風ファン12bはR1−△R1で駆動させることとし、キャビネット4内の温度変化に応じ回転数を変化させる回転数指令値がR3の場合に、第1環境送風ファン12aはR3−△R3、第1環境送風ファン12bはR3+△R3と回転数の高低を切替えて駆動させることによりうなり音を軽減して送風ファンを駆動しキャビネット4内を冷却しながら送風ファンの寿命も均一化させることができる。
【選択図】図3
Description
図1および図2に示すように、ビルディング1の屋上2には携帯電話基地局3が設けられている。携帯電話基地局3は、発熱体収納装置である箱状のキャビネット4とこのキャビネット4内に設けた複数の通信機5と前記キャビネット4の前面開口部にドアのごとく開閉自在に設けた発熱体収納装置用冷却装置6とにより構成されている。
さて、本実施の形態では、図6および図7に示すとおり、実施の形態1において回転数指令装置16内に備えていた回転数補正手段26bを制御装置15内に備えたものである。なお、実施の形態1と同一構成部分については、同一符号を用いてその詳細な説明は省略する。
さて、本実施の形態では、図8および図9に示すとおり、実施の形態1において回転数指令装置16より第1環境送風ファン12a、第1環境送風ファン12b、第2環境送風ファン13aおよび第2環境送風ファン13bの回転数指令を決定していたが、通信手段ではなく、発熱体収納装置用冷却装置6の第2環境吸気口9aおよび第2環境吸気口9bの内部チャンバー27内に第2環境すなわちキャビネット4内の温度を検知する温度検知手段としてのサーミスター28を備え、コントロール基板18にこのサーミスター28を接続し、前記第1環境送風ファン12a、第1環境送風ファン12b、第2環境送風ファン13aおよび第2環境送風ファン13bの駆動すべき回転数を判断する回転数判断手段25aと更に前記第1環境送風ファン12a、第1環境送風ファン12bを異なる回転数で駆動させるために回転数を補正する回転数補正手段26bを同様に前記コントロール基板18に備えたものである。なお、実施の形態1と同一構成部分については、同一符号を用いてその詳細な説明は省略する。
図10に示すように、本実施の形態は、実施の形態1乃至実施の形態3で説明した内容に加えて、コントロール基板18に回転数の記憶手段である外部メモリー29を備えて接続したものである。なお、実施の形態1、実施の形態2あるいは実施の形態3と同一構成部分については、同一符号を用いてその詳細な説明は省略する。
図11に示すように、本実施の形態は、実施の形態1乃至実施の形態4で説明した内容に加えて、コントロール基板18にうなり音を軽減するために回転数差を付けて第1環境送風ファン12a、第1環境送風ファン12bを動作させていることを報知する報知手段としてのLED30を備えたものである。なお、実施の形態1乃至実施の形態4と同一構成部分については、同一符号を用いてその詳細な説明は省略する。
図12に示すように、本実施の形態は、実施の形態1乃至実施の形態3で説明した内容に対し、第1環境送風ファン12aおよび第1環境送風ファン12bの回転数の高低を切替える場合に、回転数を変化させなければならなくなった場合に次の回転数指令値に変化する前に必ずうなり音の影響のない極低回転数RSLに回転数を下降させた状態で回転数の高低を切替えて所望の変化させる回転数に上昇させるものであり、よりうなり音の低減効果の高く、回転数の差に起因する送風ファンの寿命も均一化させることができる。
図13に示すように、本実施の形態は、実施の形態1乃至実施の形態3で説明した内容に対し、第1環境送風ファン12aおよび第1環境送風ファン12bの回転数の高低を切替える場合に、第1環境送風ファン12aおよび第1環境送風ファン12bが外気温の極低温により停止する場合に、再起動する際に第1環境送風ファン12aおよび第1環境送風ファン12bの回転数の高低を切替えて所望の回転数に上昇させるものであり、よりうなり音の軽減効果の高く、回転数の差に起因する送風ファンの寿命も均一化させることができる。
図14に示すように、本実施の形態は、コントロール基板18内に時間積算手段としてのタイマーカウンター31を備えたもので、実施の形態1乃至実施の形態7で説明するような第1環境送風ファン12aおよび第1環境送風ファン12bの回転数を変化させる状況が回転数を指示してから予め設定した時間T(例えば1時間)が経過しても起きなかった場合に、意図的に第1環境送風ファン12aおよび第1環境送風ファン12bの回転数の高低を切替えるものである。
2 屋上
3 携帯電話基地局
4 キャビネット
5 通信機
6 発熱体収納装置用冷却装置
7a 第1環境吸気口
7b 第1環境吸気口
8 第1環境吐出口
9a 第2環境吸気口
9b 第2環境吸気口
10 第2環境吐出口
11 本体ケース
12a 第1環境送風ファン
12b 第1環境送風ファン
13a 第2環境送風ファン
13b 第2環境送風ファン
14 熱交換器
15 制御装置
16 回転数指令装置
17 通信線
18 コントロール基板
19 第1のインバーター
20 第2のインバーター
21 第3のインバーター
22 第4のインバーター
23 直流電源
24 温度判断手段
25 回転数判断手段
26 回転数補正手段
27 内部チャンバー
28 サーミスター
29 外部メモリー
30 LED
31 タイマーカウンター
Claims (12)
- 第1環境用の複数の第1環境吸気口と少なくとも1つ以上の第1環境吐出口および第2環境用の少なくとも1つ以上の第2環境吸気口と第2吐出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた前記複数の第1環境吸気口の数に対応して設けられた近接する複数の第1環境送風ファンおよび第2環境用の少なくとも1つ以上の第2環境送風ファンと、前記本体ケース内において第1環境の空気と第2環境の空気との熱交換を行う熱交換器と、前記複数の第1環境送風ファンおよび第2環境送風ファンの回転数制御を行う回転数制御手段としての制御装置とを備え、前記第1環境が前記本体ケースの収納された発熱体収納装置の外気側であって、この発熱体収納装置内の温度に応じて前記熱交換器に流入すべき第1環境の空気の風量と第2環境の空気の風量を勘案し、前記複数の第1環境送風ファンおよび第2環境送風ファンの駆動すべき回転数を判断し回転数指令を発する回転数指令装置を前記発熱体収納装置に備え、この回転数指令装置は、前記複数の第1環境送風ファンの各々の回転数を異なる回転数で駆動するように回転数指令を行い、この回転数指令を前記制御装置に送信し、前記複数の第1環境送風ファンおよび第2環境送風ファンを前記回転数指令に応じた回転数で駆動させ、また、前記発熱体収納装置内の温度の変化に応じてこれら複数の第1環境送風ファンの回転数指令を変化させる状況に於いて前記複数の第1環境送風ファンの各々の回転数の高低を切替えて回転数指令することを特徴とする発熱体収納装置用冷却装置。
- 第1環境用の複数の第1環境吸気口と少なくとも1つ以上の第1環境吐出口および第2環境用の少なくとも1つ以上の第2環境吸気口と第2吐出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた前記複数の第1環境吸気口の数に対応して設けられた近接する複数の第1環境送風ファンおよび第2環境用の少なくとも1つ以上の第2環境送風ファンと、前記本体ケース内において第1環境の空気と第2環境の空気との熱交換を行う熱交換器と、前記複数の第1環境送風ファンおよび第2環境送風ファンの回転数制御を行う回転数制御手段としての制御装置とを備え、前記第1環境が前記本体ケースの収納された発熱体収納装置の外気側であって、この発熱体収納装置内の温度に応じて前記熱交換器に流入すべき第1環境の空気の風量と第2環境の空気の風量を勘案し、前記複数の第1環境送風ファンおよび第2環境送風ファンの駆動すべき回転数を判断し回転数指令を発する回転数指令装置を前記発熱体収納装置に備え、前記回転数指令装置は、前記複数の第1環境送風ファンおよび第2環境送風ファンの駆動すべき回転数は代表の回転数を判断し、この代表の回転数に基づく回転数指令を制御装置に送信し、この制御装置に於いて、受信した回転数指令から、複数の第1環境送風ファンの各々を異なる回転数で駆動するように制御し、前記発熱体収納装置内の温度の変化に応じて前記速度指令装置から受信する回転数指令の変化に応じて前記複数の第1環境送風ファンの各々の回転数の高低を切替えることを特徴とする発熱体収納装置用冷却装置。
- 第1環境用の複数の第1環境吸気口と少なくとも1つ以上の第1環境吐出口および第2環境用の少なくとも1つ以上の第2環境吸気口と第2吐出口とを有し発熱体収納装置内に収納した本体ケースと、この本体ケース内に設けられた前記複数の第1環境吸気口の数に対応して設けられた近接する複数の第1環境送風ファンおよび第2環境用の少なくとも1つ以上の第2環境送風ファンと、前記本体ケース内において第1環境の空気と第2環境の空気との熱交換を行う熱交換器と、前記複数の第1環境送風ファンおよび第2環境送風ファンの回転数制御を行う回転数制御手段としての制御装置とを備え、前記発熱体収納装置内の温度を検知する温度検知手段を本体ケース内に設けてこの温度検知手段を制御装置に接続し、この温度検知手段から検出された発熱体収納装置内の温度に応じてこの制御装置が複数の第1環境送風ファンの各々の回転数を異なる回転数で駆動するように制御し、前記発熱体収納装置内の温度の変化に応じてこれら複数の第1環境送風ファンの回転数を変化させる状況に於いて前記複数の第1環境送風ファンの各々の回転数の高低を切替えることを特徴とする発熱体収納装置用冷却装置。
- 予め決められた回転数領域となった場合に、複数の第1環境送風ファンの各々の回転数を異なる回転数で駆動するように制御装置が回転数制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3記載の発熱体収装置用冷却装置。
- 複数の第1環境送風ファンの各々の回転数を異なる回転数で駆動するように制御装置が回転数制御を行っていることを報知する報知手段を具備した請求項4記載の発熱体収装置用冷却装置。
- 複数の第1環境送風ファンの各々を異なる回転数で制御する際に、代表の回転数に対して予め設定された回転数差を増減して決定することを特徴とする請求項2乃至5記載の発熱体収装置用冷却装置。
- 複数の第1環境送風ファンが一旦停止した後に各々の回転数の高低を逆転させてこれら複数の第1環境送風ファンを各々回転させることを特徴とする上記請求項1乃至6記載の発熱体収装置用冷却装置。
- 複数の第1環境送風ファンの各々の回転数の高低を切替える際に一旦極低回転にて切替えることを特徴とする請求項1乃至6記載の発熱体収装置用冷却装置。
- 複数の第1環境送風ファンの回転数速度指示を変化する状況が予め設定した時間が経過しても発生しない場合に於いて、この予め設定した時間が経過した後にこれら複数の第1環境送風ファンの各々の回転数の高低を切替えることを特徴とする請求項1乃6記載の発熱体収装置用冷却装置。
- 複数の第1環境送風ファンの各々の回転数の回転数を常時記憶する記憶手段を設け、停電などの復電時に停電前に運転していた前記複数の第1環境送風ファンの各々の回転数の高低を切替えて駆動させることを特徴とする請求項1乃至9記載の発熱体収装置用冷却装置。
- 第2環境送風ファンを少なくとも複数台備える発熱体収納装置用冷却装置において、複数の第2環境送風ファンの各々の回転数を異なる回転数で駆動させることを特徴とする請求項1乃至10記載の発熱体収納装置用冷却装置。
- 第2環境送風ファンが本体ケースになく発熱体収納装置内に設置されている発熱体収納装置に於いて、複数の第1環境送風ファンの各々の回転数を異なる回転数で駆動するように回転数制御し、前記発熱体収納装置内の温度の変化に応じてこれら複数の第1環境送風ファンの回転数指令が変化する状況に於いて前記複数の第1環境送風ファンの各々の回転数の高低を切替えることを特徴とする請求項1乃至10記載の発熱体収納装置用冷却装置。
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