JP2016049479A - 洗浄装置 - Google Patents

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Giichi Komazaki
義一 駒崎
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Abstract

【課題】 洗浄液の送出量を確保しつつ、部品の脈動や、振動を防止することのできる洗浄装置を提供する。
【解決手段】 モータ562と、該モータの回転を往復動に変換する運動変換機構576Bと、該運動変換機構により往復動されるプランジャ576Aを有し、該プランジャが洗浄液を吸入する吸入過程と該洗浄液を吐出する吐出過程とを繰り返すことにより該洗浄液を吐出するポンプ576と、該モータを制御可能な制御部81と、を有し、該制御部は、該吸入過程の時間を、該吐出過程の時間より短くするように該モータを制御することを特徴とする洗浄装置を提供する。
【選択図】図9

Description

本発明は、洗浄装置に関する。
従来より、コンクリートやタイルなどの外壁や車等を洗浄する洗浄装置として、モータと、洗浄液を吐出するポンプと、洗浄液の圧力を計測する圧力センサと、洗浄液を吐出する吐出口を形成した配管とを備えた洗浄装置が知られている。
特開2013−169490号公報
しかしながら、上記洗浄装置を用いて洗浄作業を行う場合、ポンプから吐出された洗浄液が、瞬間的に高い圧力を持ち、高圧ホースなどの部品の脈動や、振動を生じる場合があった。
そこで、本発明は、洗浄液の送出量を確保しつつ、洗浄液の圧力を抑制することのできる洗浄装置を提供することを課題とする。
上記課題の解決のため、本発明は、モータと、該モータの回転を往復動に変換する運動変換機構と、該運動変換機構により往復動されるプランジャを有し、該プランジャが洗浄液を吸入する吸入過程と該洗浄液を吐出する吐出過程とを繰り返すことにより該洗浄液を吐出するポンプと、該モータを制御可能な制御部と、を有し、該制御部は、該吸入過程の時間を、該吐出過程の時間より短くするように該モータを制御することを特徴とする洗浄装置を提供する。
このような構成により、洗浄液の送出量を確保しつつ、洗浄液の圧力(特に吐出過程での圧力)を抑制し、高圧ホースなどの振動や脈動を低減させることが可能となる。また、簡単な構成による洗浄液の圧力抑制が可能となる。高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、製造コストの低減が可能となる。
また、本発明は、モータと、該モータの回転を往復動に変換する運動変換機構と、該運動変換機構により往復動されるプランジャを有し、該プランジャが洗浄液を吸入する吸入過程と該洗浄液を吐出する吐出過程とを繰り返すことにより該洗浄液を吐出可能なポンプと、該モータを制御可能な制御部と、を有し、該制御部は、該吸入過程における該プランジャの最高速さを、該吐出過程における該プランジャの最高速さより高くするように該モータを制御することを特徴とする洗浄装置を提供する。
このような構成によっても、洗浄液の送出量を確保しつつ、洗浄液の圧力を抑制し、高圧ホースなどの振動や脈動を低減させることが可能となる。また、簡単な構成による洗浄液の圧力抑制が可能となる。高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、製造コストの低減が可能となる。
上記洗浄装置は、該プランジャの位置を検出可能なプランジャ位置センサをさらに有し、該制御部は、該プランジャ位置センサが検出した該位置に基づいて、該モータを制御することが好ましい。
このような構成によると、プランジャの位置をより正確に把握しつつモータを制御するため、効率よく洗浄液の圧力を抑制し、高圧ホースなどの振動や脈動を低減させることが可能となる。また、簡単な構成による洗浄液の圧力抑制が可能となる。高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、製造コストの低減が可能となる。
また、該モータに接続されるスイッチング素子を更に備え、該制御部は、該スイッチング素子に送るPWM信号のデューティを制御することによって、該モータの回転数を制御することが好ましい。
このような構成によると、モータの回転数を制御する簡略な機構によって、洗浄液圧力の上昇を抑制し、高圧ホースなどの振動や脈動を低減させることが可能となる。高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、製造コストの低減が可能となる。
該制御部は、該プランジャが該吐出過程を開始するタイミングで、該デューティを切り替えることが好ましい。あるいは、該制御部は、該吐出過程の該デューティを該吸入過程よりも小さくすることが好ましい。
このような構成によると、プランジャが洗浄液の吐出を開始する適正なタイミングで、モータの回転数を制御するため、洗浄液の送出量を確保しつつ、より効率よく洗浄液の圧力を抑制し、高圧ホースなどの振動や脈動を低減させることが可能となる。また、簡単な構成による洗浄液の圧力抑制が可能となる。高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、製造コストの低減が可能となる。
該プランジャが吐出する該洗浄液の圧力を計測可能な圧力センサをさらに備え、該制御部は、該圧力センサが計測した該圧力に応じて、該デューティを切り替えることが好ましい。
このような構成によると、洗浄液の圧力を抑制し、圧力センサに係る圧力の上昇を抑制することが可能となる。このことによって、簡単な構成による圧力センサの破損防止が可能となる。さらに、圧力の経時変化を計測しながら、適切なタイミングでプランジャの速度を制御することが出来る。このため、簡略な機構で、より正確に圧力センサにかかる圧力の低減を図ることが可能となる。圧力センサの破損を防止するとともに、耐圧性の低い圧力センサを用いることができるため、製造コストの低減が可能となる。
本発明は、モータと、該モータの回転を往復動に変換する運動変換機構と、該運動変換機構により往復動されるプランジャを有し、該プランジャが洗浄液を吸入する吸入過程と該洗浄液を吐出する吐出過程とを繰り返すことにより該洗浄液を吐出するポンプと、該洗浄液の吐出経路に設けられ、該洗浄液の圧力を検知する圧力センサと、該モータを制御可能な制御部と、を有し、該制御部は、該吐出過程の時間を、該吸入過程の時間より長くするように該モータを制御することを特徴とする洗浄装置を提供する。
このような構成により、洗浄液の送出量を確保しつつ、洗浄液の圧力(特に吐出過程での圧力)を抑制し、高圧ホースなどの振動や脈動を低減させることが可能となる。また、簡単な構成による洗浄液の圧力抑制が可能となる。高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、製造コストの低減が可能となる。
該プランジャの位置を検出するプランジャ位置センサを有し、該制御部は、該プランジャ位置センサからの信号に基づいて該吸入過程が終了したことを検知したら該モータの速度を低下させることが好ましい。
または、該プランジャの位置を検出するプランジャ位置センサを有し、該制御部は、該プランジャ位置センサからの信号に基づいて該吐出過程が開始したことを検知したら該モータの速度を低下させることが好ましい。
このような構成によると、プランジャの位置をより正確に把握しつつモータを制御するため、効率よく洗浄液の圧力を抑制し、高圧ホースなどの振動や脈動を低減させることが可能となる。また、簡単な構成による洗浄液の圧力抑制が可能となる。高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、製造コストの低減が可能となる。
本発明はさらに、モータと、該モータにより往復動されるプランジャを有し、該プランジャが往復動することにより洗浄液を吐出するポンプと、該モータに接続されるスイッチング素子と、該スイッチング素子を制御可能な制御部と、を有し、該制御部は、該プランジャが該洗浄液を圧縮するときの該スイッチング素子のPWM信号のデューティを、該洗浄液を吸入するときよりも小さくすることを特徴とする洗浄装置を提供する。
本発明はさらに、モータと、該モータにより往復動されるプランジャを有し、該プランジャが往復動することにより洗浄液を吐出するポンプと、該洗浄液の吐出経路に設けられ、該洗浄液の圧力を検知する圧力センサと、該モータに接続されるスイッチング素子と、該スイッチング素子を制御可能な制御部と、を有し、該制御部は、該洗浄液の圧力が上昇するときの該スイッチング素子のPWM信号のデューティを、該洗浄液の圧力が降下するときよりも小さくすることを特徴とする洗浄装置を提供する。
本発明はさらに、モータと、該モータにより往復動されるプランジャを有し、該プランジャが洗浄液を吸入する吸入過程と該洗浄液を吐出する吐出過程とを繰り返すことにより該洗浄液を吐出するポンプと、該モータに接続されるスイッチング素子と、該スイッチング素子を制御可能な制御部と、を有し、該制御部は、該吐出過程での該スイッチング素子のPWM信号のデューティを該吸入過程の該デューティよりも小さくすることを特徴とする洗浄装置を提供する。
このような構成によると、適正なタイミングでデューティを制御するため、洗浄液の送出量を確保しつつ、より効率よく洗浄液の圧力を抑制し、高圧ホースなどの振動や脈動を低減させることが可能となる。また、簡単な構成による洗浄液の圧力抑制が可能となる。高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、製造コストの低減が可能となる。
本発明はさらに、モータと、該モータにより往復動されるプランジャを有し、該プランジャが往復動することにより洗浄液を吐出するポンプと、該モータに接続されるスイッチング素子と、該スイッチング素子を制御可能な制御部と、を有し、該制御部は、該プランジャの一往復中に該スイッチング素子のPWM信号のデューティを変更することを特徴とする洗浄装置を提供する。
このような構成によると、デューティを制御するため、洗浄液の送出量を確保しつつ、より効率よく洗浄液の圧力を抑制し、高圧ホースなどの振動や脈動を低減させることが可能となる。また、簡単な構成による洗浄液の圧力抑制が可能となる。高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、製造コストの低減が可能となる。
該制御部は、吐出過程の該デューティを吸入過程の該デューティより小さくすることが好ましい。
このような構成によると、プランジャが洗浄液の吐出を行う適正なタイミングでデューティを制御するため、洗浄液の送出量を確保しつつ、より効率よく洗浄液の圧力を抑制し、高圧ホースなどの振動や脈動を低減させることが可能となる。また、簡単な構成による洗浄液の圧力抑制が可能となる。高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、製造コストの低減が可能となる。
本発明の洗浄装置によれば、洗浄液の送出量を確保しつつ、洗浄液の圧力を抑制することのできる洗浄装置を提供することができる。
本発明の実施の形態による洗浄装置の全体斜視図。 本発明の実施の形態による洗浄装置の断面図。 本発明の実施の形態による洗浄装置の下ハウジングの図2のIII−III線に沿った断面図。 本発明の実施の形態による洗浄装置のポンプを示す部分断面図。 本発明の実施の形態による吸入側逆止弁の説明図であって、(a)弁が閉じた状態と、(b)弁が開いた状態と、(c)図5(a)のc−c線に沿った断面を示す図。 本発明の実施の形態による洗浄装置の回路ブロック図。 本発明の実施の形態による洗浄装置の駆動制御に係るフローチャート。 本発明の実施の形態による洗浄装置の駆動時における(a)主電源スイッチの状態、(b)モータ電流(スイッチング素子のPWM信号)のデューティ、(c)トリガスイッチの状態、(d)洗浄液圧力、及び(e)プランジャ位置センサの経時変化を示すグラフ。 従来技術による洗浄装置の駆動時における(a)プランジャ変位、(b)プランジャ速度、(c)吐出弁変位、及び(d)圧力調整室内の洗浄液圧力の経時変化を示すグラフと、本発明の実施の形態による洗浄装置の駆動時における(e)プランジャ変位、(f)プランジャ速度、(g)吐出弁変位、及び(h)圧力調整室内の洗浄液圧力の経時変化を示すグラフ。
本発明の実施の形態による洗浄装置1について、図1乃至図9に基づき説明する。
図1に示すように、洗浄装置1は、高圧ホース2を介して、洗浄液を吐出するためのガン3と接続可能な構成となっている。ガン3には作業者が操作するトリガスイッチと洗浄機が吐出されるノズル31があり、トリガスイッチを操作することでノズル31から洗浄液が吐出する。
洗浄装置1は、図1及び図2に示すように、上ハウジング4と、下ハウジング5と、を備えており、上ハウジング4には、貯蔵タンクであるタンク6が収容されている。下ハウジング5には、モータ562と、ポンプ576と、電池パック7とが収容されている。
上ハウジング4は、本体41と、蓋部42と、上ラッチ43と、一対の下ラッチ44と、タンク6との接続部となる押圧部45と、を備えている。なお、押圧部45は下ハウジング5に設けてもよい。
蓋部42は、上ラッチ43を解除することにより開閉可能な構成となっており、支軸43aを中心に蓋部42を開くことにより、タンク6の本体41への着脱が可能となる。また、一対の下ラッチ44を解除することにより、上ハウジング4と下ハウジング5との分離が可能となる。蓋部42には作業者が把持するためのハンドル42aが一体的に設けられている。
また、上ハウジング4(本体41)と下ハウジング5(駆動部)が着脱可能に構成されているため、下ハウジング5を上ハウジング4から分離することで、本体41に収容されたタンク6以外の更に大きなタンクに接続することも可能となり、作業用途に応じて様々なタンクを使うことができる。
押圧部45は、図2に示すように、上下方向に延びており、内部に、上下方向に延びた流入口451が形成されている。
タンク6には、開口部68が形成され、開口部68を覆うアダプタ(蓋)67が開口部68の外周に設けられたネジに取り付けられることで開口部68が塞がれる。タンク6には洗浄液が収容されており、また、タンク6のアダプタ67は、図2に示すように、接続部61を備えている。タンク6に洗浄液を注水する場合には、タンク6からアダプタ67を取り外し、タンク6の開口部68を上方に向けて水道等から行えばよい。
タンク6が上ハウジング4内に装着される際には、まず、アダプタ67が、本体41に嵌合すると共に、アダプタ67内に押圧部45が挿入される。その結果、タンク6と本体41とが連通し、タンク6内の洗浄液が流入口451を介して下ハウジング5内に流入する。
タンク6を上ハウジング4に装着すると、タンク6の外周面の寸法は本体41の内周部の寸法と略同等であるため、タンク6の前後左右方向(図2の紙面手前と奥及び左右方向)の部分が上ハウジング4の内壁に押さえられ、タンク6は安定して上ハウジング4内に収容される。
下ハウジング5は、図1に示すように、高圧ホース2が接続されるホース接続口51と、洗浄作業を開始させるための主電源スイッチ52と、開閉可能な電池カバー53と、圧力表示部59(図6)と、残量表示部58(図6)とを備えている。電池カバー53は、下ハウジング5に対して閉状態を維持するロック機構を備えている。主電源スイッチ52はダイヤル式であり、ダイヤルを回すと洗浄装置1を停止状態から駆動状態に切り替えることができる。また、ダイヤルの操作量に応じて、洗浄液の吐出量を変更できる。
図3に示すように、下ハウジング5内は、仕切り板54により、電池パック7(電池)を着脱可能に収容する電池室55と、モータ562及び制御回路8(図6)を収容するモータ室56と、ポンプ576を収容するポンプ室57とに区画されている。
電池パック7は、インパクトドライバ等の電動工具にも装着可能であって、充電可能な蓄電池を収容している。電池パック7は、図3に示すように、電池カバー53を開くことにより、下ハウジング5への着脱が可能となる。なお、電池はリチウム電池ではなく、ニッケル水素電池やニッカド電池であってもよい。
また、図3に示すように、電池室55には、電池パック7の図示せぬ電極端子と電気的に接続する電極551が設けられている。
図3及び4に示すように、ポンプ室57にはモータ562の一部とポンプ576とを収容するケーシング57Aが配置される。ケーシング57Aは、ポンプ576のシリンダとして機能するケーシング576Fを有する。また、ケーシング57A内には、上ハウジング4の流入口451と接続される吸入口571と、下ハウジング5のホース接続口51と連通する吐出口572と、吸入口571と吐出口572との間に配置された圧縮室573及び圧力調整室578とが形成され、洗浄液の流路を形成している。ケーシング57Aの流路内には、圧縮室573と圧力調整室578との間、及び圧縮室573と吸入口571との間にそれぞれ、吐出側弁575及び吸入側弁574が配置されている。
吐出側弁575は、圧縮室573から圧力調整室578への洗浄液の流れを許容するとともに、圧力調整室578から圧縮室573への洗浄液の流れを防止する。吸入側弁574は、吸入口571から圧縮室573への洗浄液の流れを許容するとともに、圧縮室573から吸入口571への洗浄液の流れを防止する。
吐出側弁575及び吸入側弁574は、同一構造を有しているため、吸入側弁574の構成のみを以下に説明する。吸入側弁574は、図5(a)に示すように弁部574Aと、バネ574Bと、当接部材574Cとを有する。常態では、バネ574Bの付勢力によって弁部574Aと当接部材574Cとが当接することにより、吸入側弁574は閉じている。圧縮室573がポンプ576の駆動によって負圧になった場合は、弁部574Aが圧縮室573側(図5左方向)に移動することにより吸入側弁574が開く(図5(b))。つまり当接部材574Cと弁部574Aとが互いに離間して、その隙間を洗浄液が流れる。このように、吸入側弁574は、図5(b)の矢印に示すように、流路内の一方向に洗浄液を流すことを可能としている。各弁574、575にはそれぞれシール部材となるOリング574a、575aが設けられており、洗浄液が弁外部へ漏れないように構成されている。
圧力調整室578は、圧力調整室578内部の洗浄液の圧力を計測し、制御回路8に伝達する圧力センサ579を備える。
ポンプ576は、往復動ポンプ、特にプランジャポンプであり、従来の3本のプランジャより少ない本数のプランジャ、具体的には1プランジャ方式(プランジャが1つ)である。詳細には、プランジャ576Aは、ケーシング576Fによって支持されている。ポンプ576は、アルミニウム合金により形成された往復動部材となるプランジャ576A及びクランク576Bを備えている。プランジャ576Aは、ケーシング576F内で、上死点と下死点との間を往復動する。また、ポンプ576は、ケーシング57Aに形成される圧縮室573と、プランジャ位置センサ577とを備える。プランジャ位置センサ577は、プランジャ576Aが下死点に達すると、ハイ信号を制御回路8に出力する。クランク576Bは、本発明における運動変換機構に相当する。
更に、ポンプ576には、プランジャ576Aの外周に接触して洗浄液が圧縮室573からクランク576B側に漏れることを抑制するシール部材となるゴムパッキン576Cと、プランジャ576Aの外周に接触しプランジャ576Aの摺動性を向上させるためのメタル576Dとを備えている。
プランジャ576Aは、略円柱形状を有しており、その一端がクランク576Bと接続され、他端が圧縮室573を区画している。
クランク576Bは、モータ562からの動力により偏心回転し、プランジャ576Aは、クランク576Bの回転に伴い、往復運動を行う。詳細には、プランジャ576Aが最も左側(上死点)へと移動するときに吸入口571から圧縮室573に洗浄液が流入し、図4に示すように、プランジャ576Aが最も右側(下死点)へと移動するときに圧縮室573から洗浄液が吐出される。このようにして、吸入口571から圧縮室573に流入した洗浄液は、圧縮室573内でプランジャ576Aにより加圧され、吐出口572から吐出される。
なお、本実施の形態ではポンプ576をプランジャポンプ(プランジャ576Aにより駆動)として説明するがピストンポンプを適用することもできる。ポンプ576はケーシング576F側(プランジャ576Aを摺動可能に支持する部材側)にシール部材576Cを設けているが、ピストンポンプは駆動するピストン側(プランジャポンプのプランジャ576Aに相当する部材)にシール部材(例えばOリング)を設けて洗浄液(圧力)の漏れを抑制する構造である。すなわち、洗浄液(圧力)の漏れを抑制でき高圧吐出が可能である構造であればよい。
モータ562は、出力軸562aと、出力軸562aに接続されたスピンドル562bと、回転数検出部としてのホールIC9と、ステータ562Aと、ロータ562Bとを備える。
モータ562は、電池室55の電極551と電気的に接続されており、電池パック7からの電力供給を受けて駆動する。本実施形態においては、モータ562は、電池パック7からの直流電力により駆動するブラシレスDCモータである。
図3に示すように、モータ562に接続されたスピンドル562bには、ギヤ軸563aに支持されたギヤ563が噛み合っている。ギヤ軸563aには、クランク576Bの回転軸576bがギヤ軸563aに対して偏心して接続されている。スピンドル562b、ギヤ563が減速機構56Aを構成する。
モータ562とポンプ576は平面視で交差する方向に向いて配置されている。出力軸562aは前後方向を向いて配置されており、ポンプ576は左右方向を向いて配置されている。すなわち、ポンプ576のプランジャ576Aの往復動方向は、左右方向であり、その往復動方向(軸方向)の延長線と、出力軸562aの延長線とは、略直交して交わるように配置されている。このように配置することにより、洗浄装置1をコンパクトな構成とすることができる。
ホールIC9は、図6に示すように、モータ562のロータ562Bの回転方向で異なる位置に3個設けられている。ホールIC9は、ロータ562Bに接触しない非接触式センサであり、ロータ562Bに取付けた永久磁石が形成する磁界を検出し、かつ、磁界の大きさに応じた信号を出力する磁気センサである。
制御回路8は、図6に示すように、電池パック7及びモータ室56内のモータ562と電気的に接続されている。また、制御回路8は、下ハウジング5に設けられた主電源スイッチ52と、残量表示部58及び圧力表示部59と、ホールIC9と、圧力センサ579と、プランジャ位置センサ577とに電気的に接続される。制御回路8は、主電源スイッチ52がオン操作されたときに、電池パック7からの電力供給を受けてモータ562の駆動を制御する。また、制御回路8は、残量表示部58及び圧力表示部59を介して電池残量及び設定圧力の表示を行う。
さらに制御回路8は、マイクロコンピュータ81と、ドライバ回路82と、電流検出回路83と、制御系電源回路84と、電流検出抵抗85と、スイッチング素子86Aを有するインバータ回路86とを備える。マイクロコンピュータ81は、本発明における制御部に相当する。
マイクロコンピュータ81は、入力ポート及び出力ポートと、記憶部81Aと、演算部と、タイマ81Bとを備えており、各センサからの入力信号に基づいて演算を行い、ドライバ回路82を介してモータ562の回転数を制御し、各表示部58、59の制御を行う。
ドライバ回路82は、マイクロコンピュータ81によって設定されたPWMデューティに基づいて、インバータ回路86のスイッチング素子86Aをオンオフするゲート信号を出力する。
電流検出回路83は、電流検出抵抗85の電圧降下から、モータ562のステータ562Aのコイルに流れる電流を検出し、検出結果に応じた信号をマイクロコンピュータ81へ出力する。また、制御系電源回路84は、電池パック7の電圧をマイクロコンピュータ81の駆動電圧に変換する。
インバータ回路86は、モータ562のステータ562Aに供給する駆動電力を制御する。インバータ回路86は3相フルブリッジインバータ回路であり、直列に接続された2つのスイッチング素子86Aを3組有している。
本発明における洗浄装置1の動作について図7のフローチャート及び図8を用いて具体的に説明する。
まずS1において、主電源スイッチ52がオン操作されると、制御系電源回路84が起動してマイクロコンピュータ81に電力が供給される。次に、マイクロコンピュータ81は、ドライバ回路82を介してインバータ回路86のスイッチング素子86Aに駆動信号を出力する。S2において、モータ562が駆動し(T2時点)、図8(d)に示すように圧力調整室578内の洗浄液の圧力が上昇する。図8(b)に示すように、この時のモータ電流(スイッチング素子86A)のデューティは、100%まで上昇する。なお、この時のスイッチング素子86Aのデューティは任意に設定可能である。例えば、デューティを徐々に上げて100%とするソフトスタートとすることも可能である。
次に、S3において、トリガスイッチがオン操作されると(T3時点)、ノズル31が開き、洗浄液が吐出されることによって、圧力調整室578内の洗浄液の圧力が低下する(図8(d))。この圧力の低下を、マイクロコンピュータ81が、圧力センサ579を介して検知する。
次に、S4において、マイクロコンピュータ81は、プランジャ576Aが下死点に達したかどうかの判断を行う。プランジャ位置センサ577よりハイ信号を検知し(図8(e))、プランジャ576Aが下死点に達したと判断すると(S4:Yes)、S5においてモータ電流のデューティは100%に設定される(T5時点)。プランジャ576Aが下死点に達していないと判断すると(S4:No)、モータ電流のデューティは50%に設定される(S12)。プランジャ576Aが下死点に位置する図4の状態から、プランジャ576Aが上死点側に移動すると、圧縮室573の容積が増加するため圧縮室573が負圧になる。吸入側弁574は負圧に引っ張られて開き、吐出側弁575は閉じた状態を維持する。吸入側弁574が開くことで、タンク6の洗浄液は、吸入口571及び吸入側弁574を介して圧縮室573に流入する。この洗浄液の吸入過程において、モータ562に供給される電流のデューティを100%とすることで、吸入の動作及びこれにかかる時間を早く行うことが出来る。
S6において、マイクロコンピュータ81は、タイマ81Bをスタートさせる。スタートから所定時間が経過したと判断されると(S7:Yes)、デューティは100%未満に、本実施形態では50%に設定される(S8)。本実施形態における所定時間とは、プランジャ576Aが下死点から上死点に達するまでの時間である。この所定時間は、洗浄液の設定圧力によって異なるが、この設定圧力と所定時間との関係は、マイクロコンピュータ81の記憶部81Aに記憶されている。つまり、マイクロコンピュータ81は、記憶部81Aから設定圧力に対応した所定時間を呼び出すことにより、プランジャ576Aが上死点に達するまでの時間を計測し、モータ562に供給される電流のデューティを切り替える。
プランジャ576Aが上死点に到達すると、圧縮室573と吸入口571の圧力が等しくなるため吸入側弁574が閉じ、圧縮室573が密閉された状態となる。プランジャ576Aが上死点から下死点側に移動すると、各弁574及び575は閉じており圧縮室573は密閉されているため、圧縮室573の圧力が上昇する。圧力の上昇に伴い、吸入側弁574は閉じた状態を保持すると共に吐出側弁575は開く。その結果、圧縮室573内の洗浄液がプランジャ576Aに押されて吐出側弁575を介して圧力調整室578に吐出される。この吐出過程(洗浄液の圧縮時であり、洗浄液の圧力上昇時)における、モータ562への電流のデューティを100%未満とすることにより、吐出の動作及びこれにかかる時間をゆっくり行うことが出来る。
スイッチトリガがオフされない限り(S9:No)、ステップは再びS4に戻ってプランジャ576Aの往復動を継続する。プランジャ576Aが下死点に到達すると(図4の状態)、圧縮室573の洗浄液は無くなり、吐出側弁575の弁部を押す圧力がなくなるため、吐出側弁575が閉じる。その結果、各弁574及び575全てが閉じた状態となる。この往復動を繰り返すことで、ポンプ576は、洗浄液を高圧に吐出することができる。
加圧された洗浄液は、吐出口572及び高圧ホース2を介してガン3に供給される。洗浄液は、トリガスイッチの操作により、ガン3のノズル31から吐出される。装置の使用を終了する場合、ユーザがガン3に設置されたトリガスイッチをオフすることにより(S9:Yes)、ノズル31からの洗浄液の吐出は停止される。吐出停止後も暫くモータ562及びポンプ576は稼働し、洗浄液の吐出を継続するが、圧力調整室578に設けられた圧力センサ579が所定の圧力を感知すると、マイクロコンピュータ81は、モータ562及びポンプ576の稼働を停止する(S10、S11)。なお、トリガスイッチのオン信号をマイクロコンピュータ81が直接検知して、稼働を停止するよう制御しても良い。
上記プランジャ576Aの往復動の1サイクルについて、従来技術と比較したものを図9に示す。図9(a)〜(d)には、プランジャ576Aの往復動の1サイクルについて、デューティ一定とし、吸入時間及び吐出過程を同じ時間で行った場合(従来技術)のグラフを示す。また、図9(e)〜(h)には、本発明におけるプランジャ576Aの往復動の1サイクルについてのグラフを示す。
従来技術では、図9(b)に示すように、プランジャ576Aの最高速さは吸入過程及び吐出過程において等しい。一方、本発明においては、図9(f)に示すように、吐出過程におけるプランジャ576Aの最高速さを、吸入過程よりも低く設定できる。また、本発明における吐出過程でのプランジャ576Aの最高速さは、従来技術よりも低く抑えられている。なお、本明細書中において、速さとは速度の絶対値を意味するものとして用いる。
また、図9(c)と図9(g)において吐出側弁575の変位を比較すると、本発明における吐出過程開始時(A時点)から、吐出側弁575解放時(B時点)までの時間は、従来技術よりも長くなっているとともに、解放後の変位も緩やかに変化している。
プランジャ576Aの吐出時最高速さの抑制と、吐出側弁575の緩やかな解放により、圧力調整室578へ流入する洗浄液圧力を低減することが可能となる。本発明における圧力調整室578での洗浄液圧力最大値(C時点)は、図9(d)及び(h)に示すように、従来技術よりも低く抑えられている。これにより、圧力センサ579の破損が防止される。あるいは、従来技術よりも耐圧性能の低いセンサを用いることが可能となるため、製造コストを低減できる。
さらに、洗浄液の送出量を増加させることも可能となる。詳細には、ポンプ576は、プランジャ576Aの往復運動に伴う洗浄液の圧縮と吸入とを繰り返すことによって、洗浄液の吐出を行う。このため、洗浄液は圧力の変動を伴いながら、即ち、脈動しながらノズル31から吐出されることになる。また、洗浄液の脈動に伴い、高圧ホース2は膨張と収縮とを繰り返すことになる。ここで、本発明の如く、吐出時の洗浄液の圧力を抑えることにより、高圧ホース2の膨張収縮変形を低減させ、従来よりも洗浄液の送出量を増加させることが可能となる。また、高圧ホース2は、膨張収縮し難い材料を特に用いる必要がなく、汎用品を使用可能である。また、高い圧力、脈動または振動に対応した部品の使用や設計をする必要がないため、洗浄装置1の製造コストの低減が可能となる。
本実施の形態においては、下死点到達時からの経過時間をタイマ81Bによって計測してプランジャ576Aが上死点に達するタイミングが把握されたが、タイマ81Bではなく圧力変化(圧力センサ579からの信号)に応じてデューティを切り替えても良い。
また、本実施の形態においては、プランジャ位置センサ577は、プランジャの下死点位置を計測していたが、プランジャ位置センサを上死点位置に設置し、プランジャ576Aが上死点に達するタイミングを計測するようにしても良い。この場合、制御部はプランジャ位置センサからの信号を検知したらモータ速度(スイッチング素子のPWM信号のデューティ)を低下させ、所定時間(下死点までの到達時間)経過後にモータ速度(スイッチング素子のPWM信号のデューティ)を元に戻すように制御すれば良い。また、プランジャの下死点位置及び上死点位置の両方にプランジャ位置センサを設置しても良い。この場合、プランジャ上死点を検知したらモータ速度を低下させ、上死点を検知したら元に戻せば良い。また、プランジャ位置センサを設けず、ホールIC9の信号に基づいてロータ562B及びプランジャ576Aの位置を把握し、マイクロコンピュータ81が、プランジャ576Aの制御を行うようにしても良い。或いは、圧力センサ579の計測した圧力の経時変化を用いてプランジャ576Aの位置を把握し、プランジャ576Aの制御を行うことも可能である。
また、本実施の形態では1プランジャ方式を採用したが、洗浄液や電力の消費、重量よりも洗浄能力を優先する場合には従来のように3プランジャ方式としてもよい。この場合であっても、電池パック7で駆動することが可能である。
本実施の形態ではモータ562としてブラシレスDCモータを使用したが、本発明はそのような構成に限定されない。DCモータは、ブラシ付きモータ、ブラシレスモータ等、様々なモータを適用することができる。また、DCモータではなくACモータでもよく、パルス幅変調による制御でも導通角制御でもよい。ACモータを用いる場合、制御回路8は電池パック7からの直流電力を交流電力に変換するインバータ回路を備える。
1 洗浄装置
2 高圧ホース
3 ガン
6 タンク
7 電池パック
31 ノズル
57 ポンプ室
562 モータ
572 吐出口
573 圧縮室
574 吸入側弁
575 吐出側弁
576 ポンプ
578 圧力調整室
579 圧力センサ

Claims (15)

  1. モータと、
    該モータの回転を往復動に変換する運動変換機構と、
    該運動変換機構により往復動されるプランジャを有し、該プランジャが洗浄液を吸入する吸入過程と該洗浄液を吐出する吐出過程とを繰り返すことにより該洗浄液を吐出するポンプと、
    該モータを制御可能な制御部と、を有し、
    該制御部は、該吸入過程の時間を、該吐出過程の時間より短くするように該モータを制御することを特徴とする洗浄装置。
  2. モータと、
    該モータの回転を往復動に変換する運動変換機構と、
    該運動変換機構により往復動されるプランジャを有し、該プランジャが洗浄液を吸入する吸入過程と該洗浄液を吐出する吐出過程とを繰り返すことにより該洗浄液を吐出可能なポンプと、
    該モータを制御可能な制御部と、を有し、
    該制御部は、該吸入過程における該プランジャの最高速さを、該吐出過程における該プランジャの最高速さより高くするように該モータを制御することを特徴とする洗浄装置。
  3. 該プランジャの位置を検出可能なプランジャ位置センサをさらに有し、
    該制御部は、該プランジャ位置センサが検出した該位置に基づいて、該モータを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の洗浄装置。
  4. 該モータに接続されるスイッチング素子を更に備え、
    該制御部は、該スイッチング素子に送るPWM信号のデューティを制御することによって、該モータの回転数を制御することを特徴とする、請求項3に記載の洗浄装置。
  5. 該制御部は、該プランジャが該吐出過程を開始するタイミングで、該デューティを切り替えることを特徴とする請求項4に記載の洗浄装置。
  6. 該制御部は、該吐出過程の該デューティを該吸入過程よりも小さくすることを特徴とする請求項5に記載の洗浄装置。
  7. 該プランジャが吐出する該洗浄液の圧力を計測可能な圧力センサをさらに備え、
    該制御部は、該圧力センサが計測した該圧力に応じて、該デューティを切り替えることを特徴とする請求項4に記載の洗浄装置。
  8. モータと、
    該モータの回転を往復動に変換する運動変換機構と、
    該運動変換機構により往復動されるプランジャを有し、該プランジャが洗浄液を吸入する吸入過程と該洗浄液を吐出する吐出過程とを繰り返すことにより該洗浄液を吐出するポンプと、
    該洗浄液の吐出経路に設けられ、該洗浄液の圧力を検知する圧力センサと、
    該モータを制御可能な制御部と、を有し、
    該制御部は、該吐出過程の時間を、該吸入過程の時間より長くするように該モータを制御することを特徴とする洗浄装置。
  9. 該プランジャの位置を検出するプランジャ位置センサを有し、
    該制御部は、該プランジャ位置センサからの信号に基づいて該吸入過程が終了したことを検知したら該モータの速度を低下させることを特徴とする請求項8に記載の洗浄装置。
  10. 該プランジャの位置を検出するプランジャ位置センサを有し、
    該制御部は、該プランジャ位置センサからの信号に基づいて該吐出過程が開始したことを検知したら該モータの速度を低下させることを特徴とする請求項8に記載の洗浄装置。
  11. モータと、
    該モータにより往復動されるプランジャを有し、該プランジャが往復動することにより洗浄液を吐出するポンプと、
    該モータに接続されるスイッチング素子と、
    該スイッチング素子を制御可能な制御部と、を有し、
    該制御部は、該プランジャが該洗浄液を圧縮するときの該スイッチング素子のPWM信号のデューティを、該洗浄液を吸入するときよりも小さくすることを特徴とする洗浄装置。
  12. モータと、
    該モータにより往復動されるプランジャを有し、該プランジャが往復動することにより洗浄液を吐出するポンプと、
    該洗浄液の吐出経路に設けられ、該洗浄液の圧力を検知する圧力センサと、
    該モータに接続されるスイッチング素子と、
    該スイッチング素子を制御可能な制御部と、を有し、
    該制御部は、該洗浄液の圧力が上昇するときの該スイッチング素子のPWM信号のデューティを、該洗浄液の圧力が降下するときよりも小さくすることを特徴とする洗浄装置。
  13. モータと、
    該モータにより往復動されるプランジャを有し、該プランジャが洗浄液を吸入する吸入過程と該洗浄液を吐出する吐出過程とを繰り返すことにより該洗浄液を吐出するポンプと、
    該モータに接続されるスイッチング素子と、
    該スイッチング素子を制御可能な制御部と、を有し、
    該制御部は、該吐出過程での該スイッチング素子のPWM信号のデューティを該吸入過程の該デューティよりも小さくすることを特徴とする洗浄装置。
  14. モータと、
    該モータにより往復動されるプランジャを有し、該プランジャが往復動することにより洗浄液を吐出するポンプと、
    該モータに接続されるスイッチング素子と、
    該スイッチング素子を制御可能な制御部と、を有し、
    該制御部は、該プランジャの一往復中に該スイッチング素子のPWM信号のデューティを変更することを特徴とする洗浄装置。
  15. 該制御部は、吐出過程の該デューティを吸入過程の該デューティより小さくすることを特徴とする請求項14に記載の洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023001077A1 (zh) * 2021-07-19 2023-01-26 浙江千机智能科技有限公司 清洗机往复结构及手持式清洗机

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