JP2016049018A - 釣り糸用ガイド部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】釣り糸と摺動させた場合に磨耗痕が付きにくい、長期間にわたって使用することができる耐磨耗性に優れた釣り糸用ガイド部材を提供する。【解決手段】釣り糸用ガイド部材1を炭化珪素の結晶多形が、6H型、4H型および15R型からなる炭化珪素質焼結体であって、平均結晶粒径が5μm未満であり、6H型、4H型および15R型の質量の合計100質量%のうち、4H型が4質量%以上18質量%以下であり、15R型が4質量%以上8質量%以下であり、残部が6H型であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、釣り糸用ガイド部材に関するものである。
一般に、釣り竿に取り付けられる釣り糸用ガイドは硬質な釣り糸用ガイド部材、いわゆる導糸環と、釣り糸用ガイド部材を内周部に嵌合することが可能な形状の保持部と、釣り糸用ガイドを釣り竿へ取り付けるための取り付け部とから構成される。そして、釣り糸用ガイド部材は、リールから引き出された釣り糸を挿通して案内することができるように、リング状に形成され、特に、耐磨耗性が求められる釣り糸用ガイド部材には、セラミックスが適用されている。
このような、セラミックスからなる釣り糸用ガイド部材として、例えば特許文献1では、炭化珪素を主成分とするセラミックスの表面に釣糸の案内面を形成してなり、該案内面近傍部に気孔を有し、各気孔の間は滑らかな平坦面となり、内部は気孔が実質的に存在しない緻密なセラミックスからなる釣り糸用ガイド部材が提案されている。
特許第3540912号公報
今般において、釣り糸用ガイド部材には、釣り糸と摺動させた場合に、磨耗痕が付きにくいとともに、長期間にわたる使用が可能となるように、さらなる耐磨耗性の向上が求められている。
本発明は、上記要求満たすべく案出されたものであり、耐磨耗性に優れた釣り糸用ガイド部材を提供することを目的とする。
本発明の釣り糸用ガイド部材は、炭化珪素の結晶多形が、6H型、4H型および15R型からなる炭化珪素質焼結体であって、平均結晶粒径が5μm未満であり、前記6H型、前記4H型および前記15R型の質量の合計100質量%のうち、前記4H型が4質量%以上18
質量%以下であり、前記15R型が4質量%以上8質量%以下であり、残部が前記6H型であることを特徴とするものである。
本発明の釣り糸用ガイド部材は、炭化珪素の結晶多形が、6H型、4H型および15R型からなる炭化珪素質焼結体であって、平均結晶粒径が5μm未満であり、6H型、4H型および15R型の質量の合計100質量%のうち、4H型が4質量%以上18質量%以下であり
、15R型が4質量%以上8質量%以下であり、残部が6H型であることにより、硬度が高く、耐磨耗性に優れており、釣り糸と摺動させた場合に磨耗痕が付きにくいため、長期間にわたって使用することができる。
本実施形態の釣り糸用ガイド部材の耐磨耗性の評価に用いる耐磨耗性評価装置の構成の一例を示す概略図である。
以下、本実施形態の釣り糸用ガイド部材について説明する。
本実施形態の釣り糸用ガイド部材は、炭化珪素の結晶多形が、6H型、4H型および15R型からなる炭化珪素質焼結体であって、平均結晶粒径が5μm未満であり、6H型、4H型および15R型の質量の合計100質量%のうち、4H型が4質量%以上18質量%以下で
あり、15R型が4質量%以上8質量%以下であり、残部が6H型である。炭化珪素の結晶多形が上述した範囲であることにより、硬度が高く、耐磨耗性に優れており、釣り糸と摺動させた場合に磨耗痕が付きにくいため、長期間にわたって使用することができる。
ここで、硬度が高く、耐磨耗性に優れたものとなるのは、平均結晶粒径が5μm未満であることによるとともに、炭化珪素の結晶多形が上述した範囲であることに起因するものであるが、六方晶である4H型および6H型が90質量%以上である中に、菱面体晶である15R型を4質量%以上8質量%以下含むからなのか、6H型と4H型の含有量比率によるものなのかについて、そのメカニズムは明らかではない。
そして、本実施形態における炭化珪素質焼結体とは、炭化珪素質焼結体を構成する全成分100質量%のうち、炭化珪素の含有量が90質量%以上を占めるものである。なお、焼結
体中における炭化珪素の存在は、まず、X線回折装置(XRD)を用いて測定し、得られた2θ(2θは、回折角度である。)の値よりJCPDSカードを用いて同定することにより確認することができる。そして、含有量については、例えばICP(Inductively Coupled Plasma)発光分光分析装置(ICP)を用いて、珪素(Si)の定量分析を行ない、この値を用いて炭化珪素(SiC)に換算すればよい。
なお、炭化珪素の含有量が90質量%以上であるときには、XRDの測定におけるSiCを示すピークは、チャート内において最も高く現れる。また、XRDの確認において、炭化珪素以外に炭化物が確認されないときには、炭素分析装置を用いて、炭素(C)の定量分析を行ない、この値を用いて炭化珪素(SiC)に換算してもよい。
また、炭化珪素の結晶多形については、XRDを用いて測定した結果をリートベルト法で解析することにより求めることができる。なお、他の結晶が存在しているときには、炭化珪素の結晶多形の質量の合計を分母とし、各結晶多形の質量を分子として、質量百分率で表せばよい。
また、硬度(ビッカース硬度(Hv))については、JIS R 1610−2003(ISO
14705:2000(MOD))に準拠して測定すればよい。
また、本実施形態の釣り糸用ガイド部材は、炭化珪素質焼結体の平均結晶粒径が2μm以下であることが好適である。平均結晶粒径が2μm以下であるときには、釣り糸との摺動において、微細な結晶組織であるがゆえに、摺動時に掛かる応力は複数の結晶に分散されることから、磨耗痕が付きにくくなるため、長期間にわたる使用が可能となる。
そして、炭化珪素質焼結体における平均結晶粒径は、周知のプラニメトリック法にて求めることができる。具体的には、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて試料表面を1000倍の倍率にて写真撮影する。次に、得られた写真上において面積が既知の円を描き、円内の粒子数および円周にかかる粒子数をカウントする。
そして、円の面積A、円内の粒子数Nc、円周にかかった粒子数Njおよび倍率Mの各数値を次式((Nc+(1/2)×Nj)/(A/M2))に代入して、単位面積当たり
の粒子数Ngを求める。さらに、単位面積当たりの粒子数Ngの値を次式(1/√(Ng))に代入して算出することにより炭化珪素質焼結体の平均結晶粒径を求めることができる。
また、釣り糸用ガイド部材の釣り糸に対する耐磨耗性は、図1に示す耐磨耗性評価装置を用いたヒーティング試験により評価することができる。ここで、耐磨耗性評価装置とは、図1に示すように、シリンダー2に接続された釣り糸3を釣り糸用ガイド部材1に通し、釣り糸用ガイド部材1を起点に垂らした釣り糸3の先端におもり4を吊り下げ、この状態で、シリンダー2を一定の速さとストロークで往復させることにより釣り糸を摺動させる装置である。そして、ヒーティング試験とは、所定回数往復させた後の磨耗量の評価のことである。
また、本実施形態の釣り糸用ガイド部材は、アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶を含むことが好適である。アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶を含むときには、炭化珪素結晶の粒成長が抑制され、さらに結晶組織が微細化されるため、耐磨耗性がさらに向上する。ここで、希土類元素としては、イットリウム(Y)、イッテルビウム(Yb)、セリウム(Ce)、ディスプロシウム(Dy)、ランタン(La)、エルビウム(Er)、ルテチウム(Lu)などが挙げられるが、結晶組織の微細化の観点から、希土類元素はイットリウムであることが好適である。
なお、アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶の確認は、XRDを用いて測定し、得られた2θの値よりJCPDSカードを用いて同定すればよい。また、アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶の含有量としては、6H型、4H型および15R型の質量の合計100質量%に対し、1.3〜1.6質量%であることが好適である。ここで、ア
ルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶の含有量とは、XRDを用いて測定した結果をリートベルト法で解析することにより求めたものである。
そして、アルミニウムおよびイットリウムを含む酸化物の結晶としては、YAlO(YAP)、YAl(YAM)、YAl12(YAG)などが挙げられる。中でも、YAPを含む炭化珪素質焼結体の硬度が最も高いため、アルミニウムおよびイットリウムを含む酸化物の結晶は、YAPであることが好適である。
なお、アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶が含まれるか否かについては、XRDを用いて測定し、得られた2θの値よりJCPDSカードを用いて同定することにより確認することができる。
次に、本実施形態の釣り糸用ガイド部材の製造方法の一例について説明する。
まず出発原料として、炭化珪素粉末(平均粒径(D50)=0.3〜1.7μm)と、希土類元素の酸化物粉末であるイットリア(Y)粉末(平均粒径0.5〜2μm)と、アル
ミナ(Al)粉末(平均粒径=0.3〜1.5μm)とを準備する。その後、それぞれの粉末を所定量秤量し、ポリビニルアルコール(PVA)やポリエチレングリコール(PEG)などの各種バインダとともに、例えば回転ミル、振動ミル、ビーズミルなどのミルに入れて湿式混合・粉砕し、スラリーを作製する。
なお、炭化珪素の結晶多形が、6H型、4H型および15R型からなり、6H型、4H型および15R型の質量の合計100質量%のうち、4H型が4質量%以上18質量%以下であり
、15R型が4質量%以上8質量%以下であり、残部が6H型である炭化珪素質焼結体を得るためには、原料である炭化珪素粉末における結晶多形構成から、4H型は増加し、6H型は減少するものであるため、4H型が3質量%以上10質量%以下であり、15R型が4質
量%以上8質量%以下であり、残部が6H型である炭化珪素粉末を用いればよい。
また、炭化珪素質焼結体の平均結晶粒径を2μm以下とするためには、炭化珪素粉末の粒径を0.7μm以下とすればよい。さらに、アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物
の結晶を含むには、Al粉末の一部と、希土類元素の酸化物粉末の一部とを予め仮焼合成して添加すればよい。
次に、噴霧造粒乾燥装置(スプレードライヤ)を用いてスラリーを噴霧造粒して球状顆粒を得た後、この球状顆粒を用いて粉末プレス成形法にて成形し、必要に応じて切削加工を施すことにより成形体を得る。
そして、得られた成形体を炭化珪素製の焼成容器内に入れて1800〜2200℃の最高温度で焼成する。なお、4H型が3質量%以上10質量%以下であり、15R型が4質量%以上8質量%以下であり、残部が6H型である炭化珪素粉末を用いるとともに、炭化珪素製の焼成容器内に入れて焼成することにより、4H型が4質量%以上18質量%以下であり、15R型が4質量%以上8質量%以下であり、残部が6H型の結晶多形の炭化珪素質焼結体を得ることができる。
カーボン製の焼成容器を用いた場合には、4H型の結晶多形の質量が大幅に増加し、上述した範囲の炭化珪素質焼結体とすることができず、平均結晶粒径は、5μmを超えるものとなる。
そして、焼成後、バレル加工や研削加工により曲面を形成し、最終的にセンタレス加工を施すことにより、本実施形態の炭化珪素質焼結体からなる釣り糸用ガイド部材を得ることができる。
以下、本発明の実施例を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
炭化珪素の結晶多形の質量の異なる試料を作製し、硬度の比較を行なった。
出発原料として、結晶多形が表1に示す質量割合であり、平均粒径が1.6μmの炭化珪
素粉末と、平均粒径が1μmのイットリア粉末と、平均粒径が0.8μmのアルミナ粉末と
を準備した。そして、炭化珪素粉末95質量%、イットリア粉末を4質量%、アルミナ粉末を1質量%秤量した。
次に、秤量後の粉末と、ポリビニルアルコールと、溶媒とを回転ミルに入れて、所定時間混合・粉砕し、スラリーを作製した。そして、噴霧造粒乾燥装置を用いてスラリーを噴霧造粒して球状顆粒を得た後、この球状顆粒を用いて粉末プレス成形法にて成形することにより、角柱状の成形体を得た。そして、得られた成形体を炭化珪素製の焼成容器内に入れて、1900℃の最高温度を5時間保持して焼成することにより、試料No.1〜6を得た。
そして、各試料につき、プラニメトリック法により平均結晶粒径を算出した。具体的には、SEMを用いて試料表面を1000倍の倍率にて写真撮影し、得られた写真上において面積が既知の円を描き、円内の粒子数および円周にかかる粒子数をカウントした。
次に、円の面積A、円内の粒子数Nc、円周にかかった粒子数Njおよび倍率Mの各数値を次式((Nc+(1/2)×Nj)/(A/M2))に代入して、単位面積当たりの
粒子数Ngを求め、単位面積当たりの粒子数Ngの値を次式(1/√(Ng))に代入することにより、平均結晶粒径を算出した。その結果、試料No.1〜6における平均結晶粒径は、4.4μm〜4.6μmであった。
次に、XRDで測定を行ない、その結果をリートベルト法で解析することにより、6H型、4H型および15R型の質量の合計100質量%のうちの各結晶多形の質量を求めた。
また、試料表面の一部に研削加工を施して平坦面とし、その平坦面を利用してビッカース硬度(Hv)をJIS R 1610−2003(ISO 14705:2000(MOD))に準拠し
測定した。結果を表1に示す。
Figure 2016049018
表1から、炭化珪素の結晶多形が、6H型、4H型および15R型からなり、平均結晶粒径が5μm未満であり、6H型、4H型および15R型の質量の合計100質量%のうち、4
H型が4質量%以上18質量%以下であり、15R型が4質量%以上8質量%以下であり、残部が6H型であることにより、硬度が高く、優れた耐磨耗性を有するものとなることがわかった。
次に、出発原料として用いる炭化珪素粉末の平均粒径を異ならせた試料を作製し、硬度および磨耗評価の比較を行なった。なお、表2に示す平均粒径としたこと以外は、実施例1の試料No.2と同様の方法により作製した。試料No.7は、実施例1における試料No.2と同じである。
そして、実施例1と同様の方法により、平均結晶粒径を算出するとともに、硬度を測定した。
また、図1に示す耐磨耗性評価装置を用いて、ヒーティング試験を行ない、磨耗深さについて測定し、磨耗量の少ない方からの順位付けを行なった。なお、ヒーティング試験は、おもりの質量を4.5kg、シリンダーのストロークを300mm、3秒間に1回往復するという条件で1000回往復させた後の磨耗深さを測定した。結果を表2に示す。
Figure 2016049018
表2から、炭化珪素質焼結体の平均結晶粒径が2μm以下であることにより、さらに優れた耐磨耗性を有するものとなることがわかった。
次に、アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶を含むこと、また含む結晶の相違による硬度および磨耗評価の変化の確認を行なった。まず、イットリア粉末の一部と、アルミナ粉末の一部を用いて、仮焼合成することにより、YAlO(YAP)、YAl(YAM)、YAl12(YAG)を生成させた。
そして、出発原料にそれぞれ加えたこと以外は、実施例2の試料No.10と同様の方法により試料を作製した。なお、試料No.11については、仮焼合成を行なっておらず、実施例2の試料No.10と同じである。
そして、XRDを用いて測定し、得られた2θの値よりJCPDSカードを用いて炭化珪素以外の結晶の同定を行なうとともに、XRDを用いて測定した結果をリートベルト法で解析することにより、アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶の含有量を求めた。なお、このアルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶の含有量は、6H型、4H型および15R型の質量の合計100質量%に対する値である。
また、実施例1と同様の方法により、硬度を測定するとともに、実施例2と同様のヒーティング試験により、磨耗評価を行なった。
Figure 2016049018
表3から、アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶を含んでいることにより、さらに優れた耐磨耗性を有するものとなることがわかった。また、アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶の中でもYAlO(YAP)を含んでいることが好適であることがわかった。
1:釣り糸用ガイド部材
2:シリンダー
3:釣り糸
4:おもり

Claims (4)

  1. 炭化珪素の結晶多形が、6H型、4H型および15R型からなる炭化珪素質焼結体であって、平均結晶粒径が5μm未満であり、前記6H型、前記4H型および前記15R型の質量の合計100質量%のうち、前記4H型が4質量%以上18質量%以下であり、前記15R型が4質量%以上8質量%以下であり、残部が前記6H型であることを特徴とする釣り糸用ガイド部材。
  2. 前記炭化珪素質焼結体の平均結晶粒径が2μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の釣り糸用ガイド部材。
  3. アルミニウムおよび希土類元素を含む酸化物の結晶を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の釣り糸用ガイド部材。
  4. 前記酸化物の結晶が、AlYOであることを特徴とする請求項3に記載の釣り糸用ガイド部材。
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