JP2016048718A - 発光装置 - Google Patents

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浩一 五所野尾
Koichi Goshonoo
浩一 五所野尾
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【課題】サイドビュー型の発光装置であって、発光素子の平面サイズに対する平面サイズが小さい発光装置を提供する。【解決手段】発光装置10は、素子基板11a、素子基板11a上の結晶層11b、及び結晶層11bに電気的に接続された外部電極11fを有する、フリップチップ型の発光素子11と、発光素子11の素子基板11a側に形成された、外部電極11fに対して傾斜した傾斜面12aを有する光学部材12と、光学部材12の傾斜面12a上に形成された反射層13と、を有する。発光素子11から発せられて光学部材12に進入した光は、反射層13に反射され、光学部材12の光取出し面12bから取り出される。【選択図】図2

Description

本発明は、発光装置に関する。
従来の発光装置として、発光素子がケース内に実装されたサイドビュー型のLEDパッケージが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の他の発光装置として、発光素子と、発光素子から発せられた光の波長を変換するための蛍光体層を備えたものが知られている(例えば、特許文献2、3参照)。
また、従来の他の発光装置として、発光素子と、発光素子の光取出し面の一部及び側面に形成された、発光素子から発せられた光を反射する反射膜を備えたものが知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2008−117886号公報 特開2011−258657号公報 特開2011−258672号公報 特開2004−153277号公報
特許文献1等に開示されるサイドビュー型のLEDパッケージによれば、ケースの平面サイズが発光素子の平面サイズよりも格段に大きい。このため、発光装置を小型化するには、発光素子を極端に小さくする必要があり、電流密度の増加に伴う発光効率の低下が生じる。
本発明の目的の一つは、上記の問題点を解決するため、サイドビュー型の発光装置であって、発光素子の平面サイズに対する平面サイズが小さい発光装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記[1]〜[7]の発光装置を提供する。
[1]素子基板、前記素子基板上の結晶層、及び前記結晶層に電気的に接続された外部電極を有する、フリップチップ型の発光素子と、前記発光素子の前記素子基板側に形成された、前記外部電極に対して傾斜した傾斜面を有する光学部材と、前記光学部材の前記傾斜面上に形成された反射層と、を有し、前記発光素子から発せられて前記光学部材に進入した光が、前記反射層に反射され、前記光学部材の光取出し面から取り出される、発光装置。
[2]前記光学部材及び前記反射層が、前記外部電極に対して平行な面を有する封止部材に封止された、前記[1]に記載の発光装置。
[3]前記封止部材が透明であり、前記光取出し面が前記封止部材に覆われた、前記[2]に記載の発光装置。
[4]前記封止部材が蛍光体を含む、前記[3]に記載の発光装置。
[5]前記光学部材が蛍光体を含む、前記[1]〜[4]のいずれか1項に記載の発光装置。
[6]前記光取出し面上に、蛍光体を含む蛍光体層が形成された、前記[1]〜[5]のいずれか1項に記載の発光装置。
[7]前記光学部材が前記素子基板の一部である、前記[1]〜[6]のいずれか1項に記載の発光装置。
本発明によれば、サイドビュー型の発光装置であって、発光素子の平面サイズに対する平面サイズが小さい発光装置を提供することができる。
図1は、第1の実施の形態に係る発光装置の斜視図である 図2(a)は、図1の線A−Aに沿った垂直断面を矢印の方向に視たときの発光装置の垂直断面図である。図2(b)は、図1の線B−Bに沿った垂直断面を矢印の方向に視たときの発光装置の垂直断面図である。 図3は、第1の実施の形態に係る発光装置の変形例の垂直断面図である。 図4(a)〜(d)は、第2の実施の形態に係る発光装置の垂直断面図である。 図5(a)、(b)は、第3の実施の形態に係る発光装置の垂直断面図である。 図6(a)〜(d)は、第4の実施の形態に係る発光装置の垂直断面図である。 図7(a)、(b)は、第5の実施の形態に係る発光装置の垂直断面図である。 図8(a)、(b)は、第6の実施の形態に係る発光装置の垂直断面図である。 図9(a)、(b)は、第7の実施の形態に係る発光装置の垂直断面図である。
〔第1の実施の形態〕
(発光装置の構成)
図1は、第1の実施の形態に係る発光装置10の斜視図である。図2(a)は、図1の線A−Aに沿った垂直断面を矢印の方向に視たときの発光装置10の垂直断面図である。図2(b)は、図1の線B−Bに沿った垂直断面を矢印の方向に視たときの発光装置10の垂直断面図である。
発光装置10は、素子基板11a、素子基板11a上の結晶層11b、及び結晶層11bに電気的に接続された外部電極11fを有する、フリップチップ型の発光素子11と、発光素子11の素子基板11a側に形成された、発光素子11の外部電極11fに対して傾斜した傾斜面12aを有する光学部材12と、光学部材12の傾斜面12a上に形成された、発光素子11から発せられて光学部材12に進入した光を反射する反射層13と、を有する。
発光装置10は、実装対象の表面に対して(後述する外部電極11fに対して)垂直又は垂直に近い方向に光を取り出すサイドビュー型の発光装置である。図1には、一例として、発光装置10を導光板90の光源として用いる場合の、発光装置10と導光板90との位置関係を示している。この例では、発光装置10の後述する光取出し面12bと導光板90の側面が対向するように、発光装置10及び導光板90が設置される。
発光素子11は、例えば、LED(Light Emitting Diode)やレーザーダイオードのチップである。素子基板11aは、例えば、サファイア基板、GaN基板等の透明基板である。結晶層11bは、n型層とp型層に挟まれた発光層を有する。
反射電極11cは、Ag、Al等の反射率の高い材料からなる膜や、多層反射膜(DBR膜)からなり、発光素子11から発せられた光を光学部材12側へ反射させることができる。電極11dは、一方が結晶層11b中のn型層、他方が結晶層11b中のp型層に電気的に接続される。電極11dのうちの結晶層11bへ直接接続される電極は、高い反射率を有することが好ましい。
外部電極11fは、実装基板等の実装対象の電極に接続される電極であり、結晶層11bを覆う絶縁膜11gの表面に形成される。発光装置10が実装対象に実装された後、外部電極11fは実装対象の表面に対してほぼ平行になる。電極11dと外部電極11fは、絶縁膜11gを貫通する貫通電極11eを介して接続される。
光学部材12は、素子基板11aの結晶層11bと反対側の面上に形成され、反射層13に覆われる傾斜面12aと、発光素子11から発せられて傾斜面12a上の反射層13により反射された光を取り出す光取出し面12bを有する。光学部材12は、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂等の透明樹脂、ガラス等の透明材料からなる。
また、光学部材12は、SiO等からなる光を散乱させるためのフィラーや、蛍光体粒子を含んでもよい。例えば、発光素子11の発光色が青色であり、光学部材12に含まれる蛍光体粒子の蛍光色が黄色である場合は、発光装置10の発光色は白色になる。
光学部材12の典型的な形状は、図1、2に示されるような、長手方向に垂直な断面が傾斜面12a、光取出し面12b、外部電極11fに平行な上面12c、及び底面で形成される台形になる形状である。また、光学部材12は、傾斜角度の異なる複数の傾斜面12aを有してもよい。また、光学部材12の傾斜面12a、光取出し面12b、及び底面の典型的な形状は、長方形である。
反射層13は、Ag、Al等の反射率の高い材料からなる膜や、DBR膜からなる。反射層13は、光学部材12の傾斜面12a上に形成されるが、光取出し面12bからの光取出し効率を向上させるため、傾斜面12a、光取出し面12b、及び素子基板11aと接する底面を除く面(図2(a)、(b)に示される例では、上面12c及び側面12d)上にも形成されることが好ましい。
光学部材12及び反射層13は、封止部材14により封止されている。封止部材14は、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂等の透明樹脂、ガラス等の透明材料からなる。封止部材14は、光学部材12の光取出し面12bを覆うため、酸化チタン等の白色染料を含まず、透明である。
封止部材14は、図1、2に示されるように、発光装置10の外部電極11fに対して平行(発光装置10の実装対象の表面に対して平行)な面を有することが好ましい。封止部材14が外部電極11fに対して平行な面を有する場合、発光装置10のハンドリングが容易になる。具体的には、例えば、吸着コレット等を用いた発光装置10の実装が容易になる。
図3は、発光装置10の変形例である発光装置20の垂直断面図である。発光装置20は、封止部材が光学部材12の光取出し面12b上に形成されていない点において、発光装置10と異なる。発光装置20の封止部材21は、光学部材12の光取出し面12bを覆わないため、透明である必要はない。
(発光装置の製造方法)
以下に、第1の実施の形態に係る発光装置10の製造方法の一例について説明する。
まず、素子基板11a上に、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法等により、結晶層11bを構成する結晶膜をエピタキシャル成長させる。
次に、成長させた結晶膜をエッチング等により加工して結晶層11bを形成し、その後、反射電極11c、電極11d、絶縁膜11g、貫通電極11e、及び外部電極11fを形成し、発光素子11を得る。
次に、素子基板11aを結晶層11bと反対側から研磨し、薄くする。
次に、素子基板11aを結晶層11bと反対側の面上に、金型を用いたプレス成型等により、光学部材12を形成する。
次に、光学部材12の傾斜面12aを含む表面上に、蒸着法等により、反射層13を形成する。
次に、プレス成型等により、封止部材14を形成する。
次に、ダイシングにより素子基板11a等を分割し、個々の発光装置10を得る。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態は、発光装置に蛍光体層が含まれる点において、第1の実施の形態と異なる。なお、第1の実施の形態と共通する点については、説明を省略又は簡略化する。
(発光装置の構成)
図4(a)〜(d)は、第2の実施の形態に係る発光装置30a〜30dの垂直断面図である。
発光装置30a〜30dは、蛍光体を含む蛍光体層32を有する。蛍光体層32は、発光装置30a〜30dの光学部材31の光取出し面32b上に形成されており、発光装置30a〜30dの発光色は、発光素子11の発光色と蛍光体層32に含まれる蛍光体の蛍光色の混色になる。
蛍光体層32は、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂等の透明樹脂、ガラス等の透明材料からなり、蛍光体粒子を含む。
発光装置30a〜30dの光学部材31は、第1の実施の形態の発光装置10の光学部材12と同様に、素子基板11aの結晶層11bと反対側の面上に形成され、反射層13に覆われる傾斜面31aと、発光素子11から発せられて傾斜面31a上の反射層13により反射された光を取り出す光取出し面31bを有する。
また、光学部材31は、第1の実施の形態の発光装置10の光学部材12と同様に、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂等の透明樹脂、ガラス等の透明材料からなる。ただし、蛍光体層32に蛍光体が含まれているため、光学部材31が蛍光体を含む必要はない。
図4(a)、(b)に示される発光素子30a、30bにおいては、光学部材31の素子基板11aと接する底面以外の面上に蛍光体層32が形成されている。発光素子30aにおいては、反射層13上に蛍光体層32が形成されており、発光素子30bにおいては、光学部材31と反射層13との間に蛍光体層32が形成されている。
図4(c)、(d)に示される発光素子30c、30dにおいては、光学部材31の光取出し面31b上にのみ、蛍光体層32が形成されている。発光素子30cにおいては、光取出し面31bが透明な封止部材14に覆われている。発光素子30dにおいては、光取出し面31b上の蛍光体層32が露出しているため、透明な必要のない封止部材21が用いられている。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態は、光学部材が発光素子の素子基板の一部である点において、第1の実施の形態と異なる。なお、第1の実施の形態と共通する点については、説明を省略又は簡略化する。
(発光装置の構成)
図5(a)、(b)は、第3の実施の形態に係る発光装置40a、40bの垂直断面図である。
発光装置40a、40bは、素子基板領域42と光学部材領域43を有する基板44を有する。素子基板領域42は、第1の実施の形態の発光装置10の素子基板11aに相当し、同様の形状及び機能を有する。光学部材領域43は、発光装置10の光学部材12に相当し、同様の形状及び機能を有する。
発光装置40a、40bの有する発光素子41の素子基板以外の構成は、発光装置10の発光素子11の構成と同じである。すなわち、発光素子11の素子基板11aの代わりに基板44の素子基板領域42を用いたものが発光素子41である。
基板44は、サファイア基板、GaN基板等の透明基板を加工した基板である。基板44は、少なくとも光学部材領域43に、蛍光体粒子を含んでもよい。例えば、発光素子41の発光色が青色であり、光学部材領域43に含まれる蛍光体粒子の蛍光色が黄色である場合は、発光装置40a、40bの発光色は白色になる。
基板44の光学部材領域43は、発光装置10の光学部材12と同様に、反射層13に覆われる傾斜面43aと、発光素子41から発せられて傾斜面43a上の反射層13により反射された光を取り出す光取出し面43bを有する。
図5(a)、(b)に示される発光装置40aにおいては、光取出し面43bが透明な封止部材14に覆われている。発光装置40bにおいては、光取出し面43bが露出しているため、透明な必要のない封止部材21が用いられている。
〔第4の実施の形態〕
第4の実施の形態は、光学部材が発光素子の素子基板の一部である点において、第2の実施の形態と異なる。なお、第2の実施の形態と共通する点については、説明を省略又は簡略化する。
(発光装置の構成)
図6(a)〜(d)は、第4の実施の形態に係る発光装置50a〜50dの垂直断面図である。
発光装置50a〜50dは、素子基板領域52と光学部材領域53を有する基板54を有する。素子基板領域52は、第2の実施の形態の発光装置30a〜30dの素子基板11aに相当し、同様の形状及び機能を有する。光学部材領域53は、発光装置30a〜30dの光学部材31に相当し、同様の形状及び機能を有する。
発光装置50a〜50dの有する発光素子51の素子基板以外の構成は、発光装置30a〜30dの発光素子11の構成と同じである。すなわち、発光素子11の素子基板11aの代わりに基板54の素子基板領域52を用いたものが発光素子51である。
基板51は、サファイア基板、GaN基板等の透明基板を加工した基板である。なお、蛍光体層32に蛍光体が含まれているため、基板51が蛍光体を含む必要はない。
基板54の光学部材領域53は、発光装置30a〜30dの光学部材31と同様に、反射層13に覆われる傾斜面53aと、発光素子51から発せられて傾斜面53a上の反射層13により反射された光を取り出す光取出し面53bを有する。
図6(a)、(b)に示される発光装置50a、50bにおいては、光学部材領域53のすべての面上に蛍光体層32が形成されている。発光装置50aにおいては、反射層13上に蛍光体層32が形成されており、発光装置50bにおいては、光学部材領域53と反射層13との間に蛍光体層32が形成されている。
図6(c)、(d)に示される発光装置50c、50dにおいては、光学部材領域53の光取出し面53b上にのみ、蛍光体層32が形成されている。発光装置50cにおいては、光取出し面53bが透明な封止部材14に覆われている。発光装置50dにおいては、光取出し面53b上の蛍光体層32が露出しているため、透明な必要のない封止部材21が用いられている。
〔第5の実施の形態〕
第5の実施の形態は、発光装置が蛍光体を含まない点において、第1、3の実施の形態と異なる。なお、第1、3の実施の形態と共通する点については、説明を省略又は簡略化する。
(発光装置の構成)
図7(a)、(b)は、第5の実施の形態に係る発光装置60a、60bの垂直断面図である。
発光装置60a、60bは、蛍光体を含まない。このため、発光装置60a、60bの発光色は、発光素子11の発光色と同じである。また、発光素子11が樹脂硬化等に用いられるUV光源である場合は、発光装置60a、60bから紫外光が発せられる。
発光装置60aの構成は、第1の実施の形態の発光装置10の構成において、蛍光体を含む光学部材12を、蛍光体を含まない光学部材31で置き換えたものと等しい。また、発光装置20の構成において、光学部材12を光学部材31で置き換えたものであってもよい。
発光装置60bの構成は、第3の実施の形態の発光装置40aの構成において、蛍光体を含む基板44を、蛍光体を含まない基板54で置き換えたものと等しい。また、発光装置40bの構成において、基板44を基板54で置き換えたものであってもよい。
〔第6の実施の形態〕
第6の実施の形態は、蛍光体が封止樹脂に含まれる点において、第1、3の実施の形態と異なる。なお、第1、3の実施の形態と共通する点については、説明を省略又は簡略化する。
(発光装置の構成)
図8(a)、(b)は、第6の実施の形態に係る発光装置70a、70bの垂直断面図である。
発光装置70aは、光学部材として、蛍光体を含まない光学部材31を有し、封止部材として、蛍光体を含む封止部材71を有する。すなわち、第1の実施の形態の発光装置10の構成において、蛍光体を光学部材の代わりに封止部材に添加したものと同等の構成を有する。
発光装置70bは、基板として、蛍光体を含まない基板52を有し、封止部材として、蛍光体を含む封止部材71を有する。すなわち、第3の実施の形態の発光装置40aの構成において、蛍光体を基板の代わりに封止部材に添加したものと同等の構成を有する。
蛍光体の封止部材71への添加は、光学部材や基板への添加と比べて容易であり、製造コストを低減することができる。
〔第7の実施の形態〕
第7の実施の形態は、光学部材が外部電極と平行な上面を有しない点において、第1〜4の実施の形態と異なる。なお、第1〜4の実施の形態と共通する点については、説明を省略又は簡略化する。
(発光装置の構成)
図9(a)、(b)は、第7の実施の形態に係る発光装置80a、80bの垂直断面図である。
発光装置80aの構成は、第1の実施の形態の発光装置10の構成において、外部電極11fに平行な上面12cを有する光学部材12を、外部電極11fに平行な上面を有しない光学部材81で置き換えたものと等しい。また、発光装置20の構成において、光学部材12を光学部材81で置き換えたものであってもよい。光学部材81は、長手方向に垂直な断面が傾斜面81a、光取出し面82b、及び底面で形成される三角形になる形状を有し、蛍光体を含む。
また、第2の実施の形態の発光装置30a〜30dにおいて、光学部材31を外部電極11fに平行な上面を有しない光学部材で置き換えてもよい。この光学部材は、光学部材81と同じ形状を有し、蛍光体を含まない。
発光装置80bの構成は、第3の実施の形態の発光装置40aの構成において、外部電極11fに平行な上面を有する基板44を、外部電極11fに平行な上面を有しない基板84で置き換えたものと等しい。また、発光装置40bの構成において、基板44を基板84で置き換えたものであってもよい。基板84は、素子基板領域82及び光学部材領域83を有する。素子基板領域82は、発光素子85の素子基板として機能する。光学部材領域83は、長手方向に垂直な断面が傾斜面83a、光取出し面83b、及び底面で形成される三角形になる形状を有する。
また、第4の実施の形態の発光装置50a〜50dにおいて、基板54を外部電極11fに平行な上面を有しない基板で置き換えてもよい。この基板は、基板83と同じ形状を有し、蛍光体を含まない。
(実施の形態の効果)
上記第1〜7実施の形態に係る発光装置においては、発光素子から発せられた光を水平方向に取り出すための、光学部材、反射層等から構成される機構の平面サイズを、発光素子の平面サイズとほぼ等しくすることができる。このため、発光素子の平面サイズに対する発光装置の平面サイズが小さく、発光素子の発光効率を低下させることなく発光装置を小型化することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
また、発明の主旨を逸脱しない範囲内において上記実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることができる。例えば、蛍光体を含む光学部材(光学部材領域)、蛍光体を含む封止部材、及び蛍光体層のうちの2つ以上を組み合わせて用いてもよい。
また、上記の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
10、20、30a、30b、30c、30d、40a、40b、50a、50b、50c、50d、60a、60b、70a、70b、80a、80b 発光装置
11、41 発光素子
11a 素子基板
12、31 光学部材
12a、31a 傾斜面
12b、31b 光取出し面
13 反射層
14、21 封止部材
32 蛍光体層
42、52、82 素子基板領域
43、53、83 光学部材領域
43a、53a 傾斜面
43b、53b 光取出し面
44、54、84 基板

Claims (7)

  1. 素子基板、前記素子基板上の結晶層、及び前記結晶層に電気的に接続された外部電極を有する、フリップチップ型の発光素子と、
    前記発光素子の前記素子基板側に形成された、前記外部電極に対して傾斜した傾斜面を有する光学部材と、
    前記光学部材の前記傾斜面上に形成された反射層と、
    を有し、
    前記発光素子から発せられて前記光学部材に進入した光が、前記反射層に反射され、前記光学部材の光取出し面から取り出される、発光装置。
  2. 前記光学部材及び前記反射層が、前記外部電極に対して平行な面を有する封止部材に封止された、
    請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記封止部材が透明であり、
    前記光取出し面が前記封止部材に覆われた、
    請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記封止部材が蛍光体を含む、
    請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記光学部材が蛍光体を含む、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 前記光取出し面上に、蛍光体を含む蛍光体層が形成された、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記光学部材が前記素子基板の一部である、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の発光装置。
JP2014172869A 2014-08-27 2014-08-27 発光装置 Withdrawn JP2016048718A (ja)

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