JP2016048345A - トナー搬送量検知装置、トナー搬送量検知方法およびトナー搬送量検知装置用のプログラム - Google Patents

トナー搬送量検知装置、トナー搬送量検知方法およびトナー搬送量検知装置用のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】トナーの搬送量を検知する。
【解決手段】本発明のトナー搬送量検知装置は、トナー供給部20から供給されるトナーの搬送経路途中に設けられる検知室30と、検知室30内に設けられ、フィルム面をトナーの搬送方向に交差するようにして配置されたピエゾフィルム35と、を備え、ピエゾフィルム35の湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数に基づいてトナーの搬送量を検知する。また、本発明のトナー搬送量検知方法は、トナーの通過に伴い湾曲するピエゾフィルム35の湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数を求めるステップと、湾曲変位動作の回数に基づいてトナーの搬送量を検知するステップと、を含む。さらに、本発明のトナー搬送量検知装置用のプログラムは、トナーの通過に伴い湾曲するピエゾフィルム35の湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数を求める機能と、湾曲変位動作の回数に基づいてトナーの搬送量を検知する機能とを実現する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、トナーの搬送量を検知する技術に関する。
特許文献1には、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの機能を1台で有する複合機等の画像形成装置において、トナーをトナーカートリッジから現像器まで搬送する際のトナーの詰りが生じやすい搬送管の湾曲部内に圧力センサ(ピエゾセンサ)を配置し、この圧力センサからの信号でトナー詰まりを検知する態様が開示されている。
また、特許文献1では、現像装置内に圧電素子を備えたピエゾセンサを配置することでトナーの自重がかからなくなり、振動すると、トナーの供給を要求する態様も開示されている。
しかしながら、トナー詰まりを検知する態様は、トナーが詰まっていることがわかるだけであり、トナーの供給を要求する態様は、現像装置内のトナーの減少を検知しているだけであるため、具体的に、トナーカートリッジからどの程度のトナーが搬送されているのかトナーの搬送量を検知できるものではない。
一方、カートリッジから現像器まで搬送されているトナーの搬送量検知方法としては、以下のものが広く採用されている。
(1)印字率からトナー消費量を求め、トナーの搬送量を算出する方法。
(2)カートリッジからのトナー落下量のデータを利用し、撹拌ローラの回転を制御し、この制御に伴うトナーの搬出量を算出する方法。
(3)フォトセンサーによる残量検知結果を利用する方法。
特開2007−240784号公報
しかしながら、(1)のトナー搬送量検知方法は、印字率に基づく分だけトナーが消費され、それに対応する分だけトナーの搬送が行われるという考えに基づくものであり、実際に搬送されるトナーの状態を見ているわけではない。
このため、実際の印字状態等の変化に伴う誤差に影響されるため、計算結果と実際のトナーの搬送量との間に乖離が生じ、実際のトナーの搬送量を精度よく求めることが難しい。
また、トナーの搬送状態を見ていないのでトナーカートリッジから現像装置に至る途中でのトナー詰まりを検知することもできない。
(2)のトナー搬送量検知方法は、搬送ローラの回転制御に伴う分だけトナーが落下しているかを見ているわけではないので、その回転制御に伴って実際にトナーの搬送が行えているのかは不明である。
このため、うまくトナーが落下しなかった場合が誤差となり、計算結果と実際のトナーの搬送量との間に乖離が生じ、実際のトナーの搬送量を精度よく求めることが難しい。
また、トナーの搬送状態を見ていないのでトナーカートリッジから現像装置に至る途中でのトナー詰まりを検知することもできない。
(3)のトナー搬送量検出方法は、直接、トナーの残量検知を行うので比較的高い精度でトナーの搬送量を求めることが可能であるが、トナーカートリッジのトナーを直接検知できるところにフォトセンサーを設置する必要があり、設置の自由度が低く、且つ、センサ自体が高価であるという問題がある。
また、トナーの実際の搬送状態を見ているわけではないのでトナーカートリッジから現像装置に至る途中でのトナー詰まりを検知することはできない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、トナーの搬送量を検知することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明に係るトナー搬送量検知装置は、トナー供給部から供給されるトナーの搬送経路途中に設けられる検知室と、前記検知室内に設けられ、フィルム面をトナーの搬送方向に交差するようにして配置されたピエゾフィルムと、を備え、前記ピエゾフィルムの湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数に基づいて前記トナーの搬送量を検知する。
(2)本発明に係るトナー搬送量検知方法は、トナーの通過に伴い湾曲するピエゾフィルムの湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数を求めるステップと、前記湾曲変位動作の回数に基づいて前記トナーの搬送量を検知するステップと、を含む。
(3)本発明に係るトナー搬送量検知装置用のプログラムは、トナーの通過に伴い湾曲するピエゾフィルムの湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数を求める機能と、前記湾曲変位動作の回数に基づいて前記トナーの搬送量を検知する機能とを実現する。
本発明によれば、トナーの搬送量を検知することができる。
本発明に係る第1実施形態のトナー搬送量検知装置を説明するための断面図である。 (A)は検知室に取り付けられたピエゾフィルムの非変形時の斜視図であり、(B)は正面図である。 (A)は検知室に取り付けられたピエゾフィルムの変形時の斜視図であり、(B)は正面図である。 トナー搬送量検知装置をトナーが通過する状態を説明するための断面図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 湾曲変位動作の回数が複数回現れる断続的なトナーの供給状態を示すグラフである。 湾曲変位動作の回数が1回現れる連続的なトナーの供給状態を示すグラフである。 トナーの残量無し状態を示すグラフである。 トナーの詰り状態を示すグラフである。 (A)は第2実施形態のトナー搬送量検知装置における検知室に取り付けられたピエゾフィルムの変形時の斜視図であり、(B)は正面図である。 (A)は第2実施形態のトナー搬送量検知装置における検知室の平面状の内壁に取り付けられる取付部材の斜視図であり、(B)は湾曲した内壁に取り付けられる取付部材の斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る第1実施形態のトナー搬送量検知装置について、図面を用いて説明する。
なお、トナー搬送量検知装置は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの機能を1台で有する複合機等の一般的な機械のトナーの搬送機構に用いることができるものであるので、以下では、機械の細部に関する記載を行わず、トナーカートリッジ(トナー供給部)から現像器などのトナーを消費する部分まで状態を示して説明を行う。
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態のトナー搬送量検知装置10は、検知室30と検知室30内に設けられたピエゾフィルム35と、を備える。
そして、トナー搬送量検知装置10は、トナーTn(図4参照)を収容するトナーカートリッジ(トナー供給部)20とトナーの搬送経路11との間に設けられており、トナーTnの搬送経路の一部を構成している。
また、トナーTnの搬送経路11の下端部は現像器12に接続されている。
トナーカートリッジ20は、円筒形状のトナーTnを収容する収容室22を有しており、内部には、搬送スクリュー21が回転可能に設けられている。
そして、搬送スクリュー21は、後述する制御部50により制御されて回転し、例えば、収容室22の下側の端に設けられるトナーTnを排出する開口部(図示省略)にトナーTnを搬送する。
トナー搬送量検知装置10は、検知室30がトナーカートリッジ20の開口部に連通するように、トナーカートリッジ20の収容室22の下部から斜め下向きに設けられており、搬送スクリュー21によって搬送されたトナーTnは、開口部から検知室30内に落下することで送り出される。
なお、図1においては検知室30が斜め下向きに設けられているが、鉛直に設けてもよい。
検知室30は、例えば矩形断面の空洞31を有し、空洞31は対向する上壁32および下壁33と、上壁32および下壁33に直交して対向する一対の側壁34を有し、その空洞31内には、ピエゾフィルム35が設けられている。
図2は、検知室30のピエゾフィルム35が設けられている部分を拡大した断面図であり、一対の側壁34は図示を省略している。
なお、図2では、図が見やすいように鉛直に検知室30が配置されるように図示しているが、本実施形態では、図1に示したように検知室30は斜めに配置されている。
図2において、図の上側がトナーカートリッジ20側であり、図の下側がトナーTnの搬送経路11及び現像器12側である。
図2に示すように、検知室30の上壁32の内壁面321には、取付部材(取付部)36が設けられており、ピエゾフィルム35の上面であるフィルム面351の一端部352が取付部材(取付部)36に取付けられることで、ピエゾフィルム35は、フィルム面がトナーTnの搬送方向(図の上下方向)に直交するように、検知室30内に配置されている。
なお、必ずしも、フィルム面がトナーTnの搬送方向に直交している必要はなく、トナーTnの通過に伴って確実にピエゾフィルム35が撓むことができる程度に、フィルム面がトナーTnの搬送方向に交差していればよい。
また、図2に示すように、ピエゾフィルム35の他端部353は、下壁33の内壁面331の近傍まで延びているが、直接接触しないようにされている。
したがって、図3(A)および(B)に示すように、ピエゾフィルム35の他端部353は、下方に容易に変位することができる(矢印参照)。
ピエゾフィルム35は、圧電効果を持つ材料であり、ピエゾフィルム35の上面であるフィルム面351と、その反対側の下面に電圧計の電極を接続しておけば、図3(A)および(B)のような変位が起きたときに、電圧が0Vから立ち上がり、その変位量に応じた所定の電圧を示す。
なお、図3(A)および(B)と反対方向にピエゾフィルム35が変位する場合、逆極性の電位を生じる。
ここで、図4に示すように、トナーカートリッジ20の搬送スクリュー21が回転してトナーTnを検知室30に搬出すると、トナーTnは検知室30に沿って落下し、その落下するトナーTnの通過に伴ってピエゾフィルム35の自由端である他端部353が下方に撓み、トナーTnが通過すると、ピエゾフィルム35は、撓む前の状態に戻る。
上述したように、ピエゾフィルム35は、変位に応じて電圧出力が得られるので、このようなトナーTnの通過に伴うピエゾフィルム35の変位は、電圧出力として得ることができる。
そして、検知室30を通過したトナーTnは、さらに、搬送経路11に沿って落下し、現像器12に送られる。
次に、図5のブロック図を参照しながら、制御部50について説明する。
制御部50は、トナー搬送量検知装置10自身に設けることも可能であるが、ここでは、複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの機能を1台で有する複合機等の制御部を用いる場合を示す。
なお、以下の説明においては、主にトナーTnの供給(搬送)の制御に限定して説明する。
図5に示すように、制御部50は、搬送スクリュー21の回転を指令して、トナーTnの搬送量を制御する搬送スクリュー指令部51および印刷などのために現像器12を指令する現像器指令部52を有する。
制御部50は、記憶部53、湾曲変位動作カウンタ部54、比較演算部55、詰り判断部56、報知部57等を有する。
記憶部53は、トナー搬送量検知装置10用のプログラムや、種々の既知の情報を記憶したり、得られた情報を記憶する。
湾曲変位動作カウンタ部54は、後述するピエゾフィルム35の変位動作の回数をカウントし、トナーTnの搬送回数を検知する。
比較演算部55は、実際のピエゾフィルム35の湾曲変位動作の状態と比較のために与えられる情報とを比較し、トナーTnの搬送状態を求め、その搬送状態に応じた適切なトナーTnの搬送量を求めるためのデータに基づき、搬送量を算出したり、トナーTnの残量等の演算を行う。
詰り判断部56は、搬送スクリュー21の回転と実際のピエゾフィルム35の湾曲変位動作の状態と比較のために与えられる情報とを比較し、得られた結果からトナーTnの詰りを判断する。
報知部57は、トナーTnの残量に基づいて、トナーカートリッジ20の交換等をスピーカ、表示部等13を用いて報知したり、詰り判断部56のトナーTnの詰り判断に基づいて、トナーTnの詰りをスピーカ、表示部等13を用いて報知する。
なお、制御部50には、検知室30に設けられているピエゾフィルム35の電圧出力が送られるようになっている。
次に、トナー搬送量検知装置10におけるトナー搬送量検知方法について説明する。
本発明のトナー搬送量検知方法は、トナーTnの通過に伴い湾曲するピエゾフィルム35が湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数を求めるステップと、湾曲変位動作の回数に基づいてトナーTnの搬送量を検知するステップと、を含む。
このトナー搬送量検知方法は、トナーの通過に伴い湾曲するピエゾフィルムが湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数を求める機能と、湾曲変位動作の回数に基づいてトナーの搬送量を検知する機能とを実現するトナー搬送量検知装置10用のプログラムにより実施することができる。
トナー搬送量検知装置用のプログラムは、記憶部53に記憶されており、制御部50が記憶部53に記憶されているプログラムに従って各部を制御する。
図6および図7を参照しながら、より具体的に、トナー搬送量検知方法について説明する。
図6は、トナーTnの使用量(印刷率)が少ない印字率の低い印刷等の場合を示したものである。
図6の上の図は、搬送スクリュー21のモータの出力状態を示しており、真ん中の図は、ピエゾフィルム35の変位の状態を示しており、下の図は、その変位に対応したピエゾフィルム35の出力電圧を示している。
図6の真ん中の図のピエゾフィルム35の変位の状態は、0の位置が変位無しの位置を示しており、そこから上側に向かうδ1の状態は、上述したトナーTnの通過に伴う撓みの発生を示し、δ2は、トナーTnが通過し、ピエゾフィルム35が撓み前の状態に戻る状態を示している。
また、図6の下の図が出力電圧波形(もしくは出力波形)V21で0(V)から増えて再び出力電圧波形V22で0(V)に戻る動きをしているのは、前述したように、ピエゾフィルム35の変位方向が逆方向になるときに電位の方向も逆方向に現れることによる。
したがって、出力電圧波形V21と出力電圧波形V22で表されるピエゾフィルム35の電圧の変化が1回現れる毎にトナーTnの通過に伴い湾曲して元に戻るピエゾフィルム35の1回の湾曲変位動作が起きている。
なお、ピエゾフィルム35の変化の状態が正しく見られるようにするために、ピエゾフィルム35の剛性を選び、ピエゾフィルム35の変位δがピエゾフィルム35の最大可能湾曲変位よりも小さくなるようにしている。
図6に示すように、トナーTnの使用量(印刷率)が少ない印字率の低い印刷等の場合、搬送スクリュー21のモータが断続的に動いており、このため供給されるトナーTnも断続的に供給されるため、ピエゾフィルム35の湾曲変位動作も断続的に起こり、結果として、ピエゾフィルム35の出力電圧の変化も断続的に表れている。
このような実際のピエゾフィルム35の湾曲変位動作による出力電圧の状態と予め与えられている比較情報とを比較することで比較演算部55は断続的なトナーTnの供給状態であると判定する。
例えば、記憶部53には、ピエゾフィルム35の出力電圧が0(V)から立ち上がる出力電圧波形V21の変化の後、直ぐに0(V)に電圧が下がる出力電圧波形V22の状態が見られる場合に、断続的なトナーTnの供給状態であるとするような比較情報が予め記憶されており、比較演算部55は、この比較情報に該当するのかを比較することで断続的なトナーTnの供給状態であると判断する。
一方、湾曲変位動作カウンタ部54は、送られてきた出力電圧波形V21、V22からピエゾフィルム35の湾曲変位動作の回数をカウントして、実際に供給されたトナーTnの正確な搬送回数を検知する。
具体的には、電圧が0(V)から立ち上がる出力電圧波形V21と、それとは逆方向への電圧変化である出力電圧波形V22と、をセットとして1回のピエゾフィルム35の湾曲変位動作が起こったものとしてピエゾフィルム35の湾曲変位動作の回数を求めることで、実際のトナーTnの搬送回数を正しく検知することが可能である。
さらに、記憶部53には、予めこのような断続的なモータの出力状態のときの1回のモータ出力当たりのトナーTnの供給量を求めたデータが記憶されている。
このデータは、ピエゾフィルム35の湾曲変位動作の回数が複数回現れる断続的なトナーTnの供給状態に対応したトナーTnの供給回数1回当たりのトナーTnの搬送量に該当する。
したがって、比較演算部55は、この1回当たりのトナーTnの搬送量に、湾曲変位動作カウンタ部54が求めたトナーTnの搬送回数を掛けることで、この断続的なトナーTnの供給の間に搬送されたトナーTnの搬送量を求める。
なお、記憶部53に予め記憶させるトナーTnの搬送量のデータは、トナーTnの搬送回数1回当たりでなくても、所定の複数回当たりのトナーTnの搬送量のデータであってもよい。
この場合、所定の複数回と同じだけのピエゾフィルム35の湾曲変位動作の回数が起きるごとに、所定の複数回当たりのトナーTnの搬送量のトナーTnが搬送されたものとして計算すれば良い。
一方、図7は、全面印刷(印刷率が高い)や高速で大量印刷を行っている場合を示したものである。
このような場合、トナーTnを連続して大量に使用するため、図7の上の図に示すように、搬送スクリュー指令部51が長時間の指令V1を出し、連続的にトナーTnの供給が行われる。
そうすると、ピエゾフィルム35の所を連続してトナーTnが通過することになるため、図7の真ん中の図に示すように、ピエゾフィルム35は撓んだ状態から元に戻ることができないためδ1の変位の後、δ3の変位のように変位が略停止している状態が続き、トナーTnの供給が終るとδ2の変位のように元の状態に戻る変位をする。
一方、ピエゾフィルム35は、変位が起きるときに電圧効果が表れるため、この場合、図7の下の図に示すように、δ1の変位によって0(V)から出力電圧波形V21のように電圧が現れた後、変位が起きないδ3の状態になると出力電圧波形V23のように緩やかに電圧が0(V)に近づき、δ2の変位が起きると、δ1と略同じ分だけ逆方向に電圧が出力電圧波形V22のように変化するので0(V)以下の所まで出力電圧が変化する。
そして、トナーTnがピエゾフィルム35を通過し始めた瞬間に出力電圧波形V21のピークが現れ、トナーTnの供給が終了し、最後のトナーTnがピエゾフィルム35を通過した直後に出力電圧波形V22の開始点が現れるので、その間の時間ΔTがトナーTnの供給時間となる。
このような実際のピエゾフィルム35の湾曲変位動作による出力電圧の状態と予め与えられている比較情報とを比較することで比較演算部55は連続的なトナーTnの供給状態であると判定する。
例えば、記憶部53には、ピエゾフィルム35の出力電圧が0(V)から立ち上がる出力電圧波形V21の変化の後、緩やかに0(V)に電圧が近づく出力電圧波形V23の状態が見られた後に、出力電圧波形V22のように、出力電圧波形V21と同程度の電圧変化が出力電圧波形V21と逆方向に現れる場合に、連続的なトナーTnの供給状態であるとするような比較情報が予め記憶されており、比較演算部55は、この比較情報に該当するのかを比較することで連続的なトナーTnの供給状態であると判断する。
そして、比較演算部55は、連続的なトナーTnの供給状態であると判断すると、ピエゾフィルム35の出力電圧波形(もしくは出力波形)からV21の終了点からV22の開始点までの間の時間をトナーTnの供給時間ΔTとして求める。
また、記憶部53には、予めこのような連続的なモータ出力状態のときの単位時間当たりのトナーTnの供給量を求めたデータが記憶されている。
このデータは、ピエゾフィルム35の湾曲変位動作の回数が1回現れる連続的なトナーTnの供給状態に対応した単位時間当たりのトナーTnの搬送量に該当する。
したがって、比較演算部55は、この供給時間ΔTと単位時間当たりのトナーTnの搬送量から、連続的なトナーTnの供給の間に搬送されたトナーTnの搬送量を求める。
そして、前述した湾曲変位動作の回数が複数回現れる断続的なトナーTnの供給状態(図6参照)および湾曲変位動作の回数が1回現れる連続的なトナーTnの供給状態(図7参照)は、トナーカートリッジ20を交換するまでの間では混在する場合が一般的であるので、図6を参照して説明したトナーTnの搬送量、及び、図7を参照して説明したトナーTnの搬送量を総和したものがトナーTnの総搬送量となる。
このトナーTnの総搬送量を求めるために、比較演算部55は、新たにトナーTnの搬送量を求める毎に、その前のトナーTnの総搬送量に新たに求めたトナーTnの搬送量を積算し、トナーTnの総搬送量を更新する。
なお、トナーTnの供給毎に求めたトナーTnの搬送量やトナーTnの総搬送量は、記憶部53に記憶される。
一方、新しいトナーカートリッジ(トナー供給部)20内に充填されているトナーTnの総量は、予め知ることができる情報であるため、予めトナーカートリッジ(トナー供給部)20内のトナーTnの総量を記憶部53に記憶させておくことが可能である。
このため、このトナーカートリッジ(トナー供給部)20内のトナーTnの総量から上述のようにして求めたトナーTnの総搬送量を減算することで正確なトナーTnの残量を求めることが可能である。
したがって、報知部57は、トナーTnの残量、例えば、現在のトナーTnの消費量(%)等を表示部に表示して報知することができる。
また、トナーTnの残量に応じた閾値を設定しておき、求めたトナーTnの残量がその閾値を下回ることを契機に、報知部57は、スピーカ、表示部等13を用いてトナーカートリッジ20の交換等を報知することができる。
なお、トナーカートリッジ20の交換までの間には、図6に示すトナーTnの供給状態や図7に示すトナーTnの供給状態が混在するのが一般的であると考えられるため、そのような供給状態が混在している場合で説明を行ってきたが、装置によっては、図6若しくは図7のいずれか一方に示すトナーTnの供給状態しかない場合もある。
そして、トナーTnの供給状態は、装置によって予め決まるので、対象とする装置が、図6若しくは図7のいずれか一方に示すトナーTnの供給状態しかない場合、それに対応したトナー搬送量検知方法を行なえばよい。
次に、トナー搬送量検知装置10が上記で説明した方法以外でもトナーカートリッジ20のトナーTnの残量の検知が行えるものであることについて図8を参照しながら説明する。
図8に示すように、比較演算部55は、トナーカートリッジ20内の搬送スクリュー21のモータ出力(つまり、搬送スクリュー21の回転)と、湾曲変位動作の状態とに基づいて、トナーカートリッジ20内のトナーTnの残量を検知する。
つまり、図8に示すように、トナーTnの残量が十分なときには、搬送スクリュー21によって搬送されたトナーTnによるピエゾフィルム35の変位αは、正常な変位α1となる。このときのピエゾフィルム35の出力電圧は、正常な出力電圧波形V31となる。
一方、トナーカートリッジ20内のトナーTnの残量が低下して、搬送スクリュー21によるトナーTnの搬送量が低下すると、ピエゾフィルム35の変位αは、次第に減少する(変位α2、α3…参照)。このため、ピエゾフィルム35の出力電圧V3も次第に減少する(出力電圧波形V32、V33…参照)。
そして、トナーTnの残量がなくなると、搬送スクリュー21の回転にもかかわらず、変位αがゼロとなり、出力電圧V3もゼロとなる。
そこで、出力電圧V3の出力電圧波形(もしくは出力波形)とトナーTnの残量との関係を、予め記憶部53に記憶させておくと、トナーTnの残量がゼロになる前に、報知部57により警告することができる。
次に、トナー搬送量検知装置10がトナー詰りの検知も行えるものであることについて図9を参照しながら説明する。
図9は、トナー詰りに至るまでの遷移状態を示した図になっている。
例えば、図4において、トナーTnの搬送経路11などでトナーTnの詰りが発生すると、トナーTnが検知室30側に向かって堆積していく。
そして、ピエゾフィルム35が湾曲してもトナーTnが落下できない状態までトナーTnが溜まると、湾曲状態のピエゾフィルム35上にトナーTnが堆積し始める。
そうすると、図9の真ん中の図に示すように、湾曲した状態のままとなり、β1のように変位が起こらなくなる。
このため、図9の下の図に示すように、ピエゾフィルム35の出力電圧V4は、出力電圧波形V41のように徐々に低下して、最終的にはゼロになる。
この場合、図8のピエゾフィルム35の出力電圧の出力波形と異なり、直前までトナーTnの搬送量の低下が見られないにも関わらず、出力電圧は0(V)に近づいていく。
また、その出力電圧が0(V)に近づいていく状態も緩やかに近づく、ピエゾフィルム35の変位が無いときの出力波形となる。
そこで、このようなトナーTnの詰り発生時に特徴的であるピエゾフィルム35の出力電圧の波形を記憶部53に予め比較のための比較情報として記憶させておく。
そして、詰り判断部56は、搬送スクリュー21のモータの出力(つまり、搬送スクリュー21の回転)と、実際のピエゾフィルム35の湾曲変位動作の状態とから、搬送スクリュー21が回転し、トナーTnを供給している状態であって、且つ、実際のピエゾフィルム35の湾曲変位動作の状態が比較情報の状態に該当すると判断した時に、トナーTnの詰りが発生したと判断する。
なお、詰り判断部56がトナーTnの詰りが発生したと判断すると、報知部57は、トナーTnの詰りをスピーカ、表示部等13を用いて報知する。
次に、本第1実施形態の作用効果について説明する。
トナー搬送量検知装置10は、トナーTnの搬送経路上のいずれかの箇所に設置されればよく、また、トナーTnの搬送経路を形成する検知室30内にピエゾフィルム35を設ける程度であるので大きさ的にもそれほど大きくないので設置位置の自由度が高い。
また、ピエゾフィルム35は安価に市販されており、ピエゾフィルム35の出力電圧を取得する回路も安価に構成できるためトナー搬送量検知装置10自体を安価に構成することが可能である。
さらに、ピエゾフィルム35で直接的にトナーTnが搬送されたかを検知しているので正確なトナーTnの搬送回数や搬送状態を検知することができ、その正確なトナーの搬送回数や搬送状態に基づいてトナーTnの搬送量を求めているのでトナーTnの搬送量を高い精度で検知することができる。
加えて、トナー搬送量検知装置10は、トナーTnの詰りを検知することも可能になっている。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態のトナー搬送量検知装置を説明する。なお、前述した第1実施形態のトナー搬送量検知装置10と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図10に示すように、第2実施形態のトナー搬送量検知装置10Bは、検知室30の上壁32の内壁面321に設けられるピエゾフィルム35を取付けるための取付部材(取付部)37が、トナーTnの搬送方向に傾斜した傾斜面371を有する。
これにより、取付部材37の上方から降下してきたトナーTnは、傾斜面371に当たり、傾斜面371に沿ってピエゾフィルム35側に導かれる。
また、検知室30の上壁32の内壁面321と対向する下壁33の内壁面331には、ピエゾフィルム35に接触可能な停止部材(停止部)38が取り付けられている。
停止部材38は、トナーTnの搬送方向に傾斜した傾斜面381と、ピエゾフィルム35に接触する停止面(接触部)383を有する。
この停止面383は、湾曲変位動作から戻ってきたピエゾフィルム35を、原点位置に停止させる。
これにより、ピエゾフィルム35が湾曲して元に戻る動作の際に、ピエゾフィルム35が停止面383に接触するので、ピエゾフィルム35の戻り過ぎを防止する。
また、停止部材38の上方から降下してきたトナーTnは、傾斜面381に当たり、傾斜面381に沿ってピエゾフィルム35側に導かれる。
上記では、検知室30の上壁32の内壁面321および下壁33の内壁面331が平面状なので、図11(A)に示すように、取付部材37の取付面372および停止部材38の取付面382を平面状のものとしている。
しかしながら、平面状のものに限定されるものではなく、検知室30の上壁32の内壁面321および下壁33の内壁面331が、例えば円柱面のように湾曲している場合には、図11(B)に示すように、取付部材37の取付面372および停止部材38の取付面382を曲面状にすればよい。
また、上記では取付部材37および停止部材38を検知室30と別部材として構成する場合を示しているが、これらは検知室30に一体に形成されていてもよい。
次に、本第2実施形態の作用効果について説明する。
本第2実施形態では、第1実施形態の作用効果に加え以下のような作用効果を有する。
第2実施形態では、ピエゾフィルム35を取付けるための取付部材37にトナーTnの搬送方向に傾斜した傾斜面371を形成するようにしたので、トナーTnが傾斜面371に沿ってピエゾフィルム35側に滑り落ち内壁面321とピエゾフィルム35との境界部分に、トナーTnが堆積するのを防止できる。
さらに、取付部材37と対向する検知室30の内壁面331に、トナーTnの搬送方向に傾斜した傾斜面381とピエゾフィルム35に接触する停止面383とを有する停止部材38を設けたことで、停止面383がピエゾフィルム35の戻り過ぎを防止する。
また、ピエゾフィルム35の反対方向への変位を抑制するのでトナーTnの逆流を防止するとともに、傾斜面381が形成されているのでトナーTnが停止部材38上に堆積することも防止できる。
以上、具体的な実施形態に基づいて、本発明の説明を行ってきたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されるものではなく、多種多様な変形および改良等を行ってもよい。
そのような変形および改良等を行ったものに関しても本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から当業者にとって明らかである。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
トナー供給部から供給されるトナーの搬送経路途中に設けられる検知室と、
前記検知室内に設けられ、フィルム面をトナーの搬送方向に交差するようにして配置されたピエゾフィルムと、を備え、
前記ピエゾフィルムの湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数に基づいて前記トナーの搬送量を検知するトナー搬送量検知装置。
<請求項2>
前記湾曲変位動作の回数は、前記ピエゾフィルムの出力波形に基づき求めることを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送量検知装置。
<請求項3>
前記湾曲変位動作の回数が複数回現れる断続的な前記トナーの供給状態に対応した前記トナーの搬送量が予め記憶されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトナー搬送量検知装置。
<請求項4>
前記湾曲変位動作の回数が1回現れる連続的な前記トナーの供給状態に対応した単位時間当たりの前記トナーの搬送量が予め記憶されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のトナー搬送量検知装置。
<請求項5>
前記トナー供給部内の搬送スクリューの回転と前記湾曲変位動作の状態とに基づいて、前記トナーカートリッジ内のトナーの残量の検知することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のトナー搬送量検知装置。
<請求項6>
前記トナー供給部内の搬送スクリューの回転と前記湾曲変位動作の状態とに基づいて、前記トナーの搬送経路内の前記トナーの詰まりを検知することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のトナー搬送量検知装置。
<請求項7>
前記トナーの搬送量を積算することで前記トナーの総搬送量を求め、この求めた総搬送量と初めに充填されている前記トナー供給部内の前記トナー量とから前記トナー供給部内の前記トナーの残量を求め、前記残量の報知又は前記トナー供給部の交換の報知を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のトナー搬送量検知装置。
<請求項8>
前記検知室の内壁面に設けられ、前記トナーの搬送方向に傾斜した傾斜面を有する前記ピエゾフィルムを取付ける取付部を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のトナー搬送量検知装置。
<請求項9>
前記取付部と対向する前記検知室の内壁面に設けられ、前記トナーの搬送方向に傾斜した傾斜面と前記ピエゾフィルムに接触する接触部とを有する停止部を備え、
前記ピエゾフィルムが湾曲して元に戻る動作の際に、前記ピエゾフィルムが前記接触部に接触することで前記ピエゾフィルムの戻り過ぎが防止されることを特徴とする請求項8に記載のトナー搬送量検知装置。
<請求項10>
トナーの通過に伴い湾曲するピエゾフィルムの湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数を求めるステップと、
前記湾曲変位動作の回数に基づいて前記トナーの搬送量を検知するステップと、を含むトナー搬送量検知方法。
<請求項11>
トナーの通過に伴い湾曲するピエゾフィルムの湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数を求める機能と、
前記湾曲変位動作の回数に基づいて前記トナーの搬送量を検知する機能とを実現するトナー搬送量検知装置用のプログラム。
10 トナー搬送量検知装置
11 搬送経路
20 トナーカートリッジ(トナー供給部)
21 搬送スクリュー
30 検知室
321,331 内壁面
35 ピエゾフィルム
351 フィルム面
36,37 取付部材(取付部)
371,381 傾斜面
38 停止部材(停止部)
383 停止面(接触部)
Tn トナー

Claims (11)

  1. トナー供給部から供給されるトナーの搬送経路途中に設けられる検知室と、
    前記検知室内に設けられ、フィルム面をトナーの搬送方向に交差するようにして配置されたピエゾフィルムと、を備え、
    前記ピエゾフィルムの湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数に基づいて前記トナーの搬送量を検知するトナー搬送量検知装置。
  2. 前記湾曲変位動作の回数は、前記ピエゾフィルムの出力波形に基づき求めることを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送量検知装置。
  3. 前記湾曲変位動作の回数が複数回現れる断続的な前記トナーの供給状態に対応した前記トナーの搬送量が予め記憶されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトナー搬送量検知装置。
  4. 前記湾曲変位動作の回数が1回現れる連続的な前記トナーの供給状態に対応した単位時間当たりの前記トナーの搬送量が予め記憶されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のトナー搬送量検知装置。
  5. 前記トナー供給部内の搬送スクリューの回転と前記湾曲変位動作の状態とに基づいて、前記トナーカートリッジ内のトナーの残量の検知することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のトナー搬送量検知装置。
  6. 前記トナー供給部内の搬送スクリューの回転と前記湾曲変位動作の状態とに基づいて、前記トナーの搬送経路内の前記トナーの詰まりを検知することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のトナー搬送量検知装置。
  7. 前記トナーの搬送量を積算することで前記トナーの総搬送量を求め、この求めた総搬送量と初めに充填されている前記トナー供給部内の前記トナー量とから前記トナー供給部内の前記トナーの残量を求め、前記残量の報知又は前記トナー供給部の交換の報知を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のトナー搬送量検知装置。
  8. 前記検知室の内壁面に設けられ、前記トナーの搬送方向に傾斜した傾斜面を有する前記ピエゾフィルムを取付ける取付部を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のトナー搬送量検知装置。
  9. 前記取付部と対向する前記検知室の内壁面に設けられ、前記トナーの搬送方向に傾斜した傾斜面と前記ピエゾフィルムに接触する接触部とを有する停止部を備え、
    前記ピエゾフィルムが湾曲して元に戻る動作の際に、前記ピエゾフィルムが前記接触部に接触することで前記ピエゾフィルムの戻り過ぎが防止されることを特徴とする請求項8に記載のトナー搬送量検知装置。
  10. トナーの通過に伴い湾曲するピエゾフィルムの湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数を求めるステップと、
    前記湾曲変位動作の回数に基づいて前記トナーの搬送量を検知するステップと、を含むトナー搬送量検知方法。
  11. トナーの通過に伴い湾曲するピエゾフィルムの湾曲して元に戻る湾曲変位動作の回数を求める機能と、
    前記湾曲変位動作の回数に基づいて前記トナーの搬送量を検知する機能とを実現するトナー搬送量検知装置用のプログラム。
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