JP2016046599A - 基地局、間欠受信制御方法、及びタイマ制御方法 - Google Patents

基地局、間欠受信制御方法、及びタイマ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】特定のベアラにおいてユーザによるパケットの送受信が発生しない場合でも、当該ベアラの通信を切断せずに継続させる。【解決手段】ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局において、前記ユーザ装置との間に設定されるベアラが特定のベアラであるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記ベアラが前記特定のベアラであると判定され、かつ、当該特定のベアラ以外のベアラにおいてユーザ通信のパケットが送受信されていない場合において、前記ユーザ装置を間欠受信制御における非アクティブ状態に遷移させない制御、又は非アクティブ状態の期間を短縮するための制御を実行する制御部とを備える。【選択図】図8

Description

本発明は、移動通信システムにおいて、パケットの通信が保留される場合でも通信が切断されないようにする技術に関連するものである。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において標準化されているLTE(Long Term Evolution)では、ユーザ装置UEのバッテリ消耗を抑制する等のために、種々のタイマ制御が採用されている。
その中の1つに、ユーザ装置UEが送受信するデータ(パケット)が一定期間以上存在しない場合、基地局eNBから送信される下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)を特定の期間のみ、間欠的に受信するDRX(Discontinuous Reception:間欠受信)制御がある(例えば、非特許文献1参照)。具体的には、図1に示すように、RRC Connectedのユーザ装置UEを、Active状態又はInactive状態のいずれかとして管理する。データの送受信はActive状態でのみ可能である。なお、基地局eNBは、ユーザ装置UEに設定したDRXコンフィギュレーションを持っており、ユーザ装置UEにおけるActive状態/Inactive状態を把握している。
ユーザ装置UEがInactive状態に遷移する契機のひとつとして、図1に示すように、drx−InactivityTimerが満了した場合がある。つまり、drx−InactivityTimerは、ある程度ユーザ装置UEをActive状態に維持するために用いられるものである。
次に、タイマ制御の他の例として、UE Inactive Timer(無通信監視タイマ)について説明する。LTEシステムでは、ユーザ装置UEは、データ送受信可能なRRC connected状態、及びデータ送受信不可であるIDLE状態の2つの状態間を遷移する。
パケットを持つユーザ装置UEについては、パケットの送受信がすぐにできるようにRRC connected状態でいることが望ましいのに対して、パケットがないユーザ装置UEについては、NWのリソースやユーザ装置UEのバッテリ観点からはIDLE状態でいることが望ましい。そこで、ユーザ装置UEがパケットを持っているか否かを判定する時間を監視し、一定時間パケットがなければ、ユーザ装置UEをIDLE遷移させる。
具体的には、図2に示すように、上記一定時間を計測するタイマとしてUE Inactive Timerが使用される。ユーザ装置UEに対して、DL/ULのU−planeパケットが発生した時点で、UE Inactive Timerをリセット(停止)し、DL/ULのU−planeパケットがなくなった時点で、UE Inactive Timerを起動し、UE Inactive Timerが閾値を越えた時点で当該ユーザ装置UEをIDLEに遷移させる。
無線では音声等の遅延要求のシビアなサービスに対して、リアルタイム性を担保するために(DL/UL共に)滞留時間による破棄を行っている。この滞留時間に関するタイマ制御としてDiscard timer(パケット破棄タイマ)の制御について図3を参照して説明する。図3に示すように、上位ノードからデータ(パケット)が到来する度にDiscard timerによる滞留時間のカウントを開始し、スケジューリングがなされたらDiscard timerを停止し、Discard timer満了に伴い滞留しているパケットを破棄する。
3GPP TS 36.321 V11.5.0 (2014−03)
ところで、LTE上で音声サービスを提供する技術であるVoLTE(Voice over LTE)の導入が進められている。通常VoLTE通信においては、周期的(例:20ms)にユーザ装置UEに音声パケットが到来するが、音声パケットが周期的に到来しないケースの例として2つのケースが想定される。1つのケースは保留操作時であり、もう1つのケースはVoLTE着信時における呼び出しである。音声パケットが周期的に到来しない場合、音声セッションの切断等の問題が生じる可能性がある。以下、保留操作時の場合とVoLTE着信時における呼び出しの場合のそれぞれについて説明する。
まず、保留操作時の場合について図4を参照して説明する。図4に示すように、保留操作に伴ってパケット送受信が停止し、ユーザ装置UEはDRX状態に遷移する。保留中でも、Keep aliveのためのRTCPパケットが到来するが、頻繁には到来しないため、On duration時にRTCPパケットが到来する可能性は低い。Inactive時にRTCPパケットが到来してもスケジューリングがなされないため、RTCPパケットは基地局eNBに滞留し、On durationが到来する前にDiscard timerが満了した場合、当該パケットが破棄される。そして、ネットワーク側では、RTCPに対する応答がないために音声接続を切断する動作が行われる。なお、drx−InactivityTimerがCNのkeep−alive送信周期よりも長ければDRX状態にならなので、本ケースの問題は生じない。
次に、VoLTE着信時における呼び出しの場合について説明する。VoLTE等の電話通信において、電話をかけた側(発側)には、着信先を呼び出していることを知らせる呼び出し音が聞こえる。この呼び出し音は、ネットワーク側で生成される場合もあるが、本ケースでは、呼び出し音が発側のユーザ装置UEの内部で生成されることを前提とする。この場合、ユーザ装置UEと基地局eNB間にはU−planeのデータである音声パケットが発生しないため、ユーザ装置UEの接続切断等が発生する可能性があり、音声サービスを安定して提供できないという問題がある。
具体例を図5、図6を参照して説明する。図5の例において、基地局eNBは、当該ユーザ装置UEが呼び出し中であるかを意識しない。従って、音声サービス中であるにも関わらず、基地局eNBは、パケットの発生が無いことに起因するUE inactive timer満了に伴って、ユーザ装置UEをIDLE遷移させるため、音声サービスが不要に切断される。
図6の例においては、図4で説明した場合と同様に、パケットの発生が途絶えることでユーザ装置UEはDRX状態に遷移し、上位レイヤのKeep−aliveパケットが仮に到来したとしてもDiscard timerにより破棄され、音声セッションが切断される。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、パケットの送受信が行われる移動通信システムにおいて、特定のベアラでユーザによるパケットの送受信が発生しない場合でも、当該ベアラの通信を切断せずに継続させることを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局であって、
前記ユーザ装置との間に設定されるベアラが特定のベアラであるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記ベアラが前記特定のベアラであると判定され、かつ、当該特定のベアラ以外のベアラにおいてユーザ通信のパケットが送受信されていない場合において、前記ユーザ装置を間欠受信制御における非アクティブ状態に遷移させない制御、又は非アクティブ状態の期間を短縮するための制御を実行する制御部とを備える基地局が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局であって、
前記ユーザ装置が間欠受信制御におけるアクティブ状態にあるか又は非アクティブ状態にあるかを判定する間欠受信制御部と、
特定のベアラのパケットをコアネットワークから受信した場合にパケット破棄タイマを起動し、前記間欠受信制御部により前記ユーザ装置が非アクティブ状態にあると判定される期間において前記パケット破棄タイマをカウントしない制御を行うタイマ制御部とを備える基地局が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局が実行する間欠受信制御方法であって、
前記ユーザ装置との間に設定されるベアラが特定のベアラであるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記ベアラが前記特定のベアラであると判定され、かつ、当該特定のベアラ以外のベアラにおいてユーザ通信のパケットが送受信されていない場合において、前記ユーザ装置を間欠受信制御における非アクティブ状態に遷移させない制御、又は非アクティブ状態の期間を短縮するための制御を実行する制御ステップとを備える間欠受信制御方法が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局が実行するタイマ制御方法であって、
前記ユーザ装置が間欠受信制御におけるアクティブ状態にあるか又は非アクティブ状態にあるかを判定する間欠受信制御ステップと、
特定のベアラのパケットをコアネットワークから受信した場合にパケット破棄タイマを起動し、前記間欠受信制御ステップにより前記ユーザ装置が非アクティブ状態にあると判定される期間において前記パケット破棄タイマをカウントしない制御を行うタイマ制御ステップとを備えるタイマ制御方法が提供される。
本発明の実施の形態によれば、パケットの送受信が行われる移動通信システムにおいて、特定のベアラでユーザによるパケットの送受信が発生しない場合でも、当該ベアラの通信を切断せずに継続させることを可能とする技術が提供される。
DRX制御を説明するための図である。 UE Inactive Timerによる制御を説明するための図である。 Discard timerによる制御を説明するための図である。 課題を説明するための図である。 課題を説明するための図である。 課題を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る移動通信システムの構成図である。 第1の実施の形態における制御例1を説明するための図である。 TAコマンドを用いてdrx−Inactivivity Timerを再起動させる制御を示す図である。 DRX cycleを短く設定した場合の通信を示す図である。 第1の実施の形態における制御例2を説明するための図である。 第1の実施の形態における制御例3を説明するための図である。 第2の実施の形態における制御例1を説明するための図である。 第2の実施の形態における制御例2を説明するための図である。 基地局eNBの構成図である。 第1の実施の形態における基地局eNBの動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における基地局eNBの動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態に係る移動通信システムはLTEに準拠した方式のシステムを想定しているが、本発明はLTEに限定されるわけではなく、他の方式にも適用可能である。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「LTE」は、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、又は12もしくはそれ以降に対応する通信方式も含む広い意味で使用する。
(システム構成)
図7に、本発明の実施の形態(第1、第2の実施の形態に共通)に係る移動通信システムの構成図を示す。図7に示すように、本実施の形態に係る移動通信システムは、セルを形成し、コアネットワークCNと接続される基地局eNBと、セルに在圏して基地局eNBと無線通信を行うユーザ装置UEを含む。図7には、基地局eNBとユーザ装置UEが1台ずつ示されているが、これらは代表を示しており、それぞれ複数であってもよい。本実施の形態では、当該移動通信システムは、少なくともLTEに準拠した動作が可能である。すなわち、無線インタフェースプロトコルとしてPHY、MAC、RLC、PDCP、RRC等を使用して通信を行う。また、基地局eNBは、MME等を含むコアネットワークCNと接続されており、例えば、ユーザ装置UEの通信開始時や無線ベアラ再設定時等に、MMEからの設定要求により、ユーザ装置UEとの通信に係るベアラ(無線ベアラ)の設定がなされる。
以下、音声ベアラ設定中はDRXに遷移させない等の制御を行う第1の実施の形態と、DRX中はDiscard timerのカウントを行わない等の制御を行う第2の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、音声ベアラが設定される場合には、ユーザ装置UEが保留中/呼び出し中か否かに関わらず、DRXに遷移させないこととする。DRXに遷移しなければ、Keep aliveのRTCPパケットが基地局eNBに到来したときに、Discard timerが満了する前に当該パケットにスケジューリングでリソースを割り当ててユーザ装置UEに送信できる。よって、RTCPパケットの応答が返されるため、音声通信の切断を回避できる。以下、各制御例について説明する。なお、以下に説明では、ベアラの設定について、特に基地局eNBとユーザ装置UE間の無線ベアラの設定を示しているが、コアネットワーク内のベアラ(eNB〜S−GW〜P−GW等)も適宜設定されるものとする。また、以下の例では、基本的に音声ベアラに対してDRX遷移抑止制御を行うこととしているが、これは一例であり、他の特定のベアラに対してDRX遷移抑止制御を行うこととしてもよい。また、「DRX遷移抑止」とは、DRX状態に遷移させないこと(つまり、Inactive状態に遷移させないこと)のほか、Inactive状態になる時間を短くすること等を含むものである。
<第1の実施の形態:制御例1>
図8を参照して、第1の実施の形態における制御例1を説明する。まず、例えば通信開始時(アタッチ時)や無線ベアラ再設定時等において、基地局eNBが、ベアラ設定要求をコアネットワークCN(ここではMME)から受信する(ステップ101)。このベアラ設定要求には、設定しようとするベアラのQCI(あるいはQCIを識別可能な情報)が含まれているものとし、基地局eNBは当該QCIにより、設定しようとするベアラが音声ベアラかどうかを決定する。ここでは、音声ベアラであるものとする(ステップ102)。なお、設定しようとするベアラが音声ベアラであるかどうかを判定する手法は、QCIを用いる手法に限られず、他の手法を用いてもよい。他の制御例でも同様である。
音声ベアラを設定する際に、基地局eNBは、DRX遷移抑止制御を行う(ステップ103)。なお、音声ベアラ設定にあたっては、基地局eNBはベアラ設定要求をユーザ装置UEに送信し、ユーザ装置UEからベアラ設定応答を受信し、ベアラ設定応答をMMEに返す等の動作を行うが、これは一般的な動作であるため図示していない。他の図も同様である。このようなベアラ設定動作は、DRX遷移抑止制御を行うのと同じタイミングで行ってもよいし、DRX遷移抑止制御を行う前、もしくは後に行ってもよい。
ステップ103におけるDRX遷移抑止制御の例としては、例えば、ユーザ装置UE及び基地局eNBにDRXコンフィギュレーション(DRX周期、オフセット等の情報)が設定されている場合にそれを削除して、DRXを実施させないようにする。この場合の図8のステップ103におけるユーザ装置UEへの線は、DRXコンフィギュレーションの削除指示を示している。
他のDRX遷移抑止制御の例として、図9に示すように、基地局eNBが周期的にTA(time alignment)コマンドをユーザ装置UEに送信し、drx−InactivityTimerを再起動させることで、Active状態を継続させる。なお、この場合のTAコマンドは、ULタイミングの調整という本体の目的で使用されるのではないため、TA値としては0が設定されてもよい。また、TAコマンドを送信することはdrx−InactivityTimerを再起動させる手法の例に過ぎず、他の信号でdrx−InactivityTimerを再起動させることとしてもよい。
また、DRX遷移抑止制御の例として、短いDRX cycleを設定してもよい。この場合の図8のステップ103におけるユーザ装置UEへの線は、DRX cycleを短くするコンフィギュレーションの変更指示を示している。「短いDRX cycle」に関し、On Durationが一定であれば、DRX cycleが短いほど、Inactiveになる期間が減少するので、パケットのスケジューリング機会が増加する。つまり、図10に示すように、短いDRX cycleを用いることで、保留や呼び出し中になって音声パケットが流れない場合において、Keep aliveをスケジューリングできる可能性が高くなり、音声切断やIDLE状態遷移を回避できる。
<第1の実施の形態:制御例2>
次に、図11を参照して、第1の実施の形態における制御例2を説明する。制御例1と同様に、基地局eNBが、ベアラ設定要求をコアネットワークCN(ここではMME)から受信し(ステップ201)、設定しようとするベアラが、音声ベアラであると判定する(ステップ202)。
制御例2では、基地局eNBは、他のベアラの設定有無、及び他のベアラ設定されている場合に当該ベアラにU−planeデータが流れているかどうかを判定する(ステップ203)。U−planeデータが流れているかどうかの判定については、例えば、当該ユーザ装置UEにおけるdrx−InactivityTimerの設定値の間隔以下の間隔でパケットの送信又は受信があることを判定する。drx−InactivityTimerの設定値の間隔以下の間隔でデータが流れていれば、DRX状態に遷移しないからである。
ステップ203の判定がNo(他ベアラデータなし)であればステップ204に進み、制御例1と同様にしてDRX遷移抑止制御を行うとともに、音声ベアラを設定する。ステップ203の判定がYes(他ベアラデータあり)であればステップ205に進み、DRX遷移抑止制御を行わずに音声ベアラを設定する。
<第1の実施の形態:制御例3>
次に、図12を参照して、第1の実施の形態における制御例3を説明する。まず、制御例1と同様に、基地局eNBが、ベアラ設定要求をコアネットワークCN(ここではMME)から受信する(ステップ301)。設定しようとするベアラは音声ベアラであるものとし、当該音声ベアラが設定される(ステップ302)。
その後、基地局eNBは、ユーザ装置UEに対する当該音声ベアラの上り又は下りのパケットが発生するか否かを判定し、パケットの発生を確認して(ステップ303)、その後、パケットの発生がなく所定時間が経過したことを検知した場合に(ステップ304)、ユーザ装置UEが保留に入ったと判定し、制御例1と同様にDRX遷移抑止制御を行う(ステップ305)。ここでは、制御例2と同様に、他のベアラにおけるデータ有無を判定し、データなしである場合にDRX遷移抑止制御を行うこととしてもよい。
なお、基地局eNBは、制御例1〜3の全てを実行する機能を有してもよいし、制御例1〜3のいずれか1つ又は2つを実行する機能を有してもよい。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、ユーザ装置UEがDRX状態に遷移している場合には、Discard timerのカウントを抑止する。これにより、On duration到来前にパケットが破棄されることを抑止することができる。なお、ここでは、ユーザ装置UEがDRX状態に遷移している場合に、Discard timerのカウントを抑止することを例にとっているが、Discard timerのカウント抑止に代えて、もしくはこれと同時に、他のタイマ(例:UE Inactive Timer)のカウントを抑止してもよい。つまり、例えば、基地局eNBは、ユーザ装置UEがDRX状態に遷移したことを検知したら、パケットがない場合でもUE Inactive Timerのカウントを行わないようにする。
<第2の実施の形態:制御例1>
図13を参照して、第2の実施の形態における制御例1を説明する。制御例1では、DRX状態に遷移した後、Keep aliveのパケットが到来し、それがスケジューリングされる前において、基地局eNBは、Active(non−DRX)状態のサブフレームでのみDiscard timerをカウントする。すなわち、図13に示すように、基地局eNBにおいて、例えば、Inactive中にパケットが到来する(A時点)と、Active timeのサブフレームが到来するまでは、Discard timerをカウントしない。そして、Active timeのサブフレームが到来した時点で通常のカウントを開始するが、Inactiveになったらカウントを停止する。これにより、Discard timerが満了する前にパケットのスケジューリングが行われる(B時点)可能性が高まり、on duration到来前にデータが破棄されて音声が切断されることを抑止することができる。
上記のような制御の他、DRXに遷移した後、最初のActive timeのサブフレームが到来するまでは、Discard timerをカウントせず、最初のActive timeのサブフレームが到来した時点で通常のカウントを開始することとしてもよい。
<第2の実施の形態:制御例2>
図14を参照して、第2の実施の形態における制御例2を説明する。制御例2では、ユーザ装置UEにおいて保留操作中は、Discard timerをカウントしないこととする。「カウントしない」とは、Discard timerの値を変化させないことの他、Discard timerをスタートさせるが、設定値をinfinityに読み替えることとしてもよい(満了しないのでカウントしないことと同等)。すなわち、図14に示すように、基地局eNBはユーザ装置UEにおいて保留操作中であると判定すると(時点A)、パケットが到来し滞留しても(時点B)、カウントを行わない。そのため、Discard timerが満了することなくスケジューリングがなされ(時点C)、パケットをユーザ装置UEに送信できる。
保留操作中であることの判定について、例えば図12で説明した手法と同様にして、最後の音声パケットが到来してからの経過時間が所定期間を超過した場合に保留操作中であると判定することができる。また、保留操作中であることの判定がされた場合に、制御例1の制御を行うこととしてもよい。
なお、第1の実施の形態と同様に、QCI等により設定ベアラが音声ベアラか否かを判定し、音声ベアラに対してのみ上記第2の実施の形態における制御例1、制御例2の動作を実行してもよい。また、第1の実施の形態と同様に、他のベアラでU−planeデータがない場合にのみ音声ベアラに関して上記第2の実施の形態における制御例1、制御例2の動作を実行してもよい。
基地局eNBは、第2の実施の形態制御例1、2の全てを実行する機能を有してもよいし、制御例1、2のいずれかを実行する機能を有してもよい。
(装置構成、動作フロー例)
図15に、本実施の形態に係る基地局eNBの機能構成図を示す。図15に示すように、基地局eNBは、DL信号送信部101、UL信号受信部102、DRX制御部103、タイマ制御部104、ベアラ設定管理部105、CN通信部106を含む。なお、図15は、基地局eNBにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図15に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
DL信号送信部101は、基地局eNBから送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、ユーザ装置UEに対して無線送信する機能を含む。UL信号受信部102は、ユーザ装置UEから各種の上り信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。また、DL信号送信部101とUL信号受信部102はそれぞれ、データを一時的に保持するバッファを有する。
DRX制御部103は、ユーザ装置UEへのDRXコンフィギュレーションの設定や設定変更、DRX状態管理(ユーザ装置UEのActive/Inactive状態と同期した状態情報を保持)等のDRXに関する制御とともに、第1の実施の形態で説明したDRX遷移抑止制御を行う。つまり、DRX制御部103は、ユーザ装置UEがDRX制御におけるActive状態にあるか又はInactive状態にあるかを判定する機能を有するとともに、音声ベアラ(もしくは他の特定のベアラ)が設定される際(もしくは設定された後、保留操作中と判定される際)に、DRXコンフィギュレーションの削除、TAコマンド送信、短いDRX cycleの設定等を行う。音声ベアラかどうかの判定は、例えば、ベアラ設定管理部105により行うことができる。
また、DRX制御部103は、例えば、DL信号送信部101及びUL信号受信部102を監視することで、音声ベアラ以外のベアラについてのU−planeデータの発生状況を監視、判定する機能を含み、U−planeデータがある場合に、DRX遷移抑止制御を行わない制御を実施することができる。また、パケットの発生からの時間経過に基づいて保留操作中かどうかの判定も行うことができる。
タイマ制御部104は、第2の実施の形態で説明したDiscard Timer等のタイマのカウント抑止制御を行う。以下ではDiscard Timerを例にとるが、前述したようにUE Inactive Timer等の他のタイマのカウント抑止も行うことができる。
すなわち、タイマ制御部104は、ユーザ装置UEがDRX状態に遷移している場合に、パケットが到来した場合に、Active timeのみでDiscard Timerのカウントを行い、Inactive timeではカウントを行わない等の制御を実施する。また、タイマ制御部104は、例えば、DL信号送信部101及びUL信号受信部102を監視することで、パケットの発生からの時間経過に基づいて保留操作中かどうかの判定を行い、保留操作中はDiscard Timerをカウントしない制御等を行うこともできる。
また、タイマ制御部104は、例えば、DL信号送信部101及びUL信号受信部102を監視することで、音声ベアラ以外のベアラについてのU−planeデータの発生状況を監視、判定する機能を含み、U−planeデータがある場合に、Discard Timerカウント抑止制御を行わないという制御を実施することもできる。
ベアラ設定管理部105は、ベアラの設定、及び設定したベアラの情報(どのQCIに対応するか等)や状態を格納し、管理する機能を備える。CN通信部106は、コアネットワークとの通信を行う。
なお、図15に示す本実施の形態に係る基地局eNBは、第1の実施の形態で説明した処理を行う機能と、第2の実施の形態で説明した処理を行う機能の両方を備えるが、どちらか一方の機能のみを備える構成としてもよい。
図16を参照して、第1の実施の形態に対応する基地局eNBの動作例を説明する。図16に示すように、ベアラ設定管理部105がベアラ設定要求を受信してベアラの追加がトリガされると(ステップ401)、ベアラ設定管理部105(又はDRX制御部103)は、例えば当該ベアラに対応するQCIに基づいて、当該ベアラが音声ベアラか否かを判定する(ステップ402)。音声ベアラであれば(ステップ402のYes)、DRX制御部103は、既に説明したようにDRX遷移抑止制御を実行し(ステップ403)、続いて、ベアラ設定管理部105によりベアラの設定が行われる(ステップ404)。音声ベアラでなければ(ステップ402のNo)、DRX遷移抑止制御を実行することなくベアラの設定が行われる(ステップ404)。
次に、図17を参照して、第2の実施の形態に対応する基地局eNBの動作例を説明する。図17に示すように、ベアラ設定管理部105により音声ベアラ(他の特定のベアラでもよい)が設定される(ステップ501)。基地局eNBが、CN通信部106を介して、例えばKeep aliveのパケットを受信すると、タイマ制御部104がDiscard timerを起動し(ステップ502)、タイマ値tを初期化する(ステップ503)。
タイマ制御部104は、上記パケットの一部でも、ユーザ装置UEへの送信が開始されたか否か(スケジューリングされたか否か)を判定する(ステップ504)。ステップ504の判定がYesであればDiscard Timerを停止する(ステップ505)。ステップ504の判定がNo(送信なし)であれば、タイマ制御部104は、DRX制御部103を参照することで、現時刻のサブフレームがActive timeであるかどうかを判定する(ステップ506)。
ステップ506の判定がYes(active)であれば、tを1単位インクリメントし(ステップ507)、tが閾値に達したかどうか判定する(ステップ508)。ステップ508の判定がYes(閾値に達した)であれば、パケットを破棄する(ステップ509)。ステップ508の判定がNo(閾値に達していない)であれば、ステップ504に戻る。また、ステップ506の判定がNo(activeでない)であれば、tを増加させることなく、そのままステップ508に進む。
本実施の形態において、ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局であって、前記ユーザ装置との間に設定されるベアラが特定のベアラであるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記ベアラが前記特定のベアラであると判定され、かつ、当該特定のベアラ以外のベアラにおいてユーザ通信のパケットが送受信されていない場合において、前記ユーザ装置を間欠受信制御における非アクティブ状態に遷移させない制御、又は非アクティブ状態の期間を短縮するための制御を実行する制御部とを備える基地局が提供される。
この構成により、特定のベアラでユーザによるパケットの送受信が発生しない場合でも、当該ベアラの通信を切断せずに継続させることが可能となる。
前記制御部は、ユーザ装置を間欠受信制御における非アクティブ状態に遷移させない制御として、例えば、前記ユーザ装置における間欠受信設定情報(コンフィギュレーション)の削除を行う、又は、所定の信号を周期的に前記ユーザ装置に送信する。これらの制御により、効率的に非アクティブ状態に遷移させないことができる。
前記制御部は、前記特定のベアラが設定された後、当該特定のベアラにおいてパケットが最後に発生したタイミングから所定時間が経過した場合に、前記ユーザ装置を間欠受信制御における非アクティブ状態に遷移させない制御、又は非アクティブ状態の期間を短縮するための制御を実行するようにしてもよい。この構成により、保留操作中等の状態になったことを確認してから、非アクティブ状態に遷移させない制御を行うので、無駄のない制御が可能となる。
前記特定のベアラは例えば音声ベアラである。この構成により、安定した音声サービスの提供が可能となる。
また、本実施の形態では、ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局であって、前記ユーザ装置が間欠受信制御におけるアクティブ状態にあるか又は非アクティブ状態にあるかを判定する間欠受信制御部と、特定のベアラのパケットをコアネットワークから受信した場合にパケット破棄タイマを起動し、前記間欠受信制御部により前記ユーザ装置が非アクティブ状態にあると判定される期間において前記パケット破棄タイマをカウントしない制御を行うタイマ制御部とを備える基地局が提供される。
この構成により、特定のベアラでユーザによるパケットの送受信が発生しない場合でも、当該ベアラの通信を切断せずに継続させることが可能となる。
前記タイマ制御部は、前記特定のベアラが設定された後、当該特定のベアラにおいてパケットが最後に発生したタイミングから所定時間が経過した場合に、前記制御を行うようにしてもよい。この構成により、保留操作中等の状態になったことを確認してから、パケット破棄タイマをカウントしない制御を行うので、無駄のない制御が可能となる。
前記タイマ制御部は、前記特定のベアラ以外のベアラにおいてユーザ通信のパケットが送受信されていない場合に前記制御を行うこととしてもよい。特定のベアラ以外のベアラにおいてユーザ通信のパケットが送受信されていれば、パケットの未発生等による不要な切断を回避できるので、この構成により、無駄のない制御を実現できる。前記特定のベアラは例えば音声ベアラである。この構成により、安定した音声サービスの提供が可能となる。
本実施の形態で説明した基地局eNBの機能構成は、CPUとメモリを備える基地局eNBにおいて、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、基地局は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
CN コアネットワーク
eNB 基地局
UE ユーザ装置
101 DL信号送信部
102 UL信号受信部
103 DRX制御部
104 タイマ制御部
105 ベアラ判定部
106 CN通信部

Claims (10)

  1. ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局であって、
    前記ユーザ装置との間に設定されるベアラが特定のベアラであるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記ベアラが前記特定のベアラであると判定され、かつ、当該特定のベアラ以外のベアラにおいてユーザ通信のパケットが送受信されていない場合において、前記ユーザ装置を間欠受信制御における非アクティブ状態に遷移させない制御、又は非アクティブ状態の期間を短縮するための制御を実行する制御部と
    を備えることを特徴とする基地局。
  2. 前記制御部は、ユーザ装置を間欠受信制御における非アクティブ状態に遷移させない制御として、前記ユーザ装置における間欠受信設定情報の削除を行う、又は、所定の信号を周期的に前記ユーザ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記制御部は、前記特定のベアラが設定された後、当該特定のベアラにおいてパケットが最後に発生したタイミングから所定時間が経過した場合に、前記ユーザ装置を間欠受信制御における非アクティブ状態に遷移させない制御、又は非アクティブ状態の期間を短縮するための制御を実行する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基地局。
  4. 前記特定のベアラは音声ベアラであることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の基地局。
  5. ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局であって、
    前記ユーザ装置が間欠受信制御におけるアクティブ状態にあるか又は非アクティブ状態にあるかを判定する間欠受信制御部と、
    特定のベアラのパケットをコアネットワークから受信した場合にパケット破棄タイマを起動し、前記間欠受信制御部により前記ユーザ装置が非アクティブ状態にあると判定される期間において前記パケット破棄タイマをカウントしない制御を行うタイマ制御部と
    を備えることを特徴とする基地局。
  6. 前記タイマ制御部は、前記特定のベアラが設定された後、当該特定のベアラにおいてパケットが最後に発生したタイミングから所定時間が経過した場合に、前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
  7. 前記タイマ制御部は、前記特定のベアラ以外のベアラにおいてユーザ通信のパケットが送受信されていない場合に前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の基地局。
  8. 前記特定のベアラは音声ベアラであることを特徴とする請求項5ないし7のうちいずれか1項に記載の基地局。
  9. ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局が実行する間欠受信制御方法であって、
    前記ユーザ装置との間に設定されるベアラが特定のベアラであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記ベアラが前記特定のベアラであると判定され、かつ、当該特定のベアラ以外のベアラにおいてユーザ通信のパケットが送受信されていない場合において、前記ユーザ装置を間欠受信制御における非アクティブ状態に遷移させない制御、又は非アクティブ状態の期間を短縮するための制御を実行する制御ステップと
    を備えることを特徴とする間欠受信制御方法。
  10. ユーザ装置との間でベアラを用いてパケットの送受信を行う基地局が実行するタイマ制御方法であって、
    前記ユーザ装置が間欠受信制御におけるアクティブ状態にあるか又は非アクティブ状態にあるかを判定する間欠受信制御ステップと、
    特定のベアラのパケットをコアネットワークから受信した場合にパケット破棄タイマを起動し、前記間欠受信制御ステップにより前記ユーザ装置が非アクティブ状態にあると判定される期間において前記パケット破棄タイマをカウントしない制御を行うタイマ制御ステップと
    を備えることを特徴とするタイマ制御方法。
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