JP2016046555A - 撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】暗い場面であっても、被写体を高画質で撮像可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】レンズを通して被写体の画像を取得し、取得した画像を操作者に対して電子式ファインダに表示し、撮像装置本体の角度移動量を検出し、検出した角度移動量から、画像移動量を算出し、算出した画像移動量に基づいて、現在の被写体の位置を示すナビゲーションを電子式ファインダの現在表示している画像に重ねて表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置に関し、特に夜間撮影機能を有する撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラムに関する。
従来より、夜間等の暗いため被写体が見えにくくなる場面において撮影を行う技術として、複数枚の画像を重ね合わせる方法が知られている。この技術によれば、仮想的に長時間露光した画像を生成することができる。また、この技術を手持ちカメラに適用する場合に、画像の位置合わせ、変形等を行ったうえで画像を加算する技術が知られている。
特許文献1には、手持ちカメラで暗い被写体を撮影した時であっても高解像度の画像を得ることができる技術が記載されている。特許文献1に記載の画像信号処理装置では、短い露光時間で複数枚の画像を撮像し、撮像した画像の位置ずれを1画素以下の範囲で補正し、位置ずれを行った画像を加算し、平均することで高品質の画像を生成している。
特許文献2には、撮影装置の揺動を検出し、ミラー等の光軸補正手段によって、画像を安定させる方法が記載されている。
これらの従来技術によれば、被写体が暗く、撮影者がファインダ等を通して視認することができない場合でも、多数の画像を加算することで、被写体視認可能な画像を生成することが可能である。この場合、加算に使用する画像は、できるだけ多く取得できていることが望ましい。
この時、取得する画像の中に被写体が収まっている必要がある。しかし、特に暗い場面では手振れにより正確に被写体を捉えることが難しくなってくる。手振れが重なって、最終的に被写体が撮影範囲の外に出てしまう場合も考えられる。
特許文献1記載の画像信号処理装置では、手振れによりある程度被写体がずれている場合であっても、ずれを補正して多くの画像を加算することで高解像度の画像を生成することができる。
しかし、そもそも被写体が撮影範囲から完全に出てしまっているような画像は加算に使用することができず、また、被写体の一部でも撮影範囲から出てしまっている場合は、画像加算の効率は低下する。特許文献1記載の画像信号処理装置は、このような問題については何ら考慮されていない。
特許文献2記載の撮影装置では、手振れ等により生じたずれを補正することができるが、被写体の一部または全部が撮影範囲から出てしまうようなずれが発生した場合は、画像の補正だけでは対応することは不可能である。
すなわち、従来の技術は、手振れの発生が画像品質に与える影響を小さくするための技術であるといえる。しかし、根本的な問題を解決するには、そもそも撮影者に手振れを起こさせない、または発生する手振れの度合いを小さくする必要があるが、従来技術においてはこの点については考慮されていない。
本発明の目的は、暗い場面であっても、被写体を高画質で撮像可能な撮像装置を提供することにある。
本発明の撮像装置は、レンズを通して被写体の画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段が取得した画像を操作者に対して表示する画像表示手段と、を有する撮像装置であって、撮像装置本体の角度移動量を検出する角度移動量検出手段と、前記角度移動量検出手段が検出した角度移動量から、画像移動量を算出する画像移動量算出手段と、前記画像移動量算出手段が算出した画像移動量に基づいて、現在の被写体の位置を前記画像表示手段が表示している画像に重ねて表示する被写体位置表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、暗い場面であっても、被写体を高画質で撮像可能な撮像装置を提供することが可能である。
本発明の撮像装置の実施形態1の動作を示すフローチャート図である。 本発明の撮像装置の実施形態1の構成を示すブロック図である。 本発明の撮像装置の実施形態1の動作と従来の撮像装置の動作を示す図である。 本発明の撮像装置の実施形態1の動作と従来の撮像装置の動作を示す図である。 本発明の撮像装置の実施形態1の正面図である。 本発明の撮像装置の実施形態1の背面図である。 本発明の撮像装置の実施形態1の平面図である。 本発明の撮像装置の実施形態1の構成を示すブロック図である。 本発明の撮像装置の実施形態1の動作を示すフローチャート図である。 本発明の撮像装置の実施形態2の動作を示す図である。 本発明の撮像装置の実施形態3の動作を示す図である。
<デジタルカメラの一般的構成及び動作>
図5〜図8は、本発明に係る撮像装置であるデジタルカメラの構成を示している。図5は、デジタルカメラの正面図、図2は、図6のデジタルカメラの背面図、図7は、図5のデジタルカメラの平面図、そして図8は、図5のデジタルカメラのシステム構成の概要を模式的に示すブロック図である。
図5〜図7において、カメラボディの上面部分には、シャッタボタンであるレリーズスイッチSW1、モードダイヤルSW2及び液晶ディスプレイであるサブLCD1が配設されている。
図5に示すように、カメラボディの正面部分には、ストロボ発光部3、測距ユニット5及びリモコン受光部6が設けられている。光学ファインダ4は、対物面がこのカメラボディの正面部分に位置しており、鏡胴ユニット7も対物面を正面側に向けて設けられている。鏡胴ユニット7は、撮影レンズを内包している。
図6に示すように、カメラボディの背面部分には、電源スイッチSW13、LCDモニタ10、AF−LED8、ストロボLED9、広角ズームスイッチSW3、望遠ズームスイッチSW4、が設けられている。また、セルフタイマスイッチSW5、メニュースイッチSW6、上/ストロボスイッチSW7、右スイッチSW8、ディスプレイスイッチSW9が設けられている。
さらに、下/マクロスイッチSW10、左/画像確認スイッチSW11、OKスイッチSW12及び手ぶれ補正スイッチSW14が設けられている。光学ファインダ4は、主要部分はカメラボディ内に収容されているが、その接眼面を背面部分に配置している。カメラボディの側面部分には、メモリカード/電池装填部蓋2が設けられている。
次に、図8を参照しながら、カメラボディに収容されるデジタルカメラの内部の処理回路におけるシステム構成を説明する。図8において、処理回路の演算処理装置としてのプロセッサ104は、デジタルカメラとしての各種の処理を行う。
プロセッサ104は、A/D変換器10411、第1のCCD信号処理ブロック1041、第2のCCD信号処理ブロック1042、CPUブロック1043を有する。また、プロセッサ104は、ローカルSRAM1044、USBブロック1045、シリアルブロック1046、JPEG−CODECブロック1047を有する。
さらに、プロセッサ104は、リサイズブロック1048、TV信号表示ブロック1049及びメモリカードコントローラブロック10410を有しており、これら各ブロックは、バスラインを介して相互に接続されている。
プロセッサ104には、SDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)103がバスラインを介して接続されている。SDRAM103には、画像データにホワイトバランスやγ処理が施されただけのRGBの生データであるRAW−RGB画像データが保存される。さらに、SDRAM103には、YUVの輝度・色差データに変換されたYUV画像データ及びJPEG方式で圧縮されたJPEG画像データ等の画像データが保存される。
プロセッサ104には、RAM(ランダムアクセスメモリ)107、内蔵メモリ120及びROM(リードオンリメモリ)108がバスラインを介して接続されている。内蔵メモリ120は、メモリカードスロット121にメモリカードMCが装着されていない場合に撮影された画像データを格納するためのメモリであり、ROM108には、制御プログラム及びパラメータ等が書き込まれている。
制御プログラムは、電源スイッチSW13がオンとされると、プロセッサ104のメインメモリにロードされ、プロセッサ104は、その制御プログラムに従って各部の動作を制御する。メインメモリとしては、RAM107、ローカルSRAM1044であっても良いし、CPUブロック1043に内蔵されているメモリであっても良い。この制御に伴って、制御データ及びパラメータ等が、RAM107等に一時的に保存される。
鏡胴ユニット7は、ズームレンズ71aを備えるズーム光学系71、フォーカスレンズ72aを備えるフォーカス光学系72有している。さらに、鏡胴ユニット7は、絞り73aを備える絞りユニット73及びメカニカルシャッタ74aを備えるメカニカルシャッタユニット74を収容するレンズ鏡筒を有している。
ズーム光学系71、フォーカス光学系72、絞りユニット73及びメカニカルシャッタユニット74は、ズームモータ71b、フォーカスモータ72b、絞りモータ73b及びメカニカルシャッタモータ74bによってそれぞれ駆動される。これら各モータは、モータドライバ75によって駆動され、このモータドライバ75は、プロセッサ104のCPUブロック1043によって制御される。
鏡胴ユニット7の各レンズ系によりCCD固体撮像素子101に被写体像が結像され、CCD固体撮像素子101は、被写体像を画像信号に変換してF/E−IC(フロントエンド集積回路)102に画像信号を出力する。
F/E−IC102は、画像ノイズの除去のために相関二重サンプリングを行うCDS(相関二重サンプリング)1021、自動利得制御のためのAGC(自動利得制御)1022及びアナログ−デジタル変換を行うA/D変換部1023を有する。
すなわち、F/E−IC102は、画像信号に所定の処理を施し、アナログ画像信号をデジタル画像データに変換してプロセッサ104の第1のCCD信号処理ブロック1041に供給する。
これらの信号制御処理は、プロセッサ104の第1のCCD信号処理ブロック1041から出力される垂直同期信号VD・水平同期信号HDによりTG(タイミングジェネレータ)1024を介して行われる。TG1024は、垂直同期信号VD・水平同期信号HDに基づいて駆動タイミング信号を生成する。
第1のCCD信号処理ブロック1041は、CCD固体撮像素子101からF/E−IC102を経由して入力されたデジタル画像データに対するホワイトバランス調整設定やガンマ調整設定を行うとともに、VD信号及びHD信号を出力する。第2のCCD信号処理ブロック1042は、フィルタリング処理により輝度データ・色差データへの変換を行う。
CPUブロック1043は、リモコン受光部6や操作部SW1〜SW14から入力される信号に基づき、ROM108に格納された制御プログラムに従って、モータドライバ75やCCD固体撮像素子101等のような当該デジタルカメラの各部の動作を制御する。
ローカルSRAM1044は、CPUブロック1043の制御に必要なデータ等を一時的に保存する。USBブロック1045は、PC等の外部機器とUSBインタフェースを用いた通信をするための処理を行う。シリアルブロック1046は、PC等の外部機器とシリアル通信を行うための処理を行う。
JPEG−CODECブロック1047は、JPEG方式による圧縮・伸張を行う。リサイズブロック1048は、補間処理等を用いて画像データのサイズを拡大/縮小する処理を行う。TV信号表示ブロック1049は、画像データをLCDモニタ10やTV等の外部表示機器に表示するために画像データを変換してビデオ信号を生成する処理を行う。
メモリカードコントローラブロック10410は、撮影された画像データを記録するメモリカードMCの制御を行うプロセッサ104のCPUブロック1043は、音声記録回路1151による音声記録動作をも制御する。音声記録回路1151は、指令に応じて動作し、マイク(マイクロフォン)1153で検出され電気信号に変換され、さらにマイクアンプ(マイクロフォン増幅器)1152で増幅された音声信号を記録する。
CPUブロック1043は、音声再生回路1161の動作をも制御する。音声再生回路1161は、指令に応じて動作し、適宜メモリに記憶されている音声信号をオーディオアンプ1162で増幅して、スピーカ1163から再生させる。CPUブロック1043は、さらに、ストロボ回路114を制御してストロボ発光部3から照明光を発光させる。また、CPUブロック1043は、測距ユニット5も制御して被写体距離を測距させる。
CPUブロック1043は、サブCPU109にも接続され、サブCPU109は、サブLCDドライバ111を介してサブLCD1による表示を制御する。サブCPU109は、さらに、AF−LED8、ストロボLED9、リモコン受光部6、各種操作スイッチSW1〜SW14を含む操作部及びブザー113に接続されている。
USBブロック1045は、USBコネクタ122に接続され、シリアルブロック1046は、シリアルドライバ1231を介してRS−232Cコネクタ1232に接続されている。
TV信号表示ブロック1049は、LCDドライバ117を介してLCDモニタ10に接続されるとともに、ビデオ信号を例えば75Ωインピーダンスのビデオ出力に変換するためのビデオアンプ118を介して、ビデオジャック119に接続されている。
メモリカードコントローラブロック10410は、メモリカードスロット121に接続されていて、このメモリカードスロット121に装着されたメモリカードMCの読み書きを制御する。
LCDドライバ117は、TV信号表示ブロック1049から出力されたビデオ信号をLCDモニタ10に表示させる信号に変換してLCDモニタ10を駆動し表示を行わせる。LCDモニタ10は、撮影前の被写体の状態監視、撮影画像の確認及びメモリカードまたは内蔵メモリ120に記録された画像データの表示等に用いられる。
デジタルカメラには、鏡胴ユニット7の一部を構成する固定筒が設けられている。この固定筒には、CCDステージ1251がX−Y方向に移動可能に設けられている。CCD固体撮像素子101は、手ぶれ補正機構を構成するCCDステージ1251に搭載されている。
CCDステージ1251は、アクチュエータ1255によって駆動され、アクチュエータ1255は、コイルドライバ1254によって駆動制御される。そのコイルドライバ1254は、コイルドライブMD1とコイルドライブMD2とから構成されている。
コイルドライバ1254は、A/D変換器IC1に接続され、A/D変換器IC1は、ROM108に接続されていて、ROM108からA/D変換器IC1に制御データが供給される。
固定筒には、手ぶれ補正スイッチSW14がオフ、電源スイッチSW13がオフのときにCCDステージ1251を中央位置に保持する原点位置強制保持機構1263が設けられている。この原点位置強制保持機構1263は、アクチュエータとしてのステッピングモータSTM1により制御され、ステッピングモータSTM1は、ドライバ1261によって駆動される。ドライバ1261にも、ROM108から制御データが入力される。
CCDステージ1251には、位置検出素子1252が取り付けられている。この位置検出素子1252の検出出力は、オペアンプ1253に入力され、増幅されてA/D変換器10411に入力される。
カメラボディ側には、ジャイロセンサ1241が設けられてX方向とY方向との回転を検出可能としており、ジャイロセンサ1241の検出出力は、ローパスフィルタ機能を含むLPFアンプ1242を介してA/D変換器10411に入力される。
次に、図9を参照して、この実施の形態に係るデジタルカメラの一般的な動作の概要を説明する。モードダイヤルSW2を撮影モードに設定すると、カメラが撮影モードで起動される。また、モードダイヤルSW2を再生モードに設定すると、カメラが再生モードで起動される。プロセッサ104は、モードダイヤルSW2のスイッチの状態が撮影モードであるか、再生モードであるかを判断する(ステップS1)。
また、プロセッサ104は、モータドライバ75を制御し、鏡胴ユニット7のレンズ鏡筒を撮影可能な位置に移動させる。さらに、プロセッサ104は、CCD固体撮像素子101、F/E−IC102及びLCDモニタ10等の各回路に電源を投入して動作を開始させる。各回路の電源が投入されると、撮影モードの動作が開始される。
撮影モードでは、各レンズ系を通して撮像素子としてのCCD固体撮像素子101に入射した光が光電変換されて、R(赤)、G(緑)及びB(青)のアナログ信号としてCDS1021及びA/D変換部1023に送出される。
A/D変換部1023は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。変換されたデジタル信号は、プロセッサ104内の第2のCCD信号処理ブロック1042のYUV(輝度・色差信号)変換機能によってYUVデータに変換され、フレームメモリとしてのSDRAM103に書き込まれる。
このYUV信号は、プロセッサ104のCPUブロック1043によって読み出され、TV信号表示ブロック1049を介して外部のTVやLCDモニタ10へ送出され、撮像画像の表示が行われる。この処理は、1/30秒間隔で行われ、1/30秒毎に更新される撮影モードにおける電子ファインダ表示となる。
すなわち、モニタリング処理が実行される(ステップS2)。次に、モードダイヤルSW2の設定変更が行われたか否かを判断し(ステップS3)、モードダイヤルSW2の設定がそのままの場合には、レリーズスイッチSW1の操作に基づいて撮影処理が実行される(ステップS4)。
再生モードでは、プロセッサ104は、撮影済み画像をLCDモニタ10に表示させる(ステップS5)。そして、プロセッサ104は、モードダイヤルSW2の設定が変更されたか否かを判断する(ステップS6)。モードダイヤルSW2の設定が変更された場合には、ステップS1へ移行し、モードダイヤルSW2の設定がそのまま変更されていない場合には、ステップS5を繰り返す。
なお、以降説明する各実施形態における基本的な構成及び動作は、ここまで説明した一般的なデジタルカメラの構成及び動作と同じであっても良い。
<実施形態1の構成及び動作>
本発明の実施形態1の構成及び動作について説明する。図3は、本発明を用いた場合と従来の場合のカメラ視線中心の時間的変遷の例を示した図である。
図中の軌跡T1は、従来のカメラの画像中心に対応する点の時間的変遷を示している。図中の軌跡T2は、本発明のカメラの画像中心に対応する点の時間的変遷を示している。この図から分かるように、被写体が全く視認できない状態だと、従来の手持ちカメラでは徐々に視線方向がずれていく。画角が狭いほど、この現象は顕著になる。
図4は、本発明と従来のファインダ上の表示の例を示した図である。図4にて被写体を点線で描いている理由は、実際は暗くて被写体が見えていないということを示すためである。図4(a)〜(c)が本発明の表示、図4(d)〜(f)が従来の表示である。
図4で示したように、本発明では、被写体の同一点を見続けるためのナビゲーションAが電子式ファインダ55内に表示されるので、操作者は、そのナビゲーションAが電子式ファインダ55の中央部に入るようにカメラを操作しようとする。しかし、従来の場合は、表示が真っ暗なので、操作者は被写体をフレーム内に収め続けることが困難になり、結果として、図3の軌跡T1のように視線が徐々にずれていくという現象が起こる。この現象は、レンズの焦点距離が長いほど顕著になる。
例えば、図4(a)の状態から図4(b)の状態になった場合、被写体がフレームの右上方向にずれてしまっていることをナビゲーションAが示している。操作者は、これを見て、ナビゲーションAがフレーム中央に来るようにカメラ右上に動かせば良い。同様に、図4(c)は、被写体がフレームの左方向にずれてしまっていることをナビゲーションAが示している。このような場合は、操作者がカメラを左側に動かすことで被写体をフレーム中央に捉えることができる。
これに対して、従来のカメラでの撮影を示す図4(d)、(e)、(f)においては、操作者は被写体が中心からずれていることを知る方法がないため、ずれを解消することができない。
図2は、本発明の特有の部分だけを簡略化して抽出したブロック図である。レンズ51で取得した画像は画像取得手段である撮像素子52を通してCPU54へ送られる。この時、角度移動量検出手段である角速度センサ53では撮像装置本体の動きを角度として取得する。そして、CPU54では角度移動量を画像移動量に変換し、被写体の画像に重ねてナビゲーションAを電子式ファインダ55に表示する。
なお、CPU54は、焦点距離と撮像素子ピッチから計算される角度移動量から画像移動量への換算量を予め計算して把握しているものとし、この場合は画像移動量算出手段として機能し、ナビゲーションAは被写体位置表示手段として機能している。
具体的には、図2のレンズ51及び撮像素子52としては、図8の鏡胴ユニット7の各レンズ系及びCCD固体撮像素子101が機能している。図2の角速度センサ53は、図8のジャイロセンサ1241である。
図2のCPU54としては、図8のCPUブロック1043等が機能する。なお、これらの被写体の画像やナビゲーションAは、電子式ファインダ55ではなくLCDモニタ10に表示させるようにしても良い。
図1は、図2のCPU54の処理フローである。操作者の指示などによって画像加算処理が開始された場合(ステップS101)、CPUは画像の中心に方向安定化ナビ、即ち図4のナビゲーションAを表示する(ステップS102)。
フレーム間の実時間中に、角速度センサから所定のサンプリングピッチで角速度情報を取得し(ステップS103)、それを積分することで、フレーム間の角度移動量を計算する(ステップS104)。例えば、30fpsの場合は、1フレームの時間は約33msecである。
角度から画像ピクセルへの換算量を用いて、フレーム間の角度移動量を画像移動量に変換し(ステップS105)、移動量に応じた位置に方向安定化ナビを表示する(ステップS106)。以上の処理を画像加算終了まで継続する(ステップS107、No)。画像加算終了は、操作者の指示や、所定枚数を加算した時、あるいは画像が一定の明るさになったと判断した時にCPUによって停止される(ステップS107、Yes)。そして、加算結果の画像をファインダに出力する(ステップS108)。
本発明の実施形態1では、ファインダに方向安定化ナビを表示することによって、被写体が暗すぎて、ファインダ内で全く被写体が視認できない場合でも、方向安定化ナビを目安にして被写体を中央に位置させることができる。
<実施形態2の構成及び動作>
実施形態2の構成及び動作について説明する。基本的な構成及び動作は実施形態1のものと同じである。実施形態1では撮像される範囲のみ表示していたのに対し、図10に示すように、実施形態2の撮像装置では、撮像される範囲より広い範囲の画像をファインダに表示する。図10において点線で示した範囲201が撮像される範囲であり、実線で示した範囲202がファインダ205に表示される範囲である。
これにより、被写体及びナビゲーションAの表示される位置が撮像範囲の外に出てしまった場合でも、撮影者はナビゲーションAが現在どこを示しているかを知ることができる。なお、ファインダは撮像範囲に比べて相対的に広い範囲の画像を表示すれば良く、画像を縮小しても良いし、ファインダの画面を大きくしても良い。
<実施形態3の構成及び動作>
図11に示すように、実施形態3では、実施形態2と同様に広い範囲の画像をファインダに表示する。撮影者は表示される範囲202の全面に渡って撮像範囲201を移動させるようにカメラを上下、左右方向に傾ければ、全面の画像を重ね合わせ処理できる。
そして、表示範囲202の画像加算が完了した範囲は、図の斜線部で示すように、塗りつぶしを行う。これによって、画像全体について画像加算を行い、広角画像を作成することができる。この場合の点線部で示される撮像範囲は、撮像素子サイズとレンズの焦点距離によって決定される。これらのナビゲーションAの移動、画像加算等の処理は図2のCPU54で行われるようにしても良く、その場合はCPU54が広角画像作成手段として機能する。
なお、上記の実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
なお、実施形態における処理を実行させるためのプログラムは、撮像装置内の例えば図8のROM108等に画像処理プログラムとしてインストールして実行することが可能である。
また、プログラムは、リムーバブル記録媒体に一時的、あるいは、永続的に記録しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。リムーバブル記録媒体は、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記録媒体が挙げられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールするようにしても良いし、ダウンロードサイト等から、コンピュータに無線または有線で転送してインストールするようにしても良い。
1 サブLCD
2 メモリカード/電池装填部蓋
3 ストロボ発光部
4 光学ファインダ
5 測距ユニット
6 リモコン受光部
7 鏡胴ユニット
8 AF−LED
9 ストロボLED
10 LCDモニタ
51 レンズ
52 撮像素子
53 角速度センサ
54 CPU
55 電子式ファインダ
71 ズーム光学系
72 フォーカス光学系
73 絞りユニット
74 メカニカルシャッタユニット
75 モータドライバ
71a ズームレンズ
72a フォーカスレンズ
73a 絞り
74a メカニカルシャッタ
71b ズームモータ
72b フォーカスモータ
73b 絞りモータ
74b メカニカルシャッタモータ
101 CCD固体撮像素子
102 F/E−IC
103 SDRAM
104 プロセッサ
107 RAM
108 ROM
109 サブCPU
111 サブLCDドライバ
113 ブザー
114 ストロボ回路
117 LCDドライバ
118 ビデオアンプ
119 ビデオジャック
122 USBコネクタ
120 内蔵メモリ
121 メモリカードスロット
1021 CDS
1022 AGC
1023 A/D変換部
1024 TG
1041、1042 CCD信号処理ブロック
1043 CPUブロック
1044 ローカルSRAM
1045 USBブロック
1046 シリアルブロック
1047 JPEG−CODECブロック
1048 リサイズブロック
1049 TV信号表示ブロック
1151 音声記録回路
1152 マイクアンプ
1153 マイク
1161 音声再生回路
1162 オーディオアンプ
1163 スピーカ
1231 シリアルドライバ
1232 RS−232Cコネクタ
1241 ジャイロセンサ
1242 LPFアンプ
1251 CCDステージ
1252 位置検出素子
1253 オペアンプ
1254 コイルドライバ
1255 アクチュエータ
1263 原点位置強制保持機構
1261 ドライバ
10410 メモリカードコントローラブロック
10411 A/D変換器
SW1 レリーズスイッチ
SW2 モードダイヤル
SW3 広角ズームスイッチ
SW4 望遠ズームスイッチ
SW5 セルフタイマスイッチ
SW6 メニュースイッチ
SW7 上/ストロボスイッチ
SW8 右スイッチ
SW9 ディスプレイスイッチ
SW10 下/マクロスイッチ
SW11 左/画像確認スイッチ
SW12 OKスイッチ
SW13 電源スイッチ
SW14 手ぶれ補正スイッチ
特開2000−224460号公報 特開昭60−143330号公報

Claims (6)

  1. レンズを通して被写体の画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段が取得した画像を操作者に対して表示する画像表示手段と、
    を有する撮像装置であって、
    撮像装置本体の角度移動量を検出する角度移動量検出手段と、
    前記角度移動量検出手段が検出した角度移動量から、画像移動量を算出する画像移動量算出手段と、
    前記画像移動量算出手段が算出した画像移動量に基づいて、現在の被写体の位置を前記画像表示手段が表示している画像に重ねて表示する被写体位置表示手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像表示手段は、撮像される画像より広い範囲の画像を表示することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記画像表示手段は、表示する画像を縮小することによって撮像される画像より広い範囲の画像を表示することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記画像表示手段が表示している画像の中で、撮像される画像と同じ大きさの領域を移動させつつ画像加算を行い、画像加算が完了した範囲を塗りつぶし、前記画像表示手段が表示している画像全体について画像加算を行い、広角画像を作成する広角画像作成手段をさらに有することを特徴とする請求項2または3記載の撮像装置。
  5. 撮像装置のレンズを通して被写体の画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像取得ステップで取得した画像を操作者に対して表示する画像表示ステップと、
    前記撮像装置の角度移動量を検出する角度移動量検出ステップと、
    前記角度移動量検出ステップが検出した角度移動量から、画像移動量を算出する画像移動量算出ステップと、
    前記画像移動量算出ステップが算出した画像移動量に基づいて、現在の被写体の位置を前記画像表示ステップで表示している画像に重ねて表示する被写体位置表示ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 撮像装置に、請求項5記載の方法で画像処理を実行させる画像処理プログラム。
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