JP2006245642A - 撮像装置及び方法 - Google Patents

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篤志 松谷
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Abstract

【課題】 角速度・角度の変化量を容易に求めることができ、さらには高い精度で角度・位置の変化を検出することのできる撮像装置を提供する。
【解決手段】 被写体を撮像する撮像装置本体と、撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段とは異なる検出技術を用いて、撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出する第2の検出手段と、第1の検出手段で検出した検出結果(図中、中央部分)と、第2の検出手段で検出した検出結果(図中、上側部分)とを統合して、撮像装置本体の被写体に対する角度または位置に関する情報を作成(図中、下側部分)する情報作成手段とを備えた。
【選択図】 図12

Description

本発明は、手振れ補正機能付きのディジタルカメラ等の撮像装置及び撮像方法に関する。
従来より、ディジタルカメラ等の撮像装置の撮影時の手振れを検出する方法が提案されている。例えば、第1、第2、第3の加速度センサを設け、第1の加速センサの出力値と第2の加速度センサの出力値との差から撮影光軸を含んだ面内における回転振動を算出する一方、第2の加速センサの出力値と第3の加速度センサの出力値との差から撮影光軸を含んだ面内と異なる面内における回転振動を算出することにより、手振れを検出する方法がある(特許文献1参照)。
また、独立した3軸のうち、2軸にそれぞれ一対の加速度センサを設け、これら加速度センサ対の出力に応じて、互いに直交する2軸周りの角加速度、角速度及び角度を演算することにより、手振れによるカメラ態位の変化の良好な検出を可能にすることが提案されている(特許文献2参照)。
さらに、手振れによる撮影装置の振れ量を検出し、検出した振れ量により光電変換手段を有する基板を変位させているときに、光電変換手段を有する基板の変位量を検出し、検出した変位量により振れ量を補正して光電変換手段を有する基板を変位させて高精度な振れ補正を行うことが提案されている(特許文献3参照)。
特開2002−49067号公報 特開2000−81646号公報 特開2001−66655号公報
しかしながら、上記従来技術ではいずれのものも、加速度センサのみから角速度を求めているが、角速度の初期値が不定であるため角速度・角度の変化量を求めることができないという問題があった。
また、従来技術ではいずれのものも、角速度の初期値が一定の値をとることが保証されている場合に限って角速度・角度の変化量を求めることができるが、カメラ・携帯電話のような手持ち可能な機器では角速度の初期値は不定値であり、同様に角速度・角度の変化を求めることができないという問題があった。
本発明の課題は、角速度・角度の変化量を容易に求めることができ、さらには高い精度で角度・位置の変化を検出することのできる撮像装置及び方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、被写体を撮像する撮像装置本体と、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段とは異なる検出技術を用いて、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段で検出した検出結果と、前記第2の検出手段で検出した検出結果とを統合して、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置に関する情報を作成する情報作成手段とを備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、情報作成手段が、第1の検出手段で検出した検出結果と、第2の検出手段で検出した検出結果とを統合して、撮像装置本体の被写体に対する角度または位置に関する情報を作成しているので、より精度の高い情報を取得することができる。また、第1の検出手段及び第2の検出手段で検出した検出結果だけからでは足りない情報を互いに補い合うことも可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記第1の検出手段は加速度センサであることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記加速度センサは複数対設けられ、一対を一組にして角加速度を検出することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1において、前記第1の検出手段は、前記角度または位置を座標軸ごとに単独で検出することを特徴としている。
上記構成によれば、座標軸ごとに単独で検出作業を行えるので全ての軸の統合作業が完了するまでの時間が短縮される。
請求項5に記載の発明は、請求項1において、前記第2の検出手段は、前記角度または位置を座標軸ごとに単独で検出することを特徴としている。
上記構成によれば、請求項4の場合と同様、座標軸ごとに単独で検出作業を行えるので全ての軸の統合作業が完了するまでの時間が短縮される。
請求項6に記載の発明は、請求項1において、前記情報作成手段は、前記角度または位置に関する情報を座標軸ごとに単独で作成することを特徴としている。
上記構成によれば、座標軸ごとに単独で作成作業を行えるので全ての軸の統合作業が完了するまでの時間が短縮される。
請求項7に記載の発明は、請求項1において、前記第2の検出手段で検出した検出結果を用いて運動の有無を判定する判定手段と、前記判定結果が運動無しの場合に、前記情報作成手段が作成する情報を所定の値に設定する設定手段とを有することを特徴としている。
上記構成によれば、第2の検出手段で検出した検出結果からは運動の有無を判定するのに必要な情報量が最低限あればよいので、前記検出結果の中身が少ない場合でも統合を行うことができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7において、前記設定手段が設定する情報は角速度または角度であることを特徴としている。
上記構成によれば、第2の検出手段による検出結果の角速度または角度が、第1の検出手段による検出結果の角速度または角度よりも精度が高い場合に、精度を高く求めることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項7又は8において、前記設定される所定の値が角度の変位をゼロにすることと同等であることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項1において、前記情報作成手段が作成する情報の絶対値の設定に前記第2の検出手段で検出した検出結果を用い、前記情報作成手段が作成する情報の相対値の設定に前記第1の検出手段で検出した検出結果を用いることを特徴としている。
上記構成によれば、絶対値の精度が高いに場合に、精度よく角度情報を得ることができる。
請求項11に記載の発明は、請求項1において、レリーズ操作が無い場合には、前記情報作成手段は前記統合を行わないことを特徴としている。
上記構成によれば、レリーズ操作が無い場合には情報作成手段は統合を行わないので、省電力の効果がある。
請求項12に記載の発明は、請求項1において、前記第2の検出手段で検出した検出結果が所定の値になったことを契機として、前記第1の検出手段を実行させる手段を有することを特徴としている。
上記構成によれば、第2の検出手段で検出した検出結果が所定の値にならない間は、第1の検出手段を実行させないので省電力の効果がある。
請求項13に記載の発明は、請求項1又は11において、ユーザからの露光開始命令から遡って所定の期間中に前記情報作成手段が前記統合を行わない場合には、露光を行わない手段を有することを特徴としている。
上記構成によれば、統合作業が行われていない場合には露光を行わないので、精度が低い状態での露光を防ぐ効果がある。
請求項14に記載の発明は、請求項1又は11において、ユーザからの露光開始命令から遡って所定の期間中に前記情報作成手段が前記統合を行わない場合には、ユーザに警告を発する手段を有することを特徴としている。
上記構成によれば、ユーザに警告を発するので、ユーザはなぜ露光が行われないのかを理解することができる効果がある。
請求項15に記載の発明は、請求項1において、前記第2の検出手段は、モニタリング画像を用いて、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出することを特徴としている。
上記構成によれば、モニタリング画像を流用することで資源を有効活用する効果がある。
請求項16に記載の発明は、請求項1において、前記第2の検出手段は、測距装置を用いて、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出することを特徴としている。
上記構成によれば、測距装置のデータを流用するので資源を有効活用する効果がある。
請求項17に記載の発明は撮像方法に関する発明であり、被写体を撮像する撮像装置本体の撮影時の手振れを補正する際に、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出する第1のステップと、前記第1の検出手段とは異なる検出技術を用いて、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出する第2のステップと、前記第1の検出手段で検出した検出結果と、前記第2の検出手段で検出した検出結果とを統合して、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置に関する情報を作成する第3のステップとを含むことを特徴としている。
本発明によれば、角速度・角度の変化量を容易に求めることができ、さらには高い精度で角度・位置の変化を検出することが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1は本発明に係る撮像装置である手振れ補正機能付きのディジタルカメラの外観を示しており、(a)はその上面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。
このディジタルカメラの上面には、レリーズシャッタ(SW1)、モードダイヤル(SW2)、及びサブLCD(1)が設けられている。正面には、ストロボ発光部(3)、光学ファインダ(4)、測距ユニット(5)、リモコン受光部(6)、及び鏡胴ユニット(7)が設けられている。また、正面から見て左側面にはSDカード/電池蓋(2)が設けられている。
また、ディジタルカメラの背面には、AF LED(8)、ストロボLED(9)、LCDモニタ(10)、ズームスイッチ(WIDE)(SW3)、ズームスイッチ(TELE)(SW4)、セルフタイマ/削除スイッチ(SW5)、メニュスイッチ(SW6)、上/ストロボスイッチ(SW7)、右スイッチ(SW8)、ディスプレイスイッチ(SW9)、下/マクロスイッチ(SW10)、左/画像確認スイッチ(SW11)、OKスイッチ(SW12)、及び電源スイッチ(SW13)が設けられている。
図2は、上記ディジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、鏡胴ユニット(7)は、被写体の光学画像を取り込むズームレンズ(7−1a)及びズーム駆動モータ(7−1b)からなるズーム光学系(7−1)と、フォーカスレンズ(7−2a)及びフォーカス駆動モータ(7−2b)からなるフォーカス光学系(7−2)と、絞り(7−3a)及び絞りモータ(7−3b)からなる絞りユニット(7−3)と、メカシャッタ(7−4a)及びメカシャッタモータ(7−4b)からなるメカシャッタユニット(7−4)と、各モータを駆動するモータドライバ(7−5)とを備えている。そして、モータドライバ(7−5)は、リモコン受光部(6)での入力情報や操作部Keyユニット(SW1〜SW13)の操作入力に基づいて、後述するディジタルスチルカメラプロセッサ(104)内にあるCPUブロック(104−3)からの駆動指令により駆動制御される。
ディジタルスチルカメラプロセッサ(104)にはROM(108)が接続されている。このROM(108)には、CPUブロック(104−3)にて解読可能なコードで記述された、制御プログラムや制御するためのパラメータが格納されている。このディジタルカメラの電源がオン状態になると、前記プログラムは不図示のメインメモリにロードされ、CPUブロック(104−3)はそのプログラムに従って装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を一時的にRAM(107)、及びディジタルスチルカメラプロセッサ(104)内にあるLocal SRAM(104−4)に保存する。ROM(108)に書き換え可能なフラッシュROMを使用することで、制御プログラムや制御するためのパラメータを変更することが可能となり、機能のバージョンアップが容易に行える。
鏡胴ユニット7内の各レンズの光軸上に設けられたCCD(101)は、光学画像を光電変換するための固体撮像素子である。このCCD(101)にはF/E(フロントエンド)−IC(102)が接続されている。F/E−IC(102)は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS(102−1)と、利得調整を行うAGC(102−2)と、ディジタル信号変換を行うA/D(102−3)と、TG(102−4)とを備えている。このうち、TG(102−4)は、CCD1制御ブロック(104−1)より、垂直同期信号(以下、VDと記す。)及び水平同期信号(以下、HDと記す。)を供給され、CPUブロック(104−3)によって制御されるCCD(101)及びF/E−IC(102)の駆動タイミング信号を発生する。
ディジタルスチルカメラプロセッサ(104)は、CCD(101)よりF/E―IC(102)の出力データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行い、また、前述したように、VD信号及びHD信号を供給するCCD1制御ブロック(104−1)、フィルタリング処理により、輝度データ・色差データへの変換を行うCCD2制御ブロック(104−2)、前述した装置各部の動作を制御するCPUブロック(104−3)、前述した制御に必要なデータ等を一時的に保存するLocal SRAM(104−4)、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSBブロック(104−5)、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック(104−6)、JPEG圧縮・伸張を行うJPEG CODECブロック(104−7)、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するRESIZEブロック(104−8)、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック(104−9)、撮影された画像データを記録するメモリカードの制御を行うメモリカードコントローラブロック(104−10)、及びA/D変換器(104−11)を備えている。
ディジタルスチルカメラプロセッサ(104)にはSDRAM(103)が接続されている。このSDRAM(103)は、ディジタルスチルカメラプロセッサ(104)で画像データに各種処理を施す際に、画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD(101)からF/E−IC(102)を経由して取り込んで、CCD1制御ブロック(104−1)でホワイトバランス設定、ガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」、CCD2制御ブロック(104−2)で輝度データ・色差データ変換が行われた状態の「YUV画像データ」、及びJPEG CODECブロック(104−7)でJPEG圧縮された「JPEG画像データ」などである。
メモリカードコントローラブロック(104−10)にはメモリカードスロットル(121)が接続されている。このメモリカードスロットル(121)は、着脱可能なメモリカードを装着するためのスロットルである。また、ディジタルスチルカメラプロセッサ(104)には内蔵メモリ(120)が接続され、メモリカードスロットル(121)にメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを内蔵メモリ(120)に記憶できるようになっている。
TV信号表示ブロック(104−9)にはLCDドライバ(117)が接続されている。このLCDドライバ(117)はLCDモニタ(10)に駆動するドライブ回路であり、TV信号表示ブロック(104−9)から出力されたビデオ信号を、LCDモニタ(10)に表示するための信号に変換する機能も有している。LCDモニタ(10)は、撮影前に被写体の状態を監視する、撮影した画像を確認する、メモリカードや前述した内蔵メモリ(120)に記録した画像データを表示する、などを行うためのモニタである。
また、TV信号表示ブロック(104−9)にはビデオAMP(118)が接続されている。このビデオAMP(118)は、TV信号表示ブロック(104−9)から出力されたビデオ信号を75Ωインピーダンス変換するためのアンプである。ビデオAMP(118)には、TVなどの外部表示機器と接続するためのビデオジャック(119)が設けられている。
USBブロック(104−5)にはUSBコネクタ(122)が、シリアルブロック(104−6)にはシリアルドライバ回路(123−1)がそれぞれ接続されている。このうち、USBコネクタ(122)は、パソコンなどの外部機器とUSB接続を行うためのコネクタである。またシリアルドライバ回路(123−1)は、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うために、シリアルブロック(104−6)の出力信号を電圧変換するための回路である。シリアルドライバ回路(123−1)には、パソコンなどの外部機器とシリアル接続を行うためのRS−232Cコネクタ(123−2)が設けられている。
CPUブロック(104−3)にはSUB−CPU(109)が接続されている。このSUB−CPU(109)は、ROM・RAMをワンチップに内蔵したCPUであり、操作Keyユニット(SW1〜13)やリモコン受光部(6)の出力信号をユーザの操作情報としてCPUブロック(104−3)に出力したり、CPUブロック(104−3)より出力されるカメラの状態を、サブLCD(1)、AF LED(8)、ストロボLED(9)、ブザー(113)の制御信号に変換して出力する。
サブLCD(1)は、例えば、撮影可能枚数など表示するための表示部であり、LCDドライバ(111)を介してSUB−CPU(109)に接続されている。LCDドライバ(111)は、SUB−CPU(109)の出力信号により、サブLCD(1)を駆動するためのドライブ回路である。
AF LED(8)は撮影時の合焦状態を表示するためのLEDであり、またストロボLED(9)はストロボ充電状態を表すためのLEDである。なお、AF LED(8)とストロボLED(9)を、メモリカードアクセス中などの別の表示用途に使用しても良い。
操作Keyユニット(SW1〜13)はユーザが操作するKey回路であり、またリモコン受光部(6)はユーザが操作したリモコン送信機の信号の受信部である。
また、CPUブロック(104−3)には音声記録ユニット(115)が接続されている。この音声記録ユニット(115)は、ユーザーが音声信号を入力するマイク(115−3)、入力された音声信号を増幅するマイクAMP(115−2)、及び増幅された音声信号を記録する音声記録回路(115−1)からなっている。
さらに、CPUブロック(104−3)には音声再生ユニット(116)が接続されている。この音声再生ユニット(116)は、記録された音声信号をスピーカから出力できる信号に変換する音声再生回路(116−1)、変換された音声信号を増幅してスピーカを駆動するためのオーディオAMP(116−2)、及び音声信号を出力するスピーカ(116−3)からなっている。
A/D変換器(104−11)にはアンプ(124)を介してセンサ(123)が接続されている。このセンサ(123)は角速度または加速度を計測するセンサであり、またアンプ(124)はセンサ(123)からの出力を増幅する。
ROM(108)にはD/A変換器(125)が接続され、このD/A変換器(125)にはアンプ(126)を介して圧電素子(127)が接続されている。D/A変換器(125)はディジタル信号をアナログ信号に変換し、そのアナログ信号はアンプ(126)で増幅され、圧電素子(127)に電圧として印加される。圧電素子(127)は印加された電圧の大小によって伸縮する。圧電素子(127)はCCD(101)に隣接して複数設けられ、これら圧電素子(127)の伸縮によりCCD(101)を微小距離移動させることができる。このとき、センサ(123)からの入力を基にCCD(101)の微小移動量を制御することで、手振れ補正を行うことができる。なお、圧電素子(127)によりCCD(101)を微小距離移動させる機構については後述する。
なお、図2においては、センサ(123)は第1の検出手段を、CCD(101)やF/E−IC(102)は第2の検出手段を、ディジタルスチルカメラプロセッサ(104)は情報作成手段をそれぞれ構成している。
本実施例のディジタルカメラは、図3に示すように、二つのモードを有し、これらを遷移する。「モニタリング処理」ブロック内部では、メニュー呼び出しを行うことができ、各種設定を変更することができる。また、「撮影済み画像を再生」ブロック内部では、複数の撮影画像を切り替えることができ、複数の撮影画像を同時にLCDモニタ(10)に表示させることができる。また、単一の撮影画像を拡大表示することもできる。
図4〜図6はCCD(101)を微小距離移動させる機構を示している。図4に示すように、棒状の圧電素子(127)の両サイドには、弓状の板ばね(127A)が凸部を圧電素子(127)に当接して設けられている。また、図5に示すように、矩形状の基板(127B)が設けられ、この基板(127B)には、CCDが取り付けられるCCDベース(127C)と、CCDベース(127C)を基板(127B)上に位置決め固定するための枠体(127D)が設けられている。基板(127B)上には2個の圧電素子(127)が互いに直角に配され、これら圧電素子(127)は、図6に示すように、板ばね127AとCCD(101)の側面との間のローラ(127E)を介して、CCD(101)の側面を押圧できるようになっている。
次に、撮影時の手振れを検出する方法について説明する。
以下の説明では、センサを用いて角速度を計測する方法を計測方法Aと表記し、センサとは別の方法で角速度を計測する方法を計測方法Bと表記する。また、変数を以下のように定義する。なお、Yaw回転はヨーイングを、Pitch回転はピッチングを、Roll回転はローリングをそれぞれ示す。
計測方法AのYaw回転の角加速度 ・・・・・ αyawA(t)
計測方法AのPitch回転の角加速度 ・・・・・ αpitchA(t)
計測方法AのRoll回転の角加速度 ・・・・・ αrollA(t)
計測方法AのYaw回転の角速度 ・・・・・・・ ωyawA(t)
計測方法AのPitch回転の角速度 ・・・・・・・ ωpitchA(t)
計測方法AのRoll回転の角速度 ・・・・・・・ ωrollA(t)
計測方法AのYaw回転の角度 ・・・・・・・・・ θyawA(t)
計測方法AのPitch回転の角度 ・・・・・・・・・ θpitchA(t)
計測方法AのRoll回転の角度 ・・・・・・・・・ θrollA(t)
計測方法BのYaw回転の角加速度 ・・・・・ αyawB(t)
計測方法BのPitch回転の角加速度 ・・・・・ αpitchB(t)
計測方法BのRoll回転の角加速度 ・・・・・ αrollB(t)
計測方法BのYaw回転の角速度 ・・・・・・・ ωyawB(t)
計測方法BのPitch回転の角速度 ・・・・・・・ ωpitchB(t)
計測方法BのRoll回転の角速度 ・・・・・・・ ωrollB(t)
計測方法BのYaw回転の角度 ・・・・・・・・・ θyawB(t)
計測方法BのPitch回転の角度 ・・・・・・・・・ θpitchB(t)
計測方法BのRoll回転の角度 ・・・・・・・・・ θrollB(t)
統合して求めたYaw回転の角加速度 ・・・・・ αyaw(t)
統合して求めたPitch回転の角加速度 ・・・・・ αpitch(t)
統合して求めたRoll回転の角加速度 ・・・・・ αroll(t)
統合して求めたYaw回転の角速度 ・・・・・・・ ωyaw(t)
統合して求めたPitch回転の角速度 ・・・・・・・ ωpitch(t)
統合して求めたRoll回転の角速度 ・・・・・・・ ωroll(t)
統合して求めたYaw回転の角度 ・・・・・・・・・ θyaw(t)
統合して求めたPitch回転の角度 ・・・・・・・・・ θpitch(t)
統合して求めたRoll回転の角度 ・・・・・・・・・ θroll(t)
計測方法AのYaw回転の初期角加速度 ・・・・・ αyawA0
計測方法AのPitch回転の初期角加速度 ・・・・・ αpitchA0
計測方法AのRoll回転の初期角加速度 ・・・・・ αrollA0
計測方法AのYaw回転の初期角速度 ・・・・・・・ ωyawA0
計測方法AのPitch回転の初期角速度 ・・・・・・・ ωpitchA0
計測方法AのRoll回転の初期角速度 ・・・・・・・ ωrollA0
計測方法AのYaw回転の初期角度 ・・・・・・・・・ θyawA0
計測方法AのPitch回転の初期角度 ・・・・・・・・・ θpitchA0
計測方法AのRoll回転の初期角度 ・・・・・・・・・ θrollA0
計測方法BのYaw回転の初期角加速度 ・・・・・ αyawB0
計測方法BのPitch回転の初期角加速度 ・・・・・ αpitchB0
計測方法BのRoll回転の初期角加速度 ・・・・・ αrollB0
計測方法BのYaw回転の初期角速度 ・・・・・・・ ωyawB0
計測方法BのPitch回転の初期角速度 ・・・・・・・ ωpitchB0
計測方法BのRoll回転の初期角速度 ・・・・・・・ ωrollB0
計測方法BのYaw回転の初期角度 ・・・・・・・・・ θyawB0
計測方法BのPitch回転の初期角度 ・・・・・・・・・ θpitchB0
計測方法BのRoll回転の初期角度 ・・・・・・・・・ θrollB0
統合して求めたYaw回転の初期角加速度 ・・・・・ αyaw0
統合して求めたPitch回転の初期角加速度 ・・・・・ αpitch0
統合して求めたRoll回転の初期角加速度 ・・・・・ αroll0
統合して求めたYaw回転の初期角速度 ・・・・・・・ ωyaw0
統合して求めたPitch回転の初期角速度 ・・・・・・・ ωpitch0
統合して求めたRoll回転の初期角速度 ・・・・・・・ ωroll0
統合して求めたYaw回転の初期角度 ・・・・・・・・・ θyaw0
統合して求めたPitch回転の初期角度 ・・・・・・・・・ θpitch0
統合して求めたRoll回転の初期角度 ・・・・・・・・・ θroll0
図7は、センサ(123)として3軸の加速度センサを2つ備えたカメラの例である。図7に示したカメラは、Width(幅)が0.1[m]、Depth(奥行き)が0.02[m]、Height(高さ)が0.055[m]であり、図示していない撮影レンズの光軸方向は、奥行き方向に平行、幅方向に垂直である。そして、センサ1とセンサ2は、カメラ筐体内の、奥行き方向(光軸方向)に平行な直線上の異なる2点に配置されている。このように配置することでYaw回転・Pitch回転の角加速度αyawA(t)、αpitchA(t)を求めることができる。求め方を以下に示す。
センサ1の出力が、
[ Ax1(t)[m/s/s], Ay1(t)[m/s/s], Az1(t)[m/s/s] ]
センサ2の出力が
[ Ax2(t)[m/s/s], Ay2(t)[m/s/s],Az2(t)[m/s/s] ]
のとき、
(ベクトル2) - (ベクトル1) = [ Ax2(t) - Ax1(t), Ay2(t) - Ay1(t), Az2(t) - Az1(t) ]であり、
αyaw(t)[rad/s/s] = ( Ax2(t) - Ax1(t) )[m/s/s] / r1[m]
αpitch(t)[rad/s/s] = (Ay2(t) - Ay1(t) )[m/s/s] / r2[m]
と表せる。r1,r2は回転半径である。
0.001[s] < t / 1000[s] < 1.000[s]における角速度は、
ωyaw(t)[rad/s] = [ Σαyaw(i)[rad/s]*Δt[s] ] + ωyaw0[rad/s] (iは0からtま
で)
で求められる。
0.001[s] < t / 1000[s] < 1.000[s]における角度は、
θyaw(t) = [ Σωyaw(i) *Δt[s] ] (iは0からtまで)
Δt = 1 / 1000
で求められる。
Pitchも同様に、
ωpitch(t) = [ Σαpitch(i)[rad/s] *Δt[s] ] + ωpitch0 (iは0からtまで)

θpitch(t) = [ Σωpitch(i)[rad/s] *Δt[s] ] (iは0からtまで)
ただし、ωyaw0 ωpitch0が決定されないとθを決定することはできない。
画像の動きを検出する方法は、例えば特開2003−178309号公報や特開2004−157850号公報などで公知となっているが、動きを検出する方法について以下に示す。
2枚の画像の減算処理を行い、減算領域の平均データ量(数値/dot)を求める。2枚の画像が完全に一致した場合には平均データ量はゼロになり、減算したときに2枚の画像のずれが少なければ平均データ量は少なく、ずれが大きければ平均データ量は大きくなる。
2枚のモニタリング画像(640*240画素)を用意し、水平方向に-30画素または0画素または+30画素ずらし、垂直方向には-12画素または0画素または+12画素ずらした位置で2枚を画素減算する(図8に9通りのずらしかたを示す。2枚の画像が重なっている部分が減算領域である)。計9枚の減算画像ができ、平均データ量の一番小さいものを選ぶ。
次に、平均データ量が一番小さいときのずらし量の近傍の数値をずらし量に用いて9枚の減算画像を作成し、平均データ量を求める。これを繰り返し、最後には、1画素ずつずらしたときの平均データ量を求めて、それが一番小さいもののずらし量を画像のずれ量とする(図9参照)。
以下の三つの式を用いてずれ量から角速度を算出する(図10、図11及び表1参照)。
(CCD面上でのずれ[m]) = (ずれた画素数[-]) * (画素間の距離) * (リサイズ換算)
(ブレ角度[rad]) = (CCD面上でのずれ[m]) / (焦点距離[m])
(ブレ角速度[rad/s]) = (ブレ角度[rad]) / (フレーム間の時間[s])
ここで、ωyawB(t) = 0と判断されたならばωyaw(t) = 0、ωpitchB(t) = 0と判断されたならばωpitch(t) = 0である。
なお、図10は焦点距離によるCCDずらし量を、図11はブレ角とCCD補正移動量との関係をそれぞれ示している。
Figure 2006245642
最後に、計測方法Aからのデータと計測方法Bからのデータの統合方法について示す。ここではYaw回転についてのみ示すが、Pitch回転についてもYaw回転と同様である。
図12の中で上側部分は、計測方法BからのカメラのYaw回転の角速度の時間推移を表す。
図12の中で中央部分は、計測方法AからのカメラのYaw回転の角速度の時間推移を表す。
図12の中で下側部分は、上記上側部分と中央部分のデータを統合して求めた角度の時間推移を表す。
図13は統合方法のフローチャートを示している。モニタリング時でユーザからの合焦指令が無い場合には、計測方法A、計測方法Bを実施しない。モニタリング時でレリーズシャッター(SW1)半押しの状態では、まず、計測方法Bを開始する。計測方法Bによって初めてωyawB(t)もしくはωpitchB(t)がゼロとなった時点で計測方法Aを開始する。
ωX、θXは以下の式で求められる。
ωyaw(t) = ωyaw(t-1) + αyaw(t),ωyaw(0) = ωyaw0
θyaw(t) = θyaw(t-1) + ωyaw(t),θyaw(0) = θyaw0
ただし、任意の時刻t=xで計測方法Bからの角速度が再びゼロになった場合(ωyawB(x)=0)には、
ωyaw(x) = 0
θyaw(x) = 0
とする。
露光開始時(t=t3)には、計測方法Bを終了し、θyaw(t3)を保持する。露光中のずれ角度は、θyaw(t)-θyaw(t3)のように表される。
これを補償するように適正量だけCCDをスライドさせる。CCDをスライドさせる方式・アルゴリズムは公知であるが、それらについて簡単に説明する。
図14はCCDをスライドさせて補正する原理を示している。撮像面(CCD面)がP1の位置にあるとき、被写体の像はOに投影される。しかし、手ブレにより、カメラがθx,θyだけ回転した場合、撮像面はP2の位置に移動し、被写体が写る場所がO’に移動する。そこで、撮像面がP1になるようにdx,dyだけ平行移動してやることにより、被写体の撮像面上での投影位置は元に戻すことができる。
圧電素子(127)にかける電圧の昇降に対応して圧電素子(127)が伸縮し、CCD(101)を移動させる。補正時に「伸」「縮」両方向に対応するため露光前にセンタリングを行う。
なお、露光が終了すると計測方法Aを終了する。また、ユーザがレリーズシャッタ(SW1)を半押しして合焦動作が終了してからユーザがレリーズシャッタ(SW1)を押し切るまでの間に、計測方法BによってYaw回転・Pitch回転それぞれに一度も角速度が設定されていない場合には、露光を行わない。
次に、実施例2について説明する。ここでは、実施例1の差分のみ示す。
図15の中で上側部分は、計測方法BからのカメラのYaw回転の角速度の時間推移を表す。
図15の中で中央部分は、計測方法AからのカメラのYaw回転の角速度の時間推移を表す。
図15の中で下側部分は、上記上側部分と中央部分のデータを統合して求めた角度の時間推移を表す。
図16に統合方法のフローチャートを示す。モニタリング時でユーザからの合焦指令が無い状態では、計測方法A、計測方法Bを実施しない。モニタリング時で合焦時中の状態では、計測方法Bを行う。
露光開始時(t=t3)には、ωyawB(t3)を保持し、計測方法Bを終了する。計測方法Aを開始する。
ωyaw(t) = ωyaw(t-1) + αyaw(t),ωY(0) = ωyawB(t3)
θyaw(t) = θyaw(t-1) + ωyaw(t),θY(0) = ωyaw0
露光中には、ずれ角度はθyaw(t)-θyaw(t3)のように表される。露光が終了すると計測方法Aを終了する。
次に、実施例3について説明する。ここでは、実施例1の差分のみ示す。
図17の中で上側部分は、計測方法BからのカメラのYaw回転の角速度の時間推移を表す。
図17の中で中央部分は、計測方法AからのカメラのYaw回転の角速度の時間推移を表す。
図17の中で下側部分は、上記上側部分と中央部分のデータを統合して求めた角度の時間推移を表す。
図18に統合方法のフローチャートを示す。モニタリング時でユーザからの合焦指令が無い状態では、計測方法A、計測方法Bを実施しない。モニタリング時で合焦時中の状態では、計測方法Bを行う。
初めてωyawB(t)の導出に成功した時点で計測方法Aを開始する。そのとき、
ωyawA(t) = ωyawB(t)
ωyaw(t) = ωyawB(t)
その後導出に成功するごとに、ωyaw(t) = ωyawB(t)とし、ωyaw(t)を更新する。
次に、実施例4について説明する。ここでは、実施例1の差分のみ示す。
計測方法BのYaw回転の角速度を、モニタリング画像の変化以外の方法で計測する例を示す。Pitch回転についてはモニタリング画像の変化を用いる。
測距装置のデータの変化によってPitch回転方向の角速度を算出する。測距ユニットからのデータの推移からブレを検出する方法は公知(特開昭58−4109号公報、特公平5−10603号公報、特開2001−330867号公報、及び特願平11−319162号公報など)であるが実施の形態を記述する。
センサアレイの特徴の変化を所定時間おきに監視し、特徴が大きく変化していれば“振れ有り”、変化していない又は変化量が少なければ“振れ無し”と判定できる。
以上、本発明の各実施例を詳述してきたが、各実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであるため、本発明は各実施例の構成にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれることは勿論である。
本発明に係る撮像装置である手振れ補正機能付きのディジタルカメラの外観を示しており、(a)はその上面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。 ディジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。 ディジタルカメラの動作概要を示すフローチャートである。 圧電素子を示しており、(a)はその分解斜視図、(b)は組立斜視図である。 CCD取付部を示しており、(a)はその分解斜視図、(b)は組立斜視図である。 CCDを微小距離移動させる機構を示す図である。 (a)は加速度センサが配置された状態を示す図、(b)は加速度センサの出力から角加速度を求める原理を示す図である。 モニタリング画像を水平方向及び垂直方向にずらせる様子を示す図である。 画像のずれ量を求める手順を示す図である。 レンズの焦点距離とずれ量との関係を示す図である。 ブレ角とCCD補正移動量との関係を示す図である。 実施例1を示しており、計測方法A・Bによる計測結果を統合して、角度の時間推移を求める様子を示す図である。 図12の統合方法のフローチャートである。 CCDをスライドさせて補正する原理を示す図である。 実施例2を示しており、計測方法A・Bによる計測結果を統合して、角度の時間推移を求める様子を示す図である。 図15の統合方法のフローチャートである。 実施例3を示しており、計測方法A・Bによる計測結果を統合して、角度の時間推移を求める様子を示す図である。 図17の統合方法のフローチャートである。
符号の説明
7 鏡胴ユニット
10 LCDモニタ
101 CCD
102 F/E−IC
103 SDRAM
104 ディジタルスチルカメラプロセッサ
107 RAM
108 ROM
120 内蔵メモリ
123 センサ
127 圧電素子

Claims (17)

  1. 被写体を撮像する撮像装置本体と、
    前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段とは異なる検出技術を用いて、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出する第2の検出手段と、
    前記第1の検出手段で検出した検出結果と、前記第2の検出手段で検出した検出結果とを統合して、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置に関する情報を作成する情報作成手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の検出手段は加速度センサであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記加速度センサは複数対設けられ、一対を一組にして角加速度を検出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の検出手段は、前記角度または位置を座標軸ごとに単独で検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記第2の検出手段は、前記角度または位置を座標軸ごとに単独で検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記情報作成手段は、前記角度または位置に関する情報を座標軸ごとに単独で作成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記第2の検出手段で検出した検出結果を用いて運動の有無を判定する判定手段と、
    前記判定結果が運動無しの場合に、前記情報作成手段が作成する情報を所定の値に設定する設定手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記設定手段が設定する情報は角速度または角度であることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記設定される所定の値が角度の変位をゼロにすることと同等であることを特徴とする請求項7又は8に記載の撮像装置。
  10. 前記情報作成手段が作成する情報の絶対値の設定に前記第2の検出手段で検出した検出結果を用い、前記情報作成手段が作成する情報の相対値の設定に前記第1の検出手段で検出した検出結果を用いることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. レリーズ操作が無い場合には、前記情報作成手段は前記統合を行わないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  12. 前記第2の検出手段で検出した検出結果が所定の値になったことを契機として、前記第1の検出手段を実行させる手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  13. ユーザからの露光開始命令から遡って所定の期間中に前記情報作成手段が前記統合を行わない場合には、露光を行わない手段を有することを特徴とする請求項1又は11に記載の撮像装置。
  14. ユーザからの露光開始命令から遡って所定の期間中に前記情報作成手段が前記統合を行わない場合には、ユーザに警告を発する手段を有することを特徴とする請求項1又は11に記載の撮像装置。
  15. 前記第2の検出手段は、モニタリング画像を用いて、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  16. 前記第2の検出手段は、測距装置を用いて、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  17. 被写体を撮像する撮像装置本体の撮影時の手振れを補正する際に、
    前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出する第1のステップと、
    前記第1の検出手段とは異なる検出技術を用いて、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置を検出する第2のステップと、
    前記第1の検出手段で検出した検出結果と、前記第2の検出手段で検出した検出結果とを統合して、前記撮像装置本体の被写体に対する角度または位置に関する情報を作成する第3のステップとを含むことを特徴とする撮像方法。
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