JP2016044837A - 放射パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】パネル本体の寸法を小さく抑えつつ、所定本数の直管部を備える伝熱管を配置可能であり、また、所定寸法のパネル本体に対して、多くの直管部を備える伝熱管を配置可能である放射パネルを提供する。【解決手段】放射パネル1では、直管部S1〜S5と曲管部M1〜M4とが交互に連続し、熱媒体の流路として使用される伝熱管4を配置するものである。放射パネル1は、パネル本体2と、パネル本体2の縦方向に配列されて、それぞれ対応する直管部S1〜S5が取り付けられる少なくとも3つの直線状のヒートシンクH1〜H6とを備えており、ヒートシンクHの少なくとも1つは、パネル本体2の横方向に対して傾斜する。【選択図】図2

Description

本発明は、熱媒体の流路を備える放射パネルに関する。
従来、建物の天井面もしくは内壁面に複数個が連続して敷設され、伝熱管に冷温水を通水することにより、放射効果で室内の冷暖房を行うことができる放射パネルが使用されている(例えば非特許文献1)。
図8は、この種の放射パネルの従来例を示す。図8に示す従来の放射パネル100は、パネル本体2と、ヒートシンクH1〜H5と、伝熱管3とを備える。
パネル本体2は、平面視矩形の箱状を呈しており、縦方向の寸法は、例えば540mmである。ヒートシンクH1〜H5は、パネル本体2の底面に固定される。ヒートシンクH1〜H5は、パネル本体2の縦方向に配列されており、各ヒートシンクHは、パネル本体2の横方向に直線状に延びて、互いに平行である。
伝熱管3は、直管部Sと曲管部Mとが交互に連続するものであり、直管部Sとして直管部S1〜S5を有し、曲管部Mとして曲管部M1〜M4を有する。直管部S1〜S5は、ヒートシンクH1〜H5に取り付けられることで、パネル本体2の縦方向に配列されるものであり、ヒートシンクH1〜H5を通じて、直管部S1〜S5を通過する冷温水の熱が、パネル本体2に伝わる。
上記の伝熱管3には、耐食性、断熱性、可撓性、形状保持性、酸素バリア性を有する管が使用される。耐食性は、水による腐食を防止するために必要とされる。断熱性は、伝熱管を通過する冷温水の温度を維持するために必要とされる。可撓性は、放射パネルの製造作業を容易にするために必要とされる。形状保持性は、直管部や曲管部の形状を維持するために必要とされる。酸素バリア性は、冷温水への酸素の混入を阻止して、酸素による腐食を防止するために必要とされる。
図8の放射パネル100では、上記の性能を合わせ持つ、金属と樹脂とから構成される三層管が伝熱管3に使用されている。この三層管は、図9に示すように、アルミなどの金属層5の外側および内側にポリエチレンなどの樹脂層6,7が配置されたものである。三層管は、樹脂層6,7を備えることで、耐食性や断熱性や可撓性に優れ、金属層5を備えることで、形状保持性や酸素バリア性に優れる。また、三層管は、高い耐圧を有し、かつ軽量である。また、三層管は、水漏れの畏れのないシームレスの長尺管とすることができる。さらに、三層管は、樹脂層6の内面が滑らかなので、目詰まりを防止可能である。
上記の三層管は、品質面から、曲げ半径を小さくすることに限界があり、許容し得る曲げ半径の最小値(以下、最小曲げ半径)を有する。三層管の曲げ半径を最小曲げ半径よりも小さくした場合には、三層管の加工コストが許容限度を上回り、三層管に皺が生じることで、三層管は、断面形状が安定せず、品質に劣るものとなる。
図8の放射パネル100で使用される伝熱管3(三層管)は、曲管部M1〜M4が最小曲げ半径に曲げられたものであり、当該曲管部M1〜M4の寸法に合わせて、直管部S1〜S5の配列ピッチが100mmに設定されている。そして、このピッチでパネル本体2に平行に配列可能な直管部Sの最多数が5本であることで、伝熱管3には直管部S1〜S5が形成され、パネル本体2には、直管部S1〜S5を取り付けるために、ヒートシンクH1〜H5が100mmの中心間隔で配列されている。
伝熱管3の両端3a,3bのうち、いずれか一方の端は、熱媒体の入口として使用され、他方の端は、熱媒体の出口として使用される。伝熱管3の両端3a,3bを同一側に位置させるために、迂回部Uが、最前列の直管部S1に連続して設けられている。迂回部Uは、直管部S2〜S5や曲管部M1〜M4を迂回するように延びており、当該迂回部Uの先端が、伝熱管3の端3aをなして、熱媒体の入口又は出口として使用される。なお、迂回部Uは、ヒートシンクHに取り付けられるものではないため、パネル本体2への伝熱に寄与しない。
意匠登録第1427220号公報
ところで、放射パネルの熱放射性能を向上させるためには、パネル本体2への伝熱に寄与するヒートシンクHや直管部Sの伝熱面積を大きくする必要がある。そして、当該伝熱面積を大きくするためには、ヒートシンクHや直管部Sの数を多くする必要がある。直管部Sを平行に配列する場合には、ヒートシンクHや直管部Sの数を多くするために、曲管部Mの曲げ半径を小さくして、ヒートシンクHや直管部Sの配列ピッチを短くすることが考えられる。
しかしながら、上述したように、曲管部Mの曲げ半径を最小曲げ半径よりも小さくした場合には、伝熱管3の品質面で問題が生じる。このため、上記の曲管部Mの曲げ半径を小さくする対応で、配置可能なヒートシンクHや直管部Sの最多の数は、図8のように、曲管部Mを最小曲げ半径に曲げる場合の数(ヒートシンクH1〜H5や直管部S1〜S5の本数5に相当)とされ、上記の対応では、この数よりも多くのヒートシンクHや直管部Sを配置することができない。
また、図8の放射パネル100では、直管部S1〜S5の本数(5本)が奇数であることから、伝熱管3の両端3a,3bを同一側に位置させるために、迂回部Uが必要とされる。この迂回部Uは、伝熱管3の材料コストを高騰させるものである。
また、直管部SやヒートシンクHの本数が奇数となるときに、迂回部Uを設けない場合には、図10に示すように、熱媒体の入口Iや出口P(伝熱管3の端3a,3bに相当)は、必然的に放射パネル100の対角に位置するようになる。そして図10に示すように、複数の放射パネル100を連続して敷設する際に、上流側の放射パネル100の出口P(以下、上流側パネル出口P)と、下流側の放射パネル100の入口I(以下、下流側パネル入口I)とを向かい合わせない場合には、上流側パネル出口Pから下流側パネル入口Iまでの距離が長くなる。このため、上流側パネル出口Pと下流側パネル入口Iとを接続するために、長い配管資材Jを設ける必要がある(配管資材Jは伝熱管3と同一材料からなるものである)。
また、図11に示すように、上流側パネル出口Pと下流側パネル入口Iとが向かい合うよう、複数の放射パネル100を連続して敷設する場合には、隣り合う2つの放射パネル100,100の組ごとに、上流側パネル出口Pと下流側パネル入口Iの接続位置が変わる(放射パネル100A,100Bの組では、上流側パネル出口Pと下流側パネル入口Iの接続位置が、放射パネル100Bの一端側(図11の下側)にあるのに対して、放射パネル100B,100Cの組では、上流側パネル出口Pと下流側パネル入口Iの接続位置が、放射パネル100Bの他端側(図11の上側)にある)。したがって、隣り合う2つの放射パネル100,100を順次接続するために、放射パネル100を介する2位置からの作業が必要となる。
さらに図12に示すように、横方向に接続した複数の放射パネル100の組Xを、縦方向に順次配列する場合には、直近に敷設した組X1が作業者Wにとって邪魔になることで、次に敷設する組X2の配管作業や接続作業が困難になる(図12では、説明の便宜のため、組X1に含まれる放射パネル100D,100E,100F)について、輪郭のみ示している)。
また、従来の放射パネル100では、単位面積あたりに配置可能なヒートシンクHや直管部Sの数が少ないため、室内負荷に対応するために、パネル本体2(図8参照)の寸法を大きくして、パネル本体2に配置するヒートシンクHや直管部Sの数を多くする必要があった。しかしながら、放射パネルの敷設に使用可能な天井面等の面積には限界があるため、ヒートシンクHや直管部Sの数を増やすべく、パネル本体2の寸法を大きくすることができず、その結果、室内負荷に対応可能な放射パネル100を天井面等に配置できない事態や、過大な室内負荷に対して放射パネル100の熱放射性能が不足する事態が生じていた。
そして、上述のように放射パネル100の熱放射性能が不足する場合には、過大な室内負荷に対応するために、冷温水の温度を著しく低温或いは高温にしたり、放射パネル100への冷温水の供給量を著しく増加させる必要があった。しかしながら、冷温水の温度を著しく低温或いは高温にする場合には、エネルギー消費効率の成績係数(COP:Coefficient Of Performance)が大幅に低下し、冷温水の供給量を著しく増やす場合には、過大な冷温水の搬送動力が必要とされる。
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであって、その目的は、直管部と曲管部とが交互に連続し、熱媒体の流路として使用される伝熱管を配置するための放射パネルであって、パネル本体の寸法を小さく抑えつつ、所定本数の直管部を備える伝熱管を配置可能であり、また、所定寸法のパネル本体に対して、多くの直管部を備える伝熱管を配置可能である放射パネルを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る放射パネルは、直管部と曲管部とが交互に連続し、熱媒体の流路として使用される伝熱管を配置するための放射パネルであって、パネル本体と、前記パネル本体の縦方向に配列されて、それぞれ対応する前記直管部が取り付けられる少なくとも3つの直線状のヒートシンクとを備え、前記ヒートシンクの少なくとも1つは、前記パネル本体の横方向に対して傾斜する。
好ましくは、前記縦方向に隣り合うとともに、それぞれ前記横方向に対して傾斜する2つの前記ヒートシンクが含まれ、当該傾斜する2つのヒートシンクは、一端側又は他端側になるほど互いに接近する。
好ましくは、前記縦方向に順次並ぶとともに、それぞれ前記横方向に対して傾斜する少なくとも3つのヒートシンクが含まれ、当該傾斜する少なくとも3つのヒートシンクは、傾斜方向が交互に逆転することで、1の前記ヒートシンクと、この次に位置する2の前記ヒートシンクとが、一端側になるほど互いに接近し、当該2の前記ヒートシンクと、この次に位置する3の前記ヒートシンクとが、他端側になるほど互いに接近する。
好ましくは、前記ヒートシンクは、偶数本配列される。
好ましくは、最前列の前記ヒートシンクと最終列の前記ヒートシンクとは、前記横方向と平行に延びる。
好ましくは、前記伝熱管をさらに備える。
好ましくは、前記伝熱管は、金属或いは金属を含む材料から形成され、前記ヒートシンクは、金属から形成される。
好ましくは、前記伝熱管は、金属層の外側及び内側に樹脂層が配置される三層構造を有する。
好ましくは、前記ヒートシンクと前記伝熱管とは、機械的に嵌合することで密着し、前記ヒートシンクと前記パネル本体とは、両面テープや粘着材を用いる化学的な接合で密着する。
本発明の放射パネルによれば、ヒートシンクを平行に配列する場合に比べて、最前列のヒートシンクと最終列のヒートシンクとの間の距離や、隣り合う2つのヒートシンクの平均間隔を短くすることができる。このため、パネル本体の寸法を小さく抑えつつ、所定本数の直管部を備える伝熱管を配置可能であり、また、所定寸法のパネル本体に対して、多くの直管部を備える伝熱管を配置可能である。
本発明の実施形態に係る放射パネルを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る放射パネルに伝熱管が取り付けられた状態を示す平面図である。 図2のA−A線に沿って本実施形態の放射パネルを切断した状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る放射パネルを縦横に敷設した状態を示す平面図である。 本発明の変形例に係る放射パネルに伝熱管が取り付けられた状態を示す平面図である。 本発明の変形例に係る放射パネルに伝熱管が取り付けられた状態を示す平面図である。 本発明の変形例に係る放射パネルに伝熱管が取り付けられた状態を示す平面図である。 従来の放射パネルに伝熱管が取り付けられた状態を示す平面図である。 三層管の断面図である。 従来の放射パネルを連続して横方向に敷設した状態を示す平面図である。 従来の放射パネルを連続して横方向に敷設した状態を示す平面図である。 従来の放射パネルを縦横に敷設した状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る放射パネル1を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る放射パネル1に伝熱管4が取り付けられた状態を示す平面図である。図3は、図2のA−A線に沿って本実施形態の放射パネル1を切断した状態を示す断面図である。
本実施形態に係る放射パネル1は、熱媒体の流路として使用される伝熱管4(図2)を配置するものである。放射パネル1は、建物の天井面もしくは内壁面に連続して敷設され、熱媒体としての冷温水を伝熱管4に通水することにより、放射効果で室内の冷暖房を行う。
放射パネル1は、パネル本体2と、ヒートシンクH1〜H6とを備えており、パネル本体2やヒートシンクH1〜H6は、アルミなどの金属から製造される。パネル本体2は、図8の従来例と同様、平面視矩形の箱状を呈する。
図1及び図2に示すように、ヒートシンクH1〜H6は、直線状に延びるものであって、パネル本体2の縦方向に配列されている。ヒートシンクH1〜H6は、それぞれ、土台部D1〜D6と、取り付け部T1〜T6とを備える。土台部D1〜D6は、両面テープや粘着材を用いる化学的な接合で、パネル本体2の底面に密着する。取り付け部T1〜T6は、土台部D1〜D6の中央から突出するものであり、後述の直管部S1〜S6を凹みに嵌合可能なU字状の断面を有する。なお、ヒートシンクH1〜H6は、パネル本体2と一体とされるものであってもよい。
図2に示すように、伝熱管4は、直管部Sと曲管部Mとが交互に連続するものであり、伝熱管4の両端4a,4bのうち、いずれか一方は、熱媒体の入口として使用され、他方は、熱媒体の出口として使用される。
伝熱管4は、直管部Sとして直管部S1〜S6を有し、曲管部Mとして曲管部M1〜M5を有する。各曲管部Mは、図8の従来例と同様、最小曲げ半径に曲げ加工されている。直管部S1〜S6は、ヒートシンクH1〜H6の取り付け部T1〜T6(図1,図3)の凹みに機械的に嵌合することで、パネル本体2の縦方向に配列される。そして、直管部S1〜S6の外周面が取り付け部T1〜T6に面的に接触することで、直管部S1〜S6を通過する熱媒体の熱が、ヒートシンクH1〜H6を介して、パネル本体2に伝わり、パネル本体2と建物内の空気との熱交換により、建物内が冷房又は暖房される。
伝熱管4は、金属或いは金属を含む材料等から形成されるものであり、例えば、金属と樹脂とから構成される三層管を伝熱管4に使用することができる。この三層管は、図9に示したように、アルミなどの金属層5の外側および内側に樹脂層6,7が配置される三層構造を有する。なお、伝熱管4として、三層管の代わりに、最小曲げ半径を有する他の管、例えば最小曲げ半径を有する樹脂管や、最小曲げ半径を有するアルミ管などの金属管が使用されてもよい。
本実施形態は、図8の従来例と同様、伝熱管4の各曲管部Mを最小曲げ半径に曲げるものであるが、図8の従来例とは、ヒートシンクHのレイアウトが異なることで、図8の従来例よりも多くの直管部Sを備える伝熱管4を放射パネル1に配置するものである。以下、本実施形態におけるヒートシンクHのレイアウトについて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、最前列のヒートシンクH1や、最終列のヒートシンクH6は、パネル本体2の横方向と平行に延びている。これらヒートシンクH1,H6の中心は、パネル本体2の縦方向の端から間隔Cほど離れて位置する(図2)。ヒートシンクH1とヒートシンクH6との間で、縦方向に順次並ぶ4本のヒートシンクH2〜H5は、それぞれパネル本体2の横方向に対して傾斜するとともに、傾斜方向が交互に逆転している。このような傾斜配置により、ヒートシンクH2と、この次に位置するヒートシンクH3とは、他端側になるほど互いに接近し、ヒートシンクH3と、この次に位置するヒートシンクH4とは、一端側になるほど互いに接近し、ヒートシンクH4と、この次に位置するヒートシンクH5とは、他端側になるほど互いに接近している(図2において、E1〜E6はヒートシンクH1〜H6の一端を示し、F1〜F6はヒートシンクH1〜H6の他端を示す)。
以上のレイアウトにより、パネル本体2の横方向に対して傾斜するヒートシンクH(以下、傾斜するヒートシンクH)は、隣り合う他のヒートシンクHに対して、一端側又は他端側になるほど接近している。
例えば、傾斜するヒートシンクH3は、隣り合うヒートシンクH4に対して一端側になるほど接近している。このヒートシンクH3では、一端E3の中心が、他端F3の中心に比べて、傾斜幅dほど、ヒートシンクH4側(図2の下側)に寄っている。傾斜幅dとは、傾斜するヒートシンクHの勾配と長さを乗じた値である。
また、縦方向に隣り合うとともに、それぞれ傾斜する2つのヒートシンクH,Hは、一端側又は他端側になるほど互いに接近している。
例えば、縦方向に隣り合うヒートシンクH2,H3は、他端側になるほど互いに接近している。これらヒートシンクH2,H3では、一端同士E2,E3の中心間隔が、曲管部M2の寸法に応じた間隔Kとされ、他端同士F2,F3の中心間隔が、間隔Kよりも長さ2dほど短いK−2dとされている。上記の長さ2dは、ヒートシンクH2の傾斜幅dと、ヒートシンクH3の傾斜幅dとの合計に相当する。
さらに、放射パネル1では、ヒートシンクH2〜H4の傾斜方向が交互に逆転することで、一端側又は他端側になるほど互いに接近する2つのヒートシンクの組が、(H2,H3)(H3,H4)(H4,H5)の3組構成されている。これら3組は、最も接近する端同士の位置する側が交互に変わっており、最も接近する端同士の中心間隔が、いずれもK−2dとなっている(H2,H3の他端同士F2,F3の中心間隔や、H3,H4の一端同士E3,E4の中心間隔や、H4,H5の他端同士F4,F5の中心間隔が、いずれもK−2dとなっている)。
伝熱管4は、ヒートシンクH1〜H6に直管部S1〜S6を取り付け可能であり、隣り合う直管部S,Sの一端同士と他端同士とが曲管部Mを介して交互に連通する構造を有する(上記の直管部Sの一端や他端とは、曲管部Mへ移行する境界に相当する)。すなわち、最前列の直管部S1と最終列の直管部S6とは、互いに平行に延びており、それぞれヒートシンクH1やヒートシンクH6に取り付け可能とされる。直管部S1と直管部S6との間で、縦方向に順次並ぶ4本の直管部S2〜S5は、それぞれヒートシンクH2〜H5に対応する勾配で傾斜して、傾斜方向が交互に逆転している。この傾斜構造により、直管部S2と、この次に位置する直管部S3とは、他端側になるほど互いに接近し、直管部S3と、この次に位置する直管部S4とは、一端側になるほど互いに接近し、直管部S4と、この次に位置する直管部S5とは、他端側になるほど互いに接近している。
そして、直管部S1と直管部S2とは、他端同士が曲管部M1を介して連通し、直管部S2と直管部S3とは、一端同士が曲管部M2を介して連通し、直管部S3と直管部S4とは、他端同士が曲管部M3を介して連通し、直管部S4と直管部S5とは、一端同士が曲管部M4を介して連通し、直管部S4と直管部S5とは、他端同士が曲管部M5を介して連通している。
本実施形態の放射パネル1によれば、同数のヒートシンクHを間隔Kで平行に配列する場合に比べて、最前列のヒートシンクHと最終列のヒートシンクHとの間の距離(以下、最前例〜最終列の距離)を短くすることができる。
つまり、本実施形態の放射パネル1と同数(6本)のヒートシンクH1〜H6を、間隔Kで平行に配列する場合には、最前列〜最終列の距離は、5Kとなる(5K=間隔K×隣り合う2つのヒートシンクH,Hの間の数5)。
これに対し、本実施形態の放射パネル1(図1〜図3)では、最前列〜最終列の距離が、5K−4d(=K+K−2d+K+K−2d+K)であり、上記の距離5Kよりも長さ4dほど短い。この長さ4dは、傾斜するヒートシンクH2,H3,H4,H5の傾斜幅d,d,d,dを合計した長さに相当する。
また、本実施形態の放射パネル1では、傾斜するヒートシンクH2〜H5が含まれていることで、隣り合う2つのヒートシンクH,Hの平均間隔が、(5K−4d)/5となり、間隔Kよりも短い。
以上のように、本実施形態によれば、最前列〜最終列の距離や、ヒートシンクH,Hの平均間隔を短くすることができる。このため、パネル本体2の寸法を小さく抑えつつ、所定本数の直管部Sを備える伝熱管を配置することができ、また、所定寸法のパネル本体2に対して、多くの直管部Sを備える伝熱管を配置することができる。
さらに本実施形態によれば、曲管部Mの曲げ半径を小さくすることを要せず、多くの直管部Sを配置できる。このため、直管部Sの数を、曲管部Mの曲げ半径を小さくする対応では不可能な数に、増やすことができる。
また、最前列のヒートシンクH1や最前列のヒートシンクH6が、パネル本体2の横方向と平行に延びることで、ヒートシンクH1,H6は、それぞれ、その全幅に亘り、隣り合うヒートシンクH2,H5との中心間隔が、間隔K以下に抑えられる。このことによっても、最前列〜最前列の距離や、ヒートシンクH,Hの平均間隔が、短く抑えられる。
また、本実施形態によれば、単位面積あたりの直管部SやヒートシンクHの数を多くすることができるため、パネル本体2の寸法を大きくせずとも、放射パネル1の熱放射性能を向上させることができる。このため、放射パネルの敷設に使用可能な天井面等の面積が狭い場合でも、当該狭い面積に配置する放射パネル1を、室内負荷に充分対応可能なものとすることができる。
そして、上述のように放射パネル1の熱放射性能を向上させることができるため、室内負荷が過大である場合に、熱媒体の温度を著しく低温或いは高温にしたり、熱媒体の供給量を著しく増やすことを要せず、パネル本体2の表面を所望の一定温度に保つことができる。このため、エネルギー消費効率の成績係数(COP)が低下することを防止でき、過大な冷温水の搬送動力を要しない。
なお、放射パネル1に供給する熱媒体の量は、室内負荷に応じて変更されてもよい。例えば、室内負荷が定常である場合には、放射パネル1に供給する熱媒体の量を少なくして、伝熱管4の出入口(伝熱管4の端4a,4b)における熱媒体の温度差を大きくし、室内負荷が過大である場合には、放射パネル1に供給する熱媒体の量を多くして、伝熱管2の出入口における熱媒体の温度差を小さくしてもよい。このようにすれば、放射パネル1に供給する熱媒体の温度を変えることなく、パネル本体2の表面を一定温度に保ち、過大な室内負荷に対応することが可能になる。
また、本実施形態によれば、上述のように多くの直管部Sを配置できるので、配置可能な直管部Sの偶数の本数を多くすることができる。そして図2のように、偶数本の直管部S1〜S6を配置した場合には、熱媒体の入口や出口として使用する伝熱管4の両端4a,4bを、同じ側に位置させることができる。このため、図8の従来例のように迂回部Uを設ける必要がないので、伝熱管4の材料コストを安価に抑えることができる。
また、上述のように、直管部Sの本数を偶数本にして、熱媒体の入口Iや出口P(伝熱管4の端4a,4b)を同じ側に位置させることで、図4に示すように、複数の放射パネル1を連続して敷設する際に、上流側の放射パネル1の出口P(以下、上流側パネル出口P)と、下流側の放射パネル1の入口I(以下、下流側パネル入口I)とを向かい合わせることができる(図4に示す放射パネル1A〜1Fは、伝熱管4の端4a,4bがパネル本体2の外側に開口するように、図2に示す構成を変形したものである)。このため、図10に示す従来例のように配管資材Jを設置することを要せず、上流側パネル出口Pと下流側パネル入口Iとを接続することができる。したがって、放射パネル1の敷設に要する工数を低減させることができる。
また、図4に示すように、上流側パネル出口Pと下流側パネル入口Iとが向かい合うよう、複数の放射パネル1を連続して敷設することで、隣り合う2つの放射パネル1,1の各組は、いずれも、上流側パネル出口Pと下流側パネル入口Iの接続位置が同じ側に位置する(放射パネル1A,1Bの組や、放射パネル1B,1Cの組は、いずれも、上流側パネル出口Pと下流側パネル入口Iの接続位置が、放射パネル1Bの一端側(図4の下側)にある)。したがって、同一側からの作業で、隣り合う2つの放射パネル1,1を順次接続することができる。
また、図4に示すように、横方向に接続した複数の放射パネル1の組Xを、縦方向に順次配列する場合には、直近に敷設した組X1の反対側に、次に敷設する組X2の上流側パネル出口Pや下流側パネル入口Iを位置させることで、直近に敷設した組X1が、次に敷設する組X2の配管作業や接続作業の邪魔にならない。
なお、図4に示すように、複数の放射パネル1を敷設する場合には、熱媒体を循環させる必要のある放射パネル1を選定して、この選定した放射パネル1に対してのみ熱媒体を供給するようにしてもよい。このようにすることで、熱媒体の搬送動力を小さく抑えることができる。
また、本実施形態によれば、伝熱管4が金属或いは金属を含む材料から形成され、ヒートシンクH1〜H6が金属から形成されるので、熱媒体と放射パネル1との温度差を小さく抑えることができる。このため、建物内への伝熱量を増加させることができる。
さらに、ヒートシンクH1〜H6と伝熱管4とが、機械的に嵌合することで密着し、ヒートシンクH1〜H6とパネル本体2とが、両面テープや粘着材を用いる化学的な接合で密着することで、熱媒体の熱が、伝熱管4、ヒートシンクH1〜H6、パネル本体2へと、厚さ方向に確実に伝わる。そして、パネル本体2に伝わった熱がパネル本体2の面方向に拡散して、当該拡散した熱と、建物内の空気の熱との熱交換が行なわれるので、建物内への伝熱量を確実に増加させることができる。なお、伝熱管4とヒートシンクH1〜H6との密着性を高めるために、伝熱管4は、取り付け部T1〜T6(図1,図3)の凹みに嵌め込む際に径が縮小し、取り付け部T1〜T6の凹みに嵌め込んだ後に、径が拡径するものであることが好ましい。
なお、ヒートシンクHのレイアウトは、上記の実施形態に限定されず、伝熱管4の構造やパネル本体2の寸法に応じて、種々改変することができる。
例えば、上記実施形態では、6本のヒートシンクH1〜H6を配列する例を示したが、ヒートシンクHの数は、3以上の任意の複数に設定できる。
また、上記実施形態では、ヒートシンクH1,H6が、パネル本体2の横方向と平行に延びる例を示したが、ヒートシンクH1,H6のうち、一方が、パネル本体2の横方向と平行に延び、他方が、隣り合うヒートシンクHに対して、一端側になるほど接近するものであってよい。また、ヒートシンクH1,H6の双方が、隣り合うヒートシンクH2,H5に対して、一端側になるほど接近するものであってよい。以上のようにしても、ヒートシンクH1,H6は、その全幅に亘り、ヒートシンクH2,H5との中心間隔が、間隔K以下に抑えられる。このため、最前列〜最前列の距離や、ヒートシンクH,Hの平均間隔を短く抑える上で有利となる。
また、上記実施形態では、4本のヒートシンクH2〜H5の傾斜方向が交互に逆転する例を示したが、傾斜方向が交互に逆転するヒートシンクHの本数は、3本以上の任意の複数とすることができる。
図5は、ヒートシンクH2〜H4の傾斜方向が交互に逆転し、他のヒートシンクH1,H5,H6が傾斜しない変形例の放射パネル10を示す。この変形例によれば、最前列〜最終列の距離が、5K−3d(=K+K−2d+K+K−d+K)となり、ヒートシンクH1〜H6を間隔Kで平行に配置する場合に比べて、長さ3dほど短くなる(長さ3dは、ヒートシンクH2,H3,H4の傾斜幅d,d,dの合計に相当する)。また、隣り合う2つのヒートシンクH,Hの平均間隔が、(5K−3d)/5となり、間隔Kよりも短くなる。なお、ヒートシンクH1〜H3,H3〜H5,H4〜H6の傾斜方向を、交互に逆転させてもよい。このようにしても、上記と同様に、最前列〜最終列の距離や、ヒートシンクH,Hの平均間隔を、短くすることができる。
また、上記実施形態では、一端側又は他端側に互いに接近する2つのヒートシンクの組が、(H2,H3)(H3,H4)(H4,H5)の3組構成される例を示したが、上記互いに接近する2つのヒートシンクの組は、3以外の任意の複数であってもよく、1つだけであってもよい。
図6は、ヒートシンクH2,H3が、他端側になるほど互いに接近するよう傾斜し、他のヒートシンクH1,H4,H5,H6が傾斜しない変形例の放射パネル11を示す。この変形例によれば、最前列〜最終列の距離が、5K―2d(=K+K−2d+K+K+K)となり、ヒートシンクH1〜H6を間隔Kで平行に配置する場合に比べて、長さ2dほど短くなる(長さ2dは、ヒートシンクH2,H3の傾斜幅d,dの合計に相当する)。また、ヒートシンクH,Hの平均間隔は、(5K−2d)/5となり、間隔Kよりも小さくなる。なお、ヒートシンクH2,H3以外の隣り合う2つのヒートシンクH,Hが、一端側又は他端側に互いに接近するよう傾斜してもよい。このようにしても、上記と同様に、最前列〜最終列の距離や、ヒートシンクH,Hの平均間隔を短くできる。
また、上記実施形態では、傾斜するヒートシンクH2〜H5の本数が4本である例を示したが、傾斜するヒートシンクHの数は、4本以外の任意の複数であってもよく、1本だけであってもよい。
図7は、ヒートシンクH2のみが傾斜し、その他のヒートシンクH1,H3〜H6が傾斜しない変形例の放射パネル12を示す。この変形例によれば、最前列〜最終列の距離が、5K―d(=K+K−d+K+K+K)となり、ヒートシンクH1〜H6を間隔Kで平行に配置する場合に比べて、ヒートシンクH2の傾斜幅dほど短くなる。また、ヒートシンクの平均間隔は、(5K−d)/5となり、間隔Kよりも小さくなる。なお、ヒートシンクH2以外のヒートシンクHを傾斜させてもよい。このようにしても、上記と同様に、最前列〜最終列の距離や、ヒートシンクH,Hの平均間隔を短くできる。
また、上記実施形態では、傾斜するヒートシンクH2〜H5の傾斜幅dが同一である例を示したが、傾斜する各ヒートシンクHの傾斜幅dは、異なっていてもよい。
本発明者らは、本発明の実施例として、図1〜図3に示す放射パネル1を製作している。この実施例は、図8の従来例と同一寸法のパネル本体2を使用し、また図8の従来例と同様に、各曲管部Mを最小曲げ半径に曲げたものである。下記の表1に、図2の符号d,C,K,K−2dに対応する設計寸法や、パネル本体2の縦方向の長さ(5K−4d+2C)に対応する設計寸法を示す。
表1の寸法で設計した実施例は、図1〜図3に示す通り、6本のヒートシンクH1〜H6や直管部S1〜S6を配置するものとなった。このヒートシンクH1〜H6や直管部S1〜S6の本数6は、図8の従来例の本数5に比べて、1本多いものである。このことから、本発明によれば、所定寸法のパネル本体2に対して、多くの直管部Sを備える伝熱管を配置可能であることが確認された。
1,10,11,12 放射パネル、
2 パネル本体、
4 伝熱管、
5 金属層、
6,7 樹脂層
H1,H2,H3,H4,H5,H6 ヒートシンク、
E1,E1,E2,E3,E4,E5,E6 ヒートシンクの一端、
F1,F1,F2,F3,F4,F5,F6 ヒートシンクの他端、
M1,M2,M3,M4,M5 曲管部
S1,S2,S3,S4,S5,S6 直管部

Claims (9)

  1. 直管部と曲管部とが交互に連続し、熱媒体の流路として使用される伝熱管を配置するための放射パネルであって、
    パネル本体と、
    前記パネル本体の縦方向に配列されて、それぞれ対応する前記直管部が取り付けられる少なくとも3つの直線状のヒートシンクとを備え、
    前記ヒートシンクの少なくとも1つは、前記パネル本体の横方向に対して傾斜する放射パネル。
  2. 前記縦方向に隣り合うとともに、それぞれ前記横方向に対して傾斜する2つの前記ヒートシンクが含まれ、
    当該傾斜する2つのヒートシンクは、一端側又は他端側になるほど互いに接近する請求項1に記載の放射パネル。
  3. 前記縦方向に順次並ぶとともに、それぞれ前記横方向に対して傾斜する少なくとも3つのヒートシンクが含まれ、
    当該傾斜する少なくとも3つのヒートシンクは、傾斜方向が交互に逆転することで、1の前記ヒートシンクと、この次に位置する2の前記ヒートシンクとが、一端側になるほど互いに接近し、当該2の前記ヒートシンクと、この次に位置する3の前記ヒートシンクとが、他端側になるほど互いに接近する請求項1又は2に記載の放射パネル。
  4. 前記ヒートシンクは、偶数本配列される請求項1乃至3のいずれかに記載の放射パネル。
  5. 最前列の前記ヒートシンクと最終列の前記ヒートシンクとは、前記横方向と平行に延びる請求項1乃至4のいずれかに記載の放射パネル。
  6. 前記伝熱管をさらに備える請求項1乃至5のいずれかに記載の放射パネル。
  7. 前記伝熱管は、金属或いは金属を含む材料から形成され、
    前記ヒートシンクは、金属から形成される請求項6に記載の放射パネル。
  8. 前記伝熱管は、金属層の外側及び内側に樹脂層が配置される三層構造を有する請求項7に記載の放射パネル。
  9. 前記ヒートシンクと前記伝熱管とは、機械的に嵌合することで密着し、
    前記ヒートシンクと前記パネル本体とは、両面テープや粘着材を用いる化学的な接合で密着する請求項7又は8に記載の放射パネル。
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