JP2016044621A - 航空機エンジンの取り付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パイロンに対するエンジンの位置決めを容易にすることで、取り付け作業を迅速にできる航空機エンジンの取り付け方法を提供する。
【解決手段】航空機のエンジン1を取り付け対象であるパイロン30に向けてリフトアップして、所定位置に達したならば、パイロン30にエンジンを固定する航空機エンジンの取り付け方法において、パイロン30に対して、エンジン1の水平方向の位置決めを行うガイド4F,4Rを、エンジン1の前方及び後方のそれぞれに設ける。エンジン1が、エンジン1による推進力をパイロン30に伝達するシェアピン3F,3Rを備え、パイロン30が、シェアピン3F,3Rが嵌入されるピン受け36F,36Rを備える場合に、ガイド4F,4Rは、それぞれシェアピン3F,3Rに近接して設けられるのが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、航空機のエンジンをパイロンストラットに取り付ける方法に関する。
航空機のターボファン式のエンジンは、翼に対し、パイロンストラット(以下、単にパイロン)と称される構造部材を介して取り付けられる。
通常、他の製造工場で製造されたエンジンは、組立工場まで搬送された後に、翼に取り付けられる。エンジンは、台車(dolly:ドーリ)に載せられた状態で搬送され、台車に載せられたままで翼に取り付けられる。エンジンをパイロンとの取り付け位置まで持ち上げる必要があり、そのために、台車を保持した状態で昇降する機能を備えた構造体が用いられる(例えば、特許文献1)。
特表2013−511643号公報
エンジンをパイロンに取り付ける作業は、エンジンの重量が嵩むのに加え、パイロンとの相対的な位置決めを正確に行いながら進める必要があるために、相当の時間を要する。
そこで、本発明は、パイロンに対するエンジンの位置決めを容易にすることで、取り付け作業を迅速にできる航空機エンジンの取り付け方法を提供する。
本願は上記の目的に対して第1発明と第2発明を提案する。
第1発明は、航空機のエンジンを取り付け対象であるパイロンに向けてリフトアップして、所定位置に達したならば、パイロンにエンジンを固定する航空機エンジンの取り付け方法において、パイロンに対して、エンジンの水平方向の位置決めを行うガイドを、エンジンの前後方向に分散して設ける、ことを特徴とする。
本発明の取り付け方法において、エンジンが、エンジンによる推進力をパイロンに伝達するシェアピンを備え、パイロンが、シェアピンが嵌入されるピン受けを備えるえるものとすると、ガイドは、シェアピンに近接して設けられることが好ましい。
本発明の取り付け方法において、エンジンが、シェアピンを備えるエンジンマウントを備え、パイロンが、ピン受けを備えるパイロンマウントを備えるものとすると、ガイドは、エンジンマウントとパイロンマウントの間に架け渡されていることが好ましい。
本発明の取り付け方法において、エンジンマウントとパイロンマウントとの間に、エンジンマウント又はパイロンマウントとの平行度を確認する板状ゲージを介在させることが好ましい。
板状ゲージを介在させる場合には、厚さの異なる複数種の板状ゲージを用いることが好ましく、これは、少なくとも以下の第1形態と第2形態とを含んでいる。
第1形態は、当初に、厚さの異なる複数種の板状ゲージを積層して、エンジンマウントとパイロンマウントとの間に介在させ、エンジンのリフトアップの程度に応じて、厚さの厚い板状ゲージを抜き取る、というものである。
また、第2形態は、当初に、第1板状ゲージをエンジンマウントとパイロンマウントとの間に介在させ、エンジンを所定量だけリフトアップしてから第1板状ゲージを抜き取り、その代わりに、第1板状ゲージよりも厚い第2板状ゲージをエンジンマウントとパイロンマウントとの間に介在させ、エンジンを所定量だけリフトアップしてから第2板状ゲージを抜き取る、という手順を必要な回数だけ繰り返す。
以上説明した板状ゲージを用いる手法は、ガイドを用いる本願の第1発明とは独立して行うことができる。つまり本願の第2発明は、航空機のエンジンを取り付け対象であるパイロンに向けてリフトアップして、所定位置に達したならば、パイロンにエンジンを固定する航空機エンジンの取り付け方法において、エンジンが、パイロンとの固定に供されるエンジンマウントを備え、パイロンが、エンジンマウントとの固定に供されるパイロンマウントを備える場合に、リフトアップの過程において、エンジンマウントとパイロンマウントとの間に、エンジンマウント又はパイロンマウントとの平行度を確認する板状ゲージを介在させる、ことを特徴とする航空機エンジンの取り付け方法をも提供する。
本願の第2発明について、前述した第1発明の好ましい形態を適宜適用することができる。
以上説明した本願の第1発明によると、パイロンに対して、エンジンの水平方向の位置決めを行うガイドを、エンジンの前方と後方のそれぞれに設けるので、エンジンは、パイロンに対する水平方向の位置決めがなされながらパイロンに取り付けられる。
また、本願の第2発明によると、板状ゲージを用いることにより、見かけ上、エンジンとパイロンの間隔を狭くできるので、エンジンとパイロンの間の平行度の確認を容易かつ正確にすることができる。したがって、第2発明によると、エンジンは、パイロンに対する鉛直方向の位置決めがなされながらパイロンに取り付けられる。
本実施形態に係るエンジンの取り付け方法において、エンジンがパイロンの直下に配置された状態を示す図である。 本実施形態に係るエンジンとエンジンを載せる台車を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本実施形態に係る架台を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本実施形態に係るエンジンの取り付け方法の主要な手順を示す図である。 本実施形態に係る棒ガイドの動作を示す図であり、(a)は前方側の棒ガイドを示し、(b)は後方側の棒ガイドを示す。 本実施形態に係る板状ゲージの使用方法を示す図であり、(a)は当初に最大の枚数の板状ゲージを挟んだ様子を示し、(b)は一枚ずつ板状ゲージを引き抜く過程を示している。 本実施形態に係る台車の牽引方法の概略を示し、(a)前方側を、(b)は後方側を示す。
以下、本発明のエンジン取り付け方法の実施形態を説明する。
本実施形態は、図1に示すように、航空機のエンジン1を主翼に設けられるパイロン30に取り付ける作業を迅速に行えるところに特徴を有している。この特徴は、詳しくは後述する棒状のガイド4F,4Rによるエンジン1の水平方向の位置決め、及び、厚さ調整ゲージ50によるエンジン1の鉛直方向の位置決めにより実現される。
本実施形態は、新たに製造されたエンジン1を機体に取り付けるとき、あるいは、航空機の点検・整備に際して一旦取り外されたエンジン1を取り付けるときに適用できる。なお、本実施形態における前・後は、エンジン1の前・後(図1の左側が前、右側が後)に従うものとする。また、図1の上下方向が鉛直方向に一致し、図1の左右方向が水平方向に一致するものとする。
エンジン1の取り付けに当たり、図1に示すように、エンジン1は、架台20に支持される台車10に載せられて、取り付けの直接的な対象となるパイロン30の直下まで搬送される。そうすると、架台20に設けられる昇降手段としてのチェーンホイスト26(図1〜図3には省略。図7参照)により、エンジン1を載せた台車10をパイロン30に向けてリフトアップさせる。
[取り付けに関わる要素の構成]
エンジン1は、前後に間隔を空けて2つのエンジンマウント2F,2Rを備えている。2つのエンジンマウント2F,2Rは、それぞれ2本のシェアピン3F,3Rを備えており、このシェアピン33F,3Rは、パイロン30が備えるパイロンマウント33F,33Rに形成されるピン受け36F,36R(図5参照)に嵌入される。したがって、エンジン1の推力は、エンジンマウント2F,2Rのシェアピン3F,3Rを介して、パイロンマウント33F,33R及びパイロン30に伝えられる。
パイロン30は、エンジン1の前後に設けられる一対のエンジンマウント2F,2Rに対応する一対のパイロンマウント33F,33Rを備えており、エンジンマウント2F,2Rがパイロンマウント33F,33Rにボルト締めにより締結されることで、エンジン1がパイロン30を介して主翼に取り付けられる。エンジンマウント2F,2Rのシェアピン3F,3Rはパイロンマウント33F,33Rのピン受け36F,36Rに嵌入されるので、エンジン1の推力がパイロン30に伝達可能とされる。
シェアピン3F,3Rの推力の伝達という機能を考慮して、シェアピン3F,3Rとピン36F,36Rの嵌め合いの交差は微小に設定されている。したがって、シェアピン3F,3Rとピン36F,36Rの軸心どうしがずれて相互に傾いているのに無理にシェアピン3F,3Rをピン36F,36Rに嵌入させようとすると、シェアピン3F,3Rが破損するか又はピン36F,36Rの周囲が破損するおそれがある。破損したままでは、シェアピン3F,3Rが推力の伝達機能を果たすことができなくなる。したがって、エンジン1を取り付ける過程で、シェアピン3F,3Rとピン36F,36Rの軸心どうしを合わせるために、エンジンマウント2F,2Rとパイロンマウント33F,33Rの当接面どうしが常に平行になるように、鉛直方向の位置決めがなされる必要がある。これが、エンジン1の取り付け作業に時間を要する一因と言える。
エンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fの間、及び、エンジンマウント2Rとパイロンマウント33Rの間には、棒状のガイド4F,4Rが架け渡されている。ガイド4F,4Rは、エンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fの間、及び、エンジンマウント2Rとパイロンマウント33Rの間の水平方向の位置決めに寄与する。ガイド4F,4Rについて、詳しくは、後述する。
台車10は、エンジン1の製造現場でエンジン1を載せ、適宜の手段でエンジン1の動きを拘束し、エンジン1とともに、エンジン1の取り付け現場まで搬送される。
台車10は、図1及び図2に示すように、平面形状が矩形の基台11と、基台11のおもて面に設けられる支持台12A,12B,12Cとを備えている。支持台12A,12B,12Cは、前方側からこの順に配列されており、それぞれがエンジン1を支持する。基台11のおもて面には、台車10を釣り上げるチェーンホイスト26を係止するフック16が四隅に設けられている。
なお、台車10は、物流用のパレットと同様に持ち上げられて搬送されることを前提としているが、うら面に車輪を設けて走行可能にすることもできる。また、台車10は、構造用鋼、その他の金属材料で形成される。架台20も同様である。さらに、台車10は、エンジン1を保持した状態で移動が可能であればその構造は、上記に捉われない。
架台20は、図1及び図3に示すように、台車10を介して取り付け現場まで搬送されるエンジン1を、台車10ごと保持しながら移動し、パイロン30の直下まで移動したならばパイロン30に向けてリフトアップさせる。
架台20は、平面形状がコの字形の基礎フレーム21と、基礎フレーム21のおもて面側のほぼ四隅に立設される支柱23A,23B,23C,23Dと、基礎フレーム21のうら面側のほぼ四隅に設けられる定盤24A,24B,24C,24Dと、を備えている。
架台20は、基礎フレーム21と支柱23A,23B,23C,23Dにより囲まれる領域に、エンジン1を保持する台車10を収容し、作業員の手動により動作するチェーンホイスト26を用いて、台車10ごとエンジン1を引っ張り上げる。チェーンホイスト26を機能させるために、支柱23A,23B,23C,23Dのそれぞれは、チェーンホイスト26を吊り下げるフック25を備えている。なお、図1には、チェーンホイスト26の一部のチェーンのみを図示している。
[エンジン1の取り付け手順]
さて、以上の台車10及び架台20を用いて、エンジン1をパイロン30に取り付ける手順を説明する。
はじめに、図4(a)に示すように、エンジン1を載せている台車10を架台20の収容スペースに移動させて、架台20に保持させる。ついで、図4(b)に示すように、エンジン1及び台車10を保持する架台20をパイロン30の直下の所定位置まで移動させる(図1)。
[水平方向の位置決め]
次に、図5(a),(b)の各々の上段の図に示すように、ガイド4F,4Rをエンジンマウント2F,2Rとパイロンマウント33F,33Rに間に装着する。
ガイド4F,4Rは、軸部4Aと頭部4Bからなるボルト状の部材であり、軸部4Aの先端部分にはおねじが切られている。
ガイド4Fを装着するために、エンジンマウント2Fには、ガイド4Fのおねじが噛み合わされるめねじが切られており、パイロンマウント33Fには、ガイド4Fの軸部4Aが進退する軸孔34が表裏を貫通して形成されている。さらに、パイロン30の本体部分であって、軸孔34に対応する部位には、軸孔34に連なり、ガイド4Fの軸部4A及び頭部4Bが進退する軸孔35が表裏を貫通して形成されている。
ガイド4Fは、パイロン30の軸孔35及びパイロンマウント33Fの軸孔34を貫通して、軸部4Aの先端部分のおねじがエンジンマウント2Fのめねじに噛み合わされる。したがって、ガイド4Fはエンジンマウント2Fと一体となって鉛直方向に昇降しうるが、このとき、ガイド4Fはパイロンマウント33Fによって、水平方向への移動が拘束される。こうして、エンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fは、お互いの間に装着されるガイド4Fによって、水平方向の位置決めがなされる。
なお、ガイド4F,4Rは、図5では、エンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fの間、エンジンマウント2Rとパイロンマウント33Rの間のそれぞれに1本のみを示しているが、シェアピン3F,3Rの数に対応して2本、あるいはそれ以上の本数を装着することができる。
図5(b)の上段に示すように、後方側に位置するエンジンマウント2Rとパイロンマウント33Rの間にもガイド4Rが装着される。このガイド4Rは、軸部4A及び頭部4Bの上下が逆さまの関係になっていることを除くと、前方側のエンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fの間に装着されたのと同じであるから、以降の説明は省略する。
さて、ガイド4F,4Rを以上のように装着したならば、図5(a),(b)の下段に示すように、エンジンマウント2Fがパイロンマウント33Fに突き当り、エンジンマウント2Rがパイロンマウント33Rに突き当るまで、台車10をリフトアップさせる。この過程において、エンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fはガイド4Fにより位置決めがなされ、エンジンマウント2Rとパイロンマウント33Rはガイド4Rにより位置決めがなされながら、エンジン1はパイロン30に接近する。
[鉛直方向の位置決め]
以上では水平方向におけるエンジン1の位置決めに有効なガイド4の説明をしたが、以下説明するように、本実施形態は鉛直方向におけるエンジン1の位置決めに有効な手法を提案する。
この手法は、図6(a)に示すように、エンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fの間に、板状ゲージG1〜G5を挿入することで、エンジン1の取り付け過程において、エンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fの間の平行度を確認するのに用いられる。なお、ここではエンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fを例示するが、エンジンマウント2Rとパイロンマウント33Rについても同様に板状ゲージG1〜G5が用いられる。
なお、図6は、板状ゲージG1〜G5の機能を説明するのに必要なエンジンマウント2F、パイロンマウント33Rに絞って記載している。また、図6(a)の左側は正面図、左側は側面図である。
板状ゲージG1〜G5は、外形の寸法が同じ矩形の偏平な板材であるが、厚さが相違する。板状ゲージG1〜G5の厚さをそれぞれT1〜T5とすると、T1>T2>T3>T4>T5が成り立つ。板状ゲージG1〜G5は、エンジン1の取り付けに際して必要とされるエンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fの平行のレベルに応じた平坦度を有している。
板状ゲージG1〜G5は、平面形状が矩形をなしているが、シェアピン3Fが収容されるU字状の溝Uが形成されている。溝Uは、板状ゲージG1〜G5の一方の長辺から他方の長辺に向けて所定の位置まで窪むように形成されている。
当初は、図6(a)に示すように、全ての板状ゲージG1〜G5を上から厚い順に重ねた積層体をエンジンマウント2Fの上に載せる。次いで、エンジン1を載せた台車10をリフトアップさせ、最上位に位置する板状ゲージG1がパイロンマウント33Fに触れる直前に達したならば(図6(b)のステップ1)、台車10のリフトアップを停止させる。この時点で、板状ゲージG1、つまりエンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fの平行度を確認し、所望する平行度が得られていなければ平行度を調整する。平行度の調整については、後述する。なお、図6(b)において、最上位の板状ゲージG1とパイロンマウント33Fの間を隙間なく描いているが、実際には、微小な隙間があけられている。
板状ゲージG1とパイロンマウント33Fの間の所望する平行度が得られたならば、板状ゲージG1を抜き取った後に、エンジン1を載せた台車10をリフトアップさせ、最上位に位置する板状ゲージG2がパイロンマウント33Fに触れる直前に達したならば(図6(b)のステップ2)、台車10のリフトアップを停止させる。そして、板状ゲージG2とパイロンマウント33Fの平行度を確認し、所望する平行度が得られていなければ平行度を調整する。
板状ゲージG2とパイロンマウント33Fの間の所望する平行度が得られたならば、板状ゲージG2を抜き取った後に、エンジン1を載せた台車10をリフトアップさせ、最上位に位置する板状ゲージG3がパイロンマウント33Fに触れる直前に達したならば(図6(b)のステップ3)、台車10のリフトアップを停止させる。そして、板状ゲージG3とパイロンマウント33Fの平行度を確認し、所望する平行度が得られていなければ平行度を調整する。
以降は、以上の手順に従って、板状ゲージG3〜G5の抜き取り、台車10のリフトアップ・停止及び平行度の確認・調整を順に行い、最終的には最も薄い板状ゲージG5を抜き取ってから、エンジンマウント2Fがパイロンマウント33Fに突き当たるまで台車10をリフトアップさせる(図6(b)のステップ6)。そうしたならば、エンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fを所定の締結手段により締結して、エンジン1をパイロン30(主翼)に取り付ける。
[昇降機構の構成]
次に、図7を参照して、エンジン1を載せた台車10を昇降する機構を説明する。
この機構は、本実施形態に好適に用いることのできるものであり、チェーンホイストを用いて台車10を昇降させる。なお、ここでいうチェーンホイストは、手動式のチェーンホイストである。また、台車10は基台11のみを示している。
図7に示す昇降機構は、台車10の前方側は、図7(a)に示すように、幅方向(図中の左右方向)の両端部に台車10(基台1のみ表示)を昇降させる一対(2台)のチェーンホイスト26L,26Rを接続する。チェーンホイスト26Lとチェーンホイスト26Rは、独立して台車10の昇降を行うことが可能であり、左側のチェーンホイスト26Lだけを巻き上げると台車10の左側がリフトアップし、右側のチェーンホイスト26Rだけを巻き上げると台車10の右側がリフトアップする。チェーンホイスト26L,26Rのそれぞれの巻き上げ量を調整することにより、エンジンマウント2Fのパイロンマウント33に対する平行度を調整する。
チェーンホイスト26L,26Rは、それぞれの上フックが架台20の支柱23A,23Bのフック25に係止されている。
一方、台車10の後方側は、図7(b)に示すように、1台のチェーンホイスト26だけで、昇降が行われる。そのために、台車10には幅方向Wの両端に滑車27L,27Rを設け、かつ、架台20の支柱23C(23D)には位置が固定される係止端28を設ける。そして、チェーンホイスト26の先端に一端が接続され、他端が係止端28に接続される牽引ワイヤ29を設ける。牽引ワイヤ29は滑車27L,27Rに掛け回されており、これにより、台車10はチェーンホイスト26と牽引ワイヤ29により、滑車27L,27Rを介して吊り下げられている。
台車10は、チェーンホイスト26を巻き上げると、牽引ワイヤ29の他端が係止端28に接続されているので、滑車27L,27Rを介してリフトアップすることができる。この昇降の過程で、牽引ワイヤ29と滑車27L,27Rは互いに滑るので、台車10は水平状態を保つことができる。
[実施形態の効果]
次に、本実施形態が奏する効果を説明する。
[ガイド4の使用による効果]
はじめに、本実施形態は、ガイド4F,4Rをエンジンマウント2F,2Rとパイロンマウント33F,33Rに間に装着して、エンジン1をパイロン30に取り付ける。したがって、エンジン1は、ガイド4F,4Rによってパイロン30に対する水平方向の位置決めがなされながらパイロン30に取り付けられるので、エンジンマウント2F,2Rのシェアピン3F,3Rがパイロンマウント33F,33Rのピン受け36F,36Rにスムーズに挿入させることができる。
特に、本実施形態によると、前方側のエンジンマウント2Fとパイロンマウント33Fの間及び後方側のエンジンマウント2Rとパイロンマウント33Fの間のそれぞれにガイドガイド4F,4Rを設けたことにより、前方側におけるシェアピン3Fとピン受け36F及び後方側におけるシェアピン3Rとピン受け36Rの両者の挿入をスムーズに行うことができる。しかも、本実施形態は、シェアピン3F,3Rに近接するようにエンジンマウント2F,2Rとパイロンマウント33F,33Rに間に設けられるので、シェアピン3F,3Rを位置決めする精度が高い。
本実施形態においては、前方側においてはガイド4Fをエンジンマウント2Fに固定し、後方側においてはガイド4Rをパイロンマウント33Rに固定しているが、ガイド4の装着の仕方はこれに限るものでなく任意である。例えば、前方側においてはガイド4Fをパイロンマウント33Fに固定し、後方側においてはガイド4Rをエンジンマウント2Rに固定することができる。
また、ガイド4F,4Rは、水平方向の位置決めを行うことができる限り、その形態が問われることはなく、上述した円柱状の他に、角柱状、平板状など各種形態の部材をガイド4F,4Rとして用いることができる。
[板状ゲージG1〜G5の使用による効果]
次に、本実施形態は、板状ゲージG1〜G5を用いることで、エンジンマウント2F,2Rとパイロンマウント33F,33Rの間の間隔を見かけ上狭くするので、作業員の目視により、両者の平行度を高い精度で確認できる。しかも、平行度の確認を逐次行いながら、エンジン1をパイロン30に取り付ける。このように、エンジン1は、パイロン30に対する鉛直方向の位置決めがなされながらパイロン30に取り付けられるので、エンジンマウント2F,2Rのシェアピン3F,3Rがパイロンマウント33F,33Rのピン受け36F,36Rにスムーズに挿入させることができる。
特に、本実施形態は、厚さの異なる板状ゲージG1〜G5を用い、エンジン1のリフトアップの過程において、エンジンマウント2F,2Rがパイロンマウント33F,33Rに近づくにつれて板厚の厚い板状ゲージG1から順に抜きとる。こうして、エンジンマウント2F,2Rとパイロンマウント33F,33Rの間が近くなるのにつれて、こまめに両者の間の平行度の確認及び調整を行って、シェアピン3F,3Rがピン受け36Fにスムーズに挿入させることができる。
本実施形態において、当初に、板状ゲージG1〜G5をエンジンマウント2とパイロンマウント33の間に介在させたが、本発明はこれに限定されない。例えば、当初に、板状ゲージG1だけをエンジンマウント2とパイロンマウント33の間に介在させて台車10を所定位置までリフトアップ、停止させて、板状ゲージG1を抜き取り、その代わりに板状ゲージG2をエンジンマウント2とパイロンマウント33の間に介在させる。そうしたならば、台車10を所定位置までリフトアップ、停止させて、板状ゲージG2を抜き取り、その代わりに板状ゲージG3をエンジンマウント2とパイロンマウント33の間に介在させる。以後は、以上と同様にして、板状ゲージG4,G5をこの順で挿入し、抜き取ることにより、エンジンマウント2F,2Rとパイロンマウント33の平行度をこまめに確認及び調整を行うことができる。
また、以上の実施形態では、用いる板状ゲージG1〜G5の全ての厚さが異なる例を示したが、本発明はこれに限定されず、同じ厚さの板状ゲージを用い、抜き取る枚数を代えることもできる。最も極端な例として、前述した板状ゲージG5と同程度の厚さの板状ゲージGだけを多数枚用意して、当初はこれを積層体としてエンジンマウント2とパイロンマウント33の間に介在させる。そして、始めに抜き取る板状ゲージGを最大のN枚にし、以降に抜き取る板状ゲージGの枚数を、例えば、1/2N枚,1/4N枚,1/8N枚というように減らしていくこともできる。
[昇降機構による効果]
次に、本実施形態は、エンジン1を載せる台車10の昇降機構として、手動によるチェーンホイスト26L,26Rを用いている。したがって、油圧による駆動装置あるいは電動による駆動装置を用いた自動的な昇降装置に比べると、シェアピン3F,3Rをより確実にピン受け36F,36Rに挿入させることができる。例えば、自動的な昇降装置を用いると、シェアピン3F,3Rとピン受け36F,36Rの間に位置ずれが生じていたとしても、位置ずれが生じたままでシェアピン3F,3Rがピン受け36F,36Rに挿入されるのを避けるのが容易でない。
次に、本実施形態は、後方側においては滑車27L,27Rを介在させことにより、一つのチェーンホイスト26を用いながら、所定角度を維持したままで台車10を昇降させることができる。したがって、後方側においては、チェーンホイスト26だけの調整で足りるので、エンジン1を取り付ける作業の負担を軽減できる。また、前方側が独立して昇降を調整できるチェーンホイスト26L,26Rを用い、後方側は、滑車27L,27R及び牽引ワイヤ29を用いることで前方側のチェーンホイスト26L,26Rの操作量のみで、後方側の横方向の傾き(機体ロール角)を調整するのが容易となる。
ただし、本発明は、後方側についても前方側と同様に、左右の昇降を独立して調整してもかまわずし、また、前方側についても後方側と同様に、滑車27L,27Rを用いて一つのチェーンホイスト26で昇降を調整しても構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
例えば、台車10及び架台20の構成はあくまで一例であり、台車10はエンジン1を保持しかつエンジン1とともに昇降がなされ、また、架台20はエンジン1を載せた台車10を昇降できるのであれば、他の構成を採用することができる。
また、手動の昇降装置としてチェーンホイストを例示したが、他の手動の昇降装置、例えば油圧ジャッキを用いることもできる。
1 エンジン
2F,2R エンジンマウント
3F,3R シェアピン
4F,4R ガイド
4A 軸部
4B 頭部
10 台車
11 基台
12A,12B,12C 支持台
16 フック
20 架台
21 基礎フレーム
23A,23B,23C,23D 支柱
24A,24B,24C,24D 定盤
25 フック
26L,26R チェーンホイスト
27L,27R 滑車
28 係止端
29 牽引ワイヤ
30 パイロン
33,33F,33R パイロンマウント
34,35 軸孔
36F,36R ピン受け
G1〜G5 板状ゲージ
U 溝

Claims (11)

  1. 航空機のエンジンを取り付け対象であるパイロンに向けてリフトアップして、所定位置に達したならば、前記パイロンに前記エンジンを固定する航空機エンジンの取り付け方法において、
    前記パイロンに対して、前記エンジンの水平方向の位置決めを行うガイドを、前記エンジンの前方及び後方のそれぞれに設ける、
    ことを特徴とする航空機エンジンの取り付け方法。
  2. 前記エンジンは、前記エンジンによる推進力を前記パイロンに伝達するシェアピンを備え、
    前記パイロンは、前記シェアピンが嵌入されるピン受けを備え、
    前記ガイドは、前記シェアピンに近接して設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の航空機エンジンの取り付け方法。
  3. 前記エンジンは、前記シェアピンを備えるエンジンマウントを備え、
    前記パイロンは、前記ピン受けを備えるパイロンマウントを備え、
    前記ガイドは、前記エンジンマウントとパイロンマウントの間に架け渡されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の航空機エンジンの取り付け方法。
  4. 前記リフトアップの過程において、
    前記エンジンマウントと前記パイロンマウントとの間に、前記エンジンマウント又は前記パイロンマウントとの平行度を確認する板状ゲージを介在させる、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の航空機エンジンの取り付け方法。
  5. 厚さの異なる複数種の板状ゲージを用いる、
    ことを特徴とする、請求項4に記載の航空機エンジンの取り付け方法。
  6. 当初に、厚さの異なる複数種の前記板状ゲージを積層して、前記エンジンマウントと前記パイロンマウントとの間に介在させ、
    前記エンジンのリフトアップの程度に応じて、厚さの厚い前記板状ゲージを順に抜き取る、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の航空機エンジンの取り付け方法。
  7. 当初に、第1板状ゲージを前記エンジンマウントと前記パイロンマウントとの間に介在させ、前記エンジンを所定量だけリフトアップしてから第1板状ゲージを抜き取り、その代わりに、前記第1板状ゲージよりも厚い第2板状ゲージを前記エンジンマウントと前記パイロンマウントとの間に介在させ、前記エンジンを所定量だけリフトアップしてから第2板状ゲージを抜き取る、という手順を必要な回数だけ繰り返す、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の航空機エンジンの取り付け方法。
  8. 航空機のエンジンを取り付け対象であるパイロンに向けてリフトアップして、所定位置に達したならば、前記パイロンに前記エンジンを固定する航空機エンジンの取り付け方法において、
    前記エンジンは、前記パイロンとの固定に供されるエンジンマウントを備え、
    前記パイロンは、前記エンジンマウントとの固定に供されるパイロンマウントを備え、
    前記リフトアップの過程において、
    前記エンジンマウントと前記パイロンマウントとの間に、前記エンジンマウント又は前記パイロンマウントとの平行度を確認する板状ゲージを介在させる、
    ことを特徴とする航空機エンジンの取り付け方法。
  9. 厚さの異なる複数種の板状ゲージを用いる、
    ことを特徴とする、請求項8に記載の航空機エンジンの取り付け方法。
  10. 当初に、厚さの異なる複数種の前記板状ゲージを積層して、前記エンジンマウントと前記パイロンマウントとの間に介在させ、
    前記エンジンのリフトアップの程度に応じて、厚さの厚い前記板状ゲージを順に抜き取る、
    ことを特徴とする、請求項9に記載の航空機エンジンの取り付け方法。
  11. 当初に、第1板状ゲージを前記エンジンマウントと前記パイロンマウントとの間に介在させ、前記エンジンを所定量だけリフトアップしてから第1板状ゲージを抜き取り、その代わりに、前記第1板状ゲージよりも厚い第2板状ゲージを前記エンジンマウントと前記パイロンマウントとの間に介在させ、前記エンジンを所定量だけリフトアップしてから第2板状ゲージを抜き取る、という手順を必要な回数だけ繰り返す、
    ことを特徴とする、請求項9に記載の航空機エンジンの取り付け方法。
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