JP2016043367A - インゴット予熱装置及びインゴット予熱方法 - Google Patents

インゴット予熱装置及びインゴット予熱方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インゴット材を最適な加熱条件にて加熱することができるインゴット予熱装置を提供する。
【解決手段】インゴット予熱装置1は、インゴット材としてのアルミインゴット2を加熱する加熱装置17と、アルミインゴット2の厚みを測定する厚み測定レーザセンサ30と、該厚み測定レーザセンサ30からの測定結果に基づいて、加熱装置17による加熱条件を制御する制御装置19とを備え、厚み測定レーザセンサ30からの測定結果により、制御装置19により加熱装置17による加熱条件を制御することができるので、アルミインゴット2の重量に基づいて加熱装置17による加熱条件を制御していた従来よりも、アルミインゴット2の薄厚部分の溶損や厚肉部分における加熱不足を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイカスト鋳造装置に採用されるインゴット予熱装置、すなわち保持炉に投入する前に、インゴット材、例えばアルミインゴットを予め加熱するインゴット予熱装置、及インゴット予熱方法に関するものである。
一般的に、ダイカスト鋳造装置は、アルミインゴットを予め加熱する加熱装置を備えた加熱炉と、該加熱装置によって加熱されたアルミインゴットを溶解する保持炉と、該保持炉の溶湯が供給されて鋳造品を成形するダイカストマシンとを備えている。通常、保持炉には、新規(未加熱)のアルミインゴットを迅速に溶解するための溶融性能を有する加熱装置は備えられていない。このために、保持炉の周辺に加熱炉を配置して、加熱炉内の加熱装置にて、アルミインゴットを予め溶融温度付近まで加熱して、高温度になったアルミインゴットを保持炉に投入して、所定温度の溶湯まで溶解するようにしている(特許文献1参照)。
そこで、アルミインゴットを加熱装置にて加熱する際、保持炉における溶融性向上のためアルミインゴットの予熱温度は高いほうが良いが、アルミインゴットを過剰に加熱すると、溶損してしまい加熱装置から保持炉に搬送できなくなる。一方、アルミインゴットへの加熱が不足すると、保持炉の溶融性能から溶湯温度の低下につながり不都合が発生する虞がある。このために、従来では、アルミインゴットの重量を測定して、その重量に基づいて加熱装置による加熱条件を制御して加熱していた。
特開2002−160050号公報
しかしながら、従来のようにアルミインゴットの重量を測定するには、加熱炉に搬送されてくるアルミインゴットを一時的に停止させる必要があり、時間的ロスが発生する。しかも、アルミインゴットは形状にバラツキがあり長手方向に沿って凹形状や凸形状に成形されており、重量が同じであっても肉厚が均一ではないために、アルミインゴットの重量に基づく加熱条件で加熱した場合、薄肉部分にて溶損したり、厚肉部分にて加熱不足が発生する可能性があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、保持炉に投入する前に、インゴット材を最適な加熱条件にて加熱することができるインゴット予熱装置及びインゴット予熱方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のインゴット予熱装置は、インゴット材を加熱する加熱装置と、インゴット材の厚みを測定する厚み測定手段と、該厚み測定手段による測定結果に基づいて、前記加熱装置による加熱条件を制御する制御装置と、を備えることを特徴としている。
また、本発明のインゴット予熱方法は、インゴット材の厚みを複数箇所測定する厚み測定ステップと、該厚み測定ステップによる測定結果に基づいて加熱条件を設定して、インゴット材を当該加熱条件にて設定温度まで加熱する加熱ステップと、を含むことを特徴としている。
これにより、保持炉に投入する前に、インゴット材を最適な加熱条件にて加熱することができる。
なお、本発明のインゴット予熱装置及びインゴット予熱方法の各種態様およびそれらの作用については、以下の発明の態様の項において詳しく説明する。
(発明の態様)
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。なお、各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付して、必要に応じて他の項を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載、実施の形態等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要件を付加した態様も、また、各項の態様から構成要件を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
(1)鋳造用のインゴット材を溶解する保持炉に投入する前に、インゴット材を予め加熱するインゴット予熱装置であって、前記インゴット材を加熱する加熱装置と、前記インゴット材の厚みを測定する厚み測定手段と、該厚み測定手段による測定結果に基づいて、前記加熱装置による加熱条件を制御する制御装置と、を備えることを特徴とするインゴット予熱装置(請求項1の発明に相当)。
(1)項のインゴット予熱装置では、例えば、インゴット材は断面台形状で所定長さを有しており、厚み測定手段により、例えば、長手方向中央部位と長手方向端部の少なくとも2箇所の厚みを測定して、制御装置により、その2箇所の厚みの平均値を算出して、該平均値に基づいて加熱条件を制御することができる。これにより、インゴット材の薄肉部位における溶損を抑制することができる共に、厚肉部位における加熱不足を抑制することができる。なお、インゴット材は長手方向に沿って凹形状または凸形状に成形されている場合が多く、インゴット材の長手方向略中央位置の厚みを1箇所測定すると共にその測定結果を基準値と比較することで、インゴット材が凹形状または凸形状であるかを判定して、凹形状または凸形状に即した加熱条件で加熱することも可能である。
(2)前記厚み測定手段により、前記インゴット材の複数箇所の厚みを測定することを特徴とする(1)項に記載のインゴット予熱装置(請求項2の発明に相当)。
(2)項のインゴット予熱装置では、インゴット材の厚み方向に沿った形状を精度良く把握することができる。
(3)前記厚み測定手段では、前記加熱装置を備えた加熱炉への搬送途中のインゴット材に対してその厚みを測定することを特徴とする(1)項または(2)項に記載のインゴット予熱装置。
(3)項のインゴット予熱装置では、厚み測定手段による厚み測定のための時間的ロスを無くすことができる。
(4)前記制御装置では、前記厚み測定手段の測定結果に基づき、前記インゴット材の薄肉部位における加熱条件と、その厚肉部位における加熱条件とを相違させることを特徴とする(2)項または(3)項に記載のインゴット予熱装置(請求項3の発明に相当)。
(4)項のインゴット予熱装置では、薄肉部位における溶損を抑制することができる共に、厚肉部位における加熱不足を抑制することができる。
(5)前記加熱装置には、前記制御装置による加熱条件を相違できる複数の加熱ゾーンが設けられることを特徴とする(4)項に記載のインゴット予熱装置(請求項4の発明に相当)。
(5)項のインゴット予熱装置では、複数の加熱ゾーンにより、インゴット材の複数部位への加熱条件をそれぞれ相違させることができる。
(6)前記各加熱ゾーンは、棒状部材のインゴット材の長手方向に沿って複数備えられることを特徴とする(5)項に記載のインゴット予熱装置。
(6)項のインゴット予熱装置では、インゴット材はその形状が長手方向に沿って凹形状または凸形状に形成されている場合が多く、容易にインゴット材の薄肉部位における加熱条件と、厚肉部位における加熱条件とを相違させることが可能になる。
(7)前記制御装置では、前記厚み測定手段からの測定結果に基づき、インゴット材が長手方向に沿って凹形状または凸形状に形成されているか否かを判定して、凹形状及び凸形状にてそれぞれの加熱条件を相違させることを特徴とする(1)項〜(3)項のいずれかに記載のインゴット予熱装置。
(7)項のインゴット予熱装置では、(1)項の作用効果と同様に、薄肉部位における溶損を抑制することができる共に、厚肉部位における加熱不足を抑制することができる。
(8)前記加熱装置によって加熱された後のインゴット材の予熱温度を測定する温度測定手段を備えることを特徴とする(1)項〜(7)項のいずれかに記載のインゴット予熱装置(請求項5の発明に相当)。
(8)項のインゴット予熱装置では、インゴット材を加熱装置にて加熱後保持炉に投入する前に、温度測定手段によりインゴット材の予熱温度を測定して、その予熱温度が設定温度に到達したか否かを判定することができる。
(9)前記制御装置は、前記温度測定手段からのインゴット材の予熱温度の測定結果に基づいて、その予熱温度が設定温度に到達したか否かを判定して、その判定結果が不合格の場合、継続する加熱条件を算出して、該加熱条件にて前記加熱装置より加熱を継続することを特徴とする(8)項に記載のインゴット予熱装置。
(9)項のインゴット予熱装置では、保持炉内へ、予熱温度が設定温度に到達したインゴット材だけが投入されて溶解されるので、保持炉内でのインゴット材の溶解性が向上する。
(10)前記加熱装置で加熱される前に、前記インゴット材の重量を測定する重量測定装置を備え、前記制御装置では、前記厚み測定手段及び前記重量測定装置による測定結果に基づいて前記加熱装置による加熱条件を制御することを特徴とする(1)項〜(9)項のいずれかに記載のインゴット予熱装置。
(10)項のインゴット予熱装置では、インゴット材の重量及び形状に即した加熱条件で加熱することができる。
(11)鋳造用のインゴット材を溶解する保持炉に投入する前に、インゴット材を予め加熱するインゴット予熱方法であって、前記インゴット材の厚みを複数箇所測定する厚み測定ステップと、該厚み測定ステップによる測定結果に基づいて加熱条件を設定して、前記インゴット材を当該加熱条件にて設定温度まで加熱する加熱ステップと、を含むことを特徴とするインゴット予熱方法(請求項6の発明に相当)。
(12)前記加熱ステップは、前記インゴット材を加熱条件で加熱した後、該インゴットが設定温度に到達したか否かを判定する温度到達判定ステップを含むことを特徴とする(11)項に記載のインゴット予熱方法。
(11)項及び(12)項のインゴット予熱方法では、インゴット材の薄肉部位における溶損を抑制することができる共に、厚肉部位における加熱不足を抑制することができ、しかも、保持炉内へ、予熱温度が設定温度に到達したインゴット材だけが投入されて溶解されるので、保持炉内でのインゴット材の溶解性が向上する。
本発明によれば、インゴット材を最適な加熱条件にて加熱することができるインゴット予熱装置及びインゴット予熱方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るインゴット予熱装置を含むダイカスト鋳造装置の概略図である。 図2は、2つの厚み測定レーザセンサによりアルミインゴットの厚みを測定する様子を示す図である。 図3は、1つの厚み測定レーザセンサによりアルミインゴットの厚みを測定する様子を示す図である。 図4は、加熱炉へのアルミインゴットの供給方法を説明するための図である。 図5は、加熱装置による加熱ゾーンが1箇所である場合における制御装置の加熱条件の制御フローを示す図である。 図6は、加熱装置による加熱ゾーンが3箇所である場合における制御装置の加熱条件の制御フローを示す図である。 図7は、アルミインゴットの厚みに対する各加熱ゾーンの加熱条件を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図1〜図7に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係るインゴット予熱装置1は、ダイカスト鋳造装置50の構成に含まれるものである。ダイカスト鋳造装置50は、図1に示すように、鋳造用のインゴット材として、例えばアルミインゴット2を予め加熱するインゴット予熱装置1と、該インゴット予熱装置1によって加熱されたアルミインゴット2を投入して溶解する保持炉3と、該保持炉3の溶湯が供給されて鋳造品を成形するダイカストマシン4と、アルミインゴット2の加熱炉16からの保持炉3への投入や、アルミインゴット2の保持炉3内での溶融工程等を制御する工程盤5とが備えられる。なお、アルミインゴット2を加熱炉16内から保持炉3内に投入する際にはロボットハンド10が採用されている。該ロボットハンド10は、該ロボットハンド10の駆動を制御するロボット制御盤11に電気的に接続される。該ロボット制御盤11は工程盤5に電気的に接続され、工程盤5からの信号によりロボットハンド10の駆動を制御する。
そして、本インゴット予熱装置1は、厚み測定手段15、温度測定手段18及び制御装置19を備えることで、加熱炉16内の加熱装置17にて、アルミインゴット2の様々な形状、特に長手方向に沿う凹形状や凸形状に対して、それぞれ最適な加熱条件で加熱して保持炉3に投入するものである。なお、アルミインゴット2は、図2(a)から解るように、基本的に、断面台形状で所定長さを有する形状に成形されている。本インゴット予熱装置1は、保持炉3に近接して配置される。具体的に、本インゴット予熱装置1は、アルミインゴット2の厚みを測定する厚み測定手段15と、加熱炉16内に備えられ、アルミインゴット2を加熱する加熱装置17と、加熱装置17によって加熱された後のアルミインゴット2の予熱温度を測定する温度測定手段18と、厚み測定手段15からの測定結果に基づいて加熱装置17による加熱条件を制御すると共に、温度測定手段18からの測定結果により予熱温度が設定温度に到達しているか否かを判定する制御装置19とを備えて構成される。
図2及び図3に示すように、厚み測定手段15は、非接触センサーである厚み測定レーザセンサ30で構成される。図4も参照して、アルミインゴット2は、インゴット供給装置25の搬送ローラ26上を加熱炉16に向かって移動しており、厚み測定レーザセンサ30は、アルミインゴット2の上方、すなわち搬送ローラ26の上方に配置される。なお、インゴット供給装置25は、加熱炉16に隣接して配置されている。インゴット供給装置25には加熱炉16に向かって延びる搬送ローラ26が備えられる。該搬送ローラ26は加熱炉16に向かって下方傾斜している。多数のアルミインゴット2が、インゴット供給装置25の収容部位に上下方向に沿って複数段に亘って収容されている。そして、インゴット供給装置25により任意のアルミインゴット2が搬送ローラ26上に搬出されて、断面台形状の長辺側が上方を向く姿勢で搬送ローラ26上を加熱炉16内に向かって移動する。
そして、例えば、図2に示すように、アルミインゴット2がその短手方向に沿う方向(白抜矢印の方向)で搬送される際には、厚み測定レーザセンサ30をアルミインゴット2(搬送ローラ26)の上方で、長手方向略中央部位及び長手方向端部が通過する位置の2箇所に配置する。そして、一方の厚み測定レーザセンサ30により、アルミインゴット2の長手方向略中央部位の厚みTを短手方向に沿って複数箇所測定する。また、他方の厚み測定レーザセンサ30により、アルミインゴット2の長手方向端部の厚みTを短手方向に沿って複数箇所測定する。なお、厚み測定レーザセンサ30をアルミインゴット2の上方で、長手方向略中央部位及び長手方向両端部が通過する位置の3箇所に配置しても良く、3箇所以上配置してもよい。
また、図3に示すように、アルミインゴット2がその長手方向に沿う方向(白抜矢印の方向)で搬送される際には、厚み測定レーザセンサ30をアルミインゴット2の上方で、短手方向略中央部位が通過する位置の1箇所に配置する。そして、厚み測定レーザセンサ30により、アルミインゴット2の短手方向略中央部位の厚みTを長手方向に沿って複数箇所測定する。なお、厚み測定レーザセンサ30をアルミインゴット2の上方で、短手方向略中央部位及び短手方向端部が通過する位置の2箇所に配置しても良く、2箇所以上配置してもよい。また、本実施形態では、アルミインゴット2の短手方向両端部の傾斜部分の厚みは適用しない。
加熱炉16内に加熱装置17が備えられている。該加熱装置17は、例えば、図示はしないが、アルミインゴット2を支持する支持部材と、該支持部材の上面に設けられ、火炎を放射させるバーナ口と、該バーナ口に連通されるガス供給源とから構成される。また、加熱装置17は、アルミインゴット2を加熱する加熱ゾーンが1つ存在するもの、あるいは、アルミインゴット2を加熱する加熱ゾーンがアルミインゴット2の長手方向に沿って複数存在するもののいずれかが採用される。すなわち、加熱ゾーンが1つのものは、支持部材の上面に1つのバーナ口が設けられ、該バーナ口に対応する調整バルブが設けられる。そして、この調整バルブの開度によりバーナ口からの火炎量を調整する。
また、加熱ゾーンがアルミインゴット2の長手方向に沿って複数存在するものは、支持部材の上面にアルミインゴット2の長手方向に沿って間隔を置いて複数のバーナ口が設けられ、各バーナ口に対応する調整バルブがそれぞれ設けられる。そして、各調整バルブの開度をそれぞれ調整することで各バーナからの火炎量を調整する。
温度測定手段18は、複数の放射温度計31で構成される。該各放射温度計31により、加熱装置17で加熱された後のアルミインゴット2の任意の複数部位の予熱温度を測定する。各放射温度計31は制御装置19と電気的に接続されており、各放射温度計31からの測定結果が制御装置19に伝達される。
本実施形態では、制御装置19は工程盤5内に備えられている。但し、制御装置19を工程盤5と別体に備え、制御装置19と工程盤5とを電気的に接続しても良い。制御装置19には、厚み測定手段15(厚み測定レーザセンサ30)、温度測定手段18(放射温度計31)及び加熱炉16内の加熱装置17がそれぞれ電気的に接続される。制御装置19は、1つまたは複数の厚み測定レーザセンサ30からの測定結果に基づき、加熱炉16内の加熱装置17において、アルミインゴット2に対する最適な加熱条件を制御する機能を含むものである。
そして、アルミインゴット2への加熱条件を制御する制御装置19の制御フローを図5〜図7に基づいて説明する。まず、加熱装置17において加熱ゾーンが1箇所である場合の制御装置19の制御フローを図5に基づいて説明する。
まず、ステップS1において、制御装置19に、厚み測定レーザセンサ30からの測定結果が伝達される。続いて、ステップS2において、厚み測定レーザセンサ30からの測定結果から厚みTの最大値と最小値とを検出する。続いて、ステップS3において、最大値と最小値との差が算出され、その値が所定値より大きければステップS4に進み、所定値以下であればステップS5に進む。
次に、ステップS4では、厚み測定レーザセンサ30からの測定結果により、アルミインゴット2の形状が長手方向に沿って凹形状または凸形状のいずれかであるかが判定され、凹形状であると判定されるとステップS5に進み、凸形状であると判定されるとステップS6に進む。そして、ステップS5では、厚みTの最大値と最小値とから平均値を算出して、厚みTの平均値に基づいて加熱条件(熱量)が制御される。すなわち、その平均値に基づいて加熱時間及び火炎量(調整バルブの開度)がそれぞれ制御される。一方、ステップS6では、厚みTの最小値に基づいて加熱条件(熱量)が制御される。すなわち、最小値に基づいて加熱時間及び火炎量(調整バルブの開度)がそれぞれ制御される。なお、加熱条件の制御方法は、加熱時間を一定として火炎量の大きさを制御する制御方法か、あるいは火炎量の大きさを一定として加熱時間を制御する制御方法が主に採用されている。その他の制御方法として、加熱時間の経過に伴って火炎量を増加または減少させるように制御する制御方法も採用することができる。
次に、加熱装置17において加熱ゾーンが複数箇所ある場合の制御装置19の制御フローを図6及び図7に基づいて説明する。なお、本実施形態では、加熱ゾーン1、2、3は、アルミインゴット2の長手方向に沿って3箇所形成される。
まず、ステップS1において、制御装置19に、厚み測定レーザセンサ30からの測定結果が伝達される。続いて、ステップS2において、厚み測定レーザセンサ30からの測定結果から厚みTの最大値と最小値とを検出する。続いて、ステップS3において、厚みTの最大値と最小値との差が算出され、その値が所定値より大きければステップS5に進み、所定値以下であればステップS4に進む。
次に、ステップS4では、厚みTの最大値と最小値とから平均値を算出して、その平均値に基づいて加熱条件が制御される。このステップS4では、各加熱ゾーン1、2、3の加熱条件は全て同一である。また、ステップS5では、ステップS4と同様に厚みTの最大値と最小値とから平均値を算出して、その平均値に基づいて加熱条件(熱量)が制御されるが、このステップS5では、各加熱ゾーン1、2、3の加熱条件が相違している。すなわち、アルミインゴット2の形状が長手方向に沿う凸形状または凹形状の場合には、例えば、図7に示すように、平均値がA以下(平均値≦A)の場合、加熱ゾーン1では加熱条件1−1、加熱ゾーン2では加熱条件1−2、加熱ゾーン3では加熱ゾーン1と同様に加熱条件1−1となる。平均値がA〜B(A<平均値<B)の場合は、加熱ゾーン1では加熱条件2−1、加熱ゾーン2では加熱条件2−2、加熱ゾーン3では加熱ゾーン1と同様に加熱条件2−1となる。平均値がB以上(B≦平均値)の場合は、加熱ゾーン1では加熱条件3−1、加熱ゾーン3では加熱条件3−2、加熱ゾーン3では加熱ゾーン1と同様に加熱条件3−1となる。さらに、加熱条件1−1による熱量<加熱条件2−1による熱量<加熱条件3−1による熱量に設定され、加熱条件1−2による熱量<加熱条件2−2による熱量<加熱条件3−2による熱量に設定される。特に、アルミインゴット2の形状が長手方向に沿う凹形状の場合には、加熱ゾーン1、3の範囲がアルミインゴット2の厚肉部位となり、加熱ゾーン2の範囲がアルミインゴット2の薄肉部位となる。そして、平均値がA以下(平均値≦A)の場合、加熱条件1−2による熱量<加熱条件1−1による熱量となり、平均値がA〜B(A<平均値<B)の場合、加熱条件2−2による熱量<加熱条件2−1による熱量となり、平均値がB以上(B≦平均値)の場合、加熱条件3−2による熱量<加熱条件3−1による熱量となる。一方、アルミインゴット2の形状が長手方向に沿う凸形状の場合には、加熱ゾーン1、3の範囲がアルミインゴット2の薄肉部位となり、加熱ゾーン2の範囲がアルミインゴット2の厚肉部位となる。そして、平均値がA以下(平均値≦A)の場合、加熱条件1−1による熱量<加熱条件1−2による熱量となり、平均値がA〜B(A<平均値<B)の場合、加熱条件2−1による熱量<加熱条件2−2による熱量となり、平均値がB以上(B≦平均値)の場合、加熱条件3−1による熱量<加熱条件3−2による熱量となる。
また、制御装置19は、加熱装置17によるアルミインゴット2の加熱後、各放射温度計31により測定されたアルミインゴット2の任意の複数部位の予熱温度が設定温度に到達しているか否かを判定する機能を有している。また、制御装置19は、各放射温度計31からの測定結果が不合格である(予熱温度が設定温度に到達していない)と判定されると、継続する加熱条件が算出されて、当該加熱条件にて加熱装置17よる加熱が継続されるように制御する。
次に、本発明の実施の形態に係るインゴット予熱装置1を使用したインゴット予熱方法を説明する。
まず、アルミインゴット2は、インゴット供給装置25の搬送ローラ26上を移動して加熱炉16内の加熱装置17に搬送される。続いて、アルミインゴット2が搬送ローラ26上を加熱炉16に向かって移動している途中に、1つまたは複数の厚み測定レーザセンサ30によりその厚みが複数箇所測定される(厚み測定ステップ)。続いて、制御装置19に、厚み測定レーザセンサ30からの測定結果が伝達される。
次に、制御装置19では、厚み測定レーザセンサ30からの測定結果に基づき、上述した制御フローにより加熱装置17による最適な加熱条件が制御される。そして、加熱炉16内にて、アルミインゴット2が加熱装置17により当該加熱条件にて加熱される(加熱ステップ)。
次に、加熱装置17における加熱が終了した時点で、加熱炉16内のアルミインゴット2の任意の複数部位の予熱温度を各放射温度計31により測定する。続いて、制御装置19に各放射温度計31からの測定結果が伝達される。続いて、制御装置19では、各放射温度計31からの測定結果に基づいて、その予熱温度が設定温度に到達しているか否かを判定する(温度到達判定ステップ)。すなわち、各放射温度計31にて測定された複数部位の予熱温度の平均値または最小値が設定温度に到達していると判定されると、制御装置19から工程盤5を経由してロボット制御盤11にその信号が伝達されて、ロボットハンド10によりアルミインゴット2が加熱炉16の加熱装置17から保持炉3内に移動される。一方、各放射温度計31で測定された複数部位の予熱温度の平均値または最小値が設定温度に到達していないと判定されると、継続する加熱条件が算出されて、当該加熱条件にて加熱装置17よる加熱が継続される。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るインゴット予熱装置1では、加熱炉16内に配置され、アルミインゴット2を加熱する加熱装置17と、アルミインゴット2の厚みを測定する厚み測定手段15である1つまたは複数の厚み測定レーザセンサ30と、該厚み測定レーザセンサ30からの測定結果に基づいて、加熱装置17による加熱条件を制御する制御装置19とを備え、厚み測定レーザセンサ30からの測定結果により、制御装置19により加熱装置17による加熱条件を制御することができるので、アルミインゴット2の重量に基づいて加熱装置17による加熱条件を制御していた従来よりも、アルミインゴット2の薄厚部分の溶損や厚肉部分における加熱不足を抑制することができる。
また、本発明の実施形態に係るインゴット予熱装置1では、加熱炉16内の加熱装置17に、アルミインゴット2の長手方向に沿って複数の加熱ゾーンを設け、制御装置19では、厚み測定レーザセンサ30の測定結果に基づき、アルミインゴット2の薄肉部位に対応する加熱ゾーンの加熱条件と、その厚肉部位に対応する加熱ゾーンの加熱条件とを相違させることができる。これにより、アルミインゴット2において、加熱装置17による加熱時、その薄肉部位における溶損を確実に抑制することができる共に、その厚肉部位における加熱不足を確実に抑制することができる。
さらに、本発明の実施形態に係るインゴット予熱装置1では、温度測定手段18として複数の放射温度計31を備えているので、アルミインゴット2を加熱炉16内の加熱装置17により加熱後保持炉3に投入される直前に、各放射温度計31によりアルミインゴット2の予熱温度を測定して、その予熱温度が制御装置19に伝達されて、該制御装置19にて、その予熱温度が設定温度に到達したか否かを判定することができる。そして、その予熱温度が設定温度に到達したアルミインゴット2だけが保持炉3内に投入されるので、保持炉3内でのアルミインゴット2の溶解性が向上する。
なお、本発明の実施形態に係るインゴット予熱装置1では、制御装置19により、厚み測定レーザセンサ30からの測定結果に基づいて、加熱装置17による加熱条件を制御するように構成されているが、加熱装置17で加熱される前に、アルミインゴット2の重量を測定する重量測定手段を備え、制御装置19にて、厚み測定レーザセンサ30及び重量測定装置からの測定結果に基づいて加熱装置17による加熱条件を制御するように構成することもできる。
また、本発明の実施形態に係るインゴット予熱装置1では、厚み測定レーザセンサ30によりアルミインゴット2の複数箇所の厚みを測定して、制御装置19により、アルミインゴット2の複数箇所の厚みに基づいて、加熱装置17による加熱条件を設定しており、最良の実施形態であるが、アルミインゴット2の長手方向略中央位置の厚みを1箇所測定してその測定結果に基づいて、アルミインゴット2が凹形状または凸形状であるかを判定して、凹形状または凸形状に即した加熱条件を制御することもできる。
さらに、本発明の実施形態に係るインゴット予熱装置1では、加熱装置17による加熱ゾーンがアルミインゴット2の長手方向に沿って複数存在するように構成されているが、格子状に複数存在するように構成してもよい。
さらにまた、本発明の実施形態に係るインゴット予熱装置1では、インゴット材としてアルミインゴット2を適用した実施形態を説明したが、他のインゴット材、例えばマグネシウムインゴットを適用することもできる。
1 インゴット予熱装置,2 アルミインゴット(インゴット材),3 保持炉,15 厚み測定手段,16 加熱炉,17 加熱装置,18 温度測定手段,19 制御装置,30 厚み測定レーザセンサ,31 放射温度計

Claims (6)

  1. 鋳造用のインゴット材を溶解する保持炉に投入する前に、インゴット材を予め加熱するインゴット予熱装置であって、
    前記インゴット材を加熱する加熱装置と、
    前記インゴット材の厚みを測定する厚み測定手段と、
    該厚み測定手段による測定結果に基づいて、前記加熱装置による加熱条件を制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とするインゴット予熱装置。
  2. 前記厚み測定手段により、前記インゴット材の複数箇所の厚みを測定することを特徴とする請求項1に記載のインゴット予熱装置。
  3. 前記制御装置では、前記厚み測定手段の測定結果に基づき、前記インゴット材の薄肉部位における加熱条件と、その厚肉部位における加熱条件とを相違させることを特徴とする請求項1または2に記載のインゴット予熱装置。
  4. 前記加熱装置には、前記制御装置による加熱条件を相違できる複数の加熱ゾーンが設けられることを特徴とする請求項3に記載のインゴット予熱装置。
  5. 前記加熱装置によって加熱された後のインゴット材の予熱温度を測定する温度測定手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインゴット予熱装置。
  6. 鋳造用のインゴット材を溶解する保持炉に投入する前に、インゴット材を予め加熱するインゴット予熱方法であって、
    前記インゴット材の厚みを複数箇所測定する厚み測定ステップと、
    該厚み測定ステップによる測定結果に基づいて加熱条件を設定して、前記インゴット材を当該加熱条件にて設定温度まで加熱する加熱ステップと、
    を含むことを特徴とするインゴット予熱方法。
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